JP2012041395A - 糖鎖の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】糖鎖の製造方法は、エミュー(Dromaius novaehollandiae)の卵から、シアル酸が結合した糖鎖を分離する糖鎖分離工程を有することを特徴とする。糖タンパク質製剤の製造方法は、タンパク質に糖鎖を結合させる糖鎖結合工程を有し、前記糖鎖として、糖鎖の製造方法により製造された糖鎖を用いることを特徴とする。
【選択図】なし
Description
エミュー(Dromaius novaehollandiae)の卵から、シアル酸が結合した糖鎖を分離する糖鎖分離工程を有することを特徴とする。
タンパク質に糖鎖を結合させる糖鎖結合工程を有し、
前記糖鎖として、本発明の糖鎖の製造方法により製造された糖鎖を用いることを特徴とする。
前記エミュー(Dromaius novaehollandiae)の卵から、糖タンパク質画分を分画する糖タンパク質分画工程と、
分画された前記糖タンパク質画分を、糖鎖画分とタンパク画分とに分画する糖鎖分画工程と、
前記糖鎖画分から、前記シアル酸が結合した糖鎖画分を分画するシアル酸結合糖鎖分画工程とを含むことが好ましい。
本発明の糖鎖の製造方法は、前述のように、糖鎖の製造方法であって、エミュー(Dromaius novaehollandiae)の卵から、シアル酸が結合した糖鎖を分離する糖鎖分離工程を有することを特徴とする。本発明の糖鎖の製造方法は、前記糖鎖分離工程において、前記エミューの卵から、シアル酸が結合した糖鎖を分離することが特徴であって、その他の工程は、何ら制限されない。
本実施形態における糖鎖の製造方法は、前記エミューの卵から、糖タンパク質画分を分画する糖タンパク質分画工程と、分画された前記糖タンパク質画分を、糖鎖画分とタンパク画分とに分画する糖鎖分画工程と、前記糖鎖画分から、前記シアル酸が結合した糖鎖画分を分画するシアル酸結合糖鎖分画工程とを含む。
前記エミューの卵を準備し、卵白と卵黄に分ける。一方、抽出溶媒として、メタノールとクロロホルムとの混合溶媒を調製する。前記卵白と、等容量の前記混合溶媒とを混合し、ホモジナイズする。この混合液を遠心分離し、水相と有機相との界面に形成された界面層を回収する。前記界面層に、抽出溶媒として等重量のアセトンを加えて混合する。この混合液を遠心分離し、沈殿物を回収する。前記沈殿物を減圧条件下で乾燥し、糖タンパク質画分を得る。
つぎに、十分に乾燥させた試験管に、前記糖タンパク質画分とヒドラジン化合物とを入れて撹拌し、前記糖タンパク質画分を前記ヒドラジン化合物に溶解させる。この試験管を、密閉状態にして加熱し、前記糖タンパク質画分中の糖タンパク質から糖鎖を遊離させる。さらに、前記試験管を、室温になるまで静置後、減圧下で、前記ヒドラジン化合物を留去する。残渣をトルエンで懸濁し、前記ヒドラジン化合物を減圧留去する処理を繰り返し、糖鎖画分を得る。
そして、前記糖鎖画分に水を加えて溶解し、凍結乾燥する。この凍結乾燥物をピリジルアミノ(PA)化試薬に溶解して反応させる。このPA化反応液に、還元試薬を加えて反応させる。この還元反応液に、水と有機溶媒との混合溶媒を加えて遠心処理し、下層の有機相を除去する。この除去処理を数回繰り返した後、液体部分を除去し、乾固分を回収する。前記乾固分を、ゲルろ過クロマトフラフィー、陰イオン交換カラムクロマトグラフィーおよび逆相カラムクロマトグラフィー法により分画および精製し、シアル酸結合糖鎖を得る。
本発明の糖タンパク質製剤の製造方法は、前述のように、糖タンパク質製剤の製造方法であって、タンパク質に糖鎖を結合させる糖鎖結合工程を有し、前記糖鎖として、本発明の糖鎖の製造方法により製造された糖鎖を用いることを特徴とする。
本実施形態における糖タンパク質製剤の製造方法は、シアル酸が結合した糖鎖を製造する糖鎖製造工程と、タンパク質を製造するタンパク質製造工程と、前記タンパク質と前記糖鎖とを結合する結合工程とを含む。
まず、前記実施形態1の糖鎖の製造方法を用いて、前記シアル酸結合糖鎖を得る。前記シアル酸結合糖鎖を、酸加水分解し、炭酸水素アンモニウムと混合後、ハロゲノ酢酸と反応させて、ハロゲノアセトアミド化(−NH−COCH2X、X=ハロゲノ基)する。前記ハロゲノ基は、特に制限されず、例えば、クロロ基、ブロモ基等が挙げられる。前記ハロゲノアセトアミド化方法は、特に制限されず、例えば、従来公知の方法を適宜採用できる。
つぎに、前記糖鎖と結合させる組換えタンパク質を作製する。具体的には、所望のタンパク質をコードするDNA断片を宿主に導入して形質転換体を作製し、前記形質転換体を培養して培養物を回収し、前記培養物を精製する。
前記ハロゲノアセトアミド化糖鎖および前記タンパク質に、縮合剤を添加して縮合させて、粗糖タンパク質を得る。前記粗糖タンパク質を精製し、糖タンパク質製剤を得る。
本実施形態における糖タンパク質製剤の製造方法は、前記糖鎖製造工程、前記タンパク質製造工程および前記結合工程に加えて、ペプチド製造工程および糖ペプチド製造工程を含み、前記結合工程において、糖ペプチドとタンパク質とを結合する。
まず、前記実施形態2と同様にして、ハロゲノアセトアミド化糖鎖を得る。
つぎに、以下のようにして、固相合成法により、ペプチドを製造する。
前記担体から切り出したペプチドおよび前記ハロゲノアセトアミド化糖鎖に、縮合試薬を添加して反応させて、糖ペプチドを得る。
前記実施形態2と同様にして、組換えタンパク質を得る。
前記糖ペプチドを、チオエステル化試薬と混合し、前記糖ペプチドのC末端のα−カルボン酸を、チオエステル化する。前記チオエステル化した糖ペプチドと、前記組換えタンパク質とを、緩衝液に添加して反応させ、粗糖タンパク質を得る。前記粗糖タンパク質を、脱保護試薬を添加して数時間撹拌し、保護基を除去する。脱保護した前記粗糖タンパク質を精製し、糖タンパク質製剤を得る。
本例では、エミュー(Dromaius novaehollandiae)の卵から糖鎖を調製し、この糖鎖を結合した糖タンパク質を合成した。
前記エミューの卵(常南グリーンシステム社製)5個を、卵黄と卵白とに分離した。5個分の卵白に、メタノールとクロロホルムとを1:1(容積比)に混合した抽出液を等容量で混合し、ホモジナイズした。この混合液を、3000×g(gは重力加速度、以下同様)で20分間遠心分離し、水相と有機相との界面に形成された界面層を回収した。この界面層に、等重量のアセトンを加えて混合し、前述と同条件で遠心分離した。遠心分離後、沈殿物を回収し、減圧条件下、3日間乾燥し、粉末の糖タンパク質画分を得た。
十分に乾燥させたスクリューキャップ付きの試験管(例えば内径15mm×長さ150mm)内に、前記糖タンパク質画分50mgを入れ、さらに、ヒドラジン一水和物(H2NNH2・H2O、ナカライテスク社製)5mLを加えた。前記試験管のスクリューキャップを締め、ボルテックスミキサー(登録商標)を用いて撹拌し、前記糖タンパク質画分を前記ヒドラジン一水和物に溶解させた。前記スクリューキャップと前記試験管本体との境界を、ナイロンテープで目張りし、前記試験管内を密閉状態にした。この試験管を、90℃で10時間加熱し、前記糖タンパク質画分から糖鎖を遊離させた。加熱後、前記試験管を、室温になるまで静置した。前記試験管から、前記ナイロンテープを除去し、前記スクリューキャップを開けた後、−70℃の冷却トラップ付きの真空ポンプを用いて、減圧下で、前記ヒドラジン一水和物を留去した。この試験管に、トルエン0.2mLを加え、撹拌して懸濁し、前述と同様にして減圧留去を行った。前記トルエンを用いたヒドラジン一水和物の留去を、3回繰り返し、糖鎖画分を得た。
前記試験管内に、氷冷した飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5mLと無水酢酸0.2mLとを加えて、前記糖鎖画分2mgと5分間混合した。さらに、前記試験管内に、氷冷した飽和炭酸水素ナトリウム水溶液5mLと無水酢酸0.2mLとを加え、氷冷下で約5分間に1回混合しながら、30分間反応させた。100mLのビーカーに、得られた反応液を入れ、陽イオン交換樹脂(商品名:DOWEX 50WX8(200〜400メッシュ、H+型)、Dow Chemical社製)約25gを、前記反応液のpHが約3になるまで加えた。この反応液および陽イオン交換樹脂を、ガラスカラムに充填し、前記カラム下部から、溶出液を回収した。さらに、前記陽イオン交換樹脂体積の5倍量の水を用いて、前記ガラスカラムを洗浄し、洗浄液を回収した。なす型フラスコに前記溶出液および洗浄液を入れ、ロータリーエバポレーターを用いて留去し、乾固させた。
前記なす型フラスコ内に少量の水を加えて、前記乾固分2mgを溶解した。この溶解液を、コニカル型テフロン(登録商標)シール付きスクリューキャップ試験管(内径25mm×長さ90mm)に入れ、凍結乾燥した。前記凍結乾燥後、前記試験管に、2−アミノピリジン(ナカライテスク社製)2760mgを1mLの酢酸に溶解したPA化試薬0.5mLを加え、ドライヤーの温風で暖めながら、前記試験管内の残査を完全に溶かし、90℃で1時間反応させた。この試験管内に、ジメチルアミンボラン錯体6gを酢酸2.4mLおよび水1.5mLに溶解した還元試薬1.75mLを加えて混合し、80℃で35分間反応させた。この反応液に、水で飽和させたフェノールとクロロホルムとを等量で混合した水飽和フェノール/クロロホルム溶液5mLと水3.75mLとの混合溶媒を加えて、混合した。この混合液を、1000×gで2分間遠心分離し、下層の有機相を除去した。上層の水相に、再度、水飽和フェノール/クロロホルム溶液5mLを加え、混合した。この混合液を、前述と同条件で遠心分離し、下層を除去した。この除去処理を2回繰り返した。そして、上層の水相にクロロホルム5mLを加えて混合し、前述と同条件で遠心分離し、下層の有機相を除去した。コンセントレーターを用いて、上層の水相の液体部分を除去し、乾固した。
(1)検出機器:蛍光検出器付HPLCシステム(島津製作所社製)
(2)カラム:TOYOPARL HW−40F
(内径2.6mm×40cm、東ソー社製)
(3)カラム平衡用緩衝液:
10mmol/L酢酸−アンモニア緩衝液(pH6.0)
(4)移動相: 溶媒 10mmol/L酢酸−アンモニア緩衝液(pH6.0)
流速 50mL/h
(5)分取量: 3.8mL/分画
(1)分析機器:蛍光検出器付HPLCシステム(島津製作所社製)
(2)カラム:商品名:Q−Sepharose Fast Flow
(内径20mm×10cm、GE Healthcare社製)
(3)カラム平衡用緩衝液:アンモニア水(pH9.0)
(4)移動相:溶媒 A:アンモニア水(pH9.0)
B:0.5mol/L酢酸−アンモニア緩衝液(pH9.0)
グラジエント条件:時間(溶媒比(A:B))
0分(A:B=100:0)
10分(A:B=100:0)
40分(A:B=60:40)
流速 3mL/min
(1)分析機器:蛍光検出器付HPLCシステム(島津製作所社製)
(2)カラム:商品名:Cosmosil 5C18−P
(内径10mm×25cm、ナカライテスク社製)
(3)カラム平衡用緩衝液:20mmol/L酢酸−アンモニア緩衝液
+0.35%n−ブタノール緩衝液(pH4.0)
(4)移動相: 溶媒 20mmol/L酢酸−アンモニア緩衝液
+0.35%n−ブタノール緩衝液(pH4.0)
流速 3mL/min
(1)分析機器:蛍光検出器付HPLCシステム(島津製作所社製)
(2)カラム: 商品名:TSK gel Amide80
(内径2.0mm×25cm、東ソー社製)
(3)カラム平衡用緩衝液:AおよびBの混合溶媒(溶媒比(A:B)=8:2)
A:アセトニトリル
B:50mmol/L蟻酸−アンモニア緩衝液(pH4.4)
(4)移動相:溶媒 A:アセトニトリル
B:50mmol/L蟻酸−アンモニア緩衝液(pH4.4)
グラジエント条件:時間(溶媒比(A:B))
0分(A:B=80:20)
10分(A:B=70:30)
35分(A:B=30:70)
流速 0.18mL/min
前記化学式(1)に表わされるシアル酸が結合した4本鎖糖鎖の標準品を、前述の陰イオン交換HPLC、逆相HPLCおよびサイズ分画HPLCに供した。なお、前記標準品が前記化学式(1)に表わされるシアル酸が結合した4本鎖糖鎖であることは、ExPASy Proteomics ServerのGlycomod Tool(スイスバイオインフォマティクス研究所、http://au.expasy.org/tools/glycomod/)を用いて確認した。前記各画分と前記標準品との前記陰イオン交換HPLC、逆相HPLCおよび前記サイズ分画HPLCにおけるピークの溶出位置を比較し、糖鎖の構造を確認した。
収量=((A/B)×X)/Factor値 ・・・(1)
A=前記蛍光標識糖のピーク面積
B=前記画分または前記標準品のピーク面積
X=HPLCに供した前記蛍光標識糖量(pmol)
Factor値=1.3
本例では、前記陰イオン交換HPLCにおいて、前記図2のS3で示すピーク(シアル酸が3つ結合したトリシアリル化糖鎖画分、A3)の溶離液を分取し、前記標準品として、前記化学式(2)に表わされるシアル酸が結合した3本鎖糖鎖を用いた以外は、前述と同様にして、前記エミューの卵から糖鎖を分画し、糖鎖の構造を確認した。
Claims (6)
- 糖鎖の製造方法であって、
エミュー(Dromaius novaehollandiae)の卵から、シアル酸が結合した糖鎖を分離する糖鎖分離工程を有することを特徴とする製造方法。 - 前記糖鎖分離工程が、
前記エミュー(Dromaius novaehollandiae)の卵から、糖タンパク質画分を分画する糖タンパク質分画工程と、
分画された前記糖タンパク質画分を、糖鎖画分とタンパク画分とに分画する糖鎖分画工程と、
前記糖鎖画分から、前記シアル酸が結合した糖鎖画分を分画するシアル酸結合糖鎖分画工程とを含むことを特徴とする請求項1記載の糖鎖の製造方法。 - 前記糖鎖が、3本または4本の分岐鎖を有し、前記3本または4本の分岐鎖全てにシアル酸が結合していることを特徴とする請求項1または2記載の糖鎖の製造方法。
- 糖タンパク質製剤の製造方法であって、
タンパク質に糖鎖を結合させる糖鎖結合工程を有し、
前記糖鎖として、請求項1から4のいずれか一項に記載の製造方法により製造された糖鎖を用いることを特徴とする製造方法。 - 前記糖タンパク質製剤が、エリスロポエチン(EPO)、IgG、インターロイキンまたはインターフェロンである請求項5記載の糖タンパク質製剤の製造方法。
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