JP2012048531A - 作業監視システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者が携帯する作業者ID情報を記憶した機器に表示部やスピーカを組み込まずに、而も、システムの設置作業が大掛かりにならずに、ピッキング作業の誤りを防止すると共に、部品搬入時における部品搬入作業の間違えを防止する。
【解決手段】作業者に携帯され、作業者ID情報信号を伝送する第1の電界通信用送信機2と、3つの棚板3a、3b、3cそれぞれに引き出し4a、4b、4cが載置される受信用電極5a、5b、5cが設けられる部品収納棚3と、各引き出しに設けられ、引き出しID情報信号を伝送する第2の電界通信用送信機6a、6b、6cと、受信用電極に信号伝送可能に有線又は無線接続される電気通信用受信機7a、7b、7cと、電気通信用受信機に信号伝送可能に有線又は無線接続され、部品収納棚で部品のピッキング作業や部品の搬入作業が正常に行われたか否かを判定する判定装置8とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数種類の部品が種類毎に引き出しに収納される部品収納棚の作業監視システムに係り、特に、部品収納棚から部品をピッキングする作業者による作業の誤り防止のための作業監視システムに関する。
従来から、自動車の製造工場においては組立ラインに供給する部品が、部品製造者から通い箱に収容されてトラックで搬送されてくる。製造工場では、部品搬入するための作業者がトラック、又は倉庫や一時置き倉庫から通い箱を運び出して、製造工場内に配置されている部品収納棚の複数の棚板のうち予め定められた棚板に収納する。このようにして、トラックから部品収納棚に搬入された通い箱に収容された部品は、ピッキングする作業者が通い箱からピッキングして、直接、組立ライン上で搬送される半成品の自動車に組み付けたり、組立ラインに沿って移動する台車に載置したりすることで、製造効率を高めている。
なお、ピッキング作業において、作業者がピッキング作業を間違えないようにするために、部品収納棚の通い箱が収納される近傍位置には表示灯が設置され、ピッキングすべき部品が収納されている通い箱の近傍の表示灯を点灯させている。作業者は、点灯した表示灯の近傍位置の通い箱からピッキングすべき部品を取り出すことで、ピッキング作業の間違えを防ぐことができるが、作業者が表示灯を視認確認後にピッキング作業を行っているので、そのピッキング作業自体に間違えがあった場合にはピッキング作業の誤りを防ぐことができなかった。
このような作業者による表示灯を視認確認後のピッキング作業の誤りを防ぐために、作業者に携帯され、ピッキング対象の商品の商品コードを記憶したハンディ・ターミナルと、商品棚の引き出しの前面に貼付され、貼付された引き出しに収容されている商品を一意に識別するための商品コードを記憶したタッチタグとを備えたピッチング支援システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
このピッチング支援システムは、受信側のハンディ・ターミナル及び発信側のタッチタグが、何れも人体を媒介とした人体通信の機能を有している。ハンディ・ターミナルを携帯した作業者が商品棚のピッキングすべき引き出しのタッチタグに手をかざして近接すると、タッチタグは自身の商品コードを作業者による人体通信によりハンディ・ターミナルに送信する。ハンディ・ターミナルは、タッチタグから受信した商品コードと、自身が記憶した商品コードとが一致するか否かを判断し、両者が一致しない場合にはピッキングした商品がピッキング対象の商品と異なる旨のメッセージを表示したり音声で知らせたりすることができる。
また、作業者による表示灯を視認確認後のピッキング作業の誤りを防ぐために、商品棚の商品毎に貼付され、商品コードを記憶するタッチタグと、商品の正当性を判断するために商品コードを記憶する照合装置と、床面の下方に埋設され、タッチタグと人体通信するタグアンテナとを備えたピッチング支援システムが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
このピッチング支援システムは、作業者が商品棚のピッキングすべき引き出しのタッチタグに手をかざして近接すると、タッチタグは自身の商品コードを作業者による人体通信によりタグアンテナに送信する。照合装置は、自身の商品コードと、タグアンテナで受信された商品コードとを照合し、一致していない場合にはピッキングした商品がピッキング対象の商品と異なる旨のメッセージを表示したり音声で知らせたりすることができる。
特開2010−6595号公報 特開2010−6594号公報
しかしながら、背景技術に記載した特許文献1のピッチング支援システムでは、作業者が携帯するハンディ・ターミナルにピッキングした商品がピッキング対象の商品と異なる旨のメッセージを表示したり音声で知らせたりするための表示部やスピーカを組み込まなければならないという難点があった。
また、特許文献2のピッチング支援システムでは、タッチタグと人体通信するためにタグアンテナを床面の下方に埋設しなければならないので、システムの設置作業が大掛かりになる難点があった。
さらに、何れのピッチング支援システムも、自動車の製造工場に適用した場合、製造工場内の部品収納棚への部品搬入時における部品搬入作業の間違えを適切に確認することができないので、部品収納棚における誤品の発生を完全には防ぐことができなかった。
本発明は、このような従来の難点を解消するためになされたもので、作業者が携帯する作業者ID情報を記憶した機器に表示部やスピーカを組み込まずに、而も、システムの設置作業が大掛かりにならずに、ピッキング作業の誤りを防止することができる作業監視システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、ピッキング作業の誤りを防止すると共に、部品搬入時における部品搬入作業の間違えを防止することができる作業監視システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成する本発明の第1の態様である作業監視システムは、作業者に携帯され、作業者の固有の作業者ID情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させることで当該作業者の作業者ID情報信号を伝送する第1の電界通信用送信機と、複数種類の部品が種類毎に複数の棚板に分けて引き出しに収容されると共に、各棚板にはそれぞれ引き出しが載置される受信用電極が設けられ、作業者が複数種類の部品から必要な部品を選択して引き出しから取り出すための部品収納棚と、引き出しに設けられ、引き出しの固有の引き出しID情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させることで当該引き出しの引き出しID情報信号を伝送する第2の電界通信用送信機と、受信用電極に信号伝送可能に有線又は無線接続され、作業者ID情報信号及び引き出しID情報信号を受信する電気通信用受信機と、電気通信用受信機に信号伝送可能に有線又は無線接続され、引き出しID情報信号に基づき作業者ID情報信号が、部品収納棚の各棚板に設けられた受信用電極のうち、どの受信用電極から伝送されたかで、予め選択された引き出しから部品のピッキング作業が正常に行われたか否かを判定し、また、引き出しID情報信号が、部品収納棚の各棚板に設けられた受信用電極のうち、どの受信用電極から伝送されたかで、予め選択された棚板に引き出しを搬入する部品搬入作業が正常に行われたか否かを判定する判定装置とを備えているものである。
このような第1の態様である作業監視システムによれば、作業者に携帯された第1の電界通信用送信機及び引き出しに設けられた第2の電界通信用送信機と電界通信できる受信用電極を、部品収納棚の各棚板に設けたので、判定装置では、作業者ID情報信号及び引き出しID情報信号が伝送されてくる受信用電極に基づきピッキング作業が正常に行われたか否かを判定することができ、而も引き出しID情報信号が伝送されてくる受信用電極に基づき部品搬入作業が正常に行われたか否かを判定することができるようになる。したがって、作業者が携帯する作業者ID情報を記憶した機器に表示部やスピーカを組み込まずに、而も、システムの設置作業が大掛かりにならずに、ピッキング作業や部品搬入作業を監視することができるようになる。
本発明の第2の態様は第1の態様である作業監視システムにおいて、判定装置は、部品収納棚の各棚板の引き出しそれぞれに割り当てられた照合用引き出しID情報を記憶したID情報記憶部を有し、ピッキング作業の場合には、作業者が部品を取り出すために当該部品に触れている引き出しが載置された棚板の受信用電極から、作業者ID情報信号と共にID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された引き出しに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、当該引き出しID情報信号が電気通信用受信機で受信されると、ピッキング作業が正常に行われなかったものと判定する判定機能を有するものである。
このような第2の態様である作業監視システムによれば、部品収納棚の各棚板に収納される引き出しに設けられた第2の電界通信用送信機それぞれが、引き出しの固有の引き出しID情報に基づく電界を引き出しに誘起させることで当該引き出しの引き出しID情報信号を、受信用電極及び電気通信用受信機を介して判定装置に伝送している電界通信状況において、第1の電界通信用送信機を携帯した作業者が、部品収納棚の例えば第1の引き出しから部品を取り出すために当該部品に触れると、第1の電界通信用送信機が、当該作業者の固有の作業者ID情報に基づく電界を作業者及び部品と共に、当該部品が収容された第1の引き出しに誘起させることで当該作業者の作業者ID情報信号を、第1の引き出しに対応する受信用電極及び電気通信用受信機を介して判定装置に伝送することから、判定装置は、作業者が部品を取り出すために当該部品に触れている第1の引き出しが載置された棚板の受信用電極から、作業者ID情報信号と共に、ID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち例えば予め選択された第2の引き出しに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、その引き出しID情報信号が電気通信用受信機で受信されることになるので、部品のピッキング作業が正常に行われなかったものと判定することができる。
また、判定装置は、作業者が部品を取り出すために当該部品に触れている第1の引き出しが載置された棚板の受信用電極から、作業者ID情報信号と共に、ID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された第1の引き出しに対応する照合用引き出しID情報と一致する引き出しID情報信号が伝送され、その引き出しID情報信号が電気通信用受信機で受信されると、部品のピッキング作業が正常に行われたものと判定することができる。
本発明の第3の態様は第2の態様である作業監視システムにおいて、判定装置は、部品搬入作業の場合には、部品収納棚の何れかの棚板に引き出しが収納されると、当該引き出しが載置された棚板の受信用電極から、ID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された引き出しに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、当該引き出しID情報信号が電気通信用受信機で受信されると、部品搬入作業が正常に行われなかったものと判定する判定機能を有するものである。
このような第3の態様である作業監視システムによれば、判定装置は、部品収納棚の何れかの棚板に引き出しが収納された場合に、その引き出しが載置された棚板の受信用電極から、ID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された引き出しに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、その引き出しID情報信号が電気通信用受信機で受信されると、引き出しによる部品搬入作業が正常に行われなかったものと判定することができる。
また、判定装置は、引き出しが載置された棚板の受信用電極から、ID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された引き出しに対応する照合用引き出しID情報と一致する引き出しID情報信号が伝送され、その引き出しID情報信号が電気通信用受信機で受信されると、引き出しによる部品搬入作業が正常に行われたものと判定することができる。
本発明の第4の態様は第1の態様乃至第3の態様のうち何れか1つの態様である作業監視システムにおいて、電気通信用受信機は受信用電極の数だけ設けられているものである。このような第3の態様である作業監視システムによれば、判定装置は受信用電極に基づき部品収納棚の棚板に収納すべき引き出しの位置を設定することができる。
本発明の第5の態様は第1の態様乃至第3の態様のうち何れか1つの態様である作業監視システムにおいて、電気通信用受信機は受信用電極の数だけ当該受信用電極に有線接続するための接続端子が設けられているものである。このような第4の態様である作業監視システムによれば、判定装置は電気通信用受信機の接続端子に基づき部品収納棚の棚板に収納すべき引き出しの位置を設定することができる。
本発明の第6の態様は第1の態様乃至第5の態様のうち何れか1つの態様である作業監視システムにおいて、判定装置には、判定機能が、作業が正常に行われなかったものと判定した場合に、音声情報や表示情報で警報を発する警報装置が信号伝送可能に有線又は無線接続されているものである。
このような第6の態様である作業監視システムによれば、作業が正常に行われなかったことを警報装置による音声情報や表示情報で確認することができるので、作業者は作業を間違えたことを容易に確認することができる。
本発明の作業監視システムによれば、作業者が携帯する作業者ID情報を記憶した機器に表示部やスピーカを組み込まずに、而も、システムの設置作業が大掛かりにならずに、ピッキング作業の誤りを防止することができる。また、ピッキング作業の誤りを防止すると共に、部品搬入時における部品搬入作業の間違えを防止することができるので、部品収納棚における誤品の発生を完全に防ぐことが可能になる。
本発明の作業監視システムにおける好ましい実施の形態例を示す図で、(A)はシステムの概略構成の説明図、(B)は(A)とは異なるシステム構成の説明図である。 ピッキング処理のフローチャートである。 部品搬入処理のフローチャートである。 本発明の作業監視システムが適用される自動車の製造工場内の模式図で、(A)はトラック、部品収納棚及び組立ラインの関係を示す図、(B)はトラック、部品収納棚、台車及び組立ラインの関係を示す図である。
以下、作業監視システムを実施するための形態例について、図面を参照して説明する。
本発明の作業監視システムは図1(A)に示すように、作業者に携帯される第1の電界通信用送信機2と、例えば3種類の部品が種類毎に3つの棚板3a、3b、3cに分けて引き出し4a、4b、4cに収容されると共に、3つの棚板3a、3b、3cにはそれぞれ引き出し4a、4b、4cが載置される受信用電極5a、5b、5cが設けられた部品収納棚3と、3つの引き出し4a、4b、4cそれぞれに設けられた第2の電界通信用送信機6a、6b、6cと、3つの受信用電極5a、5b、5cの数だけ設けられ3つの受信用電極5a、5b、5cに信号伝送可能に有線又は無線接続される電気通信用受信機7a、7b、7cと、3つの電気通信用受信機7a、7b、7cに信号伝送可能に有線又は無線接続される判定装置8とを備えている。
第1の電界通信用送信機2は、電界伝達媒体を媒介とした電界通信を行う通信モジュールで、データに応じて変調された交流信号を送信用電極(図示せず。)から発生し、この交流信号で誘起される電界伝達媒体近傍の微弱な交流電界を情報信号として、通信ケーブルの代わりに電界伝達媒体を伝送させて近距離のデータ通信を行うものである。この第1の電界通信用送信機2は、作業者の固有の作業者ID情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させることで当該作業者の作業者ID情報信号を伝送する通信機能を有している。このような第1の電界通信用送信機2は、送信機能しか有していないので、コンパクトに形成させることができる。
部品収納棚3は、作業者が3種類の部品から必要な部品を選択して該当する引き出し4a、4b、4cから取り出すことができる。この部品収納棚3には、作業者が取り出すべき引き出しを知らせるために、第1の引き出し4aが収納される第1の棚板3aの近傍に第1のランプ9a、第2の引き出し4bが収納される第2の棚板3bの近傍に第2のランプ9b及び第3の引き出し4cが収納される第3の棚板3cの近傍に第3のランプ9cが配置され、点灯することで作業者は取り出すべき引き出しを視覚的に把握することができる。
第2の電界通信用送信機6a、6b、6cは第1の電界通信用送信機2と同一構成で、引き出しの固有の引き出しID情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させることで当該引き出しの引き出しID情報信号を伝送する通信機能を有している。この第2の電界通信用送信機6a、6b、6cは、引き出しに貼付したり、引き出し内に部品と共に納入するための発注指示カード(いわゆる「かんばん」)に貼付したりすることができる。
電気通信用受信機7a、7b、7cは、第1の電気通信用受信機7aが第1の受信用電極5aに接続され、第2の電気通信用受信機7bが第2の受信用電極5bに接続され、第3の電気通信用受信機7cが第3の受信用電極5cに接続されている。第1の電気通信用受信機7aは、第1の電界通信用送信機2から伝送される作業者ID情報信号、及び第1の棚板3aに収納される引き出しの第2の電界通信用送信機6aから伝送される引き出しID情報信号を受信することができる。第2の電気通信用受信機7bは、第1の電界通信用送信機2から伝送される作業者ID情報信号、及び第2の棚板3bに収納される引き出しの第2の電界通信用送信機6bから伝送される引き出しID情報信号を受信することができる。第3の電気通信用受信機7cは、第1の電界通信用送信機2から伝送される作業者ID情報信号、及び第3の棚板3cに収納される引き出しの第2の電界通信用送信機6cから伝送される引き出しID情報信号を受信することができる。また、各第2の電気通信用受信機7a、7b、7cは、判定装置8に作業者ID情報信号及び引き出しID情報信号を伝送する機能を有している。
判定装置8は、ID情報を記憶するためのID情報記憶部8aと、ID情報を照合し一致しているか否かを判定するCPU等の制御部(図示せず。)等を備えている。この判定装置8は、引き出しID情報信号に基づき作業者ID情報信号が、部品収納棚3の各棚板3a、3b、3cに設けられた受信用電極5a、5b、5cのうち、どの受信用電極から伝送されたかで、予め選択された引き出しから部品のピッキング作業が正常に行われたか否かを判定するピッキング作業判定機能を有している。また、判定装置8は、引き出しID情報信号が、部品収納棚3の各棚板3a、3b、3cに設けられた受信用電極5a、5b、5cのうち、どの受信用電極から伝送されたかで、予め選択された棚板に引き出しを搬入する部品搬入作業が正常に行われたか否かを判定する部品搬入作業判定機能を有している。判定装置8は、このように判定できるのは、作業者に携帯された第1の電界通信用送信機2及び引き出し4a、4b、4cに設けられた第2の電界通信用送信機6a、6b、6cと電界通信できる受信用電極5a、5b、5cを、部品収納棚3の各棚板3a、3b、3cに設けているからである。この判定装置8では、作業者ID情報信号及び引き出しID情報信号が伝送されてくる受信用電極に基づきピッキング作業が正常に行われたか否かを判定することができ、また、引き出しID情報信号が伝送されてくる受信用電極に基づき部品搬入作業が正常に行われたか否かを判定することができるようになる。したがって、作業者が携帯する作業者ID情報を記憶した機器に表示部やスピーカを組み込まずに、而も、システムの設置作業が大掛かりにならずに、ピッキング作業や部品搬入作業を監視することができるようになる。
このような判定装置8は、例えばID情報記憶部8aは、部品収納棚3の各棚板3a、3b、3cに収納すべき引き出し4a、4b、4cそれぞれに割り当てられた照合用引き出しID情報を記憶している。このような判定装置8は、例えば、部品のピッキング作業において、作業者が部品を取り出すために当該部品に触れている引き出しが載置された棚板の受信用電極から、作業者ID情報信号と共にID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された引き出しに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、当該引き出しID情報信号が電気通信用受信機で受信されると、ピッキング作業が正常に行われなかったものと判定するピッキング作業判定機能を有している。
また、この判定装置8は、第1の電気通信用受信機7aに基づき部品収納棚3の第1の棚板3aに収納すべき第1の引き出し4aの位置を設定し、第2の電気通信用受信機7bに基づき部品収納棚3の第2の棚板3bに収納すべき第2の引き出し4bの位置を設定し、第3の電気通信用受信機7cに基づき部品収納棚3の第3の棚板3cに収納すべき第3の引き出し4cの位置を設定することができる。したがって、判定装置8においては、第1の電気通信用受信機7aに対しては第1の引き出し4aに対応する照合用引き出しID情報が設定され、第2の電気通信用受信機7bに対しては第2の引き出し4bに対応する照合用引き出しID情報が設定され、第3の電気通信用受信機7cに対しては第3の引き出し4cに対応する照合用引き出しID情報が設定される。
この判定装置8のピッキング作業判定機能は、例えば、作業者が部品を取り出すために当該部品に触れている第1の引き出し4aが載置された第1の棚板3aの第1の受信用電極5aから、作業者ID情報信号と共にID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された第2の引き出し4bに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、第1の電気通信用受信機7aで受信されると、ピッキング作業が正常に行われなかったものと判定することができる。即ち、作業者が部品を取り出すために当該部品に触れている引き出しが第1の引き出し4aで、判定装置8で予め選択されている引き出しが第2の引き出し4bの場合には、第1の引き出し4aに設けられた第2の電界通信用送信機6aから伝送される引き出しID情報信号と、判定装置8で予め選択されている第2の引き出し4bの照合用引き出しID情報とは一致しないので、作業者は部品のピッキング作業を誤っていることがわかる。
また、判定装置8は、作業者が部品収納棚3の3つの棚板3a、3b、3cに引き出し4a、4b、4cを搬入する部品搬入作業の場合には、部品収納棚3の何れかの棚板に引き出しが収納されると、当該引き出しが収納された棚板の受信用電極から、ID情報記憶部に記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された引き出しに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、当該引き出しID情報信号が電気通信用受信機で受信されると、部品搬入作業が正常に行われなかったものと判定する部品搬入作業判定機能を有している。
この判定装置8の部品搬入作業判定機能は、例えば、部品収納棚3の第1の棚板3aに第2の引き出し4bが収納されると、当該第2の引き出し4bが載置された第1の棚板3aの第1の受信用電極5aから、ID情報記憶部8aに記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された第1の引き出し4aに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、第1の電気通信用受信機7aで受信されるので、部品搬入作業が正常に行われなかったものと判定することができる。即ち、作業者が部品収納棚3の第1の棚板3aに誤って第2の引き出し4bを収納すると、第2の引き出し4bに設けられた第2の電界通信用送信機6bから伝送される引き出しID情報信号と、判定装置8で予め選択されている第1の引き出し4aの照合用引き出しID情報とは一致しないので、作業者は部品搬入時における部品搬入作業を誤っていることがわかる。
また、判定装置8には、当該判定装置8が、作業が正常に行われなかったものと判定した場合に、スピーカ等による音声情報や、ライト、液晶パネル等による表示情報で警報を発する警報装置10が信号伝送可能に有線又は無線接続されている。このような警報装置10を判定装置8に接続することにより、作業が正常に行われなかったことを警報装置10による音声情報や表示情報で確認することができるので、作業者は作業を間違えたことを容易に確認することができる。
さらに、判定装置8には、作業者が行った作業状態を記録する流通履歴記録部11が接続されている。即ち、上述した各判定機能の結果が判定装置8から流通履歴記録部11に送信されるので、流通履歴記録部11は各判定機能の結果を時系列で記憶していくことができる。
このように構成された作業監視システム1Aの部品のピッキング作業及び部品搬入作業における動作について図2、図3のフローチャートに基づき説明する。
まず、図2に示す部品のピッキング処理について説明する。なお、判定装置8では、ピッキング作業すべき引き出しが第2の引き出し4bに設定されているものとする。
作業監視システム1Aを起動させると、部品収納棚3の3つの棚板3a、3b、3cに収納される3つの引き出し4a、4b、4cに設けられた第2の電界通信用送信機6a、6b、6cそれぞれが、3つの引き出し4a、4b、4cそれぞれの固有の引き出しID情報に基づく電界を各引き出し4a、4b、4cに誘起させることで、第1の引き出し4aの引き出しID情報信号を第1の受信用電極5aに伝送し、第2の引き出し4bの引き出しID情報信号を第2の受信用電極5bに伝送し、第3の引き出し4cの引き出しID情報信号を第3の受信用電極5cに伝送する。
このような電界通信の状況において、第1の電界通信用送信機2を携帯した作業者が、部品収納棚3の例えば第1の引き出し4aから部品を取り出すために当該部品に触れると(ステップ101)、第1の電界通信用送信機2が当該作業者の固有の作業者ID情報に基づく電界を作業者及び部品と共に、当該部品が収容された第1の引き出し4aに誘起させることで当該作業者の作業者ID情報信号を第1の受信用電極5aに伝送する。
そして、第1の電気通信用受信機7aが第1の引き出しの引き出しID情報信号及び作業者ID情報信号を受信して判定装置に伝送する(ステップ102)。判定装置8は、作業者が部品を取り出すために当該部品に触れている第1の引き出し4aが載置された第1の棚板3aの第1の受信用電極5aから、作業者ID情報信号と共に、ID情報記憶部8aに記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された第2の引き出し4bに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、その引き出しID情報信号が第1の電気通信用受信機7aで受信されることになるので、部品のピッキング作業が正常に行われなかったものと判定することができる(ステップ103)。この場合、判定装置8は警報装置10で警報を発すると共に、そのピッキング作業判定機能による結果を流通履歴記録部11に記録する(ステップ104、105)。
なお、判定装置8は、予め選択された引き出しが第1の引き出し4aの場合には、作業者が部品を取り出すために当該部品に触れている第1の引き出し4aが載置された第1の棚板3aの第1の受信用電極5aから、作業者ID情報信号と共に、ID情報記憶部8aに記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された第1の引き出し4aに対応する照合用引き出しID情報と一致する引き出しID情報信号が伝送され、その引き出しID情報信号が第1の電気通信用受信機7aで受信されることになるので、部品のピッキング作業が正常に行われたものと判定することができる(ステップ103)。この場合、判定装置8は警報装置10で警報を発することなく、そのピッキング作業判定機能による結果を流通履歴記録部11に記録する(ステップ105)。
このような本発明の作業監視システム1Aによれば、作業者が携帯する作業者ID情報を記憶した機器に表示部やスピーカを組み込まずに、而も、システムの設置作業が大掛かりにならずに、ピッキング作業の誤りを防止することができる。
次に、図3に示す部品搬入処理について説明する。なお、判定装置8では、部品搬入作業すべき引き出しが第2の引き出し4bに設定されているものとする。
作業監視システム1Aを起動させた状態において、部品収納棚3の第2の引き出し4bが収納される第2の棚板3bに、例えば第1の引き出し4aが収納されると(ステップ201)、第1の引き出し4aの第2の電界通信用送信機6bが第1の引き出し4aの固有の引き出しID情報に基づく電界を第1の引き出し4aに誘起させることで、当該第1の引き出し4aの引き出しID情報信号を第2の受信用電極5bに伝送する。
そして、第2の電気通信用受信機7bが第1の引き出し4aの引き出しID情報信号を受信して判定装置8に伝送する(ステップ202)。判定装置8は、第1の引き出し4aが搬入された第2の棚板3bの受信用電極5bから、ID情報記憶部8aに記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された第2の引き出し4bに対応する照合用引き出しID情報と一致しない引き出しID情報信号が伝送され、その引き出しID情報信号が第2の電気通信用受信機7bで受信されることになるので、引き出しによる部品搬入作業が正常に行われなかったものと判定することができる(ステップ203)。この場合、判定装置8は警報装置10で警報を発すると共に、その部品搬入作業判定機能による結果を流通履歴記録部11に記録する(ステップ204、205)。
なお、判定装置8は、予め選択された引き出しが第2の引き出し4bの場合において、部品収納棚3の第2の引き出し4bが収納される第2の棚板3bに第2の引き出し4bが収納されると、第2の引き出し4bが載置された第2の棚板3bの第2の受信用電極5bから、ID情報記憶部8aに記憶された各照合用引き出しID情報のうち予め選択された第2の引き出し4bに対応する照合用引き出しID情報と一致する引き出しID情報信号が伝送され、その引き出しID情報信号が第2の電気通信用受信機7bで受信されることになるので、引き出しによる部品搬入作業が正常に行われたものと判定することができる(ステップ203)。この場合、判定装置8は警報装置10で警報を発することなく、その部品搬入作業判定機能による結果を流通履歴記録部11に記録する(ステップ205)。
このような本発明の作業監視システム1Aによれば、ピッキング作業の誤りを防止すると共に、部品搬入時における部品搬入作業の間違えを防止することができるので、部品収納棚における誤品の発生を完全に防ぐことが可能になる。
また、ピッキング作業と共に部品搬入作業の監視を行う本発明の作業監視システム1Aによれば、判定装置8が判定機能による結果を流通履歴記録部11に時系列で記録することができるので、トレーサビリティの保証度を向上させ、部品を組み付けた製品の個別保証へと展開させることができる。
このような本発明の作業監視システム1Aは、例えば自動車の製造工場の生産ラインを移動する半成品の自動車に組み付けるために必要な部品を供給する部品収納棚に好適である。例えば図4(A)に示すように、製造工場20Aにおいて、部品搬入を行う作業者W1が、トラック21に積み込まれた複数の引き出しである通い箱(通函)4を、当該トラック21から部品収納棚3の各棚板(図示せず。)に搬入する部品搬入工程P1と、その部品収納棚3に収納された通い箱4に収容される部品を、ピッキングを行う作業者W2が生産ライン22を移動する半成品の自動車(図示せず。)に組み付けるピッキング・組付工程とに適用することができる。
また、本発明の作業監視システム1Aは、図4(B)に示すように、製造工場20Bにおいて、部品搬入を行う作業者W1が、トラック21に積み込まれた部品が収納された通い箱4を、当該トラック21から部品収納棚3の各棚板(図示せず。)に搬入する部品搬入工程P1と、その部品収納棚3に収納された通い箱4に収容される部品を、ピッキングを行う作業者W2が生産ライン23に沿って走行させる無人搬送車22に順立て可能に配列するピッキング工程P3とに適用することができる。このピッキング工程P3で無人搬送車22に順立て可能に配列された部品は、組み付けを行う作業者W3が生産ライン23を移動する半成品の自動車(図示せず。)に組み付けるための組付工程P4で使用される。
なお、上述した作業監視システム1Aでは、受信用電極の数だけ電気通信用受信機を設けていたが、これに限らず、図1(B)に示すような電気通信用受信機70でもよく、この電気通信用受信機70は受信用電極5a、5b、5cの数だけ当該受信用電極5a、5b、5cに有線接続するための接続端子71、72、73が設けられている。この図1(B)は、図1(A)と重複する内容については、同一の参照番号または参照符号で表示し、説明を省略する。
このような作業監視システム1Bは、3つの接続端子71、72、73が設けられた1つの電気通信用受信機70で、第1の接続端子71が第1の受信用電極5aに有線接続され、第2の接続端子72が第2の受信用電極5bに有線接続され、第3の接続端子73が第3の受信用電極5cに有線接続されている。判定装置8は、第1の接続端子71は第1の電気通信用受信機、第2の接続端子72は第2の電気通信用受信機及び第3の接続端子73は第3の電気通信用受信機として認識することになる。また、この1つの電気通信用受信機70は信号伝送可能に判定装置8に有線又は無線接続されている。この作業監視システム1Bの判定装置8は、電気通信用受信機70の第1の接続端子71に基づき部品収納棚3の第1の棚板3aに収納すべき第1の引き出し4aの位置を設定し、電気通信用受信機70の第2の接続端子72に基づき部品収納棚3の第2の棚板3bに収納すべき第2の引き出し4bの位置を設定し、電気通信用受信機70の第3の接続端子73に基づき部品収納棚3の第3の棚板3cに収納すべき第3の引き出し4cの位置を設定することができる。したがって、電気通信用受信機70の第1の接続端子71に対しては第1の引き出し4aに対応する照合用引き出しID情報が設定され、電気通信用受信機70の第2の接続端子72に対しては第2の引き出し4bに対応する照合用引き出しID情報が設定され、電気通信用受信機70の第3の接続端子73に対しては第3の引き出し4cに対応する照合用引き出しID情報が設定される。
このような作業監視システム1Bによれば、図2に示す部品のピッキング処理及び図3に示す部品搬入処理を、図1(A)に示す作業監視システム1Aと同様に行うことができる。
また、上述した本発明の作業監視システム1A、1Bでは、部品収納棚3の引き出しを収納する棚板の数は3つになっていたが、これに限らず、自動車に組み込むべき数の部品に対応する数でもよい。
また、上述した本発明の作業監視システムにおいては自動車の組立工場に適用していたが、これに限らず、どのような製品の組立工場でもよく、また、ピッキング作業を行う物流センターにおいても適用させることができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
1A、1B……作業監視システム
2……第1の電界通信用送信機
3……部品収納棚
3a、3b、3c……棚板
4a、4b、4c……引き出し
5a、5b、5c……受信用電極
6a、6b、6c……第2の電界通信用送信機
7a、7b、7c……電気通信用受信機
8……判定装置
8a……ID情報記憶部
10……警報装置
70……電気通信用受信機
71、72、73……接続端子

Claims (6)

  1. 作業者に携帯され、前記作業者の固有の作業者ID情報に基づく電界を電界伝達媒体に誘起させることで当該作業者の作業者ID情報信号を伝送する第1の電界通信用送信機と、
    複数種類の部品が種類毎に複数の棚板に分けて引き出しに収容されると共に、前記各棚板にはそれぞれ前記引き出しが載置される受信用電極が設けられ、前記作業者が前記複数種類の部品から必要な部品を選択して前記引き出しから取り出すための部品収納棚と、
    前記引き出しに設けられ、前記引き出しの固有の引き出しID情報に基づく電界を前記電界伝達媒体に誘起させることで当該引き出しの引き出しID情報信号を伝送する第2の電界通信用送信機と、
    前記受信用電極に信号伝送可能に有線又は無線接続され、前記作業者ID情報信号及び前記引き出しID情報信号を受信する電気通信用受信機と、
    前記電気通信用受信機に信号伝送可能に有線又は無線接続され、前記引き出しID情報信号に基づき前記作業者ID情報信号が、前記部品収納棚の前記各棚板に設けられた前記受信用電極のうち、どの前記受信用電極から伝送されたかで、予め選択された前記引き出しから前記部品のピッキング作業が正常に行われたか否かを判定し、また、前記引き出しID情報信号が、前記部品収納棚の前記各棚板に設けられた前記受信用電極のうち、どの前記受信用電極から伝送されたかで、予め選択された前記棚板に前記引き出しを搬入する部品搬入作業が正常に行われたか否かを判定する判定装置とを備えていることを特徴とする作業監視システム。
  2. 前記判定装置は、前記部品収納棚の前記各棚板の前記引き出しそれぞれに割り当てられた照合用引き出しID情報を記憶したID情報記憶部を有し、前記ピッキング作業の場合には、前記作業者が前記部品を取り出すために当該部品に触れている前記引き出しが載置された前記棚板の前記受信用電極から、前記作業者ID情報信号と共に前記ID情報記憶部に記憶された前記各照合用引き出しID情報のうち予め選択された引き出しに対応する前記照合用引き出しID情報と一致しない前記引き出しID情報信号が伝送され、当該引き出しID情報信号が前記電気通信用受信機で受信されると、前記ピッキング作業が正常に行われなかったものと判定する判定機能を有することを特徴とする請求項1記載の作業監視システム。
  3. 前記判定装置は、前記部品搬入作業の場合には、前記部品収納棚の何れかの前記棚板に前記引き出しが収納されると、当該引き出しが収納された前記棚板の前記受信用電極から、前記ID情報記憶部に記憶された前記各照合用引き出しID情報のうち予め選択された引き出しに対応する前記照合用引き出しID情報と一致しない前記引き出しID情報信号が伝送され、当該引き出しID情報信号が前記電気通信用受信機で受信されると、前記部品搬入作業が正常に行われなかったものと判定する判定機能を有することを特徴とする請求項2記載の作業監視システム。
  4. 前記電気通信用受信機は前記受信用電極の数だけ設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項に記載の作業監視システム。
  5. 前記電気通信用受信機は前記受信用電極の数だけ当該受信用電極に有線接続するための接続端子が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項に記載の作業監視システム。
  6. 前記判定装置には、前記判定機能が、前記作業が正常に行われなかったものと判定した場合に、音声情報や表示情報で警報を発する警報装置が信号伝送可能に有線又は無線接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうち何れか1項に記載の作業監視システム。
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