JP2012037028A - 熱応動式スチームトラップ - Google Patents

熱応動式スチームトラップ Download PDF

Info

Publication number
JP2012037028A
JP2012037028A JP2010180550A JP2010180550A JP2012037028A JP 2012037028 A JP2012037028 A JP 2012037028A JP 2010180550 A JP2010180550 A JP 2010180550A JP 2010180550 A JP2010180550 A JP 2010180550A JP 2012037028 A JP2012037028 A JP 2012037028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
lead
out passage
out path
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010180550A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5643570B2 (ja
Inventor
Satoyuki Fujita
智行 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
Priority to JP2010180550A priority Critical patent/JP5643570B2/ja
Publication of JP2012037028A publication Critical patent/JP2012037028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5643570B2 publication Critical patent/JP5643570B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Temperature-Responsive Valves (AREA)

Abstract

【課題】 第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムが夫々第1導出路及び第2導出路を開口することのできる熱応動式スチームトラップを提供する。
【解決手段】 弁ケーシング1,2で入口4と、入口4に連通する弁室3と、開口面積の小さな第1導出路8及び開口面積の大きな第2導出路10を介して弁室3に連通する出口5を形成し、第1ダイヤフラム14及び第2ダイヤフラム15の間の内部空間に膨脹媒体16を封入し、第1導出路8を開口した第1ダイヤフラム14及び第2導出路10を開口した第2ダイヤフラム15の開弁方向への所定以上の変位を規制するストッパ部材21を第1ダイヤフラム14及び第2ダイヤフラム15の間の内部空間に設けた温度制御機素12を第1導出路8及び第2導出路10の間に配置し、膨脹媒体16の膨脹収縮による第1ダイヤフラム14及び第2ダイヤフラム15の変位によって第1導出路8及び第2導出路10を開閉する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、蒸気と復水で加熱冷却されその温度に応じて膨脹収縮する媒体を含む温度制御機素を用いて、各種蒸気使用機器や蒸気配管で発生する復水を自動的に排出する熱応動式スチームトラップに関し、特に多量の復水を排出できる多量用の熱応動式スチームトラップに関する。
従来の熱応動式スチームトラップは、例えば特許文献1に開示されている。これは、弁ケーシングで入口と、入口に連通する弁室と、開口面積の小さな第1導出路及び開口面積の大きな第2導出路を介して弁室に連通する出口を形成し、第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの間の内部空間に膨脹媒体を封入した温度制御機素を第1導出路及び第2導出路の間に配置し、膨脹媒体の膨脹収縮による第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの変位によって第1導出路及び第2導出路を開閉するようにしたものである。
特開平8−247389号公報
上記従来の熱応動式スチームトラップは、弁室内に所定温度以上の高温流体が流入してくると膨脹媒体が膨脹して第1ダイヤフラムが第1導出路を閉止すると共に第2ダイヤフラムが第2導出路を閉止し、所定温度以下の低温流体が流入してくると膨脹媒体が収縮して先ず第1ダイヤフラムが第1導出路を開口し続いて第2ダイヤフラムが第2導出路を開口することにより、温度制御機素によって第1導出路及び第2導出路を開閉するので、排出容量を大きくでき、多量の復水を排出できるという優れたものであるが、膨脹媒体が収縮して内部空間の内圧が減少したときに、第1導出路を開口した第1ダイヤフラムのみが更に開弁方向に変位して第2ダイヤフラムが第2導出路を開口できない場合は多量の復水を排出できないという問題点があった。
したがって本発明が解決しようとする課題は、第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムが確実に夫々第1導出路及び第2導出路を開口することのできる熱応動式スチームトラップを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の熱応動式スチームトラップは、弁ケーシングで入口と、入口に連通する弁室と、開口面積の小さな第1導出路及び開口面積の大きな第2導出路を介して弁室に連通する出口を形成し、第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの間の内部空間に膨脹媒体を封入し、第1導出路を開口した第1ダイヤフラム及び第2導出路を開口した第2ダイヤフラムの開弁方向への所定以上の変位を規制するストッパ部材を第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの間の内部空間に設けた温度制御機素を第1導出路及び第2導出路の間に配置し、膨脹媒体の膨脹収縮による第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの変位によって第1導出路及び第2導出路を開閉するようにしたものである。
本発明によれば、第1導出路を開口した第1ダイヤフラム及び第2導出路を開口した第2ダイヤフラムの開弁方向への所定以上の変位を規制するストッパ部材を第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの間の内部空間に設けたものであるので、一方の導出路を開口した一方のダイヤフラムのみが更に開弁方向に変位することを防止でき、第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムが確実に夫々第1導出路及び第2導出路を開口することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係わる熱応動式スチームトラップの断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図1を参照して説明する。本体1と端部材2をボルト(図示せず)で結合して、内部に弁室3を有する弁ケーシングが形成される。端部材2には入口4が形成され、本体1には入口4と同軸上の出口5が形成されている。入口4は本体1に形成された流入通路6,7を通して弁室3に連通している。
弁室3と出口5の間の隔壁部に、開口面積の小さな第1導出路8を開けた第1弁座部材9と、開口面積の大きな第2導出路10を開けた第2弁座部材11が同軸上にねじ結合されている。弁室3は第1及び第2の導出路8,10から隔壁部の外側を通して出口5に連通している。
第1弁座部材9と第2弁座部材11の間に、温度制御機素12が配置され、ばね13で保持されている。温度制御機素12は、第1及び第2のダイヤフラム14,15の間に中央に開口を有するストッパ部材21を介在させて夫々の外周縁を固着し、第1及び第2のダイヤフラム14,15の間に形成した内部空間に膨脹媒体16を封入したものである。ストッパ部材21は第1導出路8を開口した第1ダイヤフラム14及び第2導出路10を開口した第2ダイヤフラム15の開弁方向への所定以上の変位を規制する。膨脹媒体16は、水、水より沸点の低い液体、或いはそれらの混合物で形成される。第1及び第2のダイヤフラム14,15には夫々中央に第1及び第2の導出路8,10を開閉する弁部材17,18が固着されている。また第1及び第2のダイヤフラム14,15の外周縁には、中央に弁部材17,18が出入する開口が開けられた壁部材19,20の外周縁が固着されている。
上記の熱応動式スチームトラップの動作は下記の通りである。弁室3内に流入してくる流体の温度が高い場合、第1及び第2のダイヤフラム14,15の間の内部空間に封入した膨脹媒体16が膨脹して内部空間の内圧が増大し、第1ダイヤフラム14が第1弁座部材9側に変位して弁部材17で第1導出路8を閉止すると共に第2ダイヤフラム15が第2弁座部材11側に変位して弁部材18で第2導出路10を閉止する。
弁室3内の温度が放熱等によって低下したり弁室3内に流入してくる流体の温度が低い場合は、膨脹媒体16が収縮して内部空間の内圧が減少し、先ず第1ダイヤフラム14が第1弁座部材9から遠ざかり弁部材17が第1導出路8を開口し、続いて第2ダイヤフラム15が第2弁座部材11から遠ざかり弁部材18が第2導出路10を開口する。
本発明は、蒸気と復水で加熱冷却されその温度に応じて膨脹収縮する媒体を含む温度制御機素を用いて、各種蒸気使用機器や蒸気配管で発生する復水を自動的に排出する熱応動式スチームトラップに利用することができる。
1 本体
2 端部材
3 弁室
4 入口
5 出口
8 第1導出路
10 第2導出路
12 温度制御機素
14 第1ダイヤフラム
15 第2ダイヤフラム
16 膨脹媒体
21 ストッパ部材

Claims (1)

  1. 弁ケーシングで入口と、入口に連通する弁室と、開口面積の小さな第1導出路及び開口面積の大きな第2導出路を介して弁室に連通する出口を形成し、第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの間の内部空間に膨脹媒体を封入し、第1導出路を開口した第1ダイヤフラム及び第2導出路を開口した第2ダイヤフラムの開弁方向への所定以上の変位を規制するストッパ部材を第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの間の内部空間に設けた温度制御機素を第1導出路及び第2導出路の間に配置し、膨脹媒体の膨脹収縮による第1ダイヤフラム及び第2ダイヤフラムの変位によって第1導出路及び第2導出路を開閉するようにしたことを特徴とする熱応動式スチームトラップ。
JP2010180550A 2010-08-11 2010-08-11 熱応動式スチームトラップ Expired - Fee Related JP5643570B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010180550A JP5643570B2 (ja) 2010-08-11 2010-08-11 熱応動式スチームトラップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010180550A JP5643570B2 (ja) 2010-08-11 2010-08-11 熱応動式スチームトラップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012037028A true JP2012037028A (ja) 2012-02-23
JP5643570B2 JP5643570B2 (ja) 2014-12-17

Family

ID=45849239

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010180550A Expired - Fee Related JP5643570B2 (ja) 2010-08-11 2010-08-11 熱応動式スチームトラップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5643570B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113819390A (zh) * 2021-11-22 2021-12-21 艾肯(江苏)工业技术有限公司 一种排量自动调节式防阻塞疏水阀
CN114321695A (zh) * 2022-03-10 2022-04-12 艾肯(江苏)工业技术有限公司 一种恒温恒流防泄漏的双金属片蒸汽疏水阀

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06213393A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Tlv Co Ltd 熱応動式スチ―ムトラップ
JPH08247389A (ja) * 1995-03-15 1996-09-27 Tlv Co Ltd 熱応動式スチ―ムトラップ
JPH08247391A (ja) * 1995-03-15 1996-09-27 Tlv Co Ltd 熱応動式スチ―ムトラップ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06213393A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Tlv Co Ltd 熱応動式スチ―ムトラップ
JPH08247389A (ja) * 1995-03-15 1996-09-27 Tlv Co Ltd 熱応動式スチ―ムトラップ
JPH08247391A (ja) * 1995-03-15 1996-09-27 Tlv Co Ltd 熱応動式スチ―ムトラップ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113819390A (zh) * 2021-11-22 2021-12-21 艾肯(江苏)工业技术有限公司 一种排量自动调节式防阻塞疏水阀
CN114321695A (zh) * 2022-03-10 2022-04-12 艾肯(江苏)工业技术有限公司 一种恒温恒流防泄漏的双金属片蒸汽疏水阀
CN114321695B (zh) * 2022-03-10 2022-06-03 艾肯(江苏)工业技术有限公司 一种恒温恒流防泄漏的双金属片蒸汽疏水阀

Also Published As

Publication number Publication date
JP5643570B2 (ja) 2014-12-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5643570B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP5969736B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP5643558B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP5643557B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP5922934B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP3381115B2 (ja) 熱応動式スチ―ムトラップ
JP3381120B2 (ja) 熱応動式スチ―ムトラップ
JP3341187B2 (ja) 熱応動式スチ―ムトラップ
JP3381114B2 (ja) 熱応動式スチ―ムトラップ
JP5269738B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP5254089B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP3414544B2 (ja) 熱応動式スチ―ムトラップ
JP5269730B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP4115821B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP5411592B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP2008202622A (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP3381121B2 (ja) 熱応動式スチ―ムトラップ
JP5411621B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP5629527B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP4372485B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP5783556B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP3509955B2 (ja) 熱応動式スチ―ムトラップ
JP2007285391A (ja) パイロット式スチームトラップ
JP5806496B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ
JP4294414B2 (ja) 熱応動式スチームトラップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140604

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5643570

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees