JP2012041091A - 底上げ可能なシート用収納箱とその底上げ方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】六面体の紙質箱体17の平面部にシート取出し口が形成されたシート用収納箱において、正面部1と背面部3と左右両側面部7、8の4面には、それらと底面部4とが交わる辺から設計上予定された底上げ高の1/2の高さ位置に底上げ用折り込み線15を設けるとともに、底面部4の角隅で、たて、横、高さの辺が交わる4つの頂点19からなる立体角隅部分に、底上げ用折り込み線15の高さ位置まで立体角隅部分を容易に押し込み反転できるようにする折り込み線30aおよび/または切り込み線30bからなる反転用補助線30を設けた底上げ可能なシート用収納箱とした。
【選択図】 図9
Description
実開平5−71182号公報には、ティシュペーパーの箱の底の底面よりやや小さめの厚紙の上にティシュペーパーを置いたものを箱に収めるとともに、U字を横にした形のミシン目をティシュペーパーの箱の正面と背面に各2カ、計4ヵ所入れるように構成されたティシュペーパーの箱が記載されている。これは、二重底にし、収納されている厚紙を上げ底状態にして、その上げ底状態をミシン目を内側に折り込んで係止させるようにしたものである。このような二重底方式の考案は、ほぼ底面の全面を底上げができるので安定しているが、底面よりやや小さめの厚紙という余分の材料を必要とするのでコスト高となる欠点がある。
特開平11−245977号公報には、切込み支柱片と連動して、この切込み支柱片と凸状を構成する係止片、或いは、もう一方の支柱片を箱の内部底面に着けるようにしたティシュペーパー入り上げ底箱が記載されている。
特開平10−167354号公報には、第1発明として、底面部の適宜位置に折り曲げ線を設定し、その両端から切り離し線を延設し、それらの先を折り曲げ線から適宜離れた地点で繋いで上げ底を形成し、上げ底における折り曲げ線に対向した先端部付近に一方の係合部を設け、その係合部から適宜離れた位置にくびれ部を形成し、それによって必然的に形成される張り出し部に他方の係合部を設け、被収容物品が少なくなったとき、切り離し線を押し離し、両方の係合部を係合することによって上げ底となし、被収容物品の取り出しを容易にしたことを特徴とするティッシュペーパー等の容器が記載されている。
特開2007−76660号公報には、厚紙1枚を折り曲げ、接着剤で貼り付けて形成されたペーパーボックスで、内部にティッシュペーパーを収納しえるように形成し、ティッシュペーパー残量が少なくなった時点で、ペーパーボックス下部をミシン目及びプレス折り目により折り曲げることにより上げ底を可能にしたペーパーボックスで、折り曲げることにより、残量目安とし、又、折り曲げることにより上げ底周囲にティッシュペーパーポケットを構成しうるペーパーボックスであり、尚且つ上面にティッシュペーパー取り出し用開口孔を設けたペーパーボックスが記載されている。
近年の生活環境の向上に伴って、収納するシート類の品質が高級化するとともに、その収納量も増加することが要請されるようになった。このように、シート類の収容量が増加してきて箱の容積が大きくなると、当初はシート類が取り出し口の近くにあって容易に取り出すことができたが、シート類が少なくなるにつれて、取り出し口との距離が遠くなるうえ、収納しているシート類が箱内の空間を遊び出したり、偏ったりして、取り出しにくくなるという難点が生ずる。このような技術的課題を解消するためには、箱体の底部を底上げして、取り出し口とシート類との位置と姿勢とを当初のような状態に戻すことが望ましい。そこで、シート収納箱の底上げをするに際して、まず第1に、当該底上げ作業が道具などを使わず簡単にできること、第2に、当該底上げは箱体底面部の一部ではなく、略底面部全体を上げ底状態にすること、第3に、その上げ底状態は、多様な使用態様に耐えて維持することができ安定的であること、第4に、シート収納箱は、リビングルーム、寝室、応接室、などで使用される場合他のインテリア家具との調和が要請されるため、外観の美しさを保っていること、第5に、他の材料が加わったり道具を使用することがなく余分な経済的負担が無いこと、などの条件を満足させることができる底上げ可能なシート用収納箱とその底上げ方法を提供せんとするものである。
ロ)紙質箱体17の底面部4の角隅で、たて、横、高さの辺が交わる4つの頂点19から下方に立体角隅部が形成されているが、その立体角隅部分に前記底上げ用折り込み線15の高さ位置までの錐体状に切除できる切り離し線14を設ける。
尚、当該錐体状に切除できる切り離し線14というのは、展開図にすると第43発明から第7発明に記載されているような正方形、円形、または特定多角形のいずれであっても良い。
図1は、本願発明に係る底上げ可能なシート用収納箱を示す斜視図であり、図2は、図2は、底上げ可能なシート用収納箱に底上げ用折り込み線15と切り離し線14を施した状態を示す斜視図であり、図3は、底上げ可能なシート用収納箱を裏返して底面部とその周辺を底上げ用折り込み線15に沿って山折から谷折に反転するように変えながら当該底面部を紙質箱体内に押し込んで上げ底状態にすることを示す斜視図であり、図4は、底上げ可能なシート用収納箱の高さを低く変化させ、且つ底上げした状態に変形させた姿を示す斜視図である。また、図5は、本願発明に係る底上げ可能なシート用収納箱の一実施例を示す展開図であり、図6、は、図7は、本願発明に係る底上げ可能なシート用収納箱の他実施例を示す展開図であり、図8は、図7に示す実施例の切り離し線を示す要部拡大の展開図である。図9は、本願発明に係る底上げ可能なシート用収納箱に設けた反転用補助線30の一実施例であり、その(イ)は、シート用収納箱に反転用補助線30を施した状態を示す要部説明図であり、(ロ)は、当該反転用補助線30を予備加工した状態を示す要部説明図である。図10、図11、図12は、本願発明に係る底上げ可能なシート用収納箱に設けた反転用補助線30の他実施例であり、その(イ)は、シート用収納箱に反転用補助線30を施した状態を示す要部説明図であり、(ロ)は、当該反転用補助線30を予備加工した状態を示す要部説明図である。
従って、本願発明の製造方法は、展開図の設計を変えるだけでよく、従来の製造方法と比較しても同様な設備と工程で簡単に製造できるので、余分な設備投資などの必要がなく、経済的である。
前述したように、この展開図の特徴は、左右両側面7、8が上部7a、8aと下部7b、8bに分かれていて、後からシート類16を挿入収納できるように構成した点にある。
次に、左側面下部7bと右側面下部8bには前記横の辺yと底上げ用折り込み線15の高さZと同じ長さの高さ辺zと側面斜辺drとで側面直角三角形24、24を作る。
これらの4つの直角三角形を組み合わせたとき出来る多角形26、26の各斜辺(dr、fr、br、gr)を連結した形状に切り離し線14を設ける。
次に、左側面下部7bと右側面下部8bには前記横の辺yと底上げ用折り込み線15の高さと同じ長さの高さ辺zと側面斜辺DRとで側面直角三角形24、24を作る。
2:平面部
3:背面部
4:底面部
5:左側耳片部
6:右側耳片部
7:左側面部
8:右側面部
7a:左側面上部
8a:右側面上部
7b:左側面下部
8b:右側面下部
9:左側耳片部
10:右側耳片部
11:粘着部
12:粘着部
13:たて粘着部
14:切り離し線
14a:切り離し線
14b:切り離し線
15:底上げ用折り込み線
16:シート類
17:紙質箱体
18:シート取出し口
19:頂点
22:底面直角三角形
23:背面直角三角形
24:側面直角三角形
25:耳片直角三角形
26:多角形
27:一部対応形
28:正面直角三角形
29:耳片直角三角形
30:反転補助線
30a:折り込み線
30b:切り込み線
30c:矩形状の舌片
30d:三角形状の舌片
30e:三角形状の舌片
30f:三角形状の舌片
Claims (2)
- 正面部、背面部、左側面部、右側面部、平面部、底面部のすべての面が長方形あるいは長方形と正方形で構成される六面体で、隣接する面がほぼ直角に交わる直方体の紙質箱体であって、前記平面部にシート取出し口が形成されてなるシート用収納箱において、
前記正面部と前記背面部と前記左右両側面部の4面には、それらと前記底面部とが交わる各辺から設計上予定された底上げ高の1/2の高さ位置に底上げ用折り込み線を設けるとともに、前記底面部の角隅で、たて、横、高さの辺が交わる4つの頂点からなる立体角隅部分に、前記底上げ用折り込み線の高さ位置まで前記立体角隅部分を容易に押し込み反転できるようにする折り込み線および/または切り込み線からなる反転用補助線を設けたことを特徴とする底上げ可能なシート用収納箱。 - 正面部、背面部、左側面部、右側面部、平面部、底面部のすべての面が長方形あるいは長方形と正方形で構成される六面体で、隣接する面がほぼ直角に交わる直方体の紙質箱体であって、前記平面部にシート取出し口が形成されてなるシート用収納箱において、
前記正面部と前記背面部と前記左右両側面部の4面には、それらと前記底面部とが交わる各辺から設計上予定された底上げ高の1/2の高さ位置に底上げ用折り込み線を設けるとともに、前記底面部の角隅で、たて、横、高さの辺が交わる4つの頂点からなる立体角隅部分に、前記底上げ用折り込み線の高さ位置まで前記立体角隅部分を容易に押し込み反転できるようにした折り込み線および/または切り込み線からなる反転用補助線を設けたことを特徴とする底上げ可能なシート用収納箱の底上げ方法であって、前記紙質箱体内にシート類を充填するように収納して、前記シート取出し口から収納した前記シート類が順次取り出せるようにしておき、
前記紙質箱体内に収容されている前記シート類が減少した際、前記立体角隅部分を前記反転用補助線を利用して押し込み反転させたうえ、
前記正面部と前記背面部と前記左右両側面部の下部を前記底上げ用折り込み線にそって前記紙質箱体の内側に折込むことにより、前記紙質箱体の高さを低く変化させるとともに、
前記底面部の周辺を山折から谷折に反転させながら前記底面部を前記紙質箱体内に押し込むことにより前記底面部が折り込んだ分だけ凹んで底上げした状態に変形させることができるようにしたことを特徴とする底上げ可能なシート用収納箱の底上げ方法。
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---|---|---|---|---|
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JPS60126372U (ja) * | 1984-02-02 | 1985-08-26 | ホクシ−株式会社 | テイツシユペ−パ−収納箱 |
JPH0323091U (ja) * | 1989-07-12 | 1991-03-11 |
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