JP2012032185A - 絶縁検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】微小な放電の発生を確実に検出でき、一対の配線パターン間の絶縁状態を正確に検出する。
【解決手段】反転入力端子が絶縁検査の対象となる一対の配線パターン3,4のうちの配線パターン4に接続されると共に非反転入力端子が基準電位Gに接続され、かつ出力端子と反転入力端子との間に帰還回路16bが接続された演算増幅器16aを有し、検査電圧V1の印加時に一対の配線パターン3,4間に流れる検査電流I1を配線パターン4を介して入力すると共に演算増幅器16aで電圧信号V4に変換して出力する電流検出部16を有する絶縁検査装置1であって、演算増幅器16aにおける反転入力端子の電圧V5が基準電圧Vrefを超えたときに、一対の配線パターン3,4間に放電が発生したことを示す放電検出信号S1を出力する放電検出部18を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路基板に形成された配線パターン間の絶縁状態を検査する絶縁検査装置であって、特に、絶縁検査中に配線パターン間に放電(スパーク)が発生したか否かを検出可能な絶縁検査装置に関するものである。
この種の絶縁検査装置として、下記特許文献1に開示された絶縁検査装置が知られている。この絶縁検査装置は、一対の配線パターン間への電圧印加(直流電圧の印加)によって発生するスパークを検出するスパーク検出回路を備えている。このスパーク検出回路は、一対の配線パターン間にスパークが発生した場合に、印加している可変電圧源の出力電圧が急低下するため、この電圧変化を検出することによりスパークの発生を検出している。このスパーク検出回路は、例えば、サンプリングホールド回路および比較器等を備えて構成されて、印加されている直流電圧を検出する電圧計から出力される電圧信号を所定の周期でサンプリングし、前回の電圧信号と今回の電圧信号とを比較する。この比較の結果、スパーク検出回路は、電圧波形の立ち下がり(今回電圧が前回電圧より小さくなる状態)を検出したときにスパーク発生信号を出力する。
特許3546046号公報(第6頁、第1図)
ところが、上記の絶縁検査装置には、以下の課題が存在している。すなわち、従来の絶縁検査装置のスパーク検出回路では、一対の配線パターン間に印加している可変電圧源の出力電圧の急低下(電圧変化)を検出することによりスパークの発生を検出している。しかしながら、一対の配線パターンからスパーク検出回路までの配線が長くならざるを得ない構成や、一対の配線パターンとスパーク検出回路との間に複数の切替スイッチ(検査対象とする一対の配線パターンを変更してスパーク検出回路に接続するための切替スイッチ)が配設されている構成では、放電(スパーク)の発生の際に可変電圧源の出力電圧に生じる電圧降下が配線間に存在する容量成分や切替スイッチの持つ容量成分によって低減されて、特に微小な放電によって生じる電圧降下については上記の各容量成分によってほとんど吸収される。このため、スパーク検出回路において、このような微小な放電の発生を検出できないことがあるという課題が存在している。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、微小な放電の発生を確実に検出でき、一対の配線パターン間の絶縁状態を正確に検出し得る絶縁検査装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の絶縁検査装置は、絶縁検査の対象となる一対の配線パターン間に印加する検査電圧を生成する電圧生成部と、反転入力端子が前記一対の配線パターンのうちの一方の配線パターンに接続されると共に非反転入力端子が基準電位に接続され、かつ出力端子と前記反転入力端子との間にレンジ設定回路が接続された演算増幅器を有し、前記検査電圧の印加時に当該一対の配線パターン間に流れる検査電流を当該一方の配線パターンを介して入力すると共に前記演算増幅器で電圧信号に変換して出力する電流電圧変換部と、前記検査電圧の印加時における前記一対の配線パターン間の電圧値および当該検査電圧の電圧値のいずれか一方の電圧値と、前記電流電圧変換部によって変換された前記電圧信号に基づく前記検査電流の電流値とに基づいて前記一対の配線パターン間の絶縁抵抗値を算出すると共に当該算出した絶縁抵抗値に基づいて当該一対の配線パターン間の絶縁状態を判別する処理部とを備えた絶縁検査装置であって、前記演算増幅器における前記反転入力端子の電圧が予め規定された基準電圧を超えたときに、前記一対の配線パターン間に放電が発生したことを示す放電検出信号を前記処理部に出力する放電検出部を備え、前記処理部は、前記放電検出信号を入力したときに前記一対の配線パターンの絶縁状態を不良と判別する。
請求項2記載の絶縁検査装置は、請求項1記載の絶縁検査装置において、前記レンジ設定回路は、前記演算増幅器の前記出力端子と前記反転入力端子との間に切替スイッチによって切り替え接続可能に配設された複数の基準抵抗で構成され、ツェナーダイオードおよび当該ツェナーダイオードに直列に接続された電流制限抵抗で構成されて前記レンジ設定回路に並列に接続されるバイパス回路を備えている。
請求項1記載の絶縁検査装置では、放電検出部が、電流電圧変換部を構成する演算増幅器における反転入力端子の電圧と基準電圧とを比較して、この電圧が基準電圧を超えたときに、放電の発生を示す放電検出信号を処理部に出力する。したがって、この絶縁検査装置によれば、放電の発生時において検査電圧に発生する電圧降下が僅かであって、この電圧降下が、配線間に存在する容量成分などによって吸収されるような微小な放電についても、確実に検出することができるため、放電の発生の際における誤った絶縁抵抗値の算出を回避することができる結果、絶縁検査の精度を向上させることができる。
また、請求項2記載の絶縁検査装置では、いずれのレンジ設定回路が演算増幅器に接続されていたとしても(いずれの測定レンジであったとしても)、放電の発生の際には、バイパス回路が作動するため、バイパス回路を構成するツェナーダイオードのツェナー電圧と、バイパス回路を構成する電流制限抵抗に検査電流が流れることに起因して電流制限抵抗の両端間に発生する電圧との合成電圧が、電流電圧変換部を構成する演算増幅器の反転入力端子の電圧となる。したがって、この絶縁検査装置によれば、いずれの測定レンジに設定されていたとしても、放電検出部において放電の発生を検出する際の検査電流の電流値を揃えることができる。すなわち、各測定レンジにおいて、同じ検査電流の電流値で、つまり同じ感度で放電の発生(発生の開始)を検出することができる。これにより、この絶縁検査装置によれば、放電の発生を検出するときの微小電流レンジでの検査電流の電流値(感度)が、他の測定レンジでの電流値(感度)と比較して小さく(感度が高く)なり過ぎるといった事態を回避することができる。
絶縁検査装置1の構成を示す構成図である。 電流検出部26の回路図である。
以下、絶縁検査装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、絶縁検査装置1の構成について、図面を参照して説明する。なお、一例として、回路基板2に形成された複数の配線パターンのうちの配線パターン3,4間の絶縁状態を検査する例を挙げて説明する。
図1に示す絶縁検査装置1は、一例として回路基板2に形成された複数の配線パターンについての絶縁状態(隣接する他の配線パターンとの間の絶縁状態)を検査する絶縁検査装置であって、複数のプローブ11(11a,11b,・・・)、接続切替部12、電圧生成部13、電圧検出部14、第1A/D変換部15、電流検出部16、第2A/D変換部17、放電検出部18、処理部19および表示部20を備えている。また、絶縁検査装置1は、絶縁検査中に検査対象の配線パターン間に放電(スパーク)が発生したか否かを検出する機能を備えている。
複数のプローブ11は、回路基板2に形成された複数の配線パターンのうちの対応する1本の配線パターンにそれぞれ接触可能に構成されている。図1では、複数のプローブ11のうちのプローブ11aが、対応する配線パターン3に接続され、プローブ11bが、対応する配線パターン4に接続されている状態が示されている。接続切替部12は、一例として複数の切替スイッチ12aで構成されて、処理部19によって各切替スイッチ12aのオン・オフ状態が制御されることにより、ケーブル22を介して基板側端子Tpにそれぞれ接続された複数のプローブ11のうちの検査対象とする任意の一対の配線パターンに接続されている一対のプローブ11のうちの一方を電圧生成部13および電圧検出部14に接続される一の検出側端子Tdに接続すると共に、他方を電流検出部16および放電検出部18に接続される他の検出側端子Tdに接続する。
また、各ケーブル22は、一般的に束ねられた状態で敷設されるため、各ケーブル22相互間には、容量成分C1が形成されている。また、接続切替部12内には、複数の切替スイッチ12aが近接した状態で配設されるため、各切替スイッチ12a相互間には、容量成分C2が形成されている。
電圧生成部13は、処理部19によって制御されることにより、予め規定された電圧値の検査電圧V1(一例として、基準電位(一例としてグランド電位)Gを基準した正の直流電圧(一例として+125V))を生成して、接続切替部12の一の検出側端子Tdに出力する。電圧検出部14は、一対の入力端子が接続切替部12における一対の検出側端子Td,Tdに接続されて、一対の検出側端子Td,Td間に発生する電圧V2を検出する。また、電圧検出部14は、検出した電圧V2を後段に配設された第1A/D変換部15の入力電圧範囲内となる電圧の検出信号V3に増幅して出力する。第1A/D変換部15は、検出信号V3を予め規定されたサンプリング周期でサンプリングして電圧データDvに変換すると共に、この電圧データDvを処理部19に出力する。
なお、電圧検出部14は、電圧V2を検出することにより、絶縁検査の対象としている一対の配線パターン間の電位差を検出するものであるが、上記したように電圧検出部14と絶縁検査の対象としている一対の配線パターンとを接続するケーブル22および接続切替部12にはそれぞれ容量成分C1,C2が存在している。このため、一対の配線パターン間の電圧が実際には急激に変化している状態(放電が発生している状態)においても、この電圧の変化が容量成分C1,C2によって弱められる(鈍らせられる)ため、電圧V2は一対の配線パターン間の電圧(真の電圧)とは一致しない状態で変化する。特に、微小な放電の際に生じる一対の配線パターン間の電圧の変化は僅か(微小)であるため、この電圧の変化が容量成分C1,C2によってほとんど吸収される。このため、微小な放電が発生したとしても、電圧V2はほとんど変化しない場合がある。したがって、電圧検出部14では、微小な放電の発生に起因して一対の配線パターン間の電圧に生じる微小な電圧変化については、検出が困難となっている。
電流検出部16は、検査電圧V1の印加時に、一対の配線パターン間に流れる検査電流I1を検出すると共に、検査電流I1の電流値に比例した電圧値の電圧信号V4に変換して出力する。具体的には、電流検出部16は、非反転入力端子が基準電位Gに接続され、反転入力端子が接続切替部12の他の検出側端子Tdに接続された演算増幅器16aと、切替スイッチとレンジ抵抗R1,R2,R3との直列回路が複数並列に接続されて構成されて、演算増幅器16aの出力端子と反転入力端子との間に接続された帰還回路(レンジ設定回路でもある)16bとを備え、電流電圧変換部として構成されている。本例では一例として、測定レンジとして、10MΩレンジ、100MΩレンジおよび1000MΩレンジが規定され、各測定レンジに対応して3本のレンジ抵抗R1,R2,R3が切替スイッチによって切り替え接続可能に配設されている。また、レンジ抵抗R1,R2,R3の各抵抗値は、上記した検査電圧V1(125V)および第2A/D変換部17の入力設定範囲(0〜−5V。入力定格範囲(0〜−10V)の半分の範囲)に対応して、400kΩ、4MΩおよび40MΩに規定されている。また、一例として、電流検出部16を構成する演算増幅器16aの出力電圧範囲は、±10Vの範囲に規定されているものとする。
したがって、電流検出部16を構成する演算増幅器16aが正常に作動している状態(演算増幅器16aの非反転入力端子と反転入力端子との間のバーチャルショートが維持されている状態)において、電流検出部16が各測定レンジにおいて正常に検出し得る検査電流I1の上限電流値は、以下のように算出される。
10MΩレンジ:12.5μA(=5V/400kΩ)
100MΩレンジ:1.25μA(=5V/4MΩ)
1000MΩレンジ:0.125μA(=5V/40MΩ)
第2A/D変換部17は、電圧信号V4を予め規定されたサンプリング周期(第1A/D変換部15のサンプリング周期と同期し、かつ同一の周期)でサンプリングして電流データDiに変換すると共に、この電流データDiを処理部19に出力する。
放電検出部18は、一例としてコンパレータ18aおよび一対のツェナーダイオードZD1,ZD2(同じツェナー電圧Vz1)で構成されて、コンパレータ18aの一対の入力端子のうちの一方の入力端子(本例では一例として、非反転入力端子)が接続切替部12の他の検出側端子Tdに接続され、他方の入力端子(本例では一例として、反転入力端子)が基準電圧Vref(予め規定された正の電圧)に規定されている。また、一対のツェナーダイオードZD1,ZD2は、カソード端子同士が接続されることによって互いに逆向きに直列接続され、この状態でコンパレータ18aの一方の入力端子(非反転入力端子)と基準電位Gとの間に接続されている。この場合、基準電圧Vrefは、ツェナーダイオードZD1,ZD2のツェナー電圧Vz1よりも低い電圧に規定されている。本例では一例として、ツェナー電圧Vz1は7Vであり、基準電圧Vrefは+5Vに規定されている。この構成により、放電検出部18は、検出側端子Tdの電圧が基準電圧Vref以下のときにはLowレベルとなり、検出側端子Tdの電圧が基準電圧Vrefを超えたときにはHighレベルとなる放電検出信号S1を出力する。つまり、放電検出部18は、検出側端子Tdの電圧が基準電圧Vrefを超えたときにのみ放電検出信号S1を出力するように構成されている。なお、検出側端子Tdの電圧は、一対のツェナーダイオードZD1,ZD2により、下限が電圧(−Vz1)で、上限が電圧(+Vz1)の電圧範囲に制限される。なお、発明の理解を容易にするため、ツェナーダイオードZD1,ZD2の順方向電圧はゼロボルトであるものとする。
本例では一例として、一対の配線パターン間の絶縁状態が正常な場合の絶縁抵抗が500MΩ以上であるとして規定し、このときに流れる検査電流(漏れ電流)I1は、0.25μA(=125V/500MΩ)であり、また一例として、一対の配線パターン間の絶縁状態に異常が生じる(つまり、一対の配線パターン間の絶縁抵抗が低下する)ことによって一対の配線パターン間に放電が発生したときには、演算増幅器16aの非反転入力端子と反転入力端子との間のバーチャルショートが維持されていると仮定した場合に、この漏れ電流の数十倍から数百倍の検査電流I1が流れ得る。一例として、絶縁状態の異常により、一対の配線パターン間の絶縁抵抗が1.25MΩにまで低下したときには、バーチャルショートが維持されているとの仮定の基において、100μA(=125V/1.25MΩ)の検査電流I1が流れる。
この条件下で、各測定レンジにおいて、放電が発生したときに演算増幅器16aの反転入力端子に発生する電圧V5は、放電の発生時に流れる検査電流I1の変化の早さが演算増幅器16aにとって追従可能なものである場合には、いずれの測定レンジにおいても、出力電圧を−10V(下限値)に低下させるまでの間は演算増幅器16aが正常にフィードバック動作して、上記のバーチャルショートの状態を維持するために基準電位Gに規定される。また、その後に、検査電流I1がさらに増大したときには、この検査電流I1が流れることによってレンジ抵抗の両端間に発生する電圧がこの出力電圧(−10V)に積み上げられることにより、演算増幅器16aでは上記のバーチャルショートが維持されない状態となって、電圧V5は正電圧に移行して上昇する。
具体的には、放電が発生しているときの一対の配線パターン間の絶縁抵抗は1.25MΩに低下する。このため、検査電流I1の流れる経路において、1000MΩレンジでは、(125V−1.25MΩ×I1=−10V+40MΩ×I1)の関係式が成り立つことから、検査電流I1は、3.27μAまで増加し、電圧V5は、ツェナーダイオードZD1,ZD2のない状態であれば、120.9Vまで上昇するが、本例ではツェナーダイオードZD2によって7Vに制限される。同様にして、100MΩレンジでは、(125V−1.25MΩ×I1=−10V+4MΩ×I1)の関係式が成り立つことから、検査電流I1は、25.7μAまで増加し、電圧V5は、ツェナーダイオードZD1,ZD2のない状態であれば、92.8Vまで上昇するが、本例ではツェナーダイオードZD2によって7Vに制限される。また、10MΩレンジでは、(125V−1.25MΩ×I1=−10V+400kΩ×I1)の関係式が成り立つことから、検査電流I1は、81.8μAまで増加し、電圧V5は、ツェナーダイオードZD1,ZD2のない状態であれば、22.7Vまで上昇するが、本例ではツェナーダイオードZD2によって7Vに制限される。
本例では、いずれの測定レンジにおいて放電が発生したとしても、その発生を放電検出部18が検出し得るように、基準電圧Vrefは、上記したようにツェナーダイオードZD2のツェナー電圧Vz1(=7V)を下回る電圧(一例として+5V)に規定されている。
なお、コンパレータ18aの一方の入力端子(本例では一例として、非反転入力端子)を基準電圧Vref(予め規定された正の電圧)に規定し、他方の入力端子(本例では一例として、反転入力端子)を接続切替部12の他の検出側端子Tdに接続する構成を採用することもできる。この構成では、放電検出信号S1の極性が上記の構成とは反転する(電圧V5がLowレベルのときに放電検出信号S1が出力されたことになる)。
処理部19は、一例としてCPUおよびメモリ(いずれも図示せず)で構成されて、接続切替部12および電圧生成部13に対する制御処理、および絶縁検査処理を実行する。表示部20は、一例としてLCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイ装置で構成されて、絶縁検査処理の結果を表示する。
次に、絶縁検査装置1の動作について、図面を参照して説明する。なお、絶縁検査を行う回路基板2については、図外の基板保持部に保持されて、規定された検査位置に予め配置されているものとする。
この状態において、絶縁検査装置1では、処理部19が、絶縁検査処理を実行する。この絶縁検査処理では、処理部19は、まず、接続切替部12に対する制御を実行して、複数の配線パターンのうちの絶縁検査対象とする一対の配線パターン3,4とケーブル22を介して接続されている各基板側端子Tpのうちの一方(配線パターン3と接続されている基板側端子Tp)を2つの検出側端子Tdのうちの一の検出側端子Tdに接続させ、かつ各基板側端子Tpのうちの他方(配線パターン4と接続されている基板側端子Tp)を2つの検出側端子Tdのうちの他の検出側端子Tdに接続させる。
次いで、処理部19は、電圧生成部13に対する制御を実行して、検査電圧V1の生成を開始させる。これにより、検査電圧V1が、接続切替部12、ケーブル22およびプローブ11aを介して配線パターン3に供給されて、一対の配線パターン3,4間に印加される。
この状態において、電圧検出部14は、一対の検出側端子Td,Td間に発生する電圧V2を検出すると共に、検出信号V3に増幅して出力する。次いで、第1A/D変換部15が、検出信号V3をサンプリングして電圧データDvに変換して、処理部19に出力する。一方、電流検出部16は、検査電圧V1の印加時に、電圧生成部13、接続切替部12、ケーブル22、プローブ11a、配線パターン3、配線パターン4、ケーブル22、接続切替部12、帰還回路16bの経路に流れる検査電流I1を電流電圧変換して、電圧信号V4として出力する。次いで、第2A/D変換部17が、電圧信号V4をサンプリングして電流データDiに変換して、処理部19に出力する。
続いて、処理部19は、電圧データDvおよび電流データDiを入力すると共に、放電検出部18から放電検出信号S1が出力されているか否かを判別する。
この場合において、一対の配線パターン3,4間に放電が発生していないとき、つまり、絶縁状態が正常なときには、上記したように、電流検出部16の帰還回路16b(レンジ抵抗R1,R2,R3のいずれか)に流れる検査電流I1は、0.25μA以下の極めて低い電流値であるため、電流検出部16は、反転入力端子と非反転入力端子と間のバーチャルショート状態を正常に維持した状態で、正常に電流電圧変換動作を実行して、電圧信号V4を出力する。また、演算増幅器16aの反転入力端子の電圧(つまり反転入力端子に発生する電圧:検出側端子Tdの電圧)V5は、基準電位Gと同電位(0V:基準電圧Vref以下)となり、放電検出部18は、放電検出信号S1をLowレベルで出力する。つまり、放電検出部18は、放電検出信号S1の出力を停止している。
したがって、処理部19は、放電検出部18からの放電検出信号S1の出力を検出しないため、一対の配線パターン3,4間に放電が発生していないと判別して、電圧データDvに基づいて一対の配線パターン3,4間の電圧値(電圧V2の電圧値。この場合には、一対の配線パターン3,4間の電位差でもある)を算出すると共に、電流データDiに基づいて一対の配線パターン3,4間に流れる電流値(検査電流I1の電流値)を算出する。次いで、処理部19は、算出した電圧値および電流値に基づいて、一対の配線パターン3,4間の絶縁抵抗値Risを算出して、表示部20に表示させる。これにより、絶縁検査処理が完了する。
一方、一対の配線パターン3,4間に放電が発生している場合には、検査電圧V1に生じる電圧降下が僅かなものであり、これによって電圧検出部14が検出している電圧V2にこの電圧降下の影響が現れていないときであったとしても、電流検出部16の帰還回路16b(レンジ抵抗R1,R2,R3のいずれか)に流れる検査電流I1の電流値は、一対の配線パターン3,4間の絶縁状態が正常なときに流れる電流値(例えば上記したように0.25μA以下)と比較して、極めて大きな電流値(1000MΩレンジでは3.27μA、100MΩレンジでは25.7μA、10MΩレンジでは81.8μA)となる。このため、演算増幅器16aは、反転入力端子と非反転入力端子と間のバーチャルショート状態を正常に維持し得ない状態に移行する。したがって、演算増幅器16aの反転入力端子の電圧(検出側端子Tdの電圧)V5は、基準電圧Vrefを超える電圧(ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧Vz1(=7V))となる。これにより、放電検出部18は、放電検出信号S1をHighレベルで出力する(放電検出信号S1を出力する)。
したがって、処理部19は、放電検出部18からの放電検出信号S1の出力を検出して、一対の配線パターン3,4間に放電が発生していると判別する。このようにして放電が発生している場合には、正確な絶縁抵抗値Risの算出が行えない。このため、処理部19は、電圧データDvおよび電流データDiに基づく絶縁抵抗値Risの算出、および表示部20への表示は実行せずに、放電が発生した旨を表示部20に表示させる。これにより、絶縁検査処理が完了する。
このように、この絶縁検査装置1によれば、放電検出部18が、電流検出部16を構成する演算増幅器16aにおける反転入力端子の電圧V5と基準電圧Vrefとを比較して、電圧V5が基準電圧Vrefを超えたときに、放電の発生を示す放電検出信号S1を処理部19に出力する。したがって、放電の発生時において検査電圧V1に発生する電圧降下が僅かであって、この電圧降下が上記の各容量成分C1,C2によって吸収されるような微小な放電についても、確実に検出することができるため、放電の発生の際における誤った絶縁抵抗値Risの算出を回避することができる結果、絶縁検査の精度を向上させることができる。
なお、上記の電流検出部16では、上記したように、放電が発生したとして検出される検査電流I1の電流値が、10MΩレンジでは81.8μA、100MΩレンジでは25.7μA、1000MΩレンジでは3.27μAというように、各測定レンジにおいて大きく相違する(ばらつく)ため、各測定レンジにおいて同じかまたはより近い値にできるのが好ましい。また、微小電流レンジである1000MΩレンジでの電流値(感度)が、他の測定レンジでの電流値(感度)と比較して小さく(感度が高く)なり過ぎるため、より大きな電流値(より低い感度)とするのが好ましい。これを実現する電流検出部26について、図2を参照して説明する。なお、電流検出部16と同一の構成については同一の符号を付して重複する説明を省略する。
電流検出部26では、電流検出部16の構成に加えて、互いに逆向きに直列接続された一対のツェナーダイオードZD3,ZD4、およびツェナーダイオードZD3,ZD4に直列に接続されてツェナーダイオードZD3,ZD4を流れる電流をツェナーダイオードZD3,ZD4の定格電流範囲内に制限する抵抗(電流制限抵抗)R4で構成されるバイパス回路16cが、帰還回路16bに対して並列に接続されている。本例では、各ツェナーダイオードZD3,ZD4として、一例としてツェナー電圧Vz2が7Vのツェナーダイオードを使用し、一例として抵抗値が25kΩの抵抗を電流制限抵抗R4として使用する。
この場合、いずれの測定レンジにおいても、放電の発生時に、電圧V5が基準電圧Vref(本例では、5V)に達する前に、バイパス回路16cが作動して(本例では、ツェナーダイオードZD4がオンして)、その後は、検査電流I1がこのバイパス回路16cを経由して流れるように、ツェナーダイオードZD3,ZD4のツェナー電圧Vz2が規定されている。具体的には、電圧V5が5Vに達する前に、放電の発生時に検査電流I1が流れることに起因して各レンジ抵抗R1,R2,R3の両端間に発生する電圧により、バイパス回路16cが作動するように(ツェナーダイオードZD3,ZD4(本例ではツェナーダイオードZD4)がオンするように)、ツェナー電圧Vz2が上記したように7Vに規定されている。
この構成により、いずれの測定レンジにおいても、放電の発生時に検査電流I1が流れることに起因して各レンジ抵抗R1,R2,R3の両端間に発生する電圧が7Vに達したときには、その後にこの両端間の電圧が7Vを下回るまでの間、バイパス回路16cが作動して、検査電流I1はこのバイパス回路16cを経由して流れる。このため、バイパス回路16cが作動している状態において、式(−10V+Vz2+25kΩ×I1)で規定される電圧(検出側端子Tdの電圧)V5が、検査電流I1の増加に伴って上昇する。なお、発明の理解を容易にするため、ツェナーダイオードZD3の順方向電圧はゼロボルトであるものとしている。これにより、この電圧V5が上昇して基準電圧Vref(5V)に達し、さらに基準電圧Vrefを超えたときには、放電検出部18が、放電検出信号S1をHighレベルで出力する(放電検出信号S1を出力する)ため、処理部19は、放電検出部18からの放電検出信号S1の出力を検出して、一対の配線パターン3,4間に放電が発生していると判別する。
具体的には、10MΩレンジでは、レンジ抵抗R1(400kΩ)に検査電流I1が流れることにより、このレンジ抵抗R1の両端間に発生する電圧が7V(ツェナー電圧Vz2)になったときに(検査電流I1が17.5μAに達したときに)、バイパス回路16cが作動して、検査電流I1がこのバイパス回路16cを経由して流れ始める。その後に、検査電流I1がさらに増加して320μAに達したときに、検査電流I1が流れることによって電流制限抵抗R4の両端間に発生する電圧が8V(=320μA×25kΩ)となって、ツェナー電圧Vz2(7V)を含めたバイパス回路16c全体の両端間の電圧(電流制限抵抗R4の両端間に発生する電圧とツェナー電圧Vz2との合成電圧)が15V(=7V+8V)に達する。これにより、電圧V5が5V(=15V−10V)となり、基準電圧Vref(5V)に達することから、検査電流I1がその後さらに増加したときには、電圧V5が基準電圧Vrefを超えるため、放電検出部18がこれを検出して、放電検出信号S1を出力する。
また、100MΩレンジでは、レンジ抵抗R2(4MΩ)に検査電流I1が流れることにより、このレンジ抵抗R2の両端間に発生する電圧が7Vになったときに(検査電流I1が1.75μAに達したときに)、バイパス回路16cが作動して、検査電流I1がこのバイパス回路16cを経由して流れ始める。その後に、検査電流I1がさらに増加して320μAに達したときに、検査電流I1が流れることによって電流制限抵抗R4の両端間に発生する電圧が8V(=320μA×25kΩ)となって、ツェナー電圧Vz2(7V)を含めたバイパス回路16c全体の両端間の電圧が15Vに達する。これにより、電圧V5が5V(=15V−10V)となり、基準電圧Vref(5V)に達することから、検査電流I1がその後さらに増加したときには、電圧V5が基準電圧Vrefを超えるため、放電検出部18がこれを検出して、放電検出信号S1を出力する。
また、1000MΩレンジでは、レンジ抵抗R3(40MΩ)に検査電流I1が流れることにより、このレンジ抵抗R3の両端間に発生する電圧が7Vになったときに(検査電流I1が0.175μAに達したときに)、バイパス回路16cが作動して、検査電流I1がこのバイパス回路16cを経由して流れ始める。その後に、検査電流I1がさらに増加して320μAに達したときに、検査電流I1が流れることによって電流制限抵抗R4の両端間に発生する電圧が8V(=320μA×25kΩ)となって、ツェナー電圧Vz2(7V)を含めたバイパス回路16c全体の両端間の電圧が15Vに達する。これにより、電圧V5が5V(=15V−10V)となり、基準電圧Vref(5V)に達することから、検査電流I1がその後さらに増加したときには、電圧V5が基準電圧Vrefを超えるため、放電検出部18がこれを検出して、放電検出信号S1を出力する。
このように、このバイパス回路16cを有する電流検出部26を備えた構成の絶縁検査装置1では、いずれの測定レンジに設定されていたとしても、放電の発生の際には、バイパス回路16cが作動するため、バイパス回路16cを構成するツェナーダイオードZD4のツェナー電圧Vz2と、バイパス回路16cを構成する電流制限抵抗R4に検査電流I1が流れることに起因して電流制限抵抗R4の両端間に発生する電圧との合成電圧が、電流検出部16を構成する演算増幅器16aにおける反転入力端子の電圧V5となる。したがって、この絶縁検査装置1によれば、いずれの測定レンジに設定されていたとしても、放電検出部18において放電の発生を検出する際の検査電流I1の電流値を揃えることができる。すなわち、各測定レンジにおいて、同じ検査電流I1の電流値で、つまり同じ感度で放電の発生(発生の開始)を検出することができる。これにより、この絶縁検査装置1によれば、微小電流レンジである1000MΩレンジでの電流値(感度)が、他の測定レンジでの電流値(感度)と比較して小さく(感度が高く)なり過ぎるといった事態を回避することができる。
なお、上記の電流検出部26では、演算増幅器16aの出力端子側から反転入力端子側に向かう電流が流れた場合においても、電圧V5の上昇を制限するために、互いに逆向きに直列接続された一対のツェナーダイオードZD1,ZD2を上記のように接続し、かつバイパス回路16cが上記のように作動させるために、互いに逆向きに直列接続された一対のツェナーダイオードZD3,ZD4を電流制限抵抗R4に直列に接続する構成を採用しているが、検査電流I1の流れる向きが、常に図2に示す矢印の向き(演算増幅器16aの反転端子に流れ込む向き)である場合には、ツェナーダイオードZD1の配設を省略して、コンパレータ18aの一方の入力端子(非反転入力端子)と基準電位Gとの間にツェナーダイオードZD2のみを接続する構成にすることもできると共に、ツェナーダイオードZD3の配設を省略して、ツェナーダイオードZD4と電流制限抵抗R4の直列回路でバイパス回路16cを構成することもできる。
また、上記の例では、一対の配線パターン3,4間の電圧値と、一対の配線パターン3,4間に流れる検査電流I1の電流値とに基づいて、一対の配線パターン3,4間の絶縁抵抗値Risを算出しているが、一対の配線パターン3,4に電圧生成部13から印加される検査電圧V1が既知の場合には、一対の配線パターン3,4間の電圧値に代えて検査電圧V1に基づいて、絶縁抵抗値Risを算出することもできる。
1 絶縁検査装置
2 回路基板
3,4 配線パターン
13 電圧生成部
16 電流検出部
16a 演算増幅器
16b 帰還回路
16c バイパス回路
18 放電検出部
19 処理部
G 基準電位
I1 検査電流
Ris 絶縁抵抗値
S1 放電検出信号
V1 検査電圧
V4 電圧信号
Vref 基準電圧

Claims (2)

  1. 絶縁検査の対象となる一対の配線パターン間に印加する検査電圧を生成する電圧生成部と、
    反転入力端子が前記一対の配線パターンのうちの一方の配線パターンに接続されると共に非反転入力端子が基準電位に接続され、かつ出力端子と前記反転入力端子との間にレンジ設定回路が接続された演算増幅器を有し、前記検査電圧の印加時に当該一対の配線パターン間に流れる検査電流を当該一方の配線パターンを介して入力すると共に前記演算増幅器で電圧信号に変換して出力する電流電圧変換部と、
    前記検査電圧の印加時における前記一対の配線パターン間の電圧値および当該検査電圧の電圧値のいずれか一方の電圧値と、前記電流電圧変換部によって変換された前記電圧信号に基づく前記検査電流の電流値とに基づいて前記一対の配線パターン間の絶縁抵抗値を算出すると共に当該算出した絶縁抵抗値に基づいて当該一対の配線パターン間の絶縁状態を判別する処理部とを備えた絶縁検査装置であって、
    前記演算増幅器における前記反転入力端子の電圧が予め規定された基準電圧を超えたときに、前記一対の配線パターン間に放電が発生したことを示す放電検出信号を前記処理部に出力する放電検出部を備え、
    前記処理部は、前記放電検出信号を入力したときに前記一対の配線パターンの絶縁状態を不良と判別する絶縁検査装置。
  2. 前記レンジ設定回路は、前記演算増幅器の前記出力端子と前記反転入力端子との間に切替スイッチによって切り替え接続可能に配設された複数の基準抵抗で構成され、
    ツェナーダイオードおよび当該ツェナーダイオードに直列に接続された電流制限抵抗で構成されて前記レンジ設定回路に並列に接続されるバイパス回路を備えている請求項1記載の絶縁検査装置。
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