JP2012056423A - 弾性チューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車や自動車のタイヤ内のチューブ等の弾性チューブにおいて、チューブの中空部内に隔壁を設けても、1つの注入口のみから空気を注入することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】気体を収容可能な中空部11を有する筒状に形成されるとともに弾性変形可能な材料により形成され、中空部11内に気体を密封可能な弾性チューブであって、長手方向端部2a,2bに、中空部11内に気体を注入するための注入口12が形成され、中空部11を形成する内周面を押圧した状態で且つ内周面と連結されることなく中空部11内に配置されて、中空部11内を仕切る隔壁部材3を備える。中空部内に隔壁部材が配置されているため、圧縮圧力を、注入口栓に到達する前に、隔壁部材により低減することができる。これにより、中空部内に隔壁部材を設けない弾性チューブと比較して、注入口栓を強固に注入口内に取り付ける必要がなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、弾性変形可能な材料により形成された弾性チューブに関する。
弾性変形可能な材料により形成された弾性チューブ(例えば、自転車や自動車のタイヤ内のチューブ等)が広く一般に利用されている。このような弾性チューブにおいて、従来、中空部内に隔壁を設け、中空部内に複数の空気室を設けたチューブが知られている(例えば、特許文献1を参照)。これにより、ある1つの空気室で空気漏れが発生しても、他の空気室で空気が洩れるのを防止することができる。
特開平6−270604号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のチューブでは、中空部内に隔壁をチューブの内周面に固定した状態で設置しているために、空気室毎に空気注入口を設けて、空気室内に空気を注入する必要があるという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、チューブの中空部内に隔壁を設けても、1つの空気注入口のみから空気を注入することを可能にする技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の発明は、気体を収容可能な中空部を有する筒状に形成されるとともに弾性変形可能な材料により形成され、中空部内に気体を密封可能な弾性チューブであって、長手方向端部に、中空部内に気体を注入するための注入口が形成され、弾性変形可能な材料により形成され、中空部を形成する内周面を押圧した状態で且つ内周面と連結されることなく中空部内に配置されて、中空部内を仕切る隔壁部材を備えることを特徴とする。
このように構成された弾性チューブでは、中空部内に隔壁部材が配置されることで、中空部が隔壁部材により複数の領域に分割される。そして、隔壁部材は、中空部を形成する内周面を押圧した状態で内周面と連結されることなく中空部内に配置されている。すなわち、隔壁部材は、内周面に固定された状態で設置されているのではない。このため、弾性チューブの長手方向一端側に形成されている注入口から気体を注入すると、この注入圧力により、隔壁部材が弾性チューブ内周面を押圧して隙間がない状態から、隔壁部材と弾性チューブ内周面との間に隙間が形成された状態に変化し、弾性チューブの一端側から中空部内に注入される気体は、この隙間を通って、弾性チューブの長手方向他端側に向かって移動する。これにより、弾性チューブの長手方向一端側の注入口から、弾性チューブの中空部内全体にわたって気体を注入することができる。
また、弾性チューブの外周側から内周側に向けて弾性チューブの一部に力を加えることにより、弾性チューブの一部分を圧縮して潰すと、この中空部内の気体は、弾性チューブの長手方向一端側および他端側に移動しようとするため、注入口を塞いでいる栓(以下、注入口栓ともいう)に、その圧縮圧力が掛かり、これにより、注入口栓が注入口から抜けてしまうおそれがある。このため、弾性チューブの一部が潰された時に、注入口栓が抜けないように、注入口栓を強固に注入口内に取り付ける必要がある。
しかし、請求項1に記載の弾性チューブでは、中空部内に隔壁部材が配置されているため、上記の圧縮圧力を、注入口栓に到達する前に、隔壁部材により低減することができる。これにより、中空部内に隔壁部材を設けない弾性チューブと比較して、注入口栓を強固に注入口内に取り付ける必要がなくなる。
また、請求項1に記載の弾性チューブにおいては、請求項2に記載のように、円筒状または円錐台状に形成された弾性部材の円周面から円筒軸に向かう直径方向に沿って、この弾性部材の直径の一部または全部を切断し、この切断面が互いに接するように構成された円筒状部材を備え、円筒状部材は、円周面が注入口の内周面を押圧する状態で注入口内に配置されることにより、注入口を塞ぐようにするとよい。
このように構成された弾性チューブでは、円筒状部材を注入口に取り付けた後に、切断面と切断面との間に、エアポンプのノズルを挿入し、弾性チューブの中空部内に気体を注入することができる。すなわち、ノズルを挿入することができる部分は、線状に形成されている。このため、1つの円筒状部材を注入口に取り付けてノズルの径と同程度の径を有するノズル挿入口を設けるという一般的に考えられる注入口栓と比べて、ノズルを挿入することができる領域が広くなり、ノズルを挿入し易くなる。なお、上記の一般的に考えられる注入口栓において、ノズル挿入口の径が小さいとノズルをノズル挿入口に挿入しにくくなり、径が大きいとノズルを抜き去った後に空気の気密性が悪化する。
一方、切断面と切断面との間にノズルを挿入した場合の気密性は、上記の一般的に考えられる注入口栓のノズル挿入口にノズルを挿入した場合よりも高く、弾性チューブの弾性保持効果が大きい。
ゴムチューブ1、隔壁部材3、及び栓4の斜視図である。 ゴムチューブ1の作製工程の説明図である。 足裏パッド80の平面図及び膝パッド90の斜視図である。 松葉杖100の斜視図である。
以下に本発明の実施形態について図面とともに説明する。
図1(a)は本実施形態のゴムチューブ1の構造を示す斜視図、図1(b)は隔壁部材3の斜視図、図1(c)は栓4の斜視図である。
ゴムチューブ1は、図1(a)に示すように、チューブ本体2と隔壁部材3と栓4,5とリング状弾性部材7とにより構成されている。
チューブ本体2は、弾性変形可能な材料(例えば、飴ゴム、シリコンゴム、NBRゴム)で形成されており、内部に中空部11を有する細長い円筒状に形成された管である。チューブ本体2の長手方向両端部2a,2bには空気注入口12が設けられている。
隔壁部材3は、弾性変形可能な材料(例えば、飴ゴム)で形成されており、図1(b)に示すように、円筒状または円錐台状(本実施形態では円筒状)に形成されている。隔壁部材3の外径Ro3は、チューブ本体2への挿入前においてはチューブ本体2の内径Ri2より大きい(例えば、1.1〜2.0倍程度)。そして図1(a)に示すように、隔壁部材3は、隔壁部材3の外周面がチューブ本体2の内周面に接するようにして、チューブ本体2の中空部11内に配置される。
栓4は、図1(c)に示すように、弾性変形可能な材料(例えば、飴ゴム)で円筒状または円錐台状(本実施形態では円筒状)に形成されており、円周面から円筒軸に向かう直径方向に沿って、円の直径の一部を切断し、この2つの切断面4aが互いに接するように構成されている。半円筒状の栓4の径Rs4は、チューブ本体2への挿入前においてはチューブ本体2の内径Ri2より若干大きい。そして図1(a)に示すように、栓4は、チューブ本体2の一端2a側において、円筒状の円弧を形成する曲面部4bがチューブ本体2の内周面に接するようにして、チューブ本体2の空気注入口12内に配置される。
栓5は、栓4と同様の材料で形成されており、図1(a)に示すように、円筒状または円錐台状(本実施形態では円筒状)に形成されている。円筒状の栓5の径は、チューブ本体2への挿入前においてはチューブ本体2の内径Ri2よりかなり大きい(1.1〜2.0倍)。そして図1(a)に示すように、栓5は、半円筒状の円周面がチューブ本体2の内周面に接するようにして、チューブ本体2の空気注入口12内に配置され、チューブ本体2の空気漏れを防ぐ。なお、栓4と栓5とが同一形状であってもよい。
リング状弾性部材7は、図1(a)に示すように、チューブ本体2の外周面上において、隔壁部材3と栓4,5と対向する位置に配置され、チューブ本体2の外周面側から隔壁部材3と栓4,5を締め付ける。
このように構成されたゴムチューブ1は、例えば、以下に示す方法により作製される。
図2(a)〜(d)は、ゴムチューブ1の作製工程の説明図である。
まず、チューブ本体2の中空部11内に1個または複数個の隔壁部材3を挿入する。具体的には、まず、隔壁部材3の外周面がチューブ本体2の内周面に接するようにして、隔壁部材3を、チューブ本体2の一端2a側の空気注入口12内に配置する。その後に、図2(a)に示すように、チューブ本体2の長手方向長さよりも長く、且つチューブ本体2の中空部11の径よりも小さい径を有する棒状部材51(例えば、木棒)の一端を、空気注入口12内の隔壁部材3に押し付けることにより、中空部11内を通して隔壁部材3を、チューブ本体2の一端2a側から他端2b側に移動させる。
複数の隔壁部材3をチューブ本体2の中空部11内に挿入する場合には、さらに、隔壁部材3をチューブ本体2の一端2a側の空気注入口12内に配置した後に、棒状部材51の一端を、空気注入口12内の隔壁部材3に押し付け、中空部11内を通して隔壁部材3を、チューブ本体2の一端2a側から他端2b側に移動させ、図2(b)に示すように、既に挿入された隔壁部材3よりも手前の位置に配置する。
そして、必要数の隔壁部材3をチューブ本体2の中空部11内に挿入した後に、空気注入口12内に栓4,5を取り付ける。具体的には、チューブ本体2の一端2a側の空気注入口12について、図2(c)に示すように、2個の栓4を平面部4aが互いに接するとともに曲面部4bがチューブ本体2の内周面に接するようにして、チューブ本体2の空気注入口12内に挿入する。また、チューブ本体2の他端2b側の空気注入口12について、1個の栓5を、その円周面がチューブ本体2の内周面に接するようにして、チューブ本体2の空気注入口12内に挿入する。
その後に、チューブ本体2の他端2b側の空気注入口12近傍において、チューブ本体2の外径よりも短い内径を有するリング状弾性部材7(例えば、ゴムリング)をチューブ本体2の外周面に巻いて、チューブ本体2の他端2b側の空気注入口12を締める。
さらに、チューブ本体2の一端2a側において、図2(d)に示すように、2個の栓4の平面部4aの間に、エアポンプ(不図示)のノズル52を挿入し、チューブ本体2の中空部11内に空気を注入する。このときに、エアポンプによる注入圧力により、隔壁部材3の外周面とチューブ本体2の内周面との間に隙間が形成され、チューブ本体2の一端2a側から中空部11内に注入される空気は、この隙間を通って、チューブ本体2の他端2b側に移動する。
そして、空気の注入が終了すると、チューブ本体2の一端2a側からノズル52を引き抜き、さらに、チューブ本体2の一端2a側の空気注入口12近傍において、チューブ本体2の外径よりも短い内径を有するリング状弾性部材7をチューブ本体2の外周面に巻いて、チューブ本体2の一端2a側の空気注入口12を締める。さらに、隔壁部材3と栓5と対向する位置にもリング状弾性部材7をチューブ本体2の外周面に巻いてチューブ本体2を締める。こうして、ゴムチューブ1が作製される。
なお、リング状弾性部材7をチューブ本体2の外周面に取り付けるには、まず、図2(e)に示すように、ガラスまたはプラスチックを材質として形成されたテーパー管53の大径端53a側の開口内にチューブ本体2の一端を挿入し、テーパー管53の小径端53b側からテーパー管53の外周面とリング状弾性部材7の内周面とが接するようにリング状弾性部材7をテーパー管53に配置する(図2(e)のリング状弾性部材7a、7bと矢印Y1を参照)。そして、リング状弾性部材7を、テーパー管53の小径端53b側から大径端53a側へ移動させ(図2(e)の矢印Y2を参照)、テーパー管53の大径端53a側からリング状弾性部材7を外すと(図2(e)の矢印Y3を参照)、チューブ本体2の一端の外周面にリング状弾性部材7が取り付けられる。その後、チューブ本体2の長手方向に沿ってリング状弾性部材7を移動させることにより、リング状弾性部材7を所望の位置に配置する。
このように構成されたゴムチューブ1では、中空部11内に隔壁部材3が配置されることで、中空部11が隔壁部材3により複数の領域に分割される。そして、隔壁部材3は、その外径Ro3がチューブ本体2の内径Ri2より若干大きいため、中空部11を形成する内周面を押圧した状態で内周面と連結されることなく中空部11内に配置されている。すなわち、隔壁部材3は、内周面に固定された状態で設置されているのではない。このため、ゴムチューブ1の長手方向一端2a側に形成されている注入口から空気を注入すると、この注入圧力により、隔壁部材3がゴムチューブ1の内周面を押圧して隙間がない状態から、隔壁部材3とゴムチューブ1の内周面との間に隙間が形成された状態に変化し、ゴムチューブ1の一端2a側から中空部11内に注入される空気は、この隙間を通って、ゴムチューブ1の長手方向他端2b側に向かって移動する。これにより、ゴムチューブ1の長手方向一端2a側の空気注入口12から、ゴムチューブ1の中空部11内全体にわたって空気を注入することができる。
また、ゴムチューブ1の外周側から内周側に向けてゴムチューブ1の一部に力を加えることにより、ゴムチューブ1の一部分を圧縮して潰すと、この中空部11内の空気は、ゴムチューブ1の長手方向一端2a側および他端2b側に移動しようとするため、空気注入口12を塞いでいる栓4,5に、その圧縮圧力が掛かり、これにより、栓4,5が空気注入口12から抜けてしまうおそれがある。このため、ゴムチューブ1の一部が潰された時に、栓4,5が抜けないように、栓4,5を強固に空気注入口12内に取り付ける必要がある。
しかし、ゴムチューブ1では、中空部11内に隔壁部材3が配置されているため、上記の圧縮圧力を、栓4,5に到達する前に、隔壁部材3により低減することができる。これにより、中空部11内に隔壁部材3を設けないゴムチューブと比較して、栓4,5を強固に空気注入口12内に取り付ける必要がなくなる。
また、栓4は、チューブ本体2の一端2a側において、2つの切断面4aが互いに接するとともに円筒状の円弧を形成する曲面部4bがチューブ本体2の内周面に接するようにして、チューブ本体2の空気注入口12内に配置されている。すなわち、エアポンプのノズル52を挿入することができる部分は、線状に形成されている。このため、1つの空気注入口12を注入口に取り付けてノズルの径と同程度の径を有するノズル挿入口を設けるという一般的に考えられる栓と比べて、ノズル52を挿入することができる領域が広くなり、ノズル52を挿入し易くなる。また、ノズル52を取り外した場合は、ノズル嵌合時の空気注入スペースが完全に無くなるので気密性の保持ができる。
図3(a)は足裏パッド80を足裏に装着した状態を示す平面図、図3(b)は膝パッド90の斜視図である。
このように構成されたゴムチューブ1を用いて、図3(a)に示すように、足裏パッド80を作製することができる。足裏パッド80は、ゴムチューブ1を渦巻状に巻き回して形成された平面状のパッドであり、靴の中敷のように、靴に挿入可能な形状に成形されている。足裏パッド80は、足裏に接触するパッド本体80aと、足の指と指の間にゴムチューブ1の一部を掛けて足裏パッド80を足に固定するための固定部80bとから構成されている。パッド本体80aの外周部にゴムバンド(平板)81を装着するとともに、ゴムチューブ1の他端2bとパッド本体80aとをゴムバンド82で連結することにより、靴に挿入可能な形状に成形されている。また、ゴムチューブ1の一端2a側には押圧ゴム(平板)83が装着される。
そして、足裏パッド80は、利用者が靴を履いた状態で利用者の足裏に配置される。したがって、足裏パッド80は、利用者が歩行して足を着地させるたびに足裏により圧縮される。このため、この圧縮により栓4,5が空気注入口12から抜けてしまうおそれがある。しかし、ゴムチューブ1では、中空部11内に隔壁部材3が配置されているため、上述のように、栓4,5を強固に空気注入口12内に取り付ける必要がなくなる。
また、ゴムチューブ1を用いて、図3(b)に示すように、膝パッド90を作製することができる。膝パッド90は、ゴムチューブ1の一端2aと他端2bとを連結部材91を用いて連結してリング状に形成したものを2つ用いて作製される。2つのリング状ゴムチューブ1のうち、径が小さいゴムチューブ1(以下、小径ゴムチューブという)を、径が大きいゴムチューブ1(以下、大径ゴムチューブという)の内側に配置して、小径ゴムチューブと大径ゴムチューブとを、連結部材92を用いて、対向する2点で連結することにより形成されている。そして、小径ゴムチューブと大径ゴムチューブとの間に形成される2つの空間S1,S2に脚を通して、リング状の小径ゴムチューブの内側に膝が嵌るように小径ゴムチューブを膝上に配置することにより、膝パッド90を膝に装着する。
膝パッド90を膝に装着した状態でズボンを履くと、膝パッド90の小径ゴムチューブは、利用者が歩行して膝を曲げ伸ばしするたびに、膝とズボンとの間に挟まれて圧縮される。このため、この圧縮により栓4,5が空気注入口12から抜けてしまうおそれがある。しかし、ゴムチューブ1では、中空部11内に隔壁部材3が配置されているため、上述のように、栓4,5を強固に空気注入口12に取り付ける必要がなくなる。
また、図4に示すように、松葉杖100の脇鞍101の表面に、平面状に成形したゴムチューブ1を取り付けてもよいし、ゴムチューブ1を松葉杖100のグリップ102に巻きつけるようにして取り付けてもよい。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態においては、円筒状に形成された隔壁部材3を示したが、これに限定されるものではなく、中空部11を塞ぐことできる広さの断面を有し且つ弾性変形可能なものであればよい。
また上記実施形態においては、円周面から円筒軸に向かう直径方向に沿って、円の直径の一部を切断し、この2つの切断面4aが互いに接するように構成された栓4を示したが、円の直径の全部を切断し、この2つの切断面が互いに接するように構成してもよい。
また上記実施形態においては、隔壁部材が円筒状であるものを示したが、楕円状ボールでもよいし、サッカーボール状のものでもよい。
1…ゴムチューブ、2…チューブ本体、3…隔壁部材、4,5…栓、7…リング状弾性部材、11…中空部、12…空気注入口、80…足裏パッド、90…膝パッド

Claims (2)

  1. 気体を収容可能な中空部を有する筒状に形成されるとともに弾性変形可能な材料により形成され、前記中空部内に気体を密封可能な弾性チューブであって、
    長手方向端部に、前記中空部内に気体を注入するための注入口が形成され、
    弾性変形可能な材料により形成され、前記中空部を形成する内周面を押圧した状態で且つ前記内周面と連結されることなく前記中空部内に配置されて、前記中空部内を仕切る隔壁部材を備える
    ことを特徴とする弾性チューブ。
  2. 円筒状または円錐台状に形成された弾性部材の円周面から円筒軸に向かう直径方向に沿って、この弾性部材の直径の一部または全部を切断し、この切断面が互いに接するように構成された円筒状部材を備え、
    前記円筒状部材は、
    円周面が前記注入口の内周面を押圧する状態で前記注入口内に配置されることにより、前記注入口を塞ぐ
    ことを特徴とする請求項1に記載の弾性チューブ。
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