JP2012038396A - 抵抗変化メモリ及びそのフォーミング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、メモリセルの信頼性を向上可能な抵抗変化メモリ及びそのフォーミング方法を提供する。
【解決手段】
本実施形態の抵抗変化メモリによれば、可変抵抗素子と整流素子が直列接続されたメモリセルを含むメモリセルアレイと、第1フォーミング動作時に第1負荷を生成し、前記第1フォーミング動作後の第2フォーミング動作時にリセット動作時の負荷よりも低い第2負荷を生成する電圧生成回路と、前記第1フォーミング動作時に前記メモリセルに前記第1負荷を印加し、前記第2フォーミング動作時に、前記第1フォーミング動作を終了したメモリセルに前記第2負荷を印加するよう制御するステートマシンとを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

実施形態は、可変抵抗素子の抵抗値の変化によりデータを記憶する抵抗変化メモリ及びそのフォーミング方法に関する。
近年、電気的に書き換え可能な可変抵抗素子の抵抗値の変化(高抵抗状態又は低抵抗状態)を不揮発に記憶する抵抗変化メモリ(ReRAM;Resistance Random Access Memory)が開発されている。
この抵抗変化メモリにおいて、メモリセル構造を形成した後、それをメモリセルとして使用可能な状態、すなわち、高抵抗状態と低抵抗状態との間で遷移可能な状態にするために、書き込み電圧よりも大きい電圧を印加するフォーミング動作を実行する必要がある。
特開2005−522045号公報 特開2008−227267号公報
実施形態は、メモリセルの信頼性を向上可能な抵抗変化メモリ及びそのフォーミング方法を提供する。
本実施形態の抵抗変化メモリによれば、可変抵抗素子と整流素子が直列接続されたメモリセルを含むメモリセルアレイと、第1フォーミング動作時に第1負荷を生成し、前記第1フォーミング動作後の第2フォーミング動作時にリセット動作時の負荷よりも低い第2負荷を生成する電圧生成回路と、前記第1フォーミング動作時に前記メモリセルに前記第1負荷を印加し、前記第2フォーミング動作時に、前記第1フォーミング動作を終了したメモリセルに前記第2負荷を印加するよう制御するステートマシンとを備えることを特徴とする。
本実施形態の抵抗変化メモリのフォーミング方法によれば、可変抵抗素子と整流素子が直列接続されたメモリセルを有する抵抗変化メモリのフォーミング方法であって、(a)メモリセルに第1負荷を印加する第1フォーミング動作と、(b)前記第1フォーミング動作後に、前記メモリセルにリセット動作時の負荷よりも低い第2負荷を印加する第2フォーミング動作と、を備えることを特徴とする。
本実施形態の抵抗変化メモリを示すブロック図。 本実施形態のメモリセルアレイの一部を示す斜視図。 図2のI−I断面のうち、1のメモリセルの部分を抜き出した断面図。 本実施形態のフォーミング検証回路を示す回路図。 本実施形態の第1フォーミング工程を示すフローチャート図。 本実施形態の第2フォーミング工程を示すフローチャート図。 本実施形態のフォーミング検証工程を示すフローチャート図。
(実施形態)
次に、本実施形態について図面を参照しながら説明する。この説明に際し、全図にわたり、共通する部分には共通する参照符号を付す。また、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。
[抵抗変化メモリの構成]
本実施形態における抵抗変化メモリの構成を図1乃至図3を用いて説明する。
図1のブロック図に示すように、抵抗変化メモリ100は、メモリセルアレイ10、メモリセルアレイ10に接続されたカラム制御回路11、メモリセルアレイ10に接続されたロウ制御回路12、データ入出力バッファ13、アドレスレジスタ14、コマンドインターフェイス回路(図では、コマンドI/F)15、抵抗変化メモリ100全体の制御を司るステートマシン16、カラム制御回路11及びロウ制御回路12と接続された電圧生成回路17を備える。
<メモリセルアレイ>
メモリセルアレイ10には、半導体基板(図示略)の上方に、図2の斜視図に示すように、複数本のビット線(第1の配線ともいう)BL0〜BL2を第1の方向に離間して平行に配設され、複数本のワード線(第2の配線ともいう)WL0〜WL2を第1の方向に直交する第2の方向に離間して平行に配設される。
上眺視するときビット線BL0〜BL2とワード線WL0〜WL2の交差する交差部に、メモリセルMが両配線に挟まれるように配設される。
ここで、ビット線BLやワード線WLは、熱に強く、且つ抵抗値の低い材料が望ましく、例えばW、WSi、NiSi、CoSi等を用いる。
ここで、メモリセルMは、可変抵抗素子(抵抗値が電圧の印加により遷移可能な物質であり、例えばNiO、HfOを用いる)VRとダイオードDIが直列接続された構造を有する。
例えば、ダイオードDIとしてPINダイオードDIを用いた場合には、図3の断面図に示すように、PINダイオードDIは、ワード線WLj側からp+型層D1、n−型層D2、及びn+型層D3が積層された構造を有する。なお、「+」「−」の符号は、不純物濃度の大小を示す。
図3に示すように、ワード線WLjと可変抵抗素子VRの間に電極EL1を配設し、可変抵抗素子VRとPINダイオードDIの間に電極EL2を配設し、PINダイオードDIとビット線BL1の間に電極EL3を配設する。ここで、電極EL1乃至EL3の材料として、Pt,Au,Ag,TiAlN,SrRuO,Ru,RuN,Ir,Co,Ti,TiN,TaN,LaNiO,Al,PtIrOx, PtRhOx,Rh/TaAlN、W等を用いる。
なお、可変抵抗素子VRとダイオードDIの位置を入れ替えてもよく、配向性を一様にするようなメタルにより電極EL1乃至EL3を形成してもよい。
<カラム制御回路>
カラム制御回路11は、アドレスレジスタ14から入力されるカラムアドレスをデコードして、メモリセルアレイ10のビット線BLを制御する。カラム制御回路11内に図4に示すフォーミング検証回路20を備える。このフォーミング検証回路20は、低抵抗状態におけるメモリセルMのセル電流Icellが既定電流Ideを超えているか否かを判定するための回路である。この既定電流Ideは、メモリセルMの可変抵抗素子に十分なフィラメントパスが形成されたときの電流である。既定電流Ideのデータは、例えば後述するステートマシン16内のROMに保存されている。なお、この既定電流Ideのデータが、ステートマシン16内のROMに限定されることなく、外部のホスト機器に保存されていてもよい。
具体的には、メモリセルMに所望の電圧を印加した場合に、メモリセルMのセル電流Icellと既定電流Ideとを比較して、低抵抗状態におけるメモリセルMのセル電流Icellが既定電流Ideを超えているか否かを判定する。
フォーミング検証回路20は、電流ミラー回路21乃至24、差動増幅器25、既定電流生成回路26を備える。
電流ミラー回路21は、所望の電圧をメモリセルMに印加したときにメモリセルMに流れるセル電流Icellを電流ミラー回路22乃至24に供給する機能を有する。電流ミラー回路22乃至24は、それぞれNチャネル型MOSトランジスタ(以下、NMOSトランジスタと呼ぶ)31,32、Pチャネル型トランジスタ(以下、PMOSトランジスタと呼ぶ。)41乃至43、NMOSトランジスタ51,52をカレントミラー接続してなる。
既定電流生成回路26は、既定電流Ideを生成して、その既定電流Ideに対応する電圧CVGをノードXに発生させる機能を有する。そして、差動増幅器25は、電流Icellに基づいてノードYに発生する電圧と、このノードXの電圧とを差動増幅して、出力信号OUTを出力する。この出力信号OUTにより、既定電流Ideとセル電流Icellを比較する。
<ロウ制御回路>
ロウ制御回路12は、アドレスレジスタ14から入力されるロウアドレスをデコードして、メモリセルアレイ10の所定のワード線WLを選択する。ロウ制御回路12で選択されたワード線WLに、後述する電圧生成回路17を用いて、データの書き込み又は読み出しなどに必要な電圧が供給される。
<データ入出力バッファ>
データ入出力バッファ13は、外部のホスト機器18にI/O線(外部I/O)を介して接続され、書き込みデータ、アドレスデータやコマンドデータの入出力を行う。
例えば、ホスト機器18から書き込みデータがデータ入出力バッファ13に入力されると、データ入出力バッファ13は、書き込みデータをカラム制御回路11に出力する。
また、アドレスデータがデータ入出力バッファ13に入力されると、データ入出力バッファ13は、このアドレスデータをアドレスレジスタ14に出力する。
さらに、コマンドデータがデータ入出力バッファ13に入力されると、データ入出力バッファ13は、コマンドデータをコマンドインターフェイス回路15に入力する。
<コマンドインターフェイス回路>
コマンドインターフェイス回路15には、ホスト機器18から外部制御信号が入力される。この外部制御信号を用いて、コマンドインターフェイス回路15は、データ入出力バッファ13から入力されたデータがコマンドデータかを判断し、コマンドデータであれば、コマンド信号としてステートマシン16に入力する。
<ステートマシン>
ステートマシン16は、動作モードに応じて入力されるコマンド信号に基づいて、フォーミング動作(後述する第1フォーミング動作、第2フォーミング動作)、データの書き込み又はデータの読み出しなどのシーケンスの制御を内部制御信号により行う。
ステートマシン16は、メモリセル構造に第1フォーミング動作を行うよう、内部制御信号によりカラム制御回路11、ロウ制御回路12、後述する電圧生成回路17などを制御する(第1フォーミング工程)。
また、ステートマシン16は、この第1フォーミング動作が行われたメモリセルに第2フォーミング動作を行うよう、内部制御信号により電圧生成回路17などを制御する(第2フォーミング工程)。具体的には、ステートマシン16は、第1フォーミング動作が行われたメモリセルにリセット動作時の負荷(例えば、リセット電圧)よりも低い負荷を印加するよう、電圧生成回路17に内部制御信号を出力する。
<電圧生成回路>
電圧生成回路17は、チャージポンプ回路(図示略)で昇圧された電圧を生成する回路である。電圧生成回路17は、カラム制御回路11とロウ制御回路12で選択された任意の配線に、クロックを用いて昇圧された電圧を供給する。この電圧生成回路17は、上記のステートマシン16から出力される内部制御信号により制御される。
[抵抗変化メモリのフォーミング方法]
次に、本実施形態における抵抗変化メモリのフォーミング方法について、図5乃至図7のフローチャート図を用いて説明する。本実施形態における抵抗変化メモリのフォーミング方法は、第1フォーミング工程と、第2フォーミング工程と、フォーミング検証工程とを備える。
<第1フォーミング工程>
まず、第1フォーミング工程について、図5を用いて説明する。
ステップS1で、ステートマシン16は、内部制御信号によりカラム制御回路11とロウ制御回路12を制御し、フォーミング動作をする前の全てのメモリセルのうち1個を選択する。なお、フォーミング動作をする前の全てのメモリセルのうち複数個を選択してもよいし、全てを選択してもよい。
ステップS2で、電圧生成回路17は、カラム制御回路11とロウ制御回路12を通じて、ステップS1で選択されたメモリセルに接続されたワード線WLに、正の第1フォーミング電圧(例えば、5V)を印加する。ここで、第1フォーミング電圧は徐々に上げ幅を小さくし昇圧される。一方で、電圧生成回路17は、ステップS1で選択されたメモリセルに接続されたビット線BLに、接地電圧を印加する。これにより、第1フォーミング動作を行う。
上記のステップS1及びS2をメモリセルアレイ10内のフォーミング動作をする前のメモリセル全てに対して行う。
上記の第1フォーミング工程では、メモリセルMに形成されるいわゆるフィラメントパスが小さく、メモリセルMにおける高抵抗状態の抵抗値と低抵抗状態の抵抗値との差が小さい。そこで、高抵抗状態の抵抗値と低抵抗状態の抵抗値との差を大きくすべく、以下の第2フォーミング工程を行う。
<第2フォーミング工程>
次に、第1フォーミング工程後に行う第2フォーミング工程について、図6を用いて説明する。
ステップS1で、ステートマシン16は、内部制御信号によりカラム制御回路11とロウ制御回路12を制御し、第1フォーミング工程後のメモリセルを選択する。
次にステップS2で、電圧生成回路17は、カラム制御回路11とロウ制御回路12を通じて、ステップS1で選択されたメモリセルにリセット動作時の負荷よりも低い負荷を印加する。例えば、選択されたメモリセルに接続されたワード線WLにリセット動作時のリセット電圧よりも低い定電圧を印加し、選択されたメモリセルに接続されたビット線BLに接地電位を印加する。
ここで、リセット電圧は予め規定された電圧であり、具体的には所望のフィラメントパスが形成されたメモリセルにおいて、低抵抗状態から高抵抗状態へ遷移させる電圧を意味する。このリセット電圧は例えばステートマシン16内のROMに保存される。なお、このリセット電圧は、ステートマシン16内のROMに限定されることなく、外部のホスト機器に保存されていてもよい。
上記のステップS1及びS2をメモリセルアレイ10内で第1フォーミング工程後の全てのメモリセルに対して行う。
なお、ステップS2でリセット電圧よりも低い定電圧を印加する代わりに、リセット動作時のリセット電流よりも低い定電流を印加してもよい。
<フォーミング検証工程>
次に、第1フォーミング工程後に行うフォーミング検証工程について、図7を用いて説明する。フォーミング検証工程は、第1フォーミング工程又は第2フォーミング工程で行われたフォーミング動作によって可変抵抗素子に十分なフィラメントパスが形成されたか否かを検証する工程である。以下、説明の便宜上、第1フォーミング工程の後に第2フォーミング工程を行い、第2フォーミング工程後にフォーミング検証工程を行い、第2フォーミング工程とフォーミング検証工程を交互に繰り返すことで、可変抵抗素子に十分なフィラメントパスを形成する場合を例として説明する。
まず、ステップS1で、ステートマシン16は、内部制御信号によりカラム制御回路11とロウ制御回路12を制御し、第2フォーミング工程後のメモリセルを選択する。このメモリセルにカラム制御回路11内のフォーミング検証回路20を接続する。例えば、スイッチングトランジスタを切り替えて、メモリセルとフォーミング検証回路20とを接続する。
ステップS2で、ステートマシン16は、このメモリセルに接続されたワード線WLに、電圧生成回路17を用いて検査電圧CVG(フォーミング電圧より小さい電圧)を印加する。一方で、ビット線BLに、電圧生成回路17を用いて接地電位を印加する。
このとき、フォーミング検証回路20は、メモリセルに流れるセル電流Icellと検査電圧CVGに対応する既定電流Ideを比較し、電流Icellが既定電流Ideを超えるか否かを判定する。この判定結果は、図4の出力信号OUTにより出力される。
ステートマシン16は、セル電流Icellが既定電流Ideを超えない場合(ステップS3、No)に、選択されたメモリセルに対して再度の第2フォーミング工程を行う(ステップS4)。第2フォーミング工程を行ったメモリセルに対して、再度ステップS2に戻る。
一方で、セル電流Icellが既定電流Ideを超える場合(ステップS3、Yes)には、そのまま終了する。フォーミング検証工程で、選択されたメモリセルは、可変抵抗素子のフィラメントパスが十分に形成されたメモリセルであると確認されたためである。
上記のステップS1からステップS5までを、メモリセルアレイ10内の全てのメモリセルに対して行い、全てのメモリセルが可変抵抗素子のフィラメントパスが十分に形成されたメモリセルとなるまで、上記工程を繰り返す。
なお、第1フォーミング工程の後に第2フォーミング工程を行い、第2フォーミング工程後にフォーミング検証工程を行い、第2フォーミング工程とフォーミング検証工程を交互に繰り返す代わりに、第1フォーミング工程の後にフォーミング検証工程を行い、フォーミング検証工程後に第2フォーミング工程を行い、フォーミング検証工程と第2フォーミング工程を交互に繰り返すようにしてもよい。
[実施形態の効果]
以上より、メモリセルの信頼性を向上可能な抵抗変化メモリ及びそのフォーミング方法を提供できる。以下、具体的に説明する。
本実施形態の抵抗変化メモリのフォーミング方法では、第1フォーミング動作が行われたメモリセルに対して、第2フォーミング動作としてリセット動作時の負荷よりも低い負荷を印加する。例えば、リセット動作時のリセット電圧よりも低い電圧をメモリセルに対して複数回印加する。
ところで、抵抗変化メモリのメモリセルに第1フォーミング動作のみを行い、可変抵抗素子にフィラメントパスを形成する場合、可変抵抗素子に形成されるフィラメントパスが細くなる場合がある。このため、メモリセルの高抵抗状態の抵抗値と低抵抗状態の抵抗値との差が小さく、メモリセルの抵抗状態の切り替えができない場合がある。
しかし、本実施形態の抵抗変化メモリのフォーミング方法では、第1フォーミング動作が行われたメモリセルに対して、第2フォーミング動作としてリセット動作時の負荷よりも低い負荷を印加する。
この第2フォーミング動作によって、可変抵抗素子に形成されたフィラメントパスを十分に太くし、メモリセルの高抵抗状態の抵抗値と低抵抗状態の抵抗値との差を大きくできる。
したがって、可変抵抗素子の抵抗状態の切り替えをより精度良く行うことができ、信頼性が高いメモリセルにより構成された抵抗変化メモリを提供できる。
なお、本願発明は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出されうる。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出されうる。
10…メモリセルアレイ
11…カラム制御回路
12…ロウ制御回路
13…データ入出力バッファ
14…アドレスレジスタ
15…コマンドインターフェイス回路
16…ステートマシン
17…電圧生成回路
18…ホスト機器
20…フォーミング検証回路
21 22 23 24…電流ミラー回路
25…差動増幅器
31 32 41 42 43 51 52…トランジスタ
100…抵抗変化メモリ

Claims (5)

  1. 可変抵抗素子と整流素子が直列接続されたメモリセルを含むメモリセルアレイと、
    第1フォーミング動作時に第1負荷を生成し、前記第1フォーミング動作後の第2フォーミング動作時にリセット動作時の負荷よりも低い第2負荷を生成する電圧生成回路と、
    前記第1フォーミング動作時に前記メモリセルに前記第1負荷を印加し、前記第2フォーミング動作時に、前記第1フォーミング動作を終了したメモリセルに前記第2負荷を印加するよう制御するステートマシンと
    を備えることを特徴とする抵抗変化メモリ。
  2. 請求項1記載の抵抗変化メモリは、
    前記メモリセルのセル電流が既定電流を超えるか否かを検証するフォーミング検証回路と、
    をさらに備え、
    前記ステートマシンは、前記第1フォーミング動作後又は前記第2フォーミング動作後のメモリセルのセル電流が既定電流を超えるか否かを検証するよう前記フォーミング検証回路を制御することを特徴とする抵抗変化メモリ。
  3. 可変抵抗素子と整流素子が直列接続されたメモリセルを有する抵抗変化メモリのフォーミング方法であって、
    (a)メモリセルに第1負荷を印加する第1フォーミング動作と、
    (b)前記第1フォーミング動作後に、前記メモリセルにリセット動作時の負荷よりも低い第2負荷を印加する第2フォーミング動作と、
    を備えることを特徴とする抵抗変化メモリのフォーミング方法。
  4. 前記(a)工程の後に、
    (c)前記第1フォーミング動作後又は前記第2フォーミング動作後のメモリセルにおける低抵抗状態のセル電流が既定電流を超えているか否かを検証する工程と
    をさらに備えることを特徴とする請求項3記載の抵抗変化メモリのフォーミング方法。
  5. 請求項4記載のフォーミング方法において、
    前記(b)工程と前記(c)工程を交互に、前記第1フォーミング動作後又は前記第2フォーミング動作後のメモリセルにおける低抵抗状態のセル電流が既定電流を超えるまで繰り返すことを特徴とする抵抗変化メモリのフォーミング方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012243372A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Sharp Corp 可変抵抗素子のフォーミング処理方法および不揮発性半導体記憶装置

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