JP2007137552A - カール矯正装置及び用紙後処理装置 - Google Patents

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広元 齊藤
Kenji Yamada
健次 山田
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淳一 飯田
Junichi Tokita
淳一 土岐田
Shingo Matsushita
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Abstract

【課題】本発明の課題は、部品点数が少なく且つ省スペース化を図ると共に、カールの巻き方向が異なる場合にも確実にカールを矯正できるカール矯正装置及び用紙後処理装置を得ることである。
【解決手段】搬送ローラ対3と、搬送ローラ対3の下流側に設けた可動ローラ対2とを備え、搬送ローラ対2のニップと可動ローラ対3のニップとの間にシート材を通過させてカールを矯正するカール矯正装置であって、シート材が下方向に凸になったカールを矯正する場合には、可動ローラ対2を上方向に移動して搬送ローラ対3のニップ位置よりも可動ローラ対2のニップ位置を高くしてシート材に対して上方向に凸の変形を付与しており、シート材が上方向に凸になったカールを矯正する場合には、可動ローラ対2を下方向に移動して搬送ローラ対3のニップ位置よりも可動ローラ対2のニップ位置を低くしてシート材に対して下方向に凸の変形を付与する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カール矯正装置及び用紙後処理装置に関する。
従来から複写機やプリンタ等の画像形成装置から排出される用紙に対して、仕分け/パンチ/スティプル等の処理を自動で行う用紙後処理装置が多数提案されているが、用紙後処理装置に送られてくる用紙のカールによって仕分け/パンチ/スティプルの精度が悪くなるという問題があった。
そこで、特許文献1に記載の従来技術には、一方側に配置された低硬度のローラと他方側に配置された高硬度のローラとの一つのローラ対によってカールを矯正する技術が開示されている。
一方、特許文献2及び特許文献3には、用紙後処理装置内にカール矯正装置を設けた技術が開示されている。係るカール矯正装置は、下側に配置された低硬度のローラと上側に配置された高硬度のローラとからなる第1カール矯正ローラ対と、下側に配置された高硬度のローラと上側に配置された低硬度のローラとからなる第2カール矯正ローラ対とを備えている。第1カール矯正ローラ対では上側の高硬度のローラが下側の低硬度のローラに食い込む事で、上方に凸のカールを呈するシート材を真直ぐに矯正している。第2カール矯正ローラ対では下側の高硬度のローラが上側の低硬度のローラに食い込む事で、下方に凸のカールを呈するシート材を真直ぐに矯正している。
実用新案登録第2525796号 特開2001−253623号公報 特開2002−302324号公報
しかし、特許文献1に記載の従来技術では、一つのローラ対によってシート材のカールを矯正しているので、上方に凸のカールを呈するシート材又は下方に凸のカールを呈するシート材の何れか一方のカール状態の場合でのみ対応できるが、カールの巻き方向が異なる場合には確実にカールを矯正でき難いという問題があった。
一方、特許文献2及び特許文献3の従来技術は、第1カール矯正ローラ対と第2カール矯正ローラ対との2つの矯正ローラ対を設けてあるので、部品点数が多くなると共に省スペース化を図りにくいという問題があった。
本発明は、部品点数が少なく且つ省スペース化を図ると共に、カールの巻き方向が異なる場合にも確実にカールを矯正できるカール矯正装置及び用紙後処理装置を得る事を目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、搬送ローラ対と、搬送ローラ対の下流側に設けた可動ローラ対とを備え、搬送ローラ対のニップと可動ローラ対のニップとの間にシート材を通過させてカールを矯正するカール矯正装置であって、可動ローラ対は移動自在であり、シート材にカール矯正を行なわない場合には、搬送ローラ対のニップと可動ローラ対のニップとが略水平に位置しており、シート材が下方向に凸になったカールを矯正する場合には、可動ローラ対を上方向に移動して搬送ローラ対のニップ位置よりも可動ローラ対のニップ位置を高くしてシート材に対して上方向に凸の変形を付与しており、シート材が上方向に凸になったカールを矯正する場合には、可動ローラ対を下方向に移動して搬送ローラ対のニップ位置よりも可動ローラ対のニップ位置を低くしてシート材に対して下方向に凸の変形を付与していることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、可動ローラ対の2つのローラは支持板に固定されており、支持板は搬送ローラ対の一方のローラ軸に対して回動自在に支持されており、シート材のカールの矯正度合いに応じて支持板の回動量を変更することを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、可動ローラ対は搬送ローラ対と同一の駆動源としていることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、画像形成後に排出されるシート材に対して後処理を施す用紙後処理装置において、請求項1〜3の何れか一項に記載のカール矯正装置を用紙後処理装置に対して着脱自在に設けてあることを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、搬送ローラ対は用紙後処理装置の最も上流側に位置する入口ローラ対であることを特徴とする。
本発明によれば、搬送ローラ対と可動ローラ対の2つのローラ対によってカールを矯正するので、1つの可動ローラ対のみを既存の装置に組み込めば良く、部品点数が少なく且つ省スペース化を図る事ができる。
シート材が下方向に凸になったカールを矯正する場合には、搬送ローラ対のニップ位置よりも可動ローラ対のニップ位置を高くしてシート材に対して上方向に凸の変形を付与し、シート材が上方向に凸になったカールを矯正する場合には搬送ローラ対のニップ位置よりも可動ローラ対のニップ位置を低くしてシート材に対して下方向に凸の変形を付与しているので、カールの巻き方向が異なる場合にも確実にカールを矯正できる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、図1は図7に示すカール矯正装置を抜き出して示す図であり、バックカールの用紙の矯正を示す断面図、図2は図7に示すカール矯正装置を抜き出して示す図であり、フェイスカールの用紙の矯正を示す断面図、図3はカール矯正装置の駆動手段を示す断面図、図4はカール矯正装置の矯正量の調整を示す断面図、図5はカール矯正装置の駆動手段を示す概略図、図6は本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の制御ブロック図、図7は本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の全体を示す概略断面図である。
用紙後処理装置PDは画像形成装置の側部に取り付けられており、画像形成装置より排出された用紙(シート材)は用紙後処理装置PDに導かれる。用紙は後処理を施す後処理手段を有する搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路B、シフトトレイ202へ導く搬送路C、整合及びスティプル綴じ等を行うスティプル処理トレイFへ導く搬送路Dへ、分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられるように構成される。
搬送路A及び 搬送路Dを経てスティプル処理トレイFへ導かれ、整合及びスティプル等を施された用紙は、偏向手段(切換え手段)である分岐ガイド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り処理トレイともいう)へ振り分けられるように構成され、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は搬送路Hを通って下トレイ203へ導かれる。
搬送路D内には分岐爪17が配置されており、分岐爪17は図示しない低荷重バネにより保持されている。用紙後端が分岐爪17を通過した後、搬送ローラ9、10、スティプル排紙ローラ11の内、少なくとも搬送ローラ9を逆転させる事で用紙後端を用紙収容部Eへ導き滞留させ、次用紙と重ねて搬送するようになっている。
搬送路Aは、画像形成装置から搬送された用紙を検出する入口センサ301と、その下流に入口ローラ対(搬送ローラ対)3、パンチユニット100、搬送ローラ22、分岐爪15、16が順次配置されている。分岐爪15、16は図示しないバネにより保持されており、図示しないソレノイドをONする事により、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動する事で、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分ける。
搬送路Aから搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15がソレノイドをOFFする事で上方に、また搬送路Cへ用紙を導く場合は、ソレノイドをONする事により、分岐爪16が下方に回動する。搬送路Dへ用紙を導く場合は、分岐爪16はソレノイドをOFF、分岐爪15はソレノイドをONする事により、上方に回動した状態となる。
用紙後処理装置PDでは、用紙に対して穴開け(パンチユニット100)、用紙揃え+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じスティプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、中折り(折りプレート74、折りローラ81、82)などの各処理を行う事ができる。
次に用紙後処理装置内に案内された用紙のカールを矯正するカール矯正装置1について説明する。カール矯正装置1は、入口ローラ対3のすぐ下流側の位置に設けられた一対のローラ(可動ローラ対)2を備えており、可動ローラ対2は前後の側板18間に挟まれ、ローラ軸の両端を前後のブラケット(支持板)19で保持している。かかるブラケット19は入口ローラ対3の一方のローラ3bの軸(駆動軸)3dに支持されており、駆動軸3dを回動支点として可動ローラ対2が上下に回動する。可動ローラ対2が上下に回動してニップ位置の差(入口ローラ対3のニップ3cの高さと可動ローラ対2のニップ2c高さの差)ができ、これによって用紙のカールを矯正する。尚、可動ローラ対2は用紙後処理装置に対して着脱自在であり、カール矯正が不要な場合には、ブラケット19と共に可動ローラ対2を装置から取り外せるようになっている。
次にカール矯正装置の駆動手段について説明する。図3に示すように、入口ローラ対3の一方のローラ3bにはプーリ25が取り付けられており、ベルト24を介して駆動モータ23の回転駆動が一方のローラ3bに伝達される。また、可動ローラ対2は下側のローラを駆動ローラ2b、上側のローラを従動ローラ2aとし、可動ローラ対2の駆動はブラケット19に付けられたアイドラギヤ21を介して入口ローラ対3の駆動モータ23から得ている。また、入口ローラ対3を駆動する駆動ギヤ3fと可動ローラ対2を駆動する駆動ギヤ2dは同一形状のものを用いて2つのローラ対の線速を合わせている。
次に可動ローラ対2の固定手段について説明する。図4に示すように、ブラケット19には略円弧状の調整穴27が形成されており、調整穴27の円弧に沿って目盛り31が付されている。また側板18にはねじ穴29が形成されている。そして、可動ローラ対2を所定位置で固定する場合には、ブラケット19に付された目盛り31にねじ穴29を合わせ、所定の目盛り位置でねじ固定する。
尚、ねじ固定する位置は取り付けられる画像形成装置の種類(カール方向の種類と大きさや使用する用紙や環境)によってCE(カスタマーエンジニア)やユーザが設置時に決めて固定する。これにより設置時と同一条件で使用している分には調整の必要はなくなる。しかし、用紙の種類や用紙サイズ等の条件は様々であるので実使用時にカールによる不具合等がある場合にはCE或いはユーザによる調整を実施する。
次に用紙後処理装置の制御動作について説明する。図6に示すように制御手段350はCPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータであり、画像形成装置380本体のコントロールパネルの各スイッチ等、及び紙面検知センサ等の各センサからの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。
CPU360は入力された信号に基づいて、用紙後処理装置内の各モータ等(シフトトレイ202用のトレイ昇降モータ、開閉ガイド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ、シフトトレイ202を移動するシフトモータ、叩きコロ12を駆動する叩きコロモータ、叩きSOL等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動する排紙モータ、放出ベルト52を駆動する放出モータ、端面綴じスティプラS1を移動するスティプラ移動モータ、端面綴じスティプラS1を斜めに回転する斜めモータ、ジョガーフェンス53を移動するジョガーモータ、分岐ガイド板54及び可動ガイド55を回動する束分岐駆動モータ、その束を搬送する搬送ローラを駆動する束搬送モータ、折りプレート74を移動する折りプレート駆動モータ、折りローラ81を駆動する折りローラ駆動モータ等)の駆動を制御する。スティプル排紙ローラを駆動する図示しないスティプル搬送モータのパルス信号はCPU360に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きSOL及びジョガーモータが制御される。また、パンチユニット100もクラッチやモータを制御する事によりCPU360の指示によって穴開けを実行する。
次に本実施の形態に係る用紙後処理装置の作用及び 効果について説明する。画像形成装置から排出されてくる用紙Pがバックカール(下方向に凸になったカール)の場合には、図1に示すように、可動ローラ対2を上方向に移動して搬送ローラ対3のニップ位置3cよりも可動ローラ対2のニップ位置2cを高くする。このように、搬送ローラ対3のニップ位置3cよりも可動ローラ対2のニップ位置2cを高くする事で、搬送される用紙Pに対して上方向に凸の変形を付与してカールを矯正している。
一方、画像形成装置から排出されてくる用紙Pがフェイスカール(上方向に凸になったカール)の場合には、図2に示すように、可動ローラ対2を下方向に移動して搬送ローラ対3のニップ位置3cよりも可動ローラ対2のニップ位置2cを低くする。このように、搬送ローラ対3のニップ位置3cよりも可動ローラ対2のニップ位置2cを低くする事で、搬送される用紙Pに対して下方向に凸の変形を付与してカールを矯正している。
尚、画像形成装置から排出されてくる用紙Pにカール矯正を行わない時には、搬送ローラ対3のニップ位置3cと、可動ローラ対2のニップ位置2cとを同じ高さにしている。
本実施の形態によれば、入口ローラ対3と可動ローラ対2の2つのローラ対によってカールを矯正するので、1つの可動ローラ対2のみを既存の装置に組み込めば良く、部品点数が少なく且つ省スペース化を図る事ができる。
用紙Pが下方向に凸になったカールを矯正する場合には、入口ローラ対3のニップ位置3cよりも可動ローラ対2のニップ位置2cを高くして用紙Pに対して上方向に凸の変形を付与し、用紙が上方向に凸になったカールを矯正する場合には入口ローラ対3のニップ位置3cよりも可動ローラ対2のニップ位置2cを低くして用紙Pに対して下方向に凸の変形を付与しているので、カールの巻き方向が異なる場合にも確実にカールを矯正できる。
可動ローラ対2は入口ローラ対3と同一駆動源となるようにしたので、別駆動源とした時に発生しうる搬送速度差による用紙のシワや折れの発生を防止する事ができる。
カール矯正装置1はCE(カスタマーエンジニア)やユーザがカール矯正力を調整可能な構成とした事によって、装置の使用環境や用紙種類等の条件が変動してカール矯正が十分にできない場合でも、簡単にカール矯正力を調整する事ができる。
カール矯正装置1は用紙後処理装置に対して着脱自在であり、カール矯正が不要な単体で着脱可能な構成とした事によって、カール矯正が不要の装置に対してはカール矯正装置1を取り外す事ができるのでより安価な装置を提供する事ができ、且つ部品数を低減する事ができる。
画像形成装置から排出されてくる用紙Pのカールを矯正するカール矯正装置1を用紙後処理装置内に設けた事によって、種類の異なる画像形成装置に取り付けられた場合であっても確実に用紙カールを矯正する事ができる。
用紙Pのカールを矯正するカール矯正装置1を用紙後処理装置の最上流部へ配置したので、カール矯正を行わない場合に比べて、パンチ穴開けや綴じ処理等の後処理を精度良く行う事ができる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。本実施の形態ではカール矯正装置1は用紙後処理装置の最上流部に設けたがこれに限定されず、用紙後処理装置の排紙部側に設けても良く、設置位置は限定されない。
カール矯正装置1は画像形成装置内に設けてあっても良い。
図7に示すカール矯正装置を抜き出して示す図であり、バックカールの用紙の矯正を示す断面図である。 図7に示すカール矯正装置を抜き出して示す図であり、フェイスカールの用紙の矯正を示す断面図である。 カール矯正装置の駆動手段を示す断面図である。 カール矯正装置の矯正量の調整を示す断面図である。 カール矯正装置の駆動手段の構成を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の制御ブロック図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の全体を示す概略断面図である。
符号の説明
1 カール矯正装置
2 可動ローラ対
2c 可動ローラ対のニップ
3 入口ローラ対(搬送ローラ対)
3c 入口ローラ対のニップ
19 ブラケット(支持板)
P 用紙(シート材)
PD 用紙後処理装置

Claims (5)

  1. 搬送ローラ対と、搬送ローラ対の下流側に設けた可動ローラ対とを備え、搬送ローラ対のニップと可動ローラ対のニップとの間にシート材を通過させてカールを矯正するカール矯正装置であって、可動ローラ対は移動自在であり、シート材にカール矯正を行なわない場合には、搬送ローラ対のニップと可動ローラ対のニップとが略水平に位置しており、シート材が下方向に凸になったカールを矯正する場合には、可動ローラ対を上方向に移動して搬送ローラ対のニップ位置よりも可動ローラ対のニップ位置を高くしてシート材に対して上方向に凸の変形を付与しており、シート材が上方向に凸になったカールを矯正する場合には、可動ローラ対を下方向に移動して搬送ローラ対のニップ位置よりも可動ローラ対のニップ位置を低くしてシート材に対して下方向に凸の変形を付与していることを特徴とするカール矯正装置。
  2. 可動ローラ対の2つのローラは支持板に固定されており、支持板は搬送ローラ対の一方のローラ軸に対して回動自在に支持されており、シート材のカールの矯正度合いに応じて支持板の回動量を変更することを特徴とする請求項1に記載のカール矯正装置
  3. 可動ローラ対は搬送ローラ対と同一の駆動源としていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカール矯正装置。
  4. 画像形成後に排出されるシート材に対して後処理を施す用紙後処理装置において、請求項1〜3の何れか一項に記載のカール矯正装置を用紙後処理装置に対して着脱自在に設けてあることを特徴とする用紙後処理装置。
  5. 搬送ローラ対は用紙後処理装置の最も上流側に位置する入口ローラ対であることを特徴とする請求項4に記載の用紙後処理装置。


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