JP2012032701A - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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修一 寺田
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Abstract

【課題】撮像装置の起動時間の短縮及び撮影時のレンズ鏡筒のズーム駆動音の静音化を実現することができる仕組みを提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒は、カム筒5と、カム筒5にギア列7b,8bを介してモータ7a,8aの駆動力を伝達することでカム筒5を回転させる複数組の駆動部7,8と、カム筒5にカム係合して、カム筒5の回転により収納位置とテレ位置との間を光軸方向に移動するレンズホルダ3とを備える。複数組の駆動部7,8は、ギア列7b,8bの減速比が異なっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、デジタルカメラ等の撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒、及び該レンズ鏡筒を備える撮像装置に関する。
従来のレンズ鏡筒として、1つのモータでギア列を介してカム筒を回転させることで、カム筒にカム係合するレンズ保持枠を光軸方向に移動させて、レンズ保持枠に保持されたレンズを収納位置から撮影位置まで移動させる技術が開示されている(特許文献1)。
また、第1のモータで駆動される送りねじ機構によりカム筒を光軸方向に移動させて該カム筒にカム係合するレンズ保持枠に保持されたレンズを収納位置から広角位置に移動させる技術が提案されている(特許文献2)。この提案では、第2のモータでギア列を介してカム筒を回転させることで、レンズ保持枠に保持されたレンズを広角位置から望遠位置まで移動させる。
特開2000−194045公報 特開平08−313788公報
上記特許文献1では、レンズが収納位置から撮影位置まで移動する時間(起動時間)を短縮するためには、カム筒のカム溝のリフト角を大きくしてカム筒の回転角を小さくする必要がある。この場合、ギア列の減速比を大きくしてカム筒の回転駆動に必要なトルクを得る必要があるため、モータを高速で駆動しなければならず、撮影時にレンズを広角位置から望遠位置までズームする際のモータの駆動音が大きくなる。
一方、上記特許文献2では、レンズを収納位置から撮影領域まで繰り出すまでの時間は、カム筒を回転させる場合に比べて送りねじ機構のねじ軸を回転させる方が回転量が多くなるため、起動時間が長くなる。
そこで、本発明は、撮像装置の起動時間の短縮及び撮影時のレンズ鏡筒のズーム駆動音の静音化を実現することができる仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、カム筒と、レンズを保持し、前記カム筒にカム係合するレンズ保持部と、前記カム筒にギア列を介してモータの駆動力を伝達することで前記カム筒を回転させる駆動部と、を備え、前記カム筒の回転により前記レンズ保持部を収納位置とテレ位置との間で光軸方向に移動させるレンズ鏡筒であって、前記駆動部を複数組配置し、複数組の前記駆動部のギア列の減速比を異ならせた、ことを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置の起動時間の短縮及び撮影時のレンズ鏡筒のズーム駆動音の静音化を実現することができる。
本発明の実施形態の一例である撮像装置の概略斜視図である。 図1に示す撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒の収納位置での概略断面図である。 固定筒の外周側に第1の駆動部及び第2の駆動部が配置された状態を示す斜視図である。 レンズ鏡筒の収納位置でのカム筒と第1の駆動部及び第2の駆動部との噛合状態を示す斜視図である。 カム筒の内周部に形成されるカム溝と固定筒の内周部に形成されるカム溝との関係を示す図である。 レンズ鏡筒の遷移位置でのカム筒と第1の駆動部及び第2の駆動部との噛合状態を示す斜視図である。 レンズ鏡筒のワイド位置でのカム筒と第1の駆動部及び第2の駆動部との噛合状態を示す斜視図である。 レンズ鏡筒のテレ位置でのカム筒と第1の駆動部及び第2の駆動部との噛合状態を示す斜視図である。 レンズ鏡筒のワイド位置での要部断面図である。
以下、本発明の実施形態の一例を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態の一例である撮像装置の概略斜視図、図2は図1に示す撮像装置に搭載されるレンズ鏡筒の収納位置での概略断面図である。
本実施形態の撮像装置は、図1に示すように、装置本体1の正面側に、収納位置とテレ位置との間を光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式のレンズ鏡筒2が設けられている。
レンズ鏡筒2は、図2に示すように、1群レンズL1、2群レンズL2、及び3群レンズL3を備え、3群レンズL3を光軸方向に移動させることで焦点を調節する。また、1群レンズL1は、1群カムピン3aを有する1群レンズホルダ3に保持され、2群レンズL2は、2群カムピン4aを有する2群レンズホルダ4に保持されている。1群レンズホルダ3及び2群レンズホルダ4の外周側には、カム筒5、直進筒6及び固定筒9が配置されている。ここで、1群レンズホルダ3及び2群レンズホルダ4は、本発明のレンズ保持部の一例に相当する。
図3は固定筒9の外周側に第1の駆動部7及び第2の駆動部8が配置された状態を示す斜視図、図4はレンズ鏡筒2の収納位置でのカム筒5と第1の駆動部7及び第2の駆動部8との噛合状態を示す斜視図である。図5は、カム筒5の内周部に形成されるカム溝と固定筒9の内周部に形成されるカム溝との関係を示す図である。
図3に示すように、固定筒9の外周側には、カム筒5を回転駆動する第1の駆動部7及び第2の駆動部8が周方向に互いに略180°離間して設けられている。
カム筒5は、図4に示すように、外周部に第1の駆動部7の出力ギア7cに噛合するギア部5a、第2の駆動部8の出力ギア8cに噛合するギア部5b、及びカムピン5cが設けられている。ここで、ギア部5aは本発明の第1のギア部の一例に相当し、ギア部5bは本発明の第2のギア部の一例に相当する。
カム筒5の内周部には、図5に示すように、沈胴カム部5d1、遷移カム部5d2、及び撮影カム部5d3から構成される1群カム溝5dと、沈胴カム部5e1、遷移カム部5e2、及び撮影カム部5e3から構成される2群カム溝5eとが設けられている。カム筒5は、直進筒6に対して回転可能に嵌合されると共に、直進筒6を光軸方向に一体的に移動させる。
直進筒6の外周部には、図2に示すように、直進キー6aが設けられ、また、直進筒6の周壁には、光軸方向に延びる貫通した直進溝6bが周方向に互いに離間して3箇所設けられている。直進溝6bには、1群レンズホルダ3の1群カムピン3a及び2群レンズホルダ4の2群カムピン4aがそれぞれ光軸方向に移動可能に係合する。
固定筒9は、カム筒5の外周側に配置され、内周部には、図5に示すように、沈胴カム部9a1、遷移カム部9a2及び撮影カム部9a3から構成されるカム溝9aと、光軸方向に延びる直進溝9b(図2参照)とが周方向に互いに離間して3箇所設けられている。カム溝9aには、カム筒5のカムピン5cがカム係合し、直進溝9bには、直進筒6の直進キー6aが光軸方向に移動可能に係合する。
第1の駆動部7は、図4に示すように、モータ7a及びモータ7aの回転を減速するギア列7bを有し、ギア列7bの出力ギア7cがカム筒5のギア部5aに噛合する。また、第2の駆動部8は、モータ8a及びモータ8aの回転を減速するギア列8bを有し、ギア列8bの出力ギア8cがカム筒5のギア部5bに噛合する。
第1の駆動部7は、ギア列7bの減速比が第2の駆動部8のギア列8bの減速比に比べて大きく、得られる駆動トルクが大きい反面、カム筒5の回転速度を同じにするためには、モータ7aの回転数をモータ8aの回転数より大きくする必要がある。このため、第1の駆動部7のモータ駆動音は、第2の駆動部8より大きくなる。一方、第2の駆動部8は、ギア列8bの減速比が第1の駆動部7のギア列7bの減速比に比べて小さく、得られる駆動トルクは小さいが、カム筒5の回転速度を同じにするためのモータ8aの回転数はモータ7aより小さくてすむ。このため、第2の駆動部8のモータ駆動音は、第1の駆動部7より小さくなる。
次に、図4〜図6を参照して、レンズ鏡筒2の収納位置からワイド位置(広角位置)の手前の遷移位置までの動作について説明する。図6は、レンズ鏡筒2の遷移位置でのカム筒5と第1の駆動部7及び第2の駆動部8との噛合状態を示す斜視図である。
図4に示すように、レンズ鏡筒2の収納位置では、第1の駆動部7の出力ギア7cがカム筒5のギア部5aに噛合し、第2の駆動部8の出力ギア8cがカム筒5のギア部5bに噛合している。
この状態で、第1の駆動部7のモータ7aを駆動すると、ギア列7bの出力ギア7cかカム筒5のギア部5aに駆動力が伝達されてカム筒5が回転駆動される。ここで、不図示の制御手段は、モータ7aによるカム筒5の回転を第2の駆動部8が阻害しないように、出力ギア8cとギア部5bとのピッチ円での回転速度が略同一になるようにモータ7a,8aの駆動を制御する。
そして、カム筒5が回転すると、カム筒5のカムピン5cが固定筒9のカム溝9aのリフト(沈胴カム部9a1)に沿って移動して、カム筒が光軸方向に移動する。カム筒5の光軸方向の移動によって、直進筒6は、直進キー6aが固定筒9の直進溝9bにガイドされて回転が規制された状態でカム筒5と一体に光軸方向に移動する。
また、カム筒5が回転すると、カム筒5の内周側の1群カム溝5dにカム係合する1群レンズホルダ3の1群カムピン3aは、1群カム溝5dのリフト(沈胴カム部5d1)に沿って移動しつつ、直進筒6の直進溝6bにガイドされて光軸方向に移動する。これにより、1群レンズホルダ3に保持された1群レンズL1が光軸方向に移動する。
同様に、カム筒5が回転すると、カム筒5の内周側の2群カム溝5eにカム係合する2群レンズホルダ4の2群カムピン4aは、2群カム溝5eのリフト(沈胴カム部5e1)に沿って移動しつつ直進溝6の直進溝6bにガイドされて光軸方向に移動する。これにより、2群レンズホルダ4に保持された2群レンズL2が光軸方向に移動し、1群レンズL1及び2群レンズL2が遷移位置に繰り出すことになる(図6)。
図5に示すように、1群カム溝5dの沈胴カム部5d1のリフトは、遷移カム部5d2や撮影カム部5d3に比べてリフト角が大きく、また、カム溝9aの沈胴カム部9a1のリフトも、遷移カム部9a2や撮影カム部9a3に比べてリフト角が大きい。
従って、レンズ鏡筒2の収納位置から遷移位置までの間で1群レンズホルダ3に加わる外力に抗してカム筒5を回転させるのに必要な駆動トルクは、遷移位置からテレ位置までの間での同駆動トルクに比べて大きい。このため、レンズ鏡筒2の収納位置から遷移位置までの間は、大きな駆動トルクが得られる第1の駆動部7によりカム筒5を回転させる。
次、図5〜図9を参照して、レンズ鏡筒2の遷移位置からテレ位置(望遠位置)までの動作について説明する。図7はレンズ鏡筒2のワイド位置でのカム筒5と第1の駆動部7及び第2の駆動部8との噛合状態を示す斜視図、図8はレンズ鏡筒2のテレ位置でのカム筒5と第1の駆動部7及び第2の駆動部8との噛合状態を示す斜視図である。図9は、レンズ鏡筒2のワイド位置での要部断面図である。
図6の状態からさらにカム筒5が回転すると、第2の駆動部8の出力ギア8cとカム筒5のギア部5bとが噛合した状態で、第1の駆動部7の出力ギア7cとカム筒5のギア部5aとの噛合が解除された遷移状態(遷移位置からワイド位置までの間)に移行する。
図5に示すように、1群カム溝5dの遷移カム部5d2のリフト角は、沈胴カム部5d1に比べて小さく、カム溝9aの遷移カム部9a2のリフト角も沈胴カム部9a1に比べて小さい。
従って、遷移状態では、第2の駆動部8の駆動力で1群レンズホルダ3に加わる外力に抗してカム筒5を回転させることができる。そのため、第1の駆動部7のギア列7bとカム筒5のギア部5aとの噛合が解除された後でもカム筒5を第2の駆動部8で回転駆動し続けて、1群レンズL1及び2群レンズL2を図7及び図9に示すワイド位置を経て図8に示すテレ位置に移動させることができる。
また、図5に示すように、1群カム溝5dの撮影カム部5d3のリフト角は、沈胴カム部5d1に比べて小さく、カム溝9aの撮影カム部9a3のリフト角も沈胴カム部9a1に比べて小さい。そのため、遷移状態と同様に、ワイド位置とテレ位置との間では、第1の駆動部7のギア列7bとカム筒5のギア部5aとの噛合が解除された状態でも第2の駆動部8の駆動力だけで1群レンズホルダ3に加わる外力に抗してカム筒5を回転させることができる。
また、第2の駆動部8は、第1の駆動部7に比べて減速比が小さいので、同じ回転速度でカム筒5を回転させるのに必要なモータ回転数を第1の駆動部7に対して低くすることができ、撮影中にズーム動作をしたときの駆動音を小さく抑えることが可能となる。
次に、レンズ鏡筒2の収納動作について説明する。
第2の駆動部8を用いてカム筒5を繰込み方向に回転させると、図7のワイド位置と図8のテレ位置との間の撮影状態では噛合が解除されていた第1の駆動部7の出力ギア7bにカム筒5のギア部5aが接近して噛合を開始する。
ここで、本実施形態では、図6に示すように、カム筒5のギア部5aの噛合始端に歯先を尖らせた案内ギア部5fを設け、また、出力ギア7cの先端の歯先7c1を尖らせて噛合開始時に案内ギア部5fに噛合させる。これにより、カム筒5のギア部5aと第1の駆動部7の出力ギア7cとの噛合し始める際に互いの歯先円同士がぶつからないようにしている。また、ギア部5aの案内ギア部5fの歯幅をカム筒5の後端面から先端側(被写体側)に向けて低くして、噛合開始時に複数の歯が同時に衝突しないようにしている。
更に、本実施形態では、第2の駆動部8のモータ8aをカム筒5が繰り込む方向に回転させた状態で第1の駆動部7のモータ7aを回転させる。このとき、不図示の制御手段は、カム筒5のギア部5aと出力ギア7cの回転方向及びピッチ円での回転速度が略同じになるようにモータ7a,8aの駆動を制御する。
カム筒5のギア部5aと第1の駆動部7の出力ギア7cとを同調させて回転させることで、カム筒5のギア部5aと第1の駆動部7の出力ギア7cとの相対回転速度が小さい状態でギア同士が接近して、案内ギア部5fと出力ギア7cの歯先7c1とが噛合する。そして、案内ギア部5fと出力ギア7cの歯先7c1とに案内されながら、カム筒5のギア部5aと第1の駆動部7の出力ギア7cとが噛合する。
このようにすることで、図6に示す遷移位置において、第2の駆動部8の出力ギア8cとカム筒5のギア部5bとが噛合した状態で、第1の駆動部7の出力ギア7cとカム筒5のギア部5aとがスムーズに噛合状態に移行する。
図6の遷移位置から図4の収納位置までの間では、第1の駆動部7の出力ギア7cがカム筒5のギア部5aに噛合することで、第1の駆動部7のモータ7aの駆動力がギア列7bを介してギア部5aに伝達されてカム筒5が回転する。ここで、不図示の制御手段は、モータ7aによるカム筒5の回転を第2の駆動部8が阻害しないように、出力ギア8cとギア部5bとのピッチ円での回転速度が略同じになるようにモータ7a,8aの駆動を制御する。このように、第1の駆動部7によってカム筒5を繰り込み方向に回転させることで、レンズ鏡筒2が図6に示す遷移位置から図4に示す収納位置に移行し、沈胴状態となる。
以上説明したように、本実施形態では、モータ7aの駆動力をギア列7bを介してカム筒5に伝達する第1の駆動部7、及びモータ8aの駆動力をギア列8bを介してカム筒5に伝達する第2の駆動部8を用いてカム筒5を回転させる。そして、ギア列7bとギア列8bとの減速比を異ならせて、カム筒5の駆動負荷に応じて駆動するモータ7a,8aを使い分けることで、撮像装置の起動時間の短縮及び撮影時のレンズ鏡筒2のズーム駆動音の静音化を実現することができる。また、複数組配置した小型の駆動部7,8を用いることで、大型で高トルクのモータを1つ用いて収納位置からテレ位置までカム筒5を駆動する場合に比べてレンズ鏡筒2の小型化を図ることができる。
なお、本発明の構成は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、材質、形状、寸法、形態、数、配置箇所等は、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
L1 1群レンズ
L2 2群レンズ
2 レンズ鏡筒
5 カム筒
7 第1の駆動部
7a モータ
7b ギア列
8 第2の駆動部
8a モータ
8b ギア列

Claims (7)

  1. カム筒と、
    レンズを保持し、前記カム筒にカム係合するレンズ保持部と、
    前記カム筒にギア列を介してモータの駆動力を伝達することで前記カム筒を回転させる駆動部と、を備え、
    前記カム筒の回転により前記レンズ保持部を収納位置とテレ位置との間で光軸方向に移動させるレンズ鏡筒であって、
    前記駆動部を複数組配置し、複数組の前記駆動部のギア列の減速比を異ならせた、ことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記収納位置とワイド位置の手前の遷移位置との間では、減速比の大きい前記ギア列を有する前記駆動部を用いて前記カム筒を回転させ、前記遷移位置と前記テレ位置との間では、減速比の小さい前記ギア列を有する前記駆動部を用いて前記カム筒を回転させる、ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記カム筒には、減速比の大きい前記ギア列の出力ギアが噛合する第1のギア部と、減速比の小さい前記ギア列の出力ギアが噛合する第2のギア部が設けられる、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記収納位置と前記テレ位置との間では、減速比の小さい前記ギア列の出力ギアと前記第2のギア部とが噛合し、前記収納位置と前記遷移位置との間では、減速比の大きい前記ギア列の出力ギアと前記第1のギア部とが噛合し、前記遷移位置と前記テレ位置との間では、減速比の大きい前記ギア列の出力ギアと前記第1のギア部との噛合が解除される、ことを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記遷移位置と前記ワイド位置との間で、減速比の大きい前記ギア列の出力ギアと前記第1のギア部とのピッチ円での回転速度が同じになるように、複数組の前記駆動部のモータの駆動を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項4に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記ワイド位置から前記遷移位置に移行する際に、減速比の大きい前記ギア列の出力ギアと前記第1のギア部との噛合を案内する案内手段を前記出力ギア及び前記第1のギア部に設けた、ことを特徴とする請求項4又は5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 収納位置とテレ位置との間を光軸方向に移動して撮影倍率を変更するズーム式のレンズ鏡筒を備える撮像装置であって、
    前記レンズ鏡筒として、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮影装置。
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