JP2012056189A - 冊子の頁捲り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冊子がより柔軟な紙特性の頁からなるもの、あるいは、頁数がより少なくて冊子全体の剛性が低い冊子の場合であっても、頁を良好に捲れようにする。
【解決手段】頁捲り位置5に設けられ、冊子Tの搬送をガイドする搬送ガイド44と、この搬送ガイド44の近傍に設けられた補助ローラ47とを具備し、搬送ガイド44、及び補助ローラ47は、上部側の真空パッド10aが冊子Tに押し付けられた際に、冊子Tが撓み変形しないように冊子Tの下面側を支持する。
【選択図】図18

Description

本発明の実施形態は、例えば、冊子印刷機に備えられ、冊子の頁を自動的に捲る冊子の頁捲り装置に関する。
この種の頁捲り装置としては、冊子の捲りたい頁の上面に捲りローラを当接させて回転させることにより、当該頁を座屈変形させて捲りローラの上に跳ね上げ、この状態から冊子を搬送することにより、捲りローラ上に跳ね上げられた頁を倒して捲るものが知られている。
ところで、近時、冊子には、高付加価値化の一環として高い曲げ剛性の頁を持つものが登場してきているが、上記した捲りローラによる跳ね上げ方式では、高い曲げ剛性の頁を捲ることは困難であった。
そこで、真空パッドにより冊子の高剛性の最上頁を負圧吸引して真空パッドを移動させることにより、冊子の綴じ目を回転中心とした回転軌跡に沿って持ち上げ、その下部側に掻き落とし機能を備えた当接ローラを進入させた後、負圧吸引を解除して当接ローラと搬送ローラによって冊子を挟持搬送させることにより最上頁を捲り倒すものが開発されている。
この捲り装置では、表紙や中紙の一部が高剛性である冊子を自在に捲ることを主眼としているが、柔軟な頁だけで構成された冊子をも処理できることは勿論である。
特開2009−279925号公報
しかしながら、上記した真空パッドを用いる方式でも、冊子がより柔軟な紙特性の頁からなるもの、あるいは、頁数がより少なくて冊子全体の剛性が低い場合には、頁を良好に捲れないという問題があった。
上記の課題を解決するために、実施形態は、冊子を搬送路に沿って頁捲り位置に搬送する搬送手段と、この搬送手段によって前記頁捲り位置に搬送された前記冊子の上下面に押し付けられて真空吸着する上部及び下部側の真空パッドと、前記上部側の真空パッドを移動させて前記冊子の頁をその綴じ目を中心として開く方向に所定角度持ち上げる駆動手段と、前記所定角度持ち上げられた頁の下部側に進入する当接用ローラ部と、この当接用ローラ部が前記頁の下部側に進入したのち、前記上部及び下部側の真空パッドの真空吸着を解除して前記上部側の真空パッドを前記最上頁から退避位置に退避させ、前記冊子を搬送して前記頁を前記当接用ローラ部に当接させて開帳するように制御する制御手段と、前記頁捲り位置に設けられ、前記冊子の搬送をガイドする搬送ガイド体と、この搬送ガイド体の近傍に設けられた支持体とを具備し、前記搬送ガイド体、及び支持体は、前記上部側の真空パッドが前記冊子に押し付けられた際に、前記冊子が撓み変形しないように前記冊子の下面側を支持する。
第1の実施の形態である冊子の頁捲り装置を示す構成図。 図1の頁捲り装置のピンチローラ及び羽根車さらにその駆動系を示す斜視図。 図1の頁捲り装置の真空パッド及びその駆動系を示す斜視図。 図3の真空パッドの移動軌跡を示す図。 図1の頁捲り装置の駆動制御系を示すブロック図。 図1の頁捲り装置の頁捲り位置に冊子が搬送された状態を示す図。 図6の捲り位置に搬送された冊子の表紙が真空パッドによって持ち上げられた状態を示す図。 図7の真空パッドによって持ち上げられた表紙の下部側にピンチローラが進入した状態を示す図。 図8の表紙の下部側にピンチローラが進入した状態から冊子が搬送される状態を示す図。 図9の冊子の搬送により表紙がピンチローラに当接して捲り倒される状態を示す図。 図10の表紙が完全に捲り倒されて開かれた状態を示す図。 図11で完全に捲り倒された表紙が真空パッドによって逆捲り方向に持ち上げられた状態を示す図。 図12で持ち上げられた表紙の下部側にピンチローラが進入された状態を示す図。 図13で表紙の下部側に進入されたピンチローラに表紙が当接する状態を示す図。 図14でピンチローラに当接された表紙が逆捲り方向に大きく回動された状態を示す図。 図11で表紙が開かれた冊子が頁捲り位置に送り込まれて中紙が捲られる状態を示す斜視図。 図16を矢印A方向から見た状態を示す図。 図16を矢印B方向から見た状態を示す図。 図16の状態から上部側の真空パッドにより中紙が持ち上げられた状態を示す斜視図。 図19を矢印A方向から見た状態を示す図。 図19を矢印B方向から見た状態を示す図。 第2の実施形態である頁捲り装置の羽根車によるステップ1の分離動作を示す図。 図22の羽根車によるステップ2の分離動作を示す図。 第3の実施形態である頁捲り装置を示す図。
以下、実施形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態である冊子の頁捲り装置を示す構成図である。
図中1は冊子Tを搬送する搬送路で、この搬送路1には冊子Tの搬送方向に沿って所定間隔を存して搬送手段としての複数個の搬送ローラ2a〜2d、及び冊子Tを光学的に検知する検知センサ4a〜4dが配設されている。冊子Tは、図2にも示すように高剛性の表紙Taと、柔軟な中紙Tcとによって構成されている。
搬送ローラ2a,2dの上面部には、ピンチローラ2a′,2d′が転接され、搬送ローラ2b,2cは、頁捲り位置5に配置されている。搬送ローラ2a〜2dは、図5に示す搬送ローラ駆動モータ26によって回転駆動されるようになっている。
搬送ローラ2b,2cの上部側には当接送り機構20A、20Bがそれぞれ配設されている。頁捲り位置5の上部側には一対の真空パッド10aによって吸着されて持ち上げられる頁を光学的に検知する頁持ち上げ検知センサ19が設けられている。
また、当接送り機構20Bの近傍には捲られた頁の頁番号を検出する検出手段としての頁番号検出センサ24が設けられている。上記した検知センサ4a〜4d、頁持ち上げ検知センサ19及び頁番号検知センサ24は、図5に示すように信号回路を介して制御手段としての制御部40に接続されている。
一方、当接送り機構20Aは、第2の当接用ローラ部としてのピンチローラ21aを備えている。ピンチローラ21aは、図2にも示すようにシャフト6に取り付けられ、このシャフト6にはピンチローラ21aの近傍に位置して羽根車22aが取り付けられている。この羽根車22aは周面部に柔軟性を有する叩き板を複数枚放射状に配設し、回転時に叩き板を冊子Tに当接させて、捲ろうとする頁の下部側の頁を叩き落とすようになっている。
図2は、ピンチローラ21aと羽根車22aの駆動系を示す。
シャフト6は支持ブラケット7によって回転自在に支持され、その一端部側は支持ブラケット7から外方に突出されている。このシャフト6の突出部には駆動ベルト8を介してピンチローラ駆動モータ(図5に示す)9に接続され、このピンチローラ駆動モータ9の駆動により、ピンチローラ21a及び羽根車22aが正逆方向に回転駆動されるようになっている。
支持ブラケット7には冊子Tの搬送をガイドするガイド体20aが一体的に取り付けられている。支持ブラケット7は平行リンク機構23aによって支持され、平行リンク機構23aは、平行リンク駆動モータ(図5に示す)25によって正逆方向に回動されるようになっている。平行リンク機構23aの回動により、ガイド体20aはピンチローラ21a及び羽根車22aとともに、搬送ローラ2bに近接する搬送位置とこの搬送位置の左斜め上方の退避位置との間で移動されるようになっている。
なお、当接送り機構20Bは、上記した当接送り機構20Aと同様に構成されている。即ち、ガイド体20b、ピンチローラ(第1の当接用ローラ部)21b、羽根車22b、平行リンク機構23bを備え、ガイド体20b、ピンチローラ21b、羽根車22bを搬送ローラ2cに近接する搬送位置とこの搬送位置の右斜め上方の待機位置との間で移動させるようになっている。
また、上記した頁捲り位置5には捲り吸着機構10が設けられている。
以下、図3を用いて捲り吸着機構10について説明する。
この捲り吸着機構10は、搬送路1を介して上側に配置される一対の真空パッド10aと、下側に配置される一対の真空パッド10bを備えている。
下部側の一対の真空パッド10bは、その吸引口を上向きにした状態で冊子Tの搬送方向に沿って所定間隔を存して配置され、直上に搬送されてきた冊子Tの下面側と対向するようになっている。
上部側の一対の真空パッド10aは、その吸引口を下向きにした状態で冊子Tの搬送方向に対し直交する方向に所定間隔を存して支持台車15に取り付けられている。
上下部の真空パッド10a,10bには、負圧供給回路11を介してポンプ12が接続されている。負圧供給回路11中には、負圧によって吸い込まれた空気の中の塵を分離するフィルタ14、負圧を切り替える動作弁13、分岐管31a〜31cが配設されている。
動作弁13が開放されると、真空パッド10a,10bに負圧が発生し、冊子Tが対向すると真空パッド10a,10bに吸引される。この真空パッド10a,10bの吸引力W[N]は、下式で求まる。
W=0.1×P×A/S
P: 真空圧力(ゲージ圧)[−kPa]
A: 真空パッド面積 [cm
S: 安全率
一方、支持台車15の両側部には折曲部が形成され、これら折曲部には上下に位置して案内輪15a、15bがそれぞれ設けられている。支持台車15の両側方部には、それぞれガイド板16が配設されている。これらガイド板16にはそれぞれ上下に位置してカム溝16a,16bが形成され、これらカム溝16a,16bに支持台車15の案内輪15a、15bが嵌め込まれている。
また、下部側の案内輪15aは、カム溝16aを介して駆動手段としての駆動用リンク板17の溝部17aにも嵌め込まれている。駆動リンク板17は駆動シャフト17cに接続され、駆動シャフト17cはガイド板16,16間に掛け渡されている。駆動シャフト17cの一端部側には手回しノブ26aが取り付けられ、他端部側には駆動プーリ27、駆動ベルト28を介して駆動リンク板駆動モータ29が接続されている。
また、上部側の案内輪15bの軸は、バネ18を介してフック部18aに接続され、支持台車15は上方に向かって弾性的に付勢されている。
駆動リンク板駆動モータ29が駆動されると、駆動ベルト28、駆動プーリ27を介して駆動シャフト17cが回転されて駆動リンク板17が正逆方向(左右方向)に回動される。この回動により、案内輪15a、15bはガイド板16の二つのカム溝16a、16bに沿って案内されて、支持台車15を移動させる。
なお、駆動リンク板17は、支持台車15を移動させる前の初期状態では、12時方向を指しており、支持台車15に支持される真空パッド10aは上方退避位置に退避されている。
図4は、冊子Tの頁捲り位置5でガイド板16のカム溝16a,16bに沿って動くパッドの支持台車15の軌跡を示すものである。
M1は、頁捲り開始位置における冊子Tの綴じ目位置、M2は、逆頁捲り開始位置における冊子Tの綴じ目位置である。Pnは案内輪15aの中心位置、Qnは案内輪15bの中心位置である。
支持台車15は、案内輪15a,15bの中心位置Pn,Qnの2点で位置と方向が決められ、真空パッド10aは支持台車15に連動して移動する。即ち、ガイド板16のカム溝16a、16bにおけるP1〜P2間およびQ1〜Q2間は、M1を中心とする円弧なので、その間、真空パッド10aは、M1を中心に冊子Tの表紙の綴じ目を回転中心とした持ち上がり動作と合致して動くことになる。
逆頁捲りにおいても、M2を中心として、ガイド板16のカム溝16a、16bの形状および真空パッド10aの動きも対称になる。
また、P0〜P2間は、P1〜P2を対称展開した曲線を滑らかにつなぐ円弧で形成される一方で、Q0〜Q2間は、ガイド板16のカム溝16bの対象軸方向に直線状に後退するように形成されている。
よって、支持台車15はそれまでの傾斜を減らせてゆき、案内輪15a,15bの中心位置がP0,Q0になると、垂直に戻り、真空パッド10aの上方退避位置(初期位置)となる。
駆動軸(回転中心)17cまわりで案内輪15aを動かす駆動リンク板17は、このとき12時方向を指し、時計回り、反時計回りで、支持台車15を対称に動かすことができる。これにより、真空パッド10aの頁捲り動作における最大退避位置と逆頁捲り動作の捲り開始位置が対応することで、コンパクトな範囲で、頁捲り、逆頁捲りができることになる。
なお、冊子Tの厚み、冊子Tの綴じ方、冊子T内の高剛性頁の配置、あるいは搬送動作による頁捲り開始位置のばらつきによって、実際の冊子Tの綴じ目位置と、M1およびM2位置はずれることがある。冊子Tの表紙持ち上げ動作においては、真空パッド10aの軌跡が理想どおりならず、ずれることになるが、持ち上げ角度が45度未満と小さいこと、冊子Tと真空パッド10a,10bとの間で釣り合いを取るよう動ける遊びがあることを理由に、あまり問題にならない。この遊びは、真空パッド10の弾性変形、冊子綴じ目近傍の弾性変形による。
図5は、上記した頁捲り装置の駆動制御系を示すブロック図である。
上記したように検知センサ4a〜4d、頁持ち上げ検知センサ19、及び頁番号検出センサ24は信号回路を介して制御手段としての制御部40に接続されている。そして、この制御部40には制御回路を介して上記したピンチローラ用、平行リンク用、搬送ローラ用、駆動リンク板用の各駆動モータ9,25,26,29、及び動作弁13、さらに、後述するソレノイド38が接続され、ピンチローラ21a、21b、羽根車22a、22b、平行リンク機構23a,23b、搬送ローラ2a〜2d、駆動リンク板17及び真空パッド10a,10bさらに、後述する回動レバー33a,33bの駆動が検知信号に基づいて制御されるようになっている。
次に、冊子Tの頁捲り動作について図6〜図15を参照して説明する。
冊子Tは図6に示すように、搬送ローラ2aの矢印方向の回転により、搬送路1に沿って右方向に搬送される。この搬送により、冊子Tが検知センサ4bまで搬送されて検知されると、制御部40はピンチローラ21aと羽根車22aとを矢印方向に回転させるとともに、平行リンク機構23aを動作させる。平行リンク機構23aの動作により、可動ガイド20aがピンチローラ21a及び羽根車22aとともに退避位置から搬送位置に移動され、搬送ローラ2bとピンチローラ21aとにより冊子Tを挟持し、さらに右方向へと搬送する。
この搬送により、冊子Tの先端部が検知センサ4cによって検知されると、搬送ローラ2bとピンチローラ21aとが既定パルス数だけ逆転されて冊子Tが逆送りされ、所定の頁捲り位置5で停止される。
こののち、図7に示すように、平行リンク機構23aが反時計方向に回動されて可動ガイド20aがピンチローラ21a及び羽根車22aとともに、搬送位置から上方に移動されて退避される。
一方、このときには、図3に示す動作弁13が動作されて上下部の真空パッド10a,10bに負圧が発生し、図7に示すように、冊子Tの下面側に下部側の真空パッド10bが押し付けられて吸着保持される。さらに、このときには、図3に示す駆動リンク板駆動モータ29が動作されて駆動アーム板17が時計方向に回動し、上部側の真空パッド10aが冊子Tの表紙Taに押し付けられて表紙Taを吸着する。
この吸着後、図8に示すように、駆動アーム板17が逆方向(反時計方向)に回動されて真空パッド10aが表紙Taを吸着したまま、ガイド板16のカム溝16aの軌跡に沿って上方へ移動する。
これにより、冊子Tの表紙Taは、真空パッド10aとの吸着状態を変えることなく、冊子Tの綴じ目Tbを回転中心として持ち上げられる。冊子Tの表紙Taは、冊子Tの綴じ目Tbまわりに持ち上げられるだけで、曲げ変形力などは一切与えられないので、その頁の剛性は捲り動作に影響を与えることがない。
このように、冊子Tの表紙Taが持ち上げられて所定位置まで持ち上げられると、頁持ち上げ検知センサ19によって検知される。この検知に基づいて制御部40により、可動ガイド20bが回転するピンチローラ21b及び羽根車22bとともに退避位置から搬送位置に移動される。このとき、冊子Tの表紙Taの持ち上げにつられて浮き上がった下部側の複数の中紙は羽根車22bの叩き板で叩き落され、表紙Taのすぐ下の頁上にピンチローラ21bが進入する。
こののち、制御部40によって動作弁13が閉じられ、真空パッド10aの吸引が停止される。ついで、図9に示すように駆動リンク板17が初期状態の時計12時方向に戻されて真空パッド10aを上方退避位置へ戻す。
こののち、搬送ローラ2cとピンチローラ21bとの回転により、冊子Tが右方向に挟持搬送され、冊子検知センサ4dで検知されることにより停止される。これにより、冊子Tの表紙Taがピンチローラ21bに当接される。
このとき、駆動リンク板17は退避状態から反時計方向に回動され、図10に示すように捲り上げた冊子Tの表紙Taの捲り倒し動作範囲から退避するように真空パッド10aを移動させる。また、このとき、既に冊子Tの右端は、搬送ローラ2dとピンチローラ2d′とで挟持されて搬送可能状態となり、可動ガイド20bは退避位置に戻される。
この状態から搬送ローラ2dが回転され、捲り上げられた冊子Tの表紙Taは、付近に干渉する部品がない状態で、図11に示すように完全に捲り倒される。よってここでも、その頁の剛性にまったく依存せずに、動作を完了させることができる。
なお、この搬送の際には、頁番号検知センサ24によって冊子Tの開かれた表紙Ta上に記録してある頁番号がスキャンされる。このスキャン情報は制御部40に送信され、制御部40では、送信されたスキャン情報に基づいてプログラム通り捲り動作が行われているか否かを判断し、プログラム通り捲り動作が行われていなと判断された場合には、捲り動作をやり直す。
プログラム通り捲り動作が行われたと判断された場合には、冊子Tは後工程に送られて処理され、この処理後、逆送りされて再度、図11に示すように頁捲り位置5に送られる。この状態から図12に示すように真空パッド10aが表紙Taを吸着して持ち上げ、この持ち上げられた表紙Taが頁持ち上げセンサ19によって検知されると、図13に示すように可動ガイド20aがピンチローラ21a及び羽根車22aとともに右方向に移動して表紙Taの下部側に進入する。こののち、図14に示すように搬送ローラ2b、2c,2dの矢印方向の回転によって、冊子Tは左方向へと搬送され、表紙Taがピンチローラ21aに当接して閉じる方向に回動される。さらに冊子Tが図15に示すように左方向に搬送されることにより、表紙Taが閉じる方向に回動されて閉じられ、頁閉じ動作を終了する。この頁閉じ動作時には、閉じる方向に大きく回動する表紙Taが当接しないように真空パッド10aは待機位置から右方向下方に退避される。
ところで、頁捲り位置5の冊子搬送方向上流側、及び下流側には、図17に示すように冊子Tの搬送をガイドするガイド体43a,43bが設けられている。また、頁捲り位置5には、図18にも示すように、冊子Tの搬送をガイドする搬送ガイド体としての搬送ガイド44が設けられている。
搬送ガイド44は、その上流側及び下流側のガイド体43a,43bよりも所定寸法高い位置に配置されている。即ち、搬送ローラ2b,2cの頭頂部と搬送ガイド44との間の距離は、搬送ローラ2b,2cの頭頂部とガイド体43a,43bとの間の距離よりも小さくされている。
また、搬送ローラ2b,2cの頭頂部と搬送ガイド44との間の距離は、ピンチローラ21a、21bのピンチ圧によって冊子Tが搬送ローラ2b,2cに食い込む量(ニップ)よりは僅かに大きい値になっている。
一方、上部側の一対の真空パッド10a間には、図16及び図18に示すように、受け板51が一体的に設けられている。受け板51の下面位置は、上部側の真空パッド10aが冊子Tに押し付けられて潰れた際のパッド吸着面よりも僅かに高い位置になっている。
下部側の真空パッド10bの一方は、上記した受け板51の直下に位置して冊子Tの下面部に押し付けられ、他方の真空パッド10bは、冊子Tの剛性が高い綴じ目部Tb付近に押し付けられるようになっている。
また、搬送ローラ2b、2cは、その頭頂部を搬送ガイド44から突出し、冊子Tの下面に適切な搬送力を与える。搬送ローラ2b、2cの頭頂部と搬送ガイド44との間には適切なギャップが形成され、冊子Tの搬送中にその表面に擦り傷を与えないようになっている。
ただし、頁めくり部5においては、搬送ローラ2b、2cによる冊子Tの搬送を一旦、中断するため、搬送ローラ2b、2cの頭頂部と搬送ガイド44との間のギャップを小さくすることができた。
一方、上部側の真空パッド10aが押し付けられる冊子部位の直下には補助ローラ47が配設されている。また、搬送ローラ2b,2bに近接して補助ローラ48が配設されている。補助ローラ47,48はその頭頂部が搬送ローラ2b,2cの頭頂部と同じ高さになるように配置されている。
補助ローラ47,48の機能は、冊子Tの搬送に際し、冊子Tに摺り傷を与えたり、詰まらせることなく、また、上部側の真空パッド10aの押し付けによる冊子Tの変形を防止するものなので、ローラに限られることなく、平滑性がある突出部材を用いてその頭頂部を冊子Tの下面に接触させるようにしてもよい。
また、頁捲り位置5において搬送ローラ2b,2bの代わりに搬送ベルトを用いるようにしても良い。この場合には、補助ローラ47,48を用いることなく、冊子Tの下面全体を一定の平面になるように支持することが可能となる。
次に、冊子Tの柔軟な中紙Tcの頁捲り動作について説明する。
まず、図16〜図18に示すように、表紙Taが開かれた冊子Tが頁捲り位置5に至ると、上部側の真空パッド10aが中紙Tcの上面部に押し付けられるとともに、下部側の真空パッド10bが冊子Tの下面部に押し付けられて吸着される。
この吸着後、図19〜図21に示すように、上部側の真空パッド10aが上方へ移動されて冊子Tの中紙Tcが持ち上げられて捲られることになる。
ところで、上部側の真空パッド10aが冊子Tの中紙Tcの上面部に押し付けられると、冊子Tは下方に撓み変形しようとするが、このときには、搬送ガイド44、及び補助ローラ47によって受け止められて撓みが規制されることになる。
従って、冊子Tの中紙Tcの持ち上げ時には、図20に示すように、きれいなS字状態に座屈させることができ、吸着した中紙Tcの下の頁を確実に分離することが可能になる。
また、下部側の一方の真空パッド10bが冊子Tの下面部に押し付けられると、冊子Tは上方に撓み変形しようとするが、このときには、受け板51によって受けられて撓みが規制されることになる。下部側の他方の真空パッド10bが冊子Tの下面部に押し付けられると、冊子Tは上方に撓み変形しようとするが、他方の真空パッド10bが押し付けられる部位は、冊子Tの綴じ目部Tb近傍であるため、剛性が高く、上方への撓み変形が規制されることになる。
従って、下部側の一対の真空パッド10bを冊子Tの下面部に対し良好に吸着させることができる。
上記したように、この実施の形態によれば、頁捲り位置5に搬送ガイド44、補助ローラ47を配設し、上部側の真空パッド10aが冊子Tの中紙Tcの上面部には押し付けられたときには、搬送ガイド44と補助ローラ47とにより冊子Tの下方への撓みを規制するため、上部側の真空パッド10aにより冊子Tの中紙Tcを持ち上げたときには、きれいなS字状態に座屈させることができ、吸着した中紙Tcの下の頁を確実に分離することが可能になる。
また、上部側の一対の真空パッド10a間にその吸着面より僅かに上部側に位置して受け板51を一体的に設け、下部側の一方の真空パッド10bにより押し付けられる冊子Tの上面側を受け板51で受けるとともに、下部側の他方の真空パッド10bを剛性の高い冊子綴じ目部Tcの近傍に押し付けるため、冊子Tの撓み変形を規制でき、下部側の一対の真空パッド10bを冊子Tの下面部に対し良好に吸着させることができる。
(第2の実施の形態)
図22、図23は、第2の実施形態を示すものである。
この第2の実施形態では、上部側の真空パッド10aによる中紙Tcの持ち上げ動作時において、図22に示すように、その途中の状態において中紙Tcのエッジに回転する羽根車22bを接触させ(ステップ1)、ついで、図23に示すように、S字状に2次座屈をかけられた中紙Tcの下に回転する羽根車22bを移動させて落下してくる中紙Tcを掻き落とす(ステップ2)。
なお、従来においては、図23のステップ2の状態でしか、羽根車22bを活用してこなかった。
この第2の実施形態では、ステップ2の前段階に図22のステップ1を新たに追加することにより、複数枚吸着された状態の中紙Tcを羽根車22bでかき落とすことが可能となる。これを実現させるための真空パッド10aの持ち上げ位置は、表紙Taを捲る高さ、もしくは、それより低い位置となる。
なお、ステップ1の動作は、中紙Tcにだけでなく、表紙Taの捲りに対しても使用できるため、表紙Taの裏に静電気等で吸い付いている中紙Tcを掻き落とすことができる。
また、ステップ1において頁持ち上げ速度を比較的高速にした場合には、中紙Tcの繊維の粗さによる複数枚吸着に対しての捲り効果が高くなる。即ち、上部側の真空パッド10aを押し付けている時間が長いほど、中紙Tcの繊維を通気する度合いが増えるから、所定の(持上げてよい)真空度に達したら、早めに持ち上げることで、1枚分離の性能を上げることになる。
その一方で、ステップ1後におけるステップ2の持ち上げ速度を比較的ゆっくりさせた場合には、1枚分離を成功させるのに効果がある。即ち、S字状に頁を座屈させる変形抵抗により、小さな衝撃でも上吸着が外れる場合があるので、タクトタイムの許す範囲で、時間をかけて座屈させた方がよいからである。
なお、別な実施の形態として、先に、ステップ2の一枚分離を行った後にステップ1の1枚分離を行うようにしてもよい。
(第3の実施形態)
図24は、第3の実施形態を示すものである。
この第3の実施形態では、軸53を介して接続される一対の小ピンチローラ54を受け板51に突没自在に配置し、一対の小ピンチローラ54をスプリング55によって下方に弾性的に付勢し、ソレノイド56のオン、オフにより、一対の小ピンチローラ54を受け板51から突没させる。
一対の小ピンチローラ54は冊子Tの厚みの変動に対応してその下端部を受け板51から下方に出し入れして冊子Tをガイドするものである。
この第3の実施の形態によれば、上部側の真空パッド10aと連動してストローク退避する受け板51に一対の小ピンチローラ54を配置するため、小ピンチローラ54の出し入動作距離を小さく取れ、コンパクト化が可能となる。
なお、上部側の真空パッド10aの吸着力が、小ピンチローラ54のピンチ力より十分に大きい場合は、ソレノイド52による小ピンチローラ54の出し入れ動作(及び機構)を廃止してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…搬送路、T…冊子、Tb…冊子の綴じ目部、2a〜2d…下部側の搬送ローラ(搬送手段)、5…頁捲り位置、10a…上部側の真空パッド、10b…下部側の真空パッド、17…駆動リンク板(駆動手段)、21a,21b…ピンチローラ(当接用ローラ部、上部側の搬送ローラ)、22b…羽根車、40…制御部(制御手段)、43a,43b…ガイド体、44…搬送ガイド(搬送ガイド体)、47,48…補助ローラ(支持体)、51…受け板(受け部材)、54…小ピンチローラ(ガイドローラ)。

Claims (9)

  1. 冊子を搬送路に沿って頁捲り位置に搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって前記頁捲り位置に搬送された前記冊子の上下面に押し付けられて真空吸着する上部及び下部側の真空パッドと、
    前記上部側の真空パッドを移動させて前記冊子の頁をその綴じ目を中心として開く方向に所定角度持ち上げる駆動手段と、
    前記所定角度持ち上げられた頁の下部側に進入する当接用ローラ部と、
    この当接用ローラ部が前記頁の下部側に進入したのち、前記上部及び下部側の真空パッドの真空吸着を解除して前記上部側の真空パッドを前記最上頁から退避位置に退避させ、前記冊子を搬送して前記頁を前記当接用ローラ部に当接させて開帳するように制御する制御手段と、
    前記頁捲り位置に設けられ、前記冊子の搬送をガイドする搬送ガイド体と、
    この搬送ガイド体の近傍に設けられた支持体とを具備し、
    前記搬送ガイド体、及び支持体は、前記上部側の真空パッドが前記冊子に押し付けられた際に、前記冊子が撓み変形しないように前記冊子の下面側を支持することを特徴とする冊子の頁捲り装置。
  2. 前記搬送手段は、前記頁捲り位置に搬送路を介して上下に配設される上下部の搬送ローラと、前記頁捲り位置の冊子搬送方向上流側、及び下流側にそれぞれ配設され、前記冊子の搬送をガイドするガイド体とを有し、
    前記頁捲り位置の搬送ガイド体は、その上流側、及び下流側の前記ガイド体よりも所定距離上方に配置されたことを特徴とする請求項1記載の冊子の頁捲り装置。
  3. 前記支持体は補助ローラであることを特徴とする請求項1または2記載の冊子の頁捲り装置。
  4. 前記下部側の搬送ローラの頭頂部は、前記搬送ガイド体から突出し、その突出量は上部側の搬送ローラが前記冊子の上面部に当接することにより前記冊子が前記下部側の搬送ローラの頭頂部に食い込むニップ量よりも大きいことを特徴とする請求項2または3記載の冊子の頁捲り装置。
  5. 前記上部側の真空パッドは、前記冊子の搬送方向に対し直交する方向に所定間隔を存して一対配設され、
    前記下部側の真空パッドは、前記冊子の搬送方向に所定間隔を存して一対配設され、
    前記上部側の一対の真空パッド間に受け部材を一体的に設け、
    前記上下部の真空パッドによる前記冊子の押し付け時には、前記下部側の真空パッドの一方は、前記受け部材の直下に位置する冊子の下面部位に当接することを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の冊子の頁捲り装置。
  6. 前記受け部材は、前記上部側の一対の真空パッドの吸着面よりも所定寸法高い位置にあることを特徴とする請求項5記載の冊子の頁捲り装置。
  7. 前記下部側の真空パッドの他方は、前記冊子の綴じ目部近傍に当接することを特徴とする請求項5または6記載の冊子の頁捲り装置。
  8. 前記受け部材に配設され、搬送されてくる冊子の厚さ変動に対応して突没するガイドローラを備えたことを特徴とする請求項5乃至7の何れか一項に記載の冊子の頁捲り装置。
  9. 冊子を搬送路に沿って頁捲り位置に搬送する搬送手段と、
    この搬送手段によって前記頁捲り位置に搬送された前記冊子の上下面に押し付けられて真空吸着する上部及び下部側の真空パッドと、
    前記上部側の真空パッドを移動させて前記冊子の頁をその綴じ目を中心として開く方向に所定角度持ち上げる駆動手段と、
    前記所定角度持ち上げられた頁の下部側に進入する当接用ローラ部と、
    この当接用ローラ部が前記頁の下部側に進入したのち、前記上部及び下部側の真空パッドの真空吸着を解除して前記上部側の真空パッドを前記最上頁から退避位置に退避させ、前記冊子を搬送して前記頁を前記当接用ローラ部に当接させて開帳するように制御する制御手段と、
    前記頁捲り位置に設けられ、前記上部側の真空パッドにより頁が持ち上げられる途中の段階からそのエッジに接触されて掻き落とし、頁が所定量持ち上げられたのちは、落下してくる頁を掻き落とす羽根車と
    を備えたことを特徴とする冊子の頁捲り装置。
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