JP2012040223A - ベビースリング - Google Patents
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Abstract
【課題】長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることのなく、また、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じないこと。
【解決手段】幼児を抱持する幼児保持部10が環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wで、その両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の少ない編み地Aからなり、環状の長さ方向の中央側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなり、弾性変化の大きい編み地Bに幼児の体重が加わり、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aによってガードされるから、安定した収容ができる。特に、帯状部20は、その長さ方向の直角方向の両端側が同一幅広となっているから、長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節が自在である。
【選択図】図1
【解決手段】幼児を抱持する幼児保持部10が環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wで、その両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の少ない編み地Aからなり、環状の長さ方向の中央側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなり、弾性変化の大きい編み地Bに幼児の体重が加わり、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aによってガードされるから、安定した収容ができる。特に、帯状部20は、その長さ方向の直角方向の両端側が同一幅広となっているから、長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節が自在である。
【選択図】図1
Description
本発明は、幼児を抱く際に、幼児を抱持する補助具として用いられるベビースリングに関するものである。
この種の先行技術としては、特許文献1の発明がある。
特許文献1は、帯状体(10)が環状に形成されたベビースリング(1)において、帯状体(10)は、幅方向の中央部(14)に伸縮糸を用い、側縁部(15)に非伸縮糸を用い、中央部(14)と側縁部(15)とが一体に編成された編み地からなる。また、前記帯状体(10)の幅方向において、中央部(14)が相対的に粗い網目に編成されたネット組織で構成され、側縁部(15)が相対的に細かい目に編成された密組織で構成されている。また、前記帯状体(10)の長さ方向において、相対的に粗い網目に編成されたネット組織(13b)、(13d)と、相対的に細かい目に編成された密組織(13a)、(13c)、(13d)とを有する。
なお、( )書きの番号は、特許文献1の実施例の説明で使用された符号である。
特許文献1は、帯状体(10)が環状に形成されたベビースリング(1)において、帯状体(10)は、幅方向の中央部(14)に伸縮糸を用い、側縁部(15)に非伸縮糸を用い、中央部(14)と側縁部(15)とが一体に編成された編み地からなる。また、前記帯状体(10)の幅方向において、中央部(14)が相対的に粗い網目に編成されたネット組織で構成され、側縁部(15)が相対的に細かい目に編成された密組織で構成されている。また、前記帯状体(10)の長さ方向において、相対的に粗い網目に編成されたネット組織(13b)、(13d)と、相対的に細かい目に編成された密組織(13a)、(13c)、(13d)とを有する。
なお、( )書きの番号は、特許文献1の実施例の説明で使用された符号である。
このように構成した特許文献1では、帯状体(10)の側縁部(15)が非伸縮糸により伸びが規制される一方で、中央部(14)が編み組織の広がりと伸縮糸自身の伸びによって幅方向にも長さ方向にも広がり、より立体的に変形してフィット性が高まる。また、側縁部(15)の伸びがさらに強く規制され、中央部(14)では糸自身の伸縮にネット組織(13b)、(13d)の網目の変形が加わり、中央部(14)と側縁部(15)の伸縮性の差が顕著となり、中央部(14)を一層立体的に変形させてフィット性を高めることができる。また、側縁部(15)を密組織(13a)、(13c)、(13e)に編成することにより帯状体 (10)の強度が向上する。そして、幼児保持部(13d)や肩当て部(13b)等の幅方向の広がりが要求される部分をネット組織に編成してフィット性を確保する一方で、それ以外の部分を密組織(13a)、(13c)、(13e)に編成することにより強度を高めることができる。更に、ネット組織(13b)、(13d)が丈夫であり、かつ、ネット組織(13b)、(13d)と密組織(13a)、(13c)、(13e)との編み分けも容易である。また、環状部の直径を調節して使用者の体格に合わせることができる。
このように、特許文献1のベビースリングは、展開状態において、ネット状の帯状体(10)の一端部(13a)に2個の連結用リング(11)、(11)が取付けられ、他端部(13e)に硬質ゴムシートからなる抜け止め用部材(12)が縫着されている。前記ベビースリングは、前記帯状体(10)の他端部(13e)を2個のリング(11)、(11)間に通してリング(11)、(11)間に拘束することによって環状に形成される。そして、帯状体(10)は、その長さ方向において、リング(11)を取り付ける一端部(13a)と抜け止め用部材(12)を縫着する他端部(13e)との間が、使用者の肩に当たる肩当て部(13b)、使用者の背中に当たる背当て部(13c)、幼児を収容する幼児保持部(13d)に対応する。なお、環状部の直径はリング(11)による拘束位置を加減することによって無段階で調節でき、使用者の体格に合わせることができる。
しかし、特許文献1のベビースリングは、ネット状の帯状体(10)の一端部(13a)に2個の連結用リング(11)、(11)が取付けられ、他端部(13e)に硬質ゴムシートからなる抜け止め用部材(12)が縫着されており、前記帯状体(10)の他端部(13e)を2個のリング(11)、(11)間に通してリング(11)、(11)間に拘束することによって環状に形成されるものであるが、2個のリング(11)、(11)間に通して拘束してあっても、使用中にずれが生じることから、使用者は安心して幼児を乗せて幼児のみに手を添えるのではなく、幼児の臀部から手をまわして抱えているのが現状である。
そこで、出願人は、全体の環状の長さが変化することなく、かつ、幼児保持部で幼児を安定した受けができるベビースリングに関する発明を特願2010−063764(先願1)として特許出願した。また、当該ベビースリングが1本の糸で形成されていることから、通常の長さ調節具(アジャスタ)は使用できない。そこで、それに使用できる長さ調節具を発明し、特願2010−170726(先願2)として特許出願した。
先願1の具現化した当該長さ調節具は、環状のべビースリングの全長を3〜15cmの単位で短くするものである。また、環状のべビースリングの全長も110cm、120cm、130cmとするものであるが、購買者の感覚には、べビースリングを夫婦で使用するから、男性用に環状のべビースリングの全長が長いものを購入し、夫人が使用する際には、長さ調節具でそれを10〜15cm程度短くしたいという前提で使用される場合がある。
このような使用方法においては、先願1の「帯状部の両端から連続して形成された弾性変化の少ない編み地とその内側に形成された少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなる肩当部」の存在が、本来の位置よりも10〜15cm程度ずれてしまうことになる。特に、12cm程度を超えると「肩当部」の存在意義がなくなってくるばかりか、肩に違和感を感じる可能性も出てくる。また、肩当部は幼児の体重を肩に分散させるものであるから、従来の特許文献1のように2個のリング(11)、(11)間に通して拘束すると、現実には平面的な帯状部が立体的な紐状となり、肩に集中的な負担が加わることになる。
このような使用方法においては、先願1の「帯状部の両端から連続して形成された弾性変化の少ない編み地とその内側に形成された少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなる肩当部」の存在が、本来の位置よりも10〜15cm程度ずれてしまうことになる。特に、12cm程度を超えると「肩当部」の存在意義がなくなってくるばかりか、肩に違和感を感じる可能性も出てくる。また、肩当部は幼児の体重を肩に分散させるものであるから、従来の特許文献1のように2個のリング(11)、(11)間に通して拘束すると、現実には平面的な帯状部が立体的な紐状となり、肩に集中的な負担が加わることになる。
そこで、本発明は、長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることなく、また、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じない環状に編まれてなるベビースリングの提供を課題とするものである。
請求項1の発明にかかるベビースリングは、環状の周方向の中央部分の長さ方向に対して直角方向の幅が最大幅で、その長さ方向に対する直角方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されている幼児保持部と、前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成された周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地からなり、その長さ方向に対する直角方向の幅が、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能とした帯状部とを具備し、前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなるものである。
ここで、環状の長さ方向の中央部分の長さ方向に直角な幅が最大幅で、その環状の長さ方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地は、リブ編み(ゴム編み)等の編み地からなる。なお、本来、リブ編みは特定方向に伸縮性が大きいが、本発明を実施する場合には、その大きい伸縮方向に対して直角方向には延びが少ないことを利用している。したがって、本発明を実施する場合の伸縮性の大きい小さいは、その使用方法によって異なるものであり、特定された方向のみを対象とすればよい。
また、環状の少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地はメッシュ編み等の天竺編みの編み地からなるものであり、メッシュ編みにより、特定の方向のみに弾性変化があり、伸び易くした編み地である。
なお、この弾性変化の大きい、小さいは、弾性率で表現するものではなく、弾性変化の少ない編み地はリブ編み等の伸縮の小さい方に相当する編み地をいい、弾性変化の大きい編み地とは天竺編みであってもメッシュ編みや模様編み等によって伸縮自在としたものであり、当然、弾性の大きいリブ編み地もこれに相当するものである。また、少なくともとは、パール編み等のように直交する2方向に伸縮自在な編み地も含むものである。
上記幼児保持部は、環状の長さ方向の中央部分が最大幅で、その長さ方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地からなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されているものである。
また、上記帯状部は、幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成されたもので、その長さ方向に弾性変化の少ない編み地からなるものである。なお、本実施の形態ではリブ編みを使用しているので、その環状の長さ方向に直角な方向は弾性に富んでいる。
そして、前記幼児保持部及び前記帯状部は、前記幼児保持部の両端に前記帯状部が一体に、環状に編まれてなるものである。
更に、前記幼児保持部は、環状の長さ方向に直角に2つに折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されているが、ここは幼児の重みで沈み易く、前記幼児保持部内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となる深さに湾曲及びその弾性変化が設定されればよい。
ここで、環状の長さ方向の中央部分の長さ方向に直角な幅が最大幅で、その環状の長さ方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地は、リブ編み(ゴム編み)等の編み地からなる。なお、本来、リブ編みは特定方向に伸縮性が大きいが、本発明を実施する場合には、その大きい伸縮方向に対して直角方向には延びが少ないことを利用している。したがって、本発明を実施する場合の伸縮性の大きい小さいは、その使用方法によって異なるものであり、特定された方向のみを対象とすればよい。
また、環状の少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地はメッシュ編み等の天竺編みの編み地からなるものであり、メッシュ編みにより、特定の方向のみに弾性変化があり、伸び易くした編み地である。
なお、この弾性変化の大きい、小さいは、弾性率で表現するものではなく、弾性変化の少ない編み地はリブ編み等の伸縮の小さい方に相当する編み地をいい、弾性変化の大きい編み地とは天竺編みであってもメッシュ編みや模様編み等によって伸縮自在としたものであり、当然、弾性の大きいリブ編み地もこれに相当するものである。また、少なくともとは、パール編み等のように直交する2方向に伸縮自在な編み地も含むものである。
上記幼児保持部は、環状の長さ方向の中央部分が最大幅で、その長さ方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地からなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されているものである。
また、上記帯状部は、幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成されたもので、その長さ方向に弾性変化の少ない編み地からなるものである。なお、本実施の形態ではリブ編みを使用しているので、その環状の長さ方向に直角な方向は弾性に富んでいる。
そして、前記幼児保持部及び前記帯状部は、前記幼児保持部の両端に前記帯状部が一体に、環状に編まれてなるものである。
更に、前記幼児保持部は、環状の長さ方向に直角に2つに折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されているが、ここは幼児の重みで沈み易く、前記幼児保持部内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となる深さに湾曲及びその弾性変化が設定されればよい。
請求項2の発明にかかるベビースリングは、環状の周方向の中央部分の長さ方向に対して直角方向の幅が最大幅で、その長さ方向に対する直角方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されている幼児保持部と、前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成された前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能とした帯状部とを具備し、前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなるものである。
ここで、環状の長さ方向の中央部分の長さ方向に直角な幅が最大幅で、その環状の長さ方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地は、リブ編み(ゴム編み)等の編み地からなる。
また、環状の少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地はメッシュ編み等の天竺編みの編み地からなるものであり、メッシュ編みにより、特定の方向のみに弾性変化があり、伸び易くした編み地である。
なお、この弾性変化の大きい、小さいは、弾性率で表現するものではなく、弾性変化の少ない編み地はリブ編み等の伸縮の小さい方に相当する編み地をいい、弾性変化の大きい編み地とは天竺編みであってもメッシュ編みや模様編み等によって伸縮自在としたものであり、当然、弾性変化の大きいリブ編み地もこれに相当するものである。また、少なくともとは、パール編み等のように直交する2方向に伸縮自在な編み地も含むものである。
上記幼児保持部は、環状の長さ方向の中央部分が最大幅で、その長さ方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地からなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されているものである。
また、上記帯状部は、幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成されたもので、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなるものである。なお、本実施の形態では両側がリブ編み、その間の中央の弾性変化の大きい編み地はメッシュ編み等の天竺編みの編み地からなるので、その環状の長さ方向に直角な方向は弾性変化に富んでいる。
そして、前記幼児保持部及び前記帯状部は、前記幼児保持部の両端に前記帯状部が一体に、環状に編まれてなるものである。
更に、前記幼児保持部は、環状の長さ方向に直角に2つに折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されているが、ここは幼児の重みで沈み易く、前記幼児保持部内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となる深さに湾曲及びその弾性変化が設定されればよい。
加えて、前記幼児保持部と前記帯状部における弾性変化の少ない編み地と弾性変化の大きい編み地は、前記幼児保持部と前記帯状部に連続して同一の編み方としてもよいし、途中で編み方を変えてもよいし、柄を入れてもよい。勿論、それらの長さ方向に対する幅についても同様に同一幅であっても、変化させてもよい。
ここで、環状の長さ方向の中央部分の長さ方向に直角な幅が最大幅で、その環状の長さ方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地は、リブ編み(ゴム編み)等の編み地からなる。
また、環状の少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地はメッシュ編み等の天竺編みの編み地からなるものであり、メッシュ編みにより、特定の方向のみに弾性変化があり、伸び易くした編み地である。
なお、この弾性変化の大きい、小さいは、弾性率で表現するものではなく、弾性変化の少ない編み地はリブ編み等の伸縮の小さい方に相当する編み地をいい、弾性変化の大きい編み地とは天竺編みであってもメッシュ編みや模様編み等によって伸縮自在としたものであり、当然、弾性変化の大きいリブ編み地もこれに相当するものである。また、少なくともとは、パール編み等のように直交する2方向に伸縮自在な編み地も含むものである。
上記幼児保持部は、環状の長さ方向の中央部分が最大幅で、その長さ方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地からなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されているものである。
また、上記帯状部は、幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成されたもので、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなるものである。なお、本実施の形態では両側がリブ編み、その間の中央の弾性変化の大きい編み地はメッシュ編み等の天竺編みの編み地からなるので、その環状の長さ方向に直角な方向は弾性変化に富んでいる。
そして、前記幼児保持部及び前記帯状部は、前記幼児保持部の両端に前記帯状部が一体に、環状に編まれてなるものである。
更に、前記幼児保持部は、環状の長さ方向に直角に2つに折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されているが、ここは幼児の重みで沈み易く、前記幼児保持部内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となる深さに湾曲及びその弾性変化が設定されればよい。
加えて、前記幼児保持部と前記帯状部における弾性変化の少ない編み地と弾性変化の大きい編み地は、前記幼児保持部と前記帯状部に連続して同一の編み方としてもよいし、途中で編み方を変えてもよいし、柄を入れてもよい。勿論、それらの長さ方向に対する幅についても同様に同一幅であっても、変化させてもよい。
請求項3の発明にかかるベビースリングの前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなるのは、単一の紡績糸等の糸によって編成されておればよい。ここで、単一の紡績糸等の糸によって編成とは、例えば、無縫製ニット横編機のガーメント編み(ホールガーメントは株式会社島精機製作所の登録商標)で一本の紡績糸で全体を編んだものとすることができる。また、糸は、紡績糸に限らず、フィラメント糸、モノフィラメント糸、嵩高糸、中空糸、被覆糸、コアヤーン糸、複合糸、扁平糸、異形断面糸、スプリット糸、漆糸等の糸が使用可能である。そして、糸の原材料としては、化学材料から形成される糸、金属から形成される糸、植物から形成される糸、それら2以上の組み合わせからなる撚り糸等の使用が可能であり、特に、機械的強度が強くても、その編み方に弾力を持たせるものであるから、切れ難い比較的引っ張り強度等の機械的強度の高いものの使用が望ましい。
請求項4の発明にかかるベビースリングの前記幼児保持部の前記環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地と、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地とは、弾性変化の少ない編み地をリブ編みとし、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地を天竺編みとしたものである。ここで、このリブ編みと天竺編みは、特定の編み方のみでなく、単純または複雑なメッシュ、柄、ワンポイント柄、ワンポイントマーク等を鏤めたものであってもよい。
請求項5の発明にかかるベビースリングの前記幼児保持部の前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地をリブ編みとし、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地をメッシュ編み、模様編み等の天竺編み、必要に応じてストレッチ天竺、ベア天竺編みまたはパール編みとしたものである。
ここで、前記幼児保持部の弾性変化の少ない編み地からなる前記長さ方向の両側は、リブ編みとしたものであり、弾性変化の伸びが少ないものであればよい。
ここで、前記幼児保持部の弾性変化の少ない編み地からなる前記長さ方向の両側は、リブ編みとしたものであり、弾性変化の伸びが少ないものであればよい。
請求項1の発明のベビースリングにおいては、幼児を抱持する幼児保持部が、長さ方向の中央部分が最大幅で、その両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の少ない(伸び縮みが少ない)編み地からなり、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地またはその長さ方向及びその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなるものであるから、弾性変化の大きい編み地に幼児の体重が加わり、前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地によってガードされるから、安定した収容ができる。
また、前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成された帯状部は、前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地からなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能としたものであるから、幼児の体重が親の肩に加わるとき、単位面積当たりの負担が軽減され、幼児を抱持する者の肩の疲れを低減させることができる。また、長さ調節具も帯状部を長さ方向に折り畳むものであり扁平な帯の形状を維持するものであるから、帯状部が紐状になることがなく、単位面積当たりの負担が大きくなることがない。そして、長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることがないから、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じない。
そして、前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなるから、部分的に縫い合わせが外れて一部が破断したり、伸びたりするという事態が発生しない。したがって、安全性の高いベビースリングとすることができる。
更に、前記幼児保持部は、環状の長さ方向に直角に重ねて2つに折り畳んだとき、中央が外に凸状に湾曲形成されているから、幼児の重みで沈み易く、前記幼児保持部内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となるから、使いやすい幼児を抱持する補助具となる。
よって、環状の長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることのない、また、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じないベビースリングとなる。
また、前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成された帯状部は、前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地からなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能としたものであるから、幼児の体重が親の肩に加わるとき、単位面積当たりの負担が軽減され、幼児を抱持する者の肩の疲れを低減させることができる。また、長さ調節具も帯状部を長さ方向に折り畳むものであり扁平な帯の形状を維持するものであるから、帯状部が紐状になることがなく、単位面積当たりの負担が大きくなることがない。そして、長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることがないから、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じない。
そして、前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなるから、部分的に縫い合わせが外れて一部が破断したり、伸びたりするという事態が発生しない。したがって、安全性の高いベビースリングとすることができる。
更に、前記幼児保持部は、環状の長さ方向に直角に重ねて2つに折り畳んだとき、中央が外に凸状に湾曲形成されているから、幼児の重みで沈み易く、前記幼児保持部内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となるから、使いやすい幼児を抱持する補助具となる。
よって、環状の長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることのない、また、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じないベビースリングとなる。
請求項2の発明のベビースリングにおいては、幼児を抱持する幼児保持部が、長さ方向の中央部分が最大幅で、その両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の少ない編み地からなり、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地またはその長さ方向及びその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなるものであるから、弾性変化の大きい編み地に幼児の体重が加わり、前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地によってガードされるから、安定した収容ができる。
また、前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成された帯状部は、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能としたものであるから、幼児の体重が親の肩に加わるとき、中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地としているから、肩の形が特定されることなく、単位面積当たりの負担が軽減され、幼児を抱持する者の肩の疲れを低減させることができる。また、長さ調節具も帯状部を長さ方向に折り畳むものであり扁平な帯の形状を維持するものであるから、帯状部が紐状になることがなく、単位面積当たりの負担が大きくなることがない。そして、長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることがないから、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じない。
そして、前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなるから、部分的に縫い合わせが外れて一部が破断したり、伸びたりするという事態が発生しない。したがって、安全性の高いベビースリングとすることができる。
更に、前記幼児保持部は、環状の長さ方向に直角に重ねて2つに折り畳んだとき、中央が外に凸状に湾曲形成されているから、幼児の重みで沈み易く、前記幼児保持部内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となるから、使いやすい幼児を抱持する補助具となる。
よって、環状の長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることのない、また、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じないベビースリングとなる。
また、前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成された帯状部は、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能としたものであるから、幼児の体重が親の肩に加わるとき、中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地としているから、肩の形が特定されることなく、単位面積当たりの負担が軽減され、幼児を抱持する者の肩の疲れを低減させることができる。また、長さ調節具も帯状部を長さ方向に折り畳むものであり扁平な帯の形状を維持するものであるから、帯状部が紐状になることがなく、単位面積当たりの負担が大きくなることがない。そして、長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることがないから、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じない。
そして、前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなるから、部分的に縫い合わせが外れて一部が破断したり、伸びたりするという事態が発生しない。したがって、安全性の高いベビースリングとすることができる。
更に、前記幼児保持部は、環状の長さ方向に直角に重ねて2つに折り畳んだとき、中央が外に凸状に湾曲形成されているから、幼児の重みで沈み易く、前記幼児保持部内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となるから、使いやすい幼児を抱持する補助具となる。
よって、環状の長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることのない、また、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じないベビースリングとなる。
請求項3の発明のベビースリングにおいては、前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に無縫製ニット横編機で編まれてなるのは、一本の糸によって編成されたものであるから、請求項1または請求項2に記載の効果に加えて、部分的に糸が解けてベビースリングの機能の一部が欠落するということがない。
請求項4の発明のベビースリングにおいては、前記幼児保持部の前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地と、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地とは、弾性変化の少ない編み地を天竺編みとし、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地をリブ編みとしたものであるから、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の効果に加えて、天竺編みとリブ編みという一般的な信頼性の高い編み方であるから、品質管理上安定した製品が得られる。
請求項5の発明のベビースリングにおいては、前記幼児保持部の前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地をリブ編みとし、前記長さ方向の中央側のその直角方向に弾性変化の大きい編み地をメッシュ、模様編み等の天竺編み、または、レッチ天竺、ベア天竺編み、パール編みの何れかにしたものであるから、請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の効果に加えて、前記幼児保持部の前記長さ方向のみの弾性変化を小さくでき、また、前記長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地とでき、ベビースリングの信頼性が高くなる。特に、前記幼児保持部は、通気性のあるメッシュで形成すると、蒸れの生じない使用が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。なお、実施の形態において、図示における同一記号及び同一符号は、同一または相当する機能部分であるから、ここではその重複する説明を省略する。
[実施の形態1]
図1において、本発明の実施の形態のベビースリングは、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれている。
幼児保持部10は、環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wになっており、その最大幅Wは環状の長さ方向に行くに従ってその両端側の幅が順次狭くなっている。また、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地A、例えば、ニットのゴム編みの別称で知られているリブ編みとしている外側部11を有している。外側部11のリブ編みはゴム編み、フライス編みとも呼ばれ、編み地の表と裏がなく、両面が同じ外観となり、天竺編みに比べ横方向の伸縮性が大きく、縦方向の伸縮性が小さくなる。このリブ編みの縦方向の伸縮性の小さい方が、環状の長さ方向に合致させられ、幼児保持部10においては同一幅で形成されている。糸は、紡績糸、フィラメント糸、モノフィラメント糸、嵩高糸、中空糸、被覆糸、コアヤーン糸、複合糸、扁平糸、異形断面糸、スプリット糸、漆糸等が使用可能である。
なお、天竺編みが、本実施の形態の環状の長さ方向の両側の長さ方向に対して使用している弾性変化の少ない編み地Aとして使用できないことを意味するものではない。
図1において、本発明の実施の形態のベビースリングは、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれている。
幼児保持部10は、環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wになっており、その最大幅Wは環状の長さ方向に行くに従ってその両端側の幅が順次狭くなっている。また、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地A、例えば、ニットのゴム編みの別称で知られているリブ編みとしている外側部11を有している。外側部11のリブ編みはゴム編み、フライス編みとも呼ばれ、編み地の表と裏がなく、両面が同じ外観となり、天竺編みに比べ横方向の伸縮性が大きく、縦方向の伸縮性が小さくなる。このリブ編みの縦方向の伸縮性の小さい方が、環状の長さ方向に合致させられ、幼児保持部10においては同一幅で形成されている。糸は、紡績糸、フィラメント糸、モノフィラメント糸、嵩高糸、中空糸、被覆糸、コアヤーン糸、複合糸、扁平糸、異形断面糸、スプリット糸、漆糸等が使用可能である。
なお、天竺編みが、本実施の形態の環状の長さ方向の両側の長さ方向に対して使用している弾性変化の少ない編み地Aとして使用できないことを意味するものではない。
そして、環状の長さ方向の中央側がその長さ方向に直角な幅方向、即ち、幼児保持部10の幅に対する弾性変化の大きい編み地Bは、メッシュ、模様編み等の天竺編み地の内側部12である。内側部12の天竺編みは、最も基本的な編み組織であり、表目に縦方向の筋が見え、裏目はやや粗い感じになる。しかし、本発明を実施する場合には、幼児保持部10は、通気性のあるメッシュで形成され、蒸れの生じない仕様を可能としている。また、内側部12の天竺編みは、メッシュ、模様編み等によって特定方向に伸縮性を付与している。なお、弾性変化の大きい編み地Bである内側部12のメッシュ、模様編み等からなる天竺編みは、パール編みとすることもできる。このパール編みは、環状の長さ方向及び環状の長さ方向に直角な幅方向の両方向の弾性変化の大きいものである。
帯状部20は、幼児保持部10の長さ方向の両端に直接、かつ、連続して形成されたもので、環状の長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地A、例えば、リブ編みとなっている。また、帯状部20は、その長さ方向の直角方向の両端側が略同一幅となっている。帯状部20は、幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成された周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地Aからなり、その長さ方向に対する直角方向の幅が7〜12cmの範囲とし、長さ方向に折り畳む長さ調節具(アジャスタ)50の介在で長さ調節を可能とし、長さ調節自在である。弾性変化の少ない編み地A、例えば、リブ編みからなる帯状部20は、その長さ方向の直角方向の両端側が略同一幅であるから、この帯状部20は扁平な平板状を呈している。
扁平な平板状の帯状部20は、例えば、5cm以上とし、特に、好ましくは、7乃至12cmの範囲とし、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能とし、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれてなるものである。なお、帯状部20は5cm以上とすることにより、肩の負担が軽減される。しかし、7cm以上の幅にすると部分的に折れ曲がる可能性が非常に大きくなる。また、全体を12cmよりも幅広にすると帯状部20の無駄があり、かつ、余裕がありすぎて部分的に折れ曲がる可能性が出てくるので、帯状部20は7乃至12cmの範囲とするのが望ましい。勿論、帯状部20は7乃至12cmの範囲であれば、直線の折れ線またはまたは曲線のジグザグの単部であってもよい。
ここで、帯状部20の長さ方向に対する直角方向の幅を7〜12cmの範囲としたのは、弾性変化の少ない編み地A、例えば、リブ編みで編めば扁平となることは周知の事実であるが、長さ方向に対する直角方向の幅が例えば、5cmと狭くなると、幼児の体重Mが肩の肩甲骨、鎖骨、上腕骨の何れに、長さ方向に2cmの幅で加わったとしても、単位面積当たりM/5×2=M/10となり、幼児の体重を10kgと想定すると、そこに10kgの荷重が加わることになり、単位面積当たり1kgの負担では、短時間の使用で肩こり等の障害、血管圧迫による障害が使用ずる。逆に、長さ方向に対する直角方向の幅が12cmとなると、幼児の体重Mが肩または鎖骨に長さ方向に2cmの幅で加わったとすると、単位面積当たりM/12×2=M/24となる。したがって、単位面積当たり0.5kg以下となり、長時間の使用を前提とすることができる。
そこで、通常の推定される連続使用時間が3時間程度以下であると想定し、使用者が耐えられる肩の負担を考慮して、本実施の形態では、長さ方向に対する直角方向の幅が7〜12cmの範囲としたものである。
そこで、通常の推定される連続使用時間が3時間程度以下であると想定し、使用者が耐えられる肩の負担を考慮して、本実施の形態では、長さ方向に対する直角方向の幅が7〜12cmの範囲としたものである。
長さ方向に折り畳む長さ調節具50は、帯状部20をその長さ方向に折り畳むものであるから、扁平な帯状部20の平面積を狭める方向の外力が加わらず、平面としての使用態様であるから、帯状部20が紐状になったり、折れ曲がったりするのが防止できる。
特に、長さ方向に折り畳む長さ調節具50は、帯状部20を複数段に重ね合わせるものであるが、帯状部20をその長さ方向に重ね折りするだけで、帯状部20の長さ方向に直角な幅を変化させるものでないから、また、本来の帯状部20の長さを短くするものであるから、帯状部20に対して折れ曲がるようなストレスを与えることがない。
特に、長さ方向に折り畳む長さ調節具50は、帯状部20を複数段に重ね合わせるものであるが、帯状部20をその長さ方向に重ね折りするだけで、帯状部20の長さ方向に直角な幅を変化させるものでないから、また、本来の帯状部20の長さを短くするものであるから、帯状部20に対して折れ曲がるようなストレスを与えることがない。
本実施の形態のベビースリングは、無縫製ニット横編機のホールガーメント編機(ホールガーメントは株式会社島精機製作所の登録商標)で一本の紡績糸で幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれてなる全体を編んだものである。ホールガーメント編機は、株式会社島精機製作所製造のホールガーメント横編機のMACH2X、MACH2Sを使用した。
具体的な編成過程を示す針と編糸との関係を示す編成コース図は、図2乃至図6のようになる。
ここで、図2に示した編成過程の制御を示すシンボル図は、第1編成過程は表天竺編みを示し、第2編成過程は裏天竺編みを示し、第3編成過程は表天竺編みの後、針に掛けている位置を1ピッチ左寄せを示し、第4編成過程は表天竺編みの後、針に掛けている位置を1ピッチ右寄せを示し、第5編成過程は裏天竺編みの後、針に掛けている位置を1ピッチ左寄せを示し、第6編成過程は裏天竺編みの後、針に掛けている位置を1ピッチ右寄せを示すものである。
ここで、図2に示した編成過程の制御を示すシンボル図は、第1編成過程は表天竺編みを示し、第2編成過程は裏天竺編みを示し、第3編成過程は表天竺編みの後、針に掛けている位置を1ピッチ左寄せを示し、第4編成過程は表天竺編みの後、針に掛けている位置を1ピッチ右寄せを示し、第5編成過程は裏天竺編みの後、針に掛けている位置を1ピッチ左寄せを示し、第6編成過程は裏天竺編みの後、針に掛けている位置を1ピッチ右寄せを示すものである。
図3は図1の部分aによる編成コース図で、外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みで編成されており、帯状部20の全体が該当する。幼児保持部10の外側部11も同様である。
図4は図1の部分bによる編成コース図で、幼児保持部10の外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、幼児保持部10の内側部12の弾性変化の大きい編み地Bは天竺編みである。幼児保持部10の外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、図1に示す帯状部20に示すリブ編みから連続的に編成されている。
図4は図1の部分bによる編成コース図で、幼児保持部10の外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、幼児保持部10の内側部12の弾性変化の大きい編み地Bは天竺編みである。幼児保持部10の外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、図1に示す帯状部20に示すリブ編みから連続的に編成されている。
図5は図1の部分cによる編成コース図で、外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、内側部12の弾性変化の大きい編み地Bは天竺編みである。
図6は図1の部分cによる編成コース網目図(写真)で、具体例を示すものである。図において、幼児保持部10の外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、幼児保持部10の内側部12の弾性変化の大きい編み地Bは天竺編みである。幼児保持部10の外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、図1に示す帯状部20に示すリブ編みに連続的に編成されている。
図6は図1の部分cによる編成コース網目図(写真)で、具体例を示すものである。図において、幼児保持部10の外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、幼児保持部10の内側部12の弾性変化の大きい編み地Bは天竺編みである。幼児保持部10の外側部11の弾性変化の少ない編み地Aはリブ編みであり、図1に示す帯状部20に示すリブ編みに連続的に編成されている。
また、帯状部20の長さ方向に折り畳む長さ調節具50の機構は、図7及び図8に示されるように構成されている。
図7及び図8において、本実施の形態1の長さ調節具50は、全体が略日の字状であり、その全体を合成樹脂で形成したが、アルミニウム、チタン、鉄等の金属製とすることもできる。全体の構成材料としては、できるだけ軽量で機械的強度が強いことが望ましい。
帯状部20の長さ方向の一端側に形成した端部部材51と、その端部部材51に並行し、隣接して形成した直線状の中間部材52によって、端部部材51及び中間部材52に囲まれ、両者を一体にする接続材54及び接続材55で閉じられた略長方形枠体を形成し、この略長方形枠体は帯状部20を二重にして通過させる略口の字状の二重通過孔59を形成している。
図7及び図8において、本実施の形態1の長さ調節具50は、全体が略日の字状であり、その全体を合成樹脂で形成したが、アルミニウム、チタン、鉄等の金属製とすることもできる。全体の構成材料としては、できるだけ軽量で機械的強度が強いことが望ましい。
帯状部20の長さ方向の一端側に形成した端部部材51と、その端部部材51に並行し、隣接して形成した直線状の中間部材52によって、端部部材51及び中間部材52に囲まれ、両者を一体にする接続材54及び接続材55で閉じられた略長方形枠体を形成し、この略長方形枠体は帯状部20を二重にして通過させる略口の字状の二重通過孔59を形成している。
また、中間部材52の接続材54及び接続材55を延長させ、一部に帯状部20の挿入離脱用の挿入切欠き58を有し、二重にした帯状部20の重ね合わせ端部20aを外周囲に巻き付ける固定部材53を有している。即ち、固定部材53は、両端が接続材54または接続材55に接続されていて、中間部材52及び端部部材51と並行する固定部材53a及び固定部材53bからなっている。固定部材53aと固定部材53bは、帯状部20の挿入離脱用の挿入切欠き58によって固定部材53が2つに分かれている。
挿入切欠き58は、固定部材53の長さ方向に対して略45度で切断されたものであり、その幅は、帯状部20が中間部材52と固定部材53で囲まれた空間57に入ることができる幅に設定され、かつ、容易に離脱できないようにしている。中間部材52と固定部材53で囲まれた空間57は、帯状部20の両端が接続材54または接続材55に接触し、挿入切欠き58の帯状部20に集中して力が加わらないようにしている。
なお、若干扱い難くなるが、固定部材53aと固定部材53bの空間57側に半円状の突起を形成し、空間57の隙間を少なくすると、帯状部20の外力が大きくても、半円状の突起が帯状部20を中間部材52側に押さえ、安定した取付け状態となる
なお、若干扱い難くなるが、固定部材53aと固定部材53bの空間57側に半円状の突起を形成し、空間57の隙間を少なくすると、帯状部20の外力が大きくても、半円状の突起が帯状部20を中間部材52側に押さえ、安定した取付け状態となる
また、帯状部20の長さ方向に折り畳む長さ調節具50の介在で長さ調節を可能とする機構は、図7及び図8に示されるように使用される。
まず、図7(a)に示すように、ベビースリング等を構成する帯状部20の本実施の形態の長さ調節具50を取付けたい位置を摘み、二重にした帯状部20重ね合わせ端部20aを二重通過孔59に通す。そして、そのまま引き上げ、図7(b)に示すように、その重ね合わせ端部20aを固定部材53側に倒し、図7(c)に示すように、重ね合わせ端部20aの下側にある帯状部20を挿入切欠き58を通過させ空間57側に移動させる。これによつて、重ね合わせ端部20aは固定部材53、即ち、固定部材53a及び固定部材53bに引っ掛けられ、安定した長さとなる。
まず、図7(a)に示すように、ベビースリング等を構成する帯状部20の本実施の形態の長さ調節具50を取付けたい位置を摘み、二重にした帯状部20重ね合わせ端部20aを二重通過孔59に通す。そして、そのまま引き上げ、図7(b)に示すように、その重ね合わせ端部20aを固定部材53側に倒し、図7(c)に示すように、重ね合わせ端部20aの下側にある帯状部20を挿入切欠き58を通過させ空間57側に移動させる。これによつて、重ね合わせ端部20aは固定部材53、即ち、固定部材53a及び固定部材53bに引っ掛けられ、安定した長さとなる。
更に、ベビースリングに使用した場合について説明する。図9(a)に示すように、ベビースリングを構成する肩に幼児の体重をかける帯状部20、幼児を受ける幼児保持部10は、所定の強度の1本の糸で編み込まれ、必要に応じて単純または複雑なメッシュ、柄、ワンポイント柄、ワンポイントマーク等を鏤めた模様、文字等が形成されている。そこで、図9(b)に示すように、実施の形態1の長さ調節具50を帯状部20に取付けることによって、中間部材52と固定部材53との距離の2倍強の距離を短くすることができる。
それを使用したベビースリングの使用状態は、図9(a)の実施の形態1にかかるベビースリングの通常の使用状態を示す斜視図、図9(b)の長さ調節具50の取付けた使用状態を示す斜視図に示すように、また、図10及び図11に示すように、母親等の使用者の身長または好みによって、幼児を抱く位置を変更することができる。
勿論、例えば、ベビースリング等のメーカ側にとっては、特定の規格に合致した複数の環状サイズのベビースリングを製造すれば、その間のサイズの補間が可能となる。
勿論、例えば、ベビースリング等のメーカ側にとっては、特定の規格に合致した複数の環状サイズのベビースリングを製造すれば、その間のサイズの補間が可能となる。
このように、本実施の形態のベビースリングは、図1の下端に示すように、環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wで、その両端側が長さ方向に沿って順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aである外側部11からなり、環状の長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bである内側部12からなる幼児保持部10と、幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成された周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地Aからなり、その長さ方向に対する直角方向の幅が7乃至12cmの範囲とし、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具50の介在で長さ調節を可能とした扁平な帯状部20とを具備し、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれてなるものである。
環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wとは、幅の広さを説明するものであり、幅広の環状の長さ方向の距離を問うものではない。また、環状の長さ方向の中央部分とは、幼児保持部10の位置を中心とした場合の基準であり、本実施の形態のベビースリングは環状であり、図形的には、その周囲に中央部分はない。即ち、環状の長さ方向の中央部分とは、幼児保持部10の中心位置を特定する前提条件下の形態である。
特に、本実施の形態では、図1に示すように表面側と裏面側が同一となる形態で説明しているが、本発明を実施する場合には、帯状部20が必ずしも同一の長さである必要がない。
特に、本実施の形態では、図1に示すように表面側と裏面側が同一となる形態で説明しているが、本発明を実施する場合には、帯状部20が必ずしも同一の長さである必要がない。
本実施の形態のベビースリングにおいては、図10及び図11に示すように、幼児を抱持する幼児保持部10が、環状の長さ方向(周方向)の中央部分が最大幅Wで、その両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の少ない編み地Aからなり、環状の長さ方向の中央側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなるものであるから、弾性変化の大きい編み地Bに幼児の体重が加わり、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aによってガードされるから、安定した収容ができる。
また、幼児保持部10の環状の長さ方向の両端に連続して形成された帯状部20が幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成され、しかも、周方向の長さ方向に対する直角方向の幅が7〜12cmの範囲に形成されているから、幼児の体重が肩の一部に集中することなく分散でき、幼児を抱持する者の肩の疲れを低減させることができる。そして、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれてなるから、部分的に縫い合わせが外れて一部が破断したり、伸びたりするという事態が発生しない。したがって、安全性の高いベビースリングとすることができる。
よって、全体の環状の長さが変化することなく、かつ、幼児保持部10で幼児を安定した受けができるベビースリングとすることができる。
よって、全体の環状の長さが変化することなく、かつ、幼児保持部10で幼児を安定した受けができるベビースリングとすることができる。
この実施の形態では、幼児保持部10は、図1の下端に示すように、環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wで、その両端側が順次目数を少なくして幅狭とし、かつ、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aである外側部11、及び環状の長さ方向の両側に設定したその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aである外側部11の外側からなり、環状の長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bである内側部12からなるものである。
ここで、幼児保持部10は、環状の長さ方向に直角に2つに折り畳んで重ねたとき、中央が下側に凸に湾曲形成されているから、幼児の重みで沈み易く、また、幼児保持部10内またはその近傍に重心位置がきて、安定した位置が保持できる重心位置となるから、図10(a)に示すような抱き方においても、使いやすい幼児を抱持する補助具となる。
特に、図10(b)に示すような抱き方においては、中央が下側に凸に湾曲形成されているから、幼児の重みで沈み易く、幼児保持部10内に重心位置がきて、その重心位置から安定した抱き心地となる。
特に、図10(b)に示すような抱き方においては、中央が下側に凸に湾曲形成されているから、幼児の重みで沈み易く、幼児保持部10内に重心位置がきて、その重心位置から安定した抱き心地となる。
帯状部20は、均一幅で幼児保持部10の縁取りとなっているから、外側部11及び外側部31の伸縮はごく僅かであり、幼児保持部10が伸縮自在であるから、荷重に対応した構成となり、見栄えの向上及び機能美が表象される。
更に、図10(a)に示すような抱き方で、帯状部20が長いと感じたときには、帯状部20の長さ方向に折り畳む長さ調節具50を取り付けることにより、帯状部20の長さ調節が可能となる。
更に、図10(a)に示すような抱き方で、帯状部20が長いと感じたときには、帯状部20の長さ方向に折り畳む長さ調節具50を取り付けることにより、帯状部20の長さ調節が可能となる。
このような使用状態下において、例えば、帯状部20と肩との関係は、図7(a)に示すように、環状の長さ方向に直角に2つに折り畳んだとき、中央が上に凸に湾曲形成されているから、図10(a)のように、肩にその帯状部20がくると、幼児の体重が肩の上からと横からのベクトルの分力となるので、特に、肩凝りの発生しやすい人でも肩凝りが生じない使用となる。特に、図1に示す実施の形態では、帯状部20が弾性変化の少ない編み地Aからなるものであるから、幼児をベビースリングを使用して抱く者(大人)の肩幅に変化があっても、帯状部20が弾性変化の少ない編み地Aの幅方向の弾性によって対応でき、頚部に近い個所で荷重を負担しないので、疲れが軽減できる等の使用者の負担が軽減される。
[実施の形態2]
図12は、実施の形態2で、環状の長さ方向に直角な幅方向の一部の幅を広くした幅広帯状部20Aとしたものである。上記実施の形態1の帯状部20の幅よりも10〜30%だけ部分的に幅を広くしたものである。これによってベビースリングを使用して幼児を抱く者の肩に加わる負担を分担し、軽減することもできる。特に、図12の実施の形態2では、帯状部20と同一のリブ編みの延長となるものであるから、製造上の作業性を良くすることができる。帯状部20の幅よりも10〜30%だけ部分的に幅を順次広くする距離は、帯状部20の幅の0.7〜1.5倍に設定される。
図12は、実施の形態2で、環状の長さ方向に直角な幅方向の一部の幅を広くした幅広帯状部20Aとしたものである。上記実施の形態1の帯状部20の幅よりも10〜30%だけ部分的に幅を広くしたものである。これによってベビースリングを使用して幼児を抱く者の肩に加わる負担を分担し、軽減することもできる。特に、図12の実施の形態2では、帯状部20と同一のリブ編みの延長となるものであるから、製造上の作業性を良くすることができる。帯状部20の幅よりも10〜30%だけ部分的に幅を順次広くする距離は、帯状部20の幅の0.7〜1.5倍に設定される。
また、実施の形態2のベビースリングでは、環状の長さ方向に直角な幅方向の一部の幅を、帯状部20の幅よりも10〜30%だけ幅を広くした幅広帯状部20Aを設けたものであるが、幼児の体重が10Kg程度であることから、格別、帯状部20の幅を広くしないで同一幅としてもよい。特に、帯状部20をリブ編み等の長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地であっても、長さ方向に対する直角方向の伸びは適当に存在するから、それが肩に当たっても特定の個所が痛くなる等の負担はない。しかし、帯状部20の幅よりも10〜30%だけ幅を広くした幅広帯状部20Aでは、肩の肩甲骨、鎖骨、上腕骨の何れに外力が加わっても安定した襷掛け(たすきがけ)が維持できる。
即ち、実施の形態2のベビースリングでは、環状の周方向の中央部分の長さ方向に対する直角方向の幅が最大幅Wで、その長さ方向に対する直角方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aからなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されている幼児保持部10と、幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成された周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地Aからなり、長さ方向に折り畳む長さ調節具50の介在で長さ調節を可能とした扁平な帯状部20とを具備し、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれてなるものである。
上記実施の形態2のベビースリングにおいては、幼児を抱持する幼児保持部10が、環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wで、その両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の少ない編み地Aからなり、環状の長さ方向の中央側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなるものであるから、弾性変化の大きい編み地Bに幼児の体重が加わり、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aによってガードされるから、安定した収容ができる。
特に、幅広帯状部20Aは、幼児保持部10の長さ方向の両端に直接連続して形成されたもので、環状の長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地A、例えば、リブ編みとなっている。また、幅広帯状部20Aは、その長さ方向の直角方向の両端側が同一幅広となっている。幅広帯状部20Aは、幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成された周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地Aからなり、その長さ方向に対する直角方向の幅が7〜12cm及びその10〜20%の範囲とし、長さ方向に折り畳む長さ調節具50の介在で長さ調節を可能とした扁平な長さが調節自在である。
特に、幅広帯状部20Aは、幼児保持部10の長さ方向の両端に直接連続して形成されたもので、環状の長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地A、例えば、リブ編みとなっている。また、幅広帯状部20Aは、その長さ方向の直角方向の両端側が同一幅広となっている。幅広帯状部20Aは、幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成された周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地Aからなり、その長さ方向に対する直角方向の幅が7〜12cm及びその10〜20%の範囲とし、長さ方向に折り畳む長さ調節具50の介在で長さ調節を可能とした扁平な長さが調節自在である。
[実施の形態3]
図13は、実施の形態3のベビースリングで、環状の周方向の中央部分の長さ方向に対する直角方向の幅が最大幅Wで、その長さ方向に対する直角方向の両端側、即ち、両外側部11相互が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両外側部11側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aからなり、また、長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されている幼児保持部10と、幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成され、前記長さ方向の両側、即ち、両外側部11側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aからなり、また、前記長さ方向の中央側、即ち、内側部12が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具50の介在で長さ調節を可能とした帯状部20とを具備し、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれてなるものである。
図13は、実施の形態3のベビースリングで、環状の周方向の中央部分の長さ方向に対する直角方向の幅が最大幅Wで、その長さ方向に対する直角方向の両端側、即ち、両外側部11相互が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両外側部11側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aからなり、また、長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されている幼児保持部10と、幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成され、前記長さ方向の両側、即ち、両外側部11側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aからなり、また、前記長さ方向の中央側、即ち、内側部12が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具50の介在で長さ調節を可能とした帯状部20とを具備し、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれてなるものである。
詳しくは、図13に示すように、幼児保持部10及び帯状部20の両外側部11側をその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aとし、幼児保持部10及び帯状部20の両外側部11間、即ち、前記長さ方向の中央側である内側部12が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなっている。この実施の形態3では、帯状部20の全体が略長方形になっているが、帯状部20の幼児保持部10の反対側の端部を凸状の丸みを持たせてもよい。また、幼児保持部10及び帯状部20の両外側部11(両側の和)と内側部12との比率は、通常、1:5乃至1:20の範囲に設定するのが良好であるが、そうでないと使用できないものでもない。
また、実施の形態3のベビースリングでは、環状の長さ方向に直角な幅を均一とし、帯状部20の両外側部11側をその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aとし、その両外側部11間の内側部12が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなっているので、格別、帯状部20の幅を広くしないで同一幅としても、肩の肩甲骨、鎖骨、上腕骨の何れに帯状部20が掛っても、安定した襷掛け(たすきがけ)が維持できる。特に、長さ方向に対する直角方向の伸びが適当に存在するから、それが肩に当たっても特定の個所が痛くなる等の負担はない。
上記実施の形態3のベビースリングにおいては、幼児を抱持する幼児保持部10が、環状の長さ方向の中央部分が最大幅Wで、その両端側が順次幅狭となり、かつ、環状の長さ方向の両側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の少ない編み地Aからなり、環状の長さ方向の中央側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなるものであるから、弾性変化の大きい編み地Bに幼児の体重が加わり、環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aによってガードされるから、安定した収容ができる。
特に、帯状部20は、幼児保持部10の長さ方向の両端に直接連続して形成されたもので、環状の長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地A、例えば、リブ編みとなっている。また、帯状部20は、その長さ方向の直角方向の両端側が同一幅となっているが、帯状部20の両外側部11側をその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地Aとし、その両外側部11間の内側部12が長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bからなっているので、格別、帯状部20の幅を広くしないで同一幅としても、肩の肩甲骨、鎖骨、上腕骨の何れに帯状部20が掛っても、安定した襷掛け(たすきがけ)が維持でき、特定の個所が痛くなる等の負担はない。
また、長さ方向に折り畳む長さ調節具50が帯状部20に取付けた場合でも、長さ調節具50が両外側部11及び内側部12からなる帯状部20を長さ方向に折り畳むものであり扁平な帯の形状を維持するものであるから、帯状部20が紐状になることがなく、単位面積当たりの負担をより小さくできる。そして、長さ調節を行っても肩の部分で紐状になって肩の負担が集中的に大きくなることがないから、長さ調節の有無に関係なく肩に違和感が生じない。
また、上記実施の形態では、長さ方向に折り畳む長さ調節具50が帯状部20に1個取付けた事例について説明したが、図1の実施の形態1、図12の実施の形態2の環状となっているベビースリングを2つ折りにして重ねた正面図の表裏側の帯状部20に1個ずつの長さ方向に折り畳む長さ調節具50を取付けることができる。特に、2個の長さ調節具50を取付けた場合には、安定性が良くなると共に、見た目にもバランスの良い使用状態となる。勿論、長さ調節具50の取付けは1以上であればよく、2個、3個を問うものではない。
また、幼児保持部10の長さ方向の両端に連続して形成された帯状部20は、実施の形態1のように、幼児の体重が肩、即ち、肩甲骨、鎖骨、上腕骨の何れかの一部に集中しないような帯状部20の幅とすれば、肩に加わる力が分散でき、幼児を抱持する者の肩の疲れを低減させることができる。しかし、実施の形態2のように環状となっているベビースリングを2つ折りにして重ねた正面図の表裏側の帯状部20の中心から10〜20cm程度を幅広くすると、幼児をベビースリングを使用して抱く者(大人)の負担が軽減できる。
そして、幼児保持部10及び帯状部20が一体に環状に編まれてなるから、部分的に縫い合わせが外れて一部が破断したり、伸びたりするという事態が発生しない。したがって、安全性の高いベビースリングとすることができる。よって、全体の環状の長さが変化することなく、かつ、幼児保持部10で幼児を安定した受けができるベビースリングとすることができる。
更に、幼児保持部10及び幅広帯状部20Aを含む帯状部20が一体に環状に編まれてなるのは、単一の糸によって無縫製ニット横編機で編成されたものである。したがって、このベビースリングにおいては、幼児保持部10及び幅広帯状部20Aを含む帯状部20が一体に環状に無縫製ニット横編機で編まれてなるのは、単一の糸によって編成されたものであるから、部分的に糸が解けてベビースリングの機能の一部が欠落するということがない。
長さ方向に折り畳む長さ調節具50は、帯状部20をその長さ方向に折り畳むものであるから、扁平な帯状部20の平面積を狭める方向の外力が加わらず、平面としての使用態様であるから、帯状部20が紐状になったり、折れ曲がったりするのが防止できる。
幼児保持部10の環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aと、環状の長さ方向の中央側がその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地Bとは、弾性変化の少ない編み地Aをリブ編みとし、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bを天竺編みとしたものである。
したがって、幼児保持部10の環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aと、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bとは、弾性変化の少ない編み地Aをリブ編みとし、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bを天竺編みとしたものであるから、弾性変化の少ない編み地Aをリブ編みとし、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bを天竺編みとしたものであるから、信頼性の高い編み方であるから、品質管理上安定した製品が得られる。
したがって、幼児保持部10の環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aと、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bとは、弾性変化の少ない編み地Aをリブ編みとし、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bを天竺編みとしたものであるから、弾性変化の少ない編み地Aをリブ編みとし、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bを天竺編みとしたものであるから、信頼性の高い編み方であるから、品質管理上安定した製品が得られる。
そして、幼児保持部10は、幼児保持部10の環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aをリブ編みとし、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bをストレッチ天竺及びベア天竺編み及び/またはパール編みとしたものである。環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aを配設形成した物では、環状の長さ方向の弾性を極力抑えることができるから、幼児の臀部の安定した沈み込みが得られる。
本実施の形態のベビースリングにおいては、幼児保持部10の環状の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aをリブ編みとし、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地をストレッチ天竺及びベア天竺編み及び/またはパール編みとしたものであるから、幼児保持部10の環状の長さ方向のみの弾性を小さくでき、また、環状の長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bとすることができ、ベビースリングの信頼性が高くなる。
図1に示した実施の形態のベビースリングにおいては、幼児保持部10の構成を外側部11の内側に内側部12を設けているが、本発明を実施する場合には、外側部11の外側に更に付加部を設けてもよい。このとき、外側部11の外側の付加部は外側部11に重ね編みとしてもよいし、外側部11及び付加部を内側部12に重ね編みとしてもよい。
特に、本実施の形態の幼児保持部10の長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地Aは、リブ編みでも、ストレッチ天竺及び/またはベア天竺編みとすることができる。長さ方向の中央側が弾性変化の大きい編み地Bをストレッチ天竺及びベア天竺編み及び/またはパール編みとすることができる。
10 幼児保持部
11 外側部
12 内側部
20 帯状部
20A 幅広帯状部
50 長さ調節具
A 弾性変化の少ない編み地
B 弾性変化の大きい編み地
W 最大幅
11 外側部
12 内側部
20 帯状部
20A 幅広帯状部
50 長さ調節具
A 弾性変化の少ない編み地
B 弾性変化の大きい編み地
W 最大幅
Claims (5)
- 環状の周方向の中央部分の長さ方向に対する直角方向の幅が最大幅で、その長さ方向に対する直角方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されている幼児保持部と、
前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成された周方向の長さ方向に弾性変化の少ない編み地からなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能とした帯状部とを具備し、
前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなることを特徴とするベビースリング。 - 環状の周方向の中央部分の長さ方向に対する直角方向の幅が最大幅で、その長さ方向に対する直角方向の両端側が順次幅狭となり、かつ、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなり、環状の長さ方向を2つに重なり合うように折り畳んだとき、中央が凸に湾曲形成されている幼児保持部と、
前記幼児保持部の長さ方向の両端に連続して形成され、前記長さ方向の両側がその長さ方向に対して弾性変化の少ない編み地からなり、また、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地からなり、前記長さ方向に折り畳む長さ調節具の介在で長さ調節を可能とした帯状部とを具備し、
前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなることを特徴とするベビースリング。 - 前記幼児保持部及び前記帯状部が一体に環状に編まれてなるのは、一本の糸によって無縫製ニット横編機で編成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のベビースリング。
- 前記幼児保持部の前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地と、前記長さ方向の中央側が少なくともその長さ方向に直角な幅方向に対する弾性変化の大きい編み地とは、弾性変化の少ない編み地をリブ編みとし、前記弾性変化の大きい編み地をメッシュまたは模様を形成した天竺編みとしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載のベビースリング。
- 前記幼児保持部の前記長さ方向の両側が弾性変化の少ない編み地はリブ編みとし、前記長さ方向の中央側の弾性変化の大きい編み地をメッシュまたは模様を形成した天竺編み、ストレッチ天竺編み、ベア天竺編み、パール編みの何れかとしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載のベビースリング。
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