JP6009877B2 - ケーブル誤接続防止システム及びケーブル誤接続防止方法 - Google Patents

ケーブル誤接続防止システム及びケーブル誤接続防止方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のケーブルを使用してハードウエアを構成する装置のケーブル接続において、ケーブルとその接続先に装着したRFIDタグによる自動照合を実施してケーブル誤接続を防止するケーブル誤接続防止システム及びケーブル誤接続防止方法に関する。
装置やシステムが大規模になると、装置間や装置内のモジュール間で、同種のケーブルを大量に接続する傾向にあり、そのため誤接続の可能性が高くなる。ケーブル接続に誤りがあると、装置の誤作動や装置の破損などの危険が生じる。これまでは、ケーブルの接続に誤りがないように、ケーブルやコネクタを色分けしたり、ケーブルに接続先コネクタの実装位置情報を記載したラベルを貼付したりして、接続相手を識別する対策がとられてきた。
しかしながら、接続の正誤は作業者による目視確認によるため、明確に判別できる必要を考慮すると、使用できる色の種類には制限があった。また、ケーブルに接続先コネクタの実装位置情報を記載したラベルを貼付する場合では、経年変化で印字が薄くなる場合があった。結果として、接続するケーブル数が多くなると、ケーブル接続作業が困難になる状況があった。同時に、接続確認のための作業にも膨大な時間が必要になっていた。よって、このような状況下では確実にケーブル接続ミスを防止できないという問題があった。
これらの問題を解決する方法として、特許文献1には、ケーブルとその接続先にRFID(Radio Frequency IDentification)タグを装着し、RFIDタグに記憶された情報をRFIDリーダ/ライタ端末で読み込むことで、RFIDタグによる自動照合を実施してケーブル誤接続を防止するシステムが開示されている。
特開2012−19643号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたRFIDタグを用いたケーブルの接続確認方法では、装置側のコネクタとこれに接続するケーブルとが1対1で対応する必要があった。このため、ケーブルに不良があった場合には、RFIDタグを貼り替えたり、タグ情報の照合先のデータを更新したりするといった、煩雑な作業を生じていた。さらに、これらの煩雑な作業のために、接続情報に誤りが生じる問題も生じていた。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ケーブル誤接続を防止するケーブル誤接続防止システム及びケーブル誤接続防止方法において、装置側のコネクタとこれに接続するケーブルを1対1で対応する必要をなくすることによって、ケーブルに不良等があった場合でも他の同種のケーブルを容易に代用することができるようにして、RFIDタグの貼り替えやデータの更新等の作業を不要にするケーブル誤接続防止システム及びケーブル誤接続防止方法を提供することにある。その結果、ケーブル接続作業の精度が向上し、作業負担の軽減や作業時間の短縮を図ることができる。
装置のコネクタの固有の第1のデータを格納する第1のデータ保持手段と、前記第1のデータを送信する第1の送信手段と、ケーブルのコネクタの固有の第2のデータを格納する第2のデータ保持手段と、前記第2のデータを送信する第2の送信手段と、前記第1と第2の送信手段からの前記第1と第2のデータを電波信号として受け取り転送する転送手段と、前記転送手段から前記第1と第2のデータの電波信号を受けて、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの接続確認を行い、前記接続確認のされた前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行う制御部と、を有するケーブル誤接続防止システムである。
装置のコネクタの固有のデータとケーブルのコネクタの固有のデータとを載せた電波信号を読み取る、読み取り工程と、読み取った前記電波信号から、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタの位置算出を行う、位置算出工程と、前記位置算出の結果を、予め備えられた接続位置情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの接続確認を行う、接続確認工程と、前記接続確認した前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行う、正誤確認工程と、前記接続確認および前記正誤確認の結果を受けて、前記接続確認および前記正誤確認の結果を作業者に通知する、通知工程と、を有する、ケーブル誤接続防止方法である。
本発明のケーブル誤接続防止システム及びケーブル誤接続防止方法によれば、装置側のコネクタとこれに接続するケーブルを1対1で対応する必要がなくなるため、ケーブルに不良等があった場合でも他の同種のケーブルを容易に代用することができるようになり、RFIDタグの貼り替えやデータの更新等の作業が不要となる。また、システム起動前の再度ケーブル接続表と実際の接続をチェックする作業も不要とすることができる。以上の結果として、ケーブル接続作業の精度が向上し、作業負担の軽減や作業時間の短縮を図ることができ、作業コスト全体の削減に寄与することができる。
本発明の第1の実施の形態のケーブル誤接続防止システムの構成を、これを適用するハードウエアであるシステム(或いは装置)と組み合わせて示した図である。 本発明の第1の実施の形態のケーブル誤接続防止システムを適用するハードウエアであるシステム(或いは装置)の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のケーブル誤接続防止システムを適用する装置(或いは基板)の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のケーブル誤接続防止システムを適用するケーブルコネクタを有するケーブルの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のケーブル誤接続防止システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態のRFIDタグおよびその格納データの例である。 本発明の第1の実施の形態のケーブル誤接続防止方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のケーブル誤接続防止システムの構成を示す図である。 本発明の第2の実施の形態のRFIDタグおよびその格納データの例である。 本発明の第2の実施の形態のケーブル誤接続防止方法を示すフローチャートである。
以下、図を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施の形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1の実施の形態)
(構成の説明)
図1Aは、本発明の第1の実施の形態のケーブル誤接続防止システム1000の構成を、前記システムを適用するハードウエアであるシステム(或いは装置)100と組み合わせて示した図である。図1Bに示す情報処理などのハードウエアであるシステム(或いは装置)100は、図1Cに示す装置(或いは基板)30(31)を、図1Dに示すケーブルコネクタ22,23を有するケーブル32で接続して構成される。図1A、図1Bでは、装置(或いは基板)30、31を一本のケーブル32で接続する構成を示しているが、この構成を複数繰り返すことで、複数の同種のケーブルを使用して装置(或いは基板)を接続したシステム(或いは装置)を実現することができる。さらに、図1Eには、本発明の第1の実施の形態のケーブル誤接続防止システム1000の構成を示す。
図1Aを参照すると、本実施の形態のケーブル誤接続防止システム1000は、装置(或いは基板)30(31)に設けられた装置コネクタ21(24)や、ケーブル32の両端に設けられたケーブルコネクタ22(23)ごとに装着された、データ保持手段1−1(〜1−4)とデータ送信手段2−1(〜2−4)、データ読み取り手段3とデータ転送手段4、および、制御部5に備えられた位置算出手段6、比較手段7、ケーブル接続位置テーブル8、ケーブル接続関係テーブル9、通知手段10、危険対策手段11から構成される。
データ保持手段1−1(〜1−4)とデータ送信手段2−1(〜2−4)とは装置コネクタ21(24)やケーブルコネクタ22(23)に装着するRFIDタグ33に備えることができる。また、データ読み取り手段3とデータ転送手段4とはRFIDリーダ/ライタ端末34に備えることができる。
データ保持手段1−1(〜1−4)には、例えば図2に示すように、コネクタの固有識別番号(IDentification、以下IDと略す)、コネクタやケーブルの各種情報(例えば、コネクタやケーブルの名称、製造上の管理番号等)、装置コネクタ21(24)のシステム(或いは装置)100中での位置情報、等のコネクタ情報102を格納することができる。装置コネクタ21(24)のシステム(或いは装置)100中での位置情報は、例えば、システム(或いは装置)100中の基準点に対する位置座標などによって表すことができる。
コネクタ情報102のデータ保持手段1−1(〜1−4)への格納は、RFIDタグへの書き込みを行う装置により書き込むことにより行うことができる。このRFIDタグへの書き込みを行う装置としては、RFIDリーダ/ライタ端末34を用いることができる。
データ送信手段2−1(〜2−4)は、データ保持手段1−1(〜1−4)に格納されたコネクタ情報102を、データ読み取り手段3に送信する。
データ読み取り手段3がコネクタ情報102を読み取るタイミングは、例えば、コネクタの接続作業を終えた時点などであり、読み取るプロセスは次の通りである。すなわち、データ読み取り手段3はデータ送信手段2−1(〜2−4)に対して、無線通信による読み出し信号101を送信する。読み出し信号101を受けたデータ送信手段2−1(〜2−4)は、コネクタ情報102を、読み出し信号101のデータ送信手段2−1(〜2−4)による反射波に載せるなどしてデータ読み取り手段3に送信する。データ読み取り手段3はまた、コネクタ情報102を受け取る際に、コネクタ情報102を載せた電波信号の遅延時間や信号強度などの電波信号情報103も、合わせて取得する。
ここで遅延時間とは、RFIDリーダ/ライタ端末34のデータ読み取り手段3から読み出し信号101の電波が発信されてからRFIDタグ33のデータ送信手段2−1(〜2−4)に到達し、反射波となってコネクタ情報102を載せてデータ読み取り手段3に戻るために要する時間である。
また、ここで信号強度とは、RFIDリーダ/ライタ端末34のデータ読み取り手段3から読み出し信号101の電波が発信されてからRFIDタグ33のデータ送信手段2−1(〜2−4)に到達し、反射波となってコネクタ情報102を載せてデータ読み取り手段3に戻ってきた電波信号の強度である。
データ読み取り手段3は、コネクタ情報102や電波信号情報103をデータ転送手段4に渡し、データ転送手段4は、コネクタ情報102や電波信号情報103を、制御部5に送信する。
制御部5では、まず、システム(或いは装置)100内でのコネクタの位置を特定する。そのため、コネクタ情報102や電波信号情報103は、位置算出手段6に供給される。
位置算出手段6は、コネクタ情報102に含まれるIDから装置コネクタやケーブルコネクタを特定し、特定したコネクタに対応する電波信号情報103から、特定したコネクタの位置を算出する。すなわち、この場合、データ送信手段2−1(〜2−4)とデータ読み取り手段3との距離を算出する。
データ送信手段2−1(〜2−4)とデータ読み取り手段3との距離の算出には、以下の方法のいずれかを使用することができる。第1の方法は、電波信号情報103の中の遅延時間情報を使い、予め位置算出手段6などに備えられた、遅延時間と、データ送信手段2−1(〜2−4)とデータ読み取り手段3との距離との関係情報を利用して、距離を算出する方法である。また、第2の方法は、電波信号情報103の中の信号強度情報を使い、予め位置算出手段6などに備えられた、信号強度と、データ送受信手段2−1(〜2−4)とデータ読み取り手段3との距離との関係情報を利用して、距離を算出する方法である。
また、データ読み取り手段3を複数個設けることで、データ読み取り手段3とデータ送信手段2−1(〜2−4)との複数個所の距離を得ることができ、位置の特定精度をより高めることが可能となる。また、これによりケーブル数の多い規模の大きなシステム(或いは装置)への対応が容易になる。電波の遅延時間情報や信号強度情報を用いて位置を検出する手法は、たとえば、IEEE VTS 53rd Vehicular Tech. Conf.(VTC2001 Spring), Vol. 4, No.4, pp. 2570−2574, May 2001.や、東芝レビュー Vol.66,No.4(2011).などに開示されている。
一方で、装置コネクタのシステム(或いは装置)100内での実装位置情報は固定であり、図2に示すように実装位置情報としてコネクタ情報102に規定されているため、必ずしも装置コネクタの位置の算出は必要でなく、この位置算出手段6での算出は、ケーブルコネクタのみの算出とすることが可能である。
位置算出手段6は、IDから特定したコネクタのデータ送信手段2−1(〜2−4)とデータ読み取り手段3との距離を算出すると、この距離の情報を有するコネクタ位置情報104を比較手段7に供給する。
比較手段7では、比較1の工程として、コネクタ位置情報104と、予め備えられたケーブル接続位置テーブル8とを比較する。ケーブル接続位置テーブル8は、各コネクタのシステム(或いは装置)100内での位置と、データ送受信手段2−1(〜2−4)とデータ読み取り手段3との距離と、を対応付けた情報を有する。よって、この比較1の工程によって、算出された各装置コネクタや各ケーブルコネクタの位置と、ケーブル接続位置テーブル8に規定された各装置コネクタや各ケーブルコネクタのシステム(或いは装置)100内での位置とが比較され、両者が一致した場合に、ケーブルコネクタが装置コネクタに接続していることを確認することができる。
また、装置コネクタのシステム(或いは装置)100内での実装位置情報は、固定であり、図2に示すように実装位置情報としてコネクタ情報102に規定され、これは、ケーブル接続位置テーブル8に規定された各コネクタのシステム(或いは装置)100内での位置情報と基本的に同じであるため、比較1の工程では、ケーブルコネクタの算出された位置情報のみを比較すること、とすることが可能である。
比較1の工程後、この確認情報を有する接続確認情報105が、比較2の工程と通知手段10と危険対策手段11とに供給される。
比較2の工程では、接続確認情報105を受けて、実際の接続作業後の装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせの情報を有する接続確認情報105と、予め備えられた、装置コネクタとケーブルコネクタとの正しい接続の組み合わせを規定したケーブル接続関係テーブル9との比較を行う。この比較2の工程から、実際の装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しいか誤りかが確認される。比較2の工程後、この確認情報を有する正誤確認情報106が、通知手段10と危険対策手段11とに供給される。
また、ケーブル接続関係テーブル9には、一つの装置コネクタに対して複数のケーブルのケーブルコネクタを登録することができる。これにより、ひとつのケーブルが断線などのために使用できなくなったときにも、別のケーブルを代用することができ、かつ、代用するに当たってRFIDタグを貼り替えたり、タグ情報の照合先のデータを更新したりするといった、煩雑な作業が不要となる。
なお、ケーブルの両端に設けられた各ケーブルコネクタのIDは同一とすることが望ましい。ケーブルの両端に設けられた各ケーブルコネクタのIDを異なるIDとした場合、IDのペアを関連付けする必要があるため、煩雑な管理や作業が必要となる。それに対して、同一のIDとすることで、管理や作業をより簡単にすることができる。
通知手段10では、接続確認情報105と正誤確認情報106とを受けて、接続確認情報105から装置コネクタとケーブルコネクタとが接続していない場合、あるいは、正誤確認情報106から装置コネクタとケーブルコネクタとの組み合わせが正しくない場合、それらの旨をディスプレイ画面上に表示し、アラームを鳴らす等、視覚的・聴覚的に作業者に通知する。
同時に危険対策手段11では、接続確認情報105と正誤確認情報106とを受けて、接続確認情報105から装置コネクタとケーブルコネクタとが接続していない場合、あるいは、正誤確認情報106から装置コネクタとケーブルコネクタとの組み合わせが正しくない場合、システム(或いは装置)100に電源が入らないようにする等の対策を行なう。
以上のようにして、本実施の形態のケーブル誤接続防止システムによれば、複数の同種のケーブルを使用してハードウエアを構成する場合、装置コネクタとこれに接続するケーブルを1対1で対応する必要がなくなる。また、システム起動前に、システムの破損を防止するために、ケーブル接続表と実際の接続をチェックする、といった安全確認作業も不要となる。以上の結果として、ケーブル接続作業の精度が向上するとともに、作業負担の軽減や作業時間の短縮を図ることができ、作業コスト全体の削減に寄与することができる。
(動作の説明)
図1Aに示した本実施の形態のケーブル誤接続防止システム1000の動作のフローチャートを、図3に示す。
まず、装置コネクタ21(24)とケーブルコネクタ22(23)との接続を行う(S1)。次に、RFIDリーダ/ライタ端末34に備えられたデータ読み取り手段3により、RFIDタグ33に備えられたデータ保持手段1−1(〜1−4)に格納されたコネクタ情報102および電波信号情報103をデータ送信手段2−1(〜2−4)を介して読み取る(S2)。
次に、データ読み取り手段で読み取られたコネクタ情報102および電波信号情報103を、データ転送手段4により、制御部5の位置算出手段6に送り、位置算出手段6にて、装置コネクタやケーブルコネクタの位置算出を行う(S3)。すなわち、この場合、データ送信手段2−1(〜2−4)とデータ読み取り手段3との間の距離を算出する。
コネクタ位置算出結果はコネクタ位置情報104として比較手段7に送られ、比較手段では、まず、コネクタ位置情報104と、予め備えられたケーブル接続位置テーブル8の情報とを比較し、両者が一致するか否かを確認することでコネクタ接続確認を行う(S4)。ケーブル接続位置テーブル8は、各コネクタのシステム(或いは装置)100内での位置と、データ送信手段2−1(〜2−4)とデータ読み取り手段3との距離とを対応付けた情報を有する。よって、S4工程によって、算出された各装置コネクタや各ケーブルコネクタの位置に対応する上記の距離と、ケーブル接続位置テーブル8に規定された各装置コネクタや各ケーブルコネクタのシステム(或いは装置)100内での位置情報との比較を行い、両者が一致した場合に、ケーブルコネクタが装置コネクタに接続していることが確認される。
ケーブルコネクタと装置コネクタとの接続が確認されない場合(No)、作業者にケーブルコネクタが装置コネクタに接続していないことを通知するとともに、この状態でシステム(或いは装置)に電源が入らないようにするなどの危険対策を行う(S6)。
一方、ケーブルコネクタと装置コネクタとの接続が確認された場合(Yes)、接続作業後の装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせの情報を有する接続確認情報105と、予め備えられた、装置コネクタとケーブルコネクタとの正しい接続の組み合わせを規定したケーブル接続関係テーブル9の情報との比較を行うことで、コネクタの接続組合せ正誤確認を行う(S5)。すなわち、このS5工程により、装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しいか誤りかを確認する。
装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しいと確認されない場合(No)、作業者に、装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しくないことを通知するとともに、この状態でシステム(或いは装置)に電源が入らないようにするなどの危険対策を行う(S6)。
一方、装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しいと確認された場合(Yes)、接続の確認が最後か否かの確認工程を行う(S7)。接続の確認が最後の場合(Yes)、工程を終了する。一方、接続の確認が最後ではなく、接続すべきコネクタが残っている場合、S1からの工程を繰り返す。
以上説明したように、本実施の形態のケーブル誤接続防止方法によれば、以下に記載するような効果を奏する。即ち、本ケーブル誤接続防止方法により、あらかじめ設定したケーブル接続情報と自動照合を行いながらケーブル接続作業を行なっていくので、ケーブル接続の正誤の確認を容易にすることができ、その結果、作業の精度が向上し作業者の負担を軽減できることができる。
さらに、装置側のコネクタとこれに接続するケーブルを1対1で対応する必要がなくなるため、ケーブルに不良等があった場合でも他の同種のケーブルを容易に代用することができるようになり、RFIDタグの貼り替えやデータの更新等の作業が不要となる。また、システム(あるいは装置)起動前の再度ケーブル接続表と実際の接続をチェックする作業も不要とすることができる。以上の結果、ケーブル接続作業の精度が向上し、作業負担の軽減や作業時間の短縮を図ることができ、作業コスト全体の削減に寄与することができる。
(第2の実施の形態)
(構成の説明)
図4は、本発明の第2の実施の形態のケーブル誤接続防止システム2000の構成を示す。すなわち、RFIDタグ35に備えられたデータ保持手段41−1(〜41−4)とデータ送信手段42−1(〜42−4)、RFIDリーダ/ライタ端末36に備えられたデータ読み取り手段43とデータ転送手段44は、第1の実施の形態と同じである。制御部45は、接続判断手段46、比較手段47、ケーブル接続関係テーブル48、通知手段49、危険対策手段50から構成される。
昨今のコネクタにはロック機構を備えることができる。このロック機構により、後述のように、装置コネクタとケーブルコネクタとが嵌合できたかを確認できる。よって、装置コネクタやケーブルコネクタの位置を算出することなく、コネクタの接続の有無を判断し、ケーブル接続の正誤を判定することが可能となる。

また、装置コネクタとこれと接続するケーブルコネクタの組み合わせを、1対1に限定しないものとする方法として、装置コネクタにケーブルコネクタを接続した際に、装置コネクタのデータ保持手段41−1、4に格納された情報の内の実装位置情報を、ケーブルコネクタのデータ保持手段41−2、3に書き込み、そのケーブルの両端のケーブルコネクタのデータ保持手段41−2、3の実装位置情報とあらかじめコネクタとケーブルのあるべき接続関係を定義したケーブル接続関係情報とを比較することで、ケーブル接続の正誤を判定することが可能である。
第2の実施の形態(図4)と第1の実施の形態(図1E)との違いは、位置算出手段5を接続判断手段46に置き換えたことであり、それに伴って、ケーブル接続位置テーブルを不要にしたことである。接続判断手段46は、装置コネクタにケーブルコネクタが接続されたら、装置コネクタとケーブルコネクタとに備えられたロック機構が働いて、ケーブルコネクタに装着したRFIDタグ35のデータ送信手段42−1、4とRFIDリーダ/ライタ端末36のデータ読み取り手段43との複数回の電波信号情報203(例えば遅延時間を有す)の通信が行われ、その都度電波信号情報203が接続判断手段46に送られることで、接続判断手段46が接続を判断する。すなわち、この複数回の通信で、例えば、同一の遅延時間が得られると、接続がなされたと判断する。
接続判断手段46でケーブルコネクタが装置コネクタに接続されたと判断された場合、接続確認情報204により、RFIDリーダ/ライタ端末36によりケーブルコネクタに装着したRFIDタグ35のデータ保持手段41−2、3に、接続先の装置コネクタのデータ保持手段41−1、4の実装位置情報を書き込む。ここで、接続先の装置コネクタの実装位置情報を書き込むために、RFIDタグとしては、図5のような情報を格納することとなる。
書き込みを行ったケーブルコネクタのデータ保持手段41−2、3の実装位置情報を含むコネクタ情報202をRFIDリーダ/ライタ端末36のデータ読み取り手段42で読み取り、データ転送手段44によって、比較手段47へ送信する。比較手段47は、ケーブルコネクタのみのコネクタ情報202の実装位置情報と、装置コネクタ及びケーブルコネクタの正しい接続関係をあらかじめ設定したケーブル接続関係テーブル48とを比較し、ケーブル接続の正誤を判断する。
通知手段49では、接続確認情報204と正誤確認情報206とを受けて、接続確認情報204から装置コネクタとケーブルコネクタとが接続していない場合、あるいは正誤確認情報206から装置コネクタとケーブルコネクタとの組み合わせが正しくない場合、それらの旨をディスプレイ画面上に表示し、アラームを鳴らす等、視覚的・聴覚的に作業者に通知する。
同時に危険対策手段50では、接続確認情報204と正誤確認情報206とを受けて、接続確認情報204から装置コネクタとケーブルコネクタとが接続していない場合、あるいは、正誤確認情報206から装置コネクタとケーブルコネクタとの組み合わせが正しくない場合、システム(或いは装置)に電源が入らないようにする等の対策を行なう。
第1の実施の形態では、装置コネクタとケーブルコネクタの接続を判断するために、装置コネクタとケーブルコネクタの位置関係を検出する必要があった。それに対して、第2の実施の形態では、装置コネクタとケーブルコネクタの位置関係を検出なしに接続を判断することができ、より簡便でありながら、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(動作の説明)
図4に示した本実施の形態のケーブル誤接続防止システム2000の動作のフローチャートを、図6に示す。
まず、装置コネクタとケーブルコネクタとの接続を行う(S1)。次に、装置コネクタとケーブルコネクタとに備えられたロック機構が働いて、電波信号情報203がデータ送信手段42−1〜4、データ読み取り手段43、データ転送手段44を介して接続判断手段46に複数回送られる。この複数回の電波信号情報203(例えば遅延時間等)の通信から接続を判断する。すなわち、この複数回の通信で同一の遅延時間が得られると、接続がなされたと判断する(S2)。
ケーブルコネクタと装置コネクタとの接続が確認されない場合(No)、作業者にケーブルコネクタが装置コネクタに接続していないことを通知するとともに、この状態でシステム(或いは装置)に電源が入らないようにするなどの危険対策を行う(S5)。
一方、ケーブルコネクタと装置コネクタとの接続が確認された場合(Yes)、接続判断手段46から接続確認情報204をRFIDリーダ/ライタ端末36に送り、RFIDリーダ/ライタ端末36は接続確認情報204を受けてコネクタ情報更新信号205により、ケーブルコネクタのデータ保持手段41−2、3に格納されているコネクタ情報の内の実装位置情報を、接続した装置コネクタのデータ保持手段41−1、4に格納されているコネクタ情報の内の実装位置情報に更新する(S3)。
接続判断手段46は、また、接続確認情報204を比較手段47に送り、比較手段47は、接続確認情報204を受けて、ケーブルコネクタと装置コネクタとの接続が正しいか否かを確認する(S4)。すなわち、接続された装置コネクタとケーブルコネクタの位置情報を有するコネクタ情報202と、予め備えられた、装置コネクタとケーブルコネクタとの正しい接続の組み合わせを規定したケーブル接続関係テーブル48の組合せ情報との比較を行うことで、装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しいか誤りかを確認する。
装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しいと確認されない場合(No)、作業者に、装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しくないことを通知するとともに、この状態でシステム(或いは装置)に電源が入らないようにするなどの危険対策を行う(S5)。
一方、装置コネクタとケーブルコネクタとの接続の組み合わせが正しいと確認された場合(Yes)、接続の確認が最後か否かの確認工程を行う(S6)。接続の確認が最後の場合(Yes)、工程を終了する。一方、接続の確認が最後ではなく、接続すべきコネクタが残っている場合、S1からの工程を繰り返す。
以上説明したように、本実施の形態のケーブル誤接続防止方法によれば、以下に記載するような効果を奏する。即ち、本ケーブル誤接続防止方法により、あらかじめ設定したケーブル接続情報と自動照合を行いながらケーブル接続作業を行なっていくので、ケーブル接続の正誤の確認を容易にすることができ、その結果、作業の精度が向上し作業者の負担を軽減できることができる。
さらに、装置側のコネクタとこれに接続するケーブルを1対1で対応する必要がなくなるため、ケーブルに不良等があった場合でも他の同種のケーブルを容易に代用することができるようになり、RFIDタグの貼り替えやデータの更新等の作業が不要となる。また、システム(あるいは装置)起動前の再度ケーブル接続表と実際の接続をチェックする作業も不要とすることができる。以上の結果、ケーブル接続作業の精度が向上し、作業負担の軽減や作業時間の短縮を図ることができ、作業コスト全体の削減に寄与することができる。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
付記
(付記1)
装置のコネクタの固有の第1のデータを格納する第1のデータ保持手段と、前記第1のデータを送信する第1の送信手段と、
ケーブルのコネクタの固有の第2のデータを格納する第2のデータ保持手段と、前記第2のデータを送信する第2の送信手段と、
前記第1と第2の送信手段からの前記第1と第2のデータを電波信号として受け取り転送する転送手段と、
前記転送手段から前記第1と第2のデータの電波信号を受けて、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの接続確認を行い、前記接続確認のされた前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行う、制御部と、を有するケーブル誤接続防止システム。
(付記2)
前記制御部が、前記接続確認した前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで正誤確認を行う、付記1記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記3)
前記予め備えられた接続関係情報が、一つの前記装置のコネクタに対して、複数の前記ケーブルのコネクタを関係付けた情報である、付記2記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記4)
前記制御部が、
前記転送手段から前記第1と第2のデータの前記電波信号を受けて、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタの位置算出を行う位置算出手段と、
前記位置算出の結果を、予め備えられた接続位置情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの接続確認を行い、前記接続確認した前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行う、比較手段とを有する、付記1乃至3の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記5)
前記位置算出手段が、前記第1と第2のデータの前記電波信号の遅延時間、或いは、前記電波信号の信号強度から位置算出を行う、付記4記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記6)
前記制御部が、
前記転送手段から前記第1と第2のデータの電波信号を受けて、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの接続確認を行う接続判断手段と、
前記接続確認した前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行う比較手段とを有する、付記1乃至3の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記7)
前記制御部が、前記接続確認および前記正誤確認の結果を通知する通知手段を有する、付記1乃至6の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記8)
前記制御部が、前記接続確認および前記正誤確認の結果に対して危険対策を行う危険対策手段を有する、付記1乃至7の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記9)
前記危険対策が、前記接続確認の結果が否、あるいは、前記正誤確認の結果が誤、の場合、前記ハードウエアの電源が入らないようにする、付記8記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記10)
前記第1のデータ、および、前記第2のデータが、各々、前記装置のコネクタの固有識別番号、および、前記ケーブルのコネクタの固有識別番号を有する、付記1乃至9の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記11)
前記第1のデータが、前記装置のコネクタの実装位置情報を有する、付記1乃至10の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
(付記12)
装置のコネクタの固有のデータとケーブルのコネクタの固有のデータとを載せた電波信号を読み取る、読み取り工程と、
読み取った前記電波信号から、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタの位置算出を行う、位置算出工程と、
前記位置算出の結果を、予め備えられた接続位置情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの接続確認を行う、接続確認工程と、
前記接続確認した前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行う、正誤確認工程と、
前記接続確認および前記正誤確認の結果を受けて、前記接続確認および前記正誤確認の結果を作業者に通知する、通知工程と、を有する、ケーブル誤接続防止方法。
(付記13)
前記位置算出工程が、前記電波信号の遅延時間、或いは、前記電波信号の信号強度から位置算出を行う、付記13記載のケーブル誤接続防止方法。
(付記14)
装置のコネクタの固有のデータとケーブルのコネクタの固有のデータとを載せた電波信号を読み取る、読み取り工程と、
読み取った前記電波信号から、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタの接続確認を行う、接続確認工程と、
前記接続確認した前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行う、正誤確認工程と、
前記接続確認および前記正誤確認の結果を受けて、前記接続確認および前記正誤確認の結果を作業者に通知する、通知工程と、を有する、ケーブル誤接続防止方法。
1−1〜4、41−1〜4 データ保持手段
2−1〜4、42−1〜4 データ送信手段
3、43 データ読み取り手段
4、44 データ転送手段
5、45 制御部
6 位置算出手段
7、47 比較手段
8 ケーブル接続位置テーブル
9、48 ケーブル接続関係テーブル
10、49 通知手段
11、50 危険対策手段
21、23 装置コネクタ
22、24 ケーブルコネクタ
30、31 装置(或いは基板)
32 ケーブル
33、35 RFIDタグ
34、36 RFIDリーダ/ライタ端末
100 システム(或いは装置)
101、201 読み出し信号
102、202 コネクタ情報
103、203 電波信号情報
104 コネクタ位置情報
105、204 接続確認情報
106、206 正誤確認情報
205 コネクタ情報更新信号
1000、2000 ケーブル誤接続防止システム

Claims (10)

  1. 装置のコネクタの位置情報を含む固有の第1のデータを格納する第1のデータ保持手段と、前記第1のデータを送信する第1の送信手段と、
    ケーブルのコネクタの固有の第2のデータを格納する第2のデータ保持手段と、前記第2のデータを送信する第2の送信手段と、
    前記第1と第2の送信手段からの前記第1と第2のデータを電波信号として受け取り転送する転送手段と、
    前記転送手段から受ける前記電波信号の有する前記位置情報や電波信号情報に基づいて、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとが接続していると看做せることを確認し、前記確認のされた前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行う、制御部と、を有するケーブル誤接続防止システム。
  2. 前記制御部が、前記確認された前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで前記正誤確認を行う、請求項1記載のケーブル誤接続防止システム。
  3. 前記接続関係情報が、一つの前記装置のコネクタに対して、複数の前記ケーブルのコネクタを関係付けた情報である、請求項2記載のケーブル誤接続防止システム。
  4. 前記制御部が、
    前記位置情報や前記電波信号情報に基づいて前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタの位置算出を行う位置算出手段と、
    前記位置算出の結果を予め備えられた接続位置情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの位置が前記接続位置情報と一致した位置にあることを位置確認し、前記位置確認された前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを前記接続関係情報と比較することで前記正誤確認を行う、比較手段と、を有する、請求項2乃至3の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
  5. 前記位置算出手段が、前記電波信号情報である遅延時間、或いは、前記電波信号情報である信号強度から前記位置算出を行う、請求項4記載のケーブル誤接続防止システム。
  6. 前記制御部が、
    前記位置情報や前記電波信号情報に基づいて前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとが嵌合していることを確認する判断手段と、
    前記嵌合が確認された前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、前記接続関係情報と比較することで前記正誤確認を行う比較手段と、を有する、請求項2乃至3の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
  7. 前記制御部が、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとが接続していると看做せることを確認した結果および前記正誤確認の結果を通知する通知手段を有する、請求項1乃至6の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
  8. 前記制御部が、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとが接続していると看做せることを確認した結果および前記正誤確認の結果に対して危険対策を行う危険対策手段を有する、請求項1乃至7の何れか1項記載のケーブル誤接続防止システム。
  9. 装置のコネクタの位置情報を含む固有のデータとケーブルのコネクタの固有のデータとを載せた電波信号を読み取り、
    読み取った前記電波信号の有する位置情報や電波信号情報に基づいて前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタの位置算出を行い、
    前記位置算出の結果を予め備えられた接続位置情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの位置が前記接続位置情報と一致した位置にあることを位置確認し、
    前記位置確認された前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行い、
    前記位置確認および前記正誤確認の結果を通知する、ケーブル誤接続防止方法。
  10. 装置のコネクタの位置情報を含む固有のデータとケーブルのコネクタの固有のデータとを載せた電波信号を読み取り、
    読み取った前記電波信号の有する位置情報や電波信号情報に基づいて前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの嵌合を確認し、
    前記嵌合を確認された前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせを、予め備えられた接続関係情報と比較することで、前記装置のコネクタと前記ケーブルのコネクタとの組み合わせの正誤確認を行い、
    前記嵌合の確認および前記正誤確認の結果を通知する、ケーブル誤接続防止方法。
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