JP2012030033A - 体組成測定装置 - Google Patents

体組成測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012030033A
JP2012030033A JP2010238711A JP2010238711A JP2012030033A JP 2012030033 A JP2012030033 A JP 2012030033A JP 2010238711 A JP2010238711 A JP 2010238711A JP 2010238711 A JP2010238711 A JP 2010238711A JP 2012030033 A JP2012030033 A JP 2012030033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
measurement
body composition
voltage electrode
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010238711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5830673B2 (ja
Inventor
Tatsuya Takahashi
達也 高橋
Hiroaki Fukuda
浩章 福田
Kazuhiro Ochi
和弘 越智
Shogo Fukushima
省吾 福島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2010238711A priority Critical patent/JP5830673B2/ja
Priority to CN201180031911.5A priority patent/CN102985005B/zh
Priority to US13/805,579 priority patent/US20130096456A1/en
Priority to EP11800726.9A priority patent/EP2589334B1/en
Priority to PCT/JP2011/064478 priority patent/WO2012002261A1/ja
Priority to TW100122486A priority patent/TWI422355B/zh
Publication of JP2012030033A publication Critical patent/JP2012030033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5830673B2 publication Critical patent/JP5830673B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • A61B5/053Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body
    • A61B5/0537Measuring body composition by impedance, e.g. tissue hydration or fat content
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/24Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
    • A61B5/25Bioelectric electrodes therefor
    • A61B5/279Bioelectric electrodes therefor specially adapted for particular uses
    • A61B5/28Bioelectric electrodes therefor specially adapted for particular uses for electrocardiography [ECG]
    • A61B5/282Holders for multiple electrodes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/68Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient
    • A61B5/6801Arrangements of detecting, measuring or recording means, e.g. sensors, in relation to patient specially adapted to be attached to or worn on the body surface
    • A61B5/6813Specially adapted to be attached to a specific body part
    • A61B5/6823Trunk, e.g., chest, back, abdomen, hip

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)

Abstract

【課題】体脂肪の分布を反映した体脂肪量を測定することのできる体組成測定装置を提供する。
【解決手段】この体組成測定装置1は、電流印加のための第1電流電極31と第2電流電極32とを含む電流電極対30と、電圧測定のための電圧電極41〜46を含む電圧電極対40A〜40Eとを備え、複数の測定点における電圧電極対40A〜40Eによる測定値に基づいて体脂肪を測定する。そして、複数の測定点の測定値を用いて積分を行い、その結果に基づいて体脂肪量を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1の電流電極および第2の電流電極を含む電流電極対と、第1の電圧電極および第2の電圧電極を含む電圧電極対とを備え、複数の測定点における電圧電極対による測定値に基づいて体脂肪を測定する体組成測定装置に関する。
特許文献1の体脂肪測定装置では、電圧電極対によって測定された1つの電圧測定値の回帰分析により全体の体脂肪量を推定している。
特開2002−369806号公報
ところで、図17に示されるように内臓脂肪72および皮下脂肪71を含む体脂肪70および筋肉73は、断面上において不均一に存在している。このため、1つの電圧測定値の回帰分析により推定された体脂肪量は体脂肪70の分布をよく反映しているとは言い難い。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、体脂肪の分布を反映した体脂肪量を測定することのできる体組成測定装置を提供することにある。
・本発明の体組成測定装置は、電流印加のための第1の電流電極および第2の電流電極を含む電流電極対と、電圧測定のための第1の電圧電極および第2の電圧電極を含む電圧電極対とを備え、前記電圧電極対により測定された複数の測定点の測定値に基づいて体脂肪を測定する体脂肪測定装置において、前記複数の測定点の測定値を用いて積分を行い、その結果に基づいて体脂肪量を算出することを特徴としている。
・この体組成測定装置において、前記電圧電極対は、腹部の前額面付近およびこれよりも臍側の電圧を測定することが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記体脂肪量として、測定断面の体脂肪の面積を算出することが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記体脂肪量として、測定断面の体脂肪の分布を推定することが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記体脂肪量として、内臓脂肪量を測定することが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記体脂肪量として、皮下脂肪量を測定することが好ましい。
・この体組成測定装置において、第1の測定断面上における複数の測定点の測定値を用いて第1の積分を行い、第2の測定断面上における複数の測定点の測定値を用いて第2の積分を行い、前記第1の積分の算出結果および前記第2の積分の算出結果に基づいて、体脂肪量として体脂肪の体積を算出することが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記第1の電流電極および前記第2の電流電極が被測定体を挟んで対向する位置に配置され、前記第1の電流電極および前記第2の電流電極の間に前記電圧電極対が配置されることが好ましい。
・この体組成測定装置において、被測定体の右半身の前額面上に前記第1の電流電極が配置され、左半身の前額面上に前記第2の電流電極が配置されることが好ましい。
・この体組成測定装置において、皮下脂肪量を測定する皮下脂肪測定手段を備え、前記体脂肪量としての前記内臓脂肪量を算出するときに前記皮下脂肪量を反映することが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記電圧電極対の電極間の距離が可変のものであり、前記電極間の距離を前記積分に反映することが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記電流電極および前記電圧電極のうちの隣り合う2つの電極間の距離を測定する距離測定機構が設けられることが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記距離測定機構として、前記電流電極および前記電圧電極のうちの隣り合う2つの電極間の距離を測定する距離センサが設けられることが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記距離測定機構として、第1の電圧電極と第2の電圧電極とを接続する第1接続部と第1の電圧電極と第3の電圧電極とを接続する第2接続部とを備え、前記第1接続部と前記第2接続部のなす角度を検出する角度センサが設けられることが好ましい。
・この体組成測定装置において、前記電流電極および前記電圧電極のうちの隣り合う2つの電極間の距離に基づいて腹囲を推定することが好ましい。
本発明によれば、体脂肪の分布に対応した体脂肪量を測定することのできる体組成測定装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の体組成測定装置の構成を示すブロック図。 同実施形態の体脂肪測定装置の正面構造を示す正面図。 同実施形態の体脂肪測定装置の正面構造の一部を拡大して示す正面図。 同実施形態の体脂肪測定装置の正面構造の一部を拡大して示す正面図。 同実施形態の体組成測定装置の正面構造を示す正面図。 同実施形態の体脂肪測定装置の正面構造を示す正面図。 同実施形態の体組成測定装置について、(a)は体組成測定装置と被測定体との関係を模式的に示す模式図、(b)は体脂肪測定装置の電極の位置と被測定体の関係を模式的に示す断面図。 同実施形態の「体脂肪測定処理」の処理手順を示すフローチャート。 同実施形態の体脂肪測定装置により作成される体脂肪の分布グラフの一例を示すグラフ。 本発明の第2実施形態の体組成測定装置について、体脂肪測定装置の正面構造の一部を拡大して示す正面図。 本発明の第4実施形態の体組成測定装置について、体脂肪測定装置の電極の位置と被測定体との関係を模式的に示す模式図。 本発明のその他の実施形態について、電極の位置と被測定体との関係を模式的に示す模式図。 本発明の第1実施形態の変形例について、電極の位置と被測定体との関係を模式的に示す模式図。 本発明の第1実施形態の変形例について、電極の位置と被測定体との関係を模式的に示す模式図。 本発明の第1実施形態の変形例について、電極の位置と被測定体との関係を模式的に示す模式図。 本発明の第1実施形態の変形例について、体脂肪測定装置により作成される体脂肪の分布グラフの一例を示すグラフ。 各実施形態の体脂肪測定装置の測定対象となる被測定体としての人体腹部について、その体脂肪分布の一例を模式的に示す模式図。
(第1実施形態)
図1〜図9を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1に示されるように、体組成測定装置1は、体脂肪70の測定を行う測定部20を含む体脂肪測定装置10と、体脂肪測定装置10に接続可能な体重計80とを含む。
測定部20は、測定対象(図5の被測定体60)に電流を印加して電圧を検出する検出部21と、体脂肪70の測定に必要な情報を入力するための操作部22と、各種情報を測定者に提示する表示部23と、検出部21の測定結果に基づく演算等を行う制御部50とを含む。
検出部21は測定対象に電流を印加する第1電流電極31および第2電流電極32と、測定対象の電圧を測定する第1電圧電極41、第2電圧電極42、第3電圧電極43、第4電圧電極44、第5電圧電極45および第6電圧電極46とを含む。
第1電流電極31および第2電流電極32は、電流電極対30を構成する。第1電圧電極41および第2電圧電極42は、電圧電極対40Aを構成する。第2電圧電極42および第3電圧電極43は、電圧電極対40Bを構成する。第3電圧電極43および第4電圧電極44は、電圧電極対40Cを構成する。第4電圧電極44および第5電圧電極45は、電圧電極対40Dを構成する。第5電圧電極45および第6電圧電極46は、電圧電極対40Eを構成する。電流電極31,32および電圧電極41〜46はそれぞれ信号伝達線により制御部50に接続されている。
制御部50は、測定者による操作部22の操作により体脂肪70の測定が開始されたとき、電流電極対30による電流の印加を開始する。そして、測定された電圧値および操作部22および体重計80を介して入力された各種入力値に基づいて、内臓脂肪72がより多く反映された体脂肪量としての体脂肪70の面積および分布を算出する。この算出結果に基づいて、体脂肪量の面積および分布に基づいたグラフを表示部23に表示する。
図2を参照して、体脂肪測定装置10の構造について説明する。
体脂肪測定装置10は、操作部22および表示部23および内部に制御部50が設けられる本体部11と、各電極31,32,41〜46が接続される8つの電極配置部12とを含む。電極材としては、SUSおよび樹脂材表面を金属めっき処理したものが用いられている。また、本体部11には体脂肪測定装置10に用いられる電源が内蔵されている。
8つの電極配置部12は、直列に配置されるとともに、中央の2つすなわち、一端から4つ目および5つ目の電極配置部12は本体部11の一部として構成される。
各電極配置部12は、それぞれ接続される電極が、第1電流電極31、第1電圧電極41、第2電圧電極42、第3電圧電極43、第4電圧電極44、第5電圧電極45、第6電圧電極46および第2電流電極32の順になるように、接続部13により接続されている。
図3を参照して、第5電圧電極45の電極配置部12と第6電圧電極46の電極配置部12とを接続する接続部13を例にとって、接続部13の延伸構造について説明する。なお、他の接続部13においても同様の構造が採用されるため、他の接続部13の延伸構造についての説明を省略する。
接続部13は、第5電圧電極45の電極配置部12に接続される外側パイプ13Aと、第6電圧電極46の電極配置部12に接続される内側パイプ13Bと、外側パイプ13Aと内側パイプ13Bとを接続する中間パイプ13Cとにより構成される。内側パイプ13Bおよび中間パイプ13Cが外側パイプ13Aに対して軸方向に移動することにより接続部13が延伸および短縮する。
図3(a)は、接続部13の延伸量が最小(「0」)となる状態を示している。図3(b)は、接続部13の延伸量が最大となる状態を示している。接続部13の延伸量が最小となるとき、第5電圧電極45の電極配置部12と第6電圧電極46の電極配置部12とが接触した状態となる。接続部13の延伸量が最大となるとき、第5電圧電極45の電極配置部12と第6電圧電極46の電極配置部12とが最も離間した状態となる。
なお、同図においては、接続部13が外側パイプ13Aおよび内側パイプ13Bおよび中間パイプ13Cにより構成される3重の構造を示しているが、目的とする接続部13の最大の延伸量に合わせて接続部を2重または4重以上の構造とすることもできる。
図2に示されるように、第4電圧電極44の電極配置部12と第5電圧電極45の電極配置部12とを接続する接続部13を接続部13Xとし、第5電圧電極45の電極配置部12と第6電圧電極46の電極配置部12とを接続する接続部を13Yとする。
図4を参照して、接続部13Xと接続部13Yとを例にとって、接続部13の回転構造について説明する。なお、他の接続部13においても同様の構造が採用されるため、他の接続部13の回転構造についての説明を省略する。
図4に示されるように、接続部13Xおよび接続部13Yは、電極配置部12の内部において回転ヒンジ構造により接続されている。接続部13Xに対して接続部13Yを回転させることにより、接続部13Xの軸および接続部Yの軸がなす角度θを変更することができる。
図4(a)は、角度θが最大となる状態を示している。図4(b)は、角度θが最小となる状態を示している。角度θが最小となるとき、接続部13Xと接続部13Yとは互いに平行な状態となる。角度θが最大となるとき、接続部13Xと接続部13Yとは互いに直交する状態となる。
接続部13の最大の延伸量および角度θの最小値は、一般的な使用者の腹囲の大きさに対応することができるように形成するのが好ましい。そして、これにより電極配置部12間の距離および位置関係を変更することができる。
図5〜図7を参照して、体組成測定装置1により体脂肪を測定するときの測定の準備手順および測定手順について説明する。なお、図7(b)は、被測定体60の腹部61の臍62を通過し、かつ水平方向と平行な断面DAを示している。ここで、被測定体60が立位の姿勢にあるときに頭頂から地面に垂直にひかれる軸線を体幹軸として、被測定体60の断面DAにおいてこの断面DAと直交しかつ体幹軸を通過しかつ被測定体60の左右方向と平行な面を「前額面」とする。また、前額面よりも前側を前部61Aとし、前額面よりも後側を背部61Bとする。また、前額面を通過する右半身の位置を右脇腹61Cとし、前額面を通過する左半身の位置を左脇腹61Dとする。
図5および図6を参照して、測定の準備手順について説明する。
(準備手順1)図5(a)に示されるように、体組成測定装置1を用意する。このとき、体脂肪測定装置10と体重計80とは互いに接続されている。
(準備手順2)図5(b)に示されるように、体重計80から体脂肪測定装置10を取り外す。
(準備手順3)図6(a)に示されるように、電極配置部12を本体部11の両側から引き出し、電極間距離を延伸する。
(準備手順4)図6(b)に示されるように、測定対象の腹囲および形状に対応するように接続部13を延伸する。具体的には、図7(b)に示されるように、第1電流電極31が被測定体60の左脇腹61Dに、第2電流電極32が被測定体60の右脇腹61Cに配置されるように延伸する。このとき、角度θを調整して全ての電極31,32,41〜46が腹部61に接触するようにする。また、各接続部13の延伸量が等しくなるようにする。すなわち、第1電流電極31および第1電圧電極41、第1電圧電極41および第2電圧電極42、第2電圧電極42および第3電圧電極43、第4電圧電極44および第5電圧電極45、第5電圧電極45および第6電圧電極46、第6電圧電極46および第2電流電極32の電極間距離が等しくなるようにする。
(準備手順5)図6(c)に示されるように、測定対象の腹囲が大きい場合には、接続部13をさらに延伸して、電極間距離を大きくする。
図7を参照して、測定手順について説明する。
(測定手順1)図7(a)に示されるように、被測定体60は体重計80の上に直立した状態で、体脂肪測定装置10を手に持ち、腹部61に当てる。このとき、各電極31,32,41〜46が水平方向に配置されるようにする。
(測定手順2)図7(b)に示されるように、体脂肪測定装置10の中央部、すなわち第3電圧電極43および第4電圧電極44の中央位置と被測定体60の臍62の位置とが一致するように体脂肪測定装置10の垂直方向の位置を合わせる。
(測定手順3)操作部22の操作ボタンを押して腹囲、年齢、性別などを含む各種のパラメータを入力し、測定を開始する。
測定が開始されると、図7(b)の矢印Aに示されるように、電流電極対30に電流が印加されて被測定体60の左脇腹61Dと右脇腹61Cとの間を電流が流れる。電流電極31から電流電極32に向けて流される電流は、電流が被測定体60の内部を流れる際に、被測定体60の組成、皮下脂肪71、内臓脂肪72および筋肉73のそれぞれのインピーダンスに基づいて電圧が変化する。また、このとき、体重計80により体重が計測される。
図8を参照して、測定者の意思により測定が開始されてから、制御部50により実行される体脂肪測定処理の手順について説明する。なお、この処理は、測定者により測定が開始される毎に実行される。
ステップS11では、測定の開始により被測定体60内を流れた電流に基づいて、電圧電極対40A、電圧電極対40B、電圧電極対40C、電圧電極対40Dおよび電圧電極対40Eに対応する5つの測定点において測定された電圧測定値を記録する。
ステップS12では、ステップS11で測定された5つの電圧測定値に基づいて、図9に示されるように各電圧測定値を結ぶ関数fを設定する。図9に示す関数fは、電極対40A〜40Eの中間位置から隣り合う電極対40A〜40Eの中間位置までの距離を予め設定しておき、電流電極31からの各電極対40A〜40Eの距離をX軸に、電極対40A〜40Eの電圧測定値をY軸にプロットし、隣り合う電圧測定値を直線補間したものとして設定されている。
具体的には、電流電極31の位置を基点として、電流電極31から電圧電極対40Aの中間位置までの距離が、電圧電極対40AのX軸上の値として設定される。電圧電極対40AのX軸上の値に電圧電極対40Aの中間位置から電圧電極対40Bまでの中間位置までの距離を加算した値が、電圧電極対40BのX軸上の値として設定される。電圧電極対40BのX軸上の値に電圧電極対40Bの中間位置から電圧電極対40Cまでの中間位置までの距離を加算した値が、電圧電極対40CのX軸上の値として設定される。電圧電極対40CのX軸上の値に電圧電極対40Cの中間位置から電圧電極対40Dまでの中間位置までの距離を加算した値が、電圧電極対40DのX軸上の値として設定される。電圧電極対40DのX軸上の値に電圧電極対40Dの中間位置から電圧電極対40Eまでの中間位置までの距離を加算した値が、電圧電極対40EのX軸上の値として設定される。
すなわち、関数fはX軸において電極対40A、電極対40B、電極対40C、電極対40Dおよび電極対40Eに対応する電圧測定値の間でそれぞれ傾きおよび切片の異なる一次関数を接続したものとして設定される。なお、ここでは、隣り合う電極対40A〜40Eの距離を予め設定しておいたものとして関数fを設定したが、接続部13の延伸量を計測し、実際の電極間距離および被測定体60に対する位置(被測定体60の外周形状)を加味して関数fを設定することもできる。
ステップS13では、ステップS12で設定した関数fを積分して体脂肪面積を算出する。
ステップS14では、ステップS12で設定した関数fを積分して、例えば図9の斜線部で示す体脂肪分布グラフを作成する。
ステップS15では、測定手順3において入力されたパラメータおよび予め設定されているアルゴリズムに基づいて体脂肪量および体脂肪分布を演算する。具体的には、ステップS13で算出した体脂肪面積およびステップS14で作成した体脂肪分布グラフを過去に集めたデータに基づいたアルゴリズムにより確定する。ここで、図9に示されるように、電流電極31,32の近くに配置される電圧電極対40A,40Eの測定値は、電流電極31,32から電圧電極対40A,40Eよりも遠くに配置される電圧電極対40B,40C,40Dの測定値よりも、実際の体脂肪70の量に対して高い電圧測定値を示す傾向にある。そこで、このステップS15において、このような値を補正することにより、実際の体脂肪量により近い値にすることもできる。図9のグラフを補正したグラフによれば、電極対40C、すなわち臍62付近に体脂肪70および内臓脂肪72が多く分布していることが確認できる。
そして、ステップS15で演算された体脂肪量および体脂肪分布の演算結果として図9に示されるグラフをアルゴリズムで確定したグラフが表示部23に表示される。
以上詳述したように、本実施形態によれば以下に示す効果を得られる。
(1)本実施形態では、複数の測定点の電圧測定値を用いて関数fを設定し、この関数fを積分することにより体脂肪70の量を測定している。このため、腹部61の断面DAにおける体脂肪70の分布を反映した体脂肪量を測定することができる。
(2)本実施形態では、腹部61の臍62側すなわち前部61Aに電圧電極対40A〜40Eが配置されている。このため、腹部61において前部61A側に多く分布する内臓脂肪72をよく反映した測定値を得ることができる。
(3)本実施形態では、関数fの積分により体脂肪70の面積を算出している。このため、電圧電極対の1つの測定値の回帰分析により体脂肪70の面積を算出する場合と比較して、体脂肪70の分布を反映した体脂肪量を算出することができる。
(4)本実施形態では、関数fの積分により体脂肪の分布を推定する、すなわち分布グラフを作成している。このため、腹部61の断面上において、体脂肪70がどのように分布しているかを測定者に知らせることができる。
(5)本実施形態では、体脂肪70としての内臓脂肪72を測定している。このため、測定者に被測定体60の断面DAにおける内臓脂肪72の分布を反映した内臓脂肪72の脂肪量および分布図を示すことができる。
(6)本実施形態では、電流電極対30を構成する第1電流電極31および第2電流電極32が被測定体60を挟んで対向する位置、すなわち左脇腹61Dと右脇腹61Cに配置される。このため、電流電極対30に印加された電流が被測定体60の深部を通過する。これにより、腹部61の中心に多く分布する内臓脂肪72をよく反映した電圧測定値を測定することができるようになる。
(7)本実施形態では、電流電極対30の間に電圧電極対40A〜40Eが配置される。このため、電流電極対30から離れた場所に電圧電極対40A〜40Eが配置される場合と比較して、電圧測定における感度が高くなる。
(8)腹部61においては、臍62を通過する断面DA付近にもっとも内臓脂肪72がつく傾向にある。本実施形態では、電極31,32,41〜46は臍62を通過する断面DA上に配置されているため、最も内臓脂肪72の多い部位の脂肪を反映した電圧を検出することができる。また、肥満やメタボリックシンドロームの判定には、臍62を通過する断面DAにおける体脂肪量が基準値としてよく用いられる。従って、このように断面DAの内臓脂肪72をよく反映した値を算出することで、前述のような基準値との比較を行うことができる。
(9)本実施形態では、接続部13により電圧電極対40A〜40Eの電極間の相対的な位置を変更することができる。このため、1つの体脂肪測定装置10で腹囲の異なる複数の被測定体60の体脂肪量を測定することができる。
(第2実施形態)
図10を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態では、第1実施形態の接続部13に接続部13の延伸量を測定するための距離センサ51を備えている。以下にこの変更された部分についての詳細を示す。なお、その他の点については第1実施形態と同様の構成が採用されているため、共通する構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図10に示されるように、各接続部13の外側パイプ13Aには、距離センサ51として内側パイプ13Bおよび中間パイプ13Cに向かって光を照射するとともに反射光を受光するリニアエンコーダが設けられている。また、内側パイプ13Bおよび中間パイプ13Cの距離センサ51と対応する面には、所定間隔毎に目盛が形成された目盛部13Dが設けられている。
内側パイプ13Bが外側パイプ13Aに対して移動するとき、距離センサ51は、目盛部13Dの目盛によって周期的に変化する反射光に基づいた検出値を制御部50に出力する。制御部50は、検出値に基づいて外側パイプ13Aに対する内側パイプ13Bおよび中間パイプ13Cの移動量をカウントし、外側パイプ13Aに対する内側パイプ13Bおよび中間パイプ13Cの位置、すなわち接続部13の延伸量を算出する。
以上詳述したように、本実施形態によれば第1実施形態の(1)すなわち、腹部61の断面における体脂肪70の分布に対応した体脂肪量を測定することができる旨の効果および(2)〜(9)の効果に加えて以下の効果を得られる。
(10)本実施形態では、距離センサ51を用いて隣り合う電極間の距離、すなわち接続部13の延伸量を算出しているため、測定者が接続部13の延伸量を目視等で確認する必要がない。
(11)本実施形態では、各接続部13の延伸量に基づいて腹囲を算出している。このため、(測定手順3)において、使用者によって入力される腹囲に代えて制御部50により算出された腹囲の算出結果を用いることができる。これにより、使用者が腹囲を入力する手間を省くことができる。
(第3実施形態)
図4を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
本実施形態では、第1実施形態の電極配置部12の内部に角度θを測定するための角度センサ52を備えている。以下にこの変更された部分についての詳細を示す。なお、その他の点については第1実施形態と同様の構成が採用されているため、共通する構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図4に示されるように、接続部13の接続部分には角度センサ52として、角度θに応じた電圧を検出するとともにこの電圧値を制御部50に出力するロータリーポテンショメータが設けられている。制御部50は、角度センサ52の電圧値に基づいて角度θを算出する。そして、角度θと予め実験等により設定された腹囲算出マップに基づいて使用者の腹囲を算出する。使用者の腹囲が大きくなるほど角度θが大きくなるため、腹囲算出マップは、角度θが大きいときに腹囲が大きいマップとして設定される。
以上詳述したように、本実施形態によれば第1実施形態の(1)すなわち、腹部61の断面における体脂肪70の分布に対応した体脂肪量を測定することができる旨の効果、(2)〜(9)の効果に加えて以下の効果を得られる。
(12)本実施形態では、角度センサ52を用いて角度θを算出し、この算出値に基づいて接続部13の延伸量を算出しているため、測定者が接続部13の延伸量を目視等で確認する必要がない。
(13)本実施形態では、角度θに基づいて腹囲を算出している。このため、(測定手順3)において、使用者によって入力される腹囲に代えて制御部50により算出された腹囲の算出結果を用いることができる。これにより、使用者が腹囲を入力する手間を省くことができる。
(第4実施形態)
図11を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
本実施形態では、第1実施形態の検出部21の電流電極および電圧電極の使用者に対する配置を変更している。以下にこの変更された部分についての詳細を示す。なお、その他の点については第1実施形態と同様の構成が採用されているため、共通する構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
図11に示されるように、第1電流電極31は、左脇腹61Dおよび臍62の中間位置に配置される。第2電流電極32は、右脇腹61Cおよび臍62の中間位置に配置される。電圧電極41〜46は、この順に電流電極対30の間に配置される。このとき、第1電流電極31および第1電圧電極41、第1電圧電極41および第2電圧電極42、第2電圧電極42および第3電圧電極43、第4電圧電極44および第5電圧電極45、第5電圧電極45および第6電圧電極46、第6電圧電極46および第2電流電極32の電極間距離は等しい。
測定者により測定が開始されたとき、電流電極対30に印加された電流は腹部61の前部61Aの浅い部分を流れる。体表の浅い部分には皮下脂肪71が多く分布している(図17参照)。従って、電圧電極対40A〜40Eにより測定される電圧測定値は皮下脂肪71の分布をよく反映した値となる。
以上詳述したように、本実施形態によれば第1実施形態の(1)すなわち、腹部61の断面における体脂肪70の分布に対応した体脂肪量を測定することができる旨の効果および(3)、(4)、(7)および(9)に準じた効果に加えて以下の効果を得られる。
(14)本実施形態では、体脂肪70としての皮下脂肪71を測定している。このため、測定者に被測定体60の測定断面における皮下脂肪71の分布を反映した脂肪量および分布図を示すことができる。
(15)本実施形態では、電流電極対30の距離を小さなものとしているため、被測定体60の浅い部分に多く分布する皮下脂肪71の量をよく反映した電圧を測定することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明の実施態様は上記実施形態に限られるものではなく、例えば以下に示す態様をもって実施することもできる。また以下の各変形例は、上記実施形態についてのみ適用されるものではなく、異なる変形例同士を互いに組み合わせて実施することもできる。
・上記第1実施形態では、電圧電極対40A〜40Eの測定値を用いて積分することで体脂肪70としての内臓脂肪72の脂肪量および分布を算出したが、これとは別の皮下脂肪測定手段により測定された皮下脂肪71の脂肪量および分布を測定値に反映することもできる。具体的には、図8のステップS15において、体脂肪量と体脂肪分布を確定する際に、皮下脂肪測定手段により測定された皮下脂肪71の脂肪量および分布を体脂肪量から除算することで、内臓脂肪72の脂肪量および分布を補正する。
なお、皮下脂肪測定手段としては、上記第2実施形態のように被測定体60の浅い部分に電流を流しこれを電圧電極対により測定する方法を採用することもできる。また、近赤外線光を用いて皮下脂肪71を測定することもできる。また、被測定体60の腹囲により推定することもできる。これらの測定手段を、体脂肪測定装置10に含め、測定結果を制御部が記憶することにより、内臓脂肪72の脂肪量および分布を補正することもできる。また、体脂肪測定装置10とは別の装置で測定した皮下脂肪量を制御部50に入力することにより内臓脂肪72の脂肪量および分布を補正することもできる。
・上記第2実施形態では、距離センサ51として光学式のリニアエンコーダを採用したが、その他のセンサを用いることもできる。例えば、以下の(A)〜(D)のセンサも用いることができる。
(A)1つの電極配置部12から隣り合う電極配置部12までの距離を超音波が跳ね返って来るまでの時間に基づいて求める超音波距離計。
(B)接続部13の延伸量に応じて変化する電圧値から距離を算出するリニアポテンショメータ。
(C)1つの電極配置部12から隣り合う電極配置部12に設けられる反射プリズムに光波を発射するとともに、反射プリズムからの反射光を感知するまでの発振回数から距離を検出する光学式測距。
(D)1つの電極配置部12に設けられるプローブと隣り合う電極配置部12との間にできる静電容量を電圧に変換して距離を検出する静電容量変位計。
・上記第2実施形態では、各接続部13に対して距離センサ51を設けたが、1つの接続部13のみに距離センサ51を設けるとともに、この距離センサ51の検出値に基づいて腹囲を算出することもできる。
・上記第3実施形態では、角度センサ52としてロータリーポテンショメータを採用したが、その他のセンサを用いることができる。例えば、一方の接続部13に対する他方の接続部13の回転移動量に対応して出力されるパルスをカウントして回転角度を検出するロータリーエンコーダを用いることもできる。
・上記第3実施形態では、各接続部13の接続部に対して角度センサ52を設けたが、1つの接続部13の接続部のみに角度センサ52を設けるとともに、この角度センサ52の検出値に基づいて腹囲を算出することもできる。
・上記第2実施形態では、距離センサ51を用いて隣り合う電極間の距離を算出し、上記第3実施形態では、角度センサ52を用いて隣り合う電極間の距離を算出したが、隣り合う電極間の距離を以下のように算出することもできる。すなわち、距離測定機構としての接続部13の延伸量と対応した目盛を接続部13に設けるとともに、測定者がこの目盛の値を操作部22に入力する。
・上記各実施形態では、各電極31,32,41〜46を前部61A側に配置したが、これらのうち少なくとも1つを背部61B側に配置してもよい。
・上記各実施形態では、電圧電極対40A〜40Eの測定値を直線補間した関数fを設定したが、電圧電極対40A〜40Eの測定値に基づいた近似曲線を作成し、これを関数fとして設定することもできる。
・上記各実施形態では、検出部21を含む電極配置部12は本体部11に接続されるものとしたが、電極配置部12と本体部11とを別体にすることもできる。具体的には、図12に示されるように、検出部21に、それぞれの電極31,32,41〜46と対応する6つの電極配置部12と、隣り合う電極配置部12を接続する7つの接続部13とを設ける。そして、検出部21と本体部11とをコード14で接続する。
・上記各実施形態では、制御部50および測定部20を体脂肪測定装置10に設けるようにしたが、体重計80にこれらのうち少なくとも1つを設けることもできる。
・上記各実施形態では、体脂肪測定装置10と体重計80とを組み合わせた体組成測定装置1を採用したが、体重計80を省略することもできる。
・上記各実施形態では、体脂肪測定装置10を測定者が手に持った状態で測定するものとしたが、体脂肪測定装置10にベルトを設けて被測定体60に固定して測定することもできる。具体的には図13に示されるように、第1電流電極31と対応する電極配置部12と第2電流電極32と対応する電極配置部12とを、長さを調整することのできるベルト15で接続する。そして、測定時には、電極配置部12および接続部13およびベルト15により、体脂肪測定装置10が被測定体60に対して固定される。
・上記各実施形態では、第3電圧電極43および第4電圧電極44の間には接続部13を設けない構成としたが、第3電圧電極43および第4電圧電極44の間に接続部13を設けてこれら電極43,44の電極間距離を変更可能にすることもできる。
・上記各実施形態では、電極配置部12同士を接続部13で接続するようにしたが、接続部13を省略して、電極を独立して被測定体60に取り付けることもできる。
・上記各実施形態では、電極間距離を変更することのできる接続部13で電極配置部12同士を接続したが、電極間距離を変更することのできない接続部で電極配置部12同士を接続することもできる。
・上記各実施形態では、6つの電圧電極41〜46を設けたが、電圧電極を7つ以上にすることもできる。例えば、図14に示されるように、電圧電極41〜46に加えて、第7電圧電極47および第8電圧電極48を設ける。第7電圧電極47は、第1電流電極31と第1電圧電極41との間に配置される。第8電圧電極48は、第6電圧電極46と第2電流電極32との間に配置される。このとき、電圧電極対40A〜40Eの測定値に加えて、第1電圧電極41および第7電圧電極47から構成される電圧電極対40F、および第6電圧電極46および第8電圧電極48から構成される電圧電極対40Gによる測定値に基づいて関数fが設定される。
・上記各実施形態では、6つの電圧電極41〜46を設けたが、このうち1〜3つの電圧電極を省略することもできる。例えば、図15に示されるように、第1電圧電極41および第6電圧電極46を省略する。このとき、電圧電極対40B,40C,40Dによる測定値に基づいて関数fを設定する。
・上記各実施形態では、6つの電圧電極41〜46を設けて5つの電圧電極対40A〜40Eを構成したが、電流電極対30および被測定体60に対して可動な電圧電極対を1つのみ設けることもできる。この場合、電圧電極対を移動させて複数点で電圧を測定し、測定値を順次記録する。そしてこの複数の測定値に基づいて関数fを設定する。
・上記各実施形態では、第1電流電極31および第1電圧電極41、第1電圧電極41および第2電圧電極42、第2電圧電極42および第3電圧電極43、第4電圧電極44および第5電圧電極45、第5電圧電極45および第6電圧電極46、第6電圧電極46および第2電流電極32の電極間距離を等しくしたが、電極間距離を互いに異なる大きさに変更することもできる。
・上記各実施形態では、臍62を中心に各電極31,32,41〜46を配置して、臍62を中心とする体脂肪量を測定したが、各電極31,32,41〜46を右半身または左半身のみに配置することもできる。これにより、右半身または左半身のみの体脂肪量を測定することができる。また、このとき、一方の半身に配置した電極対による半身の測定結果に基づいて他方の半身の体脂肪量を推定することもできる。また、一方の半身の測定結果に基づいて全体の体脂肪量を推定することもできる。また、右半身および左半身をそれぞれ測定することにより、右半身および左半身との間での体脂肪量のバランスを確認することもできる。
・上記各実施形態では、臍62を通過する断面DAに各電極31,32,41〜46を配置したが、各電極31,32,41〜46を別の断面に配置することもできる。すなわち、臍62よりも上側または下側の断面に配置することもできる。また、腹部61以外の断面、例えば胸部等の体幹の腹部以外の各部位や、太腿等の体肢の各部位に配置することもできる。また、水平方向に対して垂直または傾斜した断面上に配置することもできる。
・上記各実施形態では、同一断面上の電圧電極対40A〜40Eの測定値に基づいて同断面上の体脂肪面積および体脂肪70の分布を算出したが、さらに以下の構成を付加して体脂肪量として体脂肪の体積を算出することもできる。
具体的には、体脂肪測定装置10を垂直方向に沿って移動させ、臍62を通過する断面DAとは異なり、かつ断面DAと平行な断面DBにおける複数の電圧測定値に基づいて関数gを設定してこれを積分する。次に、関数fの積分と関数gの積分とを電極間の距離Xおよび電圧測定値Yに加えて断面間の距離Zのパラメータを加えた三次元グラフ上で結んだ立体と対応した関数hを設定する。換言すれば、断面DAの体脂肪70の分布グラフと断面DBの体脂肪70の分布グラフとを断面に持つ関数hを設定する。この関数hを断面DAから断面DBまでの範囲で積分することにより、図16に示されるように、断面DAから断面DBまでの体脂肪70の分布を反映した体脂肪70の体積値および三次元分布を算出することができる。
また、体脂肪70の体積の算出方法としては、上述のような関数hを設定するほか、以下のような算出方法にすることもできる。すなわち、断面DAと断面DBとの距離の2分の1を距離Lとして、断面DAの体脂肪面積と距離Lの積と、断面DBの体脂肪面積の距離Lの積との和により体脂肪70の体積を算出する。
・上記各実施形態では、体脂肪70の測定結果としての体脂肪70の脂肪量をグラフで表示部23に表示したが、体脂肪70の測定結果を数値で表示することもできる。この場合の例の1つとして、「腹部右:50cm」のように被測定体60の部位毎に体脂肪70の脂肪量を表示するものが挙げられる。また、腹部61の断面図を表示してこの断面図に体脂肪70の脂肪量を色調やコントラスト等を利用して表示することもできる。
・上記各実施形態では、内臓脂肪72の測定結果を表示部23に表示したが、測定者に対して測定結果を伝達するための方法はこれに限らない。例えば、表示部23に加えてまたは表示部23に代えて、測定者に対して音声により測定結果を伝達する音声部を備えることもできる。
・上記各実施形態では、接続部13として伸縮可能な部材を採用して電極間距離を可変としたが、電極配置部および接続部が互いにスライド可能な部材を採用して電極間距離可変とすることもできる。
・上記各実施形態では、電極材としてSUSおよび樹脂材表面を金属めっき処理したものを用いたが、これに代えてゲル材を用いることもできる。
・上記各実施形態では、測定部20に電源を内蔵したが、体脂肪測定装置10の外部から電源の供給を受けることもできる。
・上記各実施形態では、測定方法の例として被測定体60が立位にある状態での測定方法を示したが、被測定体60が座位または仰臥位にある状態でも上記各実施形態での測定方法に準じて内臓脂肪72の測定を行うことができる。
・上記各実施形態では、測定対象の例として人体を示したが、動物を測定対象とすることもできる。
10…体脂肪測定装置、13…接続部、20…測定部、21…検出部、22…操作部、23…表示部、30…電流電極対、31,32…電流電極、40A〜40E…電圧電極対、41〜46…電圧電極、50…制御部、51…距離センサ、52…角度センサ、60…被測定体、61…腹部、61A…前部、61B…背部、61C…右脇腹、61D…左脇腹、70…体脂肪、71…皮下脂肪、72…内臓脂肪。

Claims (15)

  1. 電流印加のための第1の電流電極および第2の電流電極を含む電流電極対と、電圧測定のための第1の電圧電極および第2の電圧電極を含む電圧電極対とを備え、前記電圧電極対により測定された複数の測定点の測定値に基づいて体脂肪を測定する体組成測定装置において、
    前記複数の測定点の測定値を用いて積分を行い、その結果に基づいて体脂肪量を算出する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  2. 請求項1に記載の体組成測定装置において、
    前記電圧電極対は、腹部の前額面付近およびこれよりも臍側の電圧を測定する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の体組成測定装置において、
    前記体脂肪量として、測定断面の体脂肪の面積を算出する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    前記体脂肪量として、測定断面の体脂肪の分布を推定する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    前記体脂肪量として、内臓脂肪量を測定する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    前記体脂肪量として、皮下脂肪量を測定する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    第1の測定断面上における複数の測定点の測定値を用いて第1の積分を行い、第2の測定断面上における複数の測定点の測定値を用いて第2の積分を行い、
    前記第1の積分の算出結果および前記第2の積分の算出結果に基づいて、体脂肪量として体脂肪の体積を算出する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    前記第1の電流電極および前記第2の電流電極が被測定体を挟んで対向する位置に配置され、前記第1の電流電極および前記第2の電流電極の間に前記電圧電極対が配置される
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    被測定体の右半身の前額面上に前記第1の電流電極が配置され、左半身の前額面上に前記第2の電流電極が配置される
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  10. 請求項5および請求項5を引用する請求項6〜9のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    皮下脂肪量を測定する皮下脂肪測定手段を備え、前記体脂肪量としての前記内臓脂肪量を算出するときに前記皮下脂肪量を反映する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    前記電圧電極対の電極間の距離が可変のものであり、前記電極間の距離を前記積分に反映する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    前記電流電極および前記電圧電極のうちの隣り合う2つの電極間の距離を測定する距離測定機構が設けられる
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  13. 請求項12に記載の体組成測定装置において、
    前記距離測定機構として、前記電流電極および前記電圧電極のうちの隣り合う2つの電極間の距離を測定する距離センサが設けられる
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  14. 請求項12に記載の体組成測定装置において、
    前記距離測定機構として、第1の電圧電極と第2の電圧電極とを接続する第1接続部と第1の電圧電極と第3の電圧電極とを接続する第2接続部とを備え、前記第1接続部と前記第2接続部のなす角度を検出する角度センサが設けられる
    ことを特徴とする体組成測定装置。
  15. 請求項12〜14のいずれか一項に記載の体組成測定装置において、
    前記電流電極および前記電圧電極のうちの隣り合う2つの電極間の距離に基づいて腹囲を推定する
    ことを特徴とする体組成測定装置。
JP2010238711A 2010-07-01 2010-10-25 体組成測定装置 Active JP5830673B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010238711A JP5830673B2 (ja) 2010-07-01 2010-10-25 体組成測定装置
CN201180031911.5A CN102985005B (zh) 2010-07-01 2011-06-23 身体组成测量装置
US13/805,579 US20130096456A1 (en) 2010-07-01 2011-06-23 Body composition measurement device
EP11800726.9A EP2589334B1 (en) 2010-07-01 2011-06-23 Body composition measurement device
PCT/JP2011/064478 WO2012002261A1 (ja) 2010-07-01 2011-06-23 体組成測定装置
TW100122486A TWI422355B (zh) 2010-07-01 2011-06-27 體組成測定裝置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010151119 2010-07-01
JP2010151119 2010-07-01
JP2010238711A JP5830673B2 (ja) 2010-07-01 2010-10-25 体組成測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012030033A true JP2012030033A (ja) 2012-02-16
JP5830673B2 JP5830673B2 (ja) 2015-12-09

Family

ID=45401979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010238711A Active JP5830673B2 (ja) 2010-07-01 2010-10-25 体組成測定装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20130096456A1 (ja)
EP (1) EP2589334B1 (ja)
JP (1) JP5830673B2 (ja)
CN (1) CN102985005B (ja)
TW (1) TWI422355B (ja)
WO (1) WO2012002261A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015526118A (ja) * 2012-06-05 2015-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 対象の体の一部の流体量を推定するための方法及び装置
JP7417251B2 (ja) 2019-12-23 2024-01-18 国立大学法人千葉大学 生体内物質の可視化装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011118998A1 (de) * 2011-11-14 2013-05-16 Seca Ag Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung des Körpergewichtes einer Person
GB2562297A (en) * 2017-05-12 2018-11-14 Univ Sheffield Apparatus for electrical impedance spectroscopy

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001178697A (ja) * 1999-10-15 2001-07-03 Kao Corp 体脂肪測定方法及びその装置
JP2004135698A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Omron Healthcare Co Ltd 健康管理指針アドバイス装置
JP2007007445A (ja) * 2006-09-13 2007-01-18 Physion:Kk 立位型身体組成測定装置
JP2007014578A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Tanita Corp 電極間距離測定機能付き体幹部脂肪測定装置
JP2008237571A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Tanita Corp 腹部インピーダンス測定装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6115623A (en) * 1997-08-14 2000-09-05 Mcfee; Robin Beverly Apparatus and method for consistent patient-specific EKG electrode positioning
EP1224908B1 (en) * 1999-10-15 2005-12-21 Kao Corporation Body fat measurement method and device therefor
JP3396670B2 (ja) * 2000-01-07 2003-04-14 花王株式会社 体脂肪測定装置
JP3396672B2 (ja) * 2000-01-07 2003-04-14 花王株式会社 体脂肪測定装置
US7283869B2 (en) * 2001-02-22 2007-10-16 Kao Corporation Apparatus for measuring body fat
JP3396677B2 (ja) 2001-04-13 2003-04-14 花王株式会社 体脂肪測定装置
JP4024774B2 (ja) * 2004-04-05 2007-12-19 株式会社タニタ 体脂肪測定装置
JP4005095B2 (ja) * 2004-07-27 2007-11-07 株式会社タニタ 体組成計
JP4854308B2 (ja) * 2006-01-20 2012-01-18 花王株式会社 体脂肪測定用電極組合せ体
JP4893480B2 (ja) * 2007-06-01 2012-03-07 オムロンヘルスケア株式会社 体脂肪測定装置
JP2008302106A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Tanita Corp 筋肉量バランス評価装置、筋肉量バランス評価方法
JP2009225854A (ja) * 2008-03-19 2009-10-08 Omron Healthcare Co Ltd 体組成情報測定装置
JP4625109B2 (ja) * 2008-04-18 2011-02-02 パナソニック電工株式会社 ベルト式体脂肪測定装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001178697A (ja) * 1999-10-15 2001-07-03 Kao Corp 体脂肪測定方法及びその装置
JP2004135698A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Omron Healthcare Co Ltd 健康管理指針アドバイス装置
JP2007014578A (ja) * 2005-07-08 2007-01-25 Tanita Corp 電極間距離測定機能付き体幹部脂肪測定装置
JP2007007445A (ja) * 2006-09-13 2007-01-18 Physion:Kk 立位型身体組成測定装置
JP2008237571A (ja) * 2007-03-27 2008-10-09 Tanita Corp 腹部インピーダンス測定装置

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
CSNB201001094001; 今仁 和武: 工学シミュレーション入門 初版 Computer Simulation for Engineering Design 第1版, 20100520, 第26頁, 株式会社工学社 *
CSNB201001177001; 久野 靖: Rubyによる情報科学入門 第1版, 20081225, 第31頁, 株式会社近代科学社 *
JPN6015008149; 久野 靖: Rubyによる情報科学入門 第1版, 20081225, 第31頁, 株式会社近代科学社 *
JPN6015008150; 今仁 和武: 工学シミュレーション入門 初版 Computer Simulation for Engineering Design 第1版, 20100520, 第26頁, 株式会社工学社 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015526118A (ja) * 2012-06-05 2015-09-10 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 対象の体の一部の流体量を推定するための方法及び装置
US9955916B2 (en) 2012-06-05 2018-05-01 Koninklijke Philips N.V. Method and apparatus for estimating the fluid content of a part of the body of a subject
JP7417251B2 (ja) 2019-12-23 2024-01-18 国立大学法人千葉大学 生体内物質の可視化装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW201201769A (en) 2012-01-16
WO2012002261A1 (ja) 2012-01-05
EP2589334A1 (en) 2013-05-08
JP5830673B2 (ja) 2015-12-09
TWI422355B (zh) 2014-01-11
US20130096456A1 (en) 2013-04-18
EP2589334B1 (en) 2015-07-29
CN102985005B (zh) 2016-03-16
EP2589334A4 (en) 2013-11-27
CN102985005A (zh) 2013-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5079415B2 (ja) 体組成計
JP5625576B2 (ja) 脂肪量測定装置
JP4005095B2 (ja) 体組成計
JP4529884B2 (ja) 体脂肪測定装置および上肢ユニット
JP4461763B2 (ja) 内臓脂肪算出装置
US9867558B2 (en) Method and apparatus for assessing proprioceptive status for at least one joint of a person
JP2006525099A5 (ja)
KR102011749B1 (ko) 복부 경직도 측정 장치 및 방법
JP5830673B2 (ja) 体組成測定装置
JP4723990B2 (ja) 内臓脂肪量測定方法及び内臓脂肪量測定装置
Cau et al. Circumferential versus hand-held laser scanner method for the evaluation of lower limb volumes in normal-weight and obese subjects
TW201642806A (zh) 用於脈診的陣列感測模組及脈診儀
JP6224373B2 (ja) 超音波測定装置および超音波測定システム
JP2011200304A (ja) 体脂肪測定装置
AU2019348188A1 (en) Evaluating impedance measurements
CN116019437A (zh) 具有影像扫描功能的体组成分析系统
JP5853132B2 (ja) 生体情報測定装置
US20120330181A1 (en) Visceral fat measurement device
KR20110108873A (ko) 3차원 가이드 구조를 포함하는 뇌혈류 측정 시스템 및 이를 이용한 측정방법
RU2669618C1 (ru) Система контроля состава и объемов тела для формирования оздоровительных мероприятий и программ питания
JP2010187927A (ja) 測定対象血管の機械的性質の計測方法、測定対象血管の機械的性質の計測装置、測定対象血管の機械的性質の計測プログラム及び記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120116

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130723

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140909

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150528

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5830673

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151