JP2012037979A - 情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】誤動作を防止することが可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、表示部と、表示部と反対側の面に設けられた接触検出部と、接触検出部による検出結果より所定の操作入力が行われたとき、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定する操作制御部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関し、より詳細には、表示面と反対側に操作体の接触を検出するセンサを備える情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムに関する。
スマートフォン等として普及しているGUI(Graphical User Interface)のコントローラとして、タッチパネルなどのセンサを用いた入力デバイスがある。近年では、複数の指の接触を同時に検出できる、いわゆるマルチタッチを検出可能なタッチパネルも普及し始めている。
また、デバイスに複数のセンサを備えることによって、操作性の向上を実現することも行われている(例えば、特許文献1、2)。このようなデバイスにおいて、センサの1つをデバイスの表示部と反対側の面(背面)に指の接触を検出するタッチパネルを備えることで、背面側で操作入力を行うことができるようになり、小型のデバイスであっても表示画面を指で隠すことがなくなる。また、複数のセンサを設けることで、従来のタッチパネルでは実現できなかったような直感的なインタラクションや、操作系の拡張を実現することができる。
特開2010−108061号公報 特開2009−157908号公報
しかし、デバイスの背面側に指の接触を検出するセンサを設けた場合、ユーザは操作時にこのセンサを視認することができない。このため、ユーザが意図せず背面に設けられたセンサに触れてしまうという問題があった。その結果、デバイスが検出した接触情報に応じて処理を実行してしまい、誤動作が発生してしまう。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、誤動作を防止することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、表示部と、表示部と反対側の面に設けられた接触検出部と、接触検出部による検出結果より所定の操作入力が行われたとき、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定する操作制御部と、を備える、情報処理装置が提供される。
ここで、接触検出部により複数の接触点が検出されたとき、操作制御部は、最初に検出された接触点以外の接触点に基づく操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定するようにしてもよい。
また、情報処理装置が所定の機能状態にあるとき、操作制御部は、接触検出部による検出結果より操作入力が行われたと判定するであっても、当該操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定してもよい。
本発明の情報処理装置は、表示部側に第2の接触検出部をさらに備えてもよい。このとき、第2の接触検出部により接触点が検出されたとき、操作制御部は、情報処理装置が所定の機能状態であっても、接触検出部による検出結果に基づく操作入力に対応する操作処理を実行することを決定するようにしてもよい。
また、接触検出部による検出結果より、所定時間内における接触点の変位が所定量以下であるとき、操作制御部は、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定してもよい。
本発明の情報処理装置は、表示部側に第2の接触検出部をさらに備えてもよい。このとき、接触検出部および第2の接触検出部による検出結果より、接触検出部からのみ操作入力の検出があったとき、操作制御部は、操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定するようにしてもよい。
本発明の情報処理装置は、表示部側に第2の接触検出部をさらに備えてもよい。このとき、接触検出部により検出された接触点の座標と、第2の接触検出部により検出された接触点の座標との距離が所定値以下であるとき、操作制御部は、操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定するようにしてもよい。
また、接触検出部により検出された接触点の座標と、第2の接触検出部により検出された接触点の座標との距離が所定値以下であり、かつ、表示部に表示された所定のオブジェクトと接触検出部により検出された接触点の座標との距離が第2の所定値以下であるとき、記操作制御部は、操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定するようにしてもよい。
さらに、接触検出部による検出結果より、接触検出部に対する接触面積が所定値以上であるとき、操作制御部は、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定してもよい。
操作制御部は、接触検出部により接触点が検出された後、所定時間内にさらに所定の操作入力が行われたことが検出された場合には、接触点に基づく操作入力を実行することを決定してもよい。
また。接触検出部による検出結果より、接触検出部に対する操作入力時間が所定時間以下であるとき、操作制御部は、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定してもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、表示部と反対側の面に設けられた接触検出部により、操作体の接触を検出するステップと、接触検出部による検出結果より所定の操作入力が行われたとき、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定するステップと、を含む、情報処理方法が提供される。
さらに、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、コンピュータを、表示部と反対側の面に設けられた接触検出部に、操作体の接触を検出させる接触検出部制御部と、接触検出部による検出結果より所定の操作入力が行われたとき、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定する操作制御部と、を備える、情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラムが提供される。
プログラムは、コンピュータが備える記憶装置に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記情報処理装置として機能させることができる。また、プログラムが記録された、コンピュータによって読み取り可能な記録媒体も提供される。記録媒体は、例えば磁気ディスク、光ディスク、およびMO(Magneto Optical)ディスクなどである。磁気ディスクとしては、ハードディスクおよび円盤型磁性体ディスクなどがあげられる。また、光ディスクとしては、CD(Compact Disc、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)およびBD(Blu−Ray Disc(登録商標))などがあげられる。
以上説明したように本発明によれば、誤動作を防止することが可能な情報処理装置、情報処理方法およびコンピュータプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理端末の表示面側を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る情報処理端末の背面側を示す概略斜視図である。 同実施形態に係る情報処理端末の機能構成を示す機能ブロック図である。 背面のみ検出部が設けられている場合の操作処理の実行判定処理を示すフローチャートである。 検出部により複数の接触点が検出された場合の操作入力に対応する操作処理の実行の可否を説明する説明図である。 スクリーンロック解除の一例を示す説明図である。 表示面および背面にそれぞれ検出部が設けられている場合の操作処理の実行判定処理を示すフローチャートである。 明示的な動作が付加された場合の操作処理の実行判定処理を示すフローチャートである。 同実施形態に係る情報処理端末の一ハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.情報処理端末の構成
2.情報処理端末における操作処理の実行判定処理
3.ハードウェア構成例
<1.情報処理端末の構成>
[情報処理端末の外観例]
まず、図1および図2を参照して、本発明の実施形態に係る情報処理端末100の概略構成について説明する。なお、図1は、本実施形態に係る情報処理端末100の表示面側を示す概略斜視図である。図2は、本実施形態に係る情報処理端末100の背面側を示す概略斜視図である。
本実施形態に係る情報処理端末100には、筺体110の一面(表示面)に表示部120が設けられ、表示面と反対側の面(背面)に指等の操作体の接触を検出可能なタッチセンサ130が設けられている。表示部120は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等を用いることができる。また、タッチセンサ130としては、静電容量式のタッチセンサを用いることができる。なお、本実施形態に係る情報処理端末100は、表示面側にもタッチセンサ(図示せず。)を設けることもできる。
[機能構成]
次に、図3に基づいて、本実施形態に係る情報処理端末100の機能構成を説明する。図3は、本実施形態に係る情報処理端末100の機能構成を示す機能ブロック図である。本実施形態に係る情報処理端末100は、図3に示すように、検出部141と、操作制御部142と、タイマー部143と、表示部144と、機能実行部145と、記憶部146と、からなる。
検出部141は、情報処理端末100への操作体の接触を検出するセンサであって、図2に示したタッチセンサ130に対応する。本実施形態に係る情報処理端末100では、検出部141は、図1および図2に示したように、少なくとも背面側に設けられる。また、表示面側、その他の位置にも検出部を配置することもできる。
操作制御部142は、検出部141の検出結果に基づいて、この操作入力により実行される操作処理の実行の可否を決定する。操作制御部142は、検出部141により検出された操作入力が、ユーザが意図的に行ったものであるか否かを所定のルールに基づき判定し、ユーザが意図的に行った操作ではないと判定したとき、当該操作入力による操作処理を実行しないことを決定する。所定のルールには、例えば、複数の操作入力があった場合には所定の操作入力のみを有効にするものや、操作入力の状態に基づくもの、情報処理端末100の機能状態に基づくもの等がある。詳細な処理については後述する。操作制御部142は、操作入力に対応する操作処理の実行の可否を決定すると、その結果を表示部144、あるいは機能実行部145へ出力する。
タイマー部143は、操作制御部142の指示に応じて、時間の経過をカウントし、カウント値を操作制御部142へ出力する。タイマー部143のカウント値は、操作入力による操作処理を実行の可否を決定する際に用いることができる。なお、タイマー部143は必ずしも情報処理端末100に備えられていなくともよい。
表示部144は、情報を表示する出力装置であって、図1に示す表示部120に対応する。表示部144には、操作制御部142により決定された表示情報に基づき、情報を表示する。
機能実行部145は、操作制御部142において決定された、操作入力による操作処理を実行の可否に基づき、操作処理を実行したり、操作処理の実行を禁止したりする。
記憶部146は、操作制御部142において、操作入力による操作処理を実行の可否を決定する際に用いる設定情報を記憶する。設定情報としては、例えば、操作入力による操作処理を実行の可否を決定する所定のルール、所定のルールに基づく判定の際に用いる値等がある。記憶部146に記憶される設定情報は、予め設定されていてもよく、ユーザが設定してもよい。
<2.情報処理端末における操作処理の実行判定処理>
このような情報処理端末100において、ユーザは端末の背面側に設けられた検出部141に指を接触させて移動させたり、タップしたりすることで、表示面に表示されている情報を操作することができる。しかし、ユーザは操作時に表示面の表示内容を視認しながら操作入力を行うため、背面側に設けられた検出部141を視認しながら操作入力を行うことはできない。このため、検出部141への意図しない接触によって誤動作が生ずる可能性があるため、本実施形態に係る情報処理端末100では、操作制御部142により誤操作と推定される操作入力に対応する操作処理は実行されないようにする。
以下、図4〜図8に基づいて、本実施形態に係る情報処理端末100における操作処理の実行判定処理について詳細に説明する。
[背面のみ検出部が設けられている場合の操作処理の実行判定処理]
まず、図4および図5に基づいて、背面のみ検出部141が設けられている場合の操作処理の実行判定処理について説明する。なお、図4は、背面のみ検出部141が設けられている場合の操作処理の実行判定処理を示すフローチャートである。図5は、検出部141により複数の接触点が検出された場合の操作入力に対応する操作処理の実行の可否を説明する説明図である。
本実施形態に係る情報処理端末100では、まず、図4に示すように、タッチセンサ130(すなわち、検出部141)より、情報処理端末100の背面に対する接触点であるタッチポイントを検出する(S100)。本実施形態に係るタッチセンサ130は、複数の接触点を検出可能である。タッチセンサ130は、検出したタッチポイントの数m、各タッチポイントにおける代表座標(X1、Y1)、(X2、Y2)、・・・、(Xm、Ym)、およびタッチセンサ130におけるグリッド毎の静電容量を操作制御部142へ出力する。操作制御部142は、入力されたこれらの情報を、メモリ(図示せず。)に一時的に記憶する(S102)。
次いで、操作制御部142は、ステップS104〜S120の処理により、操作対象とするタッチポイントを特定する。かかる処理では、タッチセンサ130により検出された1または複数のタッチポイントを1つずつ順に、操作対象とするか否かを判定している。まず、処理するタッチポイントの数Aの初期値として、「1」を設定する(S104)。なお、Aは正数(A=1、2、3、・・・)をとるものとする。そして、処理するタッチポイントの数Aが検出されたタッチポイントの数m以下であるか否かを判定し(S106)、A<mを満たさないとき、検出されたタッチポイントは1つであることから、このタッチポイントを操作対象として決定し、当該タッチポイントに応じた操作処理を実行する(S108)。なお、この場合、続けて、後述する図7または図8の処理を実行してもよい。
一方、ステップS106にて処理するタッチポイントの数Aが検出されたタッチポイントの数m以下であるとき、操作制御部142は、タッチポイントAにおいて、n個前の履歴との座標情報の差が所定値以上であるか否かを判定する(S110)。ステップS110〜S114では、誤って接触したか否か、換言すると、ユーザが意図的に行った動作であるか否かを判定し、ユーザが意図的に行った動作を抽出する処理を行っている。ステップS110では、n個の履歴が取得される間にユーザが操作体を所定値以上移動させたとき、意図的にユーザが操作体を接触させ、移動させているものと判断する。
ステップS110にてn個前の履歴との座標情報の差が所定値未満である場合、操作制御部142は、タッチポイントAを操作対象外とし(S118)、次のタッチポイントA+1についての処理を開始する準備を行い(S120)、ステップS106からの処理を繰り返す。一方、ステップS110にてn個前の履歴との座標情報の差が所定値以上である場合、操作制御部142は、タッチポイントAを操作対象の候補として、次の処理(S112)を行う。
ステップS112では、操作制御部142は、タッチポイントAにおける操作体の接触面積が所定値以下か否かを判定する。タッチセンサ130に対する接触面積は、複数のタッチポイントにおける各代表座標と、グリッド毎の静電容量とから算出することができる。タッチセンサ130への接触面積が所定値より大きい場合、ユーザが端末を保持している等、操作入力以外の理由で操作体をタッチセンサ130へ接触させている可能性が高い。
これより、操作制御部142は、タッチポイントAにおける操作体の接触面積が所定値より大きい場合には、タッチポイントAを操作対象外とし(S118)、次のタッチポイントA+1についての処理を開始する準備を行い(S120)、ステップS106からの処理を繰り返す。一方、ステップS112にてタッチポイントAにおける操作体の接触面積が所定値以下であると判定した場合には、操作制御部142は、タッチポイントAを操作対象の候補として、次の処理(S114)を行う。
ステップS114では、操作制御部は、タッチセンサ130に対するタッチポイントAにおける接触時間が所定値以上であるか否かを判定する。接触時間が所定値未満であるとき、ユーザが誤ってタッチセンサ130に操作体を接触させてしまった可能性が高い。これより、操作制御部142は、タッチセンサ130に対するタッチポイントAにおける接触時間が所定値未満であるときは、タッチポイントAを操作対象外とし(S118)、次のタッチポイントA+1についての処理を開始する準備を行い(S120)、ステップS106からの処理を繰り返す。一方、ステップS146にてタッチセンサ130に対するタッチポイントAにおける接触時間が所定値以上であるときには、操作制御部142は、タッチポイントAを操作対象として決定する(S116)。その後、次のタッチポイントA+1についての処理を開始する準備を行い(S120)、ステップS106からの処理を繰り返す。
以上、背面のみ検出部141が設けられている場合の操作処理の実行判定処理について説明した。図4に示した処理フローに基づき、情報処理端末100は、操作対象とするタッチポイントを決定し、当該タッチポイントに関連付けられた操作処理が実行される。なお、図4では、検出されたタッチポイントから操作対象を抽出するために、ステップS110〜S114の処理、すなわち、操作体の移動量、接触面積、および接触時間についての判定処理を行ったが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、これらの判定処理のうち少なくとも1つを実行して、操作対象を抽出してもよい。
また、タッチポイントにおける接触時間が所定値内であっても、予め設定された特定の操作(例えば、円を描くジェスチャやダブルタップ等)が検出された場合には、当該操作に基づく操作処理を実行するようにしてもよい。これにより、ユーザが操作開始のタイミングを待つことなく操作処理を実行することができるようになり、操作開始を待機するストレスを軽減することができる。
さらに、図5に示すように、複数のタッチポイントが検出された場合において、最初にタッチセンサ130に操作体が接触されたタッチポイントを操作対象とし、2番目以降に操作体が接触されたタッチポイントは操作対象外とするようにしてもよい。この場合、情報処理端末100は、複数の接触点をトラッキング可能な、マルチタッチ式のタッチセンサを備える必要がある。
また、操作制御部142は、情報処理端末100が所定の機能状態にあるときには、タッチセンサ130による検出があったとしても、当該タッチポイントに応じた操作処理は実行しないようにしてもよい。タッチポイントに応じた操作処理を実行しないとする情報処理端末100の所定の機能状態には、例えば、表示部120が消画状態であるときや、スクリーンセーバーが表示されているとき、プロセッサも消電されるスリープ状態であるとき等がある。
また、例えば、情報処理端末100の表示面側と背面側とにそれぞれタッチセンサが設けられているときに、表示面側からはタスクをキャンセルできるが背面側からはキャンセルできない等、所定のタスクが実行中であるときにも、背面側のタッチセンサにより検出されたタッチポイントに応じた操作処理を実行しないようにしてもよい。さらには、表示面側からはタスクをキャンセルできるが背面側からはキャンセルできない等、スクリーンロックされている場合等にも、背面側のタッチセンサにより検出されたタッチポイントに応じた操作処理を実行しないようにしてもよい。
例えば、図6に示すように、情報処理端末100の表示部120に、スクリーンロックを解除するための解除アイコン122を表示させてもよい。解除アイコン122は、表示面側のタッチセンサからは操作可能であるが、背面側のタッチセンサでは操作することができないものとする。したがって、表示部120に表示された背面側のタッチセンサにて操作されるカーソル124では、解除アイコン122を押下することができない。このように、スクリーンロックされている場合は、背面側のタッチセンサにより検出されたタッチポイントに応じた操作処理を実行しないようにすることができる。
[表示面および背面にそれぞれ検出部が設けられている場合の操作処理の実行判定処理]
次に、図7に基づいて、表示面および背面にそれぞれ検出部141が設けられている場合の操作処理の実行判定処理について説明する。なお、図7は、表示面および背面にそれぞれ検出部141が設けられている場合の操作処理の実行判定処理を示すフローチャートである。なお、以下では、背面側のタッチセンサを符号130aで説明し、表示面側のタッチセンサを符号130bで説明する。
図7に示す例では、特定の状態において背面側のタッチセンサへの操作入力を有効にする場合の処理を示す。図7に示すように、まず、操作制御部142は、背面側のタッチセンサ130aへの入力および表示面側のタッチセンサ130bへの入力を取得する(S200、S202)。
次いで、操作制御部142は、背面側のタッチセンサ130aへの入力座標と表示面側のタッチセンサ130bへの入力座標との距離を算出し、算出した距離が所定値以内であるか否か判定する(S204)。本例では、表示面側と背面側とに対して同時に操作入力があり、同時に操作されている場合に、背面側のタッチセンサ130aに対する操作入力も有効にする。そこで、ステップS204では、まず、2つのタッチセンサ130a、130bにとも入力があるか否かを判定する。2つのタッチセンサ130a、130bにとも入力がある場合には同時に操作されているか否かを判定して、背面側のタッチセンサ130aへの操作入力を有効にするか否かを判定している。
例えば、背面側のタッチセンサ130aおよび表示面側のタッチセンサ130bの検出結果より、指を背面側のタッチセンサ130aおよび表示面側のタッチセンサ130bに接触させて挟み込み、表示部120に表示されたオブジェクトをつまんだりねじったりするような操作が行われていることを検出したとき、操作制御部142は、背面側のタッチセンサ130aからの操作入力を有効にする。
また、表示部120に表示されたオブジェクトをつまむジェスチャが検出されたとき、背面側のタッチセンサ130aにおける入力座標と表示面側のタッチセンサ130bにおける入力座標とは大きく離れていないと考えられる。そこで、背面側のタッチセンサ130aへの入力座標と表示面側のタッチセンサ130bへの入力座標との距離を算出し、算出した距離が所定値以内である場合には、背面側のタッチセンサ130aに対する操作入力も有効にする。このとき、オブジェクトをつまんで行う操作、例えば、オブジェクトの移動やダイヤルの回転、スライドバーの移動、スクロール操作、オブジェクトを引っ張って拡張するピンチング操作、特定軌跡を描くジェスチャ操作等が検出された場合も同様に、背面側のタッチセンサ130aに対する操作入力も有効にする。
なお、ステップS204において、面側のタッチセンサ130aへの入力座標と表示面側のタッチセンサ130bへの入力座標との距離を算出して、当該距離を判定に用いたが、さらに、表示部120に表示されたオブジェクトと背面側のタッチセンサ130aとの距離(第2の距離)が所定値以内であるか否かを判定してもよい。
まとめると、ステップS204では、2つのタッチセンサ130a、130bへの操作入力があるとき、または2つのタッチセンサ130a、130bにおける入力座標が所定の範囲内にあるとき、背面側のタッチセンサ130aにおけるタッチポイントは操作対象とする(S206)。なお、上述したように、後者の判定条件については、さらに、表示部120に表示されたオブジェクトと背面側のタッチセンサ130aとの距離(第2の距離)が所定値以内であるか否かという判定条件を加えてもよい。一方、ステップS204にて上記判定条件をいずれも満たさない場合には、背面側のタッチセンサ130aにおけるタッチポイントは操作対象外とされる(S208)。
そして、操作制御部142は、ステップS204〜S208の判定結果に基づき、操作対象となったタッチポイントに応じた操作処理を実行する(S210)。このように、背面側のタッチセンサ130aと表示面側のタッチセンサ130bとの検出結果が同期しているとき、操作制御部142は、背面側のタッチセンサ130aへの操作入力は誤操作ではないと判定し、当該タッチセンサ130aへの操作入力を有効にする。こうして、ユーザが意図せず背面側のタッチセンサ130aへ接触した場合は、当該操作入力を無効とし、誤操作を防止することができる。
[明示的な動作が付加された場合の操作処理の実行判定処理]
次に、図8に基づいて、明示的な動作が付加された場合の操作処理の実行判定処理について説明する。なお、図8は、明示的な動作が付加された場合の操作処理の実行判定処理を示すフローチャートである。なお、図8においては、情報処理端末100は少なくも背面側にタッチセンサ130を備えていればよい。
図8に示すように、まず、操作制御部142は、背面側のタッチセンサ130への入力を取得する(S300)。次いで、操作制御部142は、タッチセンサ130への操作体の接触があったとき、接触後、所定時間内に所定の動作が行われたか否かを判定する(S302)。本例では、ユーザが情報処理端末100を操作するときに、意図的に情報処理端末100に所定の動作を行ったとき、タッチセンサ130への操作入力を有効とする。ここで、所定の動作とは、ユーザがタッチセンサ130への操作入力を有効にする意図的な合図を送るための動作であり、例えば、タップやダブルタップ、円弧や矩形、波型など特定の図形の描写操作、長押し操作等がある。このような動作が検出された場合には、ユーザはタッチセンサ130への操作入力を意図的に行っていると判断し、操作制御部142は、タッチセンサ130からの操作入力を有効にする。
なお、ステップS302では、操作開始時に所定の動作が行われたか否かを判定したが、本発明はかかる例に限定されず、例えば、操作体がタッチセンサ130から離隔する直前に所定の動作が行われたか否かを判定するようにしてもよい。ステップS302の判定条件を満たすとき、操作制御部142は、タッチセンサ130への操作入力を有効にする(S304)。一方、ステップS302の判定条件を満たさないときには、操作制御部142は、タッチセンサ130への操作入力を無効にする(S306)。そして、操作制御部142は、ステップS304、S306の判定結果に基づき、操作対象となったタッチポイントに応じた操作処理を実行する(S210)。
本例では、操作体がタッチセンサ130に接触後、所定時間内に所定の動作が行われたか否かのみを判定したが、さらに、他の判定条件を追加してもよい。例えば、図4のS110〜S114で行った、タッチセンサ130への接触面積の大きさや、タッチポイントの移動量の大きさ等についての判定処理を行ってもよい。
また、本例では、ステップS302の判定条件を満たしたとき、タッチセンサ130への操作入力をすべて有効としたが、所定の操作入力のみを有効にしてもよい。例えば、タッチセンサ130への操作入力のうち、所定の方向へのスライド操作のみを有効とし、他の操作は無効とするようにしてもよい。他にも、タップやダブルタップ、長押し操作等飲みに有効にする操作を限定してもよい。
以上、本実施形態に係る情報処理端末100の構成と、これによる操作処理の実行判定処理について説明した。かかる情報処理端末100によれば、タッチセンサ130に対して所定の操作入力があったとき、背面側のタッチセンサ130(130a)への操作入力を無効にする。これにより、ユーザが意図せず背面側のタッチセンサ130(130a)に触れてしまった場合にも、操作制御部142により当該操作は意図しない操作として判断され、このような操作入力による誤動作を防止することができる。したがって、背面側にタッチセンサ130を備える情報処理端末100の操作性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る情報処理端末100にマルチタッチを検出可能なタッチセンサを備えた場合にも、上述した誤操作の防止処理は有効である。さらに、タッチセンサ130のグリッド毎の静電容量のイメージ情報、例えば、面積の大きさやその大きさの変化率、静電容量のピーク値等を疑似画像によって表示することで、ユーザがタッチセンサ130に加えている接触部位の疑似圧力や接触部位の形状を表現してもよい。これにより、ユーザは、疑似画像を参照して操作を行うことで、操作処理が実行されるまでの操作状態を視覚的に認識することができ、情報処理端末100の操作性を向上させることができる。
<3.ハードウェア構成例>
本実施形態に係る情報処理端末100による処理は、ハードウェアにより実行させることもでき、ソフトウェアによって実行させることもできる。この場合、情報処理端末100は、図9に示すように構成することもできる。以下、図9に基づいて、本実施形態に係る情報処理端末100の一ハードウェア構成例について説明する。
本実施形態に係る情報処理端末100は、上述したように、コンピュータ等の処理装置により実現することができる。情報処理端末100は、図9に示すように、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、ホストバス104aとを備える。また、情報処理端末100は、ブリッジ104と、外部バス104bと、インタフェース105と、入力装置106と、出力装置107と、ストレージ装置(HDD)108と、ドライブ109と、接続ポート111と、通信装置113とを備える。
CPU101は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って情報処理端末100内の動作全般を制御する。また、CPU101は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM102は、CPU101が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM103は、CPU101の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバス104aにより相互に接続されている。
ホストバス104aは、ブリッジ104を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス104bに接続されている。なお、必ずしもホストバス104a、ブリッジ104および外部バス104bを分離構成する必要はなく、一のバスにこれらの機能を実装してもよい。
入力装置106は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、マイク、スイッチおよびレバーなどユーザが情報を入力するための入力手段と、ユーザによる入力に基づいて入力信号を生成し、CPU101に出力する入力制御回路などから構成されている。出力装置107は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置およびランプなどの表示装置や、スピーカなどの音声出力装置を含む。
ストレージ装置108は、情報処理端末100の記憶部の一例であり、データ格納用の装置である。ストレージ装置108は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置108は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)で構成される。このストレージ装置108は、ハードディスクを駆動し、CPU101が実行するプログラムや各種データを格納する。
ドライブ109は、記憶媒体用リーダライタであり、情報処理端末100に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ109は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体に記録されている情報を読み出して、RAM103に出力する。
接続ポート111は、外部機器と接続されるインタフェースであって、例えばUSB(Universal Serial Bus)などによりデータ伝送可能な外部機器との接続口である。また、通信装置113は、例えば、通信網10に接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。また、通信装置113は、無線LAN(Local Area Network)対応通信装置であっても、ワイヤレスUSB対応通信装置であっても、有線による通信を行うワイヤー通信装置であってもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
100 情報処理端末
110 筐体
120 表示部
130 タッチセンサ
141 検出部
142 操作制御部
143 タイマー部
144 表示部
145 機能実行部
146 記憶部

Claims (13)

  1. 表示部と、
    前記表示部と反対側の面に設けられた接触検出部と、
    前記接触検出部による検出結果より所定の操作入力が行われたとき、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定する操作制御部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記接触検出部により複数の接触点が検出されたとき、
    前記操作制御部は、最初に検出された接触点以外の接触点に基づく操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置が所定の機能状態にあるとき、
    前記操作制御部は、前記接触検出部による検出結果より操作入力が行われたと判定するであっても、当該操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示部側に第2の接触検出部をさらに備え、
    前記第2の接触検出部により接触点が検出されたとき、前記操作制御部は、前記情報処理装置が所定の機能状態であっても、前記接触検出部による検出結果に基づく操作入力に対応する操作処理を実行することを決定する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記接触検出部による検出結果より、所定時間内における接触点の変位が所定量以下であるとき、
    前記操作制御部は、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示部側に第2の接触検出部をさらに備え、
    前記接触検出部および前記第2の接触検出部による検出結果より、前記接触検出部からのみ操作入力の検出があったとき、
    前記操作制御部は、前記操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示部側に第2の接触検出部をさらに備え、
    前記接触検出部により検出された接触点の座標と、前記第2の接触検出部により検出された接触点の座標との距離が所定値以下であるとき、
    前記操作制御部は、前記操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記接触検出部により検出された接触点の座標と、前記第2の接触検出部により検出された接触点の座標との距離が所定値以下であり、かつ、前記表示部に表示された所定のオブジェクトと前記接触検出部により検出された接触点の座標との距離が第2の所定値以下であるとき、
    前記操作制御部は、前記操作入力に対応する操作処理を実行しないことを決定する、請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記接触検出部による検出結果より、前記接触検出部に対する接触面積が所定値以上であるとき、
    前記操作制御部は、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記操作制御部は、前記接触検出部により接触点が検出された後、所定時間内にさらに所定の操作入力が行われたことが検出された場合には、前記接触点に基づく操作入力を実行することを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記接触検出部による検出結果より、前記接触検出部に対する操作入力時間が所定時間以下であるとき、
    前記操作制御部は、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 表示部と反対側の面に設けられた接触検出部により、操作体の接触を検出するステップと、
    前記接触検出部による検出結果より所定の操作入力が行われたとき、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定するステップと、
    を含む、情報処理方法。
  13. コンピュータを、
    表示部と反対側の面に設けられた接触検出部に、操作体の接触を検出させる接触検出部制御部と、
    前記接触検出部による検出結果より所定の操作入力が行われたとき、当該接触検出部への操作入力の少なくとも一部に対応する所定の操作処理を実行しないことを決定する操作制御部と、
    を備える、情報処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。
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