JP5196504B2 - 船舶 - Google Patents

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Description

本発明は、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶に関する。
従来、推進性能の向上を図った船舶として種々のものが提案されている。
例えば1つのプロペラを有する船舶としては、プロペラの回転軸の延長線上に配置された舵の形状を工夫し、プロペラの旋回流を回収することにより推進性能の向上を図ったものがある(例えば特許文献1参照)。このような従来の船舶は、舵がプロペラの旋回流を回収することにより、舵に前縁推力が発生して、舵の抵抗が低下する。このため、船舶の推進性能を向上させることができる。
また例えば、1つのプロペラを有する船舶の推進性能をさらに向上させるため、互いに反対方向に回転する2つのプロペラを有する船舶(つまり、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶)が提案されている。このような二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶としては、例えば「二重反転プロペラ1は、前方プロペラ2を有する外軸3と、後方プロペラ4を有する内軸5と、外軸3および内軸5をそれぞれ反対方向に等速回転駆動する主機関6と、を有する。外軸3は、これを円筒状に形成してあるもので、船舶本体の船尾部分7に外側軸受8および外側シール9を介してこれを回転可能に設ける。内軸5は、この外軸3の内方に内側軸受10および内側シール11を介して反対方向に回転可能に設ける。外軸3、内軸5、外側軸受8および内側軸受10部分に潤滑油を供給する潤滑油供給機構12を設けてある。なお、前方プロペラ2および後方プロペラ4に対向してラダーホーン13および舵板14を設けてある。」というものがある(特許文献2参照)。このような二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶は、前側プロペラの旋回流を後側プロペラにおいても回収し、また個々のプロペラの単独効率を向上させることにより、推進性能のさらなる向上を図っている。
特開2005−246996号公報 特開平8−91294号公報(段落0003〜0005、図18)
近年、地球温暖化対策や輸送コスト削減等により、船舶の省エネルギー化がますます求められている。このため、船舶の省エネルギー化に寄与する推進性能もさらなる向上が望まれている。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶において、従来の二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶よりも推進性能を向上させることが可能な船舶を提供することを目的とする。
本発明に係る船舶は、船首方向から延設された第1駆動軸に接続された前側プロペラ、及び船首方向から延設された第2駆動軸に接続された後側プロペラを有し、前側プロペラ及び後側プロペラを同一回転軸上に配置し、前側プロペラ及び後側プロペラを反対方向に回転駆動させる船舶において、前側プロペラ及び後側プロペラの後方に、前側プロペラ及び後側プロペラの回転軸を挟んで一対の舵が設けられており、前側プロペラ又は後側プロペラのうち、プロペラ直径が大きい方のプロペラのプロペラ直径をDとすると、一対の舵の間隔Lは、0.48D≦L≦0.7Dとなっているものである。
発明者らは、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶の推進力のさらなる向上を鋭意検討したところ、二重反転プロペラの回転軸の延長線上に配置された舵が有効に旋回流を回収できていないことを見いだした。換言すると、発明者らは、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶の舵にかかる抵抗が、1つのプロペラを有する船舶の舵にかかる抵抗よりも大きくなることを見いだした。そして、発明者らは、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶に二舵システムを導入し、一対の舵の間隔Lを0.48D≦L≦0.7D(Dは、前側プロペラ又は後側プロペラのうち、プロペラ直径が大きい方のプロペラのプロペラ直径)とすることにより、舵にかかる抵抗を抑制し、推進性能のさらなる向上を可能にした。
ところで、従来より、1つのプロペラを有し、このプロペラの回転軸(駆動軸)を挟むように2つの舵が設けられている二舵システムの船舶が存在する。このような二舵システムを採用した船舶は、プロペラの旋回流を舵によって有効に回収できないため、一舵システムを採用した船舶(より詳しくは、1つのプロペラを有し、このプロペラの回転軸の延長線上に1つの舵が設けられている船舶)よりも推進性能が劣ることが知られている。このため、船舶を設計する際、一舵システムと二舵システムの双方を採用することが可能な場合、通常は一舵システムを採用して船舶を設計する。
つまり、通常は、
(1)所望の積荷量を維持しつつ船長を入港可能な寸法とするために船体を肥大化した際、推進性能を犠牲にしても劣化した低速での操作性能を回復したい場合
等、推進性能を劣化させても二舵システムを採用しなければならない場合に、二舵システムが採用されていた。
しかしながら、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶の場合、前側プロペラの旋回流を後側プロペラが回収するため、後側プロペラ後方の流れは、後側プロペラ前方の流れ(つまり前側プロペラの旋回流)よりも直線的な流れとなる。このため、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶の場合(前側プロペラ及び後側プロペラの回転軸の延長線上に1つの舵が設けられた船舶の場合)、1つのプロペラを有した一舵システムの船舶と比べて、舵で旋回流を回収できなくなるために前縁推力が低下する(又は前縁推力が発生しなくなる)。したがって、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶の場合、舵が後側プロペラ後方の流れを大きく受ける(まともに受ける)ため、舵の抵抗が増加する。
そこで、本発明においては、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶に二舵システムを採用することにより、舵を船側方向へずらして舵が受ける後側プロペラ後方の流れを低減し、舵の抵抗を低減している。これにより、本発明は、従来の二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶よりも推進性能をさらに向上させた船舶の提供を可能にした。
二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶に、従来は推進性能を劣化させていた二舵システムを採用することで、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶よりも推進性能を向上させた本発明は、非常に画期的な発明である。
実施の形態に係る船舶を示す側面図である。 実施の形態に係る船舶を示す背面図である。 実施の形態に係る二重反転プロペラ推進器の一例を示す側面断面模式図である。 1つのプロペラを有した一舵システムの船舶における舵抵抗と、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗と、の比較データである。 二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗と、二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶(本実施の形態に係る船舶1)における舵抵抗と、の比較データである。 本実施の形態に係る船舶における舵間隔と舵抵抗との関係を示す特性図である。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係る船舶1を示す側面図である。また、図2は、この船舶1の背面図であり、船舶1の船尾を示す図である。
船舶1は、2つのプロペラ(前側プロペラ11及び後側プロペラ21)を備えた二重反転プロペラ推進器10を搭載した船舶である。船舶1の船体2には船尾にアパーチャー部3が形成されており、二重反転プロペラ推進器10の前側プロペラ11及び後側プロペラ21は、このアパーチャー部3に配置されている。
二重反転プロペラ推進器10は、前側プロペラ11及び後側プロペラ21を反対方向に回転させるものである。2つのプロペラを使用することで、前側プロペラ11及び後側プロペラ21のプロペラ荷重度が低減し、前側プロペラ11及び後側プロペラ21の単独効率が向上する。また、前側プロペラ11の旋回流を後側プロペラ21が回収し、船舶1の推進性能を向上させている。なお、二重反転プロペラ推進器10は、前側プロペラ11及び後側プロペラ21が船首側から延設された駆動軸に接続されており、前側プロペラ11及び後側プロペラ21が同一回転軸上に配置されていれば、その構成は任意である。つまり、前側プロペラ11及び後側プロペラ21の駆動軸の配置や支持構造等は、従来より提案されている種々の構成を採用することができる。
図3は、本実施の形態に係る二重反転プロペラ推進器10の一例を示す側面断面図である。なお図3では、シール部材等の図示を省略している。
前側プロペラ11は、船体2から船尾方向に延設された(つまり船首側から延設された)駆動軸12の端部に接続されている。駆動軸12は、船体2に設けられた軸受13によって回転自在に支持されており、図示していない駆動源によって回転駆動される。この駆動軸12は、中空円筒形状をしており、内部には駆動軸22が挿入されている。駆動軸22の船尾側端部は駆動軸12から突出しており、この端部には後側プロペラ21が接続されている。駆動軸22は、駆動軸12の内周部に設けられた軸受23によって回転自在に支持されている。そして、駆動軸22は、図示していない駆動源によって、前側プロペラ11とは逆方向に回転駆動される。
また、本実施の形態に係る船舶1には、船舶1の推進性能を向上させるため、2つの舵(舵31及び舵32)を備えた二舵システムが採用されている。これら舵31及び舵32は、前側プロペラ11及び後側プロペラ21の後方に、これら前側プロペラ11及び後側プロペラ21の回転軸を挟むように配置されている。より詳しくは、舵31は、前側プロペラ11及び後側プロペラ21の後方であって、これら前側プロペラ11及び後側プロペラ21の回転軸よりも左舷側に配置されている。また、舵32は、前側プロペラ11及び後側プロペラ21の後方であって、これら前側プロペラ11及び後側プロペラ21の回転軸よりも右舷側に配置されている。
また、本実施の形態では、舵31と舵32の間隔Lが次式(1)に示す寸法となるように、舵31及び舵32を配置している。
L=0.7D…(1)
ここで、Dは、前側プロペラ11又は後側プロペラ21のうち、プロペラ直径が大きい方のプロペラのプロペラ直径を示す。
なお、本実施の形態では、前側プロペラ11のキャビテーションによる後側プロペラ21のエロージョンや振動を回避する目的等により、前側プロペラ11のプロペラ直径を後側プロペラ21のプロペラ直径よりも大きくしている。このため、本実施の形態では、式(1)のDとして、前側プロペラ11のプロペラ直径を採用している。
舵31及び舵32は、舵軸31a及び舵軸32aを介して船体2と接続されている。舵軸31a及び舵軸32aは図示しない駆動源と接続されており、駆動源によって舵軸31a及び舵軸32aを回転させることにより、舵31及び舵32の舵角を制御する。
続いて、このように構成された船舶1の推進性能について説明する。
発明者らは、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶の推進力のさらなる向上を鋭意検討した。そして、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶に一舵システム(前側プロペラ及び後側プロペラの回転軸の延長線上に1つの舵が設けられたもの)を採用した場合、1つのプロペラを有した一舵システムの船舶と比べて舵の抵抗が増加することが分かった。
図4は、1つのプロペラを有した一舵システムの船舶における舵抵抗と、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗と、の比較データである。この図4では、1つのプロペラを有した一舵システムの船舶を「通常プロペラ」と示し、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶を「二重反転プロペラ」と示している。そして、図4は、「二重反転プロペラ」の舵抵抗を基準(100%)として示している。なお、この図4に示す「二重反転プロペラ」の舵抵抗及び「通常プロペラ」の舵抵抗は、同じ船体形状(船長:330m、船幅:60m、喫水:19m)を用いてシミュレーションにより求めた値である。
上述のように、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶は、1つのプロペラを有した一舵システムの船舶に比べ、推進性能が向上することが知られている。しかしながら、舵抵抗に着目した場合、図4に示すように、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗は、1つのプロペラを有した一舵システムの船舶における舵抵抗よりも大きくなっている。より詳しくは、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗を100%とした場合、1つのプロペラを有した一舵システムの船舶における舵抵抗は約85%となっている。
そこで、本実施の形態では、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶に二舵システムを採用することにより、舵抵抗を抑制している。
図5は、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗と、二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶(本実施の形態に係る船舶1)における舵抵抗と、の比較データである。この図5では、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶を「一舵−二重反転プロペラ」と示し、二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶(本実施の形態に係る船舶1)を「二舵−二重反転プロペラ」と示している。そして、図5は、「一舵−二重反転プロペラ」の舵抵抗を基準(100%)として示している。なお、この図5に示す「一舵−二重反転プロペラ」の舵抵抗及び「二舵−二重反転プロペラ」の舵抵抗は、図4と同様に、同じ船体形状(船長:330m、船幅:60m、喫水:19m)を用いてシミュレーションにより求めた値である。また、図5に示す「二舵−二重反転プロペラ」の舵抵抗は、2つの舵(舵31及び舵32)の抵抗の和を示している。
図5に示すように、二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶(本実施の形態に係る船舶1)における舵抵抗は、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗よりも小さくなっている。より詳しくは、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗を100%とした場合、二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶(本実施の形態に係る船舶1)における舵抵抗は約88%となっている。つまり、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶に二舵システムを採用することにより(より詳しくは、さらに、舵31と舵32との間隔Lを式(1)に示す寸法とすることにより)、舵抵抗を約12%抑制することができる。換言すると、本実施の形態に係る船舶1(二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶)は、舵31及び舵32を船側方向へずらすことにより、舵31及び舵32を流れの速いプロペラ後流から遠ざけることができる。
以上、二重反転プロペラ推進器を搭載して二舵システムを採用した本実施の形態に係る船舶1は、二重反転プロペラ推進器10自体による船舶1の推進性能の向上に加え、舵31及び舵32で発生する抵抗(舵抵抗)を低減させることによって船舶1の推進性能をさらに向上させることができる。
また、本実施の形態に係る船舶1は、二舵システムを採用しているため、アパーチャー部3に占める舵31及び舵32の船長方向寸法が小さくなる。このため、本実施の形態に係る船舶1は、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶に比べ、積荷量を増加できる効果や船体1の肥大化を抑制できる効果を得ることもできる。
なお、本実施の形態では、舵31と舵32の間隔Lが式(1)に示す寸法となるように舵31及び舵32を配置したが、舵31と舵32の間隔Lは式(1)に限定されるものではない。舵31と舵32の間隔Lを式(1)に示す以外の寸法にしても、二重反転プロペラ推進器を搭載した船舶の舵抵抗を抑制することができる。
図6は、本実施の形態に係る船舶における舵間隔と舵抵抗との関係を示す特性図である。この図6は、横軸に舵31と舵32の間隔Lを示し、縦軸に舵31及び舵32にかかる抵抗(舵抵抗)を示している。また、図6では、図5で示した二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶における舵抵抗を100%として、舵31及び舵32にかかる抵抗(舵抵抗)を示している。なお、図6に示した舵31と舵32の間隔Lは、プロペラ直径Dによって無次元化されたものであり、船体形状に関わらず概ね同様の値となる。
図6に示すように、舵31と舵32の間隔LがL=0.48Dとなったとき、本実施の形態に係る船舶1(二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶)の舵抵抗が、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶の舵抵抗と同じになっていることがわかる。そして、舵31と舵32の間隔LがL>0.48Dとなったとき、本実施の形態に係る船舶1(二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶)の舵抵抗が、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶の舵抵抗よりも小さくなっていることがわかる。
つまり、舵31と舵32の間隔LをL≧0.48Dとすることにより、本実施の形態に係る船舶1(二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶)の舵抵抗を、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶の舵抵抗以下とすることができる。換言すると、舵31と舵32の間隔LをL≧0.48Dとすることにより、本実施の形態に係る船舶1(二重反転プロペラ推進器を搭載した二舵システムの船舶)の推進性能を、二重反転プロペラ推進器を搭載した一舵システムの船舶の推進性能よりも向上させることができる。
1 船舶、2 船体、3 アパーチャー部、10 二重反転プロペラ推進器、11 前側プロペラ、12 駆動軸、13 軸受、21 後側プロペラ、22 駆動軸、23 軸受、31 舵、31a 舵軸、32 舵、32a 舵軸。

Claims (1)

  1. 船首方向から延設された第1駆動軸に接続された前側プロペラ、及び船首方向から延設された第2駆動軸に接続された後側プロペラを有し、前記前側プロペラ及び前記後側プロペラを同一回転軸上に配置し、前記前側プロペラ及び前記後側プロペラを反対方向に回転駆動させる船舶において、
    前記前側プロペラ及び前記後側プロペラの後方に、前記前側プロペラ及び前記後側プロペラの回転軸を挟んで一対の舵が設けられており、
    前記前側プロペラ又は前記後側プロペラのうち、プロペラ直径が大きい方のプロペラのプロペラ直径をDとすると、
    一対の前記舵の間隔Lは、
    0.48D≦L≦0.7D
    となっていることを特徴とする船舶。
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