JP2012042144A - 自動製氷機等の扉開閉構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉パネルが傾いた状態で上下動された場合にも、軽滑に扉パネルを上下方向にスライド操作することができる貯氷庫等の扉開閉構造を提供する。
【解決手段】出入口14の左右縁部に設けられた左右一対の上下方向に伸びるガイドレール17・17と、左右のガイドレール17・17内で転動可能に構成された転動ローラ30を介して上下方向に案内支持される扉パネル15とを備える。ガイドレール17は、左右端壁21・21と、両端壁21・21の前後端とを繋ぐ奥壁22とを有し、前後方向に開口部18を有する断面コ字形に形成する。転動ローラ30を、前後方向に伸びるローラ軸34まわりに回転可能に構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動製氷機等の扉開閉構造に関し、上下方向にスライド操作される扉パネルの開閉操作性の向上を図る技術に関する。本発明に係る扉開閉構造は、自動製氷機のほか冷蔵庫等に適用することもできる。
自動製氷機には、貯氷庫内に貯留された氷塊を取り出すことができるように、製氷機本体の前面に、貯氷庫の取出口を開閉するための扉パネルを上下方向にスライド開閉可能に設けたものがある。冷蔵庫においても同様であり、冷蔵庫本体の前面に、取出口を開閉するための扉パネルを上下方向にスライド開閉可能に設けたものがある(特許文献1)。
特許文献1に示す冷蔵庫の扉開閉構造では、出入口を構成する扉枠の左右に、鉛直方向に伸びる案内レールが設けられている。扉パネルの左右両側には、上下一対ずつ計4個の転動ローラが設けられている。扉パネルはワイヤを介してウエイトに連結されている。詳しくは、扉パネルの上端にはワイヤが連結されており、このワイヤをプーリーに巻き掛けて、扉パネルはウエイトで吊り下げられた状態となっている。さらにワイヤの他端には適当な重量からなるウエイトが連結されている。このように、扉パネルにワイヤを介してウエイトを連結してあると、扉パネルの荷重をバランサーの反力により相殺することができるので、小さな力で以て扉パネルを上下方向へ開閉操作することができる。上下方向の任意の位置で扉パネルを停止させることもできる。
実開昭49−129163号公報(図1、図2)
図10に示すように、特許文献1に係る扉開閉構造では、各転動ローラ102は、扉パネル100の左右端面から左右外水平方向に突出形成されたローラ軸103に装着されており、該ローラ軸103まわりに転動回転自在に構成されている。また、特許文献1に係る扉開閉構造においては、左右の各案内レール101は、扉パネル100側に開口を有する断面コ字状に形成されている。
詳しくは、図11(a)・(b)に示すように、案内レール101は、扉パネル100側に指向する左右の奥端壁104と、奥端壁104の後側から左右方向に伸びる後壁105と、奥端壁104の前側から左右方向に伸びる前壁106とを備え、扉パネル100側(左右内側)に開口部を有する断面コ字状に形成されている。後壁105は、左右水平方向に真っ直ぐに伸びている。前壁106は、左右中央部が前方側に突出するように湾曲する半円弧状に形成されており、左右中央部から奥端壁104に近付くにつれて、或いは左右中央部から開口部に近付くにつれて、後壁105との対向間隔寸法が漸次小さくなるように構成されている。すなわち、この案内レール101のレール幅は、左右中央部が広く、左右両端部が狭くなるように構成されている。
特許文献1に係る扉開閉構造においては、扉パネル100が傾くことなく上下スライド操作されるときには、転動ローラ102は、案内レール101の左右中央部に位置しており、転動ローラ101の前後の片側面のみが、前後壁106・105のいずれかに接触している。すなわち、扉パネル100の左右辺が鉛直方向に延びる適正な姿勢状態で上下スライド操作されるときには、転動ローラ102は、案内レール101の左右中央部に位置し、転動ローラ102の前後の片側面のみが、前後壁106・105のいずれかに接触している。従って、扉パネル100が傾くことなく上下操作されるときには、転動ローラ102の前側面が前壁106にのみ接触して回動し、或いは転動ローラ102の後側面が後壁105にのみ接触して回動することで、扉パネル100を軽滑にスライド移動させることができる。
しかし、図10に示すように、扉パネル100が傾いたとき、すなわち、扉パネル100の左右辺が鉛直方向から傾いたときには、図11(a)・(b)に示すように、転動ローラ102の前後の両側面が、案内レール101の前後の両壁105・106に同時に接触し、転動ローラ102は軸まわりに回転することが困難となり、結果として、扉パネル100の軽滑なスライド操作が損なわれるおそれがある。つまり、図11(a)・(b)に示すように、案内レール101の前壁106に転動ローラ102の前側面が接触すると、該前側面には、転動ローラ102を時計回転方向、或いは反時計回転方向に回転させる力が作用する。一方、案内レール101の後壁に転動ローラ102の後側面が接触すると、該後側面には、先の前側面とは逆回転方向の回転力が作用する。このため、扉パネル100が傾いた場合には、転動ローラ102はいずれの回転方向にも回転することができず、案内レール101に沿って扉パネル100を軽滑にスライド操作することが不可能となるおそれがあり、その点に改良の余地があった。
本発明は、以上のような従来の貯氷庫等の扉開閉構造の抱える問題を解決するためになされたものであり、扉パネルが傾いた状態で上下動された場合にも、軽滑に扉パネルを上下方向にスライド操作することができる、新規な貯氷庫等の扉開閉構造を提供することにある。
本発明は、出入口14の左右縁部に設けられた左右一対の上下方向に伸びるガイドレール17・17と、左右のガイドレール17・17内で転動可能に構成された転動ローラ30を介して上下方向に案内支持される扉パネル15と、扉パネル15を吊り下げ保持するための保持機構19とを備え、上下方向にスライド操作される扉パネル15により、出入口14を開閉自在に閉塞することができる自動製氷機1等の扉開閉構造12を対象とする。ガイドレール17は、左右端壁21・21と、両端壁21・21の前後端とを繋ぐ奥壁22とを有し、前後方向に開口部18を有する断面コ字形に形成する。転動ローラ30を、前後方向に伸びるローラ軸34まわりに回転可能に構成する。
ガイドレール17の左右端壁21・21の対向間隔で規定されるガイドレール17の前後方向のレール幅B1を、開口部18に近付くに連れて小さくなるように形成する。開口部18に係るガイドレール17のレール幅B2が、転動ローラ30の左右縁で規定されるローラ径Dよりも小さくなるように設定する。
保持機構19は、扉パネル15の上端に固定された索条体39と、索条体39を巻き取るための定荷重バネを動力源とする巻取装置40とを含むものとすることができる。
出入口14を有する前パネル16と、前パネル16よりも前方寄りに配された化粧パネル9とを有する。両パネル9・16の間に、押し上げ操作された扉パネル15を収容するための収容空間41を形成する。収容空間41の上部に、保持機構19の巻取装置40を配する。
本発明においては、ガイドレール17を、左右端壁21・21と、両端壁21・21の前後端とを繋ぐ奥壁22とを有し、前後方向に開口部18を有する断面コ字形に形成し、転動ローラ30を、前後方向に伸びるローラ軸34まわりに回転可能に構成した。これによれば、図8に示すように、扉パネル15が傾いた場合でも、図9(a)・(b)に示すように、転動ローラ30の左右端のそれぞれが、ガイドレール17の左右端壁21・21の内面と同時的に接触することは無く、転動ローラ30は支障無く回転できる。従って、転動ローラ30が回転不能に陥ることに起因して、扉パネル15の軽滑な上下方向のスライド操作が阻害される不具合は生じず、常に扉パネル15を軽滑にスライド操作することが可能となる。このことは、操作性や信頼性に優れた扉開閉構造12を得ることができることを意味し、該扉開閉構造12が適用される自動製氷機1等の信頼性の向上に貢献できる。
ガイドレール17の左右端壁21・21の対向間隔で規定されるガイドレール17の前後方向のレール幅B1が、開口部18に近付くに連れて小さくなるように形成されており、この開口部18に係るガイドレールのレール幅B2が、転動ローラ30の左右縁で規定されるローラ径Dよりも小さくなるように設定されている形態を採ることができる。これによれば、転動ローラ30がガイドレール17の開口部18から不用意に抜け外れることを確実に防いで、より信頼性に優れた扉開閉構造を得ることができる。
保持機構19が、扉パネル15の上端に装着された索条体39と、索条体39を巻き取るための定荷重バネを動力源とする巻取装置40とを含むものとしてあると、保持機構19の占有スペースを小さくすることができるので、扉開閉構造12の省スペース化を図ることができる。すなわち、従来の扉開閉構造のように、保持機構がウエイトを備えるものである場合には、扉パネルの上下操作に伴ってウエイトが上下動するため、該ウエイトの上下動を許すための動作スペースを確保する必要があり、その分だけ扉開閉構造の省スペース化を図ることが困難となる。これに対して、本発明のように、定荷重バネを動力源とする巻取装置40で保持機構19を構成していると、ウエイトの動作スペースを廃することができるので、扉開閉構造12の省スペース化を図ることができる。このことは、扉開閉構造12が適用される自動製氷機1等の設計自由度が向上することを意味し、庫内スペースの増大化などに貢献できる。
収納空間41の上部に巻取装置40が配されていると、元来はデッドスペースである当該部分を無駄なく有効活用することができるので、扉開閉構造12の省スペース化に貢献して、自動製氷機1等の設計自由度の向上を図ることができる。
本発明に係る扉開閉構造の要部の横断平面図である。 本発明に係る扉開閉構造が適用される自動製氷機の正面図である。 本発明に係る扉開閉構造の全体構造を示す正面図である。 本発明に係る扉開閉構造の要部の正面図である。 本発明に係る扉開閉構造の縦断側面図であり、図2のA−A線断面図である。 本発明に係る扉開閉構造の縦断側面図であり、図2のB−B線断面図である。 本発明に係る扉開閉構造の扉パネルの上位置における保持状態を示す正面図である。 本発明に係る扉開閉構造の動作を説明するための図であり、扉パネルが傾いた状態を示す正面図である。 (a)・(b)は、本発明に係る扉開閉構造の動作を説明するための図である。 従来の扉開閉構造の動作を説明するための図であり、扉パネルが傾いた状態を示す正面図である。 (a)・(b)は、従来の扉開閉構造の動作を説明するための図である。
(実施例) 図1乃至図9に、本発明を自動製氷機の扉構造に適用した実施例を示す。なお、本発明における前後、左右、上下とは、図1乃至図5に示す交差矢印と、各矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。
図2において、この自動製氷機1は、該製氷機1を構成する断熱箱体2の内部に貯氷室3が形成されており、該断熱箱体2の上部に製氷機構4が配設され、該製氷機構4で製造された氷を貯氷室3内に貯留するように構成される。断熱箱体の2の下部には、熱交換機およびファンなどを備える機械室5が設けられており、その上部に先の貯氷室3が設けられている。
断熱箱体2の前面は、下方から順に、機械室5の前面をカバーする下フロントパネル7と、貯氷室3の前面をカバーする中フロントパネル8と、扉開閉構造12を構成する上フロントパネル(化粧パネル)9とで覆われている。断熱箱体2の過半上部には前部開口13が設けられており、この前部開口13を覆うように、扉開閉構造12、および該扉開閉構造12を構成する上フロントパネル9が装着されている。扉開閉構造12には、前部開口13を介して貯氷室3に通ずる出入口14を開閉するための扉パネル15が上下方向にスライド操作可能に設けられており、扉パネル15を上方にスライド操作したとき、前部開口13および出入口14を介して、貯氷室3内から氷塊を取り出すことができる。
扉開閉構造12は、長方四角形状に開設された出入口14を有する前パネル16と、出入口14の左右縁部に設けられた左右一対の鉛直方向に伸びるガイドレール17・17と、左右のガイドレール17・17内に転動可能に構成された転動ローラ30を介して上下方向にスライド操作可能に案内支持されて、出入口14を開閉自在に閉塞する扉パネル15と、扉パネル15を吊り下げ支持するための保持機構19と、先の上フロントパネル9とを含む。
図1に示すように、ガイドレール17は、左右端壁21・21と、両端壁21・21の後端とを繋ぐ後壁(奥壁)22とを有し、前方に開口部18を有する断面コ字状のプレス成形品であり、後壁22が前パネル16の左右縁23・23に固定されている。左右端壁21・21はヘ字状に前方に伸びるように屈曲形成されており、ガイドレール17のレール幅B1は、前後方向の中央部において広く、前後方向の端部において狭くなるように設定されている。図4に示すように、各ガイドレール17・17の上端には、扉パネル15を最上位置で保持するためのキャッチャー24が設けられている。キャッチャー24は、板バネで形成されており、一端が前パネル16の左右縁23・23に固定されている。
扉パネル15は、前後二枚のパネル25・25と、両パネル25・25の四周縁を囲むように配設される枠材26と、両パネル25・25の間に配設された四角枠状のガスケット27とを含む。扉パネル15の前面下方に位置する枠材26には、上下方向に戸パネルをスライド操作する際に、手指を掛けるための操作片となる把手28が設けられている。把手28は、前方に突出形成された板体であり、扉パネル15の左右方向の略全体に亘って形成されている。
図1および図3に示すように、扉パネル15を構成する左右端部の各枠材26には、ブラケット29を介して計四個の転動ローラ30が装着されている。図1に示すように、各ブラケット29は、枠材26の左右の外側面に固定されるL字状の取付部31と、取付部31に連続してコ字状に折り曲げ形成された軸受部32とを一体に備える、上下方向に長いステンレス製のプレス金具である。軸受部32の後壁33には後述するローラ軸34用の挿通孔35が形成されている。ブラケット29の取付部31の端壁36を枠材26の外側面にビス止め、またはスポット溶接することにより、ブラケット29は枠材26に固定されている。
ブラケット29の軸受部32には、挿通孔35を挿通する状態でローラ軸34が装着されており、該ローラ軸34に転動ローラ30が遊転自在に装着されている。すなわち、転動ローラ30は、前後方向に伸びるローラ軸34まわりに遊転自在に装着されている。転動ローラ30とローラ軸34との間には、ベアリング(不図示)が組み付けられている。転動ローラ30がガイドレール17の開口部18から不用意に抜け外れるのを防ぐ目的から、転動ローラ30の左右縁で規定されるローラ径Dは、開口部に係るガイドレール17のレール幅B2よりも大きくなるように設定されている。
図1および図2において、符号10は、ガイドレール17および転動ローラ30を覆うことを目的として、断熱箱体2に装着されたサイドパネルを示す。サイドパネル10の遊端側には、ガスケット37が装着されており、該ガスケット37により閉塞時における扉パネル15と出入口14との気密性が確保されている。
図3乃至図5に示すように、保持機構19は、扉パネル15の上辺を構成する枠材26の左右端に固定された左右一対のワイヤ(索条体)39と、各ワイヤ39を巻き取るための左右一対の巻取装置40・40とを含む。巻取装置40は、定荷重バネを動力源とするものであり、両巻取装置40・40の引っ張り荷重の合計は、扉パネル15の総重量よりも僅かに大きく設定されている。このように、両巻取装置40・40の引っ張り荷重の合計を扉パネル15の総重量よりも僅かに大きく設定してあると、小さな力で扉パネル15を上下操作することが可能となり、また、扉パネル15を上下方向の任意の位置に保持することができる。
図5および図6において、符号41は、前パネル16と上フロントパネル9との間に形成されて、上方にスライド操作された扉パネル15を収容するための収容空間を示す。すなわち、扉パネル15は、出入口14を閉塞する下端位置と、該収納空間41内に収容される上端位置との間でスライド移動可能に構成されている。図3において、符号42は扉パネル15の上方向への移動限界を規制ずるストッパーである。ストッパー42はゴムで形成してあり、前パネル16に固定されている。扉パネル15を上方向へ移動させたときに、ストッパー42に扉パネル15の枠材26の上縁が当接することで、上方向への移動が規制される。同時に、図7に示すように、キャッチャー24で転動ローラ30が支持されることにより、扉パネル15は上端位置で保持される。
図5および図6に示すように、巻取装置40は、先の収納空間41の上方位置に配設されている。このように、巻取装置40を収容空間41の上部に配設してあると、元来はデッドスペースであった当該部分を無駄なく有効活用することができるので、扉開閉構造12の省スペース化に貢献して、自動製氷機1の設計自由度の向上を図ることができる。また、保持機構19が、定荷重バネを動力源とする巻取装置40を含んで構成されていると、ウエイト(特許文献1参照)の動作スペースを廃することができるので、扉開閉構造12の省スペース化を図り、自動製氷機1の設計自由度の向上を図ることができる。
以上のような構成からなる扉開閉構造12においては、把手28の左右端部に力が加えられ、扉パネル15が押し上げ操作、或いは押し下げ操作されると、扉パネル15の全体が傾くことがある。図8は、把手28の左端部に押し上げ操作力が加わって、扉パネル15が左上がり姿勢に傾いた状態を示しており、図9(a)は当該状態における右上方の転動ローラ30の状態を、図9(b)は当該状態における右下方の転動ローラ30の状態を示している。
図9(a)・(b)に示すように、扉パネル15が左上がり姿勢に傾くと、右上方の転動ローラ30は、その右側面のみがガイドレール17の右内面に接触し、右下方の転動ローラ30は、その左側面のみがガイドレール17の左内面に接触した状態となる。なお、左方の転動ローラ30においても同様であり、左上方の転動ローラ30は、その右側面のみがガイドレール17の右内面に接触し、左下方の転動ローラ30は、その左側面のみがガイドレール17の左内面に接触した状態となる。以上のように、扉パネル15が傾いたときにも、全ての転動ローラ30はガイドレール17内で回転が可能であり、従って、支障なく扉パネル15を上方向に押し上げ操作することができる。
このように、本実施例に係る扉開閉構造12によれば、扉パネル15が傾いた場合でも、転動ローラ30の左右端のそれぞれが、ガイドレール17の左右端壁21・21と同時的に接触することは無く、転動ローラ30はガイドレール17内で支障無く回転できる。従って、転動ローラ30が回転不能に陥ることに起因して、扉パネル15の軽滑な上下方向のスライド操作が阻害される不具合は生じず、常に扉パネル15を軽滑にスライド操作することができ、操作性および信頼性に優れた扉開閉構造12を得ることができる。
上記実施例においては、ガイドレール17は、前方に開口部18を有するものであったが、本発明はこれに限られず、後方に開口部18を有するものであってもよい。本発明に係る扉開閉構造12は、自動製氷機1の扉構造に限られず、冷蔵庫等の扉構造に適用することもできる。
1 自動製氷機
9 化粧パネル(上フロントパネル)
12 扉開閉機構
14 出入口
15 扉パネル
16 前パネル
17 ガイドレール
18 開口部
19 保持機構
21 端壁
22 後壁
30 転動ローラ
34 ローラ軸
39 索状体(ワイヤ)
40 巻取装置
41 収容空間
B1 レール幅
B2 レール幅
D ローラ径

Claims (4)

  1. 出入口(14)の左右縁部に設けられた左右一対の上下方向に伸びるガイドレール(17・17)と、左右のガイドレール(17・17)内で転動可能に構成された転動ローラ(30)を介して上下方向に案内支持される扉パネル(15)と、扉パネル(15)を吊り下げ保持するための保持機構(19)とを備え、上下方向にスライド操作される扉パネル(15)により、前記出入口(14)を開閉自在に閉塞することができる自動製氷機(1)等の扉開閉構造(12)であって、
    前記ガイドレール(17)は、左右端壁(21・21)と、両端壁(21・21)の前後端とを繋ぐ奥壁(22)とを有し、前後方向に開口部(18)を有する断面コ字形に形成されており、
    前記転動ローラ(30)が、前後方向に伸びるローラ軸(34)まわりに回転可能に構成されていることを特徴とする自動製氷機等の扉開閉構造。
  2. 前記ガイドレール(17)の左右端壁(21・21)の対向間隔で規定されるガイドレール(17)の前後方向のレール幅(B1)が、前記開口部(18)に近付くに連れて小さくなるように形成されており、
    前記開口部(18)に係る前記ガイドレール(17)のレール幅(B2)が、前記転動ローラ(30)の左右縁で規定されるローラ径(D)よりも小さくなるように設定されている、請求項1記載の自動製氷機等の扉開閉構造。
  3. 前記保持機構(19)が、前記扉パネル(15)の上端に固定された索条体(39)と、該索条体(39)を巻き取るための定荷重バネを動力源とする巻取装置(40)とを含む、請求項1又は2記載の自動製氷機等の扉開閉構造。
  4. 前記出入口(14)を有する前パネル(16)と、該前パネル(16)よりも前方寄りに配された化粧パネル(9)とを有し、
    両パネル(9・16)の間に、押し上げ操作された扉パネル(15)を収容するための収容空間(41)が形成されており、
    前記収容空間(41)の上部に、前記保持機構(19)の巻取装置(40)が配されている、請求項3記載の自動製氷機等の扉開閉構造。
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