JP2012035717A - ヒーティングシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】乗員を暖めるとともに、乗員を精度よく検出する。
【解決手段】シートヒータ20を、フィルム状のヒータ電極21,22と、フィルム状のセンサ電極25とで構成する。そして、センサ電極25を用いた乗員の検出の際には、ヒータ電極21,22をヒータユニット32から切り離し、車両からほぼ絶縁された状態とする。これにより、ヒータ電極21,22の影響を受けることなく、シートに着座した乗員の検出を行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヒーティングシステムに関し、更に詳しくは、乗員を暖めるためのヒーティングシステムに関する。
シートベルトやエアバッグシステムなどに代表される乗員拘束システムは、装置の小型化、低コスト化が推進され、現在では、ほとんどの車種に、標準的に搭載されるに至っている。この種の乗員拘束システムは、例えば、乗員にシートベルトの着用を促したり、乗員の有無に応じてエアバッグを制御するために、シートに着座した乗員を精度よく検出する必要がある。
一方、寒冷地で使用される車両のシートには、乗員を暖めるための発熱体が装備されることがある。車両のシートは、座面がウレタンフォーム等の熱伝導率が低い素材によって構成されるのが一般的である。このため、効率的に乗員を暖めようとすると、上述の発熱体を、シートの表面近くに配置することが必要になる。
そこで、フィルム状の発熱体とフィルム状のセンサとが張り合わされることにより形成された、2重構造のユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特表2004−504082号公報
しかしながら、シートに、センサ電極とともに乗員を暖めるためのヒータを配置すると、センサ電極とヒータとが電気的に結合し、センサ電極とヒータとの間の静電容量が、検出対象としての乗員とセンサ電極との間の静電容量よりも、著しく大きくなってしまうことがある。この場合には、乗員の着座の有無によって変化す静電容量の変化分が、センサ電極とグランド間の静電容量に比べて著しく小さくなるため、シートに着座する乗員の検出精度が低下することが考えられる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、乗員の検出精度を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のヒーティングシステムは、
車両のシートに着座する乗員を暖めるためのヒーティングシステムであって、
前記シートに配置される発熱体と、
前記発熱体に接続されるヒータ電極と、
前記発熱体に電力を供給する供給手段と、
前記供給手段と前記ヒータ電極とを間欠的に接続する接続手段と、
前記供給手段と前記ヒータ電極とが接続されていないときに、前記センサ電極と前記車両との間のインピーダンスを算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出される前記インピーダンスに基づいて、前記シートに着座する前記乗員を検出する検出手段と、
を備える。
前記ヒータ電極と、前記発熱体又は前記ヒータ電極とが重なっていることとしてもよい。
前記算出手段は、前記センサ電極と前記車両との間に印加される交流電圧と、前記インピーダンスの変化に呼応して、前記センサ電極へ入力される電流又は電圧とから、前記センサ電極と前記車両との間の静電容量を、インピーダンス相関値として算出することとしてもよい。
また、前記算出手段は、前記交流電圧に対する前記電流の直交成分を、前記インピーダンス相関値としての前記静電容量として算出することとしてもよい。
また、前記算出手段は、前記交流電圧に対する前記電流の同相成分を算出し、
前記検出手段は、前記同相成分と前記直交成分との関係から規定される閾値と、前記静電容量との比較結果から、前記シートに着座する前記乗員を検出することとしてもよい。
ヒーティングシステムは、前記発熱体近傍の前記シートの温度を検出する温度検出センサを備え、
前記検出手段は、前記温度検出センサによって検出された前記シートの温度、及び前記閾値と前記静電容量との比較結果に基づいて、前記乗員を検出することとしてもよい。
前記接続手段は、前記ヒータ電極を、前記供給手段と、前記ヒータ電極に電圧を印加する電源とに交互に接続することとしてもよい。
前記電源は、前記センサ電極に印加される電圧と同相の電圧を印加することとしてもよい。
前記電源は、前記センサ電極に印加される電圧と、位相が異なる電圧を印加することとしてもよい。
本発明によれば、乗員の検出が行われる際に、乗員を暖めるためのヒータ電極を電源から切り離すことができる。このため、ヒータ電極及び発熱体をグランドから絶縁することができ、結果的にヒータ電極等の影響を受けることなく、乗員を精度よく検出することができる。
第1の実施形態に係るヒーティングシステムのブロック図である。 シートヒータの展開斜視図である。 シートヒータの断面を示す図である。 車両のシートを、当該シートに着座する乗員とともに示す図である。 シートに乗員が着座していないときに形成される電気回路を模式的に示す図である。 図5における電気回路の等価回路を示す図である。 シートに乗員が着座しているときに形成される電気回路を模式的に示す図である。 図7における電気回路の等価回路を示す図である。 図8における電気回路の等価回路を示す図である。 直交成分と同相成分との関係を示す図である。 第2の実施形態に係るヒーティングシステムのブロック図である。 図11における電気回路の等価回路を示す図である。 変形例に係るシートヒータの平面図である。 変形例に係るシートヒータの断面図である。
《第1の実施形態》
以下、本発明の第1の実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係るヒーティングシステム10の概略的な構成を示す図である。ヒーティングシステム10は、例えば車両のシートに着座する乗員を暖めるためのシステムである。このヒーティングシステム10は、図1に示されるように、シートヒータ20、ヒータユニット32、検出ユニット33、及びスイッチSW1を有している。
図2は、シートヒータ20の展開斜視図である。図2に示されるように、シートヒータ20は、センサ電極25と、2つのヒータ電極21,22と、ヒータ電極21とヒータ電極22とにわたって形成された発熱体23,24と、上記各部を被覆する絶縁シート26,27,28とを有している。
絶縁シート26,27,28は、例えばPET(ポリエチレンテフタレート)を素材とするシートや、マイラーフィルム等である。また、絶縁シート26,27,28として、ポリイミド、ポリ塩化ビニル、或いはシリコンゴム等の柔軟性のある素材からなるシートを用いることもできる。これらの絶縁シート26,27,28は、長手方向をY軸方向とする長方形状に整形されている。
ヒータ電極21は、絶縁シート26の上面に形成されている。図2に示されるように、このヒータ電極21は、銀ペースト或いは銅を素材とし、U字状にパターニングされている。そして、ヒータ電極21の−X側には、スイッチSW1と接続される接続部21aが形成されている。
ヒータ電極21と同様に、ヒータ電極22はU字状に整形され、−X側にスイッチSW1と接続される接続部22aが形成されている。このヒータ電極22の+Y側のパターンは、ヒータ電極21によって囲まれた状態になっている。
これらのヒータ電極21,22は、絶縁シート26の上面に銅箔を接着した後に、この銅箔をエッチングしてパターニングすることによって、絶縁シート26の上面に形成することができる。
発熱体23,24それぞれは、長手方向をX軸方向とする長方形状に整形され、Y軸方向に相互に隣接して形成されている。図3に示されるように発熱体23,24それぞれは、ヒータ電極21の上面からヒータ電極22の上面にわたって形成されている。
これらの発熱体23,24は、ヒータ電極21,22が形成された絶縁シート26の上面に、ヒータ電極21からヒータ電極22にわたって温感抵抗ペースト或いはカーボンペーストを塗布し硬化させることで、絶縁シート26の上面に形成することができる。
センサ電極25は、絶縁シート27の上面を蛇行するように形成されている。センサ電極25も、ヒータ電極21,22と同様に、銅を素材とする。このセンサ電極25は、例えば絶縁シート27の上面に銅箔を接着した後に、この銅箔をエッチングしてパターニングすることによって、形成することができる。
図2を参照するとわかるように、シートヒータ20を構成する絶縁シート26〜28は、ヒータ電極21,22が形成された絶縁シート26の上面に、センサ電極25が形成された絶縁シート27を接着し、絶縁シート27の上面に絶縁シート28を接着することで一体化される。
図3は、シートヒータ20のZY断面を示す図である。図3に示されるように、ヒータ電極21,22及び発熱体23,24と、センサ電極25とは、絶縁シート27によって絶縁される。また、ヒータ電極21,22及び発熱体23,24は、絶縁シート26によって被覆され、センサ電極25は、絶縁シート28によって被覆された状態となっている。
図4は、車両100のシート101を、当該シート101に着座する乗員120とともに示す図である。図4に示されるように、上述のように構成されたシートヒータ20は、シート101の座面101aを構成するシートカバーの直下に配置される。
図1に戻り、ヒータユニット32は、スイッチSW1を介して、ヒータ電極21,22に接続されている。このヒータユニット32は、車両100に搭載された不図示のバッテリからの電気エネルギーを、ヒータ電極21,22を介して発熱体23,24に供給する。これにより、発熱体23,24に電流が流れ、発熱体23,24が発熱する。
スイッチSW1は、間欠的にヒータユニット32とヒータ電極21,22とを切り離す。ヒータユニット32とヒータ電極21,22とが切り離されたときには、ヒータ電極21,22及び発熱体23,24は、車両100から絶縁された状態となる。
検出ユニット33は、ヒータ電極21の電位を監視して、スイッチSW1によってヒータユニット32とヒータ電極21,22とが切り離されたときに、センサ電極25と車両100との間の静電容量を計測し、計測した結果に基づいて、シート101に乗員120が着座しているか否かを判断する。そして、判断した結果を例えば外部装置へ出力する。
図5は、シート101に乗員120が着座していないときに形成される電気回路を模式的に示す図である。シート101に乗員が着座していないときに形成される電気回路では、図5に示されるように、センサ電極25は、コンデンサC4,C6を介してヒータ電極21,22に接続され、コンデンサC5を介して発熱体23,24に接続される。
ヒータ電極21,22は、コンデンサC1,C3を介して車両100に接続される。また、発熱体23,24は、コンデンサC2を介して、車両100に接続される。
図6は、図5に示される回路の等価回路である。図5に示される回路は、図6に示される等価回路に置き換えて考えることができる。図6の等価回路を構成する抵抗Raは、ヒータ電極21とヒータ電極22との間の抵抗等を示す。そして、抵抗Rbは、センサ電極25の抵抗を示す。また、コンデンサCa,Cbは、コンデンサC1,C2,C3が合成されたものである。また、コンデンサCc,Cdは、コンデンサC4,C5,C6が合成されたものである。
図6の等価回路を参照するとわかるように、センサ電極25と車両100との間の合成静電容量CT1は、コンデンサCa,Cb,Cc,Cdによって決定される。
図7は、シート101に乗員120が着座しているときに形成される電気回路を模式的に示す図である。図7と図5を比較するとわかるように、シート101に乗員120が着座すると、乗員120が介在する新たな回路が形成される。この新たに形成された回路は、センサ電極25と乗員120との間の静電容量を表すコンデンサC7と、乗員120と車両100との間の静電容量を表すコンデンサC8とを含んで構成される。
図7に示される回路は、図8に示される等価回路に置き換えることができる。図8の等価回路は、図6の等価回路に、コンデンサCe,Cf,C8、及び抵抗Rcを付加した回路である。なお、コンデンサCe,Cfは、コンデンサC7の容量の約半分の容量をもつコンデンサである。また、コンデンサC8は、上述の通り、乗員120と車両100との間の静電容量を表すコンデンサである。また、抵抗Rcは、乗員120と車両100との間の抵抗を表す。
図8の等価回路を参照するとわかるように、シート101に乗員120が着座しているときの、センサ電極25と車両100との合成静電容量CT2は、次式(1)から算出される。
T2=CT1+C8・(Ce+Cf)/(Ce+Cf+C8) …(1)
上記式(1)からわかるように、シート101に乗員120が着座すると、センサ電極25と車両100との間の合成静電容量の値が、コンデンサ、Ce,Cf,C8に起因する静電容量の分だけ増加する。検出ユニット33は、上述のように変化する合成静電容量を検出し、検出した結果に基づいて、シート101に乗員120が着座しているか否かを判断する。以下、検出ユニット33の具体的な構成について説明する。
図8に示されるように、検出ユニット33は、交流電源33a、直交復調器33b、及び検出器33cを有している。
交流電源33aは、車両100に搭載された不図示のバッテリの電圧を、100kHz程度の交流電圧に変換し、センサ電極25と車両100のボディの間に印加する。
直交復調器33bは、センサ電極25と車両100との間の交流電圧Vと、センサ電極25に供給される電流iとをモニタする。そして、交流電圧Vに対する電流iの同相成分Iと、交流電圧Vに対する電流iの直交成分Qに関する情報を、検出器33cに出力する。
検出器33cは、同相成分Iの値と直交成分Qの値とに基づいて、シート101に乗員120が着座しているか否かを判断する。そして、判断した結果を例えば外部装置等へ出力する。
図6及び図8に示される電気回路は、図9に示される回路として考えることができる。この場合、センサ電極25と車両100との間の合成抵抗R及び合成静電容量Cそれぞれは、次式(2)及び次式(3)で示される。次式(2)によれば、合成静電容量Cは電流iの直交成分Qと等価であることがわかる。
=Q …(2)
=1/I …(3)
そこで、検出器33cは、例えば、直交成分Qの値と所定の閾値とを比較する。そして、直交成分Qが閾値以上である場合には、シート101に乗員120が着座していると判断する。一方、直交成分Qが所定の閾値より小さい場合には、シート101に乗員120が着座していないと判断する。
また、本実施形態では、シート101の座面101aが濡れていたり、シート101を構成する素材が湿り気を帯びている場合には、センサ電極25と車両100との間の静電容量が増加することを考慮して、上述の閾値を決定する。この閾値の決定には、図10に示されるIQ特性を示す直線を用いる。
図10の領域AR1は、シート101に乗員120が着座しているときの直交成分Qと同相成分Iとによって規定される点が存在する領域を示している。また、領域AR2は、シート101に乗員120が着座していないときの直交成分Qと同相成分Iとによって規定される点が存在する領域を示している。検出器33cは、閾値を、領域AR1と領域AR2とを区分する曲線Lに基づいて決定する。例えば、検出器33cは、同相成分Iの値がaである場合は、閾値をbと決定する。
そして、検出器33cは、直交成分Qの値が閾値bより大きい場合に、シート101に乗員120が着座していると判断する。一方、直交成分Qの値が閾値bより小さい場合は、検出器33cは、シート101に乗員120が着座していないと判断する。そして、検出器33cは、上述の判断の結果に関する情報を例えば外部装置へ出力する。
外部装置は、判断の結果を、例えばシートベルトの着用を警告したり、エアバッグを展開する際の制御等に用いることができる。
以上説明したように、本実施形態に係るシートヒータ20は、フィルム状のヒータ電極21,22と、フィルム状のセンサ電極25を有している。そして、センサ電極25を用いた乗員120の検出の際には、ヒータ電極21,22がヒータユニット32から切り離され、車両100からほぼ絶縁された状態となる。このため、乗員120の検出を行う際に、検出ユニット33は、ヒータ電極21,22の影響を受けることなく、乗員120の検出を行うことが可能となる。以下、具体的に説明する。
図3に示されるように、センサ電極25とヒータ電極21,22とは、絶縁シート27の厚み分しか離間していないため、例えば図6或いは図8に示されるコンデンサCc,Cdの静電容量は大きくなる。本実施形態では、乗員120の検出の際にはヒータ電極21,22が、ヒータユニット32から切り離される。このため、例えば図8に示されるコンデンサCa,Cbの静電容量は、コンデンサCc,Cdの静電容量に比べて比較的小さくなる。このため、乗員120がシート101に着座していないときの、センサ電極25と車両100との間の静電容量CT1も、比較的小さな値となる。このため、式(1)を参照するとわかるように、シート101に乗員120が着座しているときの静電容量CT2と、シート101に乗員120が着座していないときの静電容量CT1との差分(=C8・(Ce+Cf)/(Ce+Cf+C8))が、静電容量CT1に比べて大きくなる。これにより、検出ユニット33は、ヒータ電極21,22の影響をほとんど受けることなく、乗員120の検出を行うことが可能となる。
なお、ヒータ電極21,22がヒータユニット32に接続されている場合には、ヒータ電極21,22が、ヒータユニット32を介して車両100にアースされることが考えられる。この場合は、ヒータ電極21,22と車両100、或いはヒータ電極21とセンサ電極25との間の静電容量が大きくなる。この場合においても、ヒータ電極21,22と乗員120との間の静電容量や、ヒータ電極21,22とセンサ電極25との間の静電容量等を考慮することで、シート101に着座する乗員120を検出することができる。
なお、本実施形態では、検出ユニット33は、ヒータ電極22の電位を監視することによって、ヒータユニット32とヒータ電極21,22とが切り離されているか否かを判断した。これに限らず、検出ユニット33は、スイッチSW1の状態を監視することによって、ヒータユニット32とヒータ電極21,22とが切り離されているか否かを判断することとしてもよい。
また、本実施形態では、検出ユニット33は、ヒータ電極21の電位を監視して、ヒータユニット32とヒータ電極21,22とが切り離されているか否かを判断した。これに限らず、検出ユニット33が乗員120の検出を行う際に、スイッチSW1を駆動して、ヒータユニット32とヒータ電極21,22とを切り離すこととしてもよい。
また、本実施形態では、直交復調器33bから出力される同相成分Iの値に基づいて、シート101に乗員120が着座しているか否かを判断するための閾値が決定され、この閾値に基づいて、上記判断が行われる。したがって、乗員120を精度良く検出することができる。
また、本実施形態では、シートヒータ20が、2系統のヒータ電極21,22を有している場合について説明した。これに限らず、シートヒータ20は、3系統以上のヒータ電極を有していてもよい。
また、本実施形態では、スイッチSW1によって、ヒータ電極21と、ヒータ電極22の双方を、ヒータユニット32から切り離すこととした。これに限らず、ヒータ電極21及びヒータ電極22のうちのいずれか一方のみを切り離すこととしてもよい。また、シートヒータ20が、3系統以上のヒータ電極を有している場合には、一部のヒータ電極のみを、ヒータユニット32から切り離すこととしてもよい。
また、乗員120の検出の際には、約0.1秒程度、ヒータ電極21,22を、ヒータユニット32から切り離せばよい。このため、乗員120を暖める機能が害されることはない。
《第2の実施形態》
次に本発明の第2の実施形態に係るヒーティングシステムについて説明する。本実施形態に係るヒーティングシステム10Aは、乗員120の検出を試みる際に、センサ電極25及びヒータ電極21,22の双方に交流電圧を印加する点で、第1の実施形態と異なる。
図11は、本実施形態に係るヒーティングシステム10Aのブロック図である。図11に示されるように、ヒーティングシステム10Aは、スイッチSW2と、検出ユニット33Aを有している。
スイッチSW2は、シートヒータ20のヒータ電極21,22それぞれを、ヒータユニット32と検出ユニット33Aに交互に接続する。
ヒーティングシステム10Aを構成する検出ユニット33Aは、交流電源34A,34B、直交復調器33b、及び検出器33cを有している。
交流電源34Aは、振幅vの交流電圧V1をセンサ電極25の両端へ印加する。また、交流電源34Bは、スイッチSW2によって、ヒータ電極21,22が、検出ユニット33Aに接続されたときに、周期が交流電圧V1と180度異なり、振幅vの交流電圧V2を、ヒータ電極21,22へ印加する。
例えば図12は、スイッチSW2によって、ヒータ電極21,22が、検出ユニット33Aに接続されたときに形成される回路の等価回路である。本実施形態では、交流電源34A,34Bによって印加される交流電圧の位相が180度異なっている。このため、図12におけるコンデンサCcの両端の点P1と点P2との間の電位差と、コンデンサCdの両端の点P3と点P4との間の電位差が最大2vとなる。
このため、交流電源34Aから、センサ電極25に供給される電流i1の値が大きくなる。したがって、直交復調器33bから出力される、交流電圧V1に対する電流i1の同相成分Iと、直交成分Qの値が相対的に大きくなる。
また、コンデンサCcとコンデンサCdとの間の電位差が大きくなるので、センサ電極25と車両100との間の静電容量の電流うち、コンデンサCc,Cdに起因する電流成分が支配的になる。この場合、直交成分Qの変化を検出することでコンデンサCc,Cdの静電容量の変化を検出することが可能となる。
例えば、上述したセンサ電極25とヒータ電極21,22の間に介在する絶縁シート27は、シート101に着座する乗員の体重に応じて圧縮変形する。したがって、直交成分Qの変化を検出することで、乗員120の体重など、シート101に載置される物体の質量等を検出することが可能となる。この場合、絶縁シート27として、弾性変形が容易な材質を用いることで、乗員120の体重などの検出精度を向上させることができる。
また、本実施形態では、交流電源34A,34Bによって印加される交流電圧V1,V2それぞれの位相は相互に180度ずれている。これに限らず、交流電源34A,34Bによって印加される交流電圧V1,V2の位相、振幅が等しい場合にも、検出ユニット33は、シート101に着座する乗員120を検出することができる。
この場合には、センサ電極25の電位とヒータ電極21,22の電位とが等しくなる。つまり、図12における点P1〜点P4の電位が等しくなる。このときは、コンデンサCc,Cdの両端に電位差が生じないため、センサ電極25を用いて乗員120の検出を行う際には、ヒータ電極21,22の存在を考慮する必要がなくなる。つまり、検出ユニット33は、ヒータ電極21,22の影響を受けることなく、乗員120の検出を行うことが可能となる。
また、この場合には、コンデンサCa,Cbで示される、ヒータ電極21,22と車両100との間の静電容量が、センサ電極25を介して検出されることがなくなる。すなわち、ヒータ電極21,22と車両100との間の静電容量が、ヒータ電極21,22によってシールドされた状態となる。このため、検出ユニット33は、コンデンサCe,Cfによって示される、センサ電極25と乗員120との間の静電容量と、コンデンサC8によって示される、乗員120と車両100との間の静電容量のみを検出することになる。したがって、検出ユニット33は、精度よく乗員120の検出を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態では、交流電源34A,34Bによって印加される交流電圧V1,V2の位相を変化させることで、センサ電極25による乗員120の検出感度を調整することが可能となる。また、ヒータ電極21,22の影響を受けることなく、乗員120を精度よく検出することが可能となる。
なお、本実施形態では、交流電源34Aとセンサ電極25との間の電流i1に基づいて、乗員120の検出を行った。これに限らず、例えば、交流電源34Bとヒータ電極21,22との間の電流i2を検出することで、同様に、コンデンサCa,Cbで示されるヒータ電極21,22と車両100との間の静電容量を検出することもできる。
この静電容量は、例えば乗員120が着座することでシート101が変形し、ヒータ電極21,22と車両100の距離や、ヒータ電極21,22と車両100に設けられた部品との距離などが縮まることに起因して増加する。このため、ヒータ電極21,22と車両100との間の静電容量の変化を検出することで、シート101に着座した乗員120の体重などを検出することができる。この場合には、センサ電極25がヒータ電極21,22に対するシールドとして作用する。したがって、乗員120とセンサ電極25との間の静電容量の影響を受けることなく、ヒータ電極21,22を介して、シート101に着座した乗員120の体重などを検出することができる。
以上のように電流i2を検出することによって、センサ電極25を介して、シート101に着座する乗員120や、シート101に載置された物体の空間的な大きさを検出するとともに、ヒータ電極21,22を介して、シート101に着座する乗員120や、シート101に載置された物体の重量を検出することが可能となる。
また、ヒータ電極21,22をシールドとして用いる場合は、ヒータ電極21,22は、センサ電極25と同等以上の面積を有し、双方の電極が重なっていることが望ましい。また、センサ電極25をシールドとして用いる場合は、センサ電極25が、ヒータ電極21,22と同等以上の面積を有し、双方の電極が重なっていることが望ましい。この場合、双方の電極の形状が等しいときが最もシールド効率が高い状態となる。
また、ヒータ電極21,22のいずれか一方のみを、シールドとして用いてもよい。また、シートヒータ20が、3系統以上のヒータ電極を有している場合には、一部のヒータ電極をシールドとして用いることとしてもよい。
また、本実施形態では、交流電源34Aによって印加される電圧の位相と、交流電源34Bによって印加される電圧の位相との差(位相差)が180度である場合について説明したが、双方の電圧の位相差は、必ずしも180度でなくともよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態によって限定されるものではない。例えば、本実施形態では、図3及び図4を参照するとわかるように、センサ電極25が乗員120に近い位置に配置され、ヒータ電極21,22が乗員120から遠い位置に配置されている。これに限らず、ヒータ電極21,22が、乗員120に近い位置に配置され、センサ電極25が乗員120から遠い位置に配置されていてもよい。この場合には、乗員120を効率よく暖めることが可能となる。
また、直交復調器33b及び検出器33cは、交流電源34A,34Bのいずれに接続されていてもよい。さらに、直交復調器33b及び検出器33cを、交流電源34A,34B双方に接続して、交流電源34A,34Bそれぞれの出力電圧の値や、位相を切り替えて、同相成分I及び直交成分Qの値を計測することとしてもよい。
また、上記実施形態では、シートヒータ20のヒータ電極21,22とセンサ電極25とが、別々の絶縁シートに形成されている場合について説明した。これに限らず、ヒータ電極21,22とセンサ電極25とは、同一の絶縁シート上に形成されていてもよい。これにより、シートヒータ20の構造を簡素化することができる。
図13は、変形例に係るシートヒータ20Aの平面図である。図13に示されるように、シートヒータ20Aでは、ヒータ電極21,22、発熱体23,24、及びセンサ電極25が、張り合わされた絶縁シート26,28の間に形成されている。
センサ電極25は、長手方向をX軸方向とする長方形状に整形されたセンサ部25aが、ヒータ電極21,22、及び発熱体23,24の両側に位置するようにパターニングされている。
ヒータ電極21,22、発熱体23,24、及びセンサ電極25を、上面側(+Z側)と下面側(−Z側)から被覆する絶縁シート26,28を、図13に示される点線L1,L2に沿って折り曲げることで、シートヒータ20を、図14に示されるように、整形することができる。図14に示されるシートヒータ20では、上面側にヒータ電極21,22と発熱体23,24が配置され、下面側に、センサ電極25のセンサ部25aが配置されている。
本変形例に係るヒータ電極21,22、発熱体23,24、及びセンサ電極25からなるシートヒータ20Aも、上記第1の実施形態及び第2の実施形態に係るシートヒータとして用いることができる。このシートヒータ20Aでは、ヒータ電極21,22、発熱体23,24、及びセンサ電極25を一体的に形成することができるので、製造コストを低減することができる。
また、図14に示されるように、ヒータ電極21,22、及び発熱体23,24と、センサ電極25との間にスペーサ29を配置することとしてもよい。これによれば、スペーサ29の厚みを調整することで、ヒータ電極21,22とセンサ電極25の間の静電容量の調整等が容易になる。
また、シートヒータ20Aを、センサ電極25が上面側に位置し、ヒータ電極21,22が下面側に位置するように配置して、用いることとしてもよい。
また、上記実施形態では、検出ユニット33による判断の結果に関する情報が、外部装置に出力されることとした。これに限らず、検出ユニット33による判断の結果に関する情報を、ヒータユニット32に出力してもよい。これにより、ヒータユニット32は、例えば、シート101に乗員120が着座していない場合には、ヒータ電極21,22への通電を停止することができる。これにより、無駄な電力の消費を抑えることができる。
また、ヒータユニット32は、検出ユニット33から、同相成分Iに関する情報を取得し、同相成分Iが閾値を超えている場合には、シート101が湿り気を帯びていると判断して、ヒータ電極21,22の通電を継続することとしてもよい。これによれば、シート101の乾燥を促進することができ、シート101に着座する乗員120の検出精度を向上させることができる。
また、シート101の温度を検出するための測温抵抗体PTを、絶縁シート26或いは絶縁シート27の上面に形成してもよい。これにより、検出ユニット33は、測温抵抗体PTの抵抗値から、シート101の温度を検出し、検出した温度を考慮して、シート101に乗員120が着座しているか否かを判断するための閾値を補正することができる。
また、ヒータ電極21,22を介して計測した発熱体23,24の抵抗値から、シート101の温度を検出し、検出した温度を考慮して、シート101に乗員120が着座しているか否かを判断するための閾値を補正することとしてもよい。
また、上記実施形態に係る検出ユニットは、ハードウエアによって構成されていてもよいし、CPU(Central Processing Unit)、主記憶部、及び補助記憶部から構成されるコンピュータや、マイクロコンピュータであってもよい。
また、上記実施形態では、シートヒータ20が、車両100のシート101に装着されている場合について説明した。これに限らず、シートヒータ20は、車両100のシート101以外に装着することとして用いてもよい。
なお、本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
本発明のヒーティングシステムは、乗員を暖めること、及び乗員を検出することに適している。
10,10A ヒーティングシステム
20,20A シートヒータ
21,22 ヒータ電極
21a,22a 接続部
23,24 発熱体
25 センサ電極
25a センサ部
26〜28 絶縁シート
29 スペーサ
32 ヒータユニット
33,33A 検出ユニット
33a 交流電源
33b 直交復調器
33c 検出器
34A 交流電源
34B 交流電源
100 車両
101 シート
101a 座面
120 乗員
AR1,AR2 領域
C1〜C8,Ca〜Cf コンデンサ
L 曲線
P1〜P4 点
PT 測温抵抗体
Ra〜Rc 抵抗
SW1,SW2 スイッチ

Claims (9)

  1. 車両のシートに着座する乗員を暖めるためのヒーティングシステムであって、
    前記シートに配置される発熱体と、
    前記発熱体に接続されるヒータ電極と、
    前記発熱体に電力を供給する供給手段と、
    前記供給手段と前記ヒータ電極とを間欠的に接続する接続手段と、
    前記供給手段と前記ヒータ電極とが接続されていないときに、前記センサ電極と前記車両との間のインピーダンスを算出する算出手段と、
    前記算出手段によって算出される前記インピーダンスに基づいて、前記シートに着座する前記乗員を検出する検出手段と、
    を備えるヒーティングシステム。
  2. 前記ヒータ電極と、前記発熱体又は前記ヒータ電極とが重なっている請求項1に記載のヒーティングシステム。
  3. 前記算出手段は、前記センサ電極と前記車両との間に印加される交流電圧と、前記インピーダンスの変化に呼応して、前記センサ電極へ入力される電流又は電圧とから、前記センサ電極と前記車両との間の静電容量を、インピーダンス相関値として算出する請求項1又は2に記載のヒーティングシステム。
  4. 前記算出手段は、前記交流電圧に対する前記電流の直交成分を、前記インピーダンス相関値としての前記静電容量として算出する請求項3に記載のヒーティングシステム。
  5. 前記算出手段は、前記交流電圧に対する前記電流の同相成分を算出し、
    前記検出手段は、前記同相成分と前記直交成分との関係から規定される閾値と、前記静電容量との比較結果から、前記シートに着座する前記乗員を検出する請求項4に記載のヒーティングシステム。
  6. 前記発熱体近傍の前記シートの温度を検出する温度検出センサを備え、
    前記検出手段は、前記温度検出センサによって検出された前記シートの温度、及び前記閾値と前記静電容量との比較結果に基づいて、前記乗員を検出する請求項1乃至5のいずれか一項に記載のヒーティングシステム。
  7. 前記接続手段は、前記ヒータ電極を、前記供給手段と、前記ヒータ電極に電圧を印加する電源とに交互に接続する請求項1乃至6のいずれか一項に記載のヒーティングシステム。
  8. 前記電源は、前記センサ電極に印加される電圧と同相の電圧を印加する請求項7に記載のヒーティングシステム。
  9. 前記電源は、前記センサ電極に印加される電圧と、位相が異なる電圧を印加する請求項7に記載のヒーティングシステム。
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