JP2012055544A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

パンツ型吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP2012055544A
JP2012055544A JP2010202907A JP2010202907A JP2012055544A JP 2012055544 A JP2012055544 A JP 2012055544A JP 2010202907 A JP2010202907 A JP 2010202907A JP 2010202907 A JP2010202907 A JP 2010202907A JP 2012055544 A JP2012055544 A JP 2012055544A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional gather
gather
absorbent article
dimensional
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010202907A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5566819B2 (ja
Inventor
Tetsushi Uchida
哲史 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP2010202907A priority Critical patent/JP5566819B2/ja
Publication of JP2012055544A publication Critical patent/JP2012055544A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5566819B2 publication Critical patent/JP5566819B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】外装体が腹側と背側とに分離した吸収性物品に特有の立体ギャザーの装着時の位置ズレを容易に確認して位置修正することができ、この位置のずれによる排泄物の横漏れ等を好適に抑制することができるパンツ型吸収性物品の提供を目的とする。
【解決手段】吸収性本体は長手方向と幅方向とを有し、該吸収性本体には、その幅方向の外側縁で着用時に足回りの開口部をなす領域に、前記吸収性本体の内側寄りの内側立体ギャザー及びその外側の外側立体ギャザーが設けられ、前記内側立体ギャザー及び外側立体ギャザーはいずれも前記吸収性本体の長手方向に沿って延び、かつ前記両立体ギャザーは吸収性物品側を基端とし着用者の肌側に自由端をなすよう起立するものであり、前記内側立体ギャザーの自由端縁には着色が施された吸収性物品。
【選択図】図1

Description

本発明はパンツ型吸収性物品に関する。
従来、通常のパンツと同様にして着用することができるパンツ型の使い捨ておむつがある。この使い捨ておむつは、はいはいや歩行などの動きが活発になった子供用、おむつ離れを促進するためのトレーニング用、失禁のある成人用等いろいろな用途のものがあり、その利便性等について様々な工夫がなされている。例えば、歩行による足の動きに対し足回りからの尿漏れを防止する観点から、内側と外側との2つの立体ギャザーを有するものが提案されている(特許文献1)。このおむつにおいては、外側立体ギャザーが起立して吸収性本体の長手方向側縁を覆うことで、内側のギャザーだけのものに比し、横漏れを効果的に抑えることができるとされる。
これとは別にパンツ型のおむつカバーにおいて、足回りの立体ギャザーに着色を施したものが提案されている(特許文献2参照)。このパンツ型おむつカバーは、一対の立体ギャザーの間に吸収性本体を装着して使用する。その足回りの立体ギャザーは1条のものである。そして、その立体ギャザーの自由端には着色が施されており、その着色をウエスト開口部から視認可能な状態にされている。これにより立体ギャザーの間に吸収性本体を装着する際に、その適切な位置が判断しやすくなるとされる。
特表2006−525857号公報 特開2008−29714号公報
ところで、本発明者らの検討よれば、股下部に2つの立体ギャザーを有するおむつでは、ときおり着用時に足回りのギャザーに乱れが生じ、横漏れの原因になりうることが分かってきた。特に、外装体が腹側と背側とに分離し股下部が縦長の吸収性本体からなるおむつ等の吸収性物品に特有の問題として顕在化する。このような吸収性物品においては、前記吸収性本体の長手方向に沿って内側及び外側の立体ギャザーがともに比較的直線的にかつ平行に配されることがある。そこで、内側立体ギャザーの起立高さが外側立体ギャザーより高くされていると、装着時に内側立体ギャザーが足回り開口部の外方に傾き外側立体ギャザーと重なったりそれを覆うようにして開口部から出てきてしまったりしやすくなる傾向がある。
そこで本発明は、外装体が腹側と背側とに分離した吸収性物品に特有の立体ギャザーの装着時の位置ズレを容易に確認して位置修正することができ、この位置のずれによる排泄物の横漏れ等を好適に抑制することができるパンツ型吸収性物品の提供を目的とする。
本発明は、胴回り開口部と一対の足回り開口部とを有するパンツ型吸収性物品であって、該吸収性物品は胴回り部をなす腹側帯及び背側帯に分離した外装体と前記腹側帯及び背側帯を跨設するように配置される吸収性本体とを具備し、前記吸収性本体は長手方向と幅方向とを有し、該吸収性本体には、その幅方向の外側縁で着用時に足回りの開口部をなす領域に、前記吸収性本体の内側寄りの内側立体ギャザー及びその外側の外側立体ギャザーが設けられ、前記内側立体ギャザー及び外側立体ギャザーはいずれも前記吸収性本体の長手方向に沿って延び、かつ前記両立体ギャザーは吸収性物品側を基端とし着用者の肌側に自由端をなすよう起立するものであり、前記内側立体ギャザーの自由端縁には着色が施された吸収性物品により上記の課題を解決するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品は、外装体が腹側と背側とに分離した吸収性物品に特有の立体ギャザーの装着時の位置ズレを容易に確認して位置修正することができ、この位置のずれによる排泄物の横漏れ等を好適に抑制することができるという優れた作用効果を奏する。
本発明のパンツ型着用物品における一実施形態としてのパンツ型の使い捨ておむつを概ね着用状態の形状として腹側からみて模式的に示した斜視図である。 図1に示したパンツ型使い捨ておむつを展開して伸長した状態を示す一部切欠展開平面図である。 図2に示したIII−III線断面の拡大断面図である。 本実施形態のおむつを装着する際の2つの立体ギャザーの動きについて、吸収性コアとともにモデル的に示す説明図である。 本発明の別の実施形態に係るパンツ型おむつの模式的な断面図である(図3の断面に対応する)。
図1は、本発明のパンツ型着用物品における一実施形態(第1実施形態)としてのパンツ型の使い捨ておむつ10を概ね着用状態の形状として背側の側方からみて模式的に示した斜視図である。
本実施形態のおむつ10は、胴回り開口部Woと一対の足回り開口部Loとを有し、該おむつの胴回り部Dをなす環状外装帯1と股下部Cをなす吸収性本体2を備えている。環状外装帯1は、およそ半周ずつをなす腹側帯11及び背側帯12からなり、該両帯の左右両側部がそれぞれ合掌状態に重ね合わされて接合され、一対のサイドシーム部13が形成されている。このサイドシーム部13におけるシートの接合方法は特に限定されるものではなく、ヒートシール、超音波シール等の任意の手段により接合することができる。本実施形態において、サイドシーム部13はその背丈方向の上方から中央にかけて配された接合領域kで前記腹側帯11と背側帯12とが接合されており、その背丈方向の下方は接合されていない。これにより、装着時に脚を通す空間が広くなり、かつ、装着状態では臀部のはみ出しを防止するという利点がある。
環状外装帯1はその身丈方向上側において、環状の胴回り開口部Woをなす。吸収性本体2は長手方向とこれに直交する幅方向とを有する長方形状であり(図2参照)、該長手方向の両端部が環状外装帯1の腹側帯11の内面(肌当接面側の面)及び背側帯12の内面にそれぞれ接合され、着用者の股下に沿わされるよう垂設される。これにより、左右一対の足回り開口部Loが形成され、全体として褌構造のパンツ型の形状をなす。このおむつ10の装着に際して、着用者の右足及び左足を胴回り開口部Woから右側及び左側の足回り開口部Loに通して、着用者の立位あるいは四つん這いや仰向けの状態でおむつを引き上げて装着する。本実施形態において、腹側帯11及び背側帯12と吸収性本体2との固定方法は、特に限定されるものではなく、吸収性本体2と腹側帯11または背側帯12と重なっている部分の所定の領域で、接着剤等により固定したり、吸収性本体2の周縁部のみにおいて両者を接合したり、吸収性本体2の幅方向の中央部のみ又は両端部のみで両者を接合することもできる。また、接着剤に代えて、ヒートシール、超音波シール等を用いることもできる。
図1では、環状外装体1の腹側帯11及び背側帯12を要部の視認性を考慮し1枚のシート材としまた内部の弾性部材を省略して示すが、本実施形態において腹側帯11及び背側帯12は、着用者肌面側の液不透過性の1層以上の内層シートと着用者非肌面側の外層シートとからなる。この内層シート11a,12aと外層シート11b,12bとの間に、胴回り方向に沿ってそれぞれ腰回り弾性部材14および胴回り弾性部材15が伸長状態で固定されている(図2参照)。これらの弾性部材が着用状態で適度に胴回り方向に伸縮して腰回りギャザー及び胴回りギャザーを形成しながら、着用者の胴回りにフィットして、おむつ10を着用者に密着させる。また、図示したものとは異なり、腹側帯11及び背側帯12において、外層シート11b,12bがおむつ10の身丈方向上方に延出して、あるいは外層シートと内層シートとがともにおむつ10の身丈方向上方に延出して、胴回り開口部Woの端縁から肌面側へ折り返され吸収性本体2の長手方向端縁を被覆した状態にしてもよい。すなわち外装体に見返し部分を設け、これにより、吸収性本体の前後端を押さえるような構成である。これにより該吸収性本体4の端縁が直接肌に当らないようにされ、装着時の柔らかな肌触りが生まれる。
本発明においては、特に断らない限り、人体に接触する側の面を肌側面ないし肌当接面あるいは表面といい、これと反対側の面を非肌面ないし非肌当接面あるいは裏面という。この2つの面において、肌側面に近い方ないしその延長方向を肌面側、肌当接面側又は表面側といい、非肌面に近い方ないしその延長方向を非肌面側、非肌当接面側又は裏面側という。装着時に人体の前側に位置する方向を前方といいその端部を前端部とし、後側に位置する方向を後方といいその端部を後端部として説明する。吸収性物品の表面又は裏面の法線方向を厚み方向といいその量を厚さという。更に、吸収性物品の平面視(展開平面図)において腹側部から股下部を亘り背側部に至る方向を縦方向あるいはY方向といい、この縦方向と直交する方向を幅方向あるいはX方向という。なお、前記縦方向は典型的には装着状態において人体の前後方向と一致する。
図2は、図1に示したパンツ型使い捨ておむつを展開して伸長した状態を示す一部切欠展開平面図である。図2では、要部の視認性を考慮し、環状外装体1に挟持された弾性部材14,15を一部切欠した部分でのみ示した。本実施形態のおむつ10は、その展開状態の平面視において、環状外装帯1の腹側帯11が配される腹側部Fと、背側帯12が配される背側部Rと、両部に介在された股下部Cとに区画され、腹側部Fと背側部Rとが前述のとおり接合領域kで合掌状態に接合されて胴回り部Dを構成する(図1参照)。
本実施形態の吸収性本体2は、その長手方向をおむつの縦方向(Y方向)に向け、股下部Cを中心に腹側部Fから背側部Rに亘って配されている。吸収性本体2は、肌当接面側に配置される液透過性の表面シート21、非肌当接面側に配置される液不透過性の裏面シート22(吸収性本体内層シート25、吸収性本体外層シート26)、及び両シート21,22間に介在される液保持性の吸収性コア23(コア材23a、コアラップシート23b)を具備してなる。本実施形態の吸収性本体2において、内側立体ギャザー3をなす一対のサイドシート24,24が表面シート1の肌面側に積層されている。該サイドシート24はさらに外方にのびて折り返され、表面シート21ないし吸収性コア23と裏面シート22との間に挟持されながら接合固定されている。前記吸収性コア23は全体として吸収性本体2と略相似形の長方形状であり、内部のコア材は3条のものとして分割され、吸収性本体の長手方向に延びて配設されている。該吸収性コア23の左右の幅方向(X方向)外方で表面シート21、裏面シート22、及びサイドシート24が、股下部Cにおいて、基端tから基端tの範囲で接合されている。換言すると、股下部Cにおいて、サイドシート24は基端tより本体内方及び基端tより本体外方において独立して変形可能とされ、内部の弾性分材の収縮力により人体側に起立したギャザーを形成する。前記基端t及び基端tは起立するギャザーの起立位置をなす。サイドシート24の長手方向の長さは裏面シート22のY方向長さにほぼ一致している(図2参照)。おむつ10の装着時において、吸収性コア23のおむつ幅方向(X方向)の中心である正中切断線を、着用者の尿排泄対応領域Q,Q(男性の場合は領域Q、女性の場合は領域Q)から排便対応領域Qを通る線にほぼ一致させて沿わせる。このようにして、着用時には吸収性コア23が着用者のおよそ下腹部から股間を経て臀部にかかる部分にあてられる。
図3は、図2に示したIII−III線断面の拡大断面図である。本実施形態(第1実施形態)においては、上述のように、股下部Cにおいて、サイドシート24が前記基端t(基端点t)よりも内方で起立して内側立体ギャザー3をなす。一方、その基端tよりも外方で起立して外側立体ギャザー4をなす。なお、本実施形態においては基端tとtとの位置が異なる例として示したが、基端t(基端点t)で一致している形態でもよい(後記第2実施形態参照)。逆に、背丈方向のそれ以外の位置、つまり腹側部F及び背側部Rにおいては、サイドシート24は表面シート21及び外装体1(腹側帯11及び背側帯12)に接合され、起立しない形態とされている。このように、吸収性本体の前後端部においては立体ギャザーが形成されない形態とすることにより、かえって股下部においては起立高さのあるバリア性の高い立体ギャザー3及び4が形成され好ましい。
内側立体ギャザー3では、おむつ10の着用状態で内部の弾性部材31がY方向に伸縮して着用者の肌面に向けて突出するように起立して肌にしっかりと当接する。この起立に伴って表面シート21とサイドシート24との間にポケットPが形成される。このように形成された内側立体ギャザー3が着用者の鼠径部に沿って当接することで、排泄物の外部への移行が遮断され横漏れが効果的に防止される。なお、内側立体ギャザー用弾性部材31は、少なくとも股下部Cに配されており、更に腹側部F及び/又は背側部R側にも延びて配されていることが好ましい。
本実施形態において、内側立体ギャザー3の頂部(自由端)には縦方向に延びる着色部3aが配されている。詳細は後述するが、この着色部3aによって、慌しいおむつの交換時に、装着時の足回りにおける内側立体ギャザー3の乱れに容易に気づいて位置修正することができ、横漏れの抑制が効果的になされる。
本実施形態において、外側立体ギャザー4では、おむつ10の着用状態で内部の弾性部材41がY方向に伸縮して着用者の肌面に向けて突出するように起立して肌にしっかりと当接する。このように形成された内側立体ギャザー4は、吸収性本体2の幅方向側縁周辺あるいはそれより外側で起立して着用者の足の付根付近の大腿部に当接する。そのことで、前記内側立体ギャザー3を外側から覆い、そこから排泄物等の染み出したようなときにも、さらなる堰として働き横漏れが効果的に防止される。また、内側立体ギャザー3よりも外側に外側立体ギャザー4が配されることで、すそに形成されたフリルのようになり、おむつの外観の良化にも資する。なお、外側立体ギャザー用弾性部材41は、少なくとも股下部Cに配されており、更に腹側部F及び/又は背側部R側にも延びて配されていることが好ましい。
以下に、本実施形態において要部をなす、内側立体ギャザーと外側立体ギャザーの特徴及び協働関係について説明する。
内側立体ギャザー3は股下部Cの長手方向中央において本来X方向内方へやや傾斜して起立する(起立位置3’)。一方、外側立体ギャザー4は若干外方に傾斜して起立する(起立位置4’)。その装着時においては、図示するとおり、内側立体ギャザー3及び外側立体ギャザー4がともに立ち上がり、それぞれ内側立体ギャザー3の起立高さ(Tn)と外側立体ギャザー4の起立高さ(Tg)とを有する。この高さは、内側立体ギャザー3の伸長時の長さ(Sn:図2参照)および外側立体ギャザー4の伸長時の長さ(Sg:図2参照)がそれぞれその最大値に相当する。上述のように若干の傾斜が生じること、さらにギャザーに皺がよること等を考慮すると、上記長さSn,Sgに対して、高さTn,Tgはその50〜80%程度として設定しておくことが実際的である。内側立体ギャザー3の伸長時の長さSnは30〜50mm程度であることが実際的である。外側立体ギャザー3の伸長時の長さSgは15〜35mm程度であることが実際的である。両者の比率Sn/Sgは1.0〜2.5であることが好ましく、1.5〜2.0であることがより好ましい。前記下限以上とすることで脚まわりの股下の隙間を軽減することができ、上限以下とすることで、内側立体ギャザー3が外側立体ギャザー4からはみ出すことを軽減することができる。
一方、内側立体ギャザー3の伸長時の高さTnと外側立体ギャザー4の伸長時の高さSnとの比率(Tn/Ts)も上記長さの比率(Sn/Sg)と同様の範囲であることが好ましい。なお、この両起立高さ(Tn)及び(Tg)は、各シート部材の厚みを含んだおむつの外側からの厚み方向の高さであり、X方向に対して略垂直に起立した状態での高さを示す。
本実施形態においては、内側立体ギャザー3が着用者の股下部において大腿部の付根付近よりも深い位置の鼠径部に当接するため、その起立高さ(Tn)が外側立体ギャザー4の起立高さ(Tg)よりも高くされている。本実施形態のおむつ10の装着時には、横漏れ防止の観点から、内側立体ギャザー3が着用者の下腹部において鼠径部にしっかりと当接されることが好ましい。前述のとおり着用者の下腹部から股間にかけての排尿ポイントQ及びQには吸収性コア23が沿わされ液吸収保持されるが、この部分で多量の排尿や複数回の排尿があると吸収性コア2の表面シート1上あるいはその下部で液が幅方向に移行しやすい。そのため、内側立体ギャザー3が起立高さ(Tn)で下腹部の鼠径部に深く収まり、ポケットPが下腹部から股間にかけて吸収性コア2との間に形成されると、その部分で横漏れが効果的に防止され得る。そしてさらに、本実施形態によれば、排泄物が極めて多い場合や軟便や下痢便のように漏れでやすいものであるとき、その外側から外側立体ギャザー4が、起立高さ(Tg)で着用者の足の付根付近の大腿部内側に当接して収まる。これにより、排泄物の染み出し等を効果的に防止することができるので好ましい。
上述のように、本実施形態の構成のおむつにおいて、両立体ギャザー3及び4が好ましい位置に収まることで効果的に尿漏れを防止することができる。しかし、装着時にズレが生じた場合、ギャザー特有の襞が目隠しになり、あるいはおむつ全体が白基調であることが多く、その位置のずれには意外と気づきにくい。特に内側立体ギャザー3が納まる足の付根付近にあっては、外側立体ギャザー4の自由端や襞とまぎれてかえって目視しにくくなる。着用者が動きの活発な高月齢の幼児などの場合は、おむつをやっとの思いで履かせた後の確認はさらに困難を伴い、場合によっては位置ずれを確認せずに、そのまま外装の着衣を着せてしまうことも考えられる。さらに本実施形態においては、略平行に配された内側立体ギャザー3と外側立体ギャザー4とのそれぞれの起立高さが(Tn)>(Tg)であることで内側立体ギャザー3が外側立体ギャザー4と重なって飛び出してしまうこともあり、その場合でも両部材が同じ乳白色であるためにやはり慌しいおむつの交換においては位置ズレに気づきにくく見過ごしてしまうことも考えられる。
これに対し本実施形態のおむつ10においては、内側立体ギャザー3の頂部に着色部3aを配したことで、内側立体ギャザー3の位置ズレの確認及び気づきが容易となりその修正が効果的になされる。この点につき、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態のおむつ10を装着する際の2つの立体ギャザーの動きについて、吸収性コア23ともにモデル化して模式的に示す説明図である。図4においては、内側立体ギャザー3と外側立体ギャザー4の好ましい装着位置とそのズレの状態を理解するため、両立体ギャザー3,4及び吸収性コア23以外のおむつ10の部材を省略して示す。また図4においては、向って左側(右足内側)の立体ギャザーでは好ましい装着状態を示し(実施例)、向って右側(左足内側)の立体ギャザーでは大腿部側にはみ出してしまった装着状態を示す(比較例)。また、おむつの10の引き上げを(a),(b),(c)の3段階に分けて示す。本実施形態のおむつ10の装着時において、その胴回り開口部Woから左右一対の足回り開口部Loへ着用者の両足を通し(図4(a)参照)、おむつ10の環状外装体1の部分を掴み、おむつを大腿部へと引き上げ(図4(b)参照)、吸収性コア23が股間にあたるようにして装着する(図4(a)参照)。その過程においては、足回り開口部Loのギャザー等が着用者の大腿部の内側に強く擦れながら引き上げられる。
まず立体ギャザーの好ましい装着については、図4において向って左側(右足内側)の立体ギャザーの様子を参照すると、(a)から(b)までは内側立体ギャザー3、外側立体ギャザー4がともに股間へ向いた状態で足の内側を擦りながら上がっていく。そして大腿部が徐々に太くなるにつれ外側立体ギャザー3が擦れる。(c)に至っては大腿部が最も太くなる最大囲mからわたり囲mを経て付根囲mへと大腿部の内側を通過する過程で外側立体ギャザー3が下側へと向けられる。その際、内側立体ギャザー3は、もともとやや内側向きのため大腿部に引っ掛かり難く、そのまま引き上げられて鼠径部nの部分に深く入り込んで収まる。このように内側立体ギャザー3が鼠径部nにしっかりとはまり込むことで横漏れが効果的に防止される。
他方、内側立体ギャザー3がはみ出した状態の装着については、図4において向かって右側(左足内側)の立体ギャザーの様子を参照すると、(a)においては前記左側のものと変わらないが、(b)の大腿部が徐々に太くなる部分でおむつを乱暴に引き上げることで、あるいは着用者の動きなどで、内側立体ギャザー3が大腿部で引っ掛かり外側立体ギャザー4から少し飛び出している。そのままおむつ10を引き上げることで、内側立体ギャザー3が外側立体ギャザー4に覆いかぶさるようにしてさらにはみ出してしまっている。この状態では、股間から鼠径部nにかけておむつ10との間に隙間ができ横漏れが生じ易くなってしまい好ましくない。
このような好ましくない装着状況にあっても、本実施形態のおむつ10においては、内側立体ギャザー3の先端部分に着色部3aが配されているので、図4に示す(b)又は(c)の段階で着色部3aを見つけて内側立体ギャザー3のはみ出しを容易に確認することができる。この着色部3aは、おむつ10を構成する各部材がほとんど乳白色である中で目視しやすい色とされており、着用者の股下部の足の付根付近でも認識容易とされている。この着色部3aが配されていない場合、内側立体ギャザー3の先端が弾性部材31の収縮で皺を有して見難くさらに外側立体ギャザー4の弾性部材41の収縮で生じた皺が重なるため、内側立体ギャザー3の先端は判別され難い。しかし、内側立体ギャザー3の先端に配された着色部3aによって、その先端の位置を容易に認識でき内側立体ギャザー3の位置ずれの発生を素早く認識することができる。着用者がどのような状況にあっても着色部3aがおむつの他の部材よりも認識されやすいので、内側立体ギャザー3の位置ズレに容易に気付いて位置修正が可能とされ、排泄物の横漏れが効果的に防止され得る。
この観点から、この着色部3aの着色は、外側立体ギャザー4と着用者の肌との間からでも目視できるよう、目立つ着色を種々採用することができ、例えば、着色部3aの色は、外側立体ギャザー4の部材の色や着用者の肌の色に対して補色の関係にある着色や対照的な色相・明度・彩度の着色とすることが好ましく、L表示で表すと、着色部3aの色は、L値が50未満または70以上、かつ、a値が0未満または10以上、かつ、bが10未満または20以上が好ましい。さらに、着色部3aの色と外側立体ギャザー4の部材の色とのL色空間全色差(ΔE)を20以上とすることが好ましい。また、着色部3aの配置については、本実施形態の内側立体ギャザー3の頂部への着色に限定されず、この着色に代え又はこの着色に加え、前記頂部の位置から外側側面部の起立高さ(Tn)の10%部分の範囲内に着色されてもよい。また該着色部3aのY方向長さは、自由端とされた内側立体ギャザー3のY方向長さ(吸収性本体2の表面シート21等と接合固定された部分を除く。)に対して20%とし、股下部の中央部分の位置に配されるのが好ましい。着色部3aの形状及び模様については、任意に定めることができる。
[L色空間全色差(ΔE)]
表示は、国際照明委員会(CIE)L系に従う。全色差は、L*a*b*色空間内の2点間の距離を表わす。第1の色(L1、a1、b1)及び第2の色(L2、a2、b2)についてのL色空間全色差(ΔE)は、次式に従って計算される:
Figure 2012055544
前記式中、ΔLは、2色の間のL値の差であり、ΔL=L2−L1によって計算される。Δaは、2色の間のa値の差であり、Δa=a2−a1によって計算される。Δbは、2色の間のb値の差であり、Δb=b2−b1によって計算される。
本実施形態において、このような着色部3aとすることで、内側立体ギャザー3が外側立体ギャザー4の外側に飛び出さないまでも、外側立体ギャザー4と重なって大腿部側(図4に示すm〜mの範囲)にズレたりするような場合、外側立体ギャザー4と着用者の肌との照明が遮られる少しの隙間からでも発見しやすい。おむつの慌しい装着の途中でも素早く気づくことができる。特に着用者が幼児などの場合は足をバタつかせたり歩きまわろうとしたりする状況下で幼児の行動につい気をとられがちであるが、そのような場合でも、おむつの外側からあるいはバタつかせる足元のわずかな隙間からでも着色部3aに容易に気付くことができる。また、おむつの装着後の活動時になどにも、着用者の足回りと外側立体ギャザー4との隙間から内側立体ギャザー3を少し覗き込むだけで、着色部3aを直ぐに発見することができる。これにより、内側立体ギャザー3の位置ズレが容易に認識され得る。また、内側立体ギャザー3の頂部ないし外側部に着色部3aが配されることで、内側立体ギャザー3に汚物等が付着した場合でもその色味を目立たくして不快感を軽減できるので好ましい。
本実施形態における着色部3aは、サイドシート24に着色剤を直接塗布したものである。着色剤としては、染料、顔料などを一般的なバインダーと水や有機溶剤などの溶媒に溶かして混合された溶液などの着色剤が挙げられる。本実施形態においては、該着色剤を内側立体ギャザー3の頂部となるサイドシート24の折り目外側に塗布し、乾燥して形成できる。なお着色部3aは、本実施形態のものに限らず目視容易にする形成であればよく、例えば着色剤を内側立体ギャザー用弾性部材31や接着剤などに混合したものであってもよい。また、内側立体ギャザー3の位置ズレの調整を指先で容易にしやすくするために、外側側面部(図3参照)の肌に触れない部分に滑りにくい着色剤を塗布して着色部3aとすることができる。このようにすることで、部分的に見える着色部3aを指先で探り当て、その指先の感覚だけで内側立体ギャザー3の位置を修正することができるので好ましい。このような着色剤としては、バインダーとしてゴム系やポリウレタン系の樹脂を配合した着色剤が好ましい。クロロプレン系ゴムが例として挙げられる。
さらに、内側立体ギャザーに滑りやすい着色剤を塗布することで、外側立体ギャザーの肌との摩擦は内側立体ギャザーの肌との摩擦よりも高くなるため、装着時に内側立体ギャザーが外側立体ギャザーからはみだす危険を軽減する。
本実施形態においては外側立体ギャザー4には着色部が配されないものであるが、これに限定されず、外側立体ギャザー4にも着色部4a(図示せず)が配設されていてもよい。その場合、内側立体ギャザー3の着色がより目立つような配色とされることが好ましく、例えば黄色と青紫との組合せなど補色の関係にあることが好ましい。L表示で内側立体ギャザー3の着色と外側立体ギャザー4の着色とのL色空間全色差(ΔE)を20以上とすることが好ましく、30以上とすることがさらに好ましいい。なお、外側立体ギャザー4の着色部4aの形成については前述の内側立体ギャザー3と同様にすることができる。
本実施形態においては、内側立体ギャザー3と外側立体ギャザー4とは、それぞれ個々の独立したシート部材(サイドシート24と被覆シート25)で形成されているが、これに限らず、同一のシート部材からなるものであってもよい。例えば、図示しないが、内側立体ギャザー3をなすサイドシート24が、その基端位置からさらに幅方向(X方向)方向外方に延びてその端部において外側立体ギャザー4が形成されてもよい。また、前記両立体ギャザーが同一のシート部材からなり、かつ内側立体ギャザー3の着色部3aと外側立体ギャザー4の着色部4aとがある場合には、その配色の容易さから、シート部材ではなく各弾性部材や接着剤に混合して形成する方法が好ましい。
図5は、本発明の別の実施形態(第2実施形態)に係るパンツ型おむつの模式的な断面図である。本図の断面位置は図3の断面に対応する。第2実施形態については、第1実施形態に示したものと共通するものについて同じ符号を用いて示している。本第2実施形態においては、サイドシート24で構成される内側ギャザー3と外側ギャザー4の形態が異なるものとされている。具体的には、サイドシート24が全体において2つ折りに畳まれている。折り畳まれた部分が外側ギャザーにまで至らずに途中で終了している第1実施形態とは異なる。また、コア材23aの幅方向両側には吸収体弾性部材51が配設されている。
そして、第2実施形態の内側ギャザー3は吸収性コア23より十分外方に基端t(基端点t)があり、そこから内側ギャザー3が立ち上がるようにされている。その結果、内側ギャザー3の長さSnは相対的に長く確保されている。したがって、その起立高さ(Tn)も高くされ、より肌面への良好な密着性が得られる。他方、外側ギャザー4は内側ギャザー3と同じ基端tから起立されるように構成されている。この長さや動きは第1実施形態とほぼ同様である。
また、幅方向に対して、第2実施形態の表面シート21は吸収体コア23aの端を巻き下げており、吸収体コア23aの端と外側立体ギャザー4は別々に稼動することが可能である。さらに、吸収体コア23aの両端部に弾性体51を配置することで、両サイドの吸収体コアが起立し、より肌面への良好な密着性が得られる。
本発明の使い捨ておむつの各構成材料としては、この種の物品に用いられる各種の材料を任意に採用することができる。
例えば、表面シート21としては、親水性不織布が好ましく、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布、立体賦形不織布と呼ばれている不織布で、その繊維がポリプロピレンの単繊維や、ポリプロピレンとポリエチレンの複合繊維、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンの複合繊維等で親水化処理が施された繊維が好ましく、その坪量15〜50g/mのものが好適に使用できる。また、表面シート1の股下部分には、表面シート1の非肌面側に親水性穴開きフィルムや親水性不織布が部分的に重ねられていてもよい。裏面シート22や被覆シート25としては、防水性があり透湿性を有していれば特に限定されないが、例えば疎水性の熱可塑性樹脂と、炭酸カルシウム等からなる微小な無機フィラー又は相溶性のない有機高分子等とを溶融混練してフィルムを形成し、該フィルムを一軸又は二軸延伸して得られる多孔性フィルムが挙げられる。前記熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィンが挙げられる。該ポリオレフィンとしては、高〜低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン等が挙げられ、これらを単独で又は混合して用いることができる。また、環状外装帯1を構成するシート部材(内層シート及び外層シート)としては、例えば、不織布、不織布と樹脂フィルムとの積層材、多孔性フィルム等が好ましい。非伸縮性シートは、通気性、風合いを良好にする観点から、熱可塑性繊維からなる不織布から形成されているものが好ましく、また、排泄物の漏れ防止の観点から、撥水性の不織布から形成されているものが好ましい。
吸収性コア23としては、例えば、繊維集合体又はこれと吸収性ポリマーとを併用させたもの等を用いることができる。繊維集合体を構成する繊維としては、パルプ繊維等の親水性天然繊維や、合成繊維(好ましくは親水化処理を施したもの)等を用いることができる。坪量は特に限定されないが、150g/m〜500g/mが好ましい。また吸収性コアを被覆する被覆シートとしては、親水性のティッシュペーパー等の薄手の紙(薄葉紙)、コットンやレーヨンなどの親水性繊維からなる不織布、合成樹脂の繊維に親水化処理を施してなる不織布(SMS、SMMS、SSMS等の複合不織布)からなるものを用いることができる。
サイドシート24としては、撥水性不織布が好ましく、具体的には、スパンボンド不織布、スパンボンド−メルトブローン(SM)不織布、スパンボンド−メルトブローン−スパンボンド(SMS)不織布等が用いられる。上記の各弾性部材の材料としては、吸収性物品に用いられる通常の弾性材料を用いることができ、例えば素材としては、スチレン−ブタジエン、ブタジエン、イソプレン、ネオプレン等の合成ゴム、天然ゴム、EVA、伸縮性ポリオレフィン、ポリウレタン等を挙げることができ、形態としては、断面が矩形、正方形、円形、多角形状等の糸状ないし紐状(平ゴム等)のもの、或いはマルチフィラメントタイプの糸状のもの等を用いることができる。
本発明のパンツ型吸収性物品は、上述のようなパンツ型のおむつのほか、生理用ショーツ、ショーツ型ナプキンなどの、パンツ型の構造を有する吸収性物品一般を含む概念である。このパンツ型吸収性物品は、乳幼児用のものであっても、成人用のものであってもよい。
1 環状外装帯
2 吸収性本体
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収性コア
23a コア材
23b コアラップシート
24 サイドシート
25 吸収性本体内層シート
26 吸収性本体外層シート
3 内側立体ギャザー
3a 着色部
4 外側立体ギャザー
51 吸収体弾性部材
10 使い捨ておむつ

Claims (6)

  1. 胴回り開口部と一対の足回り開口部とを有するパンツ型吸収性物品であって、該吸収性物品は胴回り部をなす腹側帯及び背側帯に分離した外装体と前記腹側帯及び背側帯を跨設するように配置される吸収性本体とを具備し、
    前記吸収性本体は長手方向と幅方向とを有し、該吸収性本体には、その幅方向の外側縁で着用時に足回りの開口部をなす領域に、前記吸収性本体の内側寄りの内側立体ギャザー及びその外側の外側立体ギャザーが設けられ、
    前記内側立体ギャザー及び外側立体ギャザーはいずれも前記吸収性本体の長手方向に沿って延び、かつ前記両立体ギャザーは吸収性物品側を基端とし着用者の肌側に自由端をなすよう起立するものであり、前記内側立体ギャザーの自由端縁には着色が施された吸収性物品。
  2. 前記内側立体ギャザーの自由端縁にのみ着色が施されている請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記外側立体ギャザーの自由端縁にも着色が施されており、その着色と前記内側立体ギャザーの自由端縁の着色とが、補色の関係にある請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 前記内側立体ギャザーの自由端縁の着色及び/又は前記外側立体ギャザーの着色が、それらを構成するシート部材、弾性体、または接着剤に塗布されてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記内側立体ギャザーの起立可能部長さ(Sn)が、前記外側立体ギャザーの起立可能部長さ(Sg)より大きい(Sn>Sg)という関係にある請求項1〜4のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
  6. 前記内側立体ギャザーと前記外側立体ギャザーとが実質的に平行に配されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
JP2010202907A 2010-09-10 2010-09-10 パンツ型吸収性物品 Active JP5566819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010202907A JP5566819B2 (ja) 2010-09-10 2010-09-10 パンツ型吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010202907A JP5566819B2 (ja) 2010-09-10 2010-09-10 パンツ型吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012055544A true JP2012055544A (ja) 2012-03-22
JP5566819B2 JP5566819B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=46053359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010202907A Active JP5566819B2 (ja) 2010-09-10 2010-09-10 パンツ型吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5566819B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013198651A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
JP2014198135A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 ユニ・チャーム株式会社 使い捨て着用物品
WO2014203679A1 (ja) * 2013-07-01 2014-12-24 ユニ・チャーム株式会社 プルオンおむつ
WO2021107050A1 (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 花王株式会社 使い捨ておむつ
JP7372769B2 (ja) 2019-07-01 2023-11-01 株式会社リブドゥコーポレーション 吸収性物品

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525857A (ja) * 2003-05-27 2006-11-16 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 使い捨てプルオン衣類
JP2010042061A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Kao Corp 吸収性物品
JP2010194228A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Livedo Corporation 使い捨て吸収性物品

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006525857A (ja) * 2003-05-27 2006-11-16 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 使い捨てプルオン衣類
JP2010042061A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Kao Corp 吸収性物品
JP2010194228A (ja) * 2009-02-27 2010-09-09 Livedo Corporation 使い捨て吸収性物品

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013198651A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Daio Paper Corp 使い捨ておむつ
JP2014198135A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 ユニ・チャーム株式会社 使い捨て着用物品
WO2014203679A1 (ja) * 2013-07-01 2014-12-24 ユニ・チャーム株式会社 プルオンおむつ
JP2015009070A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 ユニ・チャーム株式会社 パンツ型おむつ
JP7372769B2 (ja) 2019-07-01 2023-11-01 株式会社リブドゥコーポレーション 吸収性物品
WO2021107050A1 (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 花王株式会社 使い捨ておむつ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5566819B2 (ja) 2014-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6364213B2 (ja) 吸収性物品
JP4494412B2 (ja) 使い捨てプルオン衣類
JP4606974B2 (ja) トランクス型おむつ
JP5227002B2 (ja) 使い捨ておむつ
KR20140003169U (ko) 기저귀
JP2001252303A (ja) 吸収性物品
JP5960791B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP2008119416A (ja) 使い捨て吸収性物品
JP5566819B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP2010115218A (ja) 吸収性物品
JP6264441B1 (ja) 吸収性物品
WO2013172392A1 (ja) 着用物品
JP2018064698A (ja) 吸収性物品
JP2012061138A (ja) パンツ型吸収性物品
JP2006341061A (ja) 使い捨ておむつ
JP2010012216A (ja) 吸収性物品
JP3166677U (ja) 吸収性物品及び吸収性本体保持カバー
JP5492718B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP5090975B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP5525954B2 (ja) パンツタイプ使い捨ておむつ
JP6255203B2 (ja) 吸収性物品
JP2013188434A (ja) 使い捨て着用物品
JP2006204697A (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP3217272U (ja) 吸収性物品
KR20130060357A (ko) 흡수성 제품 및 일회용 기저귀

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20140422

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140422

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20140422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140618

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5566819

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250