JP2012047424A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本体基台に対する送風機支持台の着脱に際し送風機支持台を容易にスライドさせることが可能で、簡単かつ確実に送風機支持台を所定の設置位置へ位置決めできる空気調和機が要求されている。
【解決手段】この空気調和機は、送風機4を搭載した送風機支持台5と、送風機支持台5を載置する本体基台とを備え、送風機4の下向き空気吹出し部4Cと連結される送風機側吹出口が送風機支持台5に形成され、所定の吹出口対面位置に載置された送風機支持台5の送風機側吹出口と対面する本体側吹出口が本体基台に形成されており、本体基台に送風機支持台5載置用のレール12が設けられ、レール12に窪み部17A,17Bが形成され、送風機支持台5の下面に、送風機支持台5が所定位置まで搬送されたときにレール12の窪み部17A,17Bに落ち込む垂脚部16A,16Bが垂設されているものである。
【選択図】図2
【解決手段】この空気調和機は、送風機4を搭載した送風機支持台5と、送風機支持台5を載置する本体基台とを備え、送風機4の下向き空気吹出し部4Cと連結される送風機側吹出口が送風機支持台5に形成され、所定の吹出口対面位置に載置された送風機支持台5の送風機側吹出口と対面する本体側吹出口が本体基台に形成されており、本体基台に送風機支持台5載置用のレール12が設けられ、レール12に窪み部17A,17Bが形成され、送風機支持台5の下面に、送風機支持台5が所定位置まで搬送されたときにレール12の窪み部17A,17Bに落ち込む垂脚部16A,16Bが垂設されているものである。
【選択図】図2
Description
この発明は、下向き空気吹出し式で床置型の空気調和機に係り、詳しくは送風機支持台を本体基台に着脱するための送風機支持台スライド構造の改良に関するものである。
従来、床置型の空気調和機では、本体ケーシング内の上部に熱交換器やエアフィルターなどの部品が配設されており、送風機は本体ケーシング内で床面に近い位置の本体基台上に設置されている(例えば、特許文献1参照)。その送風機はファン、ベアリング、シャフト、モーターなどから成り、支持基板に取り付けられている。これら送風機および支持基板から、ひとつのサブ・アッセンブリーとしての送風機支持台が構築される。そして、この送風機支持台は本体ケーシング内の本体基台のレール上に載せられて所定位置まで後向きスライドが行なわれ、その所定位置でボルトなどにより固定されるようになっている。
上記特許文献1記載の空気調和機は、以下の問題点を有していた。すなわち、送風機支持台を本体基台に組み付ける際、重量のある送風機支持台を持ち上げて所定の位置まで移動させて設置しているが、このような作業は困難である。また、送風機支持台は本体基台の枠などにボルトやネジを用いて固定されるが、送風機支持台の上方位置に配設されている熱交換器などの構成部品が障害物となり、ボルトなどの締結作業に困難をきたす。そして、例えばファンなど送風機支持台構成部品の交換が必要になった場合、本体ケーシング内での個々の部品交換作業は困難であるため、送風機支持台全体を本体ケーシングから取り出さなければならない。この場合、作業がしやすい本体ケーシングの前面に送風機支持台を引き出すことになるが、引き出す際に、送風機の空気吹出口と対面する本体基台の空気吹出口周囲に設けられていた風洩れ防止用のシール材を破損することがあり、シール材の交換まで必要になるおそれがあった。また、レール上に送風機支持台の左右辺部全体が支持されているので、レールと送風機支持台との接触面積が広く、送風機支持台を引き出す場合に摺動抵抗が高いことから、送風機支持台のスライドに大きな力が必要になるという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、本体基台に対する送風機支持台の着脱に際し送風機支持台を容易にスライドさせることが可能で、簡単かつ確実に送風機支持台を所定の設置位置へ位置決めできる空気調和機を得ることを目的とする。
また、別の目的は、送風機支持台着脱の際に空気吹出口周囲のシール材の破損を防止できる空気調和機を得ることである。
また、別の目的は、送風機支持台着脱の際に空気吹出口周囲のシール材の破損を防止できる空気調和機を得ることである。
この発明に係る空気調和機は、下向き空気吹出し部を有する送風機を搭載した送風機支持台と、送風機支持台を載置する本体基台とを備え、送風機の下向き空気吹出し部と連結される送風機側吹出口が送風機支持台に形成され、所定の吹出口対面位置に載置された送風機支持台の送風機側吹出口と対面する本体側吹出口が本体基台に形成されている空気調和機において、本体基台に、送風機支持台を摺動自在に載置するレールが前後方向に沿って設けられ、レールに、下向きに凹んだ窪み部が形成され、送風機支持台の下面に、送風機支持台が吹出口対面位置ないし吹出口対面位置近傍まで搬送されたときにレールの窪み部に落ち込む垂脚部が垂設されているものである。
この発明の空気調和機では、本体基台に設けられたレールに窪み部が形成され、送風機支持台の下面に、レール上に前後スライド自在に載置される垂脚部が垂設されているので、レール上には送風機支持台の下面の垂脚部しか接しないから、スライド時の摩擦抵抗を小さくできる。従って、大きな力を必要とすることなく送風機支持台を容易にスライドさせることができる。また、送風機支持台が吹出口対面位置ないし吹出口対面位置近傍まで搬送されたときに、送風機支持台の垂脚部がレールの窪み部に落ち込むので、本体基台に対し送風機支持台を所定の設置位置へ簡単かつ確実に位置決めできるという効果を有する。その結果、この空気調和機は、一般に送風機の組付け作業やメンテナンス作業が困難とされる下吹き出し型であるにも拘わらず、前記作業の作業性を向上化させることができる。また、送風機支持台が所定の吹出口対面位置付近に達するまで、送風機支持台の底面は本体側吹出口のシール材よりも高い位置にあってシール材に接触していないから、シール材の破損を防止することができる。このような破損防止効果は送風機支持台を本体基台から取り外す場合も同様に得られ、着脱いずれの際にもシール材の破損防止ができるという効果を有する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における空気調和機の構造と据付状態を表わした斜視図、図2は前記した空気調和機の送風機支持台とレールを示す斜視図、図3は前記した送風機支持台とレールを示す一部破断した正面図、図4は前記した送風機支持台の下部構造を示す部分斜視図、図5は前記した送風機支持台の底面図、図6は前記した空気調和機における本体基台の基台板を示す部分平面図である。
各図において、この実施形態における床置型の空気調和機の本体基台1は、例えば電算室サーバルーム等の床面9に設置され、床面9下方のフリーアクセススペース11内に空気調和後の空気を導く送風ダクト10が配設されている。この送風ダクト10の一端開口は本体基台1の底面の本体側吹出口(後で詳述)と接続され、送風ダクト10の他端はフリーアクセススペース11内に開口している。この空気調和機は、送風機4を搭載した送風機支持台5を備えており、送風機支持台5は本体基台1に着脱可能に載置されるようになっている。
図1はこの発明の実施の形態1における空気調和機の構造と据付状態を表わした斜視図、図2は前記した空気調和機の送風機支持台とレールを示す斜視図、図3は前記した送風機支持台とレールを示す一部破断した正面図、図4は前記した送風機支持台の下部構造を示す部分斜視図、図5は前記した送風機支持台の底面図、図6は前記した空気調和機における本体基台の基台板を示す部分平面図である。
各図において、この実施形態における床置型の空気調和機の本体基台1は、例えば電算室サーバルーム等の床面9に設置され、床面9下方のフリーアクセススペース11内に空気調和後の空気を導く送風ダクト10が配設されている。この送風ダクト10の一端開口は本体基台1の底面の本体側吹出口(後で詳述)と接続され、送風ダクト10の他端はフリーアクセススペース11内に開口している。この空気調和機は、送風機4を搭載した送風機支持台5を備えており、送風機支持台5は本体基台1に着脱可能に載置されるようになっている。
前記した本体基台1は、例えば平面視長方形状の基台板1Aの周囲に横枠1B,1B,1B,1Bが固設され、基台板1Aの四隅部に支柱1C,1C,1C,1Cが立設され、支柱1C,1C,1C,1Cの上端に天板1Dが設置されることにより構築される。天板1Dには空気吸込口7が形成されている。そして、支柱1C,1C,1C,1Cの周りが前板、左右の側板、および後板(いずれも図示省略)で蓋われることにより、本体ケーシングができ上がる。この本体ケーシング内における空気吸込口7の直下位置に、空気ろ過用のフィルター2が配備されている。本体ケーシング内における上側空間には、冷媒回路の一部であって冷媒と室内空気との熱交換を行なう熱交換器3が配備されている。本体ケーシング内における下側空間は送風機設置用の空間となっている。
送風機支持台5は例えば板金部品で構成されている。すなわち、平面視長方形状の支持基板5Aにおける前後の辺部に横枠5B,5Bが固設され、支持基板5Aの四隅部に支柱5C,5C,5C,5Cが立設されている。左右の支柱5C,5C上には送風機4,4のシャフト13を回動自在に軸支するベアリング14,14が設置されている。この送風機支持台5は、2台の送風機4,4が支持基板5A上に一体に組み付けられた一つのサブアセンブリーとなっている。各送風機4は、シャフト13に取り付けられて水平軸心回りに回転するファン4Aと、ファン4Aの周囲を覆うファンケーシング4Bと、下向きに開口した空気吹出口8を有する下向き空気吹出し部4Cとを備えている。シャフト13の先端にはプーリー15が取り付けられ、プーリー15は本体基台1の基台板1A上に設置されたモーター6とベルトを介して連結される。
送風機支持台5の支持基板5Aには、2台の送風機4,4の下向き空気吹出し部4C,4Cの空気吹出口8,8と連結される送風機側吹出口5D,5Dが形成されている。本体基台1の基台板1Aには、前記した支持基板5Aの送風機側吹出口5D,5Dと対面する2つの本体側吹出口1E,1Eが形成されている。これらの本体側吹出口1E,1Eは、送風機支持台5の支持基板5Aが基台板1Aの所定の吹出口対面位置に載置されたときに支持基板5Aの送風機側吹出口5Dと対面する位置に形成されている。そして、基台板1Aにおける本体側吹出口1E,1Eの開口縁1F,1Fには、それぞれの全周にわたってシール部材18,18が貼設されている。これらのシール部材18,18は、対面したときの本体側吹出口1Eと送風機側吹出口5Dとの間から風洩れが生じないように封止するものである。
本体基台1には、送風機支持台5をスライド自由に載置する左右2つのレール12,12が前後方向に沿って設けられている。これらのレール12,12の左右外側の側壁は、後方に行くほど左右内向きに向かう内側壁となっている。これらの内側壁はガイド部12A,12Aとして機能する。すなわち、これらガイド部12A,12A間の左右間隔は後側に行くほど狭まっている。これにより、送風機支持台5がレール12,12上で後向き(矢印B方向)に搬送される際に、ガイド部12A,12Aが送風機支持台5を所定の吹出口対面位置(それぞれ後述する、テーパーピン20が位置決め穴22に嵌合する位置)に向けて後向きに案内するようになっている。そして、前記したレール12には、下向きに凹んだ窪み部17A,17Bがそれぞれ形成されている。後側の窪み部17Aは側面から見て段差状に形成され、前後中ほどの窪み部17Bは船底状に形成されている。レール12上における窪み部17A,17B以外の部位は、平たんな平面部12Bとなっている。
一方、送風機支持台5における支持基板5Aの下面5AAの左右4ヶ所には、本体側吹出口1Eのシール材18よりも高さ寸法が大きな垂脚部16A,16Bが垂設されている。例えばシール材18の高さを20mmとすれば、垂脚部16A,16Bはそれ以上の高さ寸法に設定されている。シール材18はレール12のスライド面である平面部12Bよりも5mmほど上に飛び出しており、この飛び出し高さがシール材18を圧縮する圧縮代となる。これにより、垂脚部16A,16Bがレール12の平面部12B上に載っているとき、送風機支持台5の下面5AAはシール部材18よりも上方位置にあるからシール部材18と接触しない。これらの垂脚部16B,16A,16B,16Aは、送風機支持台5が所定の吹出口対面位置の近傍まで搬送されたときにレール12,12の窪み部17B,17A,17B,17Aに落ち込むようになっている。尚、垂脚部16Aと垂脚部16Bとは、図4および図5に示すように、左右横方向に関して取り付け位置を変えてある。例えば、前後中ほどの窪み部17B,17B間の間隔W1(図4参照)は、後側の窪み部17A,17A間の間隔W2(図4参照)よりも大きく設定されている。これにより、後側の垂脚部16Aがスライド途中で窪み部17Bに落ち込まないように工夫されている。
送風機支持台5の背面5Eには、後に行くほど縮径するテーパーピン20が突設されている。本体基台1の基台板1Aの後部に立設された後壁21には、位置決め穴22が形成されている。この位置決め穴22は、後向きにスライドされる送風機支持台5のテーパーピン20と嵌合して送風機支持台5を所定の吹出口対面位置に到達させるためのものである。本体基台2の前部の垂枠24にはナット23(第1ネジ部材の例)付きの穴26が設けられている。送風機支持台5の前部の垂枠25には、ボルト挿通用の穴27が設けられている。この穴27には、本体基台1のナット23と螺合して送風機支持台5を所定の吹出口対面位置に移動させるボルト19(第2ネジ部材の例)が通される。
次に、この実施形態の空気調和機の動作を説明する。
まず、この空気調和機の一般的な空調動作を述べる。送風機4,4の駆動により空気吸込口7から本体ケーシング内に吸い込まれた空気は、フィルター2、熱交換器3を通過する。そして、熱交換器3で温湿度調節された空調空気は、送風機4,4の空気吹出口8,8から、送風機側吹出口5D,5D、本体側吹出口1E,1E、および送風ダクト10を経てフリーアクセススペース11に流入し、床面9の任意の場所から床上の室内空間に吹き出されるようになっている。
まず、この空気調和機の一般的な空調動作を述べる。送風機4,4の駆動により空気吸込口7から本体ケーシング内に吸い込まれた空気は、フィルター2、熱交換器3を通過する。そして、熱交換器3で温湿度調節された空調空気は、送風機4,4の空気吹出口8,8から、送風機側吹出口5D,5D、本体側吹出口1E,1E、および送風ダクト10を経てフリーアクセススペース11に流入し、床面9の任意の場所から床上の室内空間に吹き出されるようになっている。
次に、この空気調和機の本体基台1に送風機支持台5を取り付ける態様を図7、図8、図9を主に用いて説明する。垂脚部16Bは送風機支持台5の重心直下に配置されていて、後側の垂脚部16Aが窪み部17Aに落ち込むまで、レール12の平面部12B上で送風機支持台5をバランスよく支持している。垂脚部16A,16Bがそれぞれレール12の平面部12B上にあるとき、送風機支持台5の底面は吹出口のシール材18よりも高い位置にありシール材18と接触していない。そこで、送風機支持台5を後向き(図8(a)中の矢印B方向)にスライドさせると、送風機支持台5の後角部がレール12,12のガイド部12A,12Aに接触し、送風機支持台5はガイド部12A,12Aの内壁面を滑って所定の設置位置(送風機支持台5背面のテーパーピン20が本体基台1の位置決め穴22に嵌合する位置)に向けて案内される。そのうちに、垂脚部16Bが窪み部17Bに沈み込み、ほぼ同時に垂脚部16Aも窪み部17Aに沈み込み(図8(a)中の矢印D方向)、送風機支持台5の下面5AAがレール12の平面部12B上に密着する。このとき、送風機支持台5の重さにより、高さ20mmのシール材18が圧縮されて弾性変形することにより、送風機側吹出口5Dと本体側吹出口1Eとの隙間が封止されて風洩れが防止される。そして、垂脚部16A,16Bが窪み部17A,17Bに沈み込んだ後、送風機支持台5の前面左右の穴26,26にボルト19,19を挿入し、本体基台1における穴27,27のナット23,23に螺進させていくと、送風機支持台5が後向き(図9中の矢印BB方向)に少しずつ移動する。このとき、垂脚部16A,16Bも窪み部17A,17B内で少しずつ移動する。そのうち、背面のテーパーピン20が後壁21の位置決め穴22に嵌合して押し込まれる。これにより、送風機支持台5の後部は位置決め固定され、前面もボルト19およびナット23の螺合により完全に固定される。
取り外す際は前述と逆の手順になる。まず、送風機支持台5前面のボルト19,19を取り外して送風機支持台5を手前に引くと、送風機支持台5後側のテーパーピン20が本体基台1の位置決め穴22から抜け出る。更に送風機支持台5を手前に引くと、送風機支持台5底面の垂脚部16A,16B,16A,16Bがそれぞれレール12,12の窪み部17A,17B,17A,17Bからぬけ出して平面部12B,12B上に乗り上げてくる。これにより、送風機支持台5の下面5AAが本体側吹出口1Eのシール材18から離れるため、シール材18を傷つけることなく、送風機支持台5を取り外すことができる。尚、シール材18の圧縮率は50%以下に設定されており、送風機支持台5を取り外した後は、ほぼ元の高さ20mmに復元し、再度送風機支持台5を装着した時も初期の気密性を得ることができる。
以上のように、この実施形態における空気調和機は、レール12上に送風機支持台5の下面5AAの垂脚部16A,16Bしか接していないので、スライド時の摩擦抵抗が小さい。従って、前後スライドを軽力で容易に行なうことができる。そして、後向きスライドの際に、送風機支持台5はレール12のガイド部12Aにより導かれ所定の吹出口対面位置に向けて案内される。従って、従来のように取り付け穴の位置を合わせるために送風機支持台を何度も持ち上げて位置決め調整をする必要がない。更に、送風機支持台5が所定の吹出口対面位置近傍まで後向きに搬送されたときに、送風機支持台5の垂脚部16B,16Aがレール12の窪み部17B,17Aに落ち込むので、本体基台1に対し送風機支持台5を所定の設置位置へ簡単かつ確実に位置決めすることができる。そして、送風機支持台5の後部の固定をテーパーピン20および位置決め穴22に依るものとしているので、前面側から作業する上で作業性の悪い箇所での取り付け作業が必要でなくなる。また、テーパーピン20は送風機支持台5の前面からのボルト19の締結により締り勝手の状態で固定されるため、送風機支持台5の浮き上がりや左右方向のずれを生じることがなく、送風機支持台5を本体基台1上の所定の設置位置に移動させて位置決め精度よく固定することができる。そして、送風機支持台5後端のテーパーピン20が本体基台1の後壁21の位置決め穴22に嵌合することで、送風機支持台5後部の位置決めおよびネジ止めを省略することができ、送風機支持台5前面からのボルト19の操作のみで台全体の締結ができる。
更に、この空気調和機によれば、送風機支持台5が所定の吹出口対面位置付近に達するまで、送風機支持台5の底面が本体側吹出口1Eのシール材18よりも高い位置にあるため、シール材18に接触しないから、シール材18を破損させることがない。このような破損防止効果は送風機支持台5を本体基台1から取り外す場合も同様に得られ、着脱いずれの際にもシール材18の破損防止ができる。尚、一般に下吹き出し型の空気調和機にあっては、送風機が本体ケーシング内の最下部に配置されることが多く、その組立て作業やメンテナンス作業が非常に困難であったが、この空気調和機によれば、送風機が本体ケーシング内の最下部に配置されているにも拘わらず、前記した作業の作業性を向上させることができる。
尚、上記の実施形態では、第1ネジ部材としてナット23を用い、第2ネジ部材としてボルト19を用いた例を示したが、本発明はそれに限定されない。例えば、本体基台1における垂枠24の背面側から、穴27および送風機支持台5における垂枠25の穴26を通したボルトを、本発明の第1ネジ部材として用い、穴26から前方に突出したボルトに螺合させるナットを、本発明の第2ネジ部材として用いても構わない。
また、上記では、左右双方のレール12,12にガイド部12A,12Aを形成した例を示したが、いずれか一方のみにガイド部12Aを設け、他方のレールの壁面は前後方向に真っすぐな壁面としてもよい。
また、上記では、左右双方のレール12,12にガイド部12A,12Aを形成した例を示したが、いずれか一方のみにガイド部12Aを設け、他方のレールの壁面は前後方向に真っすぐな壁面としてもよい。
1 本体基台
1A 基台板
1E 本体側吹出口
1F 開口縁
4 送風機
4C 下向き空気吹出し部
5 送風機支持台
5A 支持基板
5AA 下面
5D 送風機側吹出口
5E 背面
12 レール
12A ガイド部
16A 垂脚部
16B 垂脚部
17A 窪み部
17B 窪み部
18 シール材
19 ボルト(第2ネジ部材)
20 テーパーピン
21 後壁
22 位置決め穴
23 ナット(第1ネジ部材)
24 垂枠
25 垂枠
B 矢印
1A 基台板
1E 本体側吹出口
1F 開口縁
4 送風機
4C 下向き空気吹出し部
5 送風機支持台
5A 支持基板
5AA 下面
5D 送風機側吹出口
5E 背面
12 レール
12A ガイド部
16A 垂脚部
16B 垂脚部
17A 窪み部
17B 窪み部
18 シール材
19 ボルト(第2ネジ部材)
20 テーパーピン
21 後壁
22 位置決め穴
23 ナット(第1ネジ部材)
24 垂枠
25 垂枠
B 矢印
Claims (3)
- 下向き空気吹出し部を有する送風機を搭載した送風機支持台と、前記送風機支持台を載置する本体基台とを備え、前記送風機の下向き空気吹出し部と連結される送風機側吹出口が前記送風機支持台に形成され、所定の吹出口対面位置に載置された前記送風機支持台の送風機側吹出口と対面する本体側吹出口が前記本体基台に形成されている空気調和機において、
前記本体基台における本体側吹出口の開口縁全周に、対面したときの前記本体側吹出口と前記送風機側吹出口とを封止するシール部材が設けられ、前記本体基台に、前記送風機支持台を前後スライド自在に載置するレールが前後方向に沿って設けられ、前記レールに、下向きに凹んだ窪み部が形成され、前記送風機支持台の下面に、前記送風機支持台が前記吹出口対面位置ないし前記吹出口対面位置近傍まで搬送されたときに前記レールの窪み部に落ち込む垂脚部が垂設されていることを特徴とする空気調和機。 - 本体基台に、送風機支持台がレール上で後方向に搬送される際に前記送風機支持台を吹出口対面位置に向けて後方向に案内するガイド部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 送風機支持台の背面に、後向きに縮径するテーパーピンが突設され、本体基台の後部に立設された後壁に、後方向に搬送される前記送風機支持台のテーパーピンと嵌合して前記送風機支持台を吹出口対面位置に近づける位置決め穴が設けられ、前記本体基台の前部に第1ネジ部材が設けられ、前記送風機支持台の前部に、前記本体基台の第1ネジ部材と螺合して前記送風機支持台を前記吹出口対面位置に移動させる第2ネジ部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
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