JP2012039293A - 負荷制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノイズ対策用のコンデンサC1を設置した場合であっても過電流を検出するための回路を正常に作動させることが可能な負荷制御装置を提供する。
【解決手段】プラス端子P11とマイナス端子P12より電力が供給されて駆動する制御回路10により、FET(T1)のオン、オフを切り替えて、負荷RLの駆動、停止を制御する場合に、マイナス端子P12とグランドとを接続するアース線に、抵抗R5とダイオードD1の並列接続回路を設ける。従って、入力スイッチSW1の投入時にプラス端子11とマイナス端子12の間に配置されたコンデンサC1の放電電流I2が流れる場合であっても、抵抗R5の電圧降下VR5によりマイナス端子P12の電圧をグランドレベルよりも相対的に低くすることができ、コンデンサC1の両端電圧VC1を拡大させて、放電電流I2を抑制し、電圧V1の低下を抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、直流電源と負荷との間に設けた半導体スイッチを制御して、負荷の駆動、停止を制御する負荷制御装置に係り、特に、ノイズに起因して生じる誤動作を防止する技術に関する。
例えば、車両に搭載されるランプ、モータ等の負荷を制御する負荷制御装置は、バッテリ(直流電源)と負荷との間に、例えば電界効果トランジスタ(以下、「FET」という)等の半導体スイッチを搭載し、該FETのオン、オフを切り替えることにより、負荷の駆動、停止を制御する。また、負荷に過電流が流れた場合にはいち早くこれを検出して負荷に接続される回路を遮断するために、FETのドレイン(第1の電極)とソース(第2の電極)との間の電圧Vdsの増大が検出された際には、FETをオフとする保護回路が搭載されている。
図3は、従来における負荷制御装置が搭載された負荷駆動回路を示す図である。図示のように、この負荷駆動回路は、直流電源VB(出力電圧も同様の記号VBで示す)と負荷RLとの間にFET(T1)が配置されており、制御回路10の制御によりFET(T1)のオン、オフを切り替えて、負荷RLの駆動、停止を制御する。
FET(T1)のドレインは、電源線を経由して直流電源VBのプラス極に接続され、ソースは、負荷線を経由して負荷RLの一端に接続され、該負荷RLの他端はグランドに接地されている。なお、電源線は、直流電源VBのプラス極からFET(T1)のドレインまでの電線であり、負荷線は、FET(T1)のソースから負荷RLまでの電線である。
また、電源線はインダクタンス成分を有するので、これをLw1とし、負荷線も同様にインダクタンス成分を有するので、これをLw2としている。なお、電源線及び負荷線の抵抗値は極めて小さいので無視している。
制御回路10は、プラス端子P11とマイナス端子P12を備えており、プラス端子P11はFET(T1)のドレイン(P1)に接続され、マイナス端子P12(電圧Vm)はアース線を介してグランドに接地されている。更に、制御回路10は、比較器CMP1と、ドライバ11、及びチャージポンプ12を有している。なお、アース線についても電源線、負荷線と同様にインダクタンス成分を有するので、これをLw3としている。また、抵抗値を無視している。
プラス端子P11とマイナス端子P12との間には、抵抗R1とR2の直列接続回路が設けられ、これらの接続点P4(電圧V4)は、比較器CMP1のプラス側入力端子に接続されている。また、該比較器CMP1のマイナス側入力端子はFET(T1)のソース(点P2、電圧V2)に接続されている。そして、FET(T1)がオンとされて負荷RLが駆動している場合には、電圧V2が電圧V4を上回るので比較器CMP1の出力信号はLレベルになる。また、負荷線が接地する等して、FET(T1)に過電流が流れ、FET(T1)のドレイン・ソース間電圧Vdsが上昇すると、ソース電圧V2が低下するので、電圧V2が電圧V4を下回り、比較器CMP1の出力信号がHレベルになる。この信号は過電流判定出力信号としてドライバ11に供給される。
ドライバ11の出力端子は、抵抗R3を介してFET(T1)のゲートに接続されている。更に、ドライバ11は、抵抗R4を介してプラス端子P11に接続されると共に、入力スイッチSW1を介してマイナス端子P12に接続されている。従って、入力スイッチSW1がオフ(開路)のときにドライバ11にHレベルの信号が入力されてFET(T1)をオフとし、反対に、入力スイッチSW1がオン(閉路)のときにドライバ11にLレベル信号が入力されてFET(T1)をオンとする。また、比較器CMP1よりHレベルの信号(過電流判定出力信号)が供給された場合には、FET(T1)をオフとする。
ここで、強電波や種々の電装品より発生する電磁ノイズに起因して制御回路10が誤動作することを防止するために、プラス端子P11とマイナス端子P12との間にコンデンサC1を設置している(例えば、特許文献1参照)。
次に、上記のように構成された従来の負荷制御装置の作用を説明する。入力スイッチSW1をオンとすると、ドライバ11よりチャージポンプ12の電圧が出力され、FET(T1)のゲートに印加される。これにより、FET(T1)はオフからオンに切り替わる。FET(T1)がオフからオンに移行する過渡状態においては、電源VBプラス端子→Lw1→P1→T1→P2→Lw2→P3→RL→GND→電源VBマイナス端子、の経路で電源線電流I1(実線)が流れる。
電流I1は、FET(T1)がオンとなるとゼロから増加を始め、電源電圧VBを負荷RLの抵抗で除した電流値まで上昇する。この過程で電流I1の増加により、増加勾配に比例した逆起電力が、インダクタンスLw1,Lw2に発生する。インダクタンスLw1に発生する逆起電力は、点P1の電圧V1を押し下げるので、点P1の電圧V1が低下する。このため、コンデンサC1に充電されている電圧が放電することになる。
コンデンサC1の放電電流I2(破線)は、C1プラス端子→P11→P1→T1→P2→Lw2→P3→RL→GND→Lw3→P12→C1マイナス端子、の経路を流れ、負荷線のインダクタンスLw2に逆起電力を発生させる。この際、コンデンサC1の放電電流は電源線には流れないので、インダクタンスLw1にはコンデンサC1の放電電流I2による逆起電力が発生しない。コンデンサC1の放電電流が増加しているときは、点P2の電圧V2を押し上げるが、コンデンサC1の放電電流が増加から減少に転じると電圧V2を押し下げる向きの逆起電力となる。
仮に、ノイズ対策用のコンデンサC1を設置しなければ、電圧V1は、電圧V2とほぼ一致したときに最低となり、その電圧は電源電圧VBと点P3間の電圧を、2つのインダクタンスLw1とLw2で分圧した電圧となる。即ち、コンデンサC1を設置しない場合において、電圧V1の最低値は、次の(1)式で示すことができる。
(V1の最低電圧)=(VB−V3)*Lw2/(Lw1+Lw2)+V3 …(1)
そして、(1)式よりインダクタンスLw1に対して、インダクタンスLw2が相対的に小さい場合、即ち、電源線長に対して負荷線長が相対的に短い場合には、電圧V1の最低電圧が小さくなることが判る。
これに対し、ノイズ対策用のコンデンサC1を設置すると、電圧V1とV2が一致した後においても、コンデンサC1の放電電流I2が流れ続けるので、電圧V1が減少し、このV1の最低電圧は上記の(1)式で示した電圧よりも低下する。そして、コンデンサC1の放電電流I2が流れ続けて電圧V1の低下量が大きくなると、以下に示す問題が生じる。
比較器CMP1の入力端子電圧は、電圧V1の大きさに依存し、電圧V1が低下すると比較器CMP1の入力端子電圧が低下する。比較器CMP1の入力端子電圧の同相入力範囲の下限値は2V近辺にあり、この下限値を下回る入力電圧となると、比較器CMP1は機能しなくなる。即ち、比較器CMP1の出力が不定になり、過電流状態でなくても比較器CMP1のばらつきによっては過電流判定検出信号を出力するという異常状態が発生する。その結果、FET(T1)が誤遮断されるという問題が発生する。
以上の内容をまとめると、コンデンサC1が存在することにより、FET(T1)をオンとしたときの電圧V1の低下量が大きくなり、これによって、比較器CMP1の入力電圧が同相入力電圧範囲の下限値以下になると、FET(T1)が誤遮断される可能性がある。即ち、ノイズ対策としてコンデンサC1は有効であるが、このコンデンサC1が存在することにより、FET(T1)が誤遮断するという別の問題が生じる。
以下、具体的な電圧、電流の変化についてのシュミレーション結果を、図4、図5(a)、図5(b)に示す特性図を参照して説明する。図4は、図3に示す回路でノイズ対策用のコンデンサC1を設けない場合の、各電圧、電流波形の変化を示す特性図である。ここで、図3に示した各回路定数を、以下のように設定している。即ち、電源電圧VB=12V、Lw1=2.5μH(電源線長 2.5mに相当)、T1のオン抵抗(飽和値)=3.5mΩ、Lw2=2μH(負荷線長 2mに相当)、負荷RLの抵抗=2Ω、Lw3=1μH(アース線長1mに相当)、チャージポンプ電圧=VB+15V、ゲート抵抗R3=1.5kΩ、としている。
図4では、横軸(X軸)は時間軸を示し、2つの縦軸(Y1、Y2)は電圧座標と電流座標を示している。縦軸Y1は電圧座標であり、V1、T1のゲート電圧、V2、V3、VBの座標を示し、縦軸Y2は電流座標であり、電源線電流I1、及びT1のドレイン電流の座標を示している。なお、I1とドレイン電流は一致している。また、縦軸Y1は上向きがプラス電圧を示し、縦軸Y2は下向きがプラス電流を示している。
図4において、時刻2.200msでSW1がオンとされると、FET(T1)のゲート電圧が上昇し、時刻2.2009msから電圧V1が低下し始め、電圧V2が上昇し始める。これと同時に、電流I1、及びT1ドレイン電流が流れ始める。時刻2.2015msで電圧V1とV2が一致し、電圧V1は最低値(6.452V)となり、その後、各電圧V1、V2は共に上昇する。ここで、電圧V1とV2の波形が一致する波形上の点を“A点”とする。
電圧V3は、FET(T1)のドレイン電流が負荷RLの抵抗に流れて発生する電圧降下であるので、FET(T1)のドレイン電流に比例する。A点以降の電圧V1とV2の波形は、電源電圧VBと電圧V3の差電圧を、各インダクタンスLw1とLw2で分圧した電圧となる。そして、電圧V1が低下を始めた直後における電圧V1とV2の間隔が縮小することが、電圧V1を低下させる要因となり、電圧V3の増加が電圧V1を押し上げる要因になっている。また、電圧V1とV2がA点に達したとき、電圧V1を低下させる要因が消滅するので、A点が電圧V1の最低値となる。なお、図4ではコンデンサC1を設置していないので、電源線電流I1とT1ドレイン電流は一致している。
次に、図5(a),図5(b)を参照して、図3に示した回路(コンデンサC1を搭載した回路)における具体的な電圧、電流の変化についてのシュミレーション結果について説明する。なお、C1=0.1μFとしている。
図5(a)は、図3に示した回路の各電圧波形の変化を示す特性図、図5(b)は、図3に示した回路の各電流波形の変化を示す特性図である。図5(b)において、縦軸は電流座標であり、電源線電流I1、コンデンサC1の放電電流I2、及びT1のドレイン電流の座標を示している。また、縦軸は下向きがプラス電流を示している。各回路定数は、コンデンサC1の追加以外については、図4に示した条件と同一である。
図5(a),図5(b)において、FET(T1)がオンとなると上述した理由により電圧V1が低下し、コンデンサC1に充電されている電圧が放電し、放電電流I2が流れる。FET(T1)をオンとした直後においては、放電電流I2はFET(T1)のドレイン・ソース間電圧Vdsにより制限される。そして、電圧Vdsが縮小するに連れて制限が弱まるので、放電電流I2が増大する。電圧Vdsが縮小して電圧V1とV2が一致するA点に到達すると、制限はそれ以上弱まることがないので放電電流の増加が止まり、その後は減少に転じる。即ち、放電電流のピークは、電圧V1とV2の一致点(A点)とほぼ一致することになる。
コンデンサC1に電流I2が流れることにより、図4に示した例(C1を設けない場合)では一致していた電源線電流I1とT1のドレイン電流が不一致になる(図5(b)参照)。これは、コンデンサC1の放電電流は負荷線(Lw2)を流れるが、電源線(Lw1)には流れず、また、コンデンサC1の充電電流は電源線を流れるが、負荷線には流れないこと、及びコンデンサC1の放電電流と充電電流は同時には流れないことによる。
そして、FET(T1)のドレイン電流の増加勾配が大きいときは、電源線電流I1の増加勾配が小さくなり、反対に、FET(T1)のドレイン電流の増加勾配が小さくなると、電源線電流I1の増加勾配が大きくなる。このため、コンデンサC1が存在すると電圧V1は振動する(図5(a)参照)。この際、FET(T1)をオンとした後の、最初のV1低下が、電圧V1の最低値となる。これは、FET(T1)のオン後、時間が経過するに連れて電圧V3が上昇することにより、電圧V1の低下が制限されるからである。
図4ではA点経過後、電圧V1が減少から増加に転じているが、図5(a)では増加に転じることなく、更に低下し、コンデンサC1の放電電流がゼロになる時点まで電圧V1が低下している。電圧V1の最低値は3.517Vであり、コンデンサC1が無い場合の6.452Vに比べて2.935V低下している。A点経過後、電圧V1が更に低下する理由は次の通りである。
A点まで増加していたコンデンサC1の放電電流I2は、A点経過後に減少に転じる。コンデンサC1の電流変化(振動)は、コンデンサC1のキャパシタンスがコンデンサC1の充放電電流の経路に付随するインダクタンスとエネルギーをやり取りすることにより行われ、そのとき、エネルギー保存の法則に従うので、放電電流ゼロの状態に復帰するには放電電流が増加した期間と同じ程度の放電電流減少期間が必要となる。この期間、C1が放電するためには電圧V1が低下しなければならない。これが、A点経過後、電圧V1が低下する理由である。
そのときの電圧V1の落ち込み量は、A点経過後にコンデンサC1から放出される電荷量に依存する。この電荷量が大きくなるほど電圧V1の落ち込み量は大きくなる。放電電流がゼロになるとエネルギー保存の法則により、経路のインダクタンスに蓄えられる電磁エネルギーが増加から減少に転じ、インダクタンスに蓄積された電磁エネルギーが放出されることにより、コンデンサC1が充電される。コンデンサC1の充電は電圧V1が増加することなので、電圧V1が上昇していく。
なお、図5(a)に示している電圧波形の基準点(0V)はグランドレベル(GND)ではなく、制御回路10のマイナス端子P12の電圧Vmとしている。グランドレベルは、アース線のインダクタンスLw3に放電電流I2が流れることにより、電圧Vmと異なる電圧となっている。放電電流I2が増加しているときは、グランドレベルが電圧Vmより高くなり、放電電流I2が減少しているとき、及び充電電流が増加しているときは、グランドレベルが電圧Vmより低くなっている。グランドレベルが電圧Vmより低下することが、電圧Vmを基準としたときの電圧V1の最低値を引き下げている。即ち、コンデンサC1の放電方向の減少電流及び充電方向の増加電流がアース線(Lw3)に流れることにより、電圧(V1−Vm)の大きさを縮小していることがシュミレーション結果から判る。
特開平6−38368号公報
上述したように、従来における負荷制御装置では、制御回路10のプラス端子P11とマイナス端子P12の間にノイズ対策用のコンデンサC1を設置することにより、強電波や電磁ノイズによる影響を防止することができる反面、FET(T1)のオン時に電圧(V1−Vm)が縮小し、比較器CMP1が誤動作するという問題が発生する。そこで、何とかこれらを両立させたいという要望が高まっていた。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、ノイズ対策用のコンデンサを設置した場合であっても過電流を検出するための回路を正常に作動させることが可能な負荷制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、直流電源と負荷との間に半導体スイッチ(例えば、MOSFET)を設け、該半導体スイッチのオン、オフを切り替えて、前記負荷の駆動、停止を制御する負荷制御装置において、前記半導体スイッチの第1の主電極(例えば、ドレイン)は、電源線を経由して前記直流電源のプラス極に接続され、且つ、第2の主電極(例えば、ソース)は負荷線を経由して前記負荷の一端に接続され、前記負荷の他端は前記直流電源のマイナス極に接続され、更に、前記第1の主電極に接続されたプラス端子と、接地用電線を介してグランドに接地されるマイナス端子を備え、前記プラス端子及びマイナス端子間の電圧により駆動して、前記半導体スイッチのオン、オフを制御する制御回路を有し、更に、該制御回路は、前記プラス端子とマイナス端子との間に生じる電圧に基づく基準電圧(V4)と、前記第2の主電極に生じる電圧と、を比較して過電流の発生を検出する比較手段と、前記負荷の駆動時には、前記半導体スイッチに駆動信号を出力すると共に、前記比較手段にて過電流の発生が検出された場合に、前記駆動信号の出力を停止する制御手段(ドライバ11)と、前記プラス端子とマイナス端子との間に設けられるコンデンサ(C1)と、を有し、前記接地用電線に、マイナス端子側からグランド側に向く方向を順方向とするダイオード(D1)と、挿入抵抗(R5)と、の並列接続回路を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記制御回路は、前記プラス端子とマイナス端子との間に、第1の抵抗(R1)と第2の抵抗(R2)の直列接続回路を備え、前記第1の抵抗と第2の抵抗との接続点に生じる電圧を前記基準電圧とすることを特徴とする。
本発明に係る負荷制御装置では、制御回路に設けられるマイナス端子とグランドとを接続する接地用電線(アース線)に挿入抵抗(R5)を設ける構成としたので、入力スイッチSW1のオン時に第1の主電極に生じる電圧(V1)が低下してコンデンサ(C1)の放電電流(I2)が流れる場合であっても、挿入抵抗の電圧降下(VR5)によりマイナス端子の電圧をグランドレベルよりも相対的に低くすることができるので、コンデンサ(C1)の両端電圧を拡大させて、放電電流I2を抑制し、電圧(V1)の低下を抑えることができる。その結果、制御回路の誤動作を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る負荷制御装置の構成を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係る負荷制御装置の、各電圧及び各電流の変化を示す特性図である。 従来における負荷制御装置の構成を示す回路図である。 従来における負荷制御装置で、コンデンサC1を設けない場合の各電圧、電流の変化を示す特性図である。 従来における負荷制御装置で、コンデンサC1を設けた場合の各電圧及び各電流の変化を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る負荷制御装置が搭載された負荷駆動回路を示す図である。図示のように、この負荷駆動回路は、直流電源VB(出力電圧も同様の記号VBで示す)と負荷RLとの間にFET(T1;半導体スイッチ)が配置されており、制御回路10の制御によりFET(T1)のオン、オフを切り替えて、負荷RLの駆動、停止を制御する。
FET(T1)のドレインは、電源線を経由して直流電源VBのプラス極に接続され、ソースは、負荷線を経由して負荷RLの一端に接続され、該負荷RLの他端はグランドに接続されている。なお、電源線は、直流電源VBのプラス極からFET(T1)のドレインまでの電線であり、負荷線は、FET(T1)のソースから負荷RLまでの電線である。
電源線はインダクタンス成分を有するので、これをLw1とし、負荷線も同様にインダクタンス成分を有するので、これをLw2としている。なお、電源線、負荷線の抵抗は極めて小さいので無視している。
制御回路10は、プラス端子P11、及びマイナス端子P12を備えており、プラス端子P11はFET(T1)のドレイン(P1)に接続され、マイナス端子P12(電圧Vm)は、抵抗R5(挿入抵抗)とダイオードD1の並列接続回路、及びアース線(接地用電線)を介してグランドに接地されている。更に、制御回路10は、比較器CMP1(比較手段)と、ドライバ11、及びチャージポンプ12を有している。なお、アース線(マイナス端子P12からグランドまでの電線)も電源線、負荷線と同様にインダクタンス成分を有するので、これをLw3としている。なお、アース線の抵抗は極めて小さいので無視している。
制御回路10のプラス端子P11とマイナス端子P12との間には、抵抗R1(第1の抵抗)とR2(第2の抵抗)の直列接続回路が設けられ、これらの接続点P4(電圧V4)は、比較器CMP1のプラス側入力端子に接続されている。また、該比較器CMP1のマイナス側入力端子は、FET(T1)のソース(点P2、電圧V2)に接続されている。そして、FET(T1)がオンとされて負荷RLが駆動している場合には、電圧V2が電圧V4を上回るので比較器CMP1の出力信号はLレベルになる。また、負荷線が接地する等して、FET(T1)に過電流が流れ、FET(T1)のドレイン・ソース間電圧Vdsが上昇すると、ソース電圧V2が低下するので、電圧V2が電圧V4を下回り、比較器CMP1の出力信号がHレベルになる。この信号は過電流判定出力信号としてドライバ11に供給される。
ドライバ11の出力端子は、抵抗R3を介してFET(T1)のゲートに接続されている。更に、ドライバ11は、抵抗R4を介してプラス端子P11に接続されると共に、入力スイッチSW1を介してマイナス端子P12に接続されている。従って、入力スイッチSW1がオフ(開路)のときにドライバ11にHレベルの信号が入力されてFET(T1)をオフとし、反対に、入力スイッチSW1がオン(閉路)のときにドライバ11にLレベル信号が入力されてFET(T1)をオンとする。また、比較器CMP1よりHレベルの信号(過電流判定出力信号)が供給された場合には、FET(T1)をオフとする。
更に、プラス端子P11とマイナス端子P12との間には、強電波や種々の電装品より発生する電磁ノイズに起因して負荷制御装置が誤動作することを防止するために、コンデンサC1を設置している。
即ち、本実施形態に係る負荷制御装置は、図3に示した従来の回路と比較すると、制御回路10のマイナス端子P12とアース線(Lw3)との間に抵抗R5(挿入抵抗)と、ダイオードD1との並列接続回路を設けている点で相違している。ダイオードD1の向きは、マイナス端子P12側がアノード、アース線側がカソードとされている。
次に、本実施形態に係る負荷制御装置の作用について説明する。入力スイッチSW1をオンとすると、ドライバ11よりチャージポンプ12の電圧が出力され、FET(T1)のゲートに印加される。これにより、FET(T1)はオフからオンに切り替わる。FET(T1)がオフからオンに移行する過渡状態においては、電源VBプラス端子→電源線(Lw1)→P1→T1→P2→Lw2→P3→RL→GND→電源VBマイナス端子、の経路で電源線電流I1(実線)が流れる。
電流I1は、FET(T1)がオンとなるとゼロから増加を始め、電源電圧VBを負荷RLの抵抗で除した電流値まで上昇する。この過程で電流I1の増加により、増加勾配に比例した逆起電力が、インダクタンスLw1,Lw2に発生する。インダクタンスLw1に発生する逆起電力は、点P1の電圧V1を押し下げる。従って、点P1の電圧V1が低下し、コンデンサC1に充電されている電圧が放電し、放電電流I2が流れる。
コンデンサC1の放電電流I2(破線)は、C1プラス端子→P11→P1→T1→P2→Lw2→P3→RL→GND→Lw3→R5→P12→C1マイナス端子、の経路を流れ、負荷線のインダクタンスLw2に逆起電力を発生させる。この際、放電電流I2は電源線には流れないので、インダクタンスLw1には放電電流I2による逆起電力が発生しない。また、この放電電流I2は抵抗R5を流れるので、制御回路10のマイナス端子P12とグランドレベルとの間に電圧が生じ、マイナス端子P12の電圧Vmは、グランドレベル(直流電源VBのマイナス極)よりも低くなる。
以下、これを詳細に説明する。コンデンサC1の放電電流I2が流れることにより、抵抗R5及びアース線(Lw3)に電圧降下VR5、及びVLw3が発生し、電圧Vmがグランドレベルよりも低下する。これにより、コンデンサC1の端子間電圧VC1は、次の(2)式で示すことができる。
VC1=(V1−GND)−(Vm−GND)
=V1−Vm
=V1−(VR5+VLw3)
=V1+R5*I2+Lw3*dI2/dt …(2)
但し、I2の符号はコンデンサC1の放電電流をプラス、充電電流をマイナスとする。
(2)式において、「R5*I2」はコンデンサC1が放電している間、即ち、電圧VC1が減少している間はプラスで、「Lw3*dI2/dt」は、放電電流I2が増加している間はプラス、ピークでゼロ、ピークを過ぎて減少するとマイナスになる。このとき、放電電流I2が流れている期間の大部分は(R5*I2+Lw3*dI2/dt)はプラスになり、マイナスになるのは放電電流がゼロになる直前のみである。
従って、コンデンサC1の端子間電圧(これを「VC1」とする)は、コンデンサC1が放電している間は電圧V1より大きくなり、A点でその差が最大となり、その大きさは抵抗R2と放電電流I2のピーク値を掛けたものになる。つまり、電圧Vmはグランドレベルよりも低くなる。
このため、電圧VC1が拡大し、放電電流I2の増加が抑制されることになる。放電電流I2が減少すると、今度は抵抗R5に生じる電圧VR5が減少して、電圧VC1を縮小させ、放電電流I2の減少を抑制する。即ち、抵抗R5にコンデンサC1の放電電流I2が流れることにより、電圧降下VR5が発生し、この電圧降下VR5が放電電流I2の変動を抑制するので、コンデンサC1のキャパシタンスと放電電流I2の経路に存在するインダクタンスとの間に流れる充放電電流の固有振動が抑制され、電圧V1の振動が無くなる。
つまり、従来例で示した図5(a)の特性図では、電圧V1は上下に大きく振動したが、この振動が抑制されて電圧V1の急激な低下を抑えることができ、電圧V1の最低値を上昇させることができる。
更に、電圧V1が低下し、放電電流I2が流れると、抵抗R5に発生する電圧降下VR5だけ、マイナス端子P12の電圧Vmがグランドレベルより低下する。従って、制御回路10の電源電圧(プラス端子P11〜マイナス端子P12間電圧)がマイナス端子側に拡大し、その分、比較器CMP1の同相電圧範囲が拡大する。その結果、比較器CMP1を確実に作動させることができることになる。
また、抵抗R5に並列に配置したダイオードD1の役目は、電圧V1が上昇してコンデンサC1の充電電流が流れるようになったとき、抵抗R5をバイパスさせ、抵抗R5の影響を無くすためのものである。抵抗R5は、電圧V1の低下を抑制するためのものであり、電圧V1が上昇したときは必要ないからである。
次に、図2(a),図2(b)を参照して、図1に示した回路における具体的な電圧、電流の変化についてのシュミレーション結果について説明する。なお、R5=10Ωとしている。
図2(a)は、図1に示した回路の各電圧波形の変化を示す特性図、図2(b)は、図1に示した回路の各電流波形の変化を示す特性図である。図2(b)において、縦軸は電流座標であり、電源線電流I1、コンデンサC1の放電電流I2、及びT1のドレイン電流の座標を示している。また、縦軸は下向きがプラス電流を示している。各回路定数は、抵抗R5の追加以外については、図5(a),図5(b)に示した条件と同一である。
図2(a)に示すA点における図2(b)に示す放電電流I2のピーク値は、339mAで、図5(b)の927mAに比べて約1/3程度になっている。同時に図5(a)で発生していた放電電流I2の固有振動(3μs周期)が消滅している。なお、図5(a)と同様に、電圧波形(V1、V2、V3、GND)は制御回路マイナス端子電圧(Vm)基準で示している。
ここで、図2(a)に示す各電圧は、グランド基準になっていないので、注意を要する。(V1−GND)の波形がグランド基準の電圧V1を示し、V1がVm基準のV1波形を示す。GND(電源VBのマイナス端子)は、Vm基準のグランド電圧波形を示す。
そして、電圧V1の波形は(V1−GND)に対して、GND電圧の波形分だけ大きくなり、放電電流I2がゼロになったとき最低電圧になり、その値は8.39Vで図5(a)に示したV1最低値3.517Vに比べて、4.87V大きくなっている。こうして、抵抗R5(挿入抵抗)を設けることにより、電圧V1の低下を抑制することができるのである。
このようにして、本実施形態に係る負荷制御装置では、制御回路10に設けられるマイナス端子P12とグランドとを接続するアース線(接地用電線)に抵抗R5を設ける構成としたので、入力スイッチSW1のオン時に電圧V1が低下してコンデンサC1の放電電流I2が流れる場合であっても、抵抗R5の電圧降下VR5によりマイナス端子P12の電圧をグランドレベルよりも相対的に低くすることができるので、コンデンサC1の両端電圧VC1を拡大させて、放電電流I2を抑制し、電圧V1の低下を抑えることができる。
このため、電圧V1が急激に低下して、過電流を検出するための回路が誤作動するという従来の問題を解決することができる。
以上、本発明の負荷制御装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上述した実施形態では、車両に搭載される負荷を駆動するための負荷駆動回路に搭載する負荷制御装置を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の負荷駆動回路についても適用することが可能である。
また、上述した実施形態では、半導体スイッチとして電界効果トランジスタ(FET)を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その他の半導体スイッチについても適用することができる。
本発明は、負荷駆動回路にノイズ対策用のコンデンサを設けた場合でも、FETのドレイン電圧の急激な低下を防止する上で有用である。
11 ドライバ
12 チャージポンプ
VB 直流電源
T1 FET(半導体スイッチ)
RL 負荷
CMP1 比較器(比較手段)
C1 コンデンサ
D1 ダイオード
R1 抵抗(第1の抵抗)
R2 抵抗(第2の抵抗)
R5 抵抗(挿入抵抗)
Lw1 電源線のインダクタンス
Lw2 負荷線のインダクタンス
Lw3 アース線(接地用電線)のインダクタンス

Claims (2)

  1. 直流電源と負荷との間に半導体スイッチを設け、該半導体スイッチのオン、オフを切り替えて、前記負荷の駆動、停止を制御する負荷制御装置において、
    前記半導体スイッチの第1の主電極は、電源線を経由して前記直流電源のプラス極に接続され、且つ、第2の主電極は負荷線を経由して前記負荷の一端に接続され、前記負荷の他端は前記直流電源のマイナス極に接続され、
    更に、
    前記第1の主電極に接続されたプラス端子と、接地用電線を介してグランドに接地されるマイナス端子を備え、前記プラス端子及びマイナス端子間の電圧により駆動して、前記半導体スイッチのオン、オフを制御する制御回路を有し、更に、該制御回路は、
    前記プラス端子とマイナス端子との間に生じる電圧に基づく基準電圧と、前記第2の主電極に生じる電圧と、を比較して過電流の発生を検出する比較手段と、
    前記負荷の駆動時には、前記半導体スイッチに駆動信号を出力すると共に、前記比較手段にて過電流の発生が検出された場合に、前記駆動信号の出力を停止する制御手段と、
    前記プラス端子とマイナス端子との間に設けられるコンデンサと、を有し、
    前記接地用電線に、マイナス端子側からグランド側に向く方向を順方向とするダイオードと、挿入抵抗と、の並列接続回路を設けたことを特徴とする負荷制御装置。
  2. 前記制御回路は、前記プラス端子とマイナス端子との間に、第1の抵抗と第2の抵抗の直列接続回路を備え、前記第1の抵抗と第2の抵抗との接続点に生じる電圧を前記基準電圧とすることを特徴とする請求項1に記載の負荷制御装置。
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