JP2012047399A - 温水システム - Google Patents

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剛大 安田
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Abstract

【課題】熱源機と温水端末を1台のリモコンにより遠隔操作する際の、操作性を向上させた温水システムを提供する。
【解決手段】熱源機10の熱源通信部13と温水端末20の第1端末通信部23と熱源リモコン40とは、第1リモコン通信線70により相互に接続され、熱源通信部13から第1リモコン通信線70に熱源リモコン40の電源を供給し、第1端末通信部23から第1リモコン通信線70への電源供給は行わない。熱源通信部13と熱源リモコン40と第1端末通信部23は、所定周期Tf1毎に、互いに異なるタイミングで第1リモコン通信線70にデータを出力することにより、電源重畳による第1リモコン通信を第1リモコン通信線70を介して行い、端末制御部21は、第1端末通信部23により第1リモコン通信線70を介して熱源リモコン40から受信したデータに応じて、温水端末20の作動を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱源機と該熱源機により加熱された温水が循環供給される温水端末を、遠隔操作するリモコンを備えた温水システムに関する。
従来より、熱源機により加熱された温水を温水端末(温水暖房端末等)に循環供給する温水システムとして、熱源機に電源重畳通信方式で双方向通信を行うリモコンを接続すると共に、熱源機と温水端末間でインテリジェント通信による双方向通信を行うようにした温水システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された温水システムにおいては、熱源機を介して、リモコンと温水端末との間でデータの送受信を行なっている。そして、これにより、熱源機に接続されたリモコンによる温水端末の遠隔操作を可能にすると共に、温水端末の運転状況を熱源機に接続されたリモコンで報知することを可能にしている。
特開2002−195578号公報
上記従来の温水システムにおいては、熱源機に接続された1台のリモコンにより、熱源機と温水端末を遠隔操作することができると共に、熱源機と温水端末の運転状況を報知することができる。
しかし、上記従来の温水システムでは、リモコンと温水端末間の通信を熱源機を介して行っているため、リモコンと温水端末間の通信制御が複雑になって応答に時間がかかり、リモコンの操作性が悪くなるという不都合がある。
そこで、本発明は、熱源機と温水端末を1台のリモコンにより遠隔操作する際の、操作性を向上させた温水システムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、熱源機と、前記熱源機で加熱された温水が循環供給される温水端末と、前記熱源機と第1リモコン通信線により接続され、前記熱源機から該第1リモコン通信線に供給される電源により作動すると共に、前記熱源機との間で、所定の電源重畳仕様による第1リモコン通信を該第1リモコン通信線を介して行って、前記熱源機を遠隔操作する熱源リモコンとを備えた温水システムの改良に関する。
そして、前記温水端末に設けられ、前記第1リモコン通信線に接続されて、前記第1リモコン通信線への電源供給を行うことなく、前記第1リモコン通信を前記第1リモコン通信線を介して行う第1端末通信部と、所定周期毎に、互いに異なるタイミングで前記熱源機と前記熱源リモコンと前記温水端末の前記第1端末通信部から前記第1リモコン通信線にデータを出力することにより、前記熱源機と前記熱源リモコンと前記温水端末間で、前記第1リモコン通信を前記第1リモコン通信線を介して行う通信制御部と、前記温水端末に設けられ、前記第1端末通信部により前記第1リモコン通信線を介して前記熱源リモコンから受信したデータに応じて、前記温水端末の作動を制御する端末制御部とを備えたことを特徴とする(第1発明)。
第1発明によれば、前記熱源機と前記熱源リモコンと前記温水端末が前記第1リモコン通信線により接続され、前記熱源機から前記第1リモコン通信線に供給される電源により第1リモコンが作動し、前記温水端末の前記第1端末通信部から前記第1リモコン通信線には電源供給がなされない。そのため、電源出力の干渉を回避して、前記熱源機と前記熱源リモコンと前記温水端末間で、前記通信制御部により、前記電源重畳仕様による前記第1リモコン通信を行うことができる。
そして、前記熱源リモコンと前記温水端末間の通信は、前記熱源機を経由せずに、前記第1リモコン通信線を介して直接行われる。そのため、前記熱源機と前記熱源リモコン間の通信との干渉を回避する処理等の複雑な処理は不要であり、前記熱源機を経由することによる応答時間の増加も生じない。したがって、簡易な通信制御によって応答時間を短縮した前記第1リモコン通信により、前記熱源機と前記温水端末を1台の前記熱源リモコンにより遠隔操作する際の操作性を向上させることができる。
また、前記熱源リモコンは、前記第1リモコン通信により、前記第1リモコン通信線を介して前記温水端末から受信したデータに基づいて、前記温水端末の作動状況を報知する報知部を備えたことを特徴とする(第2発明)。
第2発明によれば、前記熱源リモコンは、前記第1リモコン通信線を介して、前記温水端末から受信したデータに応じて、温水端末の作動状態を報知することができる。
また、前記温水端末は、前記温水端末の遠隔操作用の端末リモコンと第2リモコン通信線を介して接続可能であって、該第2リモコン通信線を介して該端末リモコンに電源供給すると共に、該端末リモコンとの間で、前記電源重畳仕様による第2リモコン通信を該第2リモコン通信線を介して行う第2端末通信部を備え、前記端末制御部は、前記第1端末通信部により前記第1リモコン線を介して前記熱源リモコンから受信したデータ、又は前記第2端末通信部により前記第2リモコン線を介して前記端末リモコンから受信したデータに応じて、前記温水端末の作動を制御することを特徴とする(第3発明)。
第3発明によれば、前記第2端末通信部に前記第2リモコン線を介して前記端末リモコンを接続することにより、前記温水端末から前記第2リモコン線に供給される電源によって前記端末リモコンを作動させることができる。そして、前記端末リモコンと前記熱源リモコンは、いずれも前記電源重畳仕様による前記第1リモコン通信又は前記第2リモコン通信を行うものであるため、同一仕様のリモコンを、前記熱源リモコン及び前記端末リモコンとして用いることができ、仕様が異なる前記熱源リモコンと前記端末リモコンを別個に用意する必要がない。
温水システムの構成図。 図1に示した熱源リモコン及び端末リモコンの構成図。 図1に示した熱源機と温水端末と熱源リモコン間の通信仕様、及び温水端末と端末リモコン間の通信仕様の説明図。 温水端末のマスター/スレーブ設定処理の第1実施形態のフローチャート。 温水端末のマスター/スレーブ設定処理の第2実施形態のフローチャート。 温水端末のマスター/スレーブ設定処理の第3実施形態のフローチャート。 温水端末のマスター/スレーブ設定処理の第4実施形態のフローチャート。
本発明の実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。図1を参照して、本実施形態の温水システムは、熱源機10と、2台の温水端末(床暖房機等の温水暖房端末、温水加熱式の衣類乾燥機等)20,30と、熱源リモコン40と、端末リモコン50とにより構成されている。
熱源機10と温水端末20,30は、GCH(Gas Central Heating)通信線60により接続されて、相互にGCH仕様によるデータ通信(GCH通信)を行う。また、熱源機10と温水端末20と熱源リモコン40は、第1リモコン通信線70により接続されて、相互に所定の電源重畳仕様によるデータ通信(第1リモコン通信)を行う。また、温水端末20と端末リモコン50は第2リモコン通信線80により接続されて、相互に第1リモコン通信と同一の電源重畳仕様によるデータ通信(第2リモコン通信)を行う。
熱源機10は、図示しない熱交換器で加熱された温水を、図示しない温水循環回路を経由して、温水端末20,30に循環供給する。熱源機10は、温水端末20,30に所定温度の温水を循環供給する温水供給運転を実行する温水供給制御部11と、温水端末20,30との間でGCH通信を実行するGCH通信部12と、熱源リモコン40及び温水端末20との間で第1リモコン通信を実行する熱源通信部13と、ディップスイッチ14とを備えている。
なお、熱源機10の制御基板(図示しない)に実装されたマイクロコンピュータに、熱源機10の制御用プログラムを実行させることによって、このマイクロコンピュータが、他の電子部品と協働して、温水供給制御部11、GCH通信部12、及び熱源通信部13として機能する。
温水端末20は、熱源機10から供給される温水から放熱させる放熱運転を実行する端末制御部21と、熱源機10との間でGCH通信を行うGCH通信部22、熱源機10及び熱源リモコン40との間で第1リモコン通信を行う第1端末通信部23、端末リモコン50との間で第2リモコン通信を行う第2端末通信部24、及びディップスイッチ25を備えている。
なお、温水端末20の制御基板(図示しない)に実装されたマイクロコンピュータに、温水端末20の制御用プログラムを実行させることによって、このマイクロコンピュータが、他の電子部品と協働して、端末制御部21、GCH通信部22、第1端末通信部23、及び第2端末通信部24として機能する。
熱源リモコン40は、図2に示したように、表示部41、メニュースイッチ42、アップスイッチ43、ダウンスイッチ44、決定スイッチ45、戻るスイッチ46、及び運転スイッチ47を備え、熱源機10の熱源通信部13から第1リモコン通信線70に供給される電源によって作動する。
熱源リモコン40は、熱源機10と温水端末20の双方の操作が可能な複合リモコンである。なお、端末リモコン50の仕様は熱源リモコン40と同一であり、表示部41とスイッチ42〜47を備えている。そのため、仕様が異なる熱源リモコン40と端末リモコン50を別個に用意する必要がない。
ここで、第1リモコン通信線70に電源供給するのは熱源機10の熱源通信部13のみであり、温水端末20の第1端末通信部23は、第1リモコン通信線70への電源供給は行わない。そのため、複数個所からの電源出力の干渉の問題は生じない。
熱源リモコン40は、使用者による各スイッチの操作に応じて、熱源機10及び給湯端末20の運転ON/OFF、運転条件等を指示するデータを、第1リモコン通信線70を介した第1リモコン通信によって熱源機10及び温水端末20に送信する。
また、熱源リモコン40は、熱源機10及び温水端末20から送信される各種の運転状況データを、第1リモコン通信線70を介した第1リモコン通信によって受信し、この運転状況データに基づいて、熱源機10及び温水端末20の運転状況を表示部41に表示する。
端末リモコン50は、温水端末20の第2端末通信部24から第2リモコン通信線80に供給される電源により作動する。端末リモコン50は、使用者による各スイッチの操作に応じて、温水端末20に、温水端末20の運転ON/OFF、運転条件等を指示するデータを、第2リモコン通信線80を介した第2リモコン通信によって温水端末20に送信する。
また、端末リモコン50は、温水端末20から送信される各種の運転状況データを、第2リモコン通信線80を介した第2リモコン通信によって受信し、この運転状況データに基づいて、温水端末20の運転状況を表示する。
本実施の形態においては、温水端末20の第1端末通信部23を第1リモコン通信線70を介して熱源リモコン40に接続することにより、或いは、温水端末20の第2端末通信部24を第2リモコン通信線80を介して端末リモコン50に接続することにより、熱源リモコン40又は端末リモコン50のいずれか一方による温水端末20の遠隔操作を可能にする構成としている。
なお、第1端末通信部23と第2端末通信部24の双方を用いて、温水端末20に熱源熱源リモコン40と端末リモコン50を共に接続し、熱源リモコン40と端末リモコン50のいずれによっても温水端末20の遠隔操作を可能にする構成としてもよい。
次に、図3(a)を参照して、温水端末20の第1端末通信部23に熱源リモコン40が接続され、第1リモコン通信線70を介して熱源機10と熱源リモコン40と温水端末20が、第1リモコン通信を行う場合の通信仕様について説明する。
図3(a)に示したように、温水端末20に熱源リモコン40が接続されたときは、熱源機10をマスターとし、熱源リモコン40及び温水端末20をスレーブとして、データの出力タイミングが決定される。
すなわち、Tf1(t10〜t16)を1フレームの周期として、マスターである熱源機10の熱源通信部13からt10〜t11の期間に熱源機10のパケットデータが出力され、スレーブである熱源リモコン40の第1端末通信部23と温水端末20は、熱源機10の出力を受信したタイミングに基づいて決定した期間t12〜t13とt14〜t15で、それぞれパケットデータを出力する。これにより、熱源機10と熱源リモコン40と温水端末20は、出力データの衝突を回避して、第1リモコン通信を行う。
なお、図3(a)に示したように、熱源機10の熱源通信部13と温水端末20の第1端末通信部23と熱源リモコン40が、互いに異なるタイミングでデータを出力する構成が、本発明の通信制御部に相当する。
次に、図3(b)を参照して、温水端末20の第2通信端末部24に端末リモコン50が接続され、第2リモコン通信線80を介して温水端末20と端末リモコン50が、第2リモコン通信を行う場合の通信仕様について説明する。
図3(b)に示したように、温水端末20に端末リモコン50が接続されたときは、温水端末20をマスターとし、端末リモコン50をスリーブとして、データの出力タイミングが決定される。
すなわち、Tf2(t20〜t24)を1フレームの周期として、マスターである温水端末20の第2端末通信部24からt20〜t21の期間に温水端末20のパケットデータが出力され、スレーブである端末リモコン50は、温水端末20の出力を受信したタイミングに基づいて決定した期間t22〜t23に、パケットデータを出力する。これにより、温水端末20と端末リモコン50は、出力データの衝突を回避して、第2リモコン通信を行う。
このように、本実施の形態において、温水端末20は、熱源リモコン40が接続されたときはスレーブとして動作し、端末リモコン50が接続されたときにはマスターとして動作する。そのため、温水端末20をスレーブに設定することで、熱源リモコン40による温水端末20の遠隔操作が可能となり、温水端末20をマスターに設定することで、端末リモコン50による温水端末20の遠隔操作が可能となる。
以下、温水端末20をマスターとスレーブのいずれかに設定する処理の第1実施形態〜第4実施形態について、図4〜図7を参照して説明する。
[第1実施形態]
図4を参照して、第1実施形態では、温水端末20に設けられたディップスイッチ25の設定(ON/OFF)により、温水端末20がマスターとスレーブのいずれかに設定される。
温水端末20への通電が開始されると、第1端末通信部23と第2端末通信部24は、STEP2で通電開始から2秒が経過したか否かを判断しつつ、STEP1でディップスイッチ25の設定がONであるか否かを判断する。
そして、ディップスイッチ25の設定がONであったときはSTEP1からSTEP10に分岐し、第2端末通信部24が、第2リモコン通信線80に電源供給して、上述した図3(b)の温水端末20をマスターに設定した第2リモコン通信を開始し、STEP4に進んで処理を終了する。
一方、ディップスイッチ25がONに設定されずに、通電開始から2秒が経過したときにはSTEP2からSTEP3に進み、第1端末通信部23が、上述した図3(a)の熱源機10をマスターとして温水端末20をスレーブに設定した第1リモコン通信を開始し、STEP4に進んで処理を終了する。
[第2実施形態]
第2実施形態では、熱源機10に設けられたディップスイッチ14の設定(ON/OFF)により、温水端末20がマスターとスレーブのいずれかに設定される。
熱源機10と温水端末20への通電が開始されると、熱源機10のGCH通信部12と温水端末20のGCH通信部22は、GCH通信線60を介して、GCH通信による双方向のデータ通信を開始する。熱源機10のGCH通信部12は、ディップスイッチ14の設定がONであるか否かを判断し、ディップスイッチ14の設定がONであったときは、温水端末20に対してスレーブ設定での動作を指示するデータを送信する。
図5は通電開始時の温水端末20の作動フローチャートであり、通電が開始されると、第1端末通信部23と第2端末通信部24は、STEP20〜STEP22のループにより、STEP22で通電開始から30秒が経過したか否かを判断しつつ、STEP20で、熱源機10からGCH通信線60を介してスレーブ設定を指示するデータを受信したか否かを判断する。
STEP20で、熱源機10からスレーブ設定を指示するデータを受信しなかったときはSTEP30に分岐し、第1端末通信部23と第2端末通信部24は、通電開始から3秒(通電開始からGCH通信が開始されるまでの時間よりも長く設定した時間)が経過しているか否かを判断する。
STEP30で通電開始から3秒が経過していないときはSTEP20に戻る。一方、3秒が経過していたとき、すなわち、通電開始から3秒が経過して熱源機10と温水端末20との間のGCH通信が開始されているが、STEP20で、熱源機10からスレーブ設定での動作を指示するデータを受信しなかったときには、STEP31に進む。
そして、第2端末通信部24が、第2リモコン通信線80に電源供給して、上述した図3(b)の温水端末20をマスターに設定した第2リモコン通信を開始し、STEP23に進んで処理を終了する。
一方、STEP20で熱源機10からスレーブ設定を指示するデータを受信したときにはSTEP21に進み、第1端末端末部23が、上述した図3(a)の熱源機10をマスターとした第1リモコン通信を開始する。そして、続くSTEP22で、通電開始から30秒が経過するまでSTEP20に分岐し、通電開始から30秒が経過したときにSTEP23に進んで処理を終了する。
[第3実施形態]
第3実施形態では、熱源機10が、熱源リモコン40(熱源機10と温水端末20の遠隔操作が可能な複合リモコン)が接続されているかを判断して、温水端末20をマスターとスレーブのいずれかに設定する。
熱源機10と温水端末20への通電が開始されると、熱源機10のGCH通信部12と温水端末20のGCH通信部22は、GCH通信線60を介して、GCH通信による双方向のデータ通信を開始する。そして、熱源機10のGCH通信部12は、熱源通信部13に熱源リモコン40が接続されているか否かを判断し、熱源リモコン40が接続されているときは、温水端末20に対して、熱源リモコン40の接続を通知するデータを送信する。
図6は通電開始時の温水端末20の作動フローチャートであり、通電が開始されると、第1端末通信部23と第2端末通信部24は、STEP40〜STEP42のループにより、STEP42で通電開始から30秒が経過したか否かを判断しつつ、STEP40で、熱源機10からGCH通信線60を介して熱源リモコン40の接続を通知するデータを受信したか否かを判断する。
STEP40で、熱源機10から熱源リモコン40の接続を通知するデータを受信しなかったときはSTEP50に分岐し、第1端末通信部23と第2端末通信部24は、通電開始から3秒(通電開始からGCH通信が開始されるまでの時間よりも長く設定した時間)が経過しているか否かを判断する。
STEP50で通電開始から3秒が経過していないときはSTEP40に戻る。一方、3秒が経過していたとき、すなわち、通電開始から3秒が経過して熱源機10と温水端末20とのGCH通信が開始されているが、STEP40で、熱源機10から熱源リモコン40の接続を通知するデータを受信しなかったときにはSTEP51に進む。
そして、第2端末通信部24が、第2リモコン通信線80に電源供給して、上述した図3(b)の温水端末20をマスターに設定した第2リモコン通信を開始し、STEP43に進んで処理を終了する。
一方、熱源機10から熱源リモコン40の接続を通知するデータを受信したときにはSTEP40からSTEP41に進み、第1端末通信部23が、上述した図3(a)の熱源機10をマスターとして温水端末20をスレーブに設定した第1リモコン通信を開始する。そして、続くSTEP42で、通電開始から30秒が経過するまでSTEP40に分岐し、通電開始から30秒が経過したときにSTEP43に進んで処理を終了する。
[第4実施形態]
第4実施形態では、温水端末20が、熱源機10と温水端末20が第1リモコン通信線70により接続されているか否か、及び熱源機10と温水端末20がGCH通信線60により接続されているか否かを判断して、温水端末20をマスターとスレーブのいずれかに設定する。
熱源機10と温水端末20への通電が開始されると、熱源機10の熱源通信部13は、上述した図3(a)の熱源機10をマスターとした第1リモコン通信を開始する。
図7は通電開始時の温水端末20の作動フローチャートであり、通電が開始されると、STEP60で、第1端末通信部23が上述した図3(a)の熱源機10をマスターとして温水端末20をスレーブに設定した第1リモコン通信を開始する。そして、続くSTEP61で、第1端末通信部23は、第1リモコン通信により熱源機10からのパケットデータを受信したか否かを判断する。
STEP61で、第1端末通信部23が熱源機10からのパケットデータを受信したとき、すなわち、第1リモコン通信線70により熱源機10と温水端末20が接続されているときは、STEP65に進み、第1端末通信部23は処理を終了する。
一方、STEP61で、第1リモコン通信により、熱源機10からのパケットデータを受信しなかったときにはSTEP62に進み、STEP62で通電開始から10秒が経過していないときはSTEP60に戻り、通電開始から10秒が経過していたときにはSTEP63に戻る。
STEP63,STEP64,及びSTEP70は、第2端末通信部24による処理である。第2端末通信部24は、STEP64で通電開始から10秒が経過したか否かを判断しつつ、STEP63で温水端末20と熱源機10がGCH通信線60で接続されているか否かを判断する。
そして、STEP63で、温水端末20と熱源機10がGCH通信線60で接続されているときはSTEP70に分岐し、第2端末通信部24は、上述した図3(b)の温水端末20をマスターとした第2リモコン通信を開始し、STEP65に進んで処理を終了する。
一方、STEP63で、温水端末20と熱源機10がGCH通信線60で接続されていないときにはSTEP64に進む。そして、STEP64で通電開始から10秒が経過していないときはSTEP63に戻り、通電開始から10秒が経過していたときにはSTEP65に進んで、処理を終了する。
この場合は、温水端末20に熱源リモコン40が接続されていないため、熱源リモコン40により温水端末20を遠隔操作することができない。また、温水端末20と熱源機10間のGCH通信が不能であるため、端末リモコン50により、温水端末20を介したGCH通信によって熱源機10を遠隔操作することができない。
なお、本実施の形態では、熱源機10と熱源リモコン40と温水端末20を、第1リモコン通信線70で接続して、電源重畳通信による双方向のデータ通信を行う構成を示したが、別の温水端末30を、第1リモコン通信線70への電源供給を行うことなくさらに第1リモコン通信線70に接続して、温水端末30のデータ出力のタイミングを、熱源機10と温水端末20と熱源リモコン40とは互いに異なるタイミングに設定することで、1台の熱源リモコン40により、熱源機10と温水端末20,30を遠隔操作できるようにしてもよい。また、同様に、3台以上の温水端末を第1リモコン通信線70に接続することで、1台の熱源リモコン40により3台以上の温水端末を遠隔操作することも可能である。
また、本実施の形態においては、熱源リモコン40が、第1リモコン通信線70を介した電源重畳通信により温水端末20から受信したデータに応じて、温水端末20の運転状況を表示部41に表示したが、この表示を行わない場合にも本発明の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、温水端末20に、第2リモコン通信線80を介して端末リモコン50に電源供給すると共に、第2リモコン通信線80を介して端末リモコン50と電源重畳通信を行う第2端末通信部24を備えたが、第2端末通信部24を備えない場合にも、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、図3(a)に示したように、熱源機10をマスターとして第1リモコン通信を行う例を示したが、熱源リモコン40をマスターとして熱源機10と温水端末20をスレーブとして第1リモコン通信を行う構成、或いは、温水端末20をマスターとして熱源機10と熱源リモコン40をスレーブとして第1リモコン通信を行う構成としてもよい。
10…熱源機、12…GCH通信部、13…熱源通信部、20…温水端末、22…GCH通信部、23…第1端末通信部、24…第2端末通信部、40…熱源リモコン、50…端末リモコン、60…GCH通信線、70…第1リモコン通信線、80…第2リモコン通信線。

Claims (3)

  1. 熱源機と、
    前記熱源機で加熱された温水が循環供給される温水端末と、
    前記熱源機と第1リモコン通信線により接続され、前記熱源機から該第1リモコン通信線に供給される電源により作動すると共に、前記熱源機との間で、所定の電源重畳仕様による第1リモコン通信を該第1リモコン通信線を介して行って、前記熱源機を遠隔操作する熱源リモコンと
    を備えた温水システムにおいて、
    前記温水端末に設けられ、前記第1リモコン通信線に接続されて、前記第1リモコン通信線への電源供給を行うことなく、前記第1リモコン通信を前記第1リモコン通信線を介して行う第1端末通信部と、
    所定周期毎に、互いに異なるタイミングで前記熱源機と前記熱源リモコンと前記温水端末の前記第1端末通信部から前記第1リモコン通信線にデータを出力することにより、前記熱源機と前記熱源リモコンと前記温水端末間で、前記第1リモコン通信を前記第1リモコン通信線を介して行う通信制御部と、
    前記温水端末に設けられ、前記第1端末通信部により前記第1リモコン通信線を介して前記熱源リモコンから受信したデータに応じて、前記温水端末の作動を制御する端末制御部と
    を備えたことを特徴とする温水システム。
  2. 請求項1記載の温水システムにおいて、
    前記熱源リモコンは、前記第1リモコン通信により、前記第1リモコン通信線を介して前記温水端末から受信したデータに基づいて、前記温水端末の作動状況を報知する報知部を備えたことを特徴とする温水システム。
  3. 請求項1又は請求項2記載の温水システムにおいて、
    前記温水端末は、前記温水端末の遠隔操作用の端末リモコンと第2リモコン通信線を介して接続可能であって、該第2リモコン通信線を介して該端末リモコンに電源供給すると共に、該端末リモコンとの間で、前記電源重畳仕様による第2リモコン通信を該第2リモコン通信線を介して行う第2端末通信部を備え、
    前記端末制御部は、前記第1端末通信部により前記第1リモコン線を介して前記熱源リモコンから受信したデータ、又は前記第2端末通信部により前記第2リモコン線を介して前記端末リモコンから受信したデータに応じて、前記温水端末の作動を制御することを特徴とする温水システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015045433A (ja) * 2013-08-27 2015-03-12 リンナイ株式会社 温水利用システム

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