JP2012031920A - 高負荷容量型の針状ころ軸受 - Google Patents

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真也 太向
Tomoaki Terada
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Abstract

【課題】ころ配列のピッチ円上に柱部を有しない高負荷容量型の針状ころ軸受の保持器を、樹脂の一体成形により形成することを可能にする。
【解決手段】保持器11を、軸方向に2分割された分割部材11a、11bによって構成することにより、樹脂の成形金型を軸方向から引き抜きを可能とする。二つの分割部材11a、11bは、互いに対向する円環部12を有し、この円環部12に、ころ配列のピッチ円よりも外周側で、ころ配列のころところの間に位置し、他方の分割部材11a、11bに向く柱部13を備え、二つの分割部材11a、11bの対向する柱部13に、互いに結合する結合部を設けた。
【選択図】図3

Description

この発明は、ころ配列のピッチ円上に保持器の柱部を有しない高負荷容量型の針状ころ軸受に関するものである。
針状ころ軸受は、ころ配列のピッチ円上に保持器の柱部を有しない構造にすることにより、ころ本数を増加させることができるので、高負荷容量のものが得られる。
従来、この種の高負荷容量型の針状ころ軸受として、特許第4087630号公報(特許文献1)に開示されたものがある。
このものは、保持器が、削り保持器と内側保持器との組み合わせになっている。
特許第4087630号公報
高負荷容量型の針状ころ軸受は、保持器の外周側と内周側に柱部を設けてころの脱落を防止する必要がある。
ところが、特許文献1に示すような、保持器が、削り保持器と内側保持器との組み合わせになっている構造では、内側保持器が内周側の蓋のような作用をし、軸受内部への潤滑剤の流入及びコンタミの排出の妨げとなる。
一方、部品点数を最小限としながら、軽量化のためには、保持器は、樹脂製部品とすることが望ましい。
ところで、図11に示すように、ころ配列のピッチ円上に柱部1がある一般の保持器構造では、金型2を外周方向(矢印Aの方向)に抜く際に、金型2との関係で、柱部1のアンダーカットになる部分Bが小さく、金型2を無理なく抜くことができる。
したがって、ころ配列のピッチ円上に柱部1がある一般の保持器は、樹脂の一体成形が可能である。
ところが、高負荷容量型の針状ころ軸受は、ころ配列のピッチ円上に保持器の柱部がなく、柱部1をピッチ円の外周側に形成しているので、図10に示すように、金型2を外周方向(矢印Aの方向)に抜く際に、柱部1の部分が、金型2との関係で、大きなアンダーカットの部分Bとなり、金型2を抜くことができない。
したがって、ころ配列のピッチ円上に柱部を有しない構造の保持器は、樹脂による一体成形ができないという問題がある。
そこで、この発明は、ころ配列のピッチ円上に柱部を有しない構造の保持器を、樹脂の一体成形により形成することを可能にすることにより、高負荷容量型の針状ころ軸受を得ようとするものである。
前記の課題を解決するために、この発明は、高負荷容量型の針状ころ軸受の保持器を、軸方向に2分割された分割部材によって構成したのである。
そして、二つの分割部材は、互いに対向する円環部を有し、この円環部に、ころ配列のピッチ円よりも外周側で、ころ配列のころところの間に位置し、他方の分割部材に向く柱部を備え、二つの分割部材の対向する柱部に、互いに結合する結合部を設け、上記円環部の対向する内周側に、ころの抜け止め凸部を設けたことを特徴とする。
上記対向する柱部の結合部は、互いに嵌まり合う凸部と凹部とによって構成することができる。
上記分割部材の隣り合う柱部に、結合部を構成する凸部と凹部を交互に形成し、対向する二つの分割部材を同形状に形成することにより、二つの分割部材の金型を同じ金型にすることができる。
また、上記対向する柱部の結合部の一方を、インサート成型されたピンによって形成し、他方を、上記ピンが挿し込まれる穴によって形成することもできる。
この場合も、上記分割部材の隣り合う柱部に、結合部を構成するインサート成型されたピンと、ピンが挿し込まれる穴を交互に形成し、対向する二つの分割部材を同形状に形成することにより、二つの分割部材の金型を同じ金型にすることができる。
上記ピンの長さは、ピンを穴に挿し込んだ状態でピンが円環部の幅面から出ない長さに形成することが望ましい。
また、上記ピンの外面に、抜け止め用の凹凸が設けることもできる。
また、上記対向する柱部の結合部を、溶着又は接着により、強固に結合してもよい。
上記抜け止め凸部は、台形形状で、円環部からの突出量が、ころの面取り部に掛かる程度に形成されていることが好ましい。
また、上記抜け止め凸部は、運転中にころに接触しないように形成されていることが好ましい。
この発明に係る保持器は、軸方向の分割構造であるから、軸方向に金型を抜くことにより、樹脂による一体成形が可能であり、部品点数の削減と軽量化が図れる。
内外の柱部が繋がっていない、即ち、ころ配列のピッチ円上に柱部がないため、多くのころを充填することができ、高負荷容量の針状ころ軸受が得られる。
しかも、内側保持器がなく、内径側の柱部が軸方向に繋がっていないため、内径側に空間ができ、コンタミが排出されやすく、また、通油性も良好である。
したがって、この発明の針状ころ軸受は、建機や減速機などの厳しい荷重条件の場所に使用することができる。
この発明に係る高負荷容量型の針状ころ軸受の斜視図である。 図1の縦断面図である。 軸方向に2分割された保持器の第1の実施形態を分離して示した斜視図である。 図3の実施形態の結合部の拡大図である。 軸方向に2分割された保持器の第2の実施形態を分離して示した斜視図である。 軸方向に2分割された保持器の第3の実施形態を分離して示した斜視図である。 図6の部分拡大縦断面図である。 軸方向に2分割された保持器の第4の実施形態を分離して示した斜視図である。 図6、図8の実施形態で使用するピンの拡大図である。 従来の高負荷容量型の針状ころ軸受の保持器と金型の関係を示す図である。 従来の一般的な針状ころ軸受の保持器と金型の関係を示す図である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明に係る高負荷容量型の針状ころ軸受は、図1に示すように、ころ10と、保持器11とからなる。
保持器11は、軸方向に2分割された分割部材11a、11bによって構成されている。
二つの分割部材11a、11bは、互いに対向する円環部12を有し、この円環部12に、ころ配列のピッチ円(PCD)よりも外周側で、ころ配列のころ10ところ10の間に位置し、他方の分割部材11a、11bに向く柱部13を備え、二つの分割部材11a、11bの対向する柱部13が、結合部によって互いに結合される。
上記円環部12の対向する内周側には、ころ10の抜け止め凸部14を設けている。
上記抜け止め凸部14は、台形形状で、円環部12からの突出量が、ころ10の面取り部に掛かる程度に形成されている。
また、上記抜け止め凸部14は、運転中にころ10に接触しないように形成されている。
分割部材11a、11bは、例えば、図3に示すように、円環部12の一方の面に、柱部13と、抜け止め凸部14を設けているので、樹脂による一体成形の際に、金型(図示省略)を軸方向に抜くことができる。
分割部材11a、11bの柱部13を互いに結合する結合部の構成としては、次のような手段を採用することができる。
図3に示す実施形態では、一方の分割部材11aの柱部13の端面に凸部15を形成し、他方の分割部材11bの柱部13の端面に、凸部15に嵌まる凹部16を形成している。
図4は、この凸部15と、凹部16の拡大図である。
図5に実施形態は、分割部材11a、11bの隣り合う柱部13に、結合部を構成する凸部15と凹部16を交互に形成し、対向する二つの分割部材11a、11bを同形状に形成している。二つの分割部材11a、11bを同形状にすることにより、金型を一つにすることができ、コストダウンが図れる。
図6に示す実施形態は、上記対向する柱部13の結合部の一方を、インサート成型されたピン17によって形成し、他方を、上記ピンが挿し込まれる穴18によって形成したものである。
図7は、柱部13に穴18を形成した実施形態の部分縦断面図である。
図8に示す実施形態は、分割部材11a、11bの隣り合う柱部13に、結合部を構成するインサート成型されたピン17と、ピン17が挿し込まれる穴18を交互に形成し、対向する二つの分割部材11a、11bを同形状に形成したものである。
この図8の実施形態も、図5に示す実施形態と同様に、二つの分割部材11a、11bを同じ金型を使用して形成することができる。
図6、図8の実施形態において、ピン17の長さは、円環部12の幅面を貫通しない長さとする。
ピン17は、各柱部13毎に設定してもよいし、1〜2本間隔としてもよい。
ピン17は、図9に示すように、抜け止め用の凹凸を外面に形成してもよい。
ピン17の外径と穴18の内径とは、ピン17を抜けにくくするために、0.2mm程度の締代とすることが好ましい。
上記対向する柱部13の結合部を、溶着又は接着により、強固に結合してもよい。
10 ころ
11 保持器
11a、11b 分割部材
12 円環部
13 柱部
14 抜け止め凸部
15 凸部
16 凹部
17 ピン
18 穴

Claims (12)

  1. 保持器と、ころとからなり、ころ配列のピッチ円上に保持器の柱部を有しない高負荷容量型の針状ころ軸受において、上記保持器が、軸方向に2分割された分割部材によって構成され、二つの分割部材は、互いに対向する円環部を有し、この円環部に、ころ配列のピッチ円よりも外周側で、ころ配列のころところの間に位置し、他方の分割部材に向く柱部を備え、二つの分割部材の対向する柱部に、互いに結合する結合部を設け、上記円環部の対向する内周側に、ころの抜け止め凸部を設けたことを特徴とする高負荷容量型の針状ころ軸受。
  2. 上記対向する柱部の結合部が、互いに嵌まり合う凸部と凹部とからなる請求項1記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  3. 上記分割部材の隣り合う柱部に、結合部を構成する凸部と凹部を交互に形成し、対向する二つの分割部材を同形状に形成したことを特徴とする請求項2記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  4. 上記対向する柱部の結合部の一方を、インサート成型されたピンによって形成し、他方を、上記ピンが挿し込まれる穴によって形成したことを特徴とする請求項1記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  5. 上記分割部材の隣り合う柱部に、結合部を構成するインサート成型されたピンと、ピンが挿し込まれる穴を交互に形成し、対向する二つの分割部材を同形状に形成したことを特徴とする請求項4記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  6. 上記ピンを穴に挿し込んだ状態でピンが円環部の幅面から出ない長さに形成されている請求項4又は5記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  7. 上記ピンの外面に、抜け止め用の凹凸が設けられている請求項4〜6のいずれかに記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  8. 上記対向する柱部の結合部が、溶着によって結合されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  9. 上記対向する柱部の結合部が、接着によって結合されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  10. 上記抜け止め凸部が、台形形状で、円環部からの突出量が、ころの面取り部に掛かる程度に形成されている請求項1〜9のいずれかに記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  11. 上記抜け止め凸部が、運転中にころに接触しないように形成されている請求項1〜10のいずれかに記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
  12. 上記分割部材の材質が樹脂である請求項1〜11のいずれかに記載の高負荷容量型の針状ころ軸受。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105673682A (zh) * 2016-03-24 2016-06-15 南通莱必特轴承有限公司 滚柱轴承
DE102019127287A1 (de) * 2019-10-10 2021-04-15 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Zweiteiliger Lagerkäfig sowie Wälzlager mit einem solchen Lagerkäfig

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