JP2012030318A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インバータ回路を備えた電動工具、特に芝刈り機であって、電池パックの電力の浪費を軽減させることのできるものを提供する。
【解決手段】 芝刈り機1は、モータ32と、電池パック4からの直流電力を交流電力に変換するインバータ2と、モータ32へ交流電力の供給を指示するトリガスイッチ31と、トリガスイッチ31により指示がされた後に、変換動作を行うようにインバータ2を制御するマイコン29を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動工具に関する。
従来、AC電源からACモータに直接供給された交流電力により駆動される電動工具、例えば芝刈り機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−219428号公報
AC電源により駆動される芝刈り機は、電源コードが届く範囲でしか作業ができないため作業効率が悪い。
一方、電池パックからの直流電力により駆動される芝刈り機も知られている。このような芝刈り機の場合、電源コードによる作業範囲の制約を受けることはないが、電池パックの電力消費が多くなると作業時間が短くなってしまう。
本発明は、インバータを備えた電動工具、特に芝刈り機であって、電池パックの電力の浪費を軽減させることのできるものを提供することを目的としている。
本発明の電動工具は、モータと、電池パックからの直流電力を交流電力に変換するインバータと、前記モータへ前記交流電力の供給を指示するトリガスイッチと、前記トリガスイッチにより前記指示がされた後に、前記変換動作を行うように前記インバータを制御する制御部と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、トリガスイッチにより指示がされるまでは変換動作を行わないようにインバータを制御するので、インバータによる電池パックの電力の浪費を軽減させることが可能となる。
また、本発明の電動工具は、前記電池パックからの直流電力を交流電力に変換するための第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子により変換された交流電力を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧された交流電力を整流・平滑して直流電力として出力する整流平滑回路と、前記トリガスイッチにより前記指示がされた場合に、前記電池パックからの直流電力を前記モータに直接伝達する伝達部と、を更に備え、前記制御部は、前記伝達部を介して前記モータに前記電池パックからの直流電力が伝達された場合に、前記トリガスイッチにより前記指示がなされたと判断し、前記制御部は、前記トリガスイッチにより前記指示がなされた後に、前記第1のスイッチング素子による変換動作及び前記インバータによる変換動作を行うように前記第1のスイッチング素子及び前記インバータを制御することが好ましい。
このような構成によれば、トリガスイッチにより指示がなされるまでは、インバータに加えて第1のスイッチング素子も変換動作を行わないように制御するので、電池パックの電力の浪費をより軽減させることが可能となる。
また、本発明の電動工具は、前記電池パックからの直流電力を交流電力に変換するための第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子により変換された交流電力を昇圧する昇圧回路と、前記昇圧された交流電力を整流・平滑して直流電力として出力する整流平滑回路と、を更に備え、前記インバータは、前記モータと接続される複数の第2のスイッチング素子を備えており、前記制御部は、前記トリガスイッチにより前記指示がなされるまでは、一の第2のスイッチング素子のみをオンさせておき、前記一の第2のスイッチング素子から前記モータに前記整流平滑回路からの直流電力が出力された場合に、前記トリガスイッチにより前記指示がなされたと判断し、前記制御部は、前記トリガスイッチにより前記指示がなされた後に、前記インバータによる変換動作を行うように前記インバータを制御することを特徴としている。
このような構成によれば、部品点数及びコストを増加することなく、電池パックの電力の浪費を軽減させることが可能となる。
また、前記制御部は、前記電池パックから過放電検出信号が入力された場合には、前記電池パックから前記インバータへの電力の供給を停止させることが好ましい。
このような構成によれば、電池パックの寿命が短くなることを防止することが可能となる。
また、本発明の電動工具は、モータと、電池パックからの直流電力を交流電力に変換するインバータと、前記モータへ前記交流電力の供給を指示するトリガスイッチと、前記トリガスイッチの動作を検出するトリガ検出部と、前記トリガ検出部により前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に前記インバータの電力変換動作を制御する制御部と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、トリガスイッチが動作してからインバータの電力変換動作を行うため、インバータによる電池パックの電力の浪費を軽減させることが可能となる。
また、前記電池パックからの直流電力を交流電力に変換して昇圧する昇圧回路部と、前記昇圧回路部によって昇圧された交流電力を整流・平滑する整流平滑回路部と、前記整流平滑回路部からの直流出力を交流に変換するインバータ回路部と、を備え、前記制御部は、前記トリガ検出部により前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に前記昇圧回路部の昇圧動作を開始することが好ましい。
また、前記昇圧回路部は、前記電池パックと直列に接続された第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子により変換された交流電力を昇圧する昇圧回路とを備え、前記制御部は、前記トリガ検出部により前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に前記第1のスイッチング素子の制御を開始することが好ましい。
このような構成によれば、トリガスイッチが動作してから昇圧回路部、特に第1のスイッチング素子を制御するため、トリガスイッチが動作していないときの電池パックの電力の浪費を軽減させることが可能となる。
また、前記インバータ回路は、複数の第2のスイッチング素子を備え、前記制御部は、前記トリガ検出部により前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に前記第2のスイッチング素子の制御を開始することが好ましい。
このような構成によれば、トリガスイッチが動作してからインバータ回路部の第2のスイッチング素子を制御するため、トリガスイッチが動作していないときの電池パックの電力の浪費を軽減させることが可能となる。
また、前記電池パックと前記モータを接続し、前記トリガスイッチがオンされた場合に、前記電池パックからの直流電力を前記モータに伝達するバイパス回路部(伝達部)を備え、前記トリガ検出部は、前記電池パックの電圧が前記バイパス回路部及び前記モータを介して印加されることで前記トリガスイッチのオン動作を検出することが好ましい。
このような構成によれば、トリガスイッチのオン動作をバイパス回路部を介して電池電圧がトリガ検出部に印加されることで検出するため、電池パックからの直流を交流に変換する変換動作を行うことなく、トリガスイッチのオン動作を検出することができ、電池パックの電力の浪費を軽減させることが可能となる。
また、前記インバータは、前記電池パックに接続され前記制御部を起動させるための主スイッチを備え、前記バイパス回路部は、前記主スイッチの電池パックと反対側に接続されることが好ましい。
このような構成によれば、バイパス回路部の一端が主スイッチの反電池パック側に接続されているため、主スイッチがオンにならない限り電池電圧がバイパス回路部に印加されることがなく、無駄な電力消費を押させることができる。
また、前記トリガ検出部は、前記モータと直列に接続された複数の抵抗を有することが好ましい。
このような構成によれば、簡単な構成でトリガ検出部を構成することができる。
また、前記電池パックからの直流電力を交流電力に変換して昇圧する昇圧回路部と、前記昇圧回路部によって昇圧された交流電力を整流・平滑する整流平滑回路部と、複数のスイッチング素子を有し前記電池パックからの直流を交流に変換するインバータ回路部を備え、前記制御部は、前記トリガスイッチがオンされる前に前記複数のスイッチング素子の1つをオン状態に維持することが好ましい。
このような構成にすることにより、スイッチング素子の1つをオン状態にすることにより、簡単な構成でトリガスイッチのオン動作を検出するための閉回路を構成することができる。
また、前記オン状態に維持されたスイッチング素子、前記モータ及び前記トリガ検出部により閉回路を形成し、前記制御部は、前記トリガ検出部によって前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に、前記昇圧回路部からの出力を増加させることが好ましい。
このような構成によれば、簡単な構成でトリガスイッチのオン動作を検出することができると共に、トリガスイッチがオンする前の電池パックの電力の消費を抑制することができる。
また、前記複数のスイッチングを素子は、2つのスイッチング素子を直列に接続した少なくとも2つのスイッチ群を有し、前記2つのスイッチ群はそれぞれ、前記電池パックのプラス側に電気的に接続された第1のスイッチング素子と、前記電池パックのマイナス側に電気的に接続された第2のスイッチング素子からなり、前記オン状態を維持するスイッチング素子は、2つのスイッチ群の一方の前記第1のスイッチング素子であり、前記トリガ動作検出部は、2つのスイッチ群の他方の前記第2スイッチング素子に並列に接続されていることが好ましい。
このような構成によれば、トリガスイッチがオンされた際に電池電圧が印加される閉回路を簡単な構成で形成することができる。
また、前記制御部は、前記電池パックから過放電検出信号が入力された場合に、前記インバータの電力変換動作を停止することが好ましい。
このような構成によれば、電池パックの寿命が短くなることを防止することが可能となる。
本発明の電動工具によれば、電池パックの電力の浪費を軽減させることができる。
本発明の電動工具の第1の実施の形態による芝刈り機の側面図。 第1の実施の形態によるインバータと電動工具の回路図 第1の実施の形態によるACモータへの供給電圧の制御についてのフローチャート 第2の実施の形態によるインバータと電動工具の回路図
図1乃至図3を用いて、本発明の実施の形態による電動工具、例えば芝刈り機1について説明する。
図1は、芝刈り機1の側面図である。芝刈り機1は、芝刈り機本体3にラッチ部2Aによって着脱可能に設けられたインバータ2を備えている。作業者はハンドル5を把持し後述のトリガスイッチ31を操作することによって、電池パック4からの電力がインバータ2を介してモータ32に供給される。芝刈り機本体3には、進行方向前方側に設けられた前輪6と、後方側に設けられた後輪7が設けられ、移動可能に構成されている。また、本体3の進行方向後方側には、図示しない回転刃によって刈られた草等を集めるための集草バック8が着脱可能に設けられている。
図2は、芝刈り機1の回路図である。本実施の形態では、芝刈り機1は、上記したように、インバータ2と、芝刈り機本体3と、を備えており、芝刈り機本体3のトリガスイッチ31が操作されると、インバータ2は、電池パック4から供給された直流電力をインバータ2によって交流電力に変換し、芝刈り機本体3のACモータ32に供給するものとする。インバータ2、芝刈り機本体3、及び、電池パック4は、それぞれ着脱可能であるが、以下では、それぞれが接続されているものとして説明する。
インバータ2は、電池電圧検出部21と、電源部22と、昇圧回路(昇圧回路部)23と、整流・平滑回路(整流平滑回路部)24と、昇圧電圧検出部25と、スイッチング回路(インバータ回路部)26と、電流検出抵抗27と、PWM信号出力部28と、制御部となるマイクロコンピュータ(マイコン)29と、電源スイッチ検出ダイオード10と、トリガ検出部11と、を備えている。
電池電圧検出部21は、互いに直列に接続された抵抗211及び212から構成されており、電池パック4からの電圧を検出し、分圧電圧としてマイコン29に出力する。なお、本実施の形態では、電池パック4は3.6V/セルのリチウム電池セルが4本接続され、定格電圧14.4Vを出力する。
電源部22は、電池パック4とマイコン29との間に直列に接続された電源スイッチ(主スイッチ)221及び定電圧回路222を備えている。定電圧回路222は、三端子レギュレータ222aと、発振防止用コンデンサ222b及び222cと、を備えており、ユーザにより電源スイッチ221がオンされると、電池パック4からの電圧14.4Vを所定の直流電圧(例えば5V)に変換し、マイコン29に駆動電力として供給する。なお、電源スイッチ221がオフされると、マイコン29に駆動電力が供給されなくなるので、インバータ2全体がオフされることとなる。
昇圧回路(昇圧回路部)23は、トランス231と、第1のスイッチング素子となるFET232と、を備えている。トランス231の一次側は、電池パック4とGNDとの間に直列に接続されており、また、トランス231の一次側とGNDとの間にはFET232が配置されている。FET232のゲートはマイコン29に接続されており、FET232は、後述するマイコン29からの第1のPWM信号によりオン・オフされ、これにより、電池パック4からトランス231の一次側に供給された直流電力は交流電力に昇圧される。
トランス231の2次側には、整流・平滑回路(整流平滑回路部)24と、昇圧電圧検出部25と、スイッチング回路(インバータ回路部)26と、電流検出抵抗27と、が接続されている。
整流・平滑回路(整流平滑回路部)24は、ダイオード241及び242と、コンデンサ243と、を備えており、これらにより、トランス231により昇圧された交流電力を整流・平滑して直流電力(例えば141V)として出力する。
昇圧電圧検出部25は、互いに直列に接続された抵抗251及び252から構成されており、整流・平滑回路24から出力された直流の昇圧電圧(例えば141V)を検出し、分圧電圧としてマイコン29に出力する。
スイッチング回路(インバータ回路部)26は、第2のスイッチング素子となる4つのFET261−264から構成されており、直列に接続されたFET261及び262(第1のスイッチ群)と、直列に接続されたFET263及び264(第2のスイッチ群)とが、整流・平滑回路24の出力端子に並列に接続されている。詳細には、FET261のドレインは、整流・平滑回路24の出力端子(プラス側)に接続され、FET261のソースは、FET262のドレインに接続されている。また、FET263のドレインは、整流・平滑回路24の出力端子(プラス側)に接続され、FET263のソースは、FET264のドレインに接続されている。
更に、FET261のソース及びFET262のドレインは、トリガスイッチ31を介して芝刈り機本体3のACモータ32の第1端子32aに接続されており、FET263のソース及びFET264のドレインは、ACモータ32の第2端子32bに接続されている。FET261−264のゲートは、PWM信号出力部28に接続されており、FET261−264は、後述するPWM信号出力部28からの第2のPWM信号によりオン・オフされ、これにより、整流・平滑回路24から出力された直流電力は、交流電力に変換されて芝刈り機本体3のACモータ32に供給される。
電流検出抵抗27は、FET262のソース及びFET264のソースと、GNDとの間に直列に接続されており、電流検出抵抗27の高電圧側の端子はマイコン29と接続されている。このような構成により、電流検出抵抗27は、ACモータ32に流れる電流を検出し、電圧としてマイコン29に出力する。
電源スイッチ検出ダイオード10は、アノードが電源スイッチ221の低圧側に接続され、カソードが芝刈り機本体3のACモータ32の第1端子32aに接続されている。このような構成により、電源スイッチ221がオンされた場合には、ACモータ32に電池パック4からの電池電圧が印加されることとなる。なお、電源スイッチ検出ダイオード10のカソードは、FET261のソースとも接続されているため、FET261がオンしている場合には、整流・平滑回路24から出力された昇圧された電力がACモータ32に印加されることとなる。なお、電源スイッチ検出ダイオード10を含み、電源スイッチ221がオンされた場合に電池電圧をACモータ32に印加する回路がバイパス回路を構成する。具体的には、電源スイッチ221の低圧側に接続され、ダイオード10、トリガスイッチ31を介してACモータ32に接続された回路をバイパス回路としている。この構成により、電源スイッチ221がオンされない限り電池電圧はACモータ32側に印加されないため、インバータ2が駆動していない状態での無駄な電力消費を抑えることができる。
トリガ検出部11は、ACモータ32の第2端子32bとFET264のソース(すなわちGND)との間に直列に接続された抵抗111及び112から構成されており、トリガスイッチ31が操作された場合に、抵抗111と抵抗112による分圧電圧をトリガ検出信号としてマイコン29に出力する。すなわち、電池パック4の電池電圧は、バイパス回路を介してトリガスイッチ31の一端と接続されている。トリガスイッチ31がオンになると、電池パック4の電池電圧は、バイパス回路、トリガスイッチ31、ACモータ32を介してトリガ検出部11に印加される。この印加された電圧を抵抗111及び112により分圧することでトリガ検出信号として検出し、マイコン29に出力する。なお、トリガ検出部11は、FET264と並列に接続されている。
また、本実施の形態では、バイパス回路をFET261のソース側に接続し、トリガ検出部11をFET264に並列に接続したが、バイパス回路をFET263のソース側、トリガ検出部11をFET262と並列に接続してもよい。
マイコン29は、昇圧電圧検出部25によって検出された昇圧電圧に基づき、目標の実効電圧を有する交流電力がトランス231の2次側から出力されるための第1のPWM信号をFET232のゲートに出力し、FET232をオン・オフさせる。また、マイコン29は、設定された電力がACモータ32に供給されるための第2のPWM信号をPWM信号出力部28に出力する。PWM信号出力部28は、マイコン29から出力された第2のPWM信号をFET261−264のゲートに出力し、FET261−264をオン・オフさせる。詳細には、マイコン29は、FET261とFET264のセット(以降、第1のセット)とFET262とFET263のセット(以降、第2のセット)をデューティ100%で交互にオン・オフさせるための第2のPWM信号を出力する。
ここで、本実施の形態のマイコン29は、トリガスイッチ31が操作されていない状態、すなわち、トリガ検出部11からトリガ検出信号が入力されていない状態では、FET232及びFET261−FET264をオフさせるための第1のPWM信号及び第2のPWM信号を出力しており、トリガ検出信号が入力された場合に初めて、FET232及びFET261−264をオン・オフさせるための第1のPWM信号及び第2のPWM信号を出力する。上記したような、電池パック4からの直流電力をインバータ回路26によって交流電力に変換した上でACモータ32に供給する構成においては、様々な制御が必要となり、その制御の過程で電力の浪費が生じることが考えられる。しかしながら、本実施の形態では、トリガスイッチ31が操作されていない状態では、FET232及びFET261−FET264をオンさせないように制御するため、電池パック4の電力の浪費を軽減させると同時に、発熱によるFET232及びFET261−264の故障を防止することも可能となる。なお、電源スイッチ221がオンされない限り、電池パック4からマイコン29への電力供給が行われないため、作業していない場合に電源スイッチ221をオフしておくことにより、電池パック4の電力の浪費をより一層軽減することができる。
更に、マイコン29は、電池電圧検出部21によって検出された電池電圧に基づき、電池パック4の過放電を判別する。具体的には、電池電圧検出部21によって検出された電池電圧が所定値以下の場合には、電池パック4に過放電が生じていると判断し、FET232及び261−264をオフさせるための第1のPWM信号及び第2のPWM信号を出力する。また、電池パック4は、その内部に保護ICやマイコンを備え、自ら過放電を検出してLD端子から過放電信号をマイコン29に出力する機能を有しており、マイコン29は、過放電信号を受信した場合にもFET232及び261−264をオフさせるための第1のPWM信号及び第2のPWM信号を出力する。このような構成により、電池パック4の寿命が短くなることを防止することが可能となる。
次に、図3のフローチャートを用いて、本実施の形態におけるマイコン29によるACモータ32への供給電圧の制御について説明する。
図3のフローチャートは、電池パック4がインバータ2に装着されている状態で電源スイッチ221がオンされた時、又は、電源スイッチ221がオンされた状態で電池パック4がインバータ2に装着された時にスタートする。なお、電源スイッチ221をオンすることによって、電池パック4の電池電圧から定電圧回路222によってマイコン29の駆動電圧を生成することでマイコン29が駆動する。
まず、マイコン29は、トリガ検出部11からトリガ検出信号が入力されたか否かを判断する(S201)。すなわち、電池パック4の電池電圧が電源スイッチ検出ダイオード10を含むバイパス回路を介してトリガ検出部11に印加されたか否かを判断する。トリガ検出信号が入力されていた場合には(S201:YES)、トリガスイッチ31がオンされたと判断し、第1のスイッチング素子となるFET232をオン・オフさせるための第1のPWM信号をFET232のゲートに出力し、トランス231に昇圧動作を行わせる(S202)。
続いて、昇圧電圧検出部25によって検出された昇圧電圧に基づき、昇圧電圧が目標電圧より大きいか否かを判断する(S203)。目標電圧より大きい場合には(S203:YES)、デューティを減少させた第1のPWM信号をFET232のゲートに出力し(S204)、目標電圧以下の場合には(S203:NO)、デューティを増加させた第1のPWM信号をFET232のゲートに出力する(S205)。
続いて、インバータ回路部26を構成する第2のスイッチング素子となるFET261−264をオン・オフさせるための第2のPWM信号を出力し、ACモータ32に交流電圧を供給する(S206)。なお、第2のPWM信号は、PWM信号出力部28から各FET261−264のゲートに出力される。
続いて、電池電圧検出部21によって検出された電池電圧が所定の過放電電圧より小さいか否かを判断する(S207)。所定の過放電電圧より小さい場合には(S207:YES)、電池パック4が過放電状態にあると判断し、FET232及びFET261−264をオフさせるための第1のPWM信号及び第2のPWM信号を出力して昇圧回路23及びスイッチング回路26の動作を停止させる(S208)。これにより、電池パック4からの電力の供給が停止される。
また、電池電圧が所定の過放電電圧以上の場合には(S207:NO)、電池パック4から過放電信号が入力されたか否かを判断する(S209)。過放電信号が入力されていた場合には(S209:YES)、電池電圧が所定の過放電電圧より小さい場合(S207:YES)と同様に、昇圧回路23及びスイッチング回路26の動作を停止させる(S208)。一方、過放電信号が入力されていなかった場合には(S209:NO)、トリガ検出部11からトリガ検出信号が入力されたか否かを再び判断する(S210)。トリガ検出信号が入力されていた場合には(S210:YES)、S202に戻り、トリガ検出信号が入力されていなかった場合には(S210:NO)、昇圧回路23及びスイッチング回路26の動作を停止させた上で(S211)、S201に戻る。
なお、電池パック4の過放電検出を、電池パック4及びインバータ2の両方で行っているが、過放電電圧の閾値は、電池パック4よりインバータ2の方が小さく設定されている。逆に、電池パック4に設定された過放電閾値の方が小さい場合には、S207とS209の順番が逆になる。すなわち、本実施の形態では、電池パック4の過放電検出を電池パック4とインバータ2の両方で行っているため、確実に過放電を防止することができる。また、過放電だけではなく過電流についても同様に、電池パック4とインバータ2の両方で検出し、過電流を防止することも可能である。
上記したように、電池パックからの直流電力をインバータ回路によって交流電力に変換した上でACモータに供給する構成においては、様々な制御が必要となり、その制御の過程で電力の浪費が生じることが考えられるが、本実施の形態では、トリガスイッチ31が操作されていない状態では、FET232及びFET261−FET264をオンさせないように制御するため、電力の浪費を軽減させると同時に、発熱によるFET232及びFET261−264の故障を防止することも可能となる。また、本実施の形態では、トリガスイッチ31が操作されていない状態で、昇圧回路23、整流・平滑回路24、スイッチング回路26を動作しないように構成したが、いずれか1つのみ動作しないようにしても電力の浪費を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態による芝刈り機10について図4を用いて説明する。図4は、第2の実施の形態による芝刈り機1の回路図である。なお、図4において図2と同一の構成に関しては、図2と同一の符号を付し、その説明を省略する。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態における電源スイッチ検出ダイオード10(パイパス回路)を備えていない代わりに、トリガ検出部11からトリガ検出信号が入力されていない場合には、マイコン29が、FET232をオン・オフさせるための第1のPWM信号を出力すると同時に、FET261−FET264のうち、FET261のみをオンさせておくための第2のPWM信号を出力する。このような構成では、電源スイッチ221がオンされた場合に、ACモータ32に整流・平滑回路24から出力された直流電圧が印加されることとなる。そして、トリガスイッチ31が操作され、トリガ検出部11からトリガ検出信号が入力された場合に、FET261−FET264の全てをオン・オフさせるための第2のPWM信号を出力する。なお、本実施の形態では、図3のフローチャートにおけるS202の昇圧動作は、S201のトリガ検出信号が入力されたか否かの判断よりも先に行われることとなる。
インバータ2の電源スイッチ221をオンにすると、定電圧回路22によりマイコン29の電源が生成され、マイコン29が起動する。マイコン29は、第1のスイッチング素子となるFET232にオン・オフ信号(PWM信号)を出力する。昇圧回路23は電池電圧を任意の電圧に昇圧すると共に、整流・平滑回路24は昇圧電圧を整流・平滑してスイッチング回路26に出力する。
ここで、スイッチング回路26は、第2のスイッチング素子となる4つのFET261−264から構成されており、直列に接続されたFET261及び262(第1のスイッチ群)と、直列に接続されたFET263及び264(第2のスイッチ群)とが、整流・平滑回路24の出力端子に並列に接続されている。
第1のスイッチ群(FET261及び262)について、FET261のドレインは、整流・平滑回路24の出力端子(プラス側)に接続され、FET261のソースは、FET262のドレインに接続されている。また、FET262のソースは、整流・平滑回路24の出力端子(マイナス側)に接続されている。同様に、第2のスイッチ群(FET263及び264)について、FET263のドレインは、整流・平滑回路24の出力端子(プラス側)に接続され、FET261のソースは、FET262のドレインに接続されている。また、FET262のソースは、整流・平滑回路24の出力端子(マイナス側)に接続されている。更に、第1のスイッチ群と第2のスイッチ群は並列に接続されている。ここで、図3中、上側に位置するFET261及び263を第1スイッチング素子、下側に位置するFET262及び264を第2スイッチング素子とする。
マイコン29は、電源スイッチ221がオンされると、FET232をオン・オフ制御すると共に、第1のスイッチ群及び第2のスイッチ群の内、一方の第1スイッチング素子、本実施の形態ではFET261を常にオンするように、PWM信号出力部28に指令を出力する。その結果、昇圧回路23で昇圧された電圧は整流・平滑回路24で直流に変換され、FET261を介してトリガスイッチ31の一端側に印加される。
一方、第1のスイッチ群及び第2のスイッチ群の内、他方の第2スイッチング素子、本実施の形態ではFET264と並列にトリガ検出部11が設けられている。
トリガスイッチ31をオンにすると、FET261、トリガスイッチ31、ACモータ32及びトリガ検出部11により閉回路が形成され、整流・平滑回路24の出力(直流電圧)がトリガ検出部11に印加されるため、マイコン29は、トリガ検出部11によって分圧された電圧を入力することにより、トリガスイッチ31のオン操作を検出することができる。
マイコン29がトリガスイッチ31のオンを検出すると、マイコン29は、FET232をオン・オフ制御すると共に、4つのFET261−264をオン・オフ制御し、整流・平滑回路24の直流出力をスイッチング回路(インバータ回路)26で交流に変換し、ACモータ32に交流出力を提供する。
なお、トリガスイッチ31のオン操作を検出するため、FET261をオン状態にし、FET264と並列にトリガ検出部11を設けた構成としたが、FET263をオン状態にし、FET262と並列にトリガ検出部11を設ける構成でもよい。すなわち、FET、トリガスイッチ、トリガ検出部によって閉回路が形成されるようにFETを制御すると共にトリガ検出部を設ければよい。
このように、本実施の形態では、マイコン29は、トリガスイッチ31が操作されていない状態では、FET232をオン・オフさせると同時に、FET261−FET264のうち、FET261のみをオンさせておくように制御するため、電力の浪費を軽減させると同時に、発熱によるFET232及びFET261−264の故障を防止することも可能となる。また、電源スイッチ検出ダイオード10を備えていないため、部品点数及びコストを削減することが可能となる。
尚、本発明の電動工具は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能であり、芝刈り機に限定されず、ヘッジトリマ、丸鋸、ジグソー、グラインダー、ドライバ等でも適用でき、トリガスイッチを有し交流電力で駆動する電動工具であればよい。
例えば、上記実施の形態において、電源スイッチ221と直列に更なるFETを配置し、電池パック4が過放電を検出した場合には、当該FETのゲートに過放電信号をするような構成を採用してもよい。すなわち、マイコン29の電源を遮断するように構成してもよい。このような構成により、電池パック4の寿命が短くなることを防止することが可能となる。特にマイコン29にも電源が供給されなくなるため、電池パック4の寿命を更にのばすことができる。更に、過放電を検出した場合に作業者に過放電を知らせる報知部(表示やブザー等)を設けても良く、過放電状態であることを所定時間、報知部で知らせた後に、マイコン29により自動的にFETを遮断するように構成しても良い。このような構成により、作業者は電池パック4が過放電状態となったことを知ることができる。
また、第2の実施の形態では、トリガスイッチ31が操作されている状態と操作されていない状態で、FET232には同じデューティの第1のPWM信号を出力したが、トリガ31が操作されていない状態のデューティを、操作されている状態のデューティよりも小さくしてもよい。この場合、マイコン29は、トリガスイッチ31が操作されていない場合に昇圧電圧の目標値を第1の目標値にセットし、トリガスイッチ31が操作された場合には第1の目標値より大きい第2の目標値にセットするようにする。これにより、トリガスイッチ31が操作されていない状態での電力の浪費等をより軽減させることが可能となる。すなわち、トリガスイッチ31が操作されていない状態では、トリガスイッチ31が操作されたか否かを検出できる程度の電圧がトリガ検出部11に印加されればよく、必要以上の電力を消費することがない。
また、上記実施の形態では、インバータ2に接続された1つの電池パック4から供給された直流電力をインバータ2によって交流電力に変換して芝刈り機本体3のACモータ32に供給したが、電池パックを複数接続可能にし、1つの電池パックが使い終わったら次の電池パックを電源とすることで、芝刈り機1の使用時間を長くすることができる。
また、図3のフローチャートでは、S202−S205で昇圧電圧の制御を行ったが、これらは、S201でトリガを検出された後であれば、フローチャート内のどの位置で行われてもよい。また、S207−S209で過放電の検出を行ったが、これらは、フローチャート内のどの位置で行われてもよく、また、並行して行われてもよい。
また、上記実施の形態では、モータとしてACモータが用いられていたが、DCモータを用いてもよく、その場合であっても、DCモータに供給される前の段階で電圧を変更すればよい。
2 インバータ
3 芝刈り機本体
4 電池パック
10 電源スイッチ検出ダイオード
11 トリガ検出部
26 スイッチング回路
27 電流検出抵抗
29 マイコン
31 トリガスイッチ
32 モータ

Claims (15)

  1. モータと、
    電池パックからの直流電力を交流電力に変換するインバータと、
    前記モータへ前記交流電力の供給を指示するトリガスイッチと、
    前記トリガスイッチにより前記指示がされた後に、前記変換動作を行うように前記インバータを制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記電池パックからの直流電力を交流電力に変換するための第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子により変換された交流電力を昇圧する昇圧回路と、
    前記昇圧された交流電力を整流・平滑して直流電力として出力する整流平滑回路と、
    前記トリガスイッチにより前記指示がされた場合に、前記電池パックからの直流電力を前記モータに直接伝達する伝達部と、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記伝達部を介して前記モータに前記電池パックからの直流電力が伝達された場合に、前記トリガスイッチにより前記指示がなされたと判断し、
    前記制御部は、前記トリガスイッチにより前記指示がなされた後に、前記第1のスイッチング素子による変換動作及び前記インバータによる変換動作を行うように前記第1のスイッチング素子及び前記インバータを制御することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記電池パックからの直流電力を交流電力に変換するための第1のスイッチング素子と、
    前記第1のスイッチング素子により変換された交流電力を昇圧する昇圧回路と、
    前記昇圧された交流電力を整流・平滑して直流電力として出力する整流平滑回路と、
    を更に備え、
    前記インバータは、前記モータと接続される複数の第2のスイッチング素子を備えており、
    前記制御部は、前記トリガスイッチにより前記指示がなされるまでは、前記複数の第2のスイッチング素子の1つをオンさせておき、前記1つの第2のスイッチング素子から前記モータに前記整流平滑回路からの直流電力が出力された場合に、前記トリガスイッチにより前記指示がなされたと判断し、
    前記制御部は、前記トリガスイッチにより前記指示がなされた後に、前記インバータによる変換動作を行うように前記インバータを制御することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  4. 前記制御部は、前記電池パックから過放電検出信号が入力された場合には、前記電池パックから前記インバータへの電力の供給を停止させることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  5. モータと、
    電池パックからの直流電力を交流電力に変換するインバータと、
    前記モータへ前記交流電力の供給を指示するトリガスイッチと、
    前記トリガスイッチの動作を検出するトリガ検出部と、
    前記トリガ検出部により前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に前記インバータの電力変換動作を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする電動工具。
  6. 前記電池パックからの直流電力を交流電力に変換して昇圧する昇圧回路部と、
    前記昇圧回路部によって昇圧された交流電力を整流・平滑する整流平滑回路部と、
    前記整流平滑回路部からの直流出力を交流に変換するインバータ回路部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記トリガ検出部により前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に前記昇圧回路部の昇圧動作を開始することを特徴とする請求項5記載の電動工具。
  7. 前記昇圧回路部は、前記電池パックと直列に接続された第1のスイッチング素子と、前記第1のスイッチング素子により変換された交流電力を昇圧する昇圧回路とを備え、
    前記制御部は、前記トリガ検出部により前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に前記第1のスイッチング素子の制御を開始することを特徴とする請求項6記載の電動工具。
  8. 前記インバータ回路は、複数の第2のスイッチング素子を備え、
    前記制御部は、前記トリガ検出部により前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に前記第2のスイッチング素子の制御を開始することを特徴とする請求項6又は請求項7記載の電動工具。
  9. 前記電池パックと前記モータを接続し、前記トリガスイッチがオンされた場合に、前記電池パックからの直流電力を前記モータに伝達するバイパス回路部を備え、
    前記トリガ検出部は、前記電池パックの電圧が前記バイパス回路部及び前記モータを介して印加されることで前記トリガスイッチのオン動作を検出することを特徴とする請求項5乃至請求項8の何れかに記載の電動工具。
  10. 前記インバータは、前記電池パックに接続され前記制御部を起動させるための主スイッチを備え、
    前記バイパス回路部は、前記主スイッチの電池パックと反対側に接続されることを特徴とする請求項9記載の電動工具。
  11. 前記トリガ検出部は、前記モータと直列に接続された複数の抵抗を有することを特徴とする請求項9又は請求項10記載の電動工具。
  12. 前記電池パックからの直流電力を交流電力に変換して昇圧する昇圧回路部と、
    前記昇圧回路部によって昇圧された交流電力を整流・平滑する整流平滑回路部と、
    複数のスイッチング素子を有し前記電池パックからの直流を交流に変換するインバータ回路部を備え、
    前記制御部は、前記トリガスイッチがオンされる前に前記複数のスイッチング素子の1つをオン状態に維持することを特徴とする請求項5記載の電動工具。
  13. 前記オン状態に維持されたスイッチング素子、前記モータ及び前記トリガ検出部により閉回路を形成し、
    前記制御部は、前記トリガ検出部によって前記トリガスイッチのオン動作を検出した場合に、前記昇圧回路部からの出力を増加させることを特徴とする請求項12記載の電動工具。
  14. 前記複数のスイッチングを素子は、2つのスイッチング素子を直列に接続した少なくとも2つのスイッチ群を有し、
    前記2つのスイッチ群はそれぞれ、前記電池パックのプラス側に電気的に接続された第1のスイッチング素子と、前記電池パックのマイナス側に電気的に接続された第2のスイッチング素子からなり、
    前記オン状態を維持するスイッチング素子は、2つのスイッチ群の一方の前記第1のスイッチング素子であり、
    前記トリガ動作検出部は、2つのスイッチ群の他方の前記第2スイッチング素子に並列に接続されていることを特徴とする請求項12又は請求項13記載の電動工具。
  15. 前記制御部は、前記電池パックから過放電検出信号が入力された場合に、前記インバータの電力変換動作を停止することを特徴とする請求項5乃至請求項14の何れかに記載の電動工具。
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