JP2001281103A - 波長分散測定方法およびその装置 - Google Patents

波長分散測定方法およびその装置

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JP2001281103A
JP2001281103A JP2000098092A JP2000098092A JP2001281103A JP 2001281103 A JP2001281103 A JP 2001281103A JP 2000098092 A JP2000098092 A JP 2000098092A JP 2000098092 A JP2000098092 A JP 2000098092A JP 2001281103 A JP2001281103 A JP 2001281103A
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Madoka Hamada
圓 濱田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波長分散を測定される光デバイスの許容損失
値を拡大できる波長分散測定装置の提供。 【解決手段】 波長が既知である複数の光を出力する光
源部と、光源部の出力光を入力する被試験デバイスと、
被試験デバイスの出力光を入力する受光部と、波長が既
知である前記複数の光を前記受光部で同時に受光するよ
うに前記光源部を制御する制御部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光学素子の波長分散
測定方法およびその装置に関し、特に、光通信に用いら
れる光学素子の波長分散測定方法および装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】波長分散は光通信の信号波形劣化につな
がるので、光通信の高速化、波長多重化が進む中で、波
長分散の低減、あるいはその管理上、波長分散測定の重
要度が増してきている。波長分散は、物質中を伝搬する
光の速度が、波長により異なる現象である。波長分散を
表すにはいろいろ方法があるが、ここでは、単位波長当
たりの光信号遅延時間で表し、単位を[ps/nm]とする。
【0003】一般に、長さL、屈折率nの媒質中を光が
伝搬するのに要する時間τは、次の(1)式となる。 τ=nL/c ・・・・・・・・・・(1) ここで、cは真空中の光速(約3×108m)で、nLは
光路長である。屈折率nが波長により変化するので、伝
搬時間τは波長の関数である。波長は真空中の波長を意
味し、以下同じ意味で使用する。
【0004】波長分散Dは、伝搬時間τを波長λで微分
したもので、次の(2)式で与えられる。 D=dτ/dλ ・・・・・・・・・・・・(2)
【0005】この波長分散の主な測定方法には、光パル
ス遅延法、干渉法、位相差法などがある。光パルス遅延
法は、波長の異なる2つの光パルスの伝搬遅延時間を測
定しdτ/dλを求める方法であり、干渉法と位相差法
は、波長の異なる2つの光の光周波数c/λや変調周波
数fmの位相差によりdτ/dλを求める方法である。
【0006】測定法の一例として、光パルス遅延法につ
いて、図9を用いて説明する。図9は、従来技術の光パ
ルス遅延法による波長分散測定装置の構成例を示すブロ
ック図である。2つのパルス光源は波長の異なる光パル
スを出力し、波長λ1とλ2の2つの光パルスを合波して
被試験デバイス(以下、「DUT」という。)、たとえ
ば光ファイバとする、に入射し、その光ファイバ出射時
における2つの光パルスの相対遅延時間を測定する。図
9は、光ファイバに同時入射した2つの光パルスの出射
時間が、光ファイバの波長分散により波長λ1のほうが
λ2よりdτ早かったという例で、(2)式より、その
波長分散値は以下で求められる。 D=dτ/(λ1−λ2) ・・・・・・・・・・・(3)
【0007】また、光パルス遅延法の他の測定例につい
て、図10を用いて説明する。図10は、従来技術の光
パルス遅延法による波長分散測定装置の構成例を示すブ
ロック図である。パルス光源は、波長λ1の光パルスを
繰り返し周期Tのパルス列で出力する。光パルスはDU
Tの直前で分岐され、一方は基準光路を経て受光され、
もう一方はDUTを通過してから受光される。基準光路
とは伝搬時間が波長に依存しない、あるいは、波長依存
性が無視できる程度に小さい光路であり、短尺ファイバ
のように短い光路長とするのが一般的である。このた
め、基準光路とDUTでは伝搬時間は異なる。
【0008】図11に遅延時間測定の一例を示す。ある
時刻における基準光路側とDUT出力側の光パルス列の
関係である。光パルス列は右側のほうが早い時刻の光パ
ルスを示している。説明のため、各光パルスには番号を
付与した。p1,p2,・・・の順にDUTに入射した
光パルスは、時間にして約200T後にDUTを出射し
受光器に入射したとする。ここで、Tは前述の光パルス
繰り返し周期である。これに対して、基準光路を経た光
パルスはわずか数T後には受光器に入射したとする。そ
の結果は、DUTを通過した光パルスp2に対して、基
準光路を経て光パルスp2と同じころに受光されるの
は、光パルスp195で、p2に対してτ1だけ遅れて
受光される。つまりDUT入射タイミングはp2に対し
てp195は193T遅れていたが、受光器への入射タ
イミングは単にτ1の遅れであったということである。
しかし、実際に測定できるのはτ1のみで、各パルスの
区別は付かないため、193Tについては全く情報が得
られない。ただし、この状態から大きく条件が変わらな
い限り193Tも変わらないので、得られるτ1を基準
光路に対する相対遅延時間と定義することが可能であ
る。そして、使用する波長をλ2として測定したτ2と
比較することで波長分散が求められる。すなわち、
(3)式においてdτ=τ1−τ2である。なお、前述
のように、各パルスの区別が付かないために、波長の変
化量λ1−λ2は、この変化により生じる伝搬遅延差がT
より充分小さいことが条件である。最近は高い波長設定
分解能の光源が市販されており、必要とする波長変化を
得ることは比較的簡単である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各種光デバ
イスに対応するためには、デバイスによる光吸収、損失
などを考慮して、高出力な光源が望ましい。ただし、実
際に必要な光源としては、運用中の光システムからは大
きな課題は発生しないが、研究あるいは評価という観点
からは、より高出力化が望まれる。光システムでは不要
な波長帯をフィルタで除去したりする場合もあるが、評
価上は運用に用いない波長帯も含めたデータが欲しい場
合も考えられる。しかし、高出力の光源は高価格である
し、光アンプ等で高出力にすることは簡単としても、や
はり、価格、大きさの点が課題となる。また、高出力光
を用意できるとしても、光ファイバ、DUTに入射でき
る光強度には上限がある。ここで、入射上限光強度をP
maxとおく。図9に示した従来例の波長分散測定装置に
おいては、光パルスを合波して同時にDUTに入射させ
るため、単純に考えて、各光パルス光源がPmaxの光パ
ルスを出射し、合波時に各光パルス強度はPmax/2と
なり、合波光強度として上限値PmaxがDUTに入射す
る。入射した2つの光パルスは波長の違いによる伝搬遅
延時間差のため、しだいに分離してゆき、DUT出射時
にはdτの時間間隔が開き、分離されて受光される。す
なわち、受光部からみれば、各パルスの入射限界はPma
x/2となる。また、DUTには光吸収や損失があり、
入射光強度は出射時点でα倍になっている。ここで、波
長差によるαの変化は無視した。また、α<1であり、
以下DUTの損失としてαを用いる。受光部の性能を一
定とし、最低受光強度をPminとすると、従来例図9に
おいてDUTに許容される損失αは、以下となる。 α>Pmin÷(Pmax/2)=2Pmin/Pmax ・・・・・・(4) この条件は、単なるパルス光測定のα>Pmin/Pmaxに
比べて倍悪い条件である。図10の従来例は原理的には
Pmaxを入射できるが、基準光路側へも供給しなければ
ならないのでパルス光源の出力強度はPmax以上が必要
となる。出力光強度を高くすることはいろいろ困難を伴
うので、少しでも低出力で測定できることが課題であ
る。本発明は、上記のような問題点を解決するためにな
されたもので、従来の波長分散測定法におけるDUT許
容損失値を拡大できる波長分散測定法を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
本発明は、波長分散測定方法の構成を、次のとおりにし
た。 1.波長が異なりかつ同期した2つの光パルス(λ1
λ2)を相対的に遅延させて被試験デバイスに入力し、
前記被試験デバイスから出力される前記2つの光パルス
の遅延時間(△T’)が零となるように入力時の遅延時
間(ΔT)を制御して、ΔT=dτ(但し、τは伝搬時
間)より伝搬遅延時間(dτ)を求め、この伝搬遅延時
間(dτ)より、波長分散値(D)をD=dτ/(λ1
−λ2)(但し、λ1,λ2は2つの光の波長)より求め
る。 2.波長が異なりかつ同期した2つの光パルス(λ1
λ2)を相対的に遅延させて被試験デバイスに入力し、
前記被試験デバイスから出力される前記2つの光パルス
を前記被試験デバイスの入力側へ全反射させ、前記被試
験デバイスの入力側に設けられた光分岐手段により反射
された前記2つの光パルスを分岐し、分岐された前記2
つの光パルスの遅延時間(△T’)が零となるように入
力時の遅延時間(ΔT)を制御して、ΔT=dτ(但
し、τは伝搬時間)より伝搬遅延時間(dτ)を求め、
この伝搬遅延時間(dτ)より、波長分散値(D)をD
=dτ/(λ1−λ2)(但し、λ1,λ2は2つの光の波
長)より求める。 3.波長が異なりかつ同期した2つの光パルス(λ1
λ2)を相対的に遅延させて被試験デバイスに入力し、
前記被試験デバイスから出力される前記2つの光パルス
の遅延時間(△T’)が零となるように入力時の遅延時
間(ΔT)を制御して、ΔT=dτ(但し、τは伝搬時
間)より伝搬遅延時間(dτ)を求め、この伝搬遅延時
間(dτ)より、波長分散値(D)をD=dτ/(λ1
−λ2)(但し、λ1,λ2は2つの光の波長)より求
め、前記被試験デバイスに入力する前記2つの光パルス
を分岐し、基準光路を透過させ、透過した光パルスを受
光し、前記ΔT’が零になった時、前記受光によりdτ
の確認、または、前記受光により直接dτを求める。 4.波長が異なりかつ同期したk個の光パルス(ただ
し、kは3以上の自然数)を相対的に遅延させて被試験
デバイスに入力し、前記k個の各光パルスの入力時のタ
イミングを制御して、前記被試験デバイスから出力され
る前記k個の光パルス全てが重なる時間関係を測定し、
この時、波長(λnーλm)/2(ただし、λn>λ
m)における波長分散値(Dnm)を、dτnm/(λ
nーλm)(ただし、dτnmはλnとλmの光パルス
の伝搬遅延時間)より求める。
【0011】以上の課題を解決すべく本発明は、波長分
散測定装置の構成を、次のとおりにした。 5.波長が既知である複数の光を出力する光源部と、前
記光源部の出力光を入力する被試験デバイスと、前記被
試験デバイスの出力光を入力する受光部と、波長が既知
である前記複数の光を前記受光部で同時に受光するよう
に前記光源部を制御する制御部と、を備えた。 6.波長が既知である複数の光を出力する光源部と、前
記光源部の出力光を入力する被試験デバイスと、前記被
試験デバイスの出力光を被試験デバイスに再入力する全
反射鏡と、前記全反射鏡により再入力された波長が既知
である前記複数の光を前記光源部と前記被試験デバイス
の間で受光する受光部と、波長が既知である前記複数の
光を前記受光部で同時に受光するように前記光源部を制
御する制御部と、を備えた。 7.波長が既知である複数の光を出力する光源部と、前
記光源部の出力光を2分岐する光分岐器と、前記光分岐
器の一方の出力を入力する被試験デバイスと、前記被試
験デバイスの出力光を入力する受光部と、波長が既知で
ある前記複数の光を前記受光部で同時に受光するように
前記光源部を制御する制御部と、前記光分岐器の他方の
出力を入力する受光部と、を備えた。 8.波長が既知である第1の光パルスと、波長が既知で
あって前記第1の光パルスと波長が異なる第2の光パル
スを出力する光源部と、一方の光パルスを任意の遅延時
間(ΔT)で遅延させる光パルス可変遅延手段と、前記
各光源の光パルスを入力される被試験デバイスと、前記
被試験デバイスが出力される各光パルスを入力する受光
部と、制御部と、から構成され、前記制御部は、前記遅
延時間(ΔT)を制御する遅延時間制御機能と、前記受
光部で受光される前記2つの光パルスの遅延時間(△
T’)が零となるように前記遅延時間(ΔT)を制御
し、そのときの遅延時間△Tを測定し、ΔT=dτ(但
し、τは伝搬時間)より、伝搬遅延時間(dτ)を求め
る伝搬時間測定機能と、前記伝搬遅延時間(dτ)によ
り、波長分散値(D)をD=dτ/(λ1−λ2)(但
し、λ1,λ2は前記2つの光パルスの波長)より演算す
る演算機能と、を備えている。 9.波長が既知である第1の光パルスと、波長が既知で
あって前記第1の光パルスと波長が異なる第2の光パル
スを出力する光源部と、一方の光パルスを任意の遅延時
間(ΔT)で遅延させる光パルス可変遅延手段と、前記
各光パルスを同時に入力される被試験デバイスと、前記
被試験デバイスから出力された光パルスを前記被試験デ
バイス入力側へ反射する全反射鏡と、前記被試験デバイ
スの入力側に設けられた光分岐手段と、前記光分岐手段
により分岐された反射光パルスを受光する受光部と、制
御部と、から構成され、前記制御部は、前記遅延時間
(ΔT)を制御する遅延時間制御機能と、前記受光部で
受光される前記2つの光パルスの遅延時間(△T’)が
零となるように前記遅延時間(ΔT)を制御し、そのと
きの遅延時間△Tを測定し、ΔT=dτ(但し、τは伝
搬時間)より、伝搬遅延時間(dτ)を求める伝搬時間
測定機能と、前記伝搬遅延時間(dτ)により、波長分
散値(D)をD=dτ/(λ1−λ2)(但し、λ1,λ2
は前記2つの光パルスの波長)より演算する演算機能
と、を備えている。 10.波長が既知である第1の光パルスと、波長が既知
であって前記第1の光パルスと波長が異なる第2の光パ
ルスを出力する光源部と、一方の光パルスを任意の遅延
時間(ΔT)で遅延させる光パルス可変遅延手段と、前
記各光源の光パルスを入力される被試験デバイスと、前
記被試験デバイスが出力される各光パルスを入力する第
一の受光部と、前記被試験デバイスに入力する光パルス
を分岐する分岐手段と、分岐された光パルスを透過させ
る基準光路と前記基準光路より出力された光パルスを受
光する第二の受光部と制御部と、から構成され、前記制
御部は、前記遅延時間(ΔT)を制御する遅延時間制御
機能と、前記第一の受光部で受光した前記2つの光パル
スの遅延時間(△T’)が零となるように前記遅延時間
(ΔT)を制御し、そのときの遅延時間△Tを測定し、
ΔT=dτ(但し、τは伝搬時間)より、伝搬遅延時間
(dτ)を求める伝搬時間測定機能と、前記伝搬遅延時
間(dτ)により、波長分散値(D)をD=dτ/(λ
1−λ2)(但し、λ1,λ2は前記2つの光パルスの波
長)より演算する演算機能と、ΔT’が零になった時、
第二の受光部の出力によりdτを確認する機能、また
は、第二の受光部により直接にdτを求める機能と、を
備えている。 11.前記伝搬時間(dτ)を求める手段、あるいは、
前記光パルス全てが重なる時間関係を測定する手段、あ
るいは、前記制御部、あるいは、前記伝搬時間測定機能
は、前記受光部で受光した光パルスの所定の閾値を越え
るパルス幅が最大パルス幅になるようにΔTを制御して
前記伝搬遅延時間(dτ)を求めるものである。 12.前記ΔTを制御する手段、あるいは、前記光パル
スの入力時のタイミングを制御する手段、あるいは、前
記光源部を制御する手段、あるいは、前記遅延時間制御
機能は、直角プリズムと可動直角プリズムで空間光路を
構成し、前記入力光間に任意の光路差を生じさせる可変
遅延器である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図6の図面を参照しながら説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明を適用した第1の
実施の形態としての波長分散測定装置の構成を示すブロ
ック図である。光源部はある時間差ΔTで、波長λ1
λ2の2つの光パルスを出射する。この光パルスはDU
Tを通過するが、波長が異なるために伝搬速度が異な
り、受光部には時間差ΔT’=ΔT−dτで入射する。
制御部は、ΔT’=0となるようにΔTを適宜制御する
結果、ΔT=dτとなり、波長分散Dは(3)式で求め
られる。
【0013】光源部の構成について、図2を用いて説明
する。図2は、2つの光パルスの時間間隔ΔTを調整で
きる光源部の構成例である。2つのパルス光源の出力を
合波して出射しており、一方のパルス光源の出力には可
変遅延器が挿入されており、制御部からの信号により遅
延時間量を可変できる。安定なΔTを得るために、図示
していないが、2つのパルス光源のパルスタイミングは
同期させておくべきである。
【0014】さらに、可変遅延器の一例を図3に示す。
2つの直角プリズムで空間光路を構成した例であるが、
可動直角プリズムを距離a移動させて、光路差2aを得
ることができる。
【0015】次に、ΔT’=0になるようΔTを調整す
る方法について、一例を図4に示す。ある閾値において
光パルス幅を測定する。本来の光パルス幅をδとすれ
ば、重なった光パルスの幅は最大値でδになるはずであ
る。閾値を検出してパルス幅を算出しながら最大パルス
幅になるようにΔTを制御することで調整が可能であ
る。
【0016】DUTの許容損失値の拡大効果を、図5を
用いて説明する。図5aは従来例の光パルスの時間関係
と強度を示している。DUT入射は同時で同強度であっ
た2つの光パルスは、伝搬速度の差によりDUT出射時
にはdτの時間差が生じ、また、DUTの損失により各
光パルス強度は弱くなっている。これに対して、図5b
は図1に示す本発明の光パルスの時間関係と強度を示し
ている。dτずらしてDUTに入射した同強度の光パル
スは、伝搬速度の差によりDUT出射は同時となる。D
UTによる損失は従来例と同様に受けるが、2つのパル
スは同時に受光するので倍の強度が得られる。すなわ
ち、波長の異なる2つの光パルスはDUTへ同時には入
射しないので、各々Pmaxで入射が可能である。そのま
ま出射するとすれば、損失条件は α>Pmin/Pmax となるが、受光器には2つの光パルスが同時に入射する
ので、損失は α>Pmin/Pmax/2 ・・・・・・・(5) となり、条件は倍良くなる。(4)式との比較では4倍
の改善である。
【0017】なお、光パルスを、3つ以上複数の波長の
組み合わせにしても、当然測定は可能である。複数の光
パルスの場合も、2つの光パルスの場合と同様に各光パ
ルスのタイミングを制御して全てが重なる(受光のピー
ク強度が最大になる)時間関係を得る。この時、波長
(λnーλm)/2、ただし、λn>λm、における波長分
散値が、dτnm/(λnーλm)より求められる。ここ
で、dτnmはλnとλmの光パルスの伝搬遅延時間であ
る。3つの光パルスの例で説明する。添え字が各光パル
スを表し、波長は、λ1、λ2、λ3で、λ1>λ2>λ3と
する。相対遅延時間△Tは波長λ1とλ2の場合は△T12
と表す。D12は波長(λ1+λ2)/2における波長分散
値を表す。まず、△T12を固定しておいて、△T13を掃
引しながら受光レベルを測定する。続いて、△T12を少
し変えてから固定の上、再度△T13を掃引しながら受光
レベルを測定する。この繰り返しの中で、最大受光レベ
ルの得られる△T12,△T13の関係を求める。その時、
△T12=dτ12,△T13=dτ13とすれば、D12=dτ
12/(λ1ーλ2),D13=dτ13/(λ1ーλ3)とな
る。△T13は当然△T23でもかまわない。ただし、3つ
の光パルスの場合は、遅延手段が2つ必要になり、測定
にも時間を要するが、DUTに対する損失条件は最大3
倍改善される。4つ以上の光パルスの組み合わせの場合
も、3つに準じることは明らかである。
【0018】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態について、図6を参照して説明する。図6
は、本発明を適用した第2の実施の形態としての波長分
散測定装置の構成を示すブロック図である。この実施の
形態の波長分散測定装置は、前述の第1の実施の形態の
波長分散測定装置(図1)で受光部をDUT入射側に設
置し、DUT出射側に全反射鏡を追加した構成となって
いる。この第2の実施の形態特有の部分以外は、前述の
第1の実施の形態におけると同様である。第2の実施の
形態において、第1の実施の形態と同一部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。光源部からの光パルス
はDUTに入射され、DUT出射側に設置された全反射
鏡により再びDUTに戻され、DUT入射側へ再度出射
した光パルスを分岐して受光部へ入射する。第1の実施
の形態に対して、光パルスがDUTを往復するので、2
倍の波長分散値を測定したことになる。このようにDU
Tの出射側に全反射鏡を設けることで、DUTの出射端
が遠方にある場合も装置本体から受光部を分離すること
なく測定ができる。
【0019】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態について、図7を参照して説明する。図7
は、本発明を適用した第3の実施の形態としての波長分
散測定装置の構成を示すブロック図である。この実施の
形態の波長分散測定装置は、前述の第1の実施の形態の
波長分散測定装置(図1)でDUTに入射する光パルス
を分岐し、基準光路を経た光パルスとして受光する第二
の受光部を追加した構成となっている。この第3の実施
の形態特有の部分以外は、前述の第1の実施の形態にお
けると同様である。第3の実施の形態において、第1の
実施の形態と同一部分には同一符号を付し、その説明を
省略する。光源部から出射される光パルスは、図1と同
様にDUTを通過して受光部で受光され、制御部が2つ
の光パルスが重なるように調整する。この時、DUTの
直前で分岐したもう一方の光パルスは、基準光路を経る
ので、その光パルス間隔ΔTはそのままである。すなわ
ち、制御部で調整後にΔT=dτになった時、第二の受
光部の出力によりdτを確認できる。なお、基準光路の
損失はわずかで各光パルスを充分検出できる。制御部は
光源部を制御して、通常、dτをその制御値から求める
が、この場合は、第二の受光部により制御の結果として
直接にdτが求められる。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり詳述したように、本発明の
波長分散測定装置によれば、波長の異なる2つの光パル
スを受光するタイミングを一致させるように調整するこ
とによって、DUTの許容損失を拡大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態としての波
長分散測定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】光源部の構成例を示す図である。
【図3】可変遅延器の構成例を示す図である。
【図4】2つの光パルスを同時に受光するための制御方
法の一例を説明する図である。
【図5】2つの光パルスの強度と時間ずれを説明する図
である。
【図6】本発明を適用した第2の実施の形態としての波
長分散測定装置の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明を適用した第3の実施の形態としての波
長分散測定装置の構成を示すブロック図である。
【図8】2つの光パルスの強度と時間ずれを説明する図
である。
【図9】従来技術の光パルス遅延法による波長分散測定
装置の構成例を示すブロック図ある。
【図10】従来技術の光パルス遅延法による波長分散測
定装置の構成例を示すブロック図ある。
【図11】遅延時間測定の一例を示す図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波長が異なりかつ同期した2つの光パル
    ス(λ1,λ2)を相対的に遅延させて被試験デバイスに
    入力し、前記被試験デバイスから出力される前記2つの
    光パルスの遅延時間(△T’)が零となるように入力時
    の遅延時間(ΔT)を制御して、ΔT=dτ(但し、τ
    は伝搬時間)より伝搬遅延時間(dτ)を求め、この伝
    搬遅延時間(dτ)より、波長分散値(D)をD=dτ
    /(λ1−λ2)(但し、λ1,λ2は2つの光の波長)よ
    り求める、ことを特徴とする波長分散測定方法。
  2. 【請求項2】 波長が異なりかつ同期した2つの光パル
    ス(λ1,λ2)を相対的に遅延させて被試験デバイスに
    入力し、 前記被試験デバイスから出力される前記2つの光パルス
    を前記被試験デバイスの入力側へ全反射させ、 前記被試験デバイスの入力側に設けられた光分岐手段に
    より反射された前記2つの光パルスを分岐し、 分岐された前記2つの光パルスの遅延時間(△T’)が
    零となるように入力時の遅延時間(ΔT)を制御して、
    ΔT=dτ(但し、τは伝搬時間)より伝搬遅延時間
    (dτ)を求め、この伝搬遅延時間(dτ)より、波長
    分散値(D)をD=dτ/(λ1−λ2)(但し、λ1
    λ2は2つの光の波長)より求める、ことを特徴とする
    波長分散測定方法。
  3. 【請求項3】波長が異なりかつ同期した2つの光パルス
    (λ1,λ2)を相対的に遅延させて被試験デバイスに入
    力し、前記被試験デバイスから出力される前記2つの光
    パルスの遅延時間(△T’)が零となるように入力時の
    遅延時間(ΔT)を制御して、ΔT=dτ(但し、τは
    伝搬時間)より伝搬遅延時間(dτ)を求め、この伝搬
    遅延時間(dτ)より、波長分散値(D)をD=dτ/
    (λ1−λ2)(但し、λ1,λ2は2つの光の波長)より
    求め、前記被試験デバイスに入力する前記2つの光パル
    スを分岐し、基準光路を透過させ、透過した光パルスを
    受光し、 前記ΔT’が零になった時、前記受光によりdτの確
    認、または、前記受光により直接dτを求める、ことを
    特徴とする波長分散測定方法。
  4. 【請求項4】 波長が異なりかつ同期したk個の光パル
    ス(ただし、kは3以上の自然数)を相対的に遅延させ
    て被試験デバイスに入力し、 前記k個の各光パルスの入力時のタイミングを制御し
    て、前記被試験デバイスから出力される前記k個の光パ
    ルス全てが重なる時間関係を測定し、 この時、波長(λnーλm)/2(ただし、λn>λ
    m)における波長分散値(Dnm)を、dτnm/(λ
    nーλm)(ただし、dτnmはλnとλmの光パルス
    の伝搬遅延時間)より求める、ことを特徴とする波長分
    散測定方法。
  5. 【請求項5】 波長が既知である複数の光を出力する光
    源部と、 前記光源部の出力光を入力する被試験デバイスと、 前記被試験デバイスの出力光を入力する受光部と、 波長が既知である前記複数の光を前記受光部で同時に受
    光するように前記光源部を制御する制御部と、を備えた
    ことを特徴とする波長分散測定装置。
  6. 【請求項6】 波長が既知である複数の光を出力する光
    源部と、 前記光源部の出力光を入力する被試験デバイスと、 前記被試験デバイスの出力光を被試験デバイスに再入力
    する全反射鏡と、 前記全反射鏡により再入力された波長が既知である前記
    複数の光を前記光源部と前記被試験デバイスの間で受光
    する受光部と、 波長が既知である前記複数の光を前記受光部で同時に受
    光するように前記光源部を制御する制御部と、を備えた
    ことを特徴とする波長分散測定装置。
  7. 【請求項7】 波長が既知である複数の光を出力する光
    源部と、 前記光源部の出力光を2分岐する光分岐器と、 前記光分岐器の一方の出力を入力する被試験デバイス
    と、 前記被試験デバイスの出力光を入力する受光部と、 波長が既知である前記複数の光を前記受光部で同時に受
    光するように前記光源部を制御する制御部と、 前記光分岐器の他方の出力を入力する受光部と、 を備えたことを特徴とする波長分散測定装置。
  8. 【請求項8】 波長が既知である第1の光パルスと、波
    長が既知であって前記第1の光パルスと波長が異なる第
    2の光パルスを出力する光源部と、 一方の光パルスを任意の遅延時間(ΔT)で遅延させる
    光パルス可変遅延手段と、 前記各光源の光パルスを入力される被試験デバイスと、 前記被試験デバイスが出力される各光パルスを入力する
    受光部と、 制御部と、から構成され、 前記制御部は、前記遅延時間(ΔT)を制御する遅延時
    間制御機能と、 前記受光部で受光される前記2つの光パルスの遅延時間
    (△T’)が零となるように前記遅延時間(ΔT)を制
    御し、そのときの遅延時間△Tを測定し、ΔT=dτ
    (但し、τは伝搬時間)より、伝搬遅延時間(dτ)を
    求める伝搬時間測定機能と、 前記伝搬遅延時間(dτ)により、波長分散値(D)を
    D=dτ/(λ1−λ2)(但し、λ1,λ2は前記2つの
    光パルスの波長)より演算する演算機能と、を備えてい
    ることを特徴とする波長分散測定装置。
  9. 【請求項9】 波長が既知である第1の光パルスと、波
    長が既知であって前記第1の光パルスと波長が異なる第
    2の光パルスを出力する光源部と、 一方の光パルスを任意の遅延時間(ΔT)で遅延させる
    光パルス可変遅延手段と、 前記各光パルスを同時に入力される被試験デバイスと、 前記被試験デバイスから出力された光パルスを前記被試
    験デバイス入力側へ反射する全反射鏡と、 前記被試験デバイスの入力側に設けられた光分岐手段
    と、 前記光分岐手段により分岐された反射光パルスを受光す
    る受光部と、 制御部と、から構成され、 前記制御部は、 前記遅延時間(ΔT)を制御する遅延時間制御機能と、 前記受光部で受光される前記2つの光パルスの遅延時間
    (△T’)が零となるように前記遅延時間(ΔT)を制
    御し、そのときの遅延時間△Tを測定し、ΔT=dτ
    (但し、τは伝搬時間)より、伝搬遅延時間(dτ)を
    求める伝搬時間測定機能と、 前記伝搬遅延時間(dτ)により、波長分散値(D)を
    D=dτ/(λ1−λ2)(但し、λ1,λ2は前記2つの
    光パルスの波長)より演算する演算機能と、を備えてい
    ることを特徴とする波長分散測定装置。
  10. 【請求項10】 波長が既知である第1の光パルスと、
    波長が既知であって前記第1の光パルスと波長が異なる
    第2の光パルスを出力する光源部と、 一方の光パルスを任意の遅延時間(ΔT)で遅延させる
    光パルス可変遅延手段と、 前記各光源の光パルスを入力される被試験デバイスと、 前記被試験デバイスが出力される各光パルスを入力する
    第一の受光部と、 前記被試験デバイスに入力する光パルスを分岐する分岐
    手段と、 分岐された光パルスを透過させる基準光路と前記基準光
    路より出力された光パルスを受光する第二の受光部と制
    御部と、から構成され、 前記制御部は、 前記遅延時間(ΔT)を制御する遅延時間制御機能と、 前記第一の受光部で受光した前記2つの光パルスの遅延
    時間(△T’)が零となるように前記遅延時間(ΔT)
    を制御し、そのときの遅延時間△Tを測定し、ΔT=d
    τ(但し、τは伝搬時間)より、伝搬遅延時間(dτ)
    を求める伝搬時間測定機能と、 前記伝搬遅延時間(dτ)により、波長分散値(D)を
    D=dτ/(λ1−λ2)(但し、λ1,λ2は前記2つの
    光パルスの波長)より演算する演算機能と、 ΔT’が零になった時、第二の受光部の出力によりdτ
    を確認する機能、または、第二の受光部により直接にd
    τを求める機能と、を備えていることを特徴とする波長
    分散測定装置。
  11. 【請求項11】 前記伝搬時間(dτ)を求める手段、
    あるいは、前記光パルス全てが重なる時間関係を測定す
    る手段、あるいは、前記制御部、あるいは、前記伝搬時
    間測定機能は、前記受光部で受光した光パルスの所定の
    閾値を越えるパルス幅が最大パルス幅になるようにΔT
    を制御して前記伝搬遅延時間(dτ)を求めるものであ
    る、ことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載
    の波長分散測定装置。
  12. 【請求項12】 前記ΔTを制御する手段、あるいは、
    前記光パルスの入力時のタイミングを制御する手段、あ
    るいは、前記光源部を制御する手段、あるいは、前記遅
    延時間制御機能は、直角プリズムと可動直角プリズムで
    空間光路を構成し、前記入力光間に任意の光路差を生じ
    させる可変遅延器である、ことを特徴とする請求項1〜
    11のいずれかに記載の波長分散測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100356715C (zh) * 2004-03-30 2007-12-19 富士通株式会社 用于波长色散补偿的方法和装置
JP2012042385A (ja) * 2010-08-20 2012-03-01 Fujitsu Ltd 分散測定装置
JP2013535891A (ja) * 2010-07-19 2013-09-12 インチューン ネットワークス リミテッド 光通信ネットワークにおける分散測定システム及び方法

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