JP2012037148A - 空気調和機 - Google Patents

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悟 高根沢
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Abstract

【課題】圧縮機の底面から放射されベース板を透過して外部へ漏れ出す音の大きさを十分に低減できる空気調和機を提供する。
【解決手段】ベース板3の凹部30と音吸収部材7の孔部70とは、ヘルムホルツ共鳴器H0を構成する。このため、圧縮機1の底面から放射した音は、音吸収部材7の孔部70を介して、ベース板3の凹部30に取り込まれて、ヘルムホルツ共鳴器H0にて共鳴する。そして、この共鳴のエネルギーは、音吸収部材7の内部摩擦により消費される。また、音吸収部材7自体により、圧縮機1の底面から放射した音を直接に吸収できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、空気調和機に関する。
従来、空気調和機としては、ベース板と、このベース板に支持される圧縮機と、この圧縮機の底面とベース板との間に配置されるゴム部材とを備えたものがある(特開2004−150762号公報:特許文献1参照)。
上記ゴム部材により、圧縮機の底面とゴム部材との間の距離を調整することで、圧縮機の底面から出た騒音が、圧縮機の底面付近で共鳴を起こさないようにしていた。
しかしながら、上記従来の空気調和機では、圧縮機の底面とゴム部材との間の距離を調整することで騒音を低減していたが、圧縮機の底面から放射されベース板を透過して外部へ漏れ出す音の大きさを十分に低減できなかった。
特開2004−150762号公報
そこで、この発明の課題は、圧縮機の底面から放射されベース板を透過して外部へ漏れ出す音の大きさを十分に低減できる空気調和機を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の空気調和機は、
ベース板と、
このベース板に支持部材を介して支持された圧縮機と、
この圧縮機の底面と上記ベース板との間に配置される音吸収部材と
を備え、
上記ベース板は、上記圧縮機の底面に対向する位置に、凹部を有し、
上記音吸収部材は、上記凹部を覆うと共に、上記凹部に連通する孔部を有し、
上記ベース板の上記凹部と上記音吸収部材の上記孔部とは、ヘルムホルツ共鳴器を構成することを特徴としている。
この発明の空気調和機によれば、上記ベース板の上記凹部と上記音吸収部材の上記孔部とは、ヘルムホルツ共鳴器を構成するので、圧縮機の底面から放射した音は、音吸収部材の孔部を介して、ベース板の凹部に取り込まれて、ヘルムホルツ共鳴器にて共鳴する。そして、この共鳴のエネルギーは、音吸収部材の内部摩擦により消費される。また、音吸収部材自体により、圧縮機の底面から放射した音を直接に吸収できる。
したがって、圧縮機の底面から放射されベース板を透過して外部へ漏れ出す音の大きさを十分に低減できる。
また、一実施形態の空気調和機では、
上記ベース板は、複数の上記凹部を有し、
上記音吸収部材は、上記複数の凹部のそれぞれに対応して配置された複数の上記孔部を有する。
この実施形態の空気調和機によれば、上記ベース板は、上記複数の凹部を有し、上記音吸収部材は、上記複数の孔部を有するので、各凹部および各孔部によって構成される各ヘルムホルツ共鳴器の消音できる周波数を変えることができて、消音できる周波数の種類を増加できる。
また、一実施形態の空気調和機では、
上記ベース板は、一つの上記凹部を有し、
上記音吸収部材は、上記一つの凹部に対応して配置された複数の上記孔部を有する。
この実施形態の空気調和機によれば、上記ベース板は、上記一つの凹部を有し、上記音吸収部材は、上記複数の孔部を有するので、複数の孔部と総面積が等しい一つの孔部を設ける場合に比べて、音吸収部材自体により、圧縮機の底面から放射した音を直接に確実に吸収できる。
この発明の空気調和機によれば、上記ベース板の上記凹部と上記音吸収部材の上記孔部とは、ヘルムホルツ共鳴器を構成するので、圧縮機の底面から放射されベース板を透過して外部へ漏れ出す音の大きさを十分に低減できる。
本発明の空気調和機の第1実施形態を示す断面図である。 音吸収部材と支持部材とベース板凹部との配置位置を示す平面図である。 本発明の空気調和機の第2実施形態を示す断面図である。 本発明の空気調和機の第3実施形態を示す断面図である。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、この発明の空気調和機の第1実施形態である断面図を示している。図1に示すように、空気調和機は、ベース板3と、このベース板3に支持された圧縮機1と、この圧縮機1の底面とベース板3との間に配置される音吸収部材7とを有する。この空気調和機としては、室外機を示している。
上記圧縮機1は、図示しない四路切換弁、室外熱交換器、膨張弁および室内熱交換器と共に、冷媒回路を構成している。圧縮機1は、防振ゴム等の複数の支持部材5を介して、ベース板3に取り付けられている。圧縮機1には、アキュームレータ2が取り付けられている。
上記ベース板3は、室外機の底フレームである。ベース板3は、圧縮機1の底面に対向する位置に、一つの凹部30を有する。この凹部30は、圧縮機1の直下に位置する。
上記音吸収部材7は、ベース板3の凹部30を覆うと共に、この凹部30に連通する一つの孔部70を有する。音吸収部材7としては、弾性体の一例としてのゴムシートを用いているが、エラストマーやスポンジや不織布等を用いてもよい。
上記ベース板3の凹部30と上記音吸収部材7の孔部70とは、ヘルムホルツ共鳴器H0を構成する。ヘルムホルツ共鳴器H0は、特定の周波数帯域の音を取り込んで共鳴吸収する。ヘルムホルツ共鳴器H0の特性は、凹部30の容積、孔部70の面積(内径)および音吸収部材(ゴムシート)7の厚みによって、決定される。なお、この実施形態では、凹部30の容積、孔部70の面積(内径)および音吸収部材(ゴムシート)7の厚みについての具体的な数値を示していないが、ヘルムホルツ共鳴器自体は、一般的なものであるため、当業者は、過度の試行を要さずに、所望のヘルムホルツ共鳴器を容易に製造できる。
図2の平面図に示すように、上記支持部材5は、ベース板3上において略二等辺三角形の頂点の位置に配置されている。上記音吸収部材7は、平面視、略正八多角形に形成されている。このように、略二等辺三角形の頂点の位置に配置されている三つの支持部材5に、音吸収部材7を簡単に当接あるいは近接させることができて、音吸収部材7を圧縮機1の底面とベース板3との間に簡単に拘束でき、あるいは、音吸収部材7の移動可能な距離を小さくできる。
上記ベース板3の上記凹部30は、平面視、矩形に形成されている。上記音吸収部材7の上記孔部70は、平面視、円形に形成されている。孔部70は、平面視、凹部30の中心に位置している。
上記構成の空気調和機によれば、上記ベース板3の上記凹部30と上記音吸収部材7の上記孔部70とは、ヘルムホルツ共鳴器H0を構成するので、圧縮機1の底面から放射した音は、音吸収部材7の孔部70を介して、ベース板3の凹部30に取り込まれて、ヘルムホルツ共鳴器H0にて共鳴する。そして、この共鳴のエネルギーは、音吸収部材7の内部摩擦により消費される。また、音吸収部材7自体により、圧縮機1の底面から放射した音を直接に吸収できる。
したがって、圧縮機1の底面から放射されベース板3を透過して外部へ漏れ出す音の大きさを十分に低減できる。
要するに、従来では、ベース板における圧縮機に対向する部分の剛性を高めるために、このベース板における圧縮機に対向する部分に凹部を設けていたが、本発明では、この凹部30をヘルムホルツ共鳴器H0の一部として利用することに着目し、この凹部30を音吸収部材7と共にヘルムホルツ共鳴器H0を構成することで、圧縮機1の底面から放射される騒音の大きさを十分に低減した。
(第2の実施形態)
図3は、この発明の空気調和機の第2の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第2の実施形態では、ベース板の凹部および音吸収部材の孔部の数量が増加している。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図3に示すように、ベース板3Aは、三つの凹部31,32,33を有する。音吸収部材7Aは、三つの凹部31,32,33のそれぞれに対応して配置された三つの孔部71,72,73を有する。第1の凹部31と第1の孔部71とは、第1のヘルムホルツ共鳴器H1を構成する。第2の凹部32と第2の孔部72とは、第2のヘルムホルツ共鳴器H2を構成する。第3の凹部33と第3の孔部73とは、第3のヘルムホルツ共鳴器H3を構成する。
上記第1の凹部31の容積、上記第2の凹部32の容積および上記第3の凹部33の容積は、順に、大きくなっている。上記第1の孔部71の面積(内径)、上記第2の孔部72の面積(内径)および上記第3の孔部73の面積(内径)は、全て、同じである。つまり、上記第1のヘルムホルツ共鳴器H1の容積、上記第2のヘルムホルツ共鳴器H2の容積および上記第3のヘルムホルツ共鳴器H3の容積は、順に、大きくなっている。
したがって、上記各ヘルムホルツ共鳴器H1,H2,H3の消音できる周波数を変えることができ、消音できる周波数の種類を増加できる。
なお、上記各凹部31,32,33の容積を全て同じにし、かつ、上記各孔部71,72,73の面積(内径)を変えるようにしてもよい。また、各凹部31,32,33の容積の少なくとも一つを変えるようにしてもよく、また、各孔部71,72,73の面積(内径)の少なくとも一つを変えるようにしてもよい。また、各凹部31,32,33の容積を全て同じにし、各孔部71,72,73の面積(内径)を全て同じにしてもよい。
(第3の実施形態)
図4は、この発明の空気調和機の第3の実施形態を示している。上記第1の実施形態と相違する点を説明すると、この第3の実施形態では、音吸収部材の孔部の数量が増加している。なお、その他の構造は、上記第1の実施形態と同じであるため、その説明を省略する。
図4に示すように、ベース板3Bは、一つの凹部34を有する。音吸収部材7Bは、一つの凹部34に対応して配置された三つの孔部74を有する。一つの凹部34と三つの孔部74とは、ヘルムホルツ共鳴器H4を構成する。
したがって、上記ベース板3Bは、一つの凹部34を有し、上記音吸収部材7Bは、三つの孔部74を有するので、三つの孔部74と総面積が等しい一つの孔部を設ける場合に比べて、音吸収部材7B自体により、圧縮機1の底面から放射した音を直接に確実に吸収できる。なお、上記各孔部74の面積(内径)の少なくとも一つを変えるようにしてもよく、また、各孔部74の面積(内径)を全て同じにしてもよい。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記第1から上記第3の実施形態のそれぞれの特徴点を様々に組み合わせてもよい。また、ベース板の凹部および音吸収部材の孔部の数量の増減は、自由である。ベース板の凹部の形状を、平面視、矩形以外に、円形や多角形等にしてもよい。音吸収部材の孔部の形状を、平面視、円形以外に、楕円や多角形等にしてもよい。また、音吸収部材を、平面視、略正八角形以外に、他の多角形や円形等にしてもよい。
1 圧縮機
2 アキュームレータ
3,3A,3B ベース板
30,31〜33,34 凹部
5 支持部材
7,7A,7B 音吸収部材
70,71〜73,74 孔部
H0,H1〜H3,H4 ヘルムホルツ共鳴器

Claims (3)

  1. ベース板(3,3A,3B)と、
    このベース板(3,3A,3B)に支持部材(5)を介して支持された圧縮機(1)と、
    この圧縮機(1)の底面と上記ベース板(3,3A,3B)との間に配置される音吸収部材(7,7A,7B)と
    を備え、
    上記ベース板(3,3A,3B)は、上記圧縮機(1)の底面に対向する位置に、凹部(30,31,32,33,34)を有し、
    上記音吸収部材(7,7A,7B)は、上記凹部(30,31,32,33,34)を覆うと共に、上記凹部(30,31,32,33,34)に連通する孔部(70,71,72,73,74)を有し、
    上記ベース板(3,3A,3B)の上記凹部(30,31,32,33,34)と上記音吸収部材(7,7A,7B)の上記孔部(70,71,72,73,74)とは、ヘルムホルツ共鳴器(H0,H1,H2,H3,H4)を構成することを特徴とする空気調和機。
  2. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記ベース板(3A)は、複数の上記凹部(31,32,33)を有し、
    上記音吸収部材(7A)は、上記複数の凹部(31,32,33)のそれぞれに対応して配置された複数の上記孔部(71,72,73)を有することを特徴とする空気調和機。
  3. 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記ベース板(3B)は、一つの上記凹部(34)を有し、
    上記音吸収部材(7B)は、上記一つの凹部(34)に対応して配置された複数の上記孔部(74)を有することを特徴とする空気調和機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016142426A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 株式会社日立産機システム 換気扇及びその製造方法並びに換気扇用支持材

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