JP2012042385A - 分散測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入力光のパルス幅より小さい伝搬時間差であっても分散測定できる装置を提供する。
【解決手段】発生部と、受信解析部と、演算部とを有する分散測定装置であって、前記発生部が、第1波長の光パルスと、前記第1波長と異なる第2波長の光パルスとを光伝送路に出力し、前記受信解析部が、前記光伝送路から、前記発生部から出力された光パルスを受信する受信部と、前記受信部が受信した光パルスに対して、ウェーブレット変換を行うウェーブレット変換部とを有し、前記演算部が、前記ウェーブレット変換の結果に基づいて前記受信解析部で受信された光パルスにおける前記第1波長の光パルスと前記第2波長の光パルスが光伝送路を伝搬したときの時間差を検出し、前記第1波長及び前記第2波長と前記伝搬時間差とに基づいて、前記光伝送路の分散を算出する分散測定装置とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、光伝送路の分散測定装置に関する。
光伝送システムにおいて、光信号の伝送媒体となる光伝送路の分散を知ることが、システムの運営上、求められる。分散は、光伝送路を信号光が伝送されるとき、送信波長が有する波長成分により群速度が異なることによって生じるものであり、受信側で波形劣化を引き起こす。たとえば、光ファイバの伝送路中の分散を測定する方法として、光ファイバに波長が異なる2つの光パルスを同時に入射し、光ファイバの伝送路を通過後の光パルスの伝搬時間を測定する方法がある。
波長λ1及び波長λ2による光ファイバの分散DLは、光ファイバ伝搬中の光パルスの波長と伝搬時間とから次の式で求められる。
Figure 2012042385
ここで、Δt0は送信側の2つの光パルスの時間差、Δt1は受信側の2つの光パルスの時間差である。
図1は、分散測定の例を示す図である。図1の例では、送信側から、パルス幅wの、波長λ1及び波長λ2の光パルス(例えば、矩形波)が同時(Δt0=0)に光ファイバに入
射され、受信側で、光ファイバの伝送路を通過後の光パルスが受信される。このとき、受信側の2つの光パルスの時間差をΔt1とすると、この光ファイバの分散は、式(1)の
ようになる。
特開2008−64683号公報 特開2003−98037号公報
従来、分散測定の送信信号の光パルスとして矩形波が使用されていた。分散測定における伝搬時間の差が矩形波のパルス幅(wとする)より十分大きくない場合、2つの光パルスが重なり、2つの光パルスの伝搬時間の差を測定することが難しい。また、矩形波のパルス幅wを小さくすると、伝送路が有する分散そのものにより光パルスの波形が歪むため伝搬時間の差を測定することが難しい。さらに、矩形波のパルス幅wを小さくすると、SN比が低下するため、パルス幅wが小さい光パルスは長距離の分散測定に向かない。
光パルスのパルス幅wを大きくすると、SN比が向上するため、長距離の分散測定に適しているが、精度のよい測定が困難である。
また、受信側において光フィルタで波長毎に信号を分離する方法がある。この場合、複数の受信部が必要になり、装置が大きくなる。
図2は、分散測定における伝搬時間の差が光パルスの矩形波のパルス幅より小さい場合の例を示す図である。図2の例では、送信側から、パルス幅wの、波長λ1及び波長λ2の光パルス(矩形波)が同時(Δt0=0)に光ファイバに入射され、受信側で、光ファイ
バの伝送路を通過後の光パルスが受信される。このとき、受信側の2つの光パルスの時間差Δt1が光パルスのパルス幅wより小さいため、時間差を測定することが難しい。した
がって、光ファイバの分散が求められない。
図3は、分散測定における光パルスの矩形波のパルス幅が小さい場合の例を示す図である。図3の例では、送信側から、パルス幅wが小さい波長λ1及び波長λ2の矩形波の光パルスが、同時(Δt0=0)に光ファイバに入射され、受信側で、光ファイバの伝送路を
通過後の光パルスが受信される。パルス幅を小さくすると、光パルス自身が受ける分散の影響が大きくなり、波形が歪むため、2つの光パルスの時間差の測定が困難になる。
開示の装置は、光パルスのパルス幅より小さい伝搬時間差であっても分散測定できる装置を提供することを目的とする。
開示の分散測定装置は、上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、第1の態様は、
発生部と、受信解析部と、演算部とを有する分散測定装置であって、
前記発生部が、第1波長の光パルスと、前記第1波長と異なる第2波長の光パルスとを光伝送路に出力し、
前記受信解析部が、
前記光伝送路から、前記発生部から出力された光パルスを受信する受信部と、
前記受信部が受信した光パルスに対して、ウェーブレット変換を行うウェーブレット変換部とを有し、
前記演算部が、前記ウェーブレット変換の結果に基づいて前記受信解析部で受信された光パルスにおける前記第1波長の光パルスと前記第2波長の光パルスが光伝送路を伝搬したときの時間差を検出し、前記第1波長及び前記第2波長と前記伝搬時間差とに基づいて、前記光伝送路の分散を算出する分散測定装置である。
開示の実施形態によれば、入力光の光パルス幅より小さい伝搬時間差であっても精度よく分散測定できる装置を提供できる。
図1は、分散測定の例を示す図である。 図2は、分散測定における伝搬時間の差が光パルスの矩形波のパルス幅より小さい場合の例を示す図である。 図3は、分散測定における光パルスの矩形波のパルス幅が小さい場合の例を示す図である。 図4は、実施形態の分散測定装置の基本構成例を示す図である。 図5は、分散測定装置の発生部の構成例を示す図である。 図6は、受信解析部の構成例を示す図である。 図7は、分散測定装置の発生部の変形例1を示す図である。 図8は、分散測定装置の発生部の変形例2を示す図である。 図9は、発生部で生成される送信波形と、送信波形のウェーブレット変換の例を示す図である。 図10は、受信解析部の受光部で受信される受信波形と、受信解析部の解析部による受信波形のウェーブレット変換の例を示す図である。 図11は、受信解析部の受光部で受信される受信波形と、受信解析部の解析部による受信波形のウェーブレット変換の例を示す図である。 図12は、受信解析部の受光部で受信される受信波形と、受信解析部の解析部による受信波形のウェーブレット変換の例を示す図である。 図13は、OSCポートを使用する分散測定装置の例を示す図である。 図14は、OADM(Optical Add-Drop Multiplexer)ノードに接続される分散測定装置の例を示す図である。 図15は、入射される光のパルス幅と測定される伝搬時間差との関係を示す図である。 図16は、情報処理装置の例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、開示の実施形態の構成に限定されない。
〔実施形態〕
本実施形態における分散測定装置は、送信側で、光パルスをウェーブレットを使用して生成する。本実施形態における分散測定装置は、受信側で、ウェーブレット解析を行うことで、分散測定をする。
(ウェーブレット変換)
ウェーブレット変換は、周波数解析方法の1つである。ウェーブレット(Wavelet)変
換は局所的な関数から作られる相似関数系を規定しているため、フーリエ変換とは異なり時間・周波数同時分解が可能になる。時間・周波数変換が可能な例として、窓関数を用いたフーリエ変換が知られている。窓関数を用いたフーリエ変換では、窓関数の選び方により時間分解能、周波数分解能が、ともに固定される。これに対して、ウェーブレット変換は、低い周波数に対して低い時間分解能、高い周波数に対して高い時間分解能を持つという特徴を有する。
信号x(t)に対するウェーブレット変換Tは、マザーウェーブレットをψとすると、次式で与えられる。
Figure 2012042385
ここで、係数a、bは、スケール係数である。係数aは、マザーウェーブレットψを時間軸方向に拡大又は縮小する比率を決定するパラメータである。係数aは、周波数の逆数と等価である。係数bは、時間のシフト量に対応するパラメータである。
ウェーブレット変換T(a,b)は、信号x(t)とウェーブレットψ((t−b)/a)との相関が高い場合に、大きな値となる。即ち、T(a,b)は、信号x(t)が、あるタイミング(時刻t=b)で、ある周波数(1/aに相当する周波数)成分を含む場合に、大きな値となる。
マザーウェーブレットψがメキシカンハット型である場合、次式のように表される。
Figure 2012042385
式(3)から分かるように、マザーウェーブレットψの形状は、係数aが小さくなるにつれて、時間軸方向に縮小する。式(3)から分かるように、ウェーブレットψの波形は、時刻t=bを中心として左右対称の波形となる。
本実施形態で使用されるマザーウェーブレット(ウェーブレットともいう)は、メキシカンハット型に限定されない。
(基本構成)
図4は、実施形態の分散測定装置の基本構成例を示す図である。分散測定装置10は、発生部100、受信解析部500、及び、演算部600を含む。発生部100と、受信解析部500とは、光伝送路を介して接続される。光伝送路は、たとえば、伝送媒体として光ファイバを用いることができるが、光を伝送できる媒体であればなんでもよい。
発生部100は、ウェーブレットパルス信号を生成し、互いに異なる周波数の搬送波に変調し、合成して、光ファイバに入射する。
受信解析部500は、発生部100からの信号を、光ファイバを介して、受信し、解析する。受信解析部500は、受信部510及び解析部520を有する。受信部510は、発生部100からの光パルスを光ファイバを介して受信し、増幅して、解析部520に出力する。解析部520は、受信部510から入力された信号を、A/D(Analog to Digital)変換し、ウェーブレット解析を行う。
演算部600は、受信解析部500の解析結果に基づいて、光ファイバの分散値を算出する。演算部600は、発生部100及び受信解析部500に接続される。演算部600は、伝搬時間差算出部610、及び、記憶部620を有する。
(発生部の構成例)
図5は、分散測定装置の発生部の構成例を示す図である。図5の分散測定装置10の発生部100は、ウェーブレットタイプ設定部110、ウェーブレットパルス生成部120、第1パルジェネレータ131、第2パルスジェネレータ132、第1ドライバ141、第2ドライバ142を有する。また、発生部100は、第1光源151、第2光源152、第1変調器161、第2変調器162、合波器170を有する。発生部100は、2つの変調器(光変調器)を含む。ウェーブレットタイプ設定部110、ウェーブレットパルス生成部120は、例えば、コンピュータ上で実行されるソフトウェア、又は、専用のDSP(Digital Signal Processor)として実現される。
ウェーブレットタイプ設定部110は、作成するウェーブレットパルスのタイプ、次数、パルス幅等をウェーブレットパルス生成部120に指示する。ウェーブレットタイプ設定部110は、利用者等から、作成するウェーブレットパルスのタイプ(形状)、次数、パルス幅等を受付ける。
ウェーブレットパルス生成部120は、ウェーブレットタイプ設定部110から指示されたウェーブレットパルスを生成する。ウェーブレットパルス生成部120は、記憶部125に格納されるパラメータテーブルから、ウェーブレットパルスを生成するためのパラメータを抽出する。ウェーブレットタイプ設定部120は、抽出したパラメータに基づい
て、ウェーブレットパルス(の波形)を生成する。ウェーブレットパルス生成部120は、生成したウェーブレットパルスを、第1パルスジェネレータ131及び第2パルスジェネレータ132に出力する。同一のウェーブレットパルスが、第1パルスジェネレータ131及び第2パルスジェネレータ132に出力される。ウェーブレットパルス生成部120は、算出したウェーブレットパルスに、所定のオフセット値を加算したものをウェーブレットパルスとする。所定のオフセット値は、第1パルスジェネレータ131に入力されるウェーブレットパルスが負の値にならない一定の値とする。即ち、所定のオフセット値は、算出されたウェーブレットパルスの最低値が負である場合、当該最低値の絶対値以上の値となる。また、所定のオフセット値は、算出されたウェーブレットパルスの最低値が正である場合、所定のオフセット値は0でもよい。所定のオフセット値が加算されないと第1変調器161で変調される光の振幅が負に制御され正常でない変調信号となるため、所定のオフセット値が加算される。また、ウェーブレットパルス生成部120が所定のオフセット値を加算せずに、ウェーブレットパルス生成部120が第1変調器161で所定のオフセット値に相当する直流バイアスが加算されるように第1変調器161に指示してもよい。ウェーブレットパルス生成部120は、演算部600に、第1光源151及び第2光源152の光の波長の情報を送信する。また、ウェーブレットパルス生成部120は、演算部600を介して、受信解析部500に、生成したウェーブレットパルスの形状等の情報を送信してもよい。
ウェーブレットパルス生成部120が生成するパルスの波形は、ウェーブレットに限定されず、例えば、矩形波が使用されてもよい。
記憶部125は、ウェーブレットパルス生成部120がウェーブレットパルスを生成するためのパラメータを含むパラメータテーブルを格納する。記憶部125は、例えば、メモリ、ハードディスクドライブとして実現される。
第1パルスジェネレータ131は、ウェーブレットパルス生成部120からウェーブレットパルスを受信する。第1パルスジェネレータ131は、受信したウェーブレットパルスを、デジタル信号からアナログ信号に、D/A(Digital to Analog)変換する。第1
パルスジェネレータ131は、アナログ信号に変換されたウェーブレットパルスを、第1ドライバに出力する。
第1ドライバ141は、第1パルスジェネレータ131からウェーブレットパルスを受信する。第1ドライバ141は、受信したウェーブレットパルスを、第1変調器161に、タイミングを制御して出力する。
第1光源151は、所定の波長λ1の光を、変調器161に出力する。第1光源151が出力する光の波長は、ウェーブレットパルス生成部120によって指定され得る。第1光源151として、例えば、半導体レーザが使用される。
第1変調器161は、第1ドライバ141から入力されたウェーブレットパルスの信号の波形に応じて、第1光源151からの波長λ1の光を、振幅変調する。第1変調器161が光に対し制御を加える方法として、例えば、半導体の電界吸収効果、電気光学効果が、挙げられる。変調器161として、例えば、半導体光変調器、LN変調器が使用される。
第2パルスジェネレータ132、第2ドライバ142、第2光源152、及び、第2変調器162は、それぞれ、第1パルスジェネレータ131、第1ドライバ141、第1光源151、及び、第1変調器161と、同様に動作する。ただし、第2光源152は、所定の波長λ2の光を出力する。ここで、波長λ1と波長λ2とは、互いに異なる波長であ
る。
合波器170は、第1変調器161の出力及び第2変調器162の出力を合成し、光ファイバに入射する。これにより、光ファイバには、同じ波形の波長λ1の光及び波長λ2の光が入射される。
光ファイバに同じ波形で波長の異なる光が同時に入射されることで、発生部100では、パルスの時間差を測定する構成が設けられなくてもよい。また、例えば、第1変調器161の出力を既知の長さの伝送路に通して、波長λ1の光と波長λ2の光とに既知の時間差を与えてもよい。この既知の時間差と、受信側で検出される時間差とから、真の伝搬時間差が求められてもよい。
(受信解析部の構成例)
図6は、受信解析部の構成例を示す図である。受信解析部500は、受信部510及び解析部520を有する。受信部510は、受光部511、増幅部512を有する。解析部520は、DC(Direct Current)カット部521、A/D変換部522、ウェーブレット解析演算部523、入出力IF部524、記憶部525を有する。
受信部510の受光部511は、発生部100からの光を、光ファイバを介して受信する。受光部511は、受信したパルス光を電気信号に変換して増幅部512に出力する。受光部510として、例えば、フォトダイオード、PINフォトダイオード等が使用される。
増幅部512は、受光部511から出力される電気信号を増幅し、解析部520に出力する。
解析部520のDCカット部521は、受信部510の増幅部512から入力された信号の直流(DC)成分をカットする。DCカット部521は、省略されてもよい。ウェーブレット解析の際、直流成分はほとんど考慮されないからである。
A/D変換部522は、アナログ信号からデジタル信号に、入力された信号を変換する。
ウェーブレット解析演算部523は、A/D変換部522から入力された信号を、記憶部525に格納する。また、ウェーブレット解析演算部523は、記憶部525に格納された信号に対し、上記の式(2)に基づいて、ウェーブレット変換を行う。ウェーブレット解析演算部523は、少なくとも、発生部100から送信された信号が、受信される期間において、式(2)に基づいて、ウェーブレット変換を行う。ウェーブレット解析演算部523は、発生部100から演算部600を介して、光ファイバに入射された光パルスのウェーブレットの形状等の情報を受信してもよい。ウェーブレット解析演算部523が入射された光パルスのウェーブレットの形状(タイプ)を使用してウェーブレット変換をすることで、式(2)におけるTの値が大きくなる。入射された光パルスのウェーブレットの形状を使用してウェーブレット変換を行うことで、受信信号とウェーブレットとの相関が高くなるため、式(2)におけるTの値が大きくなる。換言すれば、光伝送路に配置された光増幅器などによる雑音の影響が低減される。よって、雑音の影響が低減されることで、精度のよい分散の測定が可能となる。
また、発生部100から光ファイバに入射される光パルスをウェーブレットとした場合、光パルスを矩形波とした場合に比べ、受信信号とウェーブレットとの相関が高くなるため、式(2)におけるTの値が大きくなる。よって、光ファイバに入射される光パルスを
矩形波ではなくウェーブレット波形とすることで、光伝送路上に配置された光増幅器などが発生する雑音の影響が低減される。
ウェーブレット解析演算部523は、例えば、コンピュータ上で実行されるソフトウェア、又は、専用のDSP(Digital Signal Processor)として実現される。
記憶部525は、A/D変換部522によってデジタル信号に変換された信号を、格納する。記憶部525は、ウェーブレット解析演算部523によるウェーブレット変換の結果を格納する。記憶部525は、ウェーブレット変換の際に使用されるパラメータ等が格納される。記憶部525は、例えば、RAM(Random Access Memory)、FLASHメモリ、ハードディスクドライブなどを用いて実現してよい。
入出力IF部524は、演算部600等との間で、情報の入出力を行う。
(演算部の構成例)
演算部600は、受信解析部500によるウェーブレット変換の結果に基づいて、光ファイバの分散の算出を行う。演算部600は、伝搬時間差算出部610、及び、記憶部610を有する。
演算部600の伝搬時間差算出部610は、発生部100から光ファイバに入射された光の波長の情報を受信する。伝搬時間差算出部610は、受信した光の波長の情報を記憶部620に格納する。伝搬時間差算出部610は、発生部100から光ファイバに入射された光パルスのウェーブレットの形状等の情報を受信し、記憶部620に格納してもよい。伝搬時間差算出部610は、発生部100から受信した光ファイバに入射された光パルスのウェーブレットの形状等の情報を受信解析部500に送信してもよい。
伝搬時間差算出部610は、受信解析部500からウェーブレット変換の結果を受信し、記憶部620に格納する。伝搬時間差算出部610は、受信したウェーブレット変換の結果に基づいて、受信解析部500が受信した2つの光パルスの時間差を検出する。ウェーブレット変換の結果から2つの光パルスの時間差を検出する方法については、後述する。伝搬時間差算出部610は、光ファイバに入射された2つの光の波長及び光ファイバから受信された2つの光パルスの時間差から、式(1)に基づいて、光ファイバの分散を算出する。演算部600は、例えば、コンピュータ上で実行されるソフトウェア、又は、専用のDSP(Digital Signal Processor)として実現される。
(発生部の変形例1)
図7は、分散測定装置の発生部の変形例1を示す図である。図7の例では、図4の発生部100の代わりに、発生部200が使用される。発生部200は、発生部100と共通点を有する。ここでは、主に相違点について説明する。発生部200は、1つの変調器を有する点で、発生部100と主に異なる。
図7の発生部200は、ウェーブレットタイプ設定部210、ウェーブレットパルス生成部220、パルジェネレータ230、ドライバ240を有する。また、発生部200は、第1光源251、第2光源252、変調器260、合波器270を有する。
ウェーブレットパルス生成部220は、ウェーブレットタイプ設定部210から指示されたウェーブレットパルスを生成する。ウェーブレットパルス生成部220は、記憶部225に格納されるパラメータテーブルから、ウェーブレットパルスを算出するためのパラメータを抽出する。ウェーブレットタイプ設定部220は、抽出したパラメータに基づいて、ウェーブレットパルス(の波形)を生成する。ウェーブレットタイプ設定部220は
、生成したウェーブレットパルスを、パルスジェネレータ230に出力する。
ウェーブレットパルス生成部220が生成するパルスの波形は、ウェーブレットに限定されず、例えば、矩形波が使用されてもよい。
ドライバ240は、パルスジェネレータ230からウェーブレットパルスを受信する。ドライバ240は、受信したウェーブレットパルスを、変調器260に、タイミングを制御して出力する。
第1光源251は、所定の波長λ1の光を、合波器270に出力する。同様に、第2光源252は、所定の波長λ2の光を、合波器270に出力する。
合波器270は、第1光源251からの波長λ1の光、及び第2光源252からの波長λ2の光を合成し、変調器260に出力する。
変調器260は、ドライバ240から入力されたウェーブレットパルスの信号の波形に応じて、合波器270からの光を、振幅変調する。変調器260は、変調した光を、光ファイバに入射する。これにより、光ファイバには、同じ波形の波長λ1の光及び波長λ2の光が入射される。
発生部200によれば、変調器を1つにすることができ、発生部の構成が、発生部100に比べて簡素化される。
(発生部の変形例2)
図8は、分散測定装置の発生部の変形例2を示す図である。図8の例では、図4の発生部100の代わりに、発生部300が使用される。発生部300は、発生部100と共通点を有する。ここでは、主に相違点について説明する。発生部300は、変調器を有さない点で、発生部100と主に異なる。発生部300は、直接変調を行う。
図8の発生部300は、ウェーブレットタイプ設定部310、ウェーブレットパルス生成部320、第1パルジェネレータ331、第2パルジェネレータ332、第1ドライバ341、第2ドライバ342を有する。また、発生部300は、第1光源351、第2光源352、合波器370を有する。
ウェーブレットパルス生成部320は、算出したウェーブレットパルスに、所定のオフセット値を加算したものをウェーブレットパルスとする。所定のオフセット値は、第1パルスジェネレータ331に入力されるウェーブレットパルスが負の値にならない一定の値とする。
ウェーブレットパルス生成部320が生成するパルスの波形は、ウェーブレットに限定されず、例えば、矩形波が使用されてもよい。
第1ドライバ341は、第1パルスジェネレータ331からウェーブレットパルスを受信する。第1ドライバ341は、受信したウェーブレットパルスを、第1光源351に、タイミングを制御して出力する。
第1光源351は、第1ドライバ341から入力されたウェーブレットパルスの信号の波形に応じた振幅で駆動パワーを変調し、波長λ1の光を出力する。
第2パルスジェネレータ332、第2ドライバ342、及び、第2光源352は、それ
ぞれ、第1パルスジェネレータ331、第1ドライバ341、及び、第1光源351と、同様に動作する。ただし、第2光源352は、所定の波長λ2の光を出力する。
合波器370は、第1光源351からの光及び第2光源352からの光を合成し、光ファイバに入射する。
発生部300によれば、光変調器を使用しなくてもよく、発生部の構成が、発生部100及び発生部200に比べて簡素化される。
〈波形の例〉
発生部100等で生成される送信波形の例、又は、受信解析部500で受信される受信波形の例を示す。以下、発生部100が生成する送信波形について説明するが、発生部100の代わりに、発生部200、又は、発生部300が使用された場合も、同様である。
(送信波形の例1)
図9は、発生部で生成される送信波形と、送信波形のウェーブレット変換の例を示す図である。
図9の上の図は、発生部100から光ファイバに入射される光パルス(ウェーブレットパルス)の波形(送信波形)の例を示す図である。図9の上の図の横軸は時間であり、縦軸は光の強度である。図9の上の図のウェーブレットパルスのパルス幅は、16psである。図9の上の図のウェーブレットパルスは、2つの波長のパルスが含まれるが、2つのパルスの時間差が0であるため、2つのパルスは1つのパルスのように見える。
図9の下の図は、発生部100から光ファイバに入射される光パルスを、ウェーブレット変換した例の図である。図9の下の図の横軸は時間であり、縦軸は周波数である。図9の下の図の横軸は、図9の上の図の横軸と共通である。周波数を一定として時間軸方向に見ると、3個のピークが存在することが分かる。このピークは、式(2)のTの値が大きいことを示す。また、この3つのピークのうち、中心のピークの位置(時刻)は、図9の上の図の送信波形のピークの位置と一致する。即ち、中心のピークは、当該ピークの位置(時刻)において、送信信号とウェーブレットとの相関が高いことを示す。
(受信波形の例1)
図10は、受信解析部の受光部で受信される受信波形と、受信解析部の解析部による受信波形のウェーブレット変換の例を示す図である。
図10の上の図は、光ファイバから受信される光パルス(ウェーブレットパルス)の波形(受信波形)の例を示す図である。図9の上の図の横軸は時間であり、縦軸は光の強度である。図10の上の図のウェーブレットパルスのパルス幅は、16psである。図10の上の図のウェーブレットパルスは、2つの波長のパルスが含まれる。2つのパルスは、発生部から同時に光ファイバに入射されたが、光ファイバの分散により時間差が発生している。図10の上の図の例では、光パルスの時間差は、40psである。この時間差は、パルス幅よりも十分大きい。
図10の下の図は、光ファイバから受信される光パルスを、解析部520でウェーブレット変換した例の図である。図10の下の図の横軸は時間であり、縦軸は周波数である。図10の下の図の横軸は、図10の上の図の横軸と共通である。時間軸方向に見ると、低周波数(低次成分)から高周波数(高次成分)に渡って、左から2番目のピークの位置と、右から2番目のピークの位置が、それぞれ、受信波形のピークの位置に対応していることが分かる。ピークは、ピークの位置(時刻)において、受信波形とウェーブレットの波
形との相関が高いことを示す。即ち、ウェーブレット変換した結果において、左から2番目のピークの位置と右から2番目のピークの位置との間隔が、光パルスの時間差に対応する。演算部600は、ウェーブレット変換した結果において、左から2番目のピークの位置と右から2番目のピークの位置とを検出し、その時間差を測定することにより、2つの光パルスの時間差を算出することができる。
(受信波形の例2)
図11は、受信解析部の受光部で受信される受信波形と、受信解析部の解析部による受信波形のウェーブレット変換の例を示す図である。図11の例では、図10の例と比べて、光パルスの時間差に対する光パルスのパルス幅の比が、小さい。
図11の上の図のウェーブレットパルスのパルス幅は、4.5psである。図11の上の図のウェーブレットパルスは、2つの波長のパルスが含まれる。2つのパルスは、発生部から同時に光ファイバに入射されたが、光ファイバの分散により時間差が発生している。図10の上の図の例では、光パルスの時間差は、3psである。
図11の下の図は、光ファイバから受信される光パルスを、解析部520でウェーブレット変換した例の図である。図11の下の図の横軸は、図11の上の図の横軸と共通である。時間軸方向に見ると、低周波数(低次成分)では、3個のピークが存在する。高周波数(高次成分)では、5個又は6個のピークが存在する。高周波数における、左から2番目のピークの位置と、右から2番目のピークの位置とが、それぞれ、受信波形のピークの位置に対応していることが分かる。即ち、ウェーブレット変換した結果において、高周波数における、左から2番目のピークの位置と右から2番目のピークの位置との間隔が、光パルスの時間差に対応する。ピークは、ピークの位置(時刻)及び周波数において、受信波形とウェーブレットの波形との相関が高いことを示す。即ち、ピークの位置(時刻)において発生部100からの信号が受信されたことが想定される。よって、ウェーブレット変換した結果において、高周波数における、左から2番目のピークの位置と右から2番目のピークの位置との間隔を測定することにより、光パルスの時間差が検出される。演算部600は、ウェーブレット変換した結果において、高周波数における左から2番目のピークの位置と右から2番目のピークの位置とを検出し、その時間差を測定することにより、2つの光パルスの時間差を算出することができる。高い周波数の成分から時間差が算出されるのは、ウェーブレット変換の性質により、高い周波数に対して高い時間分解能を有するからである。
(受信波形の例3)
図12は、受信解析部の受光部で受信される受信波形と、受信解析部の解析部による受信波形のウェーブレット変換の例を示す図である。図12の例では、光パルスの時間差が小さく、2つの光パルスが重なっている。
図12の上の図のウェーブレットパルスの送信時のパルス幅は、16psである。図12の上の図のウェーブレットパルスは、2つの波長のパルスが含まれる。2つのパルスは、発生部から同時に光ファイバに入射され、光ファイバの分散により時間差が発生している。この光パルスの時間差は、計算値で、10.1psである。この時間差は、光パルスのパルス幅よりも小さい。よって、受信側で、2つの光パルスが重なっている。この場合、受信波形から2つの光パルスの時間差を検出することはできない。
図12の下の図は、光ファイバから受信される光パルスを、解析部520でウェーブレット変換した例の図である。図12の下の図の横軸は、図12の上の図の横軸と共通である。時間軸方向に見ると、高周波数(高次成分)では、4個又は5個のピークが存在する。高周波数における、左から2番目のピークの位置と右から2番目のピークの位置との間
隔が、光パルスの時間差に対応する。ここでは、左から2番目のピークの位置と右から2番目のピークの位置との間隔は、14psである。これは、光パルスの時間差に対応する。演算部600は、ウェーブレット変換の結果を使用することにより、受信された2つの光パルスの時間差が光パルスのパルス幅より小さい場合であっても、2つの光パルスの時間差が検出される。
〈パルスの伝搬時間差の算出の例〉
パルスの伝搬時間差の算出の手順は、例えば、次のように行う。
受信解析部500のウェーブレット解析演算部523は、受信した信号を、式(2)に基づいて、ウェーブレット変換する。受信解析部500は、演算部600にウェーブレット変換の結果を送信する。
演算部600の伝搬時間差算出部610は、受信解析部500から受信したウェーブレット変換の結果に基づいて、時間対周波数マップを作成する。この時、時間ステップをΔt、周波数ステップをΔfとする。
伝搬時間差算出部610は、作成した時間対周波数マップの高周波成分から、周波数領域に対して一定間隔(Δf)ごとに切り出し、周波数ごとの、全時間幅に対しての一次元データを取得する。ある周波数の一次元データにおいて、数値の大きいところが当該周波数の成分が強いことを意味する。伝搬時間差算出部610は、周波数ごとに、一次元データを1次元グラフに変換する。
伝搬時間差算出部610は、一次元グラフにおいて、ピークが4つ以上になる、各周波数における1次元グラフを探索する。このとき、伝搬時間差算出部610は、周波数が低い1次元グラフから探索しても、周波数が高い1次元グラフから探索してもよい。
伝搬時間差算出部610は、ピークが4つ以上の1次元グラフが得られた場合に、当該ピーク位置の時間成分が最も小さいものから2番目と最も大きいものから2番目の2点の時間を抽出し、それぞれ、t1、t2とする。伝搬時間差算出部610は、t2−t1をパルスの伝搬時間差として記録し、記憶部620に格納する。
ピーク位置の時間成分が最も小さいものから2番目と最も大きいものから2番目の2点の時間を抽出して伝搬時間差を得るのは、次のような理由による。ピークは周波数成分が強いところに現れるが、wavelet変換後の画像からもわかるように、パルスの振幅が小さ
いところにも現れている。例えば、2つのパルス間に十分な時間差がある場合、1つのパルスの前後の時間にもピークがあることが確認できる。パルスの前後の時間のピークは、それぞれ、パルスの増加部分(パルスの中心より左側)、及び、パルスの減少部分(パルスの中心より右側)に対応する周波数成分を、示していると考えられる。よって、時間軸で見た時に最左端と最右端のピークは、それぞれ、最初に観測点に到達するパルスの前の部分と、次に到達するパルスの後の部分を示していることになる。そのため、時間成分が最も小さいものから2番目のピークと最も大きいのものから2番目のピークとの2点の時間差から、2つのパルスの伝搬時間差を得ることができる。
〈発生部、受信解析部、演算部の具体的構成例〉
発生部100、発生部200、発生部300、受信解析部500、及び、演算部600は、パーソナルコンピュータ(PC、Personal Computer)のような汎用のコンピュータ
またはサーバマシンのような専用のコンピュータを使用して実現可能である。発生部100、発生部200、発生部300、受信解析部500、及び、演算部600は、携帯端末のような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を
使用して実現可能である。
図16は、情報処理装置の例を示す図である。コンピュータ、すなわち、情報処理装置は、プロセッサ、主記憶装置、及び、二次記憶装置や、通信インタフェース装置のような周辺装置とのインタフェース装置(I/F装置)を含む。主記憶装置及び二次記憶装置は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
コンピュータは、プロセッサが記録媒体に記憶されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて周辺機器が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。
プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Data Signal Processor)である。主記憶装置は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。
二次記憶装置は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディス
クドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。また、二次記憶装置は、リムーバブル
メディア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)のようなディスク記録媒体である。
通信インタフェース装置は、例えば、LAN(Local Area Network)インタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路、光通信のための装置である。
周辺装置は、上記の二次記憶装置や通信インタフェース装置の他、キーボードやポインティングデバイスのような入力装置や、ディスプレイ装置やプリンタのような出力装置を含む。また、入力装置は、カメラのような映像や画像の入力装置や、マイクロフォンのような音声の入力装置を含むことができる。また、出力装置は、スピーカのような音声の出力装置を含むことができる。
発生部100を実現するコンピュータは、プロセッサが二次記憶装置に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、ウェーブレットタイプ設定部110及びウェーブレットパルス生成部120としての機能を実現する。一方、記憶部125は、主記憶装置または二次記憶装置の記憶領域に設けられる。
発生部200を実現するコンピュータは、プロセッサが二次記憶装置に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、ウェーブレットタイプ設定部210及びウェーブレットパルス生成部220としての機能を実現する。一方、記憶部225は、主記憶装置または二次記憶装置の記憶領域に設けられる。
発生部300を実現するコンピュータは、プロセッサが二次記憶装置に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、ウェーブレットタイプ設定部310及びウェーブレットパルス生成部320としての機能を実現する。一方、記憶部325は、主記憶装置または二次記憶装置の記憶領域に設けられる。
受信解析部500を実現するコンピュータは、プロセッサが二次記憶装置に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、ウェーブレット解析演算部523としての機能を実現する。一方、記憶部525は、主記憶装置または二次記憶装置の記憶領域に設けられる。また、入出力IF部524は、インタフェース装置として実現される。
演算部600を実現するコンピュータは、プロセッサが二次記憶装置に記憶されているプログラムを主記憶装置にロードして実行することによって、伝搬時間差算出部610としての機能を実現する。一方、記憶部620は、主記憶装置または二次記憶装置の記憶領域に設けられる。
(実施例1)
図13は、OSC(Optical Supervisory Channel)ポートを使用する分散測定装置の
例を示す図である。図13の分散測定装置20は、発生部100、受信解析部500、演算部600、OSC部710、合波器720、アンプ730、OSCカプラ(OSC CPL)
740、OSCデカプラ(OSC DCPL)760、アンプ770、分波器780、OSC部790を備える。発生部100の代わりに、発生部200又は発生部300が使用されてもよい。
発生部100は、上述したように、波長が互いに異なる2つの光信号を生成し、合波器720に出力する。
OSC部710は、OSC信号を生成し、合波器720に入力する。
合波器720は、発生部100で生成された2つの光パルスを含む光信号と、OSC部710で生成された信号とを合成し、OSCカプラ740に出力する。
アンプ730は、光信号を増幅して、OSCカプラ740に出力する。
OSCカプラ740は、合波器720からの信号とアンプ730からの信号とを合成し、光ファイバに出力する。
OSCデカプラ760は、光信号からOSCの波長及び発生部100が生成した光の波長のみを分離して、分波器780に入力する。OSCデカプラ760は、光信号をアンプ770に出力する。アンプ770は、入力された光信号を増幅して出力する。
分波器780は、OSC信号と発生部からの光信号とを分派して、それぞれ、OSC部90、受信解析部500に入力する。
OSC部790は、分波器780で分離されたOSC信号を受信する。
受信解析部500は、上述したように、受信した信号に対して、ウェーブレット変換を行い、演算部に出力する。
演算部600は、上述したように、発生部100から2つの光信号の波長の情報を受信し、受信解析部500からウェーブレット変換の結果を受信し2つの光信号の時間差を検出して、光ファイバの分散を算出する。
分散測定装置20は、OSCポートに、発生部100、受信解析部500、演算部600を組み込むことにより、光ファイバ伝送路の状態を、随時監視することができる。
(実施例2)
次に実施例2について説明する。実施例2は、上記の例との共通点を有する。従って、ここでは、主として相違点について説明する。
実施例2では、任意の連続した複数のOADMノードにおいて、任意のOADMノード間の分散測定の例を示す。
図14は、OADM(Optical Add-Drop Multiplexer)ノードに接続される分散測定装置の例を示す図である。図14の例では、OADMノード800A、OADMノード800B、OADMノード800Cが直列に光ファイバで、接続されている。ここでは、OADMノード800AとOADMノード800Bとの間の伝送路の分散、OADMノード800AとOADMノード800Cとの間の伝送路の分散の測定について説明する。
OADMノード800Aには、分散測定装置30Aが接続されている。OADMノード800Bには、分散測定装置30B及び分散測定装置30Cが接続されている。OADMノード800Cには、分散測定装置30Dが接続されている。各分散測定装置は、制御装置900に接続されている。
OADMノード800Aは、OSC部810、合波器820、光スイッチ(光SW)825、OADM部830、OSCカプラ840、OSCデカプラ860、分波器870、OSC890を含む。
分散測定装置30A及び分散測定装置30Dは、発生部100、受信解析部500を含む。発生部100の代わりに、発生部200又は発生部300が使用されてもよい。分散測定装置30B及び分散測定装置30Cは、受信解析部500を含む。
光スイッチ825は、分散測定装置からの信号を合波器820に出力し、分波器890からの信号を分散測定装置に出力する。
OADM部830は、光ファイバ内の光信号に対して特定の波長に応じた分離と混合を行なう。また、OADM部830は、光信号に対して増幅を行う。OADM部830で処理された信号は、OSCカプラ840に出力される。
制御装置900は、各分散測定装置を制御する。制御装置900は、演算部600を含む。
ここで、OADMノード800AからOADMノード800Bへの伝送路の分散測定について説明する。
分散測定装置30Aは、上述のように、波長が互いに異なる2つの光信号を生成し、OADMノード800Aの光スイッチ825に出力する。光スイッチ825に入力された光信号は、合波器820、OSCカプラ840を介して、OADMノード800Bに向けて出力される。OADMノード800BからOADMノード800Bに入力された光信号は、OSCデカプラ860、分波器870、光スイッチ825を介して、分散測定装置30Bに入力される。分散測定装置30Bは、受信した光信号を、ウェーブレット変換し、制御装置900に出力する。制御装置900は、分散測定装置30Bからのウェーブレット変換の結果から、2つの光パルスの時間差を検出する。制御装置900は、分散測定装置30Aから、送信した2つの光信号の波長の情報を取得する。制御装置900は、2つの光信号の波長と、受信された時の時間差とから、OADMノード800AからOADMノード800Bへの伝送路の分散を算出する。
ここで、OADMノード800AからOADMノード800Cへの伝送路の分散測定について説明する。
分散測定装置30Aは、上述のように、波長が互いに異なる2つの光信号を生成し、OADMノード800Aの光スイッチ825に出力する。光スイッチ825に入力された光信号は、合波器820、OSCカプラ840を介して、OADMノード800Bに向けて出力される。OADMノード800BからOADMノード800Bに入力された光信号は、OSCデカプラ860、OADM部830、OSCカプラ840を介して、OADMノード800Cに入力される。OADMノード800BからOADMノード800Cに入力された光信号は、OSCデカプラ860、分波器870、光スイッチ825を介して、分散測定装置30Dに入力される。分散測定装置30Dは、受信した光信号を、ウェーブレット変換し、制御装置900に出力する。制御装置900は、分散測定装置30Cからのウェーブレット変換の結果から、2つの光パルスの時間差を検出する。制御装置900は、分散測定装置30Aから、送信した2つの光信号の波長の情報を取得する。制御装置900は、2つの光信号の波長と、受信された時の時間差とから、OADMノード800AからOADMノード800Cへの伝送路の分散を算出する。
OADMノード800BからOADMノード800Cへの伝送路の分散は、OADMノード800AからOADMノード800Cへの伝送路の分散から、OADMノード800AからOADMノード800Bへの伝送路の分散を、減算することにより算出される。
また、OADMノード800CからOADMノード800Aへの方向の伝送路の分散についても同様に測定することができる。ここで、OADMノード800Aや、OADMノード800Cのように、分散を測定使用する区間の端に存在するノードに接続される分散測定装置が発生部100を有して入ればよい。OADMノード800Bのように、中間に存在するノードに接続される分散測定装置は、受信解析部500を備えていればよい。
ここでは、3つの連続するOADMノードについての分散測定について説明したが、3つに限定されず、同様にして4以上の連続するOADMノード間の分散を求めることができる。
実施例2の構成によれば、任意の連続した複数のOADMノードにおいて、任意のOADMノード間の分散測定ができる。
(実施形態の作用効果)
図15は、入射される光のパルス幅と測定される伝搬時間差(2つの光パルスの時間差)との関係を示す図である。図15のグラフにおいて、黒丸で示される点は、従来の方法で測定可能であった、伝搬時間差を示す。また、黒四角で示される点は、実施形態の分散測定装置10で測定された伝搬時間差を示す。従来は、時間差が入射される光のパルス幅よりも小さい場合は、2つの光パルスの時間差を検出することができなかった。パルス幅より伝搬時間差が小さい場合、2つの光の波形が重なるからである。実施形態の分散測定装置10によると、ウェーブレット変換を使用することで、2つの光パルスの時間差が光ファイバに入射される光のパルス幅よりも小さい場合であっても、2つの光パルスの時間差が測定され得る。即ち、分散測定装置10によれば、受信された光パルスの時間差が、入射された光パルスのパルス幅と同等、又は、このパルス幅よりも小さくても、測定可能である。
分散測定装置10は、光ファイバに入射する光パルスを受信し、ウェーブレット変換を行う。分散測定装置10は、ウェーブレット変換の結果から、受信したパルスの時間差を測定し、光ファイバの分散を算出する。
分散測定装置10は、光伝送路に入射する光パルスの形状をウェーブレットで構成し、受信側でウェーブレット変換を行う。これにより、分散測定装置10は、入射される光パ
ルスの形状をウェーブレットで構成し、ウェーブレット変換が使用されることで光伝送路に配置された光増幅器などが発生する雑音の影響が低減され、伝搬時間差の測定分解能を上げ、分散測定の精度向上を可能にする。
10 分散測定装置
20 分散測定装置
100 発生部
110 ウェーブレットタイプ設定部
120 ウェーブレットパルス生成部
125 記憶部
131 第1パルスジェネレータ
132 第2パルスジェネレータ
141 第1ドライバ
142 第2ドライバ
151 第1光源
152 第2光源
161 第1変調器
162 第2変調器
170 合波器
200 発生部
210 ウェーブレットタイプ設定部
220 ウェーブレットパルス生成部
225 記憶部
230 パルスジェネレータ
240 ドライバ
251 第1光源
252 第2光源
261 第1変調器
262 第2変調器
270 合波器
300 発生部
310 ウェーブレットタイプ設定部
320 ウェーブレットパルス生成部
325 記憶部
331 第1パルスジェネレータ
332 第2パルスジェネレータ
341 第1ドライバ
342 第2ドライバ
351 第1光源
352 第2光源
370 合波器
500 受信解析部
510 受信部
511 受光部
512 増幅部
520 解析部
521 DCカット部
522 A/D変換部
523 ウェーブレット解析演算部
524 入出力IF部
525 記憶部
600 演算部

Claims (5)

  1. 発生部と、受信解析部と、演算部とを有する分散測定装置であって、
    前記発生部が、第1波長の光パルスと、前記第1波長と異なる第2波長の光パルスとを光伝送路に出力し、
    前記受信解析部が、
    前記光伝送路から、前記発生部から出力された光パルスを受信する受信部と、
    前記受信部が受信した光パルスに対して、ウェーブレット変換を行うウェーブレット変換部とを有し、
    前記演算部が、前記ウェーブレット変換の結果に基づいて前記受信解析部で受信された光パルスにおける前記第1波長の光パルスと前記第2波長の光パルスが光伝送路を伝搬したときの時間差を検出し、前記第1波長及び前記第2波長と前記伝搬時間差とに基づいて、前記光伝送路の分散を算出する分散測定装置。
  2. 前記発生部は、所定のウェーブレット波形に基づく振幅を有する第1波長の光パルスと、前記所定のウェーブレット波形に基づく振幅を有する前記第1波長と異なる第2波長の光パルスとを同時に光伝送路に出力し、
    前記受信解析部の前記ウェーブレット変換部は、前記所定のウェーブレット波形を使用してウェーブレット変換を行う請求項1に記載の分散測定装置。
  3. 前記発生部が、
    前記第1波長の光パルスを出力する第1光源と、
    前記第2波長の光パルスを出力する第2光源と、
    前記所定のウェーブレット波形を生成するウェーブレット生成部と、
    前記第1光源が出力する光パルスを、前記ウェーブレット生成部が生成したウェーブレット波形に基づいて変調する第1光変調部と、
    前記第2光源が出力する光パルスを、前記ウェーブレット生成部が生成したウェーブレット波形に基づいて変調する第2光変調部と、
    前記第1光変調部が変調した光パルスと前記第2光変調部が変調した光パルスとを合成して、光伝送路に出力する合波器と、
    を有する請求項2に記載の分散測定装置。
  4. 前記発生部が、
    前記第1波長の光パルスを出力する第1光源と、
    前記第2波長の光パルスを出力する第2光源と、
    前記第1光源が出力する光パルスと前記第2光源が出力する光パルスとを合成する合波器と、
    前記所定のウェーブレット波形を生成するウェーブレット生成部と、
    前記合波器から出力される光パルスを、前記ウェーブレット生成部が生成したウェーブレット波形に基づいて変調して、光伝送路に出力する光変調部と、
    を有する請求項2に記載の分散測定装置。
  5. 前記発生部が、
    前記所定のウェーブレット波形を生成するウェーブレット生成部と、
    前記ウェーブレット生成部が生成した前記ウェーブレット波形に基づく振幅を有する、第1波長の光パルスを出力する第1光源と、
    前記ウェーブレット生成部が生成した前記ウェーブレット波形に基づく振幅を有する、前記第1波長と異なる第2波長の光パルスを出力する第2光源と、
    前記第1光源が出力する光パルスと前記第2光源が出力する光パルスとを合成して、光伝送路に出力する合波器と、
    を有する請求項2に記載の分散測定装置。
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