JP2012049073A - 二次電池 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電池群10の一方の側面から露出する正極リード16の、リング状の押え部材28の下端部、すなわち、正極リード16と正極集電部材27の上部筒部27cとの接合部から、最外周の正極リード16までの全領域と共に、最外周の正極リード16の外周に隣接する第2のセパレータ14の端部までの領域を含んで、絶縁材51が形成されている。これにより、正極電極16に異物が入り込むことを防止する。
【選択図】図6
Description
円筒形二次電池においては、電池缶と蓋部材との間にガスケットを介在してかしめにより封止する。正極電極には、一側面に沿って正極露出部が形成されるように、金属板の両面に正極合剤が形成されている。正極露出部には、多数の正極リードが形成され、各正極リードの先端が正極集電部材に溶接される。負極電極には、正極電極の一側縁に対向する側の他側面に沿って負極露出部が形成されるように、金属板の両面に負極合剤が形成されている。負極露出部には多数の負極リードが形成され、各負極リードの先端が負極集電部材に溶接される。
上述した先行文献に記載された発明では、絶縁体は正極リードだけを覆う構造であるため、セパレータと正極電極間からに侵入する異物により、あるいは負極電極側において発生した異物が起因となって析出する堆積物により内部短絡が発生するのを防止することができない。
(二次電池の全体構成)
以下、この発明の二次電池を、リチウムイオン円筒形二次電池を一実施形態として図面と共に説明する。
図1は、円筒形二次電池1の断面図であり、図2は、図1に示された円筒形二次電池1の分解斜視図である。但し、図2においては、電池缶2が図示を省略されている。
円筒形二次電池1は、例えば、外形40mmφ、高さ100mmの寸法を有する。
この円筒形二次電池1は、有底円筒形の電池缶2とハット型の蓋体3とを、通常、ガスケットと言われるシール部材43を介在してかしめ加工を行い、外部から密封された構造の電池容器4を有する。有底円筒形の電池缶2は、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属板をプレス加工して形成され、外側および内側の表面全体にニッケル等のめっき膜が形成されている。電池缶2の上方の開口部側には、電池缶2の内側に突き出した溝2aが形成されている。電池缶2の内部には、以下に説明する発電用の各構成部材が収容されている。
軸芯15は、中空円筒状を有する。軸芯15には、負極電極12、第1のセパレータ13、正極電極11および第2のセパレータ14が、この順に積層され、捲回されている。最内周の負極電極12の内側には第1のセパレータ13および第2のセパレータ14が数周(図3では、1周)捲回されている。また、最外周は負極電極12およびその外周に捲回された第1のセパレータ13となっている。最外周の第1のセパレータ13が接着テープ19で留められる(図2参照)。
負極合剤12bの幅WCが正極合剤11bの幅WAよりも大きいことにより、異物の析出による内部短絡を防止する。これは、リチウムイオン二次電池の場合、正極活物質であるリチウムがイオン化してセパレータを浸透するが、負極側に負極活物質が形成されておらず負極シート12aが露出していると負極シート12aにリチウムが析出し、内部短絡を発生する原因となるからである。
図1および図3において、中空な円筒形状の軸芯15は軸方向(図面の上下方向)の上端部の内面に径大の溝15aが形成され、この溝15aに正極集電部材27が圧入されている。
また、正極集電部材27をアルミニウムで形成することにより、正極シート11aの正極リード16を超音波溶接またはスポット溶接等により溶接することが可能となる。
負極シート12aの負極リード17は、すべて、負極集電部材21の外周筒部21cに超音波溶接等により溶接される。各負極リード17は大変薄いため、大電流を取りだすために、軸芯15への巻き始めから巻き終わりまで全長にわたり、所定間隔で多数形成されている。
負極集電部材21の下面には、銅製の負極通電リード23が溶接されている。
負極通電リード23は、電池缶2の底部において、電池缶2に溶接されている。電池缶2を、例えば、0.5mmの厚さの炭素鋼で形成し、表面にニッケルめっき膜を施して形成することができる。このような材料を用いることにより、負極通電リード23は、電池缶2に抵抗溶接等により溶接することができる。
絶縁板34は、開口部34a(図2参照)と下方に突出す側部34bを有している。絶縁材34の開口部34a内には接続板35が嵌合されている。接続板35の下面には、フレキシブルな接続部材33の他端が溶接されて固定されている。
蓋体3は、炭素鋼等の鉄で形成され、外側および内側の表面全体にニッケル等のめっき膜が施されている。蓋体3は、ダイアフラム37に接触する円盤状の周縁部3aとこの周縁部3aから上方に突出す有頭無底の筒部3bを有するハット型を有する。筒部3bには開口部3cが形成されている。この開口部3cは、電池内部に発生するガス圧によりダイアフラム37が開裂した際、ガスを電池外部に放出するためのものである。
なお、蓋体3が鉄で形成されている場合には、別の円筒形二次電池と直列に接合する際、鉄で形成された別の円筒形二次電池とスポット溶接により接合することが可能である。
まず、ダイアフラム37に蓋体3を固定しておく。ダイアフラム37と蓋体3との固定は、かしめ等により行う。図2に図示された如く、当初、ダイアフラム37の側壁37bは基部37aに垂直に形成されているので、蓋体3の周縁部3aをダイアフラム37の側壁37b内に配置する。そして、ダイアフラム37の側壁37bをプレス等により変形させて、蓋体3の周縁部の上面および下面、および外周側面を覆って圧接する。
上述したように、蓋ユニット30の接続板35は接続部材33により正極集電部材27と接続されている。従って、蓋体3は正極集電部材27と接続されている。このように、正極集電部材27と接続されている蓋体3は他方の出力端として作用し、この他方の出力端として作用する蓋体3と一方の出力端として作用する電池缶2より電極群10に蓄えられた電力を出力することが可能となる。
正極電極11の一側縁に沿って形成された正極合材未処理部11cから延出された多数の正極リード16の先端は、正極集電部材27の上部筒部27cに押え部材28と共に溶接されている。図4は、円筒形二次電池1の蓋体3側の拡大図である。同図に図示されるように、絶縁材51は、リング状の押え部材28の下端部から、すなわち、正極リード16と正極集電部材27との接合部から、電極群10の上面におけるほぼ最外周まで、間断のない連続状に、正極リード16の上面を覆って形成されている(図2参照)。電極群10の上面は、内周側から外周側に亘って形成された正極リード16によって、ほぼ全面が覆われており、絶縁材51は、その正極リード16の全面に被覆されている。この場合、電極群10の上面に、一部、正極リード16に覆われず、第1、第2のセパレータ13、14の上端部が電極群10の上面から露出されている場合には、絶縁材51は、その露出された第1、第2のセパレータ13、14の上端部を含めて、正極リード16の全面に被覆される。
図3において説明した如く、正極シート11aの両面に形成された正極合材11bに隣接する内周側および外周側には、第1、第2のセパレータ13、14を介して、負極シート12aの両面に形成された負極合材12bが対向している。正極側において、負極合材12bの端部は負極シート12aの端部と同一面であり、正極合材11bの端部よりも、正極集電部材27側に位置し、負極合材12bの端部から正極合材11bの端部までの寸法Aは、2mm程度である。
なお、図6および図7において、電極群10の最外周を、第1のセパレータ13としているが、セパレータの長さを調整することにより、最外周のセパレータは、第2のセパレータ14とすることも可能である。
図8は、絶縁材51による被覆構造の変形例1を示し、蓋体3側における断面図である。図4においては、絶縁材51は、押え部材28の下端から電極群10の最外周に亘って形成されている。これに対して、変形例1では、絶縁材51は、押え部材28のほぼ上端面まで覆っている。すなわち、絶縁材51は、電極群10の内周側においては、正極リード16と正極集電部材27の上部筒部27cとの接合部全体に対応する位置まで覆っている。
なお、図4および図8において、押え部材28を用いない構造として、絶縁材51により、直接、正極リード16の先端部を覆うようにしてもよい。
図9は、絶縁材による被覆構造の変形例2を示し、缶底側における断面図である。図5においては、絶縁材51は、押え部材22の下端から電極群10の最外周に亘って形成されている。これに対して、変形例2では、絶縁材51は、押え部材22のほぼ上端部まで覆っている。すなわち、絶縁材51は、電極群10の内周側においては、負極リード17と負極集電部材21の外周筒部21cとの接合部全体に対応する位置まで覆っている。
図10は、絶縁材による被覆構造の変形例3を示し、缶底側における断面図である。変形例3では、被覆材51による内周側の被覆領域を変形例2の場合よりもさらに拡げ、押え部材22の上端面および負極集電部材21の外周筒部21cの上端面まで覆っている。
上述した如く、負極側は、内部短絡に関して異物の発生源として作用する。負極側から微小な異物またはイオン化異物が発生すると、正極側において析出される。変形例3または4このような異物の発生を防止するので、内部短絡発生の確率を一層低減する。
なお、図5、図9〜11において、押え部材22を用いない構造として、絶縁材51により、直接、負極リード17の先端部を覆うようにしてもよい。
次に、実施形態1に示す円筒形二次電池の製造方法を、図12の処理フローを参照して説明する。
〔電極群作製〕
先ず、ステップS1に示すように、電極群10を作製する。正極シート11aの両面に、正極合剤11bおよび正極合剤未処理部11cが形成され、また、多数の正極リード16が正極シート11aに一体に形成された正極電極11を作製する。また、負極シート12aの両面に負極合剤12bおよび負極処理部12cが形成され、多数の負極リード17が負極シート12aに一体に形成された負極電極12を作製する。
次に、ステップS2に示すように、発電ユニット20を作成する。上述の方法で作製した電極群10の軸芯15の下部に負極集電部材21を取り付ける。
負極集電部材21の取り付けは、負極集電部材21の開口部21bを軸芯15の下端部に設けられた段部15bに嵌入して行う。次に、負極集電部材21の外周筒部21cの外周の全周囲に亘り、負極リード17をほぼ均等に配分して密着し、負極リード17の外周に押え部材22を巻き付ける。そして、超音波溶接等により、負極集電部材21に負極リード17および押え部材22を溶接する。次に、軸芯15の下端面と負極集電部材21とに跨るように負極通電リード23を負極集電部材21に溶接する。
次に、ステップS3に示すように、正極リード16上および負極リード17上に絶縁材51を被着する。絶縁材51は、例えば、融点が100〜120℃のポリプロピレン溶液を用いる。この溶液を押え部材28の少なくとも下端部に接触するように垂らし、発電ユニット20を高速に回転させる。これにより、絶縁材溶液が発電ユニット20の上部全体に伸展し、正極リード16の外周の第1、第2セパレータ13、14の端部まで覆うことができる。絶縁材溶液を常温で硬化して絶縁材51を形成した後、負極側においても、同様な方法で絶縁材51を形成する。但し、この場合、この後、負極導電リード23を電池缶2の缶底に溶接する工程があるため、絶縁材51は、この溶接の障害となる負極通電リード23上には塗布されないようにする必要がある。
一方、発電ユニット20の作製とは別に、電池缶2を作製する。電池缶2には、外側および内側の表面全体にめっきが施されている。電池缶2は、円形形状の金属板を、数回、絞り加工を行って所定の深さにする。
そして、ステップS4に示されるように、電池缶2に、絶縁材51が形成された発電ユニット20を収容する。
次に、ステップS5に示されるように、電池缶2内に収容した発電ユニット20の負極通電リード23を、電池缶2の缶底に抵抗溶接等により溶接する。この工程は、正極集電部材27の開口部27eから、図示はしないが、電極棒を差し込み、軸芯15の中空部を挿通して、負極通電リード23を電池缶2の底部に押し付けて溶接する。この場合、負極通電リード23の外面には、絶縁材51が塗布されていないので、絶縁材51が溶接の障害となることはない。また、微小面積の負極通電リード23の溶接であるため、絶縁材51が70℃以上に加熱されるようなことはない。
次に、ステップS6に示すように、電池缶2の上端部側の一部をグルービング(絞り加工)して内方に突出し、外面にほぼU字状の溝2aを形成する。電池缶2の溝2aは、発電ユニット20の上端部、換言すれば、正極集電部材27の上端部近傍に位置するように形成する。
次に、ステップS7に示すように、発電ユニット20が収容された電池缶2の内部に、非水電解液44を所定量注入する。非水電解液44は、上述した如く、例えば、リチウム塩がカーボネート系溶媒に溶解した溶液を用いる。また、注入量は、電池缶2の容積の1/5〜1/3程度である。
一方、上記電池缶2に対する組立プロセスとは別に、蓋ユニット30を作製しておく。
蓋ユニット30は、前述した如く、絶縁板34、絶縁板34の開口部34aに嵌入された接続板35、接続板35に溶接されたダイアフラム37およびダイアフラム37に、かしめにより固定された蓋体3により構成されている。蓋ユニット30の作製方法は上述した通りである。
そして、リード板33の一端部を電池缶2内に収容された正極集電部材27の基部27aの上面に超音波溶接等により接合する。
次に、このような状態のリード板33の他端部に、上述した蓋ユニット30を接合する。
リード板33の他端部側を折り返し、蓋ユニット30の接続板35を、図示はしない保持具により、リード板33の折り返した他端部に接触させた状態に保持し、接触部にレーザを照射してレーザ溶接する。この場合、蓋ユニット30の接続板35に接合されるリード板33の他端部の接合面は、正極集電部材27の基部27aに接合されている一端部の接合面と同一面側である。電極群10と蓋ユニット30との接続工程において、リード板30の溶接面積は小さいため、絶縁材51の加熱温度を70℃以下に抑えることができる。
また、負極リード17上のみでなく、最外周の負極リード17の外周に隣接するセパレータの端部上にも絶縁材51が形成されているので、負極側から非水電解液44中に異物が流出するのを防止することができ、以って、正極側において析出して内部短絡が発生するのを防止することができる。
絶縁材51として、ポリプロピレンのような低融点材料を用いることが可能であり、電池特性に悪影響を与えることがない。
図13および図14は、本発明の二次電池の実施形態2を示す。図13は、円筒形二次電池1A全体の断面図であり、図14は、図13における電池ユニット30を除去して、発電ユニット20を蓋体3側からみた平面図である。
実施形態2の円筒形二次電池1Aが実施形態1の円筒形二次電池1と相違する点は、絶縁材51が、発電ユニット20における正極リード16または負極リード17が配設された円形状の側面全周ではなく、その一部の領域のみに設けられている点である。他の構成は、実施形態1と同様であり、対応する部材に同一の図面参照番号を付してその説明を省略する。
実施形態2の円筒形二次電池1Aは、円筒形二次電池1Aの軸方向を水平方向に向けて使用する横型使用のものである。
この場合には、電池缶2に注入される非水電解液44は、電池缶2の最下面からの深さが電池缶2の直径の半分以下となる。図示の例では、非水電解液44の深さは、電池缶2の直径の1/5程度となっている。
なお、実施形態2においても、絶縁材51は、正極側または負極側の一方のみに設けるようにしてもよい。
また、実施形態2においても、絶縁材51aの構造は、実施形態1に関して示した変形例1〜4の構造を適用することができる。
図15および図16は、本発明の二次電池の実施形態3を示す。図15は、円筒形二次電池1Bの蓋体3側の断面図であり、図16は、発電ユニット20と、発電ユニット20の正極リード16が配設された円形形状の側面を覆う絶縁材51Bの斜視図である。
実施形態3の円筒形二次電池1Bが実施形態1の円筒形二次電池1と相違する点は、絶縁材51Aが、樹脂成型体で形成されている点である。他の構成は、実施形態1と同様であり、対応する部材に同一の図面参照番号を付してその説明を省略する。
接着剤52の材料は、実施形態1において例示した絶縁材51の材料を適用することができる。樹脂成型体53は、発電ユニット20における正極側の円形形状の側面に配設された正極リード16の形状に対応する形状を有している。樹脂成型体53の底部側には、最外周の正極リード16の外周のセパレータの端部まで収容する開口部53aが形成されている。また、樹脂成型体53の上部側には、リング状の押え部材28の外周面に接する寸法の開口部53bが形成されている。樹脂成型体53の内面は、正極集電部材27の上部筒部27cに溶接された正極リード16の上面に接する形状とされている。
この場合、樹脂成型体53の開口部53a側および開口部53b側の内面は、特に、隙正極リード17およびセパレータの端部との間に隙間が無いように留意する必要がある。
樹脂成型体53の高さは、実施形態1に関して示した変形例1〜4の構造によって覆われる領域の如く、適宜、変化させることができる。
2 電池缶
3 蓋体
10 電極群
11 正極電極
11a 正極シート
11b 正極合剤
11c 正極合剤未処理部(正極露出部)
12 負極電極
12a 負極シート
12b 負極合剤
12c 負極合剤未処理部(負極露出部)
13 第1のセパレータ
14 第2のセパレータ
16 正極リード
17 負極リード
20 発電ユニット
21 負極集電部材
27 正極集電部材
30 蓋ユニット
44 非水電解液
51、51A 絶縁材
52 接着剤
53 樹脂成型体
Claims (9)
- 一側縁に沿って形成された正極露出部を有するシート状の正極電極と、他側縁に沿って形成された負極露出部を有するシート状の負極電極とがシート状のセパレータを介して内周から外周に亘って捲回された電極群と、
前記正極電極の前記正極露出部が接合される正極集電部材と、
前記負極電極の前記負極露出部が接合される負極集電部材と、
前記電極群、前記正極集電部材および前記負極集電部材が収容され、電解液が注入される電池缶と、
前記電極群の一方の側面から露出された前記正極露出部または前記電極群の他方の側面から露出された前記負極露出部の少なくとも一方の所定の領域を覆う絶縁材とを備え、
前記絶縁材は、最内周から最外周に亘る前記正極露出部または前記負極露出部と共に前記正極露出部または前記負極露出部の外周に隣接する前記セパレータの端部を含んで覆っていることを特徴とする二次電池。 - 請求項1に記載の二次電池において、前記電極群および前記電池缶は円筒形状を有し、前記正極露出部は複数の正極リードを有し、前記負極露出部は負極リードを有し、前記絶縁材は、前記一側縁側から露出する前記セパレータの端部を含む前記正極リード上または前記他側縁から露出する前記セパレータの端部を含む前記負極リード上の少なくとも一方に、前記所定の領域を覆って間断のない連続状に形成されていることを特徴とする二次電池。
- 請求項1または2に記載の二次電池において、前記絶縁材は、前記電極群から露出された前記正極露出部および前記電極群から露出された前記負極露出部の両方を覆っていることを特徴とする二次電池。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の二次電池において、前記絶縁材は、前記電極群から露出された前記前記正極露出部または前記電極群から露出された負極露出部の一部の領域のみを覆っていることを特徴とする二次電池。
- 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の二次電池において、前記絶縁材は、前記電極群から露出された前記正極露出部および前記セパレータの端部の全て、および前記電極群から露出された前記負極露出部および前記セパレータの端部の全てを覆っていることを特徴とする二次電池。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の二次電池において、前記絶縁材は、前記正極露出部または前記負極露出部に接着される接着剤が内面に設けられた成型体であることを特徴とする二次電池。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の二次電池において、前記絶縁材は、ポリイミド、ポリエステル、ポリフッ化ビニリデンから選択される高分子材料、または前記高分子材料のいずれかに、アルミナ、ジリコニア、チタニアから選択される無機材料の少なくとも1つが混合された材料を含むことを特徴とする二次電池。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の二次電池において、前記絶縁材は、熱可塑性樹脂及び熱硬化性樹脂の少なくとも一つから選ばれた合成樹脂もしくはそれらの樹脂を混合した混合樹脂を含む絶縁材形成物質で構成されていることを特徴とするニ次電池。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の二次電池において、前記絶縁材は、浸漬法、吹き付け法、遠心力を利用した塗布法のいずれかの方法により形成されることを特徴とする二次電池。
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