JP2012029479A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 電力変換器内部で地絡したことを検知できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】 本発明の1実施例に係る電力変換装置は、電力変換器3と、前記電力変換器のプラス側入力配線に設けられた第1電流検出器CT1と、前記電力変換器のマイナス側入力配線に設けられた第2電流検出器CT2と、前記第1電流検出器の検出値を平均化すると共に、1より小さい係数を乗算する1次遅れ回路6と、前記第2電流検出器CT2の検出値と、前記1次遅れ回路6の乗算結果を比較する比較器7とを具備する。前記第2電流検出器CT2の検出値が前記乗算結果より小さい時、地絡が検知され、前記電力変換器3の動作が停止される。
【選択図】 図1A
【解決手段】 本発明の1実施例に係る電力変換装置は、電力変換器3と、前記電力変換器のプラス側入力配線に設けられた第1電流検出器CT1と、前記電力変換器のマイナス側入力配線に設けられた第2電流検出器CT2と、前記第1電流検出器の検出値を平均化すると共に、1より小さい係数を乗算する1次遅れ回路6と、前記第2電流検出器CT2の検出値と、前記1次遅れ回路6の乗算結果を比較する比較器7とを具備する。前記第2電流検出器CT2の検出値が前記乗算結果より小さい時、地絡が検知され、前記電力変換器3の動作が停止される。
【選択図】 図1A
Description
本発明は電力変換器の地絡を検知する電力変換装置に関する。
図7に電力変換装置の従来回路構成を示す。
架線からパンタグラフ20を介して供給される入力直流電流は、電流検出器1及びリアクトル2を通り電力変換器3に供給される。電流検出器1は、入力電流に対応する電圧を出力する。電力変換器3は、例えば直流電力を交流電力に変換するインバータ又は直流電圧値を変換するDC/DCコンバータ等の変換器である。
変換器3のマイナス側入力は接地されている。また、入力電圧を検出する電圧検出器4が変換器入力のプラス・マイナス間に接続され、変換器3の出力電流を検出する電流検出器5が変換器の出力配線に設けられている。
電流検出器1又は電流検出器5に過電流が検出されると過電流が発生したと判断され、変換器3及びその周辺回路を保護するために、変換器3の動作が停止される。
従来の電力変換装置では、変換器3のマイナス側が地絡しても検知することができなかった。変換器3のマイナス側が地絡すると、例えば変換器のフレームあるいは車体に変換器3を通った電流が流れ、車体に装備された電子機器に対してノイズが発生し、電子機器の動作に悪影響を与えることがある。
そこで本発明は、電力変換器のマイナス側で発生した地絡を検知できる電力変換装置を提供することを目的としている。
本発明の1実施例に係る電力変換装置は、電力変換器と、前記電力変換器のプラス側入力配線に設けられた第1電流検出器と、前記電力変換器のマイナス側入力配線に設けられた第2電流検出器と、前記第1電流検出器の検出値に1より小さい係数を乗算する乗算器と、前記第2電流検出器の検出値と前記乗算器の乗算結果とを比較する比較器とを具備する。前記第2電流検出器の検出値が前記乗算結果より小さい時、地絡が検知され、前記電力変換器の動作が停止される。
電力変換器のマイナス側で発生した地絡を検知できる電力変換装置が提供される。
以下、本発明に係る電力変換装置の実施例について、図面を参照して説明する。
図1Aは、本発明による電力変換装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
直流架線からパンタグラフ20を介して入力される電流Iaは、電流検出器CT1、リアクトル2を通り電力変換器3のプラス側端子に供給される。変換器3のマイナス側端子は電流検出器CT2を介して接地点(車輪)17で接地される。電流検出器CT1は変換器プラス側の入力電流を検出するように接続され、別の電流検出器CT2は変換器3のマイナス側から接地点17に流れる電流Ibを検出する。電流検出器CT1、CT2は、検出した電流値に対応する電圧値Vct1、Vct2を出力する。また電流検出器CT1、CT2は共にプラス電圧を出力するよう接続される。
変換器3は、例えば直流電力を交流電力に変換する電動機駆動用インバータあるいは補助電源用インバータ、又は直流電圧を降圧するDC/DCコンバータ等の変換器である。シーケンス回路8は、変換器3を制御する回路であって、変換器3にゲート指令を出力する。
変換器プラス側の電流検出器CT1の出力は一次遅れ回路6に接続され、急激な電圧変動があっても緩やかに変化するように構成されている。すなわち一次遅れ回路6は、入力電圧を平均化する。この一次遅れ回路6の出力電圧V6は、その入力電圧より低い出力となるようなゲイン(例えば0.5)が選ばれている。つまり一次遅れ回路6は乗算器としても機能する。一次遅れ回路6の出力V6及び電流検出器CT2の出力Vct2は比較回路7に供給される。
図1Bは本実施例の動作を示すタイムチャートである。
電流検出器CT1の出力Vct1は電流Iaを示す電圧であり、電流検出器CT2の出力Vct2は電流Ibを示す電圧である。説明を簡単にするため、起動(電源ON)後、変換器3に流れる電流Iaは一定値とする。電力変換装置が正常に動作している時、電流IaとIbは同一であり、従って電流検出器CT1、CT2の出力Vct1、Vct2も同一である。このとき、電流Ia、Ibに対応する電流検出器出力電圧をVIa、VIbとする。
1次遅れ回路6の出力電圧V6は例えばVIa/2である。従って比較回路7の出力V7はLレベルである。ここで、変換器3のマイナス側が変換器内部あるいは接地点17以外で地絡した場合、電流検出器CT1を流れる電流に変化は殆ど無いが、電流検出器CT2には電流が流れなくなる。従って、電流検出器CT2の出力Vct2はゼロ、比較回路7の出力V7はHレベルとなり、シーケンス回路8に装置の停止指令が出力される。この停止指令に応答してシーケンス回路8は変換器3の動作を停止する。
[効果]
本実施例によれば、変換器3のマイナス側が変換器内部あるいは接地点17以外で地絡した場合、その地絡を検知可能である。
本実施例によれば、変換器3のマイナス側が変換器内部あるいは接地点17以外で地絡した場合、その地絡を検知可能である。
図2Aは、本発明による電力変換装置の第2実施例の構成を示すブロック図である。
この第2実施例では、変換器入力回路のプラス側配線に第1の電流検出器CT1を設け、マイナス側配線に第2の電流検出器CT2を設け、電流検出器CT2の出力電圧がマイナスとなる向きに配線を電流検出器CT2に貫通させている。加算回路9は電流検出器CT1、CT2の出力を加算する。従って、正常動作中の加算回路9の出力はゼロとなる。
入力電流演算回路10は電圧検出器4で検出される変換器の入力電圧V4、電流検出器5の出力値(変換器出力電流)I5、及び電圧検出器15で検出される変換器の出力電圧(線間電圧実効値)V15に基づいて、下記計算式により変換器入力電流Iaを概算する。
入力電流≒(出力電圧)x(出力電流)x1.732/(入力電圧)
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
そして演算回路10は出力V10として、演算した電流値Iaより低い電流(例えば1/2倍)に対応する電圧VIa/2を出力する。この出力V10及び加算回路9の出力Vct12は比較回路7に入力される。
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
そして演算回路10は出力V10として、演算した電流値Iaより低い電流(例えば1/2倍)に対応する電圧VIa/2を出力する。この出力V10及び加算回路9の出力Vct12は比較回路7に入力される。
図2Bは本実施例の動作を示すタイムチャートである。
正常動作中の加算回路9の出力Vct12は、前述したようにゼロである。変換器3のマイナス側が地絡した場合、電流検出器CT2には電流が流れなくなり、加算器9の出力Vct12は、入力電流Iaに相当する電圧VIaとなる。演算回路10の出力値V10は、電流Ia/2に相当する電圧のままである。従って、比較回路7の出力V7はHレベルとなり、シーケンス回路8に装置の停止指令が入力される。
尚、この実施例の変形例として、演算回路10の代わりに、電流検出器CT1の出力電圧を1/2に分圧する抵抗直列回路を使用して、両抵抗の接続点の電圧を比較回路7のマイナス側入力端子に供給しても良い。
[効果]
変換器3のマイナス側が地絡した場合でも、地絡を検知することが可能となる。
変換器3のマイナス側が地絡した場合でも、地絡を検知することが可能となる。
図3Aは、本発明による電力変換装置の第3実施例の構成を示すブロック図である。
この第3実施例では、第2の電流検出器CT2の配線貫通方向を上記第2実施例とは逆にすることにより、電流検出器CT2はプラス電圧Vct2を出力する。第1の電流検出器CT1の出力Vct1と第2の電流検出器CT2の出力Vct2は減算回路11に供給される。
入力電流演算回路10は上記第2実施例のように、電圧検出器4で検出される入力電圧V4、電流検出器5で検出される出力電流I5、及び変換器3の出力電圧(線間電圧実効値)V15に基づいて、下記計算式により変換器入力電流Iaを概算する。
入力電流≒(出力電圧)x(出力電流)x1.732/(入力電圧)
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
そして演算回路10は出力電圧V10として、演算した電流値Iaより低い電流(例えば1/2倍)に対応する電圧VIa/2を出力する。この出力V10及び減算回路11の出力Vct12は比較回路7に入力される。
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
そして演算回路10は出力電圧V10として、演算した電流値Iaより低い電流(例えば1/2倍)に対応する電圧VIa/2を出力する。この出力V10及び減算回路11の出力Vct12は比較回路7に入力される。
図3Bは本実施例の動作を示すタイムチャートである。装置が正常動作中、減算回路11の出力電圧Vct12はゼロとなっている。変換器3のマイナス側が地絡した場合、電流検出器CT2には電流が流れなくなり、減算器11の出力Vct12は、入力電流Iaに相当する電圧VIaとなる。演算回路10の出力値V10は、Ia/2に相当する電圧VIa/2のままである。従って、比較回路7の出力V7はHレベルとなり、シーケンス回路8に装置の停止指令が入力される。
尚、この実施例の場合も変形例として、演算回路10の代わりに、電流検出器CT1の出力電圧を1/2に分圧する抵抗直列回路を使用して、両抵抗の接続点の電圧を比較回路7のマイナス側入力端子に供給しても良い。
[効果]
変換器3のマイナス側が地絡した場合でも、地絡を検知することが可能となる。
変換器3のマイナス側が地絡した場合でも、地絡を検知することが可能となる。
図4Aは、本発明による電力変換装置の第4実施例の構成を示すブロック図である。
この第4実施例では、上記第3実施例のように、電流検出器CT1、CT2は共にプラスの電圧を出力し、変換器3の入力電圧検出器4と出力電流検出器5及び出力電圧検出器15の検出値は入力電流演算回路10に入力され、前述の第2実施例と同様に下記計算式により、変換器入力電流Iaが概算される。
入力電流≒(出力電圧)x(出力電流)x1.732/(入力電圧)
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
そして入力電流演算回路10は出力電圧V10として、演算した入力電流Iaより低い電流(例えば0.5倍)に対応する電圧VIa/2を出力する。この出力V10と電流検出器CT1の出力Vct1は比較回路12に入力される。また、入力電流演算回路10の出力V10と電流検出器CT2の出力Vct2は比較回路13に入力される。比較回路12、13の出力V12、V13は論理積回路14に供給され、その出力V14はシーケンス回路8に供給される。
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
そして入力電流演算回路10は出力電圧V10として、演算した入力電流Iaより低い電流(例えば0.5倍)に対応する電圧VIa/2を出力する。この出力V10と電流検出器CT1の出力Vct1は比較回路12に入力される。また、入力電流演算回路10の出力V10と電流検出器CT2の出力Vct2は比較回路13に入力される。比較回路12、13の出力V12、V13は論理積回路14に供給され、その出力V14はシーケンス回路8に供給される。
比較回路12は、電流検出器CT1の出力Vct1と、入力電流演算回路10の出力電圧V10(=VIa/2)とを比較して、電流検出器CT1の出力Vct1が、電圧V10より大きければ、Hレベルを出力する。比較回路13は、電流検出器CT2の出力Vct2と、入力電流演算回路10の出力電圧V10(=VIa/2)とを比較して、電流検出器CT2の出力Vct2が、電圧V10より大きければ、Hレベルを出力する。
図4Bは本実施例の動作を示すタイムチャートである。
通常動作時は、電流検出器CT1、CT2は共に同一の電流Iaに相当する電圧VIaを出力する。変換器3のマイナス側が地絡すると電流検出器CT2に電流が流れなくなるので、電流検出器CT2の出力Vct2はゼロとなる。そのため、比較回路13の出力V13はLレベルとなる。このとき、演算回路10の出力値V10及び比較回路12の出力値V12は変わらない。比較回路13の出力V13がLレベルになると論理積回路14の出力V14はLレベルとなり、シーケンス回路8に装置の停止指令が入力される。
尚、この実施例の場合も変形例として、演算回路10の代わりに、電流検出器CT1の出力電圧を1/2に分圧する抵抗直列回路を使用して、両抵抗の接続点の電圧を比較回路12、13のマイナス側入力端子に供給しても良い。
[効果]
変換器3のマイナス側が地絡した場合でも、地絡を検知することが可能となる。
変換器3のマイナス側が地絡した場合でも、地絡を検知することが可能となる。
図5Aは、本発明による電力変換装置の第5実施例の構成を示すブロック図である。
この第5実施例では、変換器入力回路のプラス側配線を2ターン貫通させた電流検出器CT3に、マイナス側配線をプラス側の電流を打ち消す方向に貫通させる。
入力電圧検出器4と出力電流の検出器5及び出力電圧検出器15の出力は入力電流演算回路10に入力され、上記第2実施例のように下記の計算式により、変換器入力電流Iaが概算される。
入力電流≒(出力電圧)x(出力電流)x1.732/(入力電圧)
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
入力電流演算回路10は出力電圧V10として、演算した電流値より高いが2倍以下(例えば1.5倍)に相当する電圧1.5VIaを出力する。その出力電圧V10及び電流検出器CT3の出力Vct3は比較回路7に接続され、その出力V7はシーケンス回路8に供給される。
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
入力電流演算回路10は出力電圧V10として、演算した電流値より高いが2倍以下(例えば1.5倍)に相当する電圧1.5VIaを出力する。その出力電圧V10及び電流検出器CT3の出力Vct3は比較回路7に接続され、その出力V7はシーケンス回路8に供給される。
図5Bは本実施例の動作を示すタイムチャートである。
通常動作時は、変換器3の入力電流をIaとすると、電流検出器CT3の出力電圧Vct3は電流Iaに対応する電圧VIaである。変換器3のマイナス側で地絡が発生すると、電流検出器CT3にはマイナス側の電流が流れなくなり、出力電圧Vct3は通常時の2倍の値2VIaとなる。この結果、比較回路7の出力V7はHレベルとなり、シーケンス回路8に装置の停止指令が入力される。
[効果]
従来ある電流検出器への配線方法を変更することにより、変換器3のマイナス側の地絡が検知可能となる。
従来ある電流検出器への配線方法を変更することにより、変換器3のマイナス側の地絡が検知可能となる。
図6Aは、本発明による電力変換装置の第6実施例の構成を示すブロック図である。
この第6実施例では、変換器入力回路のプラス側とマイナス側の配線を、互いの電流が同一方向に流れるように電流検出器CT4に貫通させる。
変換器3の入力電圧検出器4と出力電流検出器5及び出力電圧検出器15の検出値は入力電流演算回路10に入力され、前述の第2実施例と同様に下記計算式により、変換器入力電流Iaが概算される。
入力電流≒(出力電圧)x(出力電流)x1.732/(入力電圧)
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
そして、入力電流演算回路10は演算した電流Iaより高いが2倍より低い値(例えば1.5倍)に相当する電圧1.5VIaを出力する。演算回路10の出力V10及び電流検出器CT4の出力Vct4は比較回路7に供給され、その出力V7はシーケンス回路8に供給される。
(1.732倍は三相交流出力の場合であり、単相または直流の場合は1.0倍となる。)
そして、入力電流演算回路10は演算した電流Iaより高いが2倍より低い値(例えば1.5倍)に相当する電圧1.5VIaを出力する。演算回路10の出力V10及び電流検出器CT4の出力Vct4は比較回路7に供給され、その出力V7はシーケンス回路8に供給される。
図6Bは本実施例の動作を示すタイムチャートである。
変換器3の入力電流をIaとすると、通常動作時に電流検出器CT4で検出される電流値は、2Iaに対応する電圧値2VIaである。
変換器3のマイナス側が地絡した場合、電流検出器CT4にはマイナス側の電流が流れなくなり、出力電圧は通常時に比べ1/2倍、すなわちIaに相当する電圧VIaとなる。この結果、比較回路7の出力V7はHレベルとなり、シーケンス回路8に装置の停止指令が入力される。
[効果]
従来ある電流検出器への配線方法を変更することにより、変換器3のマイナス側の地絡が検知可能となる。
従来ある電流検出器への配線方法を変更することにより、変換器3のマイナス側の地絡が検知可能となる。
以上の説明はこの発明の実施の形態であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができるものである。
CT1〜CT4…電流検出器、2…リアクトル、3…電力変換器、4…電圧検出器、5…電流検出器、6…一次遅れ回路、7…比較回路、8…シーケンス回路、9…加算回路、10…入力電流演算回路、11…減算回路、12…比較回路、13…比較回路、14…論理積回路、15…電圧検出器。
Claims (6)
- 直流電力が供給される電力変換器と、
前記電力変換器のプラス側入力配線に設けられた第1電流検出器と、
前記電力変換器のマイナス側入力配線に設けられた第2電流検出器と、
前記第1電流検出器の検出値に1より小さい係数を乗算する乗算器と、
前記第2電流検出器の検出値と、前記乗算器の乗算結果を比較し、前記第2電流検出器の検出値が前記乗算結果より小さい時、地絡検知信号を出力する比較器と、
前記地絡検知信号に応じて、前記電力変換器の動作を停止する制御部と、
を具備することを特徴とする電力変換装置。 - 直流電力が供給される電力変換器と、
前記電力変換器のプラス側入力配線に設けられた第1電流検出器と、
前記電力変換器のマイナス側入力配線に設けられ、前記電力変換器の通常動作時にマイナスの電圧が発生するように前記マイナス側入力配線が貫通された第2電流検出器と、
前記第1電流検出器の検出値と前記第2電流検出器の検出値を加算する加算器と、
前記電力変換器の入力電圧値と出力電圧値及び出力電流値から、前記電力変換器の入力電流値を演算し、該演算値に1より小さい係数を乗算する演算回路と、
前記加算器の加算結果と前記演算回路の演算結果を比較し、前記演算結果より前記加算結果が大きい時、地絡検知信号を出力する比較器と、
前記地絡検知信号に応じて、前記電力変換器の動作を停止する制御部と、
を具備することを特徴とする電力変換装置。 - 直流電力が供給される電力変換器と、
前記電力変換器のプラス側入力配線に設けられた第1電流検出器と、
前記電力変換器のマイナス側入力配線に設けられた第2電流検出器と、
前記第1電流検出器の検出値から前記第2電流検出器の検出値を減算する減算器と、
前記電力変換器の入力電圧値と出力電圧値及び出力電流値から、前記電力変換器の入力電流値を演算し、該演算値に1より小さい係数を乗算する演算回路と、
前記減算器の減算結果と前記演算回路の演算結果を比較し、前記演算結果より前記減算結果が大きい時、地絡検知信号を出力する比較器と、
前記地絡検知信号に応じて、前記電力変換器の動作を停止する制御部と、
を具備することを特徴とする電力変換装置。 - 直流電力が供給される電力変換器と、
前記電力変換器のプラス側入力配線に設けられた第1電流検出器と、
前記電力変換器のマイナス側入力配線に設けられた第2電流検出器と、
前記電力変換器の入力電圧値と出力電圧値及び出力電流値から、前記電力変換器の入力電流値を演算し、該演算値に1より小さい係数を乗算する演算回路と、
前記第2電流検出器の電流検出結果と前記演算回路の演算結果を比較し第1比較結果を出力する第1比較回路と、
前記第1電流検出器の電流検出結果と前記演算回路の演算結果を比較し第2比較結果を出力する第2比較回路と、
前記第1比較結果と前記第2比較結果の論理積演算を行う論理積回路と、
前記論理積回路の演算結果に応じて、前記電力変換器の動作を停止する制御部と、
を具備することを特徴とする電力変換装置。 - 直流電力が供給される電力変換器と、
前記電力変換器のプラス側入力配線を2ターン貫通させるとともに、マイナス側入力配線をプラス側の電流を打ち消す方向に貫通させた電流検出器と、
前記電力変換器の入力電圧値と出力電圧値及び出力電流値から、前記電力変換器の入力電流値を演算し、該演算値に1より大きい係数を乗算する演算回路と、
前記電流検出器の検出結果と前記演算回路の演算結果を比較し、前記演算結果より前記検出結果が大きい時、地絡検知信号を出力する比較器と、
前記地絡検知信号に応じて、前記電力変換器の動作を停止する制御部と、
を具備することを特徴とする電力変換装置。 - 直流電力が供給される電力変換器と、
前記電力変換器のプラス側とマイナス側の入力配線を互いに電流が同一方向に流れるように貫通させた電流検出器と、
前記電力変換器の入力電圧値と出力電圧値及び出力電流値から、前記電力変換器の入力電流値を演算し、該演算値に1より大きい係数を乗算する演算回路と、
前記電流検出器の検出結果と前記演算回路の演算結果を比較し、前記演算結果より前記検出結果が小さい時、地絡検知信号を出力する比較器と、
前記地絡検知信号に応じて、前記電力変換器の動作を停止する制御部と、
を具備することを特徴とする電力変換装置。
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