JP2012053512A - 分散印刷方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷データのラベル設定内容がいずれであっても印刷可能なラベル印刷装置が分散印刷の実行装置として常に扱われることを可能にする、分散印刷方法、プログラム、及び記録媒体を提供すること。
【解決手段】分散印刷対象に指定された各プリンターのうち、印刷データのラベル幅サイズに一致する設定ラベル幅が設定されたプリンターに加えて、設定ラベル幅として任意幅が設定されたプリンターにおいても、印刷データが分散印刷される(S105,S106:YES以降)。従って、印刷データのラベル幅サイズがいずれであっても印刷可能なプリンターについては、分散印刷対象に指定され、且つ、設定ラベル幅として任意幅がひとたび設定されれば、印刷データのラベル幅サイズと一致する設定ラベル幅に変更する設定を予め行うこともなく、分散印刷の実行プリンターとして常に扱われる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンピュータに接続されている複数のラベル印刷装置のいずれかに対して印刷ジョブを分散させる、分散印刷方法、プログラム、及び記録媒体に関するものである。
上記「技術分野」の欄に記載の分散印刷方法に適用できる技術としては、例えば、下記特許文献1に記載された技術がある。
下記特許文献1に記載された技術では、例えば1つのプリントジョブのプリントを複数の画像形成装置により分散して行う分散プリント時に、各分割ジョブで使用する用紙の種類が同じ場合には、各分割ジョブで使用する共通の用紙の種類を入力手段で入力するだけの簡単な操作を行うことにより、選択手段が、受信手段により受信した他装置で使用可能な用紙種類の情報と自装置で使用可能な用紙種類の情報とに基づいて、入力手段により入力された用紙種類と一致する種類の用紙を有する1又は2以上の装置を各分割ジョブに使用する装置として自動的に選択する。これにより、分散プリント時に、各分割ジョブに使用する装置の選択決定の元になる用紙種類情報の選択入力操作を容易なものとすることができる。
特開2002−23980号公報
しかしながら、上記「技術分野」の欄に記載の分散印刷方法に対して上記特許文献1に記載された技術を適用した場合には、入力されたラベル種類と一致する種類のラベルを有する1又は2以上のラベル印刷装置が分散印刷を実行する装置として自動的に選択されるので、例えば、印刷データのラベル幅サイズがいずれであっても印刷を行うことが可能なラベル印刷装置(以下、「汎用型ラベル印刷装置」という。)がコンピュータに接続されていても、分散印刷を実行する装置として「汎用型ラベル印刷装置」が自動的に必ず選択されるとは限らなかった。
このような場合において、「汎用型ラベル印刷装置」が分散印刷を実行する装置として自動的に必ず選択されるためには、分散印刷を実行しようとするたびに、「汎用型ラベル印刷装置」が有するラベル種類の情報を上記入力されたラベル種類と同じものに予め変更する設定を行わなければならず、再設定の手間が発生してしまう。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、印刷データのラベル設定内容がいずれであっても印刷可能なラベル印刷装置が分散印刷の実行装置として常に扱われることを可能にする、分散印刷方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを課題とする。
この課題を解決するためになされた請求項1に係る発明は、コンピュータに接続されている複数のラベル印刷装置に対して印刷データを分散印刷させるための分散印刷方法であって、前記複数のラベル印刷装置に対して設定ラベル基準がそれぞれ設定される設定ステップと、前記複数のラベル印刷装置のうち分散印刷対象のラベル印刷装置が指定される指定ステップと、前記指定ステップで分散印刷対象に指定された各ラベル印刷装置のうち、前記設定ステップで前記印刷データのラベル設定内容に一致する設定ラベル基準が設定されたラベル印刷装置において、前記印刷データが分散印刷される分散印刷ステップと、を備え、前記設定ステップで設定される設定ラベル基準として任意基準を設け、前記分散印刷ステップでは、前記指定ステップで分散印刷対象に指定された各ラベル印刷装置のうち、前記設定ステップで設定ラベル基準として任意基準が設定されたラベル印刷装置においても、前記印刷データが分散印刷されること、を特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載する分散印刷方法であって、前記分散印刷ステップでは、前記指定ステップで分散印刷対象に指定された各ラベル印刷装置のうち、前記設定ステップで設定された設定ラベル基準が前記印刷データのラベル設定内容を許容するラベル印刷装置においても、前記印刷データが分散印刷されること、を特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載する分散印刷方法であって、前記分散印刷ステップでは、前記指定ステップで分散印刷対象外となった各ラベル印刷装置のうち、前記設定ステップで設定ラベル基準として任意基準が設定されたラベル印刷装置においても、前記印刷データが分散印刷されること、を特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する分散印刷方法を実行させるためのプログラムであること、を特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、請求項4に記載するプログラムを記録した前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体であること、を特徴とする。
すなわち、本発明の分散印刷方法、プログラム、及び記録媒体では、分散印刷対象に指定された各ラベル印刷装置のうち、印刷データのラベル設定内容に一致する設定ラベル基準が設定されたラベル印刷装置に加えて、設定ラベル基準として任意基準が設定されたラベル印刷装置においても、印刷データが分散印刷される。従って、印刷データのラベル設定内容がいずれであっても印刷可能なラベル印刷装置については、分散印刷対象に指定され、且つ、設定ラベル基準として任意基準がひとたび設定されれば、印刷データのラベル設定内容と一致する設定ラベル基準に変更する設定を予め行うこともなく、分散印刷の実行装置として常に扱われることになる。
それに加えて、本発明の分散印刷方法、プログラム、及び記録媒体では、複数のラベルを分散印刷させる際のニーズが適うのであれば、分散印刷対象に指定された各ラベル印刷装置のうち、設定ラベル基準が印刷データのラベル設定内容を許容するラベル印刷装置においても、印刷データを分散印刷させてもよいし、あるいは、分散印刷対象外となった各ラベル印刷装置のうち、設定ラベル基準として任意基準が設定されたラベル印刷装置においても、印刷データを分散印刷させてもよい。
本発明の一実施形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システムを表した概略図である。 分散印刷設定手順を表したフローチャート図である。 分散印刷処理を表したフローチャート図である。 分散印刷設定ウィンドウを表した図である。 分散印刷設定ウィンドウを表した図である。 分散印刷設定ウィンドウを表した図である。 分散印刷設定ウィンドウを表した図である。 本発明の一実施形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システムを表した概略図である。
[1.本発明の構成]
以下、本発明の一実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システム1を表した概略図である。図1に表されたラベル印刷システム1では、ローカルエリアネットワーク網(LAN)2を介して、パーソナル・コンピューター101に、第1プリンター11Aや第2プリンター11Bや第3プリンター11Cや第4プリンター11D等が接続されている。尚、第1プリンター11Aや第2プリンター11Bや第3プリンター11Cや第4プリンター11D等は、パーソナル・コンピューター101にUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等で直接に接続されてもよい。
パーソナル・コンピューター101は、本体102や、ディスプレイ103、キーボード104、マウス105等を有している。もっとも、パーソナル・コンピューター101は、図に表されないが、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)等のパーソナル・コンピューター101自身を動作させるための基本的なハードウエアを備えている。
第1プリンター11Aや第3プリンター11Cは、「ラベルプリンター」であって、テープ状の印刷媒体に対して印刷・カットを行うことにより、ラベルを作成することができるものである。つまり、テープ状の印刷媒体が巻回されたテープカセットを異なる種類のテープカセットに交換することで、ラベル幅サイズが異なるラベルを作成することができる。本実施の形態におけるラベル幅サイズには、36mm、24mm、18mm、12mm、9mm、6mmがある。
第2プリンター11Bや第4プリンター11Dは、「ラベルプリンター」であって、ロール状の印刷媒体に対して印刷・カットを行うことにより、ラベルを作成することができるものである。ロール状の印刷媒体を異なる種類のロール状の印刷媒体に交換することで、ラベル幅サイズが異なるラベルを作成することができる。ここで、本実施の形態におけるロール状の印刷媒体は、用紙幅が19mmから106mmまで(ラベル幅サイズは15mmから102mm)1mm単位で選択されることが可能である。そのため、第2プリンター11Bや第4プリンター11Dでは、印刷データのラベル幅サイズがいずれであっても印刷を可能としている。
さらに、第1プリンター11Aや第2プリンター11Bや第3プリンター11Cや第4プリンター11Dは、図に表されないが、CPU、RAM、ROM等のプリンター自身を動作させるための基本的なハードウエアをそれぞれ備えており、その一方で、各プリンターのドライバーやエディタツールはパーソナル・コンピューター101にインストールされている。
[2.本発明の概要]
本実施の形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システム1では、パーソナル・コンピューター101に接続されている第1プリンター11Aや第2プリンター11Bや第3プリンター11Cや第4プリンター11Dに対して印刷データを分散印刷させることができる。
[3.本発明の動作(分散印刷設定)]
印刷データの分散印刷が行われるためには、先ず、ラベル印刷システム1において分散印刷設定が行われる。図2は、分散印刷設定手順が表されたフローチャート図である。
ラベル印刷システム1において分散印刷設定が行われるためには、図2に表されたように、S11において、プリンターのプロパティが開かれる。具体的に言えば、本実施の形態では、プリンターのプロパティが開かれると、図4に表された分散印刷設定ウィンドウ401がパーソナル・コンピューター101のディスプレイ103に表示される。分散印刷設定ウィンドウ401は、チェック・ボックスの欄402や、プリンター名の欄403、設定幅(後述する「設定ラベル幅」に相当するもの)の欄404、OKのスイッチ・ボタン405等を有している。
図2に戻り、プリンターのプロパティが開かれた後は、S12において、インストール済みのプリンターが列挙される。具体的に言えば、本実施の形態では、図4に表された分散印刷設定ウィンドウ401が有するプリンター名の欄403において、パーソナル・コンピューター101にドライバーがインストールされた第1プリンター11Aや第2プリンター11Bや第3プリンター11Cや第4プリンター11Dの名称が表される。
尚、本実施の形態では、分散印刷設定ウィンドウ401が有するプリンター名の欄403に表された名称のうち、「第1プリンター」は上記図1の第1プリンター11Aの名称を示し、「第2プリンター」は上記図1の第2プリンター11Bの名称を示し、「第3プリンター」は上記図1の第3プリンター11Cの名称を示し、「第4プリンター」は上記図1の第4プリンター11Dの名称を示している。
図2に戻り、インストール済みのプリンターが列挙された後は、S13において、プリンターが選択される。具体的に言えば、本実施の形態では、図4に表された分散印刷設定ウィンドウ401が有するプリンター名の欄403の上において、パーソナル・コンピューター101のマウス105が右クリックされることにより、プリンターが選択される。
図2に戻り、プリンターが選択された後は、S14において、選択されたプリンターの設定ラベル幅が設定される。具体的に言えば、本実施の形態において、上記S13で「第2プリンター」が選択されたとすると、図5に表された第2プリンター用の設定ラベル幅ウィンドウ411がパーソナル・コンピューター101のディスプレイ103に表示される。
図5に表されたように、第2プリンター用の設定ラベル幅ウィンドウ411は、コンボ・ボックス412やOKのスイッチ・ボタン413等を有している。コンボ・ボックス412では、選択可能な設定ラベル幅が一覧表示される。選択可能な設定ラベル幅には、上述した36mm、24mm、18mm、12mm、9mm、6mmに加えて、「ANY PAPER」がある。「ANY PAPER」とは、設定ラベル幅が任意幅であることを意味する。
例えば、コンボ・ボックス412内の「ANY PAPER」とOKのスイッチ・ボタン413とがパーソナル・コンピューター101のマウス105で順次にクリックされれば、第2プリンター用の設定ラベル幅ウィンドウ411が閉じられ、図6に表された分散印刷設定ウィンドウ401のように、「第2プリンター」の設定幅の欄404において「ANY PAPER」が表示される。このようにして、選択された「第2プリンター」の設定ラベル幅が設定される。
本実施の形態では、同様にして、選択された「第4プリンター」の設定ラベル幅が設定されることにより、図6に表された分散印刷設定ウィンドウ401のように、「第4プリンター」の設定幅の欄404において「ANY PAPER」が表示される。
尚、図2のフローチャートにおいて、上記S13と上記S14とが順次繰り返して実行されれば、新しく選択されたプリンターの設定ラベル幅が連続して設定されることができる。
その後は、図2のS15において、分散印刷対象のプリンターが指定される。具体的に言えば、本実施の形態では、図6に表された分散印刷設定ウィンドウ401が有するチェック・ボックスの欄402が使用されることにより、分散印刷対象のプリンターが指定される。例えば、分散印刷設定ウィンドウ401が有するチェック・ボックスの欄402において、上から3つまでのチェック・ボックスがパーソナル・コンピューター101のマウス105でクリックされると、図7に表された分散印刷設定ウィンドウ401が有するチェック・ボックスの欄402のようになり、第1プリンターと第2プリンターと第3プリンターとが分散印刷対象のプリンターに指定される。
図2に戻り、分散印刷対象のプリンターが指定された後は、S16において、分散印刷設定が保存され、ラベル印刷システム1における分散印刷設定が終了する。具体的に言えば、本実施の形態では、図7に表された分散印刷設定ウィンドウ401が有するOKのスイッチ・ボタン405がパーソナル・コンピューター101のマウス105でクリックされると、分散印刷設定ウィンドウ401に表された分散印刷設定の内容が保存され、分散印刷設定ウィンドウ401が閉じられる。
尚、図2に表された分散印刷設定手順においては、上記S15は、上記S12と上記S13との間で実行されてもよい。つまり、分散印刷対象のプリンターの指定(上記S15)は、選択されたプリンターの設定ラベル幅の設定(上記S13及び上記S14)の前で実行されてもよい。
[4.本発明の動作(分散印刷処理)]
次に、ラベル印刷システム1において分散印刷処理が行われる。図3は、分散印刷処理が表されたフローチャート図である。ラベル印刷システム1において分散印刷処理が行われるためには、図3に表されたように、S101において、印刷の指示が行われる。具体的に言えば、本実施の形態では、パーソナル・コンピューター101で起動中のエディタツールを介して、印刷の指示が行われる。
印刷の指示が行われた後は、S102において、印刷データの受け取りが行われる。具体的に言えば、本実施の形態では、パーソナル・コンピューター101で起動中のエディタツールから送られた印刷データがドライバーによって受け取られる。ここで、印刷データを受け取るドライバーとは、パーソナル・コンピューター101で起動中のエディタツールによって当該印刷データに対して設定されたプリンターのドライバーである。
印刷データの受け取りが行われた後は、S103において、印刷データがプリンターコマンドに変換される。具体的に言えば、本実施の形態では、上記S102で印刷データを受け取ったドライバーにおいて、印刷データがプリンターコマンドに変換される。
印刷データがプリンターコマンドに変換された後は、S104において、印刷データからラベル幅サイズが取得される。具体的に言えば、本実施の形態では、上記S102で印刷データを受け取ったドライバーにおいて、印刷データからラベル幅サイズが取得される。
印刷データからラベル幅サイズが取得された後は、S105において、ラベル幅サイズに適合したプリンターの台数が計算される。具体的に言えば、本実施の形態では、上記S102で印刷データを受け取ったドライバーにおいて、上記S104で取得されたラベル幅サイズと上記図2のS16で保存された分散印刷設定の内容とに基づいて、上記S104で取得されたラベル幅サイズに適合したプリンターの台数が計算される。
但し、この計算では、上記図2のS15で指定された分散印刷対象のプリンターの中から、上記図2のS13及びS14によって設定された設定ラベル幅が上記S104で取得されたラベル幅サイズと一致するプリンターの台数がカウントされる。さらに、そ上記図2のS15で指定された分散印刷対象のプリンターの中から、上記図2のS13及びS14によって設定された設定ラベル幅が「ANY PAPER」であるプリンターの台数もカウントの対象にされる。例えば、上記S104で取得されたラベル幅サイズが「36mm」であり、上記図2のS16で保存された分散印刷設定の内容が上記図7の分散印刷設定ウィンドウ401に表されたものであれば、「第1プリンター」と「第2プリンター」の2台がカウントされる。
ラベル幅サイズに適合したプリンターの台数が計算された後は、S106において、ラベル幅サイズに適合したプリンターの台数が1台以上であるか否かが判断される。具体的に言えば、本実施の形態では、上記S102で印刷データを受け取ったドライバーにおいて、この判断が行われる。ここで、ラベル幅サイズに適合したプリンターの台数が1台以上でないと判断された場合には(S106:NO)、つまり、ラベル幅サイズに適合したプリンターがない場合には、S107に進んで、分散印刷の失敗時の処理が行われる。
すなわち、S107では、印刷データが既定のプリンターに出力される。具体的に言えば、本実施の形態では、パーソナル・コンピューター101で起動中のエディタツールによって当該印刷データに対して既に設定がなされたプリンターに印刷データが出力される。その後は、S201に進む。
S201では、ラベル幅サイズが一致しているか否かが判断される。具体的に言えば、本実施の形態では、パーソナル・コンピューター101で起動中のエディタツールによって当該印刷データに対して既に設定がなされたプリンターにおいて、セットされているとされる印刷媒体のラベル幅サイズと当該印刷データのラベル幅サイズとが一致しているか否かが判断される。
ここで、ラベル幅サイズが一致していると判断された場合には(S201:YES)、S202に進んで、通常の印刷が行われ、図3に表された分散印刷処理が終了される。具体的に言えば、本実施の形態では、パーソナル・コンピューター101で起動中のエディタツールによって当該印刷データに対して既に設定されたプリンターにおいて、通常の印刷が行われる。
一方、上記S201において、ラベル幅サイズが一致していないと判断された場合には(S201:NO)、S203に進む。S203では、エラー表示が行われる。具体的に言えば、本実施の形態では、パーソナル・コンピューター101で起動中のエディタツールによって当該印刷データに対して既に設定されたプリンターにおいて、エラー表示が行われる。
また、上記S106において、ラベル幅サイズに適合したプリンターの台数が1台以上であると判断された場合には(S106:YES)、つまり、ラベル幅サイズに適合したプリンターがある場合には、S108に進む。
S108では、分散枚数が決定される。具体的に言えば、本実施の形態では、上記S102で印刷データを受け取ったドライバーにおいて、当該印刷データからカウントされた印刷ページ数が上記S105で計算されたプリンターの台数で割られることにより、分散枚数が決定される。
分散枚数が決定された後は、S109において、分散先の印刷キューに印刷ジョブが出力される。具体的に言えば、本実施の形態では、印刷データを受け取ったドライバーにおいて、上記S105での計算対象となったプリンターの印刷キューに対して印刷ジョブが出力される。印刷ジョブには、上記S108で決定された分散枚数が含まれる。
分散先の印刷キューに印刷ジョブが出力された後は、各分散先のプリンターにおいて分散印刷が行われる。図3に表された分散印刷処理で言えば、第1分散先のプリンターにおいて、先ず、S1001において、プリントモニタによって印刷データが解析され、さらに、S1002において、上記S108で決定された分散枚数分の印刷が行われ、図3に表された分散印刷処理が終了される。
第2分散先のプリンターにおいても、同様であり、S2001において、プリントモニタによって印刷データが解析され、さらに、S2002において、上記S108で決定された分散枚数分の印刷が行われ、図3に表された分散印刷処理が終了される。
尚、例えば、上記S105での計算対象となったプリンターが3台以上であれば、第3以降の各分散先のプリンターにおいても、同様にして、上記S108で決定された分散枚数分の印刷が行われ、図3に表された分散印刷処理が終了される。一方、上記S105での計算対象となったプリンターが1台であれば、第1分散先のプリンターのみにおいて、上記S108で決定された分散枚数分の印刷が行われ、図3に表された分散印刷処理が終了される。
[5.まとめ]
すなわち、本実施の形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システム1では、上記図2のS15で分散印刷対象に指定された各プリンターのうち、印刷データのラベル幅サイズに一致する設定ラベル幅が設定されたプリンターに加えて、設定ラベル幅として任意幅(「ANY PAPER」)が設定されたプリンターにおいても、印刷データが分散印刷される(上記図3のS105,S106:YES以降)。
従って、印刷データのラベル幅サイズがいずれであっても印刷可能な第2プリンター11Bのように、分散印刷対象に指定され(上記図2のS15)、且つ、設定ラベル幅として任意幅(「ANY PAPER」)がひとたび設定されれば(上記図2のS13,14、上記図7)、印刷データのラベル幅サイズと一致する設定ラベル幅に変更する設定を予め行うこともなく、分散印刷の実行プリンターとして常に扱われることになる。
[6.その他]
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
[6−1.第1変更例]
例えば、本実施の形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システム1では、複数のラベルを分散印刷させる際のニーズが適うのであれば、上記図2のS15で分散印刷対象に指定された各プリンターのうち、設定ラベル幅が印刷データのラベル幅サイズ以上のプリンターにおいても、印刷データを分散印刷させてもよい(上記図3のS105,S106:YES以降)。例えば、上記図3のS104で取得されたラベル幅サイズが「18mm」であり、上記図2のS16で保存された分散印刷設定の内容が上記図7の分散印刷設定ウィンドウ401に表されたものであれば、「第2プリンター(設定ラベル幅が「ANY PAPER」)」と「第3プリンター(設定ラベル幅が「18mm」)」に加えて、「第1プリンター(設定ラベル幅が「36mm」)」の3台において、印刷データが分散印刷される。
また、本実施の形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システム1では、複数のラベルを分散印刷させる際のニーズが適うのであれば、上記図2のS15で分散印刷対象の指定から外れた各プリンターのうち、上記図2のS13,14で設定ラベル幅として任意幅(「ANY PAPER」)が設定されたプリンターにおいても、印刷データを分散印刷させてもよい。従って、印刷データのラベル幅サイズがいずれであっても印刷可能な第4プリンター11Dのように、分散印刷対象の指定から外されても(上記図2のS15)、設定ラベル幅として任意幅(「ANY PAPER」)がひとたび設定されれば(上記図2のS13,14、上記図7)、印刷データのラベル幅サイズと一致する設定ラベル幅に変更する設定を予め行うこともなく、分散印刷の実行プリンターとして常に扱われることになる。
[6−2.第2変更例]
また、本実施の形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システム1では、分散印刷対象の指定基準として、「設定ラベル幅」(「設定ラベル基準」に相当するもの)や、「印刷データのラベル幅サイズ」(「印刷データのラベル設定内容」に相当するもの)や、「任意幅」(「任意基準」に相当するもの)といった、ラベルの幅を使用していた。
この点、分散印刷対象の指定基準として、「設定ラベル長」(「設定ラベル基準」に相当するもの)や、「印刷データのラベル長サイズ」(「印刷データのラベル設定内容」に相当するもの)や、「任意長」(「任意基準」に相当するもの)といったラベルの長さを使用してもよい。
あるいは、分散印刷対象の指定基準として、「設定ラベルID可否」(「設定ラベル基準」に相当するものであって、IDラベルであるか否かを設定すること)や、「印刷データのラベルID区別」(「印刷データのラベル設定内容」に相当するものであって、印刷データの用紙種類がIDラベルであるか否かということ)や、「任意ID」(「任意基準」に相当するものであって、IDラベルであるか否かはかまわないこと)といった、IDラベルであるか否かについてを使用してもよい。
[6−3.第3変更例]
また、本実施の形態に係る分散印刷方法を実施するためのラベル印刷システム1では、上記図2の分散印刷設定手順や上記図3の分散印刷処理を実行するためのプログラムがパーソナル・コンピューター101にインストールされている。そのインストールの方法は、図8に表されたように、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)302によって行ってもよいし、パーソナル・コンピューター101に接続されたインターネット網Iを介して専用サイト301からの送信ファイル302によって行ってもよい。
1 ラベル印刷システム
11A ラベル印刷装置
11B ラベル印刷装置
11C ラベル印刷装置
11D ラベル印刷装置
101 パーソナル・コンピュータ
201 CD−ROM
302 送信ファイル
401 分散印刷設定ウィンドウ
411 設定ラベル幅ウィンドウ

Claims (5)

  1. コンピュータに接続されている複数のラベル印刷装置に対して印刷データを分散印刷させるための分散印刷方法であって、
    前記複数のラベル印刷装置に対して設定ラベル基準がそれぞれ設定される設定ステップと、
    前記複数のラベル印刷装置のうち分散印刷対象のラベル印刷装置が指定される指定ステップと、
    前記指定ステップで分散印刷対象に指定された各ラベル印刷装置のうち、前記設定ステップで前記印刷データのラベル設定内容に一致する設定ラベル基準が設定されたラベル印刷装置において、前記印刷データが分散印刷される分散印刷ステップと、を備え、
    前記設定ステップで設定される設定ラベル基準として任意基準を設け、
    前記分散印刷ステップでは、前記指定ステップで分散印刷対象に指定された各ラベル印刷装置のうち、前記設定ステップで設定ラベル基準として任意基準が設定されたラベル印刷装置においても、前記印刷データが分散印刷されること、を特徴とする分散印刷方法。
  2. 請求項1に記載する分散印刷方法であって、
    前記分散印刷ステップでは、前記指定ステップで分散印刷対象に指定された各ラベル印刷装置のうち、前記設定ステップで設定された設定ラベル基準が前記印刷データのラベル設定内容を許容するラベル印刷装置においても、前記印刷データが分散印刷されること、を特徴とする分散印刷方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載する分散印刷方法であって、
    前記分散印刷ステップでは、前記指定ステップで分散印刷対象外となった各ラベル印刷装置のうち、前記設定ステップで設定ラベル基準として任意基準が設定されたラベル印刷装置においても、前記印刷データが分散印刷されること、を特徴とする分散印刷方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する分散印刷方法を実行させるためのプログラム。
  5. 請求項4に記載するプログラムを記録した前記コンピュータに読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN117472302A (zh) * 2023-12-28 2024-01-30 湖南医标通信息科技有限公司 时间管理标签打印机的分布式打印方法
CN117472302B (zh) * 2023-12-28 2024-02-27 湖南医标通信息科技有限公司 时间管理标签打印机的分布式打印方法

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