JP2007170941A - 歪み測定装置、方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】被測定物(例えば、光ファイバ)の歪みを精度良く測定する。
【解決手段】入射光を与えることにより光ファイバにおいて発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録部322aと、光ファイバにおいて発生したレーリー散乱光のスペクトルを記録するレーリー散乱光スペクトル記録部322bと、記録されたブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された入射光のスペクトルに基づき、光ファイバのブリルアン利得スペクトルを導出するデコンボリューション部324と、導出されたブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出部326と、導出されたピーク周波数に基づき、光ファイバの歪みを導出する歪み導出部328とを有する信号処理部32を備えた歪み測定装置。
【選択図】図4
【解決手段】入射光を与えることにより光ファイバにおいて発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録部322aと、光ファイバにおいて発生したレーリー散乱光のスペクトルを記録するレーリー散乱光スペクトル記録部322bと、記録されたブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された入射光のスペクトルに基づき、光ファイバのブリルアン利得スペクトルを導出するデコンボリューション部324と、導出されたブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出部326と、導出されたピーク周波数に基づき、光ファイバの歪みを導出する歪み導出部328とを有する信号処理部32を備えた歪み測定装置。
【選択図】図4
Description
本発明は、光ファイバの歪みの測定に関する。
従来より、連続波光をパルス化したパルス光を光ファイバに与え、光ファイバから散乱光を得て、ブリルアン散乱光をコヒーレント検波することが行われている(例えば、特許文献1の図8を参照)。例えば、ブリルアン散乱光(光周波数fc+fbおよびfc-fb)と、連続波光(光周波数fc)を所定の周波数pで強度変調した強度変調光とを合波してコヒーレント検波する。なお、強度変調光は、光周波数fcの搬送光成分と、光周波数fc+pおよび光周波数fc-pの側波帯光成分とを有する。
コヒーレント検波の結果からブリルアン散乱光に相当する信号をフィルタにより取り出して、ブリルアン散乱光のパワースペクトルを求める。ここで、所定の周波数pを変化させながらブリルアン散乱光のパワースペクトルを求める。さらに、ブリルアン散乱光のパワースペクトルを所定の関数(例えば、ローレンツ関数)でフィッティングして、ブリルアン散乱光のパワーが最大となるピーク周波数を求める。ピーク周波数から光ファイバのひずみの値を求めることができる。
しかしながら、上記のような従来技術によれば、パルス光のパルス幅が狭くなると、パルス光のスペクトル幅が広くなり、ブリルアン散乱光のスペクトル幅も広くなる。例えば、パルス幅が10ns程度になると、パルス光のスペクトル幅が100MHz程度に広がるため、ブリルアン散乱光のスペクトル幅が100MHz〜150MHz程度に広がってしまう。
また、連続波光をパルス化するためには、光デバイス(例えば、半導体光アンプまたは光強度変調器)が使用される。ここで、光デバイスのチャープ特性(パルス光の立ち上がり、立ち下がりでの光周波数の変動)により、パルス光のスペクトル幅が広くなり、ブリルアン散乱光のスペクトル幅も広くなる。さらに、ブリルアン散乱光のスペクトル形状も変化する。
このように、ブリルアン散乱光のスペクトル幅が広くなり、かつ、ブリルアン散乱光のスペクトル形状が変化することにより、ブリルアン散乱光のパワースペクトルのフィッティングの精度が悪化する。これにより、ピーク周波数の検出精度が悪化し、さらに光ファイバのひずみの測定精度も悪化する。
そこで、本発明は、被測定物(例えば、光ファイバ)の歪みを精度良く測定することを課題とする。
本発明にかかる歪み測定装置は、入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録手段と、前記入射光のスペクトルを記録する入射光スペクトル記録手段と、記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出手段と、導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出手段と、導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出手段とを備えるように構成される。
上記のように構成された歪み測定装置によれば、ブリルアン散乱光スペクトル記録手段は、入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録する。入射光スペクトル記録手段は、前記入射光のスペクトルを記録する。ブリルアン利得スペクトル導出手段は、記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出する。ピーク周波数導出手段は、導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出する。歪み導出手段は、導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する。
なお、本発明にかかる歪み測定装置は、前記入射光スペクトル記録手段は、前記被測定物において発生したレーリー散乱光のスペクトルを前記入射光スペクトルとして記録するようにしてもよい。
本発明にかかる歪み測定装置は、入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録手段と、前記入射光を与えることにより前記被測定物において発生したレーリー散乱光のスペクトルを記録するレーリー散乱光スペクトル記録手段と、記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記レーリー散乱光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出手段と、導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出手段と、導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出手段とを備えるように構成される。
上記のように構成された歪み測定装置によれば、ブリルアン散乱光スペクトル記録手段は、入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録する。レーリー散乱光スペクトル記録手段は、前記入射光を与えることにより前記被測定物において発生したレーリー散乱光のスペクトルを記録する。ブリルアン利得スペクトル導出手段は、記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記レーリー散乱光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出する。ピーク周波数導出手段は、導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出する。歪み導出手段は、導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する。
なお、本発明にかかる歪み測定装置は、前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび前記レーリー散乱光のスペクトルは、前記被測定物における同一地点に関するものであるようにしてもよい。
なお、本発明にかかる歪み測定装置は、連続光を生成する連続光源と、前記連続光をパルス光に変換する光パルス発生器と、前記連続光を受け、前記連続光と、前記連続光の光周波数よりも所定の光周波数だけ大きい光周波数を有する第一側波帯光と、前記連続光の光周波数よりも前記所定の光周波数だけ小さい光周波数を有する第二側波帯光とを有するシフト光を出力する光周波数シフタと、前記パルス光が入射された前記被測定物の入射端から散乱光を受け、さらに前記光周波数シフタから前記シフト光を受けて、前記散乱光の光周波数と前記シフト光の光周波数との差の周波数を有する電気信号を出力するヘテロダイン受光器と、前記電気信号から前記ブリルアン散乱光に相当する電気信号を取り出すブリルアン散乱光スペクトル取出手段と、前記電気信号から前記レーリー散乱光に相当する電気信号を取り出すレーリー散乱光スペクトル取出手段とを備えるようにしてもよい。
なお、本発明は、入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録工程と、前記入射光のスペクトルを記録する入射光スペクトル記録工程と、記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出工程と、導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出工程と、導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出工程と、を備えた歪み測定方法である。
なお、本発明は、入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録処理と、前記入射光のスペクトルを記録する入射光スペクトル記録処理と、記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出処理と、導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出処理と、導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出処理とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
なお、本発明は、入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録処理と、前記入射光のスペクトルを記録する入射光スペクトル記録処理と、記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出処理と、導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出処理と、導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出処理と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる歪み測定装置1の構成を示す図である。歪み測定装置1は、光ファイバ(被測定物)2に接続されている。また、歪み測定装置1は、連続光源10、光カプラ12、光パルス発生器14、光アンプ16、光カプラ18、光周波数シフタ20、光カプラ24、ヘテロダイン受光器26、フィルタ回路30、信号処理部32を備える。
連続光源10は、連続光(すなわち、CW(Continuous
Wave)光)を生成する。なお、連続光の光周波数をF0とする。光カプラ12は、連続光源10から連続光を受け、光パルス発生器14および光周波数シフタ20に与える。光パルス発生器14は、連続光をパルス光に変換する。光アンプ16は、パルス光を増幅する。
Wave)光)を生成する。なお、連続光の光周波数をF0とする。光カプラ12は、連続光源10から連続光を受け、光パルス発生器14および光周波数シフタ20に与える。光パルス発生器14は、連続光をパルス光に変換する。光アンプ16は、パルス光を増幅する。
光カプラ18は、光アンプ16からパルス光を受け、入射端2aを介して光ファイバ2に与える。光ファイバ2の入射端2aからは、レーリー散乱光(光周波数F0)およびブリルアン散乱光(光周波数F0±Fb)が出射され、光カプラ18に与えられる。光カプラ18は、受けた散乱光を光カプラ24に与える。
光周波数シフタ20は、光カプラ12から連続光を受ける。そして、光周波数シフタ20は、シフト光を出力する。なお、シフト光は、連続光と、第一側波帯光と、第二側波帯光とを有する。第一側波帯光および第二側波帯光の光周波数は、連続光の光周波数F0よりも所定の周波数シフト量FloまたはFlo’だけずれている。
すなわち、第一側波帯光は、連続光の光周波数F0よりも所定の光周波数Floだけ大きい光周波数F0+Floを有する光である。または、第一側波帯光は、連続光の光周波数F0よりも所定の光周波数Flo’だけ大きい光周波数F0+Flo’を有する光である。
第二側波帯光は、連続光の光周波数F0よりも所定の光周波数Floだけ小さい光周波数F0-Floを有する光である。または、第二側波帯光は、連続光の光周波数F0よりも所定の光周波数Flo’だけ小さい光周波数F0-Flo’を有する光である。
なお、FloとFlo’とは異なる値である。
光カプラ24は、光周波数シフタ20からシフト光を受け、さらに光カプラ18から散乱光を受けて合波し、ヘテロダイン受光器26に与える。
ヘテロダイン受光器26は、光カプラ24の合波した光を受ける。すなわち、ヘテロダイン受光器26は、光カプラ24を介して、パルス光が入射された光ファイバ2の入射端2aから散乱光を受ける。さらに、ヘテロダイン受光器26は、光カプラ24を介して、光周波数シフタ20からシフト光を受ける。そして、ヘテロダイン受光器26は、散乱光の光周波数とシフト光の光周波数との差の周波数を有する電気信号を出力する。
ブリルアン散乱光に相当する成分の電気信号の周波数は|Flo-Fb|(=|F0+Flo-(F0+Fb)|)であり、レーリー散乱光に相当する成分の電気信号の周波数はFlo’(=F0+Flo’-F0)となる。
フィルタ回路30は、ヘテロダイン受光器26の出力する電気信号において、所定の周波数の近傍の帯域を透過して、他の帯域の信号を透過しない。ここでいう、所定の周波数とは、|Flo-Fb|またはFlo’である。
図2は、ブリルアン散乱光に相当する電気信号を取得する場合の、フィルタ回路30の通過帯域を示す図である。図2を参照して、ブリルアン散乱光に相当する電気信号を取得する場合は、光周波数シフタ20の周波数シフト量をFloとし、所定の周波数を|Flo-Fb|とする。すると、ブリルアン散乱光に相当する成分の電気信号の周波数は|Flo-Fb|(=|F0+Flo-(F0+Fb)|)であるため、ブリルアン散乱光に相当する電気信号が得られる。
図3は、レーリー散乱光に相当する電気信号を取得する場合の、フィルタ回路30の通過帯域を示す図である。図3を参照して、レーリー散乱光に相当する電気信号を取得する場合は、光周波数シフタ20の周波数シフト量をFlo’とし、所定の周波数をFlo’とする。すると、レーリー散乱光に相当する成分の電気信号の周波数はFlo’(=F0+Flo’-F0)であるため、レーリー散乱光に相当する電気信号が得られる。
このように、フィルタ回路30は、ブリルアン散乱光に相当する電気信号またはレーリー散乱光に相当する電気信号を取り出す取出手段として機能する。これら電気信号はスペクトルに相当する。
信号処理部32は、フィルタ回路30の出力を受け、光ファイバ(被測定物)2の歪みを導出する。
図4は、信号処理部32の構成を示す機能ブロック図である。信号処理部32は、信号受信部320、ブリルアン散乱光スペクトル記録部322a、レーリー散乱光スペクトル記録部322b、デコンボリューション部(ブリルアン利得スペクトル導出手段)324、ピーク周波数導出部326、歪み導出部328を備える。
信号受信部320は、フィルタ回路30の出力を受ける。フィルタ回路30の出力がブリルアン散乱光に相当する電気信号である場合は、電気信号をブリルアン散乱光スペクトル記録部322aに記録する。フィルタ回路30の出力がレーリー散乱光に相当する電気信号である場合は、電気信号をレーリー散乱光スペクトル記録部322bに記録する。
ブリルアン散乱光スペクトル記録部322aは、フィルタ回路30が出力するブリルアン散乱光に相当する電気信号を記録する。この電気信号は、ブリルアン散乱光のスペクトルに相当する。よって、ブリルアン散乱光スペクトル記録部322aは、入射光を与えることにより光ファイバ2において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するものである。
図5は、実際に得られるブリルアン散乱光のスペクトルを示す図(図5(a))および理想的なブリルアン散乱光のスペクトルを示す図(図5(b))である。なお、図5において、縦軸はパワー、横軸は光周波数(|Flo-Fb|)を示す。
Floを変化させながら電気信号を取得することで、図5(a)に示すブリルアン散乱光のスペクトルが得られる。図5(a)に示すスペクトルは、理想的なスペクトル(図5(b)参照)とは異なり、スペクトルの幅が広がっており、しかも、最大値をとる部分の近傍でスペクトルの形が変化している。これは、入射光のパルス幅の狭さおよび光パルス発生器14のチャープ特性により生じるものである。
レーリー散乱光スペクトル記録部322bは、フィルタ回路30が出力するレーリー散乱光に相当する電気信号を記録する。この電気信号は、レーリー散乱光のスペクトルに相当する。よって、レーリー散乱光スペクトル記録部322bは、入射光を与えることにより光ファイバ2において発生したレーリー散乱光のスペクトルを記録するものである。
なお、レーリー散乱光スペクトル記録部322bは、入射光のスペクトルを記録すればよい。本実施形態では、入射光のスペクトルとしてレーリー散乱光のスペクトルを記録している。
図6は、実際に得られるレーリー散乱光のスペクトルを示す図(図6(a))および理想的なレーリー散乱光のスペクトルを示す図(図6(b))である。なお、図6において、縦軸はパワー、横軸は光周波数(Flo’)を示す。
Flo’を変化させながら電気信号を取得することで、図6(a)に示すレーリー散乱光のスペクトルが得られる。図6(a)に示すスペクトルは、理想的なスペクトル(図6(b)参照)とは異なり、スペクトルの幅が広がっており、しかも、最大値をとる部分の近傍でスペクトルの形が変化している。
なお、図5(a)に示すブリルアン散乱光のスペクトルおよび図6(a)に示すレーリー散乱光のスペクトルは、光ファイバ2における同一地点に関するものである。
デコンボリューション部(ブリルアン利得スペクトル導出手段)324は、ブリルアン散乱光スペクトル記録部322aに記録されたブリルアン散乱光のスペクトルおよびレーリー散乱光スペクトル記録部322bに記録されたレーリー散乱光のスペクトルに基づき、光ファイバ2のブリルアン利得スペクトルを導出する。
ブリルアン散乱光のスペクトルHと、入射光スペクトルPとは、下記の式(1)のような関係がある。
ただし、νはブリルアン散乱光の光周波数、fは入射光の光周波数、f0は入射光のパワーが最大となる光周波数、gはブリルアン利得スペクトル、sBはブリルアン周波数シフトすなわちf0とνBとの差(ただし、νBはブリルアン散乱光のパワーが最大となる光周波数)である。
また、入射光スペクトルPにかえて、本実施形態においては、レーリー散乱光のスペクトルを用いる。
ここで、式(1)の両辺をラプラス変換して、下記の式(2)を得る。そして、式(2)を変形して式(3)を得る。式(3)のような処理をデコンボリューションという。
ここで、式(3)の左辺の入射光スペクトルPに、レーリー散乱光スペクトル記録部322bに記録されたレーリー散乱光のスペクトルを代入し、式(3)の左辺のブリルアン散乱光のスペクトルHに、ブリルアン散乱光スペクトル記録部322aに記録されたブリルアン散乱光のスペクトルを代入すれば、式(3)の左辺を求めることができる。式(3)の左辺から、ブリルアン利得スペクトルgを導出することができる。
図7は、光ファイバ2のブリルアン利得スペクトルを示す図である。ブリルアン利得スペクトルは、ブリルアン散乱光のスペクトルHから入射光スペクトルPの影響(すなわち、入射光のパルス幅の狭さおよび光パルス発生器14のチャープ特性による影響)がデコンボリューションにより取り除かれているので、理想的なブリルアン散乱光のスペクトル(図5(b)参照)と同様な形状となっている。
ピーク周波数導出部326は、デコンボリューション部324により導出されたブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出する。具体的には、ブリルアン利得スペクトルをローレンツ関数で近似する。このローレンツ関数が最大値をとる周波数をピーク周波数とする。
図7の例では、ピーク周波数がFmaxとなっている。
歪み導出部328は、ピーク周波数導出部326により導出されたピーク周波数に基づき、光ファイバ2の歪みを導出する。
まず、光ファイバ2の歪みεと、ブリルアン周波数シフトsBとは、下記の式(4)に示すような関係がある。
ブリルアン周波数シフトは、入射光のパワーが最大となる光周波数f0と、ブリルアン散乱光のパワーが最大となる光周波数νBとの差である。入射光のパワーが最大となる光周波数f0は、F0のことである。そこで、ブリルアン散乱光のパワーが最大となる光周波数νBがわかれば、光ファイバ2の歪みεを導出できることがわかる。
ブリルアン散乱光のパワーPBは、下記の式(5)に示すような関係がある。
式(5)からわかるように、ブリルアン散乱光のパワーPBは、ブリルアン利得スペクトルgが最大値をとるピーク周波数で、最大値をとる。図7の例では、ピーク周波数がFmaxとなっている。よって、ブリルアン周波数シフトsBはF0-Fmaxとなる。ブリルアン周波数シフトsBがわかれば、式(4)により光ファイバ2の歪みεを導出できる。
次に、本発明の実施形態の動作を説明する。
まず、連続光源10が連続光を生成する。
連続光は、光カプラ12を介して、光パルス発生器14に与えられる。光パルス発生器14は、連続光をパルス光に変換する。パルス光は、光アンプ16により増幅され、光カプラ18を通過して、光ファイバ2の入射端2aに入射される。
光ファイバ2の入射端2aからは散乱光(レーリー散乱光およびブリルアン散乱光)が出射され、光カプラ18に与えられる。光カプラ18は、受けた散乱光を、光カプラ24に与える。
また、連続光は、光カプラ12を介して、光周波数シフタ20に与えられる。
(i)ブリルアン散乱光のスペクトルの取得(図2参照)
光周波数シフタ20は、連続光(光周波数F0)を受け、シフト光(連続光(光周波数F0)、第一側波帯光(光周波数F0+Flo)、第二側波帯光(光周波数F0-Flo))を出力する。光周波数シフタ20の出力するシフト光は、光カプラ24に与えられる。
光周波数シフタ20は、連続光(光周波数F0)を受け、シフト光(連続光(光周波数F0)、第一側波帯光(光周波数F0+Flo)、第二側波帯光(光周波数F0-Flo))を出力する。光周波数シフタ20の出力するシフト光は、光カプラ24に与えられる。
光カプラ24は、光周波数シフタ20からシフト光を受け、さらに光カプラ18から散乱光を受けて、合波し、ヘテロダイン受光器26に与える。
ヘテロダイン受光器26は、光カプラ24の合波した光を受け、散乱光の光周波数とシフト光の光周波数との差の周波数を有する電気信号を出力する。
ここで、まずフィルタ回路30は、ヘテロダイン受光器26の出力する電気信号において、周波数|Flo-Fb|(=|F0+Flo-(F0+Fb)|)の近傍の帯域を透過して、他の帯域の信号を透過しないようにする(図2参照)。すると、フィルタ回路30は、ブリルアン散乱光に相当する電気信号を取り出す取出手段として機能する。ブリルアン散乱光に相当する電気信号は、信号処理部32の信号受信部320を介して、信号処理部32のブリルアン散乱光スペクトル記録部322aに記録される。
(ii)レーリー散乱光のスペクトルの取得(図3参照)
次に、光周波数シフタ20は、連続光(光周波数F0)を受け、シフト光(連続光(光周波数F0)、第一側波帯光(光周波数F0+Flo’)、第二側波帯光(光周波数F0-Flo’))を出力する。光周波数シフタ20の出力するシフト光は、光カプラ24に与えられる。
次に、光周波数シフタ20は、連続光(光周波数F0)を受け、シフト光(連続光(光周波数F0)、第一側波帯光(光周波数F0+Flo’)、第二側波帯光(光周波数F0-Flo’))を出力する。光周波数シフタ20の出力するシフト光は、光カプラ24に与えられる。
光カプラ24は、光周波数シフタ20からシフト光を受け、さらに光カプラ18から散乱光を受けて、合波し、ヘテロダイン受光器26に与える。
ヘテロダイン受光器26は、光カプラ24の合波した光を受け、散乱光の光周波数とシフト光の光周波数との差の周波数を有する電気信号を出力する。
ここで、まずフィルタ回路30は、ヘテロダイン受光器26の出力する電気信号において、周波数Flo’(=F0+Flo’-F0)の近傍の帯域を透過して、他の帯域の信号を透過しないようにする(図3参照)。すると、フィルタ回路30は、レーリー散乱光に相当する電気信号を取り出す取出手段として機能する。レーリー散乱光に相当する電気信号は、信号処理部32の信号受信部320を介して、信号処理部32のレーリー散乱光スペクトル記録部322bに記録される。
(iii)光ファイバ2の歪みの導出(図4参照)
デコンボリューション部324は、ブリルアン散乱光スペクトル記録部322aに記録されたブリルアン散乱光のスペクトル(図5(a)参照)およびレーリー散乱光スペクトル記録部322bに記録されたレーリー散乱光のスペクトル(図6(a)参照)に基づき、光ファイバ2のブリルアン利得スペクトルを導出する(式(3)および図7参照)。
デコンボリューション部324は、ブリルアン散乱光スペクトル記録部322aに記録されたブリルアン散乱光のスペクトル(図5(a)参照)およびレーリー散乱光スペクトル記録部322bに記録されたレーリー散乱光のスペクトル(図6(a)参照)に基づき、光ファイバ2のブリルアン利得スペクトルを導出する(式(3)および図7参照)。
ピーク周波数導出部326は、デコンボリューション部324により導出されたブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数Fmaxを導出する(図7参照)。
歪み導出部328は、ピーク周波数導出部326により導出されたピーク周波数に基づき、光ファイバ2の歪みを導出する(式(4)参照)。
本発明の実施形態によれば、ブリルアン利得スペクトルのピーク周波数Fmaxに基づき、光ファイバ2の歪みを導出する。
ブリルアン利得スペクトル(図7参照)は、ブリルアン散乱光のスペクトルHから入射光スペクトルPの影響(すなわち、入射光のパルス幅の狭さおよび光パルス発生器14のチャープ特性による影響)がデコンボリューションにより取り除かれているので、理想的なブリルアン散乱光のスペクトル(図5(b)参照)と同様な形状となっている。このため、ブリルアン利得スペクトルのピーク周波数Fmaxの導出精度が良く、光ファイバ2の歪みを精度良く導出できる。
本発明の実施形態によれば精度良くファイバ2の歪みが導出できることは、ブリルアン散乱光スペクトル記録部322aに記録されたブリルアン散乱光のスペクトル(図5(a)参照)から直接、このスペクトルが最高値をとる周波数を求めると仮定した場合と比較すると明瞭である。
すなわち、ブリルアン散乱光スペクトル記録部322aに記録されたブリルアン散乱光のスペクトル(図5(a)参照)の形は、入射光のパルス幅の狭さおよび光パルス発生器14のチャープ特性による影響を受けて、幅も広く、形も変化している。よって、このスペクトルから直接、このスペクトルが最高値をとる周波数を求めようとすると、ローレンツ関数で近似しても精度が悪く、スペクトルが最高値をとる周波数の導出精度が悪い。
しかし、本発明の実施形態によれば、幅も狭く、形の変化も少ないブリルアン利得スペクトル(図7参照)を使用してピーク周波数を導出するので、ローレンツ関数で近似しても精度が良く、スペクトルが最高値をとる周波数の導出精度が良いので、光ファイバ2の歪みを精度良く導出できる。
なお、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータに、上記の各部分(例えば、信号処理部32)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の実施形態を実現できる。
1 歪み測定装置
2 光ファイバ
2a 入射端
10 連続光源
14 光パルス発生器
20 光周波数シフタ
26 ヘテロダイン受光器
30 フィルタ回路
32 信号処理部
322a ブリルアン散乱光スペクトル記録部
322b レーリー散乱光スペクトル記録部
324 デコンボリューション部(ブリルアン利得スペクトル導出手段)
326 ピーク周波数導出部
328 歪み導出部
2 光ファイバ
2a 入射端
10 連続光源
14 光パルス発生器
20 光周波数シフタ
26 ヘテロダイン受光器
30 フィルタ回路
32 信号処理部
322a ブリルアン散乱光スペクトル記録部
322b レーリー散乱光スペクトル記録部
324 デコンボリューション部(ブリルアン利得スペクトル導出手段)
326 ピーク周波数導出部
328 歪み導出部
Claims (8)
- 入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録手段と、
前記入射光のスペクトルを記録する入射光スペクトル記録手段と、
記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出手段と、
導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出手段と、
導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出手段と、
を備えた歪み測定装置。 - 請求項1に記載の歪み測定装置であって、
前記入射光スペクトル記録手段は、前記被測定物において発生したレーリー散乱光のスペクトルを前記入射光スペクトルとして記録する、
歪み測定装置。 - 入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録手段と、
前記入射光を与えることにより前記被測定物において発生したレーリー散乱光のスペクトルを記録するレーリー散乱光スペクトル記録手段と、
記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記レーリー散乱光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出手段と、
導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出手段と、
導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出手段と、
を備えた歪み測定装置。 - 請求項2または3に記載の歪み測定装置であって、
前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび前記レーリー散乱光のスペクトルは、前記被測定物における同一地点に関するものである、
歪み測定装置。 - 請求項1ないし4のいずれか一項に記載の歪み測定装置であって、
連続光を生成する連続光源と、
前記連続光をパルス光に変換する光パルス発生器と、
前記連続光を受け、前記連続光と、前記連続光の光周波数よりも所定の光周波数だけ大きい光周波数を有する第一側波帯光と、前記連続光の光周波数よりも前記所定の光周波数だけ小さい光周波数を有する第二側波帯光とを有するシフト光を出力する光周波数シフタと、
前記パルス光が入射された前記被測定物の入射端から散乱光を受け、さらに前記光周波数シフタから前記シフト光を受けて、前記散乱光の光周波数と前記シフト光の光周波数との差の周波数を有する電気信号を出力するヘテロダイン受光器と、
前記電気信号から前記ブリルアン散乱光に相当する電気信号を取り出すブリルアン散乱光スペクトル取出手段と、
前記電気信号から前記レーリー散乱光に相当する電気信号を取り出すレーリー散乱光スペクトル取出手段と、
を備えた歪み測定装置。 - 入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録工程と、
前記入射光のスペクトルを記録する入射光スペクトル記録工程と、
記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出工程と、
導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出工程と、
導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出工程と、
を備えた歪み測定方法。 - 入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録処理と、
前記入射光のスペクトルを記録する入射光スペクトル記録処理と、
記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出処理と、
導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出処理と、
導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 入射光を与えることにより被測定物において発生したブリルアン散乱光のスペクトルを記録するブリルアン散乱光スペクトル記録処理と、
前記入射光のスペクトルを記録する入射光スペクトル記録処理と、
記録された前記ブリルアン散乱光のスペクトルおよび記録された前記入射光のスペクトルに基づき、前記被測定物のブリルアン利得スペクトルを導出するブリルアン利得スペクトル導出処理と、
導出された前記ブリルアン利得スペクトルが最大値をとるピーク周波数を導出するピーク周波数導出処理と、
導出された前記ピーク周波数に基づき、前記被測定物の歪みを導出する歪み導出処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体。
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