JP2012043861A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】非対称構造のソースおよびドレイン領域を有するMOSトランジスタを容易に形成する。これにより、高性能の半導体装置を容易に製造する。
【解決手段】第1のマスク層の互いに対向する両側面上に、2つの第2のマスク層を形成する。導電層上の、第1及び第2のマスク層が形成されていない部分の上に、第3のマスク層を形成する。第2及び第3のマスク層をマスクに用いて、導電層に対して異方性エッチングを行った後、不純物を注入することによって、1つの第1不純物拡散層を形成する。第2のマスク層をマスクに用いて異方性エッチングを行い第2のマスク層の下に、2つのゲート電極を形成する。第1不純物拡散層と共にゲート電極を挟む半導体基板の2つの領域に不純物を注入することによって、2つの第2不純物拡散層を形成する。
【選択図】図13

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の高性能化のため、MOSトランジスタのソースおよびドレイン領域を非対称構造に形成する技術が知られている(特許文献1、2)。非対称構造とは、ソースおよびドレイン領域の一方について、他方とは異なる不純物濃度に形成したり、LDD領域の形成条件をソースおよびドレイン領域の双方で互いに異なるように形成したものである。
特開2000−353792号公報 特開平7−321320号公報
このような非対称構造のソースおよびドレイン領域を有するMOSトランジスタの従来の製造方法を図16に、断面模式図で示す。半導体基板51に素子分離領域52を設け、MOSトランジスタの活性領域を区画する。半導体基板51上には、ゲート絶縁膜53を介して、ゲート電極54を配置する。
図16には、一般的なDRAMのメモリセルのように、2つのMOSトランジスタがソースおよびドレイン領域の一方を共有するように配置されている場合を例として示した。各MOSトランジスタのソースおよびドレイン形成領域の一方を覆うように、フォトレジスト膜70を用いてマスクを形成する。この状態でイオン注入を行うことで、ソースおよびドレイン形成領域の一方にのみ、所定の濃度の不純物拡散層60を形成することができる。
近年、半導体装置の微細化が進んだことにより、MOSトランジスタのゲート長も縮小が行われている。このため、図16において、ゲート電極の中央付近にフォトレジスト膜70の端部が来るようにアライメントを制御することが困難となっている。フォトレジスト膜70を露光によってパターニングする際に、ゲート電極54に対するアライメントずれ(位置ずれ)が生じた場合を図17に示す。
図17では、ゲート電極54に対してフォトレジスト膜70で形成したマスクが図面上で左側にシフトして形成されている。この状態でイオン注入を行うと、不純物拡散層が所定の領域全体に導入されない状態(60a)や、不純物を導入しない予定の領域に不純物拡散層が形成された状態(60b)が生じてしまう。このため、MOSトランジスタが所定の電気特性を備えておらず、正常に動作する半導体装置を形成することが困難であった。
一実施形態は、
半導体基板上に順に、ゲート絶縁膜及び導電層を設ける工程と、
前記導電層上に、1つの第1のマスク層を形成する工程と、
前記第1のマスク層の互いに対向する両側面上に、2つの第2のマスク層を形成する工程と、
前記導電層上の、前記第1及び第2のマスク層が形成されていない部分を覆うように、第3のマスク層を形成する工程と、
前記第1のマスク層を除去する工程と、
前記第2及び第3のマスク層をマスクに用いて、前記導電層に対して異方性エッチングを行い、2つの前記第2のマスク層の間に位置する前記導電層を除去する工程と、
2つの前記第2のマスク層の間に位置する前記半導体基板の部分に不純物を注入することによって、1つの第1不純物拡散層を形成する工程と、
前記第3のマスク層を除去する工程と、
前記2つの第2のマスク層をマスクに用いて、前記導電層に対して異方性エッチングを行い前記第2のマスク層の下に、2つのゲート電極を形成する工程と、
前記第1不純物拡散層と対向して前記第1不純物拡散層と共に前記ゲート電極を挟む前記半導体基板の2つの領域に不純物を注入することによって、2つの第2不純物拡散層を形成する工程と、
を有する、2つのMOSトランジスタを備えた半導体装置の製造方法に関する。
他の実施形態は、
素子分離領域で区画された半導体領域を有する半導体基板上に順に、ゲート絶縁膜及び導電層を設ける工程と、
前記半導体領域上に位置する導電層上に、1つの第1のマスク層を形成する工程と、
前記第1のマスク層の互いに対向する両側面上に、2つの第2のマスク層を形成する工程と、
前記半導体領域上に位置する導電層の、前記第1及び第2のマスク層が形成されていない部分を覆うように、第3のマスク層を形成する工程と、
前記第1のマスク層を除去する工程と、
前記第2及び第3のマスク層をマスクに用いて、前記導電層に対して異方性エッチングを行い、2つの前記第2のマスク層の間に位置する前記導電層を除去する工程と、
2つの前記第2のマスク層の間に位置する前記半導体領域の部分に不純物を注入することによって、1つの第1不純物拡散層を形成する工程と、
前記第3のマスク層を除去する工程と、
前記2つの第2のマスク層をマスクに用いて、前記導電層に対して異方性エッチングを行い前記第2のマスク層の下に、2つのゲート電極を形成する工程と、
前記第1不純物拡散層と対向して前記第1不純物拡散層と共に前記ゲート電極を挟む前記半導体領域内の2つの領域に不純物を注入することによって、2つの第2不純物拡散層を形成する工程と、
を有する、2つのMOSトランジスタを備えた半導体装置の製造方法に関する。
他の実施形態は、
素子分離領域で区画された半導体領域を有する半導体基板上に順に、ゲート絶縁膜及び導電層を設ける工程と、
前記半導体領域の上方に位置する前記導電層の一部を除去する工程と、
前記導電層で覆われていない前記半導体領域の一部内に不純物を注入することによって、1つの第1不純物拡散層を形成する工程と、
前記半導体領域の上方において、互いに対向して前記第1不純物拡散層を挟んだ前記導電層の2つの領域が残存するようにエッチングを行い、2つのゲート電極を形成する工程と、
前記半導体領域内において、前記第1不純物拡散層と対向して第1不純物拡散層と共に前記ゲート電極を挟む2つの領域に不純物を注入することによって、2つの第2不純物拡散層を形成する工程と、
を有する、2つのMOSトランジスタを備えた半導体装置の製造方法に関する。
微細化したMOSトランジスタにおいて、非対称構造のソースおよびドレイン領域を容易に形成できる。これにより、高性能の半導体装置を容易に製造できる。
第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第1実施例の一工程を説明する図である。 第3実施例の一工程を説明する図である。 第3実施例の一工程を説明する図である。 関連する半導体装置の製造方法の一例の一工程を説明する図である。 関連する半導体装置の製造方法の一例の一工程を説明する図である。 第2実施例の一工程を説明する図である。 第2実施例の一工程を説明する図である。
(第1実施例)
図1〜図13は本実施例の半導体装置の製造方法を説明する断面模式図である。一例として、Nチャネル型のMOSトランジスタを形成する場合について説明する。
図1に示すように、P型のシリコンからなる半導体基板1に、STI法を用いて酸化シリコン(SiO2)等の絶縁膜を埋め込んで、素子分離領域2を形成する。素子分離領域2によって、MOSトランジスタの活性領域となる半導体領域が区画される。
本実施例では、一般的なDRAMのメモリセルのように、2つのMOSトランジスタがソースおよびドレイン領域の一方を共有するように配置されている場合を例として説明する。
図2に示すように、半導体基板1上にゲート絶縁膜として用いる絶縁膜3、ゲート電極用の導電膜4、酸化シリコンを用いた犠牲絶縁膜5を順次、形成する。絶縁膜3としては、熱酸化法で形成した酸化シリコン膜や、CVD法で形成した酸化ハフニウム膜(HfO2)等を例示できる。導電膜4としては、リン等の不純物を含有した多結晶シリコン膜(Poly−Si)、チタン(Ti)やタングステン(W)等の高融点金属膜および、それらの積層膜等を例示できる。犠牲絶縁膜5用の酸化シリコンは、プラズマCVD法により形成できる。
図3に示すように、フォトリソグラフィ技術で形成したマスク(図示せず)を用いて犠牲絶縁膜5のドライエッチングを行う(ドライエッチング後の犠牲絶縁膜5は、第1のマスク層に相当する)。犠牲絶縁膜5は、後述のように、側面部分に形成するマスク絶縁膜をマスクとして用いてゲート電極用の導電膜4のエッチングを行うので、ゲート電極の形成領域に対応したパターンとなるように配置される。犠牲絶縁膜5の除去された領域では、導電膜4が露出する。
図4に示すように、窒化シリコン膜(Si34)の堆積とエッチバックを行うことで、残存している犠牲絶縁膜5の側面に、サイドウォール状のマスク絶縁膜6(第2のマスク層に相当する)を形成する。マスク絶縁膜6の膜厚によって、ゲート電極の寸法(ゲート長)が決定されるので、適切な膜厚となるように設定する。
図5に示すように、第1フォトレジスト膜7の塗布を行い、アンダー条件での露光を行うことで、犠牲絶縁膜5とマスク絶縁膜6によって形成されている凸部間の領域(スペース部)に第1フォトレジスト膜7を残存させる(残存した第1フォトレジスト膜7は、第3のマスク層に相当する)。
図6に示すように、希釈したフッ酸(HF)を用いた湿式エッチングにより、犠牲絶縁膜5を除去して、開口5aを形成する。開口5aの底部では、導電膜4が露出する。
図7に示すように、マスク絶縁膜6及び第1フォトレジスト膜7をマスクとしたドライエッチングを行い、開口5aの底部に位置する導電膜4を除去する。図7においては、導電膜4の除去に際して絶縁膜3も除去された場合を示したが、導電膜4のみを除去して絶縁膜3が残存するようにドライエッチングを制御して実施してもよい。
図8に示すように、イオン注入によりN型不純物を導入し、開口5aの底部に第1不純物拡散層10を形成する。イオン注入の条件として、不純物としてリンを用い、エネルギー10〜20KeV、ドーズ量5×1013〜5×1014atoms/cm2で導入する場合を例示できる。開口5aの底部に絶縁膜3が残存している場合には、絶縁膜3を貫通させて不純物を半導体基板1に導入する。イオン注入後に第1フォトレジスト膜7は除去する。
図9に示すように、第2フォトレジスト膜8の塗布を行い、アンダー条件での露光を行うことで、開口5a内にのみ第2フォトレジスト膜8を残存させる(残存した第2フォトレジスト膜8は、第4のマスク層に相当する)。
図10に示すように、マスク絶縁膜6及び第2フォトレジスト膜8をマスクとしたドライエッチングを行い、マスク絶縁膜6の下方に位置する導電膜4以外は除去する。残存した導電膜4及び絶縁膜3はそれぞれ、MOSトランジスタのゲート電極及びゲート絶縁膜として機能する。図10においては、導電膜4の除去に際して絶縁膜3も除去された場合を示したが、導電膜4のみを除去して絶縁膜3が残存するようにドライエッチングを制御して実施してもよい。この場合には残存した導電膜4の直下に位置する絶縁膜3がゲート絶縁膜として機能する。
図11に示すように、イオン注入にて半導体基板1の露出している領域(第1不純物拡散層と対向して、第1不純物拡散層と共にゲート電極を挟む半導体領域内の領域)にN型不純物を導入し、第2不純物拡散層11を形成する。イオン注入の条件として、不純物としてリンを用い、エネルギー10〜20KeV、ドーズ量5×1012〜4×1013atoms/cm2で導入する場合を例示できる。半導体基板1上に絶縁膜3が残存している場合には、絶縁膜3を貫通させて不純物を半導体基板1に導入する。イオン注入後に第2フォトレジスト膜8を除去する。第1不純物拡散層10および第2不純物拡散層11は、MOSトランジスタのソース及びドレイン領域として機能する。第1不純物拡散層10は、2つのMOSトランジスタの間で共有されている。なお、ゲート電極4は島状に形成した犠牲絶縁膜5の側面に沿ってリング状に形成されるので、隣接ゲート電極間の短絡を防止するために、図示していない領域において、フォトレジスト膜をマスクとして用い、不要部分をエッチングにて削除する。
図12に示すように、CVD法で窒化シリコン膜を堆積し、エッチバックを行うことで、ゲート電極4の側面を覆うサイドウォール絶縁膜12を形成する。
図13に示すように、酸化シリコン等でゲート電極4上を覆う層間絶縁膜15を形成する。第1不純物拡散層10に接続する第1コンタクトプラグ20aおよび、第2不純物拡散層11に接続する第2コンタクトプラグ20bを形成する。コンタクトプラグ20a、20bの材料としては、リンを含有した多結晶シリコンやタングステン等を例示できる。コンタクトプラグ20a、20bは同時に形成することができる。コンタクトプラグ20a、20bに接続する配線層等を形成すれば半導体装置が完成する。DRAMのメモリセルとして用いる場合には、コンタクトプラグ20aにビット配線を接続し、コンタクトプラグ20bにキャパシタを接続すればよい。
(第2実施例)
本実施例は、第1実施例の変形例であり、第1不純物拡散層の形成のために2回、不純物を導入する点が、第1実施例とは異なる。
図1〜7の工程までは、第1実施例と同様の工程を実施する。次に、図8の工程において、所定の濃度(例えばドーズ量5×1012〜4×1013atoms/cm2)の第1不純物拡散層10を形成する。図9、図10の工程を第1実施例と同様に実施する。
図10の工程の後に、図18に示すように、第2フォトレジスト膜8を除去する。
図19に示すように、不純物のイオン注入を行い、第2不純物拡散層11を形成する。これにより、第1不純物拡散層には、第2不純物拡散層11に導入された不純物が追加で導入されるため、第2不純物拡散層11よりも高濃度の第1不純物拡散層10aが形成される。
後の工程は第1実施例と同様に実施することで、半導体装置を完成させる。
(第3実施例)
本実施例は、第1実施例の変形例であり、第3不純物拡散層を形成する点が、第1実施例とは異なる。
図11の工程までは第1実施例と同様の工程を実施する。図14に示すように、第2フォトレジスト膜8を除去する。
図15に示すように、ゲート電極4の側面を覆うサイドウォール絶縁膜12を形成した後、さらにN型不純物のイオン注入を行い、高濃度の第3不純物拡散層16を形成する。この場合には、先に形成した第1および第2不純物拡散層10、11のゲート電極およびサイドウォール絶縁膜12の下に位置する部分が非対称のLDD領域として機能し、第3不純物拡散層16がSD領域として機能する。この第1、第2および第3不純物拡散層10、11及び16が、ソースおよびドレイン領域となる。
さらに、先に形成した第1および第2不純物拡散層10、11のうちいずれか一方のイオン注入を実施しないことで、LDD領域をソースおよびドレイン領域の一方にのみ有する構造も形成することができる。
(各実施例の変形例)
以上の各実施例ではNチャネル型のMOSトランジスタの場合について説明したが、ソース及びドレイン領域用のイオン注入で導入する不純物の導電型を変更することで、Pチャネル型のMOSトランジスタも同様にして形成できる。具体的には、ソース及びドレイン領域をP型の不純物で形成すればよい。P型の半導体基板を用いる場合には、Pチャネル型のMOSトランジスタを形成する領域には、あらかじめN型ウェルを形成しておく。
また、DRAM以外のメモリセルや、単体のMOSトランジスタの場合においても、図4に示したようなサイドウォール状のマスク絶縁膜6を適用して形成可能なレイアウトの場合には、本発明を適用できる。
1、51 半導体基板
2、52 素子分離領域
3、53 ゲート絶縁膜
4 導電膜
5 犠牲酸化膜
5a 開口
6 マスク絶縁膜
7 第1フォトレジスト膜
8 第2フォトレジスト膜
10 第1不純物拡散層
11 第2不純物拡散層
12 サイドウォール絶縁膜
15 層間絶縁膜
16 第3不純物拡散層
20a 第1コンタクトプラグ
20b 第2コンタクトプラグ
54 ゲート電極
60 不純物拡散層
70 フォトレジスト膜

Claims (10)

  1. 半導体基板上に順に、ゲート絶縁膜及び導電層を設ける工程と、
    前記導電層上に、1つの第1のマスク層を形成する工程と、
    前記第1のマスク層の互いに対向する両側面上に、2つの第2のマスク層を形成する工程と、
    前記導電層上の、前記第1及び第2のマスク層が形成されていない部分を覆うように、第3のマスク層を形成する工程と、
    前記第1のマスク層を除去する工程と、
    前記第2及び第3のマスク層をマスクに用いて、前記導電層に対して異方性エッチングを行い、2つの前記第2のマスク層の間に位置する前記導電層を除去する工程と、
    2つの前記第2のマスク層の間に位置する前記半導体基板の部分に不純物を注入することによって、1つの第1不純物拡散層を形成する工程と、
    前記第3のマスク層を除去する工程と、
    前記2つの第2のマスク層をマスクに用いて、前記導電層に対して異方性エッチングを行い前記第2のマスク層の下に、2つのゲート電極を形成する工程と、
    前記第1不純物拡散層と対向して前記第1不純物拡散層と共に前記ゲート電極を挟む前記半導体基板の2つの領域に不純物を注入することによって、2つの第2不純物拡散層を形成する工程と、
    を有する、2つのMOSトランジスタを備えた半導体装置の製造方法。
  2. 素子分離領域で区画された半導体領域を有する半導体基板上に順に、ゲート絶縁膜及び導電層を設ける工程と、
    前記半導体領域上に位置する導電層上に、1つの第1のマスク層を形成する工程と、
    前記第1のマスク層の互いに対向する両側面上に、2つの第2のマスク層を形成する工程と、
    前記半導体領域上に位置する導電層の、前記第1及び第2のマスク層が形成されていない部分を覆うように、第3のマスク層を形成する工程と、
    前記第1のマスク層を除去する工程と、
    前記第2及び第3のマスク層をマスクに用いて、前記導電層に対して異方性エッチングを行い、2つの前記第2のマスク層の間に位置する前記導電層を除去する工程と、
    2つの前記第2のマスク層の間に位置する前記半導体領域の部分に不純物を注入することによって、1つの第1不純物拡散層を形成する工程と、
    前記第3のマスク層を除去する工程と、
    前記2つの第2のマスク層をマスクに用いて、前記導電層に対して異方性エッチングを行い前記第2のマスク層の下に、2つのゲート電極を形成する工程と、
    前記第1不純物拡散層と対向して前記第1不純物拡散層と共に前記ゲート電極を挟む前記半導体領域内の2つの領域に不純物を注入することによって、2つの第2不純物拡散層を形成する工程と、
    を有する、2つのMOSトランジスタを備えた半導体装置の製造方法。
  3. 前記第3のマスク層を除去する工程と、前記2つのゲート電極を形成する工程の間に、更に、
    前記第1不純物拡散層上に第4のマスク層を設ける工程を有し、
    前記第2不純物拡散層を形成する工程において、
    前記第2及び第4のマスク層をマスクに用いて、前記不純物を注入することによって前記2つの第2不純物拡散層を形成する、請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第4のマスク層はフォトレジスト膜である、請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 素子分離領域で区画された半導体領域を有する半導体基板上に順に、ゲート絶縁膜及び導電層を設ける工程と、
    前記半導体領域の上方に位置する前記導電層の一部を除去する工程と、
    前記導電層で覆われていない前記半導体領域の一部内に不純物を注入することによって、1つの第1不純物拡散層を形成する工程と、
    前記半導体領域の上方において、互いに対向して前記第1不純物拡散層を挟んだ前記導電層の2つの領域が残存するようにエッチングを行い、2つのゲート電極を形成する工程と、
    前記半導体領域内において、前記第1不純物拡散層と対向して第1不純物拡散層と共に前記ゲート電極を挟む2つの領域に不純物を注入することによって、2つの第2不純物拡散層を形成する工程と、
    を有する、2つのMOSトランジスタを備えた半導体装置の製造方法。
  6. 前記第2不純物拡散層を形成する工程において、
    前記第1不純物拡散層を覆うマスクが無い状態で不純物を注入することにより前記第2不純物拡散層を形成すると共に、前記第1不純物拡散層中の不純物濃度を増加させる、請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第2不純物拡散層を形成する工程の後に更に、
    前記ゲート電極の互いに対向する両側面上に、前記第1及び第2不純物拡散層の一部に接するようにサイドウォール絶縁膜を形成する工程と、
    前記半導体基板内の前記第2のマスク層及びサイドウォール絶縁膜を挟んだ両側に不純物を注入することにより、3つの第3不純物拡散層を形成する工程と、
    を有する、請求項1〜4及び6の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第1のマスク層は酸化シリコン膜である、請求項1〜4、6及び7の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 前記第2のマスク層は窒化シリコン膜である、請求項1〜4及び6〜8の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 前記第3のマスク層はフォトレジスト膜である、請求項1〜4及び6〜9の何れか1項に記載の半導体装置の製造方法。
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