JP2012047995A - 情報表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、利用者の目の表示画像に対する焦点距離を変化させて目の疲労を緩和することを目的とする。
【解決手段】 上記課題は、表示装置に実像を表示するための表示情報を格納した記憶領域と、前記表示装置に表示される前記実像までの利用者の焦点距離とは異なる焦点距離を設定する焦点距離設定手段と、前記異なる焦点距離で表示される虚像となるように、前記記憶領域に格納された前記表示情報を変換する変換手段と、前記変換された表示情報に基づいて、前記異なる焦点距離で前記虚像を表示する虚像表示手段と、を有することを特徴とする情報表示装置により達成される。
【選択図】 図8

Description

本発明は、表示装置に情報を表示する情報表示装置に関する。
近年、画像表示技術の発達により、静止画や動画像を3次元で表示する技術が開発され、立体映像の表示画質の改善がなされてきた。
例えば、直視型或いは投射型の液晶表示装置やプラズマ表示装置など画素位置が固定されている表示パネルの直前に表示パネルからの光線を制御して観察者に向ける光線制御素子を配置する方式において、光線制御子と画像表示部との間のギャップの変化に伴う立体映像の表示画質の変化を、簡易な構成で抑制する仕組み等が提案されている。
特開2010−078883号公報
従来の3次元表示技術は、映像を臨場感を持って鑑賞するための高度な技術開発であり、一般人が日常的に操作するパソコン(パーソナルコンピュータ)での利用を想定した技術ではなかった。
一日の多くの時間をパソコンに表示された画面を見ながら、必要に応じて情報入力等の操作を繰返し行う現代人にとって、目の疲労による身体的負担が問題となっている。つまり、(1)目と表示装置の距離が近い状態を長時間持続することにより目が疲れる。また、(2)作業中に表示装置の距離が固定された状態であるため、目の焦点調整機能も長時間に渡り変化することなく固定され、そのため近視などの原因となると言った問題がある。
従って、本発明は、利用者の目の表示画像に対する焦点距離を変化させて目の疲労を緩和する情報表示装置を提供する。
開示の技術は、表示装置に実像を表示するための表示情報を格納した記憶領域と、前記表示装置に表示される前記実像までの利用者の焦点距離とは異なる焦点距離を設定する焦点距離設定手段と、前記異なる焦点距離で表示される虚像となるように、前記記憶領域に格納された前記表示情報を変換する変換手段と、前記変換された表示情報に基づいて、前記異なる焦点距離で前記虚像を表示する虚像表示手段と、を有することを特徴とする情報表示装置のように構成される。
また、上記課題を解決するための手段として、コンピュータ装置による情報表示方法、コンピュータ装置に上記情報表示装置のとして機能させるためのプログラム、及び、そのプログラムを記録した記録媒体とすることもできる。
開示の技術では、利用者の焦点距離を変化させた表示を可能とするため、利用者の目の疲労又は視力を回復することができる。
通常表示における輻輳角と距離との関係を説明するための図である。 通常表示における表示情報と利用者の目の位置との関係を立体的に示した図である。 表示情報の距離拡大による焦点位置の変更例を示す図である。 表示情報の距離縮小による焦点位置の変更例を示す図である。 コンピュータ装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 機能構成例を示す図である。 本実施例に係る処理を説明するためのフローチャート図である。 2次元表示情報を拡大方向に奥行きを持たせた場合を説明するための図である。 複数の2次元表示情報の表示例を示す図である。 1つの虚像内で焦点距離を変化させる表示例を示す図である。 センサーの配置例を示す図である。 自然な距離感を出す効果部の例を示す図である。 2次元実像の通常表示の一例を示す図である。 2次元実像に奥行きが付加された表示の一例を示す図である。 2次元実像の通常表示の他の例を示す図である。 2次元実像に奥行きが付加された表示の他の例を示す図である。 処理されたウインドウ内部の表示情報の表示例を示す図である。 3次元表示情報を格納する記憶領域のデータ構成例を示す図である。 立体画像を拡大又は縮小して奥行きを付加する方法を説明するためのフローチャート図である。 立体画像の通常表示例を示す図である。 立体画像に奥行きを付加した表示の例を示す図である。 2次元実像と立体画像とが混在する通常表示例を示す図である。 図22の立体画像に奥行きを付加した表示の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施例は、発明者が、3次元表示画像は視聴者の焦点位置の変化により焦点距離が変化するため、固定位置で表示される表示情報を長時間見る場合に比べ、目の疲労が起きにくい、視力を回復できる可能性があるとする考え方に基づいて、机上に設置して使用されるパソコン等の汎用コンピュータに、2次元表示情報を3次元で表示させて利用者の表示情報を見る際の焦点距離を変化させれば、目の疲労を緩和することができることに着目した技術である。
まず、焦点距離を変化させずに2次元表示情報をパソコン等の表示装置に表示させた通常表示における、利用者の左右の目による輻輳角に基づいて認識される距離について説明する。
図1は、通常表示における輻輳角と距離との関係を説明するための図である。図1中、目3の位置を原点として、水平位置をx、目3とディスプレイ5の距離方向の位置をzとする。y方向は上下方向である。以降の図面においても同様である。
図1において、z軸方向においてディスプレイ位置Z0に設置されるディスプレイ5に表示された2次元実像4を利用者が目の位置0(z軸の原点)で見る場合、利用者の左目3Lと右目3Rのx軸方向における位置の違いから2次元実像4に対する焦点2aにおいて輻輳角θ0となり、利用者の脳は、2次元実像4までの距離を認識する。ディスプレイ位置Z0から目の位置0を減算した値「Z0」(=ディスプレイ位置)を認識する。
図1では、ディスプレイ位置Z0上の表示画面の中心を焦点2aとし、焦点2aのx軸方向の位置をX0で示している。目の位置0上の焦点2aに対応するx軸方向の位置x0(つまり、左目3Lと右目3Rの中心)から右目3Rとの幅aに対して、表示画面の端から中心の焦点2aまでの幅bで示している。
図2は、通常表示における表示情報と利用者の目の位置との関係を立体的に示した図である。利用者は、左目3L及び右目3R(以下、左目3L及び右目3Rを含めて単に目3とする)で2次元実像4を見て、x及びy軸方向において2次元実像4の表示画面のサイズを把握するが、2次元実像4までの焦点2aまでの距離は、図1で説明したように輻輳角θ0で把握する。
次に、本実施例において、ディスプレイ位置Z0から遠方又は近い位置に利用者の焦点位置を変更した場合について説明する。
図3は、表示情報の距離拡大による焦点位置の変更例を示す図である。図3中、図1と同様に定義されるものについては同一符号で示している。図3において、本実施例では、所望の倍率に基づいて目の位置0から距離を遠方方向に拡大した虚像6を立体画像で虚像位置Z1にて表示させるために、元の表示情報に基づいて左目表示情報4Lと右目表示情報4Rとを生成して、ディスプレイ位置Z0で表示する。
元の表示情報をm=Z1/Z0倍に拡大した表示情報として、虚像位置Z1に表示されるように、ディスプレイ位置Z0での左目表示情報4Lと右目表示情報4Rとはx軸方向においてずれて表示される。
右目3Rの位置で虚像6を見た場合の右目表示情報4Rのディスプレイ位置Z0での配置データは、図2に対応する幾何学配置から計算できる。左目3Lについても同様の計算によって配置データを取得できる。
所望の倍率mに拡大された虚像6を虚像位置Z1で表示するために、右目4Rと虚像6の左端を結ぶ直線と虚像位置Z1とはθRの角度を有するように右目表示情報4Rがディスプレイ位置Z0で配置され表示される。また、虚像6に対して、左目4Lと虚像6の左端を結ぶ直線と虚像位置Z1とはθLの角度を有するように左目表示情報4Lがディスプレイ位置Z0で配置され表示される。
虚像位置Z1に表示された虚像6によって、ディスプレイ位置Z0上の焦点2aが焦点2bへと変更され、利用者の脳は、左目3Lと右目3Rとによる輻輳角θ1を検知して目の位置0より遠方の虚像位置Z1で情報が表示されていると感じる。
よって、利用者の焦点が同じ位置(ディスプレイ位置Z0の焦点2a)で固定されないように遠方に変更することができる。
本実施例において、元の表示情報とは、対応するアプリケーション60を用いて所定のファイル形式で作成された文書データ、表データ、画像データ、Webデータ等であり、以下、2次元表示情報と表現されるものについても同様である。
図4は、表示情報の距離縮小による焦点位置の変更例を示す図である。図4中、図3と同様に定義されるものについては同一符号で示している。図4において、本実施例では、所望の倍率に基づいて目の位置0から距離を接近方向に縮小した虚像6を立体画像で虚像位置Z1にて表示させるために、元の表示情報に基づいて左目表示情報4Lと右目表示情報4Rとを生成して、ディスプレイ位置Z0で表示する。
元の表示情報をm=Z1/Z0倍に縮小した表示情報として、虚像位置Z1に表示されるように、ディスプレイ位置Z0での左目表示情報4Lと右目表示情報4Rとはx軸方向においてずれて表示される。
左目表示情報4Lと右目表示情報4Rとは、図3に示す拡大の場合と同様に、幾何学配置から計算して各々の配置データを取得する。
所望の倍率mに縮小された虚像6を虚像位置Z1で表示するために、右目4Rと虚像6の左端を結ぶ直線の延長線とディスプレイ位置Z0とがθRの角度を有するように右目表示情報4Rがディスプレイ位置Z0で配置され表示される。また、虚像6に対して、左目4Lと虚像6の左端を結ぶ直線の延長線とディスプレイ位置Z0とがθLの角度を有するように左目表示情報4Lがディスプレイ位置Z0で配置され表示される。
虚像位置Z1に表示された虚像6によって、ディスプレイ位置Z0上の焦点2aが焦点2bへと変更され、利用者の脳は、左目3Lと右目3Rとによる輻輳角θ1を検知して目の位置0より近い虚像位置Z1で情報が表示されていると感じる。
よって、利用者の焦点が同じ位置(ディスプレイ位置Z0の焦点2a)で固定されないように近くに変更することができる。
尚、虚像の倍率mについて、ここでは、ディスプレイ上での実像のサイズが元のサイズとほぼ同一になるようにm=Z1/Z0で与えた。この場合、Z1>Z0では、虚像は、遠方に拡大された像として見えるが、mの決め方はこの方法に限定されるものではない。m=Z1/Z0ではなく、例えばm=1、Z1>Z0であれば、遠方に縮小した虚像が見え、m=1、Z1<Z0であれば、近くに拡大した虚像が見える。即ち、虚像位置Z1と、倍率mは独立に設定することが可能である。
上述した本実施例に係る処理は、図5に示すようなコンピュータ装置によって実現される。図5は、コンピュータ装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
図5において、コンピュータ装置100は、コンピュータによって制御される端末であって、CPU(Central Processing Unit)11と、メモリ装置12と、表示装置13と、出力装置14と、入力装置15と、通信装置16と、記憶装置17と、ドライバ18とを有し 、システムバスBに接続される。
CPU11は、メモリ装置12に格納されたプログラムに従ってコンピュータ装置100を制御する。メモリ装置12には、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read-Only Memory)等が用いられ、CPU11にて実行されるプログラム、CPU11での処理に必要なデータ、CPU11での処理にて得られたデータ等を格納する。また、メモリ装置12の一部の領域が、CPU11での処理に利用されるワークエリアとして割り付けられている。
表示装置13は、CPU11の制御のもとに必要な各種情報を表示するためのCRT(Cathode Ray Tube)、又はLCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ5を有する。表示装置13は、ステレオグラム(平行法、交叉法)、プリズムビューアー、アナグリフ方式(色メガネ)、偏光メガネ方式、液晶シャッター方式、HMD(head mount display)方式等のいずれか、又は、同等の機能を実現するソフトウェア等によって3次元表示装置として利用可能であればよい。
出力装置14は、プリンタ等を有し、利用者からの指示に応じて各種情報を出力するために用いられる。入力装置15は、マウス、キーボード等を有し、利用者がコンピュータ装置100が処理を行なうための必要な各種情報を入力するために用いられる。通信装置16は、例えばインターネット、LAN(Local Area Network)等に接続し、外部装置との間の通信制御をするための装置である。記憶装置17には、例えば、ハードディスク装置が用いられ、各種処理を実行するプログラム等のデータを格納する。
コンピュータ装置100によって行われる処理を実現するプログラムは、例えば、CD−ROM(Compact Disc Read-Only Memory)等の記憶媒体19によってコンピュータ装置100に提供される。即ち、プログラムが保存された記憶媒体19がドライバ18にセットされると、ドライバ18が記憶媒体19からプログラムを読み出し、その読み出されたプログラムがシステムバスBを介して記憶装置17にインストールされる。そして、プログラムが起動されると、記憶装置17にインストールされたプログラムに従ってCPU11がその処理を開始する。尚、プログラムを格納する媒体としてCD−ROMに限定するものではなく、コンピュータが読み取り可能な媒体であればよい。コンピュータ読取可能な記憶媒体として、CD−ROMの他に、DVD(Digital Versatile Disk)ディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリであっても良い。
図6は、機能構成例を示す図である。図6において、本実施例に係るプログラムを実行することよって、コンピュータ装置100は、アプリケーション60と、表示情報出力処理部61と、奥行き付加処理部62と、左右表示処理部63とを有する。また、コンピュータ装置100は、2次元実像4に係る2次元表示情報40と、当該処理によって生成される左目表示情報4L及び右目表示情報4Rを記憶するためのメモリ装置12及び/又は記憶装置17の記憶領域43を有する。
アプリケーション60は、ユーザからの指示に応じて、記憶領域40から所望の2次元表示情報40を読み出して表示装置13に表示させる。2次元表示情報40は、所定のファイル形式で記憶される文書データ、表データ、画像データ、Webデータ等である。
表示情報出力処理部61は、アプリケーション60からの2次元表示情報の表示要求に応じて、指定された2次元表示情報を記憶領域43から読み出して表示装置13への出力処理を行う。表示装置13への出力処理は、ディスプレイ5へ2次元表示情報40を表示するために記憶領域43内にRGB(Red, Green, Blue)等の数値データに展開する処理を含んでいる。表示可能なデータに展開された2次元表示情報40は、奥行き付加処理部62へと提供される。
奥行き付加処理部62は、2次元表示情報40に距離を付与するための処理部であり、表示情報出力処理部61によって処理された2次元表示情報40の拡大/縮小計算を行い、虚像位置Z1の拡大/縮小された2次元情報をディスプレイ位置Z0の2次元表示情報に変換する。この変換処理によって、左目表示情報4L及び右目表示情報4Rが記憶領域43内に生成される。
左右表示処理部63は、記憶領域43に生成された左目表示情報4L及び右目表示情報4Rを表示装置13に同時に表示するための処理を行う。
処理部61から63は、各目的とする処理をハードウェア及び/又はソフトウェアによって実現され、いずれか一方に限定されるものではない。図5のハードウェア構成において、処理部61から63の一部又は全部がソフトウェアによって実現されてもよい。また、図5のハードウェア構成に係らず、上述した処理部62及び63の一部又は全部を専用のグラフィックプロセッサ(GPU)として構築し、種々の表示装置に組み込んでもよい。
次に、本実施例に係る2次元表示情報に奥行きを持たせて、すなわち、距離を付与して表示させる処理について図7で説明する。また、図8では2次元表示情報を拡大方向に奥行きを持たせた場合を例示する。
図7は、本実施例に係る処理を説明するためのフローチャート図である。図7において、指定された2次元表示情報40の表示要求に応じて、表示情報出力処理部61は、ディスプレイサイズを判定する(ステップS71)。ディスプレイサイズは、表示装置13に関するディスプレイ装置情報から取得する。ディスプレイサイズにおいて、ディスプレイ幅が図1に示す幅bの2倍に相当する。また、予めサイズを記憶領域43に設定しておき、読み出すようにしてもよい。
表示情報出力処理部61は、更に、解像度を判定する(ステップS72)。ステップS71と同様に、ディスプレイ装置情報から解像度を取得する。解像度に関して、予めピクセル数を記憶領域43に設定しておき、読み出すようにしてもよい。
そして、表示情報出力処理部61は、取得したディスプレイサイズ及び解像度に基づいて、指定された2次元表示情報40を記憶領域43内にRGBデータに展開する。ピクセル毎に各色が0〜255の数値で表される。
次に、奥行き付加処理部62は、目3とディスプレイ5の距離を設定する(ステップS73)。予め距離の所定値を記憶領域43に設定しておき、読み出すようにしてもよい。また、後述されるセンサーから取得した情報に基づいて距離となるディスプレイ位置Z0を取得してもよい。
奥行き付加処理部62は、虚像位置Z1及び倍率mを設定する(ステップS74)。
そして、奥行き付加処理部62は、記憶領域43から表示用に展開された2次元表示情報D(x、y、R、G、B)を取得する(ステップS75)。2次元表示情報D(x、y、R、G、B)は、ピクセル毎のRGBの数値を示し、ピクセルは、表示領域のx軸方向のx=1からpxまで、y軸方向のy=1からpyまでで特定される。各ピクセルは、例えば赤、青、緑の各色の0〜255の数値で示される。
奥行き付加処理部62は、ディスプレイ位置Z0に表示される2次元表示情報40をm倍に拡大又は縮小して虚像位置Z1で表示すると仮定する(ステップS76)。拡大の場合、図8に示すように、奥行き付加処理部62は、ディスプレイ位置Z0より遠方の虚像位置Z1で表示すると仮定する。
そして、奥行き付加処理部62は、右目3Rの位置(a、0、0)から虚像位置Z1にある2次元表示情報40を拡大又は縮小した虚像6を見たときの視線に基づく延長線と、ディスプレイ位置Z0の表示面との交点に2次元表示情報D'(x、y、R、G、B)を設定する(ステップS77)。拡大の場合、図8に示すように、虚像6の虚像情報D(x1、y1、R、G、B)への右目3Rの視線に基づく延長線8Rとディスプレイ位置Z0の表示面との交点に2次元表示情報D'(x0、y0、R、G、B)が設定される。視線を所定順にずらしながら、ディスプレイ位置Z0の表示面の各ピクセルに2次元表示情報D'を設定して右目表示情報3Rを作成し、記憶領域43に格納する。
同様に、奥行き付加処理部62は、左目3Lの位置(−a、0、0)から虚像位置Z1にある2次元表示情報40を拡大又は縮小した虚像6を見たときの視線に基づく延長線と、ディスプレイ位置Z0の表示面との交点に2次元表示情報D'(x0、y0、R、G、B)を設定する(ステップS78)。拡大の場合、図8に示すように、虚像6の虚像情報D(x1、y1、R、G、B)への左目3Lの視線に基づく延長線8Lとディスプレイ位置Z0の表示面との交点に2次元表示情報D'(x0、y0、R、G、B)が設定される。視線を所定順にずらしながら、ディスプレイ位置Z0の表示面の各ピクセルに2次元表示情報D'を設定して左目表示情報3Lを作成し、記憶領域43に格納する。
上述した図7に示す処理にて必要なディスプレイサイズ、解像度、虚像位置Z1及び倍率m、右目表示情報4Rと左目表示情報4Lのずれを示す対応位置情報などの情報を記憶領域43に予め格納しておくことにより、処理を迅速に行うことができる。また、虚像位置Z1又は倍率、対応位置情報などは、アプリケーション60などで作成された2次元表示情報を含むファイルのヘッダー内に設定し、ファイル毎に個別の虚像位置Z1を持たせるようにしてもよいし、後述される複数のフレームを適用した場合には、フレーム毎の虚像位置Z1を設定しておくことができる。
次に、左右表示処理部63は、右目表示情報3Rと左目表示情報3Lとを記憶領域43から読み出して、ディスプレイ位置Z0(ディスプレイ5)に表示することによって、虚像位置Z1で拡大又は縮小された奥行きを持った虚像6を表示する(ステップS79)。拡大の場合、図8に示すように、右目表示情報3が右にずれた状態で、左目表示情報3Lが左にずれた状態で、ディスプレイ5に表示されることにより、ディスプレイ位置Z0より遠方の虚像位置Z1で奥行きのある3次元表示情報(虚像6)が表示される。
利用者は、偏光方式による場合は偏光メガネを、アナグリフによる場合は青赤メガネを用いて、虚像位置Z1の虚像6を見る(ステップS80)。
虚像位置Z1は、利用者に指定された利用者にとって見やすい距離を予め設定しておけばよい。例えば、「1m」等が虚像位置Z1に設定される。
上述では、1つの2次元表示情報40を表示する場合について説明したが、他の表示例について以下に説明する。
図9は、複数の2次元表示情報の表示例を示す図である。図9において、複数の2次元表示情報40を3つにグループ化して、第1グループG1、第2グループG2、及び第3グループG3で表示した表示例を示している。グループ毎に異なる虚像位置が設定される。
第1グループ位置Z1に3次元表示情報の第1グループG1を表示し、第1グループ位置Z1より遠方の第2グループ位置Z2に3次元表示情報の第2グループG2を表示する。そして、第2グループ位置Z2より更に遠方の第3グループ位置Z3に3次元表示情報の第3グループG3を表示する。
ここで、第1グループを実像より手前に表示し、第3グループを遠方位置に表示すると、遠近感を、より強調することができる。
図10は、1つの虚像内で焦点距離を変化させる表示例を示す図である。図10では、2次元表示情報40が文書データの場合で例示している。文書データの虚像6−2では、上部が最も遠方に位置し、上から下へ向かって文書内容が接近するように、2次元表示情報40をx軸を中心にθ回転させて表示させる。
利用者は、虚像6−2で表示される文書内容を上から下へ読む場合に、焦点10a、焦点10b、そして焦点10cによる異なった距離感で文書内容を読むことになる。利用者の目3から、焦点10aでの距離感が最も遠く、焦点10cによる距離感が最も近く感じることにより、自然に焦点距離を変化させることができ、固定距離の表示を注視し続ける場合に比べ、目3の負担を緩和させることができる。同様の効果は、y軸を中心に回転しても得られ、この場合は左右に遠近感が違った虚像が得られる。x軸又は/及びy軸を中心に立体的に回転してもよい。
上述では、目3とディスプレイ5が与えられた位置にあることを前提としている。しかし、目3の位置が想定している位置からずれることがある。この場合、虚像6の虚像位置Z1はずれるため、目3の位置が動くと、虚像6も動いて見える。位置センサーを用いて補正する方法について説明する。
図11は、位置センサーの配置例を示す図である。図11において、ディスプレイ5の四隅に位置センサー31を配置した例を示している。
ディスプレイ5の四隅に配置された各位置センサー31は利用者の顔9までの距離を検出し、CPU11は、各位置センサー31が検出した距離から顔9の相対位置を算出して、ディスプレイ位置Z0に設定する。このようにして取得したディスプレイ位置Z0に基づいて虚像6の配置を決定することによって、目の移動による映像の動きを低減することができる。
また、他の顔9の相対位置の検出方法として、ディスプレイ5にモニターカメラを設置して、その映像から顔認証を行い、目3の位置を決めることによって、顔9からディスプレイ5までの距離を算出してもよい。
更に、利用者IDと関連付けして、利用者の右目3Rと左目3Lの間隔、顔認証するための顔9に係る顔情報などを利用者情報として記憶領域43格納しておき、種々のユーザ認証を可能な構成としてもよい。指紋検出装置を備えたコンピュータ装置100であれば、利用者情報に指紋情報を予め格納しておき、指紋認証を可能としてもよい。
図11では、位置センサーをディスプレイ5に配置する例を示したが、利用者の目3の付近に位置センサーを設置し、利用者の目3又は頭からのディスプレイ5の相対位置を計測し、その相対位置をディスプレイ位置Z0に設定することにより、目3の移動による虚像6の動きを低減することができる。
より自然な距離感を利用者に与えるための効果をディスプレイ5に備える場合について説明する。図12は、自然な距離感を出す効果部の例を示す図である。図12に例示されるディスプレイ5に、ディスプレイ5の周辺部にグラデーションされた効果部5eを備えることによって、表示される虚像6を利用者が注視する際に、自然な距離感を得ることができる。効果部5eは、ディスプレイ5の周辺部の形状に合わせたフレームであっても良いし、又は、ディスプレイ5のサイズに合わせた透過性の矩形状の部材であっても良い。
グラデーションは、ディスプレイ5の背景色に併せて、画面縁5fで色が合うように効果部5eの外周から序所に色が濃く又は薄くなるようにする。効果部5eの外周から序所に色を濃くすることによって、利用者の焦点を遠方に合わせやすくなり、序所に色を薄くすると利用者の焦点を近い位置に合わせ易くなる、と言った効果を期待できる。また、効果部5e外周から画面縁5fまでのグラデーションに関して、遠くに距離感を持たせるための効果を表側に施し、近くに距離感を持たせるための効果を裏側に施すようにして、利用者に選択できるようにしてもよい。
また、ディスプレイ5の表示画面のバックグラウンドとして、距離感を与える格子状などの繰り返しパターンの表示であってもよい。この場合、元の表示情報の下地部を透明化し、当該バックグラウンド上に重ねて表示させるようにしたソフトウェアによって実現可能である。
次に、本実施例に係る効果について説明する。先ず、図13及び図14とで、ディスプレイ5の表示画面全体の表示例について説明する。図13及び図14中、ウインドウ5−2内部にWebページが表示されたディスプレイ5の表示画面全体を2次元実像4とした場合を例示する。
図13は、2次元実像の通常表示の一例を示す図である。図13において、ディスプレイ位置Z0に、表示画面全体に係る2次元実像4に奥行きを与えることなく通常表示させた画面が例示されている。利用者の焦点は、ウインドウ5−2の外部又は内部を注視するいずれの場合においても表示画面全体でディスプレイ位置Z0にある。
一方、図14は、2次元実像に奥行きが付加された表示の一例を示す図である。図14において、表示画面全体に係る2次元実像4を拡大して奥行きが与えられ、虚像位置Z1で表示させた画面が例示されている。利用者の焦点は、ウインドウ5−2の外部又は内部を注視するいずれの場合においても表示画面全体で、ディスプレイ位置Z0より遠方の虚像位置Z1になる。
次に、図15及び図16とで、表示画面に表示されるウインドウ内部の表示情報の表示例について説明する。図15及び図16中、ディスプレイ5の表示画面のウインドウ5−4内部に表示されるテキスト等の文書データを2次元実像4とした場合を例示する。
図15は、2次元実像の通常表示の他の例を示す図である。図15において、ディスプレイ位置Z0に、表示画面全体に係る表示情報に奥行きを与えることなく通常表示させた画面が例示されている。利用者の焦点は、ウインドウ5−4の外部又は内部を注視するいずれの場合においても表示画面全体でディスプレイ位置Z0にある。
一方、図16は、2次元実像に奥行きが付加された表示の他の例を示す図である。図16において、表示画面のうちウインドウ5−4内部の2次元実像5−6を拡大して奥行きを与えた虚像5−8が、虚像位置Z1で表示された画面が例示されている。利用者の焦点は、ウインドウ5−4の外部を注視する場合にディスプレイ位置Z0となり、ウインドウ5−4内部の虚像5−8を注視する場合にディスプレイ位置Z0より遠方の虚像位置Z1になる。利用者の焦点距離はウインドウ5−4の外部と内部とを行き来することにより変化するため、焦点距離が固定される状態を短くさせることができる。
図17は、処理されたウインドウ内部の表示情報の表示例を示す図である。図16に示すウインドウ5−4内部の2次元実像5−6に関する2次元表示情報40に対して、右目表示情報4Rと左目表示情報4Lとが生成され、ディスプレイ5のウインドウ5−4内部に重ね合わされて表示された例を示している。虚像位置Z1及び倍率mに応じて、右目表示情報4Rと左目表示情報4Lとの左右方向のズレ5dが決定される。
一方、ディスプレイ5において、ウインドウ5−4以外の表示情報5−8は通常表示であるため、例えば、「文書ABC」や「表edf」などはそれらの2次元表示情報40に対して、1倍率と設定され、かつ、右目表示情報4R及び左目表示情報4Lの生成が省略されるため、そのままで表示される。
このようにディスプレイ5の表示画面の一部分に本実施例を適応することによって、利用者が専用のメガネ等を用いてディスプレイ5を見る場合には、「文書ABC」や「表edf」などのウインドウ5−4以外の表示情報5−8を注視するときと、ウインドウ5−4内部の表示情報5−6を注視するときとで、利用者の焦点距離を変化させることができる。
上述したように本実施例では、2次元実像4を拡大して奥行きを付加することによって、2次元実像4に係る2次元表示情報を3次元表示情報へと変換させることができるが、予め与えられた3次元データをディスプレイ5で表示するためのデータ形式に変換された3次元表示情報に対しても適応可能である。次に、3次元表示情報に基づいて表示される立体画像を拡大して奥行きを付加する方法について説明する。
図18は、3次元表示情報を格納する記憶領域のデータ構成例を示す図である。図18に示すディスプレイ位置Z0で立体画像を表示するための右目表示情報71Rと左目表示情報71Lとでなる3次元表示情報70が記憶領域43に予め格納されている。利用者は、ディスプレイ5に同時に表示される右目表示情報71Rと左目表示情報71Lとを見ることにより、ディスプレイ位置Z0で立体画像として見る。
左目表示情報4−2Lと右目表示情報4−2Rとは、3次元表示情報70の右目表示情報71Rと左目表示情報71Lとを夫々拡大して奥行きが付加された情報である。左目表示情報4−2Lと右目表示情報4−2Rとがディスプレイ位置Z0で表示されると、利用者は、虚像位置Z1で拡大され奥行きが付加された距離付き立体画像6−2(図21)を見るため、焦点をディスプレイ位置Z0より遠方にすることができる。
図19は、立体画像を拡大又は縮小して奥行きを付加する方法を説明するためのフローチャート図である。コンピュータ装置100では、記憶領域43に格納されているディスプレイ位置Z0で表示される立体画像に係る3次元表示情報70を読み込み(ステップS101)、3次元表示情報70に設定されている遠近情報を取得して、立体構成を行う(ステップS102)。そして、虚像位置Z1及び倍率mを設定する(ステップS103)。遠近情報には、左右のずれを示す情報が含まれる。虚像位置Z1と倍率mとは夫々独立に設定可能である。
その後、虚像位置Z1までの距離情報と、立体構成を行うことによって得られた立体情報とから、虚像位置Z1で拡大又は縮小され奥行きを持たせた距離付き立体画像6−2(図21)を表示するための右目表示情報4−2Rと左目表示情報4−2Lとを計算する(ステップS104)。奥行き付加処理部62によって、図7に示すステップS77〜S78と同様の処理を行うことによって、右目表示情報4−2Rと左目表示情報4−2Lとを生成し、記憶領域43に格納する。
次に、左右表示処理部63が、右目表示情報3Rと左目表示情報3Lとを記憶領域43から読み出して、ディスプレイ位置Z0(ディスプレイ5)に表示することによって、虚像位置Z1で拡大又は縮小された奥行きを持った距離付き立体画像6−2(図21)を表示する(ステップS105)。
その後、利用者は、偏光方式による場合は偏光メガネを、アナグリフによる場合は青赤メガネを用いて、虚像位置Z1の距離付き立体画像6−2(図21)を見る。
図19で説明される方法について、図20及び図21で説明する。図20及び図21中、図1及び図3で示される同様の部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
図20は、立体画像の通常表示例を示す図である。図20において、3次元表示情報70の右目表示情報71Rと左目表示情報71Lとが位置をずらしてディスプレイ5に表示されることによって、遠近処理された元の立体画像4−2がディスプレイ位置Z0で表示される。
この通常表示では、元の立体画像4−2を1倍率とし、かつ、右目表示情報4R−2及び左目表示情報4−2Lの生成が省略され、右目表示情報71Rと左目表示情報71Lそのままを用いて表示される。利用者は、専用のメガネを用いて元の立体画像4−2を見る。
図21は、立体画像に奥行きを付加した表示の例を示す図である。図21では、3次元表示情報70に含まれる遠近情報を取得して立体画像を復元し、復元した立体画像を拡大した距離付き立体画像6−2が虚像位置Z1で表示する。
利用者は、専用のメガネを用いて距離付き立体画像6−2を見ることによって、利用者の焦点はディスプレイ位置Z0より遠方の虚像位置Z1となるため焦点距離を長くすることができ、目の疲労を緩和することができる。
次に、2次元実像と立体画像とが混在した表示例について説明する。
図22は、2次元実像と立体画像とが混在する通常表示例を示す図である。図22に例示される通常表示では、ディスプレイ5に「text」の2次元実像5aと立体画像の立体画像5bとがディスプレイ位置Z0で表示される。利用者は、専用のメガネを用いて2次元実像5aと立体画像5bとが混在する表示画面を見る。いずれを見る場合にも、利用者の焦点距離は変化しない。
図23は、図22の立体画像に奥行きを付加した表示の例を示す図である。図23の表示例では、予め立体画像のみ奥行きを付加する設定をしておくことにより、「text」の2次元実像5aをディスプレイ位置Z0で表示し、立体画像5bを拡大して奥行きを付加した距離付き立体画像5cを虚像位置Z1で表示する。
利用者は、専用のメガネを用いて距離付き立体画像5cを見るときは、利用者の焦点はディスプレイ位置Z0より遠方の虚像位置Z1となり、2次元実像5aをみるときは、虚像位置Z1より近いディスプレイ位置Z0となるため、見る対象を変えるたびに焦点距離を変化させることができる。
図23では立体画像5bを拡大して遠方方向の奥行きを付加したが、縮小して接近方向に奥行きを付加してもよい。また、立体画像5bを処理の対象としたが、2次元実像5aを処理の対象とし縮小又は拡大してディスプレイ位置Z0より近い又は遠方の虚像位置Z1に表示するようにしてもよい。
このように、次元数などの表示情報の特性に応じて本実施例を適用する対象を選択することもできる。
本実施例は、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、ビデオ装置、電子書籍などの、2次元表示機能を備えたコンピュータ装置に適応可能である。また、利用者の焦点を遠方にすることができるため、視力の回復、視力の矯正などを行うための装置として構成することもできる。
よって、本実施例により、目が疲れ難い焦点距離に表示情報を表示させることによって、近視、遠視、老眼などの利用者でも、情報処理作業や2次元及び3次元映像の視聴が容易となる。
本実施例では、利用者の焦点距離を変化させる表示を可能とするため、物理的にディスプレイ5を利用者の所望の位置に変える必要がないため、現在のディスプレイ5の配置のまま適用することが可能である。また、元の画像に対して拡大又は縮小した距離付き画像を表示するため、サイズの大きい又は小さいディスプレイ5に買い換える必要がない。
また、利用者が通常使用しているアプリケーションに影響を与えることなく、通常表示時と同様にアプリケーションを使用可能である。
距離付き画像の距離(虚像位置Z1)を利用者が選択して変更可能とする、表示情報毎に距離が異なる多層(フレーム)で表示可能とすること等により、利用者の焦点距離が固定され難い状態にすることができる。また、時間周期的に虚像位置Z1を変更する仕組みを持たせてもよい。また、倍率mを利用者が選択可能にすることにより、目の悪い人でも見やすい画像サイズが選択できる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
表示装置に実像を表示するための表示情報を格納した記憶領域と、
前記表示装置に表示される前記実像までの利用者の焦点距離とは異なる焦点距離を設定する焦点距離設定手段と、
前記異なる焦点距離で表示される虚像となるように、前記記憶領域に格納された前記表示情報を変換する変換手段と、
前記変換された表示情報に基づいて、前記異なる焦点距離で前記虚像を表示する虚像表示手段と、を有することを特徴とする情報表示装置。
(付記2)
前記変換手段は、前記表示情報を用いて、前記虚像に前記利用者の焦点を合わせた際の輻輳角に基づいて右目表示情報と左目表示情報とを生成して前記記憶領域に格納し、
前記虚像表示手段は、前記記憶領域に格納された前記右目表示情報と前記左目表示情報とを前記表示装置に表示させることを特徴とする付記1記載の情報表示装置。
(付記3)
前記記憶領域は、複数の前記表示情報を格納し、
前記複数の表示情報をグループ化するグループ化手段を更に有し、
グループ毎に、互いに異なる焦点距離で前記虚像を前記表示装置に表示させることを特徴とする付記1又は2記載の情報表示装置。
(付記4)
前記表示情報を、立体的に回転させる回転手段を更に有することを特徴とする付記1又は2記載の情報表示装置。
(付記5)
前記虚像は、前記表示装置の表示画面の一部又は全部であることを特徴とする付記1乃至4記載のいずれか一項の情報表示装置。
(付記6)
前記異なる焦点距離は、前記実像までの焦点距離及び虚像の倍率を独立に設定可能でることを特徴とする付記1乃至5のいずれか一項記載の情報表示装置。
(付記7)
前記虚像は、前記実像を前記倍率に応じて拡大又は縮小した像であることを特徴とする付記1乃至6記載のいずれか一項の情報表示装置。
(付記8)
前記実像は2次元又は3次元の像であり、前記虚像は3次元の像であることを特徴とする付記1乃至7記載のいずれか一項の情報表示装置。
(付記9)
表示装置に実像を表示するための表示情報を格納した記憶領域と、
前記表示装置に表示される前記実像までの利用者の焦点距離とは異なる焦点距離を設定する焦点距離設定手段と、
前記異なる焦点距離で表示される虚像となるように、前記記憶領域に格納された前記表示情報を変換する変換手段と、
前記変換された表示情報に基づいて、前記異なる焦点距離で前記虚像を表示する虚像表示手段と、を有することを特徴とする視力回復装置。
(付記10)
表示装置に表示される実像までの利用者の焦点距離とは異なる焦点距離を設定する焦点距離設定手順と、
前記異なる焦点距離で表示される虚像となるように、記憶領域に格納された前記表示装置に前記実像を表示するための表示情報を変換する変換手順と、
前記変換された表示情報に基づいて、前記異なる焦点距離で前記虚像を表示する虚像表示手順と、をコンピュータ装置が実行する情報表示方法。
(付記11)
表示装置に表示される実像までの利用者の焦点距離とは異なる焦点距離を設定する焦点距離設定手順と、
前記異なる焦点距離で表示される虚像となるように、記憶領域に格納された前記表示装置に前記実像を表示するための表示情報を変換する変換手順と、
前記変換された表示情報に基づいて、前記異なる焦点距離で前記虚像を表示する虚像表示手順と、をコンピュータ装置に実行させるためのコンピュータ実行可能な情報表示プログラム。
(付記12)
表示装置に表示される実像までの利用者の焦点距離とは異なる焦点距離を設定する焦点距離設定手順と、
前記異なる焦点距離で表示される虚像となるように、記憶領域に格納された前記表示装置に前記実像を表示するための表示情報を変換する変換手順と、
前記変換された表示情報に基づいて、前記異なる焦点距離で前記虚像を表示する虚像表示手順と、をコンピュータ装置に実行させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
2a、2b 焦点
3 目
3R 右目
3L 左目
4 表示情報(実像)
4R 右目表示情報
4L 左目表示情報
5 ディスプレイ
5a 2次元実像
5b 立体画像
5c 距離付き立体画像
9 顔
11 CPU
12 メモリ装置
13 表示装置
14 出力装置
15 入力装置
16 通信装置
17 記憶装置
18 ドライバ
19 記憶媒体
31 センサー
40 2次元表示情報
43 記憶領域
60 アプリケーション
61 表示情報出力処理部
62 奥行き付加処理部
63 左右表示処理部
100 コンピュータ装置

Claims (5)

  1. 表示装置に実像を表示するための表示情報を格納した記憶領域と、
    前記表示装置に表示される前記実像までの利用者の焦点距離とは異なる焦点距離を設定する焦点距離設定手段と、
    前記異なる焦点距離で表示される虚像となるように、前記記憶領域に格納された前記表示情報を変換する変換手段と、
    前記変換された表示情報に基づいて、前記異なる焦点距離で前記虚像を表示する虚像表示手段と、を有することを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記変換手段は、前記表示情報を用いて、前記虚像に前記利用者の焦点を合わせた際の輻輳角に基づいて右目表示情報と左目表示情報とを生成して前記記憶領域に格納し、
    前記虚像表示手段は、前記記憶領域に格納された前記右目表示情報と前記左目表示情報とを前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 前記記憶領域は、複数の前記表示情報を格納し、
    前記複数の表示情報をグループ化するグループ化手段を更に有し、
    グループ毎に、互いに異なる焦点距離で前記虚像を前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1又は2記載の情報表示装置。
  4. 前記表示情報を、立体的に回転させる回転手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2記載の情報表示装置。
  5. 前記虚像は、前記表示装置の表示画面の一部又は全部であることを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれか一項の情報表示装置。
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