JP2012043553A - 燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、燃料電池に付与される外部荷重を確実に受けることを可能にする。
【解決手段】燃料電池スタック10は、複数の燃料電池12が積層される積層体14を備えるとともに、前記積層体14の積層方向両端には、第1及び第2エンドプレート20a、20bが配設される。第1及び第2エンドプレート20a、20bの各長辺同士は、一対の締結部材60により一体に固定される。一方の締結部材60は、燃料電池12の一方の長辺に形成された凸部57a、57cが嵌め合う嵌合部73を設けるとともに、他方の締結部材60は、前記燃料電池12の他方の長辺に形成された凸部57b、57dが嵌め合う嵌合部73を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と長方形状のセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層された積層体の積層方向両端には、一対のエンドプレートが配設されるとともに、前記一対のエンドプレートの各長辺同士は、締結部材により固定される燃料電池スタックに関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)が、セパレータによって挟持された単位セル(発電セル)を備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の単位セルを積層することにより、車載用燃料電池スタック等として使用されている。
この種の燃料電池スタックでは、所望の発電性能を得るとともに、シール機能を発揮させるために、積層方向に対して良好な締め付け荷重を付与する必要がある。しかも、特に車載用燃料電池スタックでは、走行時等に外部から荷重(衝撃力)が付与される場合があり、単位セルの積層方向に交差する方向への位置ずれを阻止する必要がある。
そこで、例えば、特許文献1に開示されている燃料電池スタックが知られている。この燃料電池スタックは、図7に示すように、一端から、エンドプレート1a、絶縁プレート2a、集電プレート3a、複数の単位セル4、集電プレート3b、絶縁プレート2b及びエンドプレート1bの順に積層されている。エンドプレート1a、1bの四隅には、前記エンドプレート1a、1b間に積層方向の荷重を付与するために、四角柱状の締結部材5が固定されている。
燃料電池スタックは、積層方向に延在する4本の外部拘束部材6a、6b、6c及び6dを備えている。エンドプレート1a、1b、絶縁プレート2a、2b、集電プレート3a、3b及び積層された複数の単位セル4の各上側長辺、下側長辺、左側短辺及び右側短辺の中央部には、外部拘束部材6a、6b、6c及び6dが嵌合する凹部7a、7b、7c及び7dが形成されている。
特開2009−70674号公報
上記の特許文献1では、エンドプレート1a、1b間に、4本の締結部材5が固定されるとともに、4本の外部拘束部材6a〜6dが前記エンドプレート1a、1bに固定されている。このため、部品点数が相当に増加するとともに、コストが高騰するという問題がある。しかも、燃料電池スタックの組み立て作業が煩雑化するという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な構成且つ少ない部品点数で、燃料電池に付与される外部荷重を確実に受けることが可能な燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と長方形状のセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層された積層体の積層方向両端には、一対のエンドプレートが配設されるとともに、前記一対のエンドプレートの各長辺同士は、それぞれ締結部材により固定される燃料電池スタックに関するものである。
この燃料電池スタックでは、各締結部材が配置される積層体の積層方向両側面には、それぞれ凸部又は凹部が形成される一方、前記締結部材には、前記凸部又は前記凹部に嵌め合う嵌合部が設けられている。
また、この燃料電池スタックでは、締結部材には、嵌合部に隣接し積層方向に延在して補強用リブが設けられることが好ましい。
さらに、この燃料電池スタックでは、締結部材は、一方のエンドプレート側の一端部に、前記一方のエンドプレートの面方向に屈曲する折り曲げ部を設けるとともに、他方のエンドプレート側の他端部に、前記他方のエンドプレートの長辺側に向かって幅寸法が拡大される幅広部を設けることが好ましい。
本発明によれば、一対のエンドプレートの各長辺同士を連結する各締結部材には、積層体の積層方向両側面に形成された凸部又は凹部に嵌め合う嵌合部が設けられている。このため、各締結部材が積層方向の荷重を受ける一方、嵌合部が前記積層方向に交差する発電面方向の荷重を受けることができる。
しかも、部品点数が有効に削減され、簡単な構成で、燃料電池に付与される外部荷重を確実に受けることが可能になる。
本発明の実施形態に係る燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの、図3中、IV−IV線断面図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池スタックの、図1中、VI−VI線断面図である。 特許文献1の燃料電池セルスタックの斜視説明図である。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係る燃料電池スタック10では、複数の燃料電池12が矢印A方向(鉛直方向)に積層されることにより積層体14が構成される。積層体14の積層方向下端(一端)には、第1ターミナルプレート16a、第1絶縁プレート18a及び第1エンドプレート(他方のエンドプレート)20aが積層される。
図1〜図3に示すように、積層体14の積層方向上端(他端)には、第2ターミナルプレート16b、第2絶縁プレート18b、第2エンドプレート(一方のエンドプレート)20b及び加圧調整装置22が積層される。加圧調整装置22は、荷重測定機構24と加圧機構26とを備える。なお、積層体14は、複数の燃料電池12を水平方向(矢印B方向又は矢印C方向)に積層して構成してもよい。
図5に示すように、燃料電池12は、電解質膜・電極構造体30が、長方形状の第1及び第2セパレータ32、34に挟持される。第1及び第2セパレータ32、34は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、あるいはめっき処理鋼板等の金属セパレータやカーボンセパレータ等により構成される。
燃料電池12の矢印B方向(図5中、水平方向)の一端縁部には、積層方向である矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔36a、及び燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔38aが、矢印C方向(水平方向)に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印B方向の他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔38b、及び酸化剤ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔36bが、矢印C方向に配列して設けられる。
燃料電池12の矢印C方向の両端縁部には、すなわち、各長辺には、冷却媒体を供給するための一対の冷却媒体入口連通孔40a、及び前記冷却媒体を排出するための一対の冷却媒体出口連通孔40bが設けられる。
第1セパレータ32の電解質膜・電極構造体30に向かう面32aには、酸化剤ガス入口連通孔36aと酸化剤ガス出口連通孔36bとに連通する酸化剤ガス流路42が設けられる。
第2セパレータ34の電解質膜・電極構造体30に向かう面34aには、燃料ガス入口連通孔38aと燃料ガス出口連通孔38bとに連通する燃料ガス流路44が設けられる。
互いに隣接する燃料電池12を構成する第1セパレータ32の面32bと、第2セパレータ34の面34bとの間には、冷却媒体入口連通孔40aと冷却媒体出口連通孔40bとを連通する冷却媒体流路46が設けられる。
第1セパレータ32の面32a、32bには、第1シール部材48が、一体的又は個別に設けられるとともに、第2セパレータ34の面34a、34bには、第2シール部材50が、一体的に又は個別に設けられる。
第1及び第2シール部材48、50は、例えば、EPDM、NBR、フッ素ゴム、シリコンゴム、フロロシリコンゴム、ブチルゴム、天然ゴム、スチレンゴム、クロロプレーン、又はアクリルゴム等のシール材、クッション材、あるいはパッキン材を使用する。
電解質膜・電極構造体30は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜52と、前記固体高分子電解質膜52を挟持するカソード側電極54及びアノード側電極56とを備える。
カソード側電極54及びアノード側電極56は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜52の両面に形成されている。
第1セパレータ32は、各長辺の中央部に一対の冷却媒体入口連通孔40aの間及び一対の冷却媒体出口連通孔40bの間に位置して、すなわち、前記第1セパレータ32の長辺方向の略中央部に位置して、それぞれ外方に突出する凸部57a、57bが形成される。第2セパレータ34は、各長辺の中央部に一対の冷却媒体入口連通孔40aの間及び一対の冷却媒体出口連通孔40bの間に位置して、すなわち、前記第2セパレータ34の長辺方向の略中央部に位置して、それぞれ外方に突出する凸部57c、57dが形成される。凸部57a〜57dは、例えば、樹脂材料により第1及び第2セパレータ32、34と一体に成形してもよく、又は別体に接合してもよい。
図1及び図2に示すように、例えば、アルミニウム製の第1及び第2エンドプレート20a、20b間には、一対の締結部材60が架けわたされ、前記第1及び第2エンドプレート20a、20b間の距離が一定に保持される。締結部材60は、例えば、アルミニウム製の長尺な板状を有し、燃料電池スタック10の各長辺側(第1及び第2エンドプレート20a、20bの長辺側)に1本ずつ配設される。締結部材60は、左右対称形状に構成される。
締結部材60は、第2エンドプレート20b側の一端部に、前記第2エンドプレート20bの面方向に屈曲して加圧調整装置22、具体的には、加圧機構26に連結される折り曲げ部62を設けるとともに、第1エンドプレート20a側の他端部に、前記第1エンドプレート20aの長辺側に向かって幅寸法が拡大される幅広部64を設ける。
締結部材60は、第1及び第2エンドプレート20a、20bの各長辺間に同一の幅寸法で延在する本体部66を備えるとともに、前記本体部66の他端部側には、それぞれ第1エンドプレート20aの長辺両端部に向かって互いに離間する方向に延在することにより、幅広部64を構成する一対の補強板部68が設けられる。本体部66は、第1及び第2エンドプレート20a、20bの長辺寸法よりも小さな幅寸法に設定され、且つ前記第1及び第2エンドプレート20a、20bの長辺中心に幅中心が略一致する。
一対の補強板部68は、本体部66の下端縁部から下方に向かって互いに離間する方向に傾斜しており、前記補強板部68の下端部は、横架板部70を介して前記本体部66の下端部に一体に連結される。本体部66及び一対の補強板部68には、少なくとも1以上の補強用リブ72が設けられる。
本体部66には、補強用リブ72と平行して、すなわち、積層方向(矢印A方向)に延在して嵌合部73が形成される。嵌合部73は、燃料電池12の外方に膨出形成される。図6に示すように、一方の締結部材60では、嵌合部73に燃料電池12の凸部57a、57cが嵌め合うとともに、他方の締結部材60では、前記嵌合部73に前記燃料電池12の凸部57b、57dが嵌め合う。
なお、上記とは反対に、燃料電池12の凸部57a〜57dを凹部に構成する一方、締結部材60の嵌合部73を凸部に構成してもよい。
本体部66及び一対の補強板部68は、図2に示すように、第1エンドプレート20aの長辺側に形成された孔部74に挿入されるねじ76がねじ込まれるねじ孔78を設け、前記ねじ76を介して前記第1エンドプレート20aに固定される。
折り曲げ部62は、鉛直方向に延在する一対(3つ以上でもよい)の雌ねじ部80を備える。各雌ねじ部80は、所定の間隔だけ離間しており、鉛直方向に延在してねじ孔80aが貫通形成される。
図2に示すように、第1エンドプレート20aには、酸化剤ガス入口連通孔36a、燃料ガス入口連通孔38a、冷却媒体入口連通孔40a、酸化剤ガス出口連通孔36b、燃料ガス出口連通孔38b及び冷却媒体出口連通孔40bに連通し、外部に延在するマニホールド82a〜82fが設けられる。
図3に示すように、第2エンドプレート20bは、平板状に構成されるとともに、この第2エンドプレート20bには、例えば、4箇所にそれぞれ円柱状の凹部84が形成される。
図3及び図4に示すように、荷重測定機構24は、一対の連結部材86と、凹部84に収容される荷重センサ、例えば、ロードセル88とを備える。なお、一対の連結部材86に代えて、例えば、一対の連結部材同士を結合して枠形状に一体に構成される連結部材(図示せず)を用いてもよい。
ロードセル88には、押圧部材90が装着されるとともに、前記押圧部材90は、凹部84に配置される。ロードセル88上には、球面受け部92が設けられる。連結部材86の両端には、各球面受け部92に対応する位置(同軸上の位置)に、底面が球面を有する球面状凹部94が設けられる。
加圧機構26は、複数、例えば、4つの荷重調整ボルト96を備える。各荷重調整ボルト96は、締結部材60の雌ねじ部80に形成されたねじ孔80aにねじ込まれるとともに、各々の球面状先端部96aは、連結部材86の各球面状凹部94に配置される。各荷重調整ボルト96の中心と、各ロードセル88の中心とは、互いに同軸上の位置に配置される。荷重調整ボルト96には、回り止めナット98が螺合する。
このように構成される燃料電池スタック10の動作について、以下に説明する。
先ず、図5に示すように、酸化剤ガス入口連通孔36aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔38aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔40aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔36aから第1セパレータ32の酸化剤ガス流路42に導入される。酸化剤ガスは、矢印B方向に移動しながら、電解質膜・電極構造体30を構成するカソード側電極54に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔38aから第2セパレータ34の燃料ガス流路44に導入される。この燃料ガスは、矢印B方向に移動しながら、電解質膜・電極構造体30を構成するアノード側電極56に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体30では、カソード側電極54に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極56に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費され、発電が行われる。
次いで、カソード側電極54に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔36bに沿って矢印A方向に排出される。一方、アノード側電極56に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔38bに沿って矢印A方向に排出される。
また、冷却媒体入口連通孔40aに供給された冷却媒体は、第1及び第2セパレータ32、34間の冷却媒体流路46に導入された後、矢印C方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体30を冷却した後、冷却媒体出口連通孔40bから排出される。
この場合、本実施形態では、第1及び第2エンドプレート20a、20b間には、一対の締結部材60が架けわたされており、燃料電池スタック10に積層方向の荷重が付与された際、前記荷重を前記一対の締結部材60により良好に受けることができる。
しかも、締結部材60には、積層体14の積層方向両側面、具体的には、燃料電池12の両長辺側に形成された凸部57a、57c又は57b、57dに嵌め合う嵌合部73が設けられている。
このため、図6に示すように、燃料電池スタック10に長辺方向一方(矢印B1方向)に荷重(衝撃)G1が付与される際、一方の締結部材60の嵌合部73と凸部57a、57cとが、及び他方の締結部材60の嵌合部73と凸部57b、57dとが、前記荷重G1を良好に受けることが可能になる。
さらに、燃料電池スタック10に長辺方向他方(矢印B2方向)に荷重(衝撃)G2が付与される際には、同様に、各嵌合部73と凸部57a、57c及び凸部57b、57dとの作用下に、前記荷重G2を良好に受けることができる。
さらにまた、燃料電池スタック10の短辺方向に荷重(衝撃)G3が付与される際には、一対の締結部材60の当接作用下に、前記荷重G3を良好に受けることができる。
なお、燃料電池スタック10では、前記燃料電池スタック10の各長辺側に締結部材60が1本ずつ配設されているが、これに限定されるものではない。例えば、燃料電池スタック10の各短辺側にも、同様に締結部材60を1本ずつ配設してもよい。
従って、本実施形態では、部品点数が有効に削減され、簡単な構成で、燃料電池12に付与される外部荷重を確実に受けることが可能になる。これにより、衝突時の積層体14を良好に保持するとともに、シール性の低下を阻止することができるという利点がある。
10…燃料電池スタック 12…燃料電池
14…積層体 16a、16b…ターミナルプレート
18a、18b…絶縁プレート 20a、20b…エンドプレート
22…加圧調整装置 24…荷重測定機構
26…加圧機構 30…電解質膜・電極構造体
32、34…セパレータ 36a…酸化剤ガス入口連通孔
36b…酸化剤ガス出口連通孔 38a…燃料ガス入口連通孔
38b…燃料ガス出口連通孔 40a…冷却媒体入口連通孔
40b…冷却媒体出口連通孔 42…酸化剤ガス流路
44…燃料ガス流路 46…冷却媒体流路
52…固体高分子電解質膜 54…カソード側電極
56…アノード側電極 57a〜57d…凸部
60…締結部材 62…折り曲げ部
64…幅広部 66…本体部
68…補強板部 70…横架板部
72…リブ 73…嵌合部

Claims (3)

  1. 電解質膜の両側に一対の電極を設けた電解質膜・電極構造体と長方形状のセパレータとが積層される燃料電池を備え、複数の前記燃料電池が積層された積層体の積層方向両端には、一対のエンドプレートが配設されるとともに、前記一対のエンドプレートの各長辺同士は、それぞれ締結部材により固定される燃料電池スタックであって、
    各締結部材が配置される前記積層体の積層方向両側面には、それぞれ凸部又は凹部が形成される一方、
    前記締結部材には、前記凸部又は前記凹部に嵌め合う嵌合部が設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  2. 請求項1記載の燃料電池スタックにおいて、前記締結部材には、前記嵌合部に隣接し前記積層方向に延在して補強用リブが設けられることを特徴とする燃料電池スタック。
  3. 請求項1又は2記載の燃料電池スタックにおいて、前記締結部材は、一方のエンドプレート側の一端部に、前記一方のエンドプレートの面方向に屈曲する折り曲げ部を設けるとともに、
    他方のエンドプレート側の他端部に、前記他方のエンドプレートの長辺側に向かって幅寸法が拡大される幅広部を設けることを特徴とする燃料電池スタック。
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