JP2012050246A - 光ファイバ複合架空地線(opgw)の張替時架設方法 - Google Patents

光ファイバ複合架空地線(opgw)の張替時架設方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エンジンやドラムの設置場所を複数設ける必要がなく、かつ、OPGWに屈曲負荷がかかり難いOPGWの張替時架設方法を提供する。
【解決手段】OPGWの架設方法であって、OPGWの架設区間10の先頭または後尾にエンジン12を配置する工程と、この架設区間10内の複数の鉄塔11に、OPGW20a、20b、20cおよび第1ワイヤ31を搬送可能な第1OPGW用金車14aと、第2ワイヤ30を搬送可能なワイヤ用金車15またはOPGWおよび第2ワイヤ30を搬送可能な第2OPGW用金車14bとを配置する工程と、架設区間10の全長に亘って形成された第1搬送路18の全長に第1ワイヤ31を架設すると共に、架設区間10の全長に亘って形成された第2搬送路19の全長に第2ワイヤ30を架設する工程と、第1搬送路18の第1ワイヤ31にOPGWを1条毎に繋いで、第1ワイヤ31をエンジン12で巻き取りながら、第2ワイヤ30を利用してOPGWを1条毎に架設する工程とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、2条以上の光ファイバ複合架空地線(Optical Ground Wire。以下、OPGWという)を繋いで架設するためのOPGWの張替時架設方法に関する。
近年、光伝送路の増設要求に伴い、既設の架空地線をOPGW(以下、OPGWという)へ張り替える工事や、既設のOPGWを増心化のために張り替える工事が実施されている。このOPGWは、工場で生産される1条の長さが通常約2〜2.5kmであり、この1条分をドラム状に巻いて現地へ送付される。そして、現地では、このOPGWを複数条繋いで架設作業が行われる。
図12は、従来のOPGWの架設工法(第1工法)を示している。
この従来の工法では、まず、全体の架設区間100を複数の小区間(図12において、第1架設区間100a、第2架設区間100b、第3架設区間100cの3区間)に区分けしている。この区分け方は、1条分のOPGW101(第1〜第3架設区間毎に、101a、101b、101cの符号で示す)で架設可能な距離と、全体の架設区間100内にある鉄塔の位置とによって決定される。すなわち、第1〜第3架設区間100a、100b、100cの先頭と後尾には鉄塔104がくるように区分けしてある(図12において、第1〜第3架設区間100a、100b、100c内には3基の鉄塔104がある)。
この第1架設区間100aにおける先頭の鉄塔104(図12の左端の鉄塔)の下部には、OPGW101aを巻き取るためのエンジン102を配置する。他方、第1架設区間100aにおける後尾の鉄塔104(図12の左から3番目の鉄塔)の下部には、OPGW101aが巻かれたドラム103を配置する。そして、鉄塔104の上部に配置した滑車機能を有する金車(図示せず)にOPGW101aを係回してエンジン102で巻き上げる(引き上げる)。巻き上げられたOPGW101aの両端部は、鉄塔104下部に配置された接続箱(図示せず)に引き回されてそれぞれ接続される。これにより、1条分のOPGW101aの張り替えが完了する。なお、第2架設区間100bおよび第3架設区間100cにおけるOPGW101b、101cの張り替え作業についても、同様の作業が行われる。
図13は、従来の他のOPGWの架設工法(第2工法)を示している。
この従来工法では、架設区間200を区切らずにOPGWを架設している。この架設区間200の先頭の鉄塔204(図13の左端の鉄塔)の下部には、巻き取り用のエンジン202を配置し、架設区間200の後尾の鉄塔204(図13の右端の鉄塔)の下部には、複数(図13では3条分)のOPGW201を延在方向に1本に接続して巻き付けたドラム203を配置する。そして、この1本に接続したOPGW201をエンジン202で一気に巻き上げて張り替えるものである。巻き上げた後は、1本に接続した3条分のOPGW201のそれぞれの接続部分(本従来例では2箇所の接続部分)を鉄塔下側に引き下ろし、それぞれの接続部分を切り離した後に、各1条分の線の両端部を鉄塔204下部の接続箱(図示せず)にそれぞれ接続している。
上述した従来工法では、以下の課題が生じている。
(1)図12で示した第1工法では、1条分のOPGW毎にエンジン102およびドラム103を設置する必要があり、その準備に手間がかかる。特に、このエンジン102およびドラム103の重量は2ton以上であり、鉄塔104までこれらの重機を運搬するための搬入路を確保しなければならない。また、1条毎にこれらの重機を設置する設置スペースも確保しなければならない。
(2)図13で示す第2工法では、巻き上げ用のエンジンが1つしかないため、OPGWの複数の接続部分の引き下ろし作業を、それぞれ同時に行わなければならない。すなわち、この引き下ろし作業は、エンジンの出力を調整することによって1本に接続されたOPGWの全体の張力を微調整しながら行われる。そのため、1条のOPGWを単体で引き下ろす作業と比較して、この微調整の際にOPGWが金車の上を複数回往復することになり、OPGWに曲げによる負荷がより多く作用してしまう。OPGWに収納された光ケーブルおよびこの光ケーブルを収容するアルミパイプの耐強度は、OPGWが金車上を約20回往復できる程度であり、それ以上に負荷がかかる可能性を有する架設方法は好ましくない。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、エンジンやドラムの設置場所を複数設ける必要がなく、かつ、OPGWに屈曲負荷がかかり難いOPGWの架設方法を提供するためのものである。
上述課題を解決するため、本発明は、複数の鉄塔が配置された区間内に1回線分のOPGWを架設するためのOPGWの架設方法であって、OPGWの架設区間の先頭または後尾にワイヤを巻き取り可能なエンジンを配置する工程と、この架設区間内の複数の鉄塔に、OPGWおよび第1ワイヤを搬送可能な第1OPGW用金車と、第2ワイヤを搬送可能なワイヤ用金車またはOPGWおよび前記第2ワイヤを搬送可能な第2OPGW用金車とを配置する工程と、複数の前記第1OPGW用金車によって前記架設区間の全長に亘って形成された第1搬送路の全長に前記第1ワイヤを架設すると共に、複数の前記ワイヤ用金車または前記第2OPGW用金車によって前記架設区間の全長に亘って形成された第2搬送路の全長に前記第2ワイヤを架設する工程と、前記第1搬送路の前記第1ワイヤに前記OPGWを1条毎に繋いで、前記第1ワイヤを前記エンジンで巻き取りながら、前記第2ワイヤを利用してOPGWを1条毎に架設する工程とを含むことを特徴とする。
また、前記OPGWを1条毎に架設する工程には、前記第1ワイヤに1条分の第1OPGWを接続すると共に、この第1OPGWの後端部に再び第1ワイヤを接続する工程と、前記エンジンを用いて前記第1ワイヤを巻き取ることで、前記第1OPGWを前記第1搬送路内の所定の区間に搬送する工程と、この搬送後に、前記第1OPGWの後端部に接続された前記第1ワイヤを切り離し、切り離した前記第1ワイヤを前記第2搬送路に架設された前記第2ワイヤに接続させる工程とを含むようにしてもよい。
さらに、前記第1OPGWを搬送した後に、前記第1ワイヤに1条分の他の第2OPGWを接続すると共に、この第2OPGWの後端部に第1ワイヤを接続する工程と、前記エンジンを用いて前記第1ワイヤを巻き取ることで、前記第2OPGWを前記第1搬送路内の前記第1OPGWの後端部に接続可能に搬送する工程と、この搬送後に、前記第2OPGWの後端部に接続された前記第1ワイヤを切り離し、切り離した前記第1ワイヤを前記第2搬送路に架設された前記第2ワイヤに接続させる工程とを含むようにしてもよい。
本発明に係るOPGWの架設方法では、複数の鉄塔が配置された区間内に1回線分のOPGWを架設するためのOPGWの架設方法であって、OPGWの架設区間の先頭または後尾にワイヤを巻き取り可能なエンジンを配置する工程と、この架設区間内の複数の鉄塔に、OPGWおよび第1ワイヤを搬送可能な第1OPGW用金車と、第2ワイヤを搬送可能なワイヤ用金車またはOPGWおよび前記第2ワイヤを搬送可能な第2OPGW用金車とを配置する工程と、複数の前記第1OPGW用金車によって前記架設区間の全長に亘って形成された第1搬送路の全長に前記第1ワイヤを架設すると共に、複数の前記ワイヤ用金車または前記第2OPGW用金車によって前記架設区間の全長に亘って形成された第2搬送路の全長に前記第2ワイヤを架設する工程と、前記第1搬送路の前記第1ワイヤに前記OPGWを1条毎に繋いで、前記第1ワイヤを前記エンジンで巻き取りながら、前記第2ワイヤを利用してOPGWを1条毎に架設する工程とを含んでいるので、第1ワイヤおよび第2ワイヤを利用して、複数のエンジンを設けることなく1条毎にOPGWを架設区間に架設することができる。そのため、エンジンの搬入路および設置スペースを複数確保する必要がなくなり、用地のコスト削減につながる。また、工具運搬費用の削減、工事期間の短縮などの効果がある。
また、1条分のOPGWを引き回すことによって、中間鉄塔での接続箱等への引き込み作業を容易に行うことができるようになる。そのため、複数条を繋げて引き回す場合と比較して、OPGWが金車上を往復する回数を減らすことができ、OPGWを高品質の状態で架設することができる。
本発明の実施の形態に係るOPGWの架設構造の全体概要を鉄塔上側から見た平面図である。 図1の状態から1条目のOPGWを張った状態を示す平面図である。 図2の状態から1条目のOPGWを切り離した状態を示す平面図である。 図3の状態から2条目のOPGWを張って、この2条目のOPGWを切り離した状態を示す平面図である。 図4の状態から3条目のOPGWを張った状態を示す平面図である。 図1の鉄塔上部にOPGW用金車を取り付けた状態を示す正面図である。 図6の側面図である。 図7で示す一方のOPGW用金車をワイヤ金車に置き換えた側面図である。 OPGW用金車を鉄塔の頭部に取り付けた状態を示す側面図である。 OPGW用金車を鉄塔の中間部に取り付けた状態を示す側面図である。 OPGWの架設後の最終状態であって、図5の正面側から見た概要図である。 従来のOPGWの張り替え工法(第1工法)を示す概要図である。 従来のOPGWの張り替え工法(第2工法)を示す概要図である。
以下、本発明の実施の形態に係るOPGWの架設方法について、図1〜図11を用いて詳細に説明する。
図1〜図5は、本発明の実施の形態に係るOPGWの架設構造1の全体概要を鉄塔上側から見た平面図である。
本実施の形態では、一例として図1〜図5に示すように、全体の架設区間10が第1架設区間10a、第2架設区間10b、第3架設区間10cの3つの区間に区分けされている。これらの第1〜第3架設区間10a、10b、10cは、鉄塔11F、11G、11H、11K、11L、11M、11N(以下、全ての鉄塔を表す場合には符号11で示す)の位置に基づいて、OPGWの1条分の長さでまかなうことができる区間として決定されている。なお、以下に示す符号の添字a、b、c(例えば、OPGW20a(第1OPGW)、20b(第2OPGW)、20cの添字a、b、c)は、この第1〜第3架設区間で使用されている添字に対応するものとする。
本実施例では、図1に示すように、第1架設区間10aの先頭に鉄塔11F、中に鉄塔11G、後尾に11Hがあり、第2架設区間10bの先頭に鉄塔11H、中に鉄塔11K、後尾に鉄塔11Lがあり、第3架設区間10cの先頭に鉄塔11L、中に鉄塔11M、後尾に鉄塔11Nがあるようにしている。
全体の架設区間10の先頭の鉄塔11Fの下部には、詳細は後述する2本のワイヤ30、31を個々に巻き取り可能なエンジン12が設置されている。なお、このエンジン12以外のエンジンは、本実施例では使用していない。
一方、架設区間10の後尾の鉄塔11Nの下部には、図1に示すように、ワイヤ30、31がそれぞれ巻かれた2つのワイヤドラム16、17と、架設用のOPGW20a、20b、20cが1条毎に巻かれた3つのOPGWドラム21a、21b、21cとが配置されている。なお、これらのワイヤドラム16、17およびOPGWドラム21a、21b、21c以外のドラムは、本実施例では使用していない。
なお、エンジン12を架設区間10の後尾の鉄塔11Nの下部に設置し、各ドラム16、17、21a、21b、21cを先頭の鉄塔11Fに配置してもよい。すなわち、架設区間の先頭と後尾とのいずれか一方に、エンジン12が配置されていればよい。
一方、架設区間10内の全ての鉄塔11の上部には、図6および図7に示すように、2つのOPGW用金車14a、14b(第1OPGW用金車14a、第2OPGW用金車14b)が取り付けられている。
第1OPGW用金車14aは、OPGW20a、20b、20cおよび後述する第1ワイヤ31(図1参照)を搬送するための滑車の機能を有している。また、第2OPGW用金車14bは、後述する第2ワイヤ30を搬送するための滑車の機能を有している。
なお、第1OPGW用金車14aと第2OPGW用金車14bとは、同一品である。また、第1ワイヤ31および第2ワイヤ30は、一般的に使用されるワイヤである。
OPGW用金車14a(14b)の構造は、図6に概略で示すように、OPGW20aを受ける複数のコマ51がOPGW20aの進行方向へと一緒に回動するものであり、架設されたOPGW20aの屈曲負荷がより軽減されるようになっている。
なお、OPGW用金車14a(14b)は、当然に、OPGW20a、20b、20cよりも軽量なワイヤ30、31(図1参照)を中継支持することもできる。
これらのOPGW用金車14a、14bは、図7に示すように、鉄塔11の本体部に近い方に第2OPGW用金車14bが取り付けられ、その外側にOPGW用金車14aが取り付けられている。これにより、図1に示すように、全体の架設区間10には、鉄塔11の並ぶ方向に沿ってほぼ平行に、複数のOPGW用金車14aの列によって架設区間10の全長に亘って形成されたOPGW用搬送路18(第1搬送路)と、複数のOPGW用金車14bの列によって架設区間10の全長に亘って形成されたワイヤ用搬送路19(第2搬送路)とが形成される。
なお、OPGW用搬送路18とワイヤ用搬送路19との位置関係は、逆であっても構わない。すなわち、鉄塔11の本体部に近い方にOPGW用搬送路18が形成され、その外側にワイヤ用搬送路19が形成されていてもよい。
一方、OPGW用金車14bは、第2ワイヤ30のみを中継支持できるワイヤ用金車15で置き換えることもできる。このワイヤ用金車15は、図6に概略で示すようなコマ51などの部品を使用せず、鉄やアルミなどで形成した簡素な構造になっている。すなわち、このワイヤ用金車15は、OPGW用金車14よりも金車径が小さく形成されており、かつ、金車表面にもOPGWを保護するための樹脂が被覆されていないため、OPGW用金車14と比較して一般的に安価に製作できるものである。
これらのOPGW用金車14a、14bは、図7に示すように、鉄塔11から側方に延びる腕金11uにヨーク45を介して1点で支持されている。より詳細には、ヨーク45は、野球のホームベースの上下を逆にした形状をなしており、その頂点部45aが腕金11uの先端に設けられたフック46に懸架されている。そして、このヨーク45の両側下部の2つの角部45bにOPGW用金車14a、14bがそれぞれ懸架される態様で取り付けられている。
また、OPGW用金車14bの代わりにワイヤ用金車15を用いる場合には、図8に示すように、鉄塔11本体側に近い側にワイヤ用金車15が取り付けられる。なお、ワイヤ用金車15の懸架構造は、OPGW用金車14bと同様であるため詳細説明は省略する。
また、図9に示すように、鉄塔11の頭部11tにすずらん形状のアーム47を取り付けてOPGW用金車14a、14bを取り付けることもできる。より詳細には、すずらん形状のアーム47は、頭部11tの先細り形状に合わせて逆L字形状に形成されており、鉄塔に沿って上下に延びる起立部47aと、この起立部47aの上端から略水平に延びるアーム部47bとで構成されている。このアーム部47bの先端部にはフック46が取り付けられており、このフック46に上述したヨーク45が懸架され、このヨーク45を介してOPGW用金車14a、14bが吊り下げられている。
また、OPGW用金車14bの代わりにワイヤ用金車15を用いる場合には、図8に示す場合と同様に、鉄塔11本体側に近い側にワイヤ用金車15が取り付けられる。
さらに、図10に示すように、鉄塔の上下方向における中間部にOPGW用金車14a、14bを取り付けることもできる。より詳細には、鉄塔11の中間部には、鉄塔本体から斜め上方に延びる台棒48が取り付けられ、この台棒48のさらに上部には、台棒48の先端部を支えるために鉄塔本体から斜め下方に延びるワイヤ49が張られている。この台棒48の先端部にはフック46が取り付けられており、このフック46に上述したヨーク45が懸架され、このヨーク45を介してOPGW用金車14a、14bが吊り下げられている。
また、OPGW用金車14bの代わりにワイヤ用金車15を用いる場合には、図8に示す場合と同様に、鉄塔11本体側に近い側にワイヤ用金車15が取り付けられる。
これらのヨーク46およびOPGW用金車14a、14bは、OPGW20a、20b、20cの架設工事をするために取り付けられるものである。また、この架設工事が終了したら、これらの金車14a、14bは鉄塔11からそれぞれ撤去される。
なお、図1〜図5は、2回線送電線の鉄塔構造(鉄塔本体を挟んで左右の腕金11uにOPGWをそれぞれ架設する構造)のものであり、本実施例では、紙面下側に位置する腕金11uでOPGW線を架設しているが、紙面上側に位置する腕金11uについても同様に架設工事を行うことができる。
次に、OPGWの架設方法について、図1〜図5を用いて詳細に説明する。
まず最初の工程としては、架設区間10の全範囲から、既設の架空地線または既設のOPGW(既設のOPGWを張り替える場合)を撤去する。
次に、上述した架設区間10内の各鉄塔にOPGW用金車14a、14bをそれぞれ設置して、OPGW用搬送路18およびワイヤ用搬送路19を設ける。
次に、図1に示すように、2つのワイヤドラム16、17からワイヤ30、31(以下、OPGW用搬送路18に架設されたワイヤを第1ワイヤ31、ワイヤ用搬送路19に架設されたワイヤを第2ワイヤ30とする)を引き出し、エンジン12によって第1ワイヤ30および第2ワイヤ31を巻き取ることによって、架設区間10の全長(上述したOPGW用搬送路18およびワイヤ用搬送路19の全長)に2本のワイヤ30、31を張る。なお、エンジン12は、2本のワイヤ30、31を別個に巻き上げ可能なものであってもよく、ワイヤ30、31をそれぞれ切り替えて巻き取るものであってもよい。
次の工程では、図2に示すように、第2ワイヤ30はそのままにして、第1ワイヤ31の後端に1条分のOPGW20aを接続して、第1ワイヤ31をエンジン12を用いて巻き取る。このとき、1条分のOPGW20aの後端部には、再び第1ワイヤ31を接続する。そして、第1架設区間10aの位置にOPGW20aが配置されるまで第1ワイヤ31を巻き取るようにする。
さらに次の工程では、図3に示すように、OPGW20aの後端部22で接続している第1ワイヤ31との接続を解除する。そして、OPGW20aの後端部22を、第1架設区間10aの後端の鉄塔11Hの下側へ引き下ろし、接続箱40(図11参照)に接続する。同様に、OPGW20aの先端部は、第1架設区間10aの先端の鉄塔11Fの下側へ引き下ろし、接続箱40に接続する。このOPGW20aの先端部は、接続箱40によって既設のOPGW等と接続される。
これと同時に、隣に位置する第2ワイヤ30を切断し、このOPGW20aと隣り合うワイヤ30aの後端部と、OPGW20aの後端部22との接続を解除した第1ワイヤ31の先端部32とを接続する。これにより、第1ワイヤ31(ワイヤ30aと第1ワイヤ31とを接続したものを第1ワイヤ31とする)はエンジン12を用いて巻き取ることができるようになる。
また、切断した第2ワイヤ30の先端部は、第1架設区間10aの後端に位置する鉄塔11Hに固定する。
さらに次の工程では、図4に示すように、ワイヤ31の後端に再度1条分のOPGW20b(第2OPGW)を接続して、第1ワイヤ31をエンジン12を用いて巻き取る。このとき、1条分のOPGW20bの後端部には、再び第1ワイヤ31を接続する。そして、第2架設区間10bの位置にOPGW20bが配置されるまで第1ワイヤ31を巻き取るようにする。これにより、第2架設区間10bの位置にOPGW20bが配置されることになる。
そして、OPGW20aの場合と同様に、OPGW20bの後端部23で接続している第1ワイヤ31との接続を解除する。そして、OPGW20bの後端部23を、第1架設区間10aの後端の鉄塔11Lの下側へ引き下ろし、接続箱40(図11参照)に接続する。同様に、OPGW20bの先端部は、第2架設区間10bの先端の鉄塔11Hの下側へ引き下ろし、接続箱40に接続する。このOPGW20bの先端部は、鉄塔11Hの下側の接続箱40でOPGW20aの後端部22と接続される。
なお、OPGW20aおよびOPGW20bを鉄塔11の下側に引き下ろし、接続箱40に接続する作業は、例えば複数条が1本に接続されたOPGWの全体の張力を微調整しながら行う場合(従来技術で示した第2工法)と比較して、OPGW20a、20bとがそれぞれ1条分の長さ(重量)で引き下ろし作業をするこができるので、引き下ろし作業を容易に行うことができる。そのため、1条分のOPGW20a、20bがOPGW用金車14の上を何度も往復するようなことがなくなる。
これと同時に、隣に位置する第2ワイヤ30を切断し、このOPGW20bと隣り合うワイヤ30bの後端部と、OPGW20bの後端部23との接続を解除した第1ワイヤ31の先端部33とを接続する。また、鉄塔Hに固定されていたワイヤ30bの先端部の固定を解除し、ワイヤ30aの後端部と接続する。これにより、ワイヤ30a、30bと第1ワイヤ31(ワイヤ30a、30bと第1ワイヤ31とを接続したものを第1ワイヤ31とする)はエンジン12を用いて巻き取ることができるようになる。
また、切断した第1ワイヤ30の先端部は、第2架設区間10bの後端に位置する鉄塔11Lに固定する。
次の工程では、図5に示すように、第1ワイヤ31に再度1条分のOPGW20cを接続して、第1ワイヤ31をエンジン12を用いて巻き取る。そして、第3架設区間10cの位置にOPGW20cが配置されるまで第1ワイヤ31を巻き取るようにする。これにより、第3架設区間10cの位置にOPGW20cが配置されることになる。
上述の工程を繰り返すことにより、例えば、架設区間が複数ある場合であっても、OPGWを1条毎に順次架設することができる。
上述した図1〜図5の架設方法を行うことにより、図11に示すように、区間10の全区間においてOPGW20a、20b、20cを張ることができる。
また、OPGW20a、20b、20cの架設工事が完了した後には、エンジン12、各ドラム16、17、21a、21b、21cおよびOPGW用金車14a、14b或いはワイヤ用金車15を撤去する。
本発明の実施の形態に係るOPGWの架設方法によれば、OPGWの架設区間10の先頭または後尾にワイヤを巻き取り可能なエンジン12を配置する工程と、この架設区間10内の複数の鉄塔11に、OPGW20a、20b、20cおよび第1ワイヤ31を搬送可能な第1OPGW用金車14aと、第2ワイヤ30を搬送可能なワイヤ用金車15またはOPGW20a、20b、20cおよび前記第2ワイヤ30を搬送可能な第2OPGW用金車14bとを配置する工程と、複数の前記第1OPGW用金車14aによって前記架設区間10の全長に亘って形成された第1搬送路18の全長に前記第1ワイヤ31を架設すると共に、複数の前記ワイヤ用金車15または前記第2OPGW用金車14bによって前記架設区間10の全長に亘って形成された第2搬送路19の全長に前記第2ワイヤ30を架設する工程と、前記第1搬送路18の前記第1ワイヤ31に前記OPGW20a、20b、20cを1条毎に繋いで、前記第1ワイヤ31を前記エンジン12で巻き取りながら、第2ワイヤ30を利用してOPGW20a、20b、20cを1条毎に架設する工程とを含んでいるので、第1ワイヤ31および第2ワイヤ30を用いることで、複数のエンジン12を設けることなく1条毎にOPGW20a、20b、20cを第1〜第3架設区間10a、10b、10cに架設することができる。そのため、エンジン12の搬入路および設置スペースを複数確保する必要がなくなり、用地のコスト削減につながる。また、工具運搬費用の削減、工事期間の短縮などの効果がある。
また、OPGWを架設する工程には、第1ワイヤ31に1条分の第1OPGW20aを接続すると共に、この第1OPGW20aの後端部に再び第1ワイヤ31を接続する工程と、エンジン12を用いて第1ワイヤ31を巻き取ることで、第1OPGW20aをOPGW用搬送路18(第1搬送路)内の所定の第1架設区間10aに搬送する工程と、この搬送後に、第1OPGW20aの後端部に接続された第1ワイヤ31を切り離し、切り離した第1ワイヤ31をワイヤ用搬送路19(第2搬送路)に架設された第2ワイヤ30に接続させる工程とを含んでいるので、OPGW用搬送路18内の第1架設区間10aに第1OPGW20aを架設した後に、第1OPGW20aの後方に、第2OPGW20bを搬送することができる。また、この搬送は、第1ワイヤ31をエンジン12で巻き取ることによって、OPGW用搬送路18内で行うことができる。そのため、1条毎にOPGW20aを架設することができるので、例えば複数条が1本に接続されたOPGWの全体の張力を微調整しながら行う場合(従来技術で示した第2工法)と比較して、架設作業(引き下ろし作業)を容易に行うことができる。その結果、OPGW20aがOPGW用金車14の上を何度も往復するようなことがなくなり、OPGW20aに作用する負荷を軽減することができる。
さらに、第1OPGW20aを搬送した後に、第1ワイヤ31に1条分の他の第2OPGW20bを接続すると共に、この第2OPGW20bの後端部に第1ワイヤ31を接続する工程と、エンジン12を用いて第1ワイヤ31を巻き取ることで、第2OPGW20bをOPGW用搬送路18内に位置する第1OPGW20aの後端部に接続可能に搬送する工程と、この搬送後に、第2OPGW20bの後端部に接続された第1ワイヤ31を切り離し、切り離した第1ワイヤ31をワイヤ用搬送路19に架設された第2ワイヤ30に接続させる工程とを含んでいるので、OPGW用搬送路18内の第1架設区間10aに第2OPGW20bを架設した後に、第2OPGW20bの後方に、第2OPGW20cを搬送することができる。また、この搬送は、第1ワイヤ31をエンジン12で巻き取ることによって、OPGW用搬送路18内で行うことができる。そのため、1条毎にOPGW20bを架設することができるので、架設作業を容易に行うことができる。その結果、OPGW20bがOPGW用金車14の上を何度も往復するようなことがなくなり、OPGW20bに作用する負荷を軽減することができる。
さらには、第2OPGW20c以降のOPGWであっても、この工法を用いることで、常に1条毎にOPGWを搬送することができるようになる。
1 OPGWの架設構造
10 架設区間
10a 第1架設区間
10b 第2架設区間
10c 第3架設区間
11(11F、11G、11H、11K、11L、11M、11N) 鉄塔
12 エンジン
14a OPGW用金車(第1OPGW用金車)
14b OPGW用金車(第2OPGW用金車)
15 ワイヤ用金車
16、17 ワイヤドラム
18 OPGW用搬送路(第1搬送路)
19 ワイヤ用搬送路(第2搬送路)
20a OPGW(第1OPGW)
20b OPGW(第2OPGW)
20c OPGW
21a、21b、21c OPGWドラム
22 OPGW20aの後端部
23 OPGW20bの後端部
30 第2ワイヤ
31 第1ワイヤ
32、33 ワイヤ31の先端部
40 接続箱
45 ヨーク
45a 頂点部
45b 角部
46 フック
47 すずらん形状のアーム
47a 起立部
47b アーム部
48 台棒
49 ワイヤ
51 コマ
100 架設区間
100a 第1架設区間
100b 第2架設区間
100c 第3架設区間
101、201 光ファイバ複合架空地線(OPGW)
101a、101b、101c 第1〜第3架設区間に張られるOPGW
102、202 エンジン
103、203 ドラム
104、204 鉄塔

Claims (3)

  1. 複数の鉄塔が配置された区間内に1回線分のOPGWを架設するためのOPGWの架設方法であって、
    OPGWの架設区間の先頭または後尾にワイヤを巻き取り可能なエンジンを配置する工程と、
    この架設区間内の複数の鉄塔に、OPGWおよび第1ワイヤを搬送可能な第1OPGW用金車と、第2ワイヤを搬送可能なワイヤ用金車またはOPGWおよび前記第2ワイヤを搬送可能な第2OPGW用金車とを配置する工程と、
    複数の前記第1OPGW用金車によって前記架設区間の全長に亘って形成された第1搬送路の全長に前記第1ワイヤを架設すると共に、複数の前記ワイヤ用金車または前記第2OPGW用金車によって前記架設区間の全長に亘って形成された第2搬送路の全長に前記第2ワイヤを架設する工程と、
    前記第1搬送路の前記第1ワイヤに前記OPGWを1条毎に繋いで、前記第1ワイヤを前記エンジンで巻き取りながら、前記第2ワイヤを利用してOPGWを1条毎に架設する工程と
    を含むことを特徴とするOPGWの架設方法。
  2. 前記OPGWを1条毎に架設する工程には、
    前記第1ワイヤに1条分の第1OPGWを接続すると共に、この第1OPGWの後端部に再び前記第1ワイヤを接続する工程と、
    前記エンジンを用いて前記第1ワイヤを巻き取ることで、前記第1OPGWを前記第1搬送路内の所定の区間に搬送する工程と、
    この搬送後に、前記第1OPGWの後端部に接続された前記第1ワイヤを切り離し、切り離した前記第1ワイヤを前記第2搬送路に架設された前記第2ワイヤに接続させる工程と
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のOPGWの架設方法。
  3. 前記第1OPGWを搬送した後に、
    前記第1ワイヤに1条分の他の第2OPGWを接続すると共に、この第2OPGWの後端部に前記第1ワイヤを接続する工程と、
    前記エンジンを用いて前記第1ワイヤを巻き取ることで、前記第2OPGWを前記第1搬送路内の前記第1OPGWの後端部に接続可能に搬送する工程と、
    この搬送後に、前記第2OPGWの後端部に接続された前記第1ワイヤを切り離し、切り離した前記第1ワイヤを前記第2搬送路に架設された前記第2ワイヤに接続させる工程と
    を含むことを特徴とする請求項2に記載のOPGWの架設方法。
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