JP2012035785A - 二軸船 - Google Patents

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Hiroyuki Saito
宏幸 齊藤
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Abstract

【課題】二軸船において、舵を船体の減揺に活用して高い減揺効果を得る。
【解決手段】船体3の船尾部4に船体幅方向に間隔を隔てて設けられ、下方に向かって船体幅方向外側に傾斜する左右一対のスケグ部5と、スケグ部5の後端に回転可能に夫々設けられた左右一対のプロペラ6と、船尾部4にプロペラ6後方に位置させて夫々設けられ、下方に向かって船体幅方向外側に傾斜する左右一対の舵7とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、左右一対のプロペラ軸及びプロペラを備えた二軸船に関する。
一つのプロペラ軸及びプロペラを備えた一軸船が船舶の主流であり、一軸船は一般的に、プロペラの後方に配設された一本の舵を備えている。また、一軸船においては、舵は一般的に、船体高さ方向に沿って延出している。
近年、船舶の大型化と共に、左右一対のプロペラ軸及びプロペラを備えた二軸船が台頭している。二軸船(二軸二舵船)は一般的に、プロペラの後方に夫々配設された左右一対の舵を備えている。また、二軸船においては、各舵は一般的に、一軸船と同様に、船体高さ方向に沿って延出している。二軸船は、例えば特許文献1、2等に開示されている。
また、二軸船として、プロペラ軸を支持する左右一対のスケグ部(ボッシング)を備えたツインスケグ船がある。ツインスケグ船においては、各スケグ部が下方に向かって船体幅方向外側に傾斜しているものがある(特許文献2参照)。ツインスケグ船ではスケグ部によって、スケグ部の船体幅方向内側と船体幅方向外側とで流速が変わる(船体幅方向内側で流速が遅く、船体幅方向外側で流速が速い)。そのため、スケグ部の船体幅方向外側から船体幅方向内側への流れ(渦)ができるので、抵抗が増える。しかしながら、スケグ部を船体幅方向外側に傾斜させていくと、スケグ部の船体幅方向内側における流れの減速が抑えられ、スケグ部の船体幅方向内側と船体幅方向外側との流速差が小さくなる。従って、スケグ部が船体幅方向外側に傾斜している場合、スケグ部の船体幅方向外側から船体幅方向内側への流れが弱くなり、抵抗が減るという効果が得られる。
実開昭63−69100号公報 特開2007−223557号公報
ところで、従来の二軸船においては、舵は操舵以外に有効活用されておらず、舵は船体の推進抵抗の要因になり得るという課題がある。また、船舶の動揺(特に横揺れ)を抑制する減揺装置としては、船体のビルジ部に取り付けるビルジキール等が採用されているが、高い減揺効果が得られる二軸船のための減揺装置が要求されている。
そこで、本発明の目的は、二軸船において、舵を船体の減揺に活用して高い減揺効果を得ることにある。
上記目的を達成するために、本発明は、船体の船尾部に船体幅方向に間隔を隔てて設けられ、下方に向かって船体幅方向外側に傾斜する左右一対のスケグ部と、該スケグ部の後端に回転可能に夫々設けられた左右一対のプロペラと、前記船尾部に前記プロペラ後方に位置させて夫々設けられ、下方に向かって船体幅方向外側に傾斜する左右一対の舵とを備えたものである。
前記舵が前記船体の重心(ローリングセンター)を中心として傾斜していても良い。
前記舵の下端が前記船体の下端よりも下方に突出していても良い。
本発明によれば、二軸船において、舵を船体の減揺に活用して高い減揺効果を得ることができるという優れた効果を奏する。
図1(a)は本発明の第一実施形態に係る二軸船の側面図であり、図1(b)は第一実施形態に係る二軸船の背面図である。 図2(a)は本発明の第二実施形態に係る二軸船の側面図であり、図2(b)は第二実施形態に係る二軸船の背面図である。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
まず、本発明の第一実施形態に係る二軸船1を図1を用いて説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る二軸船1は、船体3の船尾部4に船体幅方向に間隔を隔てて設けられた左右一対のスケグ部(船尾シャフト部)5と、スケグ部5の後端に回転可能に夫々設けられた左右一対のプロペラ6と、船尾部4にプロペラ6後方に位置させて夫々設けられた左右一対の舵7と、各舵7を操舵するための操舵装置8とを備えている。
本実施形態では、左右一対のスケグ部(船尾シャフト部)5は、モーター或いはエンジン(図示せず)によって駆動されるプロペラ軸9を夫々支持するものであって、背面視でハの字形状となるように船尾部4に設置されている(図1(b)参照)。即ち、本実施形態では、左右一対のスケグ部5は、下方に向かって船体幅方向外側に傾斜するように船尾部4に設けられている。
本実施形態では、各スケグ部5の高さ方向の中間部にプロペラ軸9が支持されており、各プロペラ軸9の後端にプロペラ6が取り付けられている。なお、図1(b)においては、プロペラ6を図示せず、プロペラ外周を符号6aで示している。
本実施形態では、左右一対の舵7は、左右一対のスケグ部5の形状に合わせ、背面視でハの字形状となるように船尾部4に設置されている(図1(b)参照)。即ち、本実施形態では、左右一対の舵7は、下方に向かって船体幅方向外側に傾斜するように船尾部4に設けられている。
また、本実施形態では、各舵7を船体3の重心(ローリングセンター)Gを中心とする円10の半径方向Rに沿って延出するように設置している。即ち、本実施形態では、舵7が船体3の重心Gを中心として傾斜している。さらに、本実施形態では、各舵7の下端7aは船体3の下端3aよりも上方に位置している。
本実施形態の操舵装置8は、舵7の上部に取り付けられた舵軸11と、舵軸11を駆動するモーター(電動又は油圧)12とを有している。本実施形態では、操舵装置8(舵軸11、モーター12)は、舵7と同様に下方に向かって船体幅方向外側に傾斜させて船尾部4に取り付けられている。操舵装置8は、モーター12によって舵軸11廻りに舵7を回動させるようになっている。
本実施形態の作用を説明する。
船体3が動揺、特に船体3が横揺れ(ローリング)をする場合、左右一対の舵7を背面視でハの字形状となるように船尾部4に設置する、つまり左右一対の舵7を下方に向かって船体幅方向外側に向かって傾斜するように船尾部4に設けることで、ビルジキールと同様の働きにより減揺効果が得られる。即ち、船体3が横揺れをするときに左右一対の舵7により船体3の横揺れに対する抵抗が発生するので、前記抵抗によるモーメントにより船体3の横揺れを減揺することができるのである。そのため、本実施形態によれば、左右一対の舵7を船体3の減揺に活用して高い減揺効果を得ることが可能になる。
また、左右一対の舵7は左右一対のスケグ部5と同様に船体幅方向に間隔を隔てて船尾部4に設置されており、一軸船と比べて船体幅方向中心Cから各舵7までの距離も十分にあるので、各舵7で発生する抵抗による船体3の横揺れに対するモーメントを大きくすることができ、高い減揺効果を得ることができる。
さらに、左右一対のスケグ部5の形状に合わせ、左右一対の舵7を背面視でハの字形状となるように船尾部4に設置している、つまり左右一対の舵7を下方に向かって船体幅方向外側に向かって傾斜させて船尾部4に設けているので、舵7でスケグ部5後方の流れの向きが大きく変わることはなく、船体3の推進抵抗の低減にも繋がる。
次に、本発明の第二実施形態に係る二軸船2と第二実施形態の作用を、図2を用いて説明する。なお、図1に示した第一実施形態と同様の構成要素については同一の符号を付してその説明を省略する。
図2に示すように、第二実施形態に係る二軸船2においては、二軸船2の推進抵抗に影響を与えない範囲で、第一実施形態と比べて舵7を下方へ延長している。即ち、本実施形態では、各舵7の下端7aが船体3の下端3aよりも下方に突出している。このように各舵7の下端7aが船体3の下端3aよりも下方に突出していることにより、第一実施形態と比べて各舵7による船体3の横揺れに対する抵抗が大きくなるので、更なる高い減揺効果を得ることが可能となる。
1 船舶
2 船舶
3 船体
4 船尾部
5 スケグ部(船尾シャフト部)
6 プロペラ
7 舵
G 重心

Claims (3)

  1. 船体の船尾部に船体幅方向に間隔を隔てて設けられ、下方に向かって船体幅方向外側に傾斜する左右一対のスケグ部と、該スケグ部の後端に回転可能に夫々設けられた左右一対のプロペラと、前記船尾部に前記プロペラ後方に位置させて夫々設けられ、下方に向かって船体幅方向外側に傾斜する左右一対の舵とを備えたことを特徴とする二軸船。
  2. 前記舵が前記船体の重心(ローリングセンター)を中心として傾斜している請求項1に記載の二軸船。
  3. 前記舵の下端が前記船体の下端よりも下方に突出している請求項1又は2に記載の二軸船。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012056552A (ja) * 2010-09-13 2012-03-22 Naoya Ogawa ハの字型の船尾双胴型流線形状および舵配置による船舶の減揺。
JP2015116986A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 国立研究開発法人海上技術安全研究所 船舶用捩れ舵及び捩れ舵を装備した船舶
RU2607135C2 (ru) * 2015-03-02 2017-01-10 Василий Николаевич Храмушин Кормовая оконечность стабилизированного для штормового плавания корабля

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JP2015116986A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 国立研究開発法人海上技術安全研究所 船舶用捩れ舵及び捩れ舵を装備した船舶
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