JP2012032670A - 画像形成装置、トナー使用量算出方法及びトナー使用量算出プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 対象画像を所定の周波数成分にもとづき一又は二以上の画像に分離する周波数分離処理部2214と、分離された各画像の色値及び該当する周波数成分に関連する任意の色値と単位面積当たりに使用されるトナー量との対応付け情報にもとづき前記対象画像の印刷に使用されるトナー使用量を算出する転写トナー量換算部2217を備えた構成とする。
【選択図】図3
Description
ところで、電子写真方式の画像形成装置の場合、傾向的に、画像のエッジ部(などの空間周波数の高い部分)におけるトナー付着量が、平網部(などの空間周波数の低い部分)に比べトナー付着量が多くなることが特性上知られている。
このため、印字ドット列をドットの連続状態に応じて複数のパターンに分類し、パターンごとにドットの発生回数を計数する処理を行い、これらの計数値ごとに所定の係数を乗ずる補正を行うことでトナー消費量を精度良く求めるドットカウント方式のトナー消費量検出方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このため、計数結果を得るまでに多くの時間かかることが問題となっていた。
また、このような問題に対し、画像形成装置内のCPUやメモリなどのハードウェアを増強して高速化を図ることも可能であるが、費用面や運用面において実施効果を考慮すると実用化にはまた別の課題を発生しやすかった。例えば、印刷に先立ち、トナー消費量の予測結果を得るには、逐一、ホストコンピュータと画像形成装置との間でデータの送受信をおこなわなければならないため、通信トラフィックの負荷が増大してしまう。一方、通信機会を印刷実行時のみに限定した場合には、通信は一度で済むが、トナー消費量の(予測)計算機会も一度きりになってしまう。従って、紙出力が行われる直前になって計算結果を受け、それが所望しないトナー消費量であった場合に、消費量を変更するべく設定を変更したくも、当該印刷においては既に修正対処不能な状態になっていることがある。
図1は、本発明の第一実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像データを受信する受信部3と、画像データをラスタライズ化する画像処理部4と、ラスタライズされた画像データにもとづき色変換等の画像処理を行う画像形成部5と、印刷処理を行うエンジン部6と、ユーザーが操作を行う操作部7と、コンピューターからなる制御部2と、を備える。
画像処理部4は、画像データにラスタライズ処理を施し、その分解能に応じたピクセルに分解するラスタライザーである。
また、画像処理部4は、ラスタライズ処理を施した画像を画像形成部5に出力するとともに、制御部2の演算部21(後述)に出力する。
このように、対象画像の画像データを、印刷用の画像を形成する画像形成部5と、トナー使用量を算出する演算部21とに出力することにより、印刷処理とトナー使用量算出処理を独立して実施することができる。
エンジン部6は、画像形成部5から出力された画像データにもとづいてトナー像を感光体ドラム上に形成し、トナー像を一旦、転写ベルトに転写する。次いで、エンジン部6は、転写ベルト上のトナー像を用紙に転写し、定着ローラによりトナー像を用紙に定着させることによって印刷処理を行う(感光体ドラム、転写ベルト及び定着ローラは非図示)。
また、制御部2は、制御プログラムを実行することにより演算部21として機能する。演算部21は、トナー使用量の算出や算出したトナー使用量にもとづいて課金量の算出を行う。
演算部21は、図2に示すように、重量計算パラメータ記憶部24に記憶された重量計算パラメータにもとづいてトナー使用量の予測を行うトナー使用量予測部22と、課金計算パラメータ記憶部25に記憶された課金計算パラメータにもとづいて料金の計算を行う課金演算部23とを備える。重量計算パラメータ及び課金計算パラメータについては後述する。
図3に示すように、トナー使用量予測部22は、RGBtoCMYK変換部2211と、第一色変換テーブル2212と、CMYK分版部2213と、周波数分離処理部2214と、低周波画像保持部2215と、高周波画像保持部2216と、転写トナー量換算部2217と、紙上トナー量算出部2218とを備える。
なお、必要な対応付け情報が第一色変換テーブル2212に存在しない場合、テーブル上に存在する対応付け情報を用いた演算処理を行う。例えば、各対応付け情報を格子点とみなし、必要な色値に近接するいくつかの格子点を用いた補間計算(八面体補間や四面体補間など)によりその色値を求めることができる。
これにより、印刷に用いるトナーの色別に対象画像の版画像を取得することができる。
ここで、周波数成分とは、ピクセルの位置によってその濃度値が変化する空間周波数を基準とするもので、濃度変化の頻度が高い部分を高周波画像、それ以外の部分を低周波画像とすることができる。例えば、対象画像の空間領域(x,y)を周波数領域(u,v)に変換した場合において、u<α、v<βを満たす領域を高周波画像と判定し、これ以外を低周波画像と判定することができる。α、βは任意の周波数を設定することができる。
なお、電子写真方式の場合、所謂エッジ効果により、線、文字、図形の端部(以下、エッジ部という。)は、エッジ部以外の平網部よりもトナーが多く付着するため濃度値の変化の頻度が高く、高周波画像と判断することができる。
このため、本実施形態の周波数分離処理部2214は、対象画像から、エッジ部の画像を高周波画像として分離し、平網部を低周波画像として分離することができる。例えば、既知のエッジ抽出プログラムを利用してエッジ部を抽出することにより、容易に高周波画像及び低周波画像を分離することができる。
なお、分離した低周波画像は低周波画像保持部2215に保持され、高周波画像は高周波画像保持部2216に保持される。
転写トナー量換算部2217は、図4に示す色値対重量テーブル(高周波画像用)241を用いて高周波画像のトナー重量を求める(図3、4のA参照)とともに、色値対重量テーブル(非高周波画像用)242を用いて低周波画像のトナー重量を求める(図3、4のB参照)。
また、低周波画像の各転写トナー重量を求める場合、転写トナー量換算部2217は、同様の処理を低周波画像の各版画像について行うことで、低周波画像に関するシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの転写トナー重量を求めることができる。
この結果、対象画像を印刷した場合に、紙上の印刷画像への使用が見込まれるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各トナーの重量(トナー使用量)を求めることができる。
付着トナーの重量は、実際に付着トナーを採取して秤で計測することができる。
また、印刷前の(トナーがまだ付着されてない)紙重量を予め求めておき、前述のサンプル画像を印刷した後の紙重量を計測して、これらの重量差を転写トナー重量として求めることができる。この場合、トナー使用量を求めるために、原画像の転写トナー重量に転写効率243を乗ずる処理を行う必要はなくなる。
なお、計測値以外の色値(例えば中間値)をテーブル構成に加える場合は、内挿補間計算で求めた補間値を加えることができる。また、テーブル生成の際に、各処理工程における転写効率などをトナー付着量の補正係数として求めておき、後工程でこの補正係数を用いて補正するようにしてもよい。
キャリブレーションは、一定の色値を入力した場合の画像出力時の濃度(又は明度)が、環境変化や経時変化等の影響をうけても一定となるように、入出力特性の補正(ガンマ補正)を行う処理である。具体的には、入出力特性が一定の特性(例えば、規定のカーブ形状)が得られるように印字ドットを増減するものである。
つまり、色値が不変である限り、その色値に相当する濃度も不変であり、色値に相当するトナー重量もほぼ同じ値に保たれる。このため、キャリブレーションが有効に機能している場合、色値対重量テーブル(高周波画像用)241及び色値対重量テーブル(非高周波画像用)242における色値と単位面積当たりのトナー重量との関係も一定に保たれる。
したがって、本実施形態の画像形成装置1は、従来のドットカウント方式とは異なり、キャリブレーション処理(濃度補正)に伴う印字ドットの増減による影響を受けず、いつでもトナー使用量を算出することができる。
図5は、本発明の第一実施形態に係る課金演算部の構成を示すブロック図である。また、図6は、本発明の第一実施形態に係る課金計算パラメータ記憶部の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、課金演算部23は、課金算出部231を備える。また、図6に示すように、課金計算パラメータ記憶部25は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各トナーの単位重量当たりの料金が対応付けてある重量対課金テーブル251を記憶する。
課金算出部231は、重量対課金テーブル251に格納されてあるトナー単位重量当たりの料金と、対応する色のトナー使用量とを乗算し、積算することで対象画像の課金量を計算する(図3,5のD参照)。
具体的には、対象画像を高周波画像と低周波画像とに分離し、高周波画像の色値にもとづいて高周波画像のトナー使用量を算出するとともに、低周波画像の色値にもとづいて低周波画像のトナー使用量を算出するようにしている。
すなわち、本実施形態によれば、エッジ効果による影響をトナー使用量の算出に取り入れることでその算出の精度を高めることができる。
このため、本実施形態によれば、ハードウェア等の増強によらず、迅速にトナー使用量を求めることができる。
したがって、本実施形態に係る画像形成装置1によれば、迅速かつ精度良くトナー使用量を算出することができる。
また、トナー使用量にもとづいて課金量を算出することができるため、適正な課金量を迅速に提示することができる。
次に、本発明の第二実施形態について図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明の第二実施形態に係る画像形成装置のトナー使用量予測部の構成を示すブロック図である。
図7に示すように、本実施形態に係るトナー使用量予測部22は、低周波画像ヒストグラム生成部2219及び高周波画像ヒストグラム生成部2220を備える点において第一実施形態と異なる。
このようなヒストグラムを生成し、又は、保持しておくことにより、トナー使用量の算出を簡易に実施でき、また、他の用途(例えば、後に同一画像について印刷(再印刷含む)する場合や、ガンマ補正等により一部の色値が変動した後に元の画像についてトナー使用量を用いる場合など)に、即座に利用することができる。他の構成は第一実施形態と同様である。このため、同じ構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
ヒストグラムは、例えば、色値を横軸にとり、ピクセル頻度を縦軸にとることで、色値とピクセル頻度との対応関係を版画像ごとに示すことができる。
転写トナー量換算部2217は、これら各ヒストグラムと該当する色値対重量テーブル(高周波画像用)241又は色値対重量テーブル(非高周波画像用)とを用いて、高周波画像又は低周波画像を印刷する際のトナー使用量を求めることができる。
この結果、対象画像(高周波画像及び低周波画像)を紙上に印刷した場合に使用されると見込まれるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各トナーについての重量を求めることができる。
また、これらのヒストグラムを保持しておくことにより、トナー使用量を再計算する等、他の用途がある場合には、即座に利用したりすることができる。
また、このようにして求めたトナー使用量にもとづいて課金量を算出するため、適正な課金量を迅速に提示することができる。
次に、本発明の第三実施形態について図面を参照しながら説明する。
図8は、本発明の第三実施形態に係る画像形成装置のトナー使用量予測部の構成を示すブロック図である。また、図9は、本発明の第三実施形態に係る画像形成装置の課金演算部の構成を示すブロック図である。
また、本実施形態に係る課金演算部23は、図9に示すように、トナー消費量設定部232を備える点において前述の各実施形態と異なる。
すなわち、本実施形態の画像形成装置1は、ユーザーが、通常の出力濃度よりも淡い色の出力濃度で印刷を行う、いわゆるドラフトモードを実行する場合のトナー使用量や課金量を計算するものである。他の構成は前述の各実施形態と同様である。このため、同じ構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
このため、ユーザーは、通常使用する第一色変換テーブル2212を任意の第二色変換テーブルに変更することができ、また、一旦選択した第二色変換テーブルを他の第二色変換テーブルに変更することも可能である。
具体的には、図9に示すように、課金算出部231によって対象画像について算出された課金量をユーザーが承諾しない場合、トナー消費量設定部232は、現在設定されている第一色変換テーブル2212又は第二色変換テーブルの濃度設定率とは異なる(現在よりも淡い色となる)濃度設定率を設定し、これを第二色変換テーブル選択部2221に対し通知する(図9のE参照)。
濃度設定率の通知を受けた第二色変換テーブル選択部2221は、その濃度設定率に応じた第二色変換テーブルを第二色変換テーブル格納部2222から取り出して現在の色変換テーブル2212又は第二色変換テーブルと入れ替える(図8のE参照)。
そして、トナー使用量予測部22は、変更後の新たな第二色変換テーブルを介した色変換処理によって得た色値にもとづいてトナー使用量を算出する。
なお、課金算出部231が算出した対象画像の印刷時の課金量をユーザーが承諾した場合、その課金量が出力され、例えば、記憶媒体に記憶され、記録媒体に記録され、又は、表示部により表示される。
このため、対象画像をドラフトモード印刷時においても迅速かつ精度良くトナー使用量及び課金量を求めることができる。
次に、本発明の第四実施形態について図面を参照しながら説明する。
図10は、本発明の第四実施形態に係る画像形成装置のトナー使用量予測部を示したブロック図である。
すなわち、本実施形態の画像形成装置1は、ドラフトモード印刷時のトナー使用量や課金量を求める点においては、第三施形態と同じであるが、ドラフトモードにおける淡色化に伴う処理を色変換処理の前工程において行う点において異なる。また、第二色変換テーブルを用いず、第一色変換テーブル2212を介して色変換処理を行う点において第三実施形態と異なる。他の構成は第三実施形態と同様である。このため、同じ構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
具体的には、対象画像を構成する各ピクセルのRGB値について、次式(1)の演算処理を行う。
(r’,g’,b’)=(255,255,255)−{(255,255,255)−ρ(r,g,b)}
・・・・・(1)
(但し、(r,g,b)を加工前のRGB値、(r’,g’,b’)を加工後のRGB値、階調数を256階調、設定濃度率ρ(0≦ρ≦1)とする。)
また、課金演算部23が、トナー使用量にもとづいて課金量を算出する。
濃度設定率の通知を受けたドラフトモード処理部2223は、そのドラフトモード率を用いた前述の式(1)にもとづいて画像加工処理を行う(図10のD参照)。
そして、トナー使用量予測部22は、加工された画像の各色値にもとづいてトナー使用量を算出する。
具体的には、第二色変換テーブルを用いることなく、色変換前の画像データに対してドラフトモード印刷における淡色化を行い、その後、第一色変換テーブル2212を介して色変換された後の画像に対するトナー使用量を算出するようにしている。
このため、第三実施形態と同様、対象画像をドラフトモード印刷する場合においても迅速かつ精度良くトナー使用量及び課金量を求めることができる。
このため、処理対象のチャネル数(R,G,Bの3チャンネル)が、色変換処理の後のチャネル数(C,M,Y,Kの4チャンネル)に比べて少なく、色変換処理などの処理負荷を軽減することができ、この結果、迅速にトナー使用量を求めることができる。
さらに、ドラフトモード印刷を行う際、装置依存するインクの種類又は出力形式(CMYK値)へ変換する際の影響が、色変換後にドラフトモード処理を行う場合に比べて少ない。
このため、本実施形態によれば、出力特性に影響を与えることなくドラフトモード印刷を実施することができ、また、その際のトナー使用量及び課金量を正確かつ迅速に算出することができる。
例えば、各実施形態においては、色値対重量テーブル(高周波画像用)241や色値対重量テーブル(非高周波画像用)242を用いてトナー使用量を求めることとしたが、色値とトナー重量との対応付けテーブルに相当する数式やシミュレータにもとづいてトナー使用量を算出することもできる。
また、ヒストグラムをトナー使用量の算出に用いる第二実施形態と、ドラフトモード印刷を行う第三実施形態や第四実施形態を組み合わせた構成としてもよい。
また、上記各実施形態においては、プリンターを例にあげて説明したが、複写機もしくは複写機能及び印刷機能を有する複合機など画像形成装置全般に広く適用することができる。
21 演算部
22 トナー使用量予測部
2213 周波数分離処理部
2219 低周波画像ヒストグラム生成部
2220 高周波画像ヒストグラム生成部
23 課金演算部
231 課金算出部
232 トナー消費量設定部
24 重量計算パラメータ記憶部
241 色値対重量テーブル(高周波画像用)
242 色値対重量テーブル(非高周波画像用)
25 課金計算パラメータ記憶部
251 重量対課金テーブル
Claims (8)
- 対象画像を所定の周波数成分にもとづき一又は二以上の画像に分離する周波数分離処理部と、
分離された各画像の色値及び該当する周波数成分に関連する任意の色値と単位面積当たりに使用されるトナー量との対応付け情報にもとづき前記対象画像の印刷に使用されるトナー使用量を算出するトナー使用量算出部と、を備える
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記周波数分離処理部は、対象画像を所定の周波数成分にもとづき高周波画像と低周波画像とに分離し、
前記トナー使用量算出部は、前記高周波画像の色値及び高周波成分に関連する前記対応付けにもとづき前記高周波画像に関するトナー使用量を算出し、前記低周波画像の色値及び低周波成分の関する前記対応付けにもとづき前記低周波画像に関するトナー使用量を算出する
請求項1記載の画像形成装置。 - 前記対象画像を、入力色値と出力色値とを対応付けた所定の色変換テーブルを介して色変換する色変換部と、
前記色変換後の画像にもとづき所定の色の一又は二以上の版画像を形成する分版処理部と、
前記版画像から分離した高周波画像の色値とピクセル数とを対応付けた高周波ヒストグラムと、前記版画像から分離した低周波画像の色値とピクセル数とを対応付けた低周波ヒストグラムとを生成するヒストグラム生成部と、を備え、
前記トナー使用量算出部は、
前記高周波ヒストグラム及び前記高周波成分に関連する前記対応付け情報にもとづき前記高周波画像のトナー使用量を算出し、前記低周波ヒストグラム及び低周波成分に関連する前記対応付け情報にもとづき前記低周波画像のトナー使用量を算出する
請求項2記載の画像形成装置。 - 入力色値に対する出力色値を、前記第一色変換テーブルにおける出力色値の濃度未満の値とした一又は二以上の第二色変換テーブルを格納する第二色変換テーブル格納手段を備え、
前記色変換部は、前記対象画像を、選択された一の前記第二色変換テーブルを介して色変換する
請求項3記載の画像形成装置。 - 入力色値に対応する出力色値が、前記第一色変換テーブルにおける出力色値の濃度未満の値となるように、前記対象画像の色値を変更するドラフトモード処理部を備える請求項2又は3記載の画像形成装置。
- 前記対象画像の印刷に使用されるトナー使用量及びトナー単位量当たりの設定料金にもとづき前記対象画像の印刷料金を算出する課金部を備える
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載の画像形成装置。 - 対象画像を所定の周波数成分にもとづき一又は二以上の画像に分離するステップと、
分離された各画像の色値及び該当する周波数成分に関連する任意の色値と単位面積当たりに使用されるトナー量との対応付け情報にもとづき前記対象画像の印刷に使用されるトナー使用量を算出するステップと、を有する
ことを特徴とするトナー使用量算出方法。 - 画像の印刷を行うコンピューターを、
対象画像を所定の周波数成分にもとづき一又は二以上の画像に分離する周波数分離処理部、及び、
分離された各画像の色値及び該当する周波数成分に関連する任意の色値と単位面積当たりに使用されるトナー量との対応付け情報にもとづき前記対象画像の印刷に使用されるトナー使用量を算出するトナー使用量算出部、として機能させる
ことを特徴とするトナー使用量算出プログラム。
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