JP2007178257A - 計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 計測装置と被測定物間を接続している配線にチェック電流を流して接続チェックを行う4端子計測装置において、接続チェックを行う間は測定電流が流れないように電流源を切り離すか、測定電流値を小さくしなければならず、構成が複雑になるという課題を解決する。
【解決手段】 チェック電流を流すか流さないかを切り替えるスイッチ手段を設け、チェック電流を流したときと流さないときの、配線間の電圧差に基づいて接続状態をチェックするようにした。測定電流を流したままで接続チェックができ、かつ接触抵抗の大きさを評価することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被測定物に定電流を流し、この被測定物両端に発生する電圧を測定することによりこの被測定物の物理量を計測する計測装置において、被測定物と計測装置の接続をチェックすることができる計測装置に関するものである。
図3に4端子接続により被測定物の抵抗を計測する計測装置の構成を示す。図3において、抵抗を計測する被測定物10の一端は第1の導線L1により端子HFに、第2の導線L2により端子HSに接続される。また、被測定物10の他端は第3の導線L3により端子LSに、第4の導線L4により端子LFに接続される。R1〜R4は第1〜第4の導線L1〜L4の配線抵抗と接触抵抗の合成抵抗を表している。
定電流源11の一端はスイッチSW1、SW2を介して端子HF、LSに、他端はスイッチSW1、SW2を介して端子HS、LFに接続される。定電流源12の両端はスイッチSW3を介して端子HF、LFに接続される。
2入力増幅器13の入力端子は端子HS、LSに接続され、その出力はAD変換器14に入力される。このAD変換器14によって変換されたデジタル値はマイクロプロセッサ15に入力される。
2入力増幅器16の一方の入力端子には、スイッチSW4を介して端子LSが、スイッチSW5を介して端子HFが接続される。また、他方の入力端子には、スイッチSW4を介して端子LFが、スイッチSW5を介して端子HSが接続される。増幅器16の出力は閾値電圧18が接続されたコンパレータ17に入力され、コンパレータ17の出力はマイクロプロセッサ15に入力される。
このような構成において、被測定物10の抵抗を計測するときは、スイッチSW3をオン、SW1、SW2、SW4、SW5をオフにする。定電流源12の出力電流Isは端子HFから被測定物10を流れ、端子LFに流れる。被測定物10両端の電圧は増幅器13で増幅され、AD変換器14でデジタル値に変換されてマイクロプロセッサ15に入力される。マイクロプロセッサ15は、この電圧と電流Isの値から被測定物10の抵抗値を演算する。
接続をチェックするときは、H側とL側を順番にチェックする。H側をチェックするときは、スイッチSW1とSW5をオン、SW2〜SW4をオフにする。定電流源11の出力電流Icは、経路L5に示すように端子HL→第1の導線L1→第2の導線L2→端子HSに流れ、増幅器16にはIc×(R1+R2)の電圧が入力される。この電圧は増幅器16で増幅され、コンパレータ17で閾値電圧18と比較される。L側を測定するときは、スイッチSW2、SW4をオン、SW1、SW3、SW5をオフにする。定電流源11の出力電流Icは端子LS→第3の導線L3→第4の導線L4→端子LF間を流れ、Ic×(R3+R4)を増幅した電圧と閾値電圧18がコンパレータ17で比較される。
抵抗(R1+R2)または(R3+R4)が大きくなると、コンパレータ17に入力される電圧も大きくなり、ある値(=Rc)でコンパレータ17の出力が反転する。マイクロプロセッサ15は、この反転によって接続不良を知ることができる。
特許文献1には、同様に接続をチェックできる計測装置が記載されている。この計測装置を図4を用いて説明する。なお、図3と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図4において、20は200mAと0.5mAの電流を切り替えて出力することができる定電流源である。また、定電流源11の出力電流は50mAであるとする。被測定物10の抵抗値を計測するときは、定電流源20の出力電流を200mAに設定し、スイッチSW1とSW2をオフにする。被測定物10には定電流源20の出力電流が流れ、その両端の電圧は増幅器13で増幅され、デジタル値に変換される。
接続チェックを行うときは、定電流源20の出力電流を0.5mAに設定する。H側の接続をチェックするときは、スイッチSW1をオン、SW2をオフにする。定電流源11の出力電流は第1の導線L1、第2の導線L2を流れ、このときの電圧降下はコンパレータ17で比較されて、接続がチェックされる。このチェック結果はマイクロプロセッサ15に入力され、信号出力21として外部に送信され、またディスプレイ22に表示される。
L側の接続をチェックするときは、スイッチSW1をオフ、SW2をオンにする。定電流源11の出力電流は第3の導線L3、第4の導線L4を流れ、このときの電圧降下はコンパレータ17で比較されて、接続がチェックされる。なお、R1、R4には定電流源20の出力電流が流れるのでこの分が誤差になるが、接続チェックのためには高精度の測定は必要がないので、定電流源20の出力電流を定電流源11のそれに比べて小さな値にすることにより、実用上問題になることはない。
特開2000−111593号公報
しかし、このような計測装置には次のような課題があった。図3の計測装置は接続チェック時に定電流源12を切り離さなければならず、そのためのスイッチが必要になり、構成が複雑になるという課題があった。また、図4の計測装置では、定電流源20として出力電流を切り替えることができる定電流源が必要であり、やはり構成が複雑になるという課題があった。
また、いずれの計測装置も接続が良か不良かのどちらかの結果しか得られないために、どの程度接触抵抗が増大したかを知ることが出来ないという課題もあった。
従って本発明の目的は、構成が簡単でかつ接触抵抗の値をチェックすることが出来る計測装置を提供することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
被測定物の一端に第1および第2の導線を接続し、前記被測定物の他端に第3および第4の導線を接続して、前記第1および第4の導線を用いて前記被測定物に所定の電流を供給し、前記第2および第3の導線を用いて前記被測定物両端の電圧を測定して、これら電圧および電流から前記被測定物の物理量を測定する計測装置において、
前記第1および第4の導線を用いて、前記被測定物に電流を供給する第1の電流源と、
前記第2および第3の導線を用いて、前記被測定物両端の電圧を測定する電圧測定部と、
第2の電流源と、
この第2の電流源の出力電流を、前記第1の導線と第2の導線に、または前記第3の導線と第4の導線に選択的に流すスイッチ手段と、
前記スイッチ手段を操作し、前記第2の電流源の出力電流を前記第1の導線と第2の導線に流したときと流さないときの前記第1の導線と第2の導線間の電圧差、および/または前記第2の電流源の出力電流を前記第3の導線と第4の導線に流したときと流さないときの前記第3の導線と第4の導線間の電圧差から、前記第1〜第4の導線の接続状態を評価する接続評価手段と、
を具備したものである。第1〜第4の導線の接続状態の程度を評価することができる。
請求項2記載の発明は、
被測定物の一端に第1および第2の導線を接続し、前記被測定物の他端に第3および第4の導線を接続して、前記第1および第4の導線を用いて前記被測定物に所定の電流を供給し、前記第2および第3の導線を用いて前記被測定物両端の電圧を測定して、これら電圧および電流から前記被測定物の物理量を測定する計測装置において、
前記第2および第3の導線を用いて前記被測定物両端の電圧を測定し、この電圧が所定の値になるように前記第1および第4の導線を用いて前記被測定物に電流を供給する電流供給手段と、
前記電流供給手段の出力電流を検出する電流検出手段と、
第2の電流源と、
この第2の電流源の出力電流を、前記第1の導線と第2の導線に、または前記第3の導線と第4の導線に選択的に流すスイッチ手段と、
前記スイッチ手段を操作し、前記第2の電流源の出力電流を前記第1の導線と第2の導線に流したときと流さないときの前記第1の導線と第2の導線間の電圧差、および/または前記第2の電流源の出力電流を前記第3の導線と第4の導線に流したときと流さないときの前記第3の導線と第4の導線間の電圧差から、前記第1〜第4の導線の接続状態を評価する接続評価手段と、
を具備したものである。第1〜第4の導線の接続状態の程度を評価することができる。
本発明によれば次のような効果がある。
請求項1および2の発明によれば、被測定物の両端に各2本の導線を接続し、2本の導線で被測定物に電流を供給し、2本の導線で被測定物両端の電圧を測定することにより、この被測定物の物理量を測定する計測装置であって、前記被測定物の同じ側に接続されている導線間にチェック電流を流して、このチェック電流を流したときと流さないときの導線間の電圧差に基づいてこの導線の接続状態を評価するようにした。
被測定物の物理量を測定する電流を流したままで、導線の接続状態を評価することができるという効果がある。そのため、測定電流源を切り離すスイッチあるいは測定電流源の出力電流値を切り替える手段が不要になり。構成を簡単にすることができる。
また、チェック電流を流したときと流さないときの電圧差で評価するので、接触抵抗の値を知ることができる。そのため、接触抵抗のトレンドを測定することによりプローブの劣化の状態を把握することができ、交換の時期を知ることができるので、自動検査ラインで用いる測定器に用いて特に効果が大きい。
以下本発明を図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明に係る計測装置の一実施例を示す構成図である。なお、図3と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図1において、30はスイッチであり、増幅器13の出力をAD変換器14に入力し、また切り離す。31は増幅器であり、端子HFとHS間、またはLSとLF間の電圧が入力される。これら端子間の電圧は、スイッチSW4、SW5によって切り替えられる。32はスイッチであり、増幅器31の出力をAD変換器14に入力し、また切り離す。スイッチSW1、SW2、SW4、SW5、30、32はマイクロプロセッサ15でそのオンオフが制御される。
なお、定電流源12は第1の電流源を、定電流源11は第2の電流源に相当する。また、スイッチSW1、SW2でスイッチ手段を、増幅器13とAD変換器14で電圧測定部を、スイッチSW4、SW5、増幅器31、AD変換器14、マイクロプロセッサ15で接続評価手段を構成している。
次に、この実施例の動作を説明する。被測定物10の抵抗を計測するときは、スイッチ30をオン、SW1、SW2、SW4、SW5、32をオフに設定する。定電流源12の出力電流は、一点鎖線L6に示すように端子HFから第1の導線L1を経由して被測定物10に流れ、第4の導線L4、端子LFを経由して共通電位点GNDsに流れる。また、被測定物10両端の電圧は増幅器13で増幅され、AD変換器14でデジタル値に変換されてマイクロプロセッサ15に入力される。マイクロプロセッサ15は、このデジタル値および定電流源12の出力電流Isの値から被測定物10の抵抗を算出する。
H側の接続をチェックするときは、スイッチSW1、SW5、32をオンに、SW2、SW4、30をオフに設定する。定電流源11の出力電流Icは、2点鎖線L7に示すように端子HF→第1の導線L1→第2の導線L2→端子HS→共通電位点GNDcの経路を流れる。また、第1の導線L1には定電流源12の出力電流Isも流れている。スイッチSW5はオンなので、増幅器31にはIc×(R1+R2)+Is×R1の電圧が入力される。この電圧は増幅器31で増幅され、AD変換器14でデジタル値に変換されてマイクロプロセッサ15に入力される。
次に、スイッチSW1をオフにする。定電流源11の出力電流Icは第1、第2の導線L1、L2に流れないので、増幅器31にはIs×R1の電圧が入力される。この電圧も増幅器31で増幅され、AD変換器14でデジタル値に変換されてマイクロプロセッサ15に入力される。マイクロプロセッサ15は、これら2つのデジタル値から(R1+R2)を算出して、接触抵抗の大きさ、すなわち接続の程度を評価する。
L側の接続をチェックするときは、スイッチSW2、SW4、32をオンに、SW1、SW5、30をオフに設定する。定電流源11の出力電流は端子LS→第3の導線→第4の導線L4→端子LF→共通電位点GNDcの経路を流れる。また、第4の導線L4には定電流源12の出力電流Isも流れている。スイッチSW4はオンなので、増幅器31にはIc×(R3+R4)+Is×R4の電圧が入力される。この電圧は増幅器31で増幅され、AD変換器14でデジタル値に変換されてマイクロプロセッサ15に入力される。
次に、スイッチSW2をオフにする。定電流源11の出力電流Icは第3、第4の導線L3、L4に流れないので、増幅器31にはIs×R4の電圧が入力される。この電圧も増幅器31で増幅され、AD変換器14でデジタル値に変換されてマイクロプロセッサ15に入力される。マイクロプロセッサ15は、これら2つのデジタル値から(R3+R4)を算出して、接触抵抗の大きさ、すなわち接続の程度を評価する。
なお、定電流源12の出力電流Isが定電流源11の出力電流Icよりもかなり大きいと、Ic×(R1+R2)(またはIc×(R3+R4))の大きさがIs×R1(またはIs×R4)に比べて小さくなりすぎ、接触抵抗計測精度が低下する。しかし、もともと接触抵抗の計測精度はそれほど高くなくてもよいので、問題なることは少ない。Is<100×Icの範囲では、実用上問題になることはない。
図2に本発明の他の実施例を示す。なお、図1と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。図2において、46は基準電源であり、基準電圧Esを出力する。45は増幅器であり、端子HSとLS間の電圧が入力され、この電圧を増幅して出力する。44は減算器であり、基準電圧Esと増幅器45の差電圧を出力する。43は増幅器であり、減算器44の出力が入力される。40は抵抗値Rsを有する抵抗であり、増幅器43の出力端子と端子HF間に挿入される。41は増幅器であり、抵抗40両端の電圧が入力される。42はスイッチであり、増幅器41の出力をAD変換器14に入力し、また切り離す。スイッチSW1、SW2、SW4、SW5、32、42はマイクロプロセッサ15でそのオンオフが制御される。
なお、増幅器43、45、減算器44、基準電源46で電流供給手段を、抵抗40と増幅器41で電流検出手段を、スイッチSW1、SW2でスイッチ手段を、スイッチSW4、SW5、増幅器31、AD変換器14、マイクロプロセッサ15で接続評価手段を構成している。また、定電流源11は第2の電流源に相当する。
次に、この実施例の動作を説明する。被測定物10の抵抗を計測するときは、スイッチSW1、SW2、SW4、SW5、32をオフに、スイッチ42をオンに設定する。増幅器43はその入力がゼロになるように、その出力を制御する。増幅器43の入力は減算器44の出力なので、被測定物10両端の電圧は基準電圧Esになる。被測定物10に流れる電流(=Io)は抵抗40間に電位差を発生させ、この電位差は増幅器41で増幅され、AD変換器14でデジタル値に変換されてマイクロプロセッサ15に入力される。マイクロプロセッサ15はこのデジタル値から被測定物10に流れる電流Ioを演算し、この電流値と被測定物10両端の電圧(=Es)から、被測定物10の抵抗を算出する。
H側の接続をチェックするときは、スイッチSW1、SW5、32をオンに、スイッチSW2、SW4、42をオフに設定する。定電流源11の出力電流Icは端子HF→第1の導線L1→第2の導線L2→端子HSに流れる。第1の導線L1には電流Ioも流れているので、これらの端子間の電圧はIc×(R1+R2)+Io×R1になる。この電圧は増幅器31で増幅され、AD変換器14でデジタル値に変換されてマイクロプロセッサ15に入力される。次に、スイッチSW1をオフにする。増幅器31の入力電圧はIo×R1になり、この電圧は同様の手順でマイクロプロセッサ15に入力される。マイクロプロセッサ15はこれらの値から(R1+R2)を算出し、接触抵抗すなわち接続の程度を評価する。
L側の接続をチェックするときは、スイッチSW2、SW4、32をオンに、スイッチSW1、SW5、42をオフに設定する。定電流源11の出力電流Icは端子LS→第3
の導線L3→第4の導線L4→端子LFに流れる。第4の導線L4には電流Ioも流れているので、これらの端子間の電圧はIc×(R3+R4)+Io×R4になる。次に、スイッチSW2をオフにする。増幅器31の入力電圧はIo×R4になる。マイクロプロセッサ15はこれらの電圧から(R3+R4)を算出し、接触抵抗すなわち接続の程度を評価する。
なお、この実施例ではスイッチSW1またはSW2をオンにして定電流源11の出力電流Icを流したときに端子HSまたはLSにこの電流が流れるので、接続のチェック時にスイッチSW1またはSW2をオンにしたときとオフにしたときとでは、Ioの値が若干異なる。しかし、前述したように、接続のチェックは高精度な計測は必要ないので、大きな問題にはならない。この実施例は、端子HSやLSと被測定物10の接続が断線したときに、被測定物10に異常な電圧が連続して印可されることがなくなるという利点がある。
なお、増幅器43を差動入力の増幅器にし、この差動増幅器に増幅器45の出力と基準電圧Esを入力することにより、減算器44を省くことができる。また、図1実施例および図2実施例共に、接触抵抗の計測では精度や分解能はそれほど高くなくてもよいので、AD変換器14として積分型のアナログデジタル変換器を用い、被測定物10の抵抗値計測のときは積分時間を長くして高精度計測を行い、接続チェックのときは積分時間を短くすることにより、計測時間を短縮することができる。さらに、これらの実施例では被測定物10の物理量測定と接続チェックでAD変換器を共用したが、別々のAD変換器を用いてもよい。
本発明の一実施例を示す構成図である。 本発明の他の実施例を示す構成図である。 従来の計測装置の構成図である。 従来の計測装置の構成図である。
符号の説明
10 被測定物
11、12 定電流源
13、31、41、43、45 増幅器
14 AD変換器
15 マイクロプロセッサ
30、32、42 SW1、SW2、SW4、SW5 スイッチ
40 抵抗
44 減算器
46 基準電源
HF、HS、LS、LF 端子
L1〜L4 第1〜第4の導線
R1〜R4 接触抵抗+配線抵抗

Claims (2)

  1. 被測定物の一端に第1および第2の導線を接続し、前記被測定物の他端に第3および第4の導線を接続して、前記第1および第4の導線を用いて前記被測定物に所定の電流を供給し、前記第2および第3の導線を用いて前記被測定物両端の電圧を測定して、これら電圧および電流から前記被測定物の物理量を測定する計測装置において、
    前記第1および第4の導線を用いて、前記被測定物に電流を供給する第1の電流源と、
    前記第2および第3の導線を用いて、前記被測定物両端の電圧を測定する電圧測定部と、
    第2の電流源と、
    この第2の電流源の出力電流を、前記第1の導線と第2の導線に、または前記第3の導線と第4の導線に選択的に流すスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段を操作し、前記第2の電流源の出力電流を前記第1の導線と第2の導線に流したときと流さないときの前記第1の導線と第2の導線間の電圧差、および/または前記第2の電流源の出力電流を前記第3の導線と第4の導線に流したときと流さないときの前記第3の導線と第4の導線間の電圧差から、前記第1〜第4の導線の接続状態を評価する接続評価手段と、
    を具備したことを特徴とする計測装置。
  2. 被測定物の一端に第1および第2の導線を接続し、前記被測定物の他端に第3および第4の導線を接続して、前記第1および第4の導線を用いて前記被測定物に所定の電流を供給し、前記第2および第3の導線を用いて前記被測定物両端の電圧を測定して、これら電圧および電流から前記被測定物の物理量を測定する計測装置において、
    前記第2および第3の導線を用いて前記被測定物両端の電圧を測定し、この電圧が所定の値になるように前記第1および第4の導線を用いて前記被測定物に電流を供給する電流供給手段と、
    前記電流供給手段の出力電流を検出する電流検出手段と、
    第2の電流源と、
    この第2の電流源の出力電流を、前記第1の導線と第2の導線に、または前記第3の導線と第4の導線に選択的に流すスイッチ手段と、
    前記スイッチ手段を操作し、前記第2の電流源の出力電流を前記第1の導線と第2の導線に流したときと流さないときの前記第1の導線と第2の導線間の電圧差、および/または前記第2の電流源の出力電流を前記第3の導線と第4の導線に流したときと流さないときの前記第3の導線と第4の導線間の電圧差から、前記第1〜第4の導線の接続状態を評価する接続評価手段と、
    を具備したことを特徴とする計測装置。
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