JP2012029435A - 電源装置及びその保護方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源装置の入力部の短絡故障を簡単且つ的確に検出して電源装置を保護する。
【解決手段】検出回路40により、太陽電池モジュール50の特性を利用して、電力変換部20の入力部に入力される入力電圧及び入力電流を検出し、検出した入力電圧Vinが閾値電圧ALM_Vよりも小さく、且つ入力電流Iinが閾値電流ALM_Iよりも大きい場合には、入力部が短絡していると判定しているので、短絡故障を簡単且つ的確に検出できる。しかも、短絡しているとの判定結果に基づき、電力変換部20の運転を停止させると共に、入力部から太陽電池モジュール50を切り離し、更に、異常信号S23bを外部へ報知するようにしている。そのため、電源装置10における入力部の短絡故障時の2次災害を防止できる。その上、短絡故障が異常信号S23bにより外部へ報知されるので、修復作業を速やかに行え、電源装置10における運用停止期間の短縮化が可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、高インピーダンス入力の電源装置と、その電源装置の入力部における短絡状態を検出し、入力を切り離して電源装置を保護するための電源装置の保護方法に関するものである。
従来、例えば、高インピーダンスの電力源(例えば、太陽電池モジュール)から出力される直流(以下「DC」という。)電力を入力し、そのDC電力をスイッチングして交流(以下「AC」という。)電力に変換する入力部を有する電源装置(例えば、太陽光発電用パワーコンディショナ、以下「太陽光PCS」という。)に関する技術が、下記の特許文献1等に開示されている。
この種の太陽光PCSでは、太陽電池モジュールから出力されるDC電力を、遮断器等の開閉器を介して入力部に入力する。入力部に入力されたDC電力は、スイッチング素子によりスイッチングされて高周波のAC電力に変換される。変換されたAC電力は、入力部の出力側に接続された整流回路によって整流され、更に、その整流回路の出力側に接続されたスイッチング回路によって低周波のAC電力(例えば、AC100Vの商用電力等)に変換された後、電力系統(例えば、商用電力系統)と連系して負荷(例えば、家電製品等の負荷群)へ供給される。このようなシステムは、「太陽光発電システム」と言われる。
前記開閉器は、太陽光PCSを稼働させる時に導通状態にして、太陽電池モジュールのDC電力を太陽光PCSへ伝達し、太陽光PCSを停止させる時に遮断して、太陽電池モジュールと太陽光PCSとを切り離すために使用される。太陽電池モジュールと開閉器との間には、雷サージ防護素子が設けられ、外部から雷サージが侵入すると、その雷サージを放電させて太陽光PCSを保護するようになっている。
特開2001−238465号公報
しかしながら、従来の電源装置である太陽光PCSと、その保護方法では、以下のような課題があった。
太陽電池モジュールは、太陽電池を複数枚直並列接続して必要な電圧と電流を得られるようにしたパネル状の製品単体であり、この出力側を短絡しても規定された電流しか流れないという特性を有している。そのため、太陽電池モジュールを入力とした太陽光PCSの入力部が短絡しても、規定された電流しか流れないので、短絡状態を検出することができず、その検出結果に基づき開閉器によって入力側の太陽電池モジュールを切り離すことができない。太陽光PCSの入力部の短絡の要因としては、スイッチング素子の故障等が考えられるが、仮にスイッチング素子がインピーダンスを持ったまま短絡した場合、入力側の太陽電池モジュールを切り離すことができないと、スイッチング素子における発煙発火等の2次的な災害のおそれがある。
又、太陽光PCSは、太陽電池モジュールの出力電圧を検出し、ある出力電圧以上になったら、その出力電圧を電源電圧として起動するため、太陽光PCSの入力部が短絡している場合は、異常状態を示す異常信号を送出できず、発電もできない状態が継続してしまう。太陽光発電システムの発電量や太陽光PCSの運転信号を常に監視している場合は、早期に異常を発見することができるが、通常は太陽光PCSの異常信号を監視することで、異常を把握していることが多いため、太陽光PCSが異常を検知して異常信号を送出しなければ、太陽光発電システムは発電しないまま運用されることになる。
本発明は、このような従来技術の課題を解決した電源装置及びその保護方法を提供することを目的とする。
本発明の内の請求項1に係る発明は、高インピーダンスの電力源から出力されるDC電力を入力し、前記DC電力をスイッチングしてAC電力に変換する入力部を有し、前記入力部で変換された前記AC電力に対して所定の電力変換を行って出力する電源装置の保護方法であって、次のような処理を有している。
即ち、請求項1に係る発明では、前記入力部に入力される前記DC電力における入力電圧及び入力電流を検出する入力検出処理と、前記入力検出処理により検出された前記入力電圧を閾値電圧と比較して電圧比較結果を求めると共に、前記入力検出処理により検出された前記入力電流を閾値電流と比較して電流比較結果を求める比較処理と、前記電圧比較結果が(前記入力電圧<前記閾値電圧)で、且つ前記電流比較結果が(前記入力電流>前記閾値電流)の場合には、前記入力部が短絡しているとの短絡判定結果を出力し、それ以外の場合には、前記入力部が短絡していないとの非短絡判定結果を出力する判定処理と、前記短絡判定結果が出力された場合には、前記入力部から前記電力源を切り離す入力切り離し処理と、を有することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の電源装置の保護方法において、前記電源装置は、開閉器を介して前記DC電力を入力し、前記DC電力をスイッチングして第1の前記AC電力に変換する前記入力部を有し、前記入力部により変換された前記第1のAC電力に対して整流した後に所定の第2のAC電力に変換して出力する装置である。そして、前記入力切り離し処理では、前記判定処理により、前記短絡判定結果が出力された場合には、前記開閉器をオフ状態にして前記入力部から前記電力源を切り離す処理を行うことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、高インピーダンスの電力源から出力されるDC電力を入力し、前記DC電力をスイッチングしてAC電力に変換する入力部を有し、前記入力部で変換された前記AC電力に対して所定の電力変換を行って出力する電源装置であって、次のような手段を有している。
即ち、請求項3に係る発明では、前記入力部に入力される前記DC電力における入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、前記入力部に入力される前記DC電力における入力電流を検出する入力電流検出手段と、前記入力電圧検出手段により検出された前記入力電圧を閾値電圧と比較して電圧比較結果を求める電圧比較手段と、前記入力電流検出手段により検出された前記入力電流を閾値電流と比較して電流比較結果を求める電流比較手段と、前記電圧比較結果が(前記入力電圧<前記閾値電圧)で、且つ前記電流比較結果が(前記入力電流>前記閾値電流)の場合には、前記入力部が短絡しているとの短絡判定結果を出力し、それ以外の場合には、前記入力部が短絡していないとの非短絡判定結果を出力する判定手段と、前記短絡判定結果が出力された場合には、前記入力部から前記電力源を切り離す入力切り離し手段と、を有することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明の電源装置において、前記電源装置は、開閉器を介して前記DC電力を入力し、前記DC電力をスイッチングして第1の前記AC電力に変換する前記入力部を有し、前記入力部により変換された前記第1のAC電力に対して整流した後に所定の第2のAC電力に変換して出力する装置である。そして、前記入力切り離し手段は、前記判定手段により、前記短絡判定結果が出力された場合には、前記開閉器をオフ状態にして前記入力部から前記電力源を切り離すことを特徴とする。
請求項1〜4に係る発明の電源装置の保護方法と電源装置とによれば、高インピーダンスの電力源の特性を利用して、電源装置における入力部の入力電圧が閾値電圧よりも小さく、且つ入力電流が閾値電流よりも大きな場合は、入力部が短絡していると判定しているので、入力部の短絡故障を簡単且つ的確に検出できる。しかも、短絡しているとの判定結果に基づき、入力部から電力源を切り離すようにしているので、電源装置における入力部の内部短絡故障時の2次災害を防止でき、更に、電源装置における運用停止期間の短縮化が可能になる。
図1は本発明の実施例1における電源装置の概略を示す構成図である。 図2は図1の電源装置10における概略の構成例を示す回路図である。 図3は図2中の電力変換主回路部30における概略の構成例を示す回路図である。 図4は図1中の太陽電池モジュール50における出力電流−出力電圧特性(IV特性)を示す図である。 図5は図1中の検出回路40をプロセッサで構成した場合の構成例を示す機能ブロック図である。 図6は図5の検出回路40Aの動作を示すフローチャートである。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の電源装置の構成)
図1は、本発明の実施例1における電源装置の概略を示す構成図である。
電源装置10は、例えば、太陽光PCSであり、その入力端子11及び出力端子12の内、入力端子11側に、高インピーダンスの電力源(例えば、DC電力を出力する太陽電池モジュール)50が接続され、出力端子12側に、電力系統60や図示しない負荷が接続されている。入力端子11には、入力切り離し手段(例えば、遮断器等の開閉器)13を介して、電力変換部20が接続され、この出力側に、出力端子12が接続されている。開閉器13は、遮断信号S23aにより遮断され、電力変換部20の入力側から太陽電池モジュール50を切り離す機能を有している。
電力変換部20は、太陽電池モジュール50から出力されるDC電力を入力端子11及び開閉器13を介して入力し、そのDC電力により駆動され、入力されたDC電力に対して高周波のDC/AC変換、整流、及び低周波のDC/AC変換という電力変換を行って所定のAC電力を出力端子12から出力し、電力系統60や図示しない負荷へ供給するものである。
本実施例1の電源装置10には、電力変換部20内の入力部の短絡状態を検出する検出回路40が設けられている。検出回路40は、太陽電池モジュール50の特性を利用して、電力変換部20に入力されるDC電力の入力電圧及び入力電流を検出し、短絡判定条件として、検出された入力電圧Vinが閾値電圧ALM_Vよりも小さく、且つ検出された入力電流Iinが閾値電流ALM_Iよりも大きい場合に、電力変換部20の入力部が短絡していると判定し、その判定結果に基づき、開閉器13を遮断するための遮断信号S23a、電力変換部20の運転を停止させるための停止信号S45を送出すると共に、外部へ異常信号S23bを送出する回路である。
図2は、図1の電源装置10における概略の構成例を示す回路図である。更に、図3は、図2中の電力変換主回路部30における概略の構成例を示す回路図である。
図2に示すように、電源装置10は、太陽電池モジュール50が接続される一対の入力端子11である正側入力端子11−1及びグランドGND側入力端子11−2を有している。正側入力端子11−1及びグランドGND側入力端子11−2には、遮断信号S23aにより遮断される一対の開閉器13(=13−1,13−2)を介して、電力変換部20が接続されている。
電力変換部20は、一対の開閉器13−1,13−2の出力電極間に接続された入力コンデンサ21と、その入力コンデンサ21の出力側に接続された電力変換主回路部30と、その電力変換主回路部30の出力側に接続された出力コンデンサ22とを有している。入力コンデンサ21は、電力変換主回路部30に入力されるDC電圧の変動を抑制するものである。電力変換主回路部30は、入力コンデンサ21を介して入力されるDC電力に対し、高周波のDC/AC変換、整流、及び低周波のDC/AC変換という電力変換を行って所定のAC電力を出力するものである。出力コンデンサ22は、電力変換主回路部30から出力されるAC電圧の変動を抑制するものである。
図3に示すように、電力変換主回路部30は、DC電力を入力コンデンサ21を介して入力し、そのDC電力をスイッチングして高周波のAC電力に変換する入力部(例えば、フルブリッジ型のDC/AC変換用スイッチング回路)31を有している。フルブリッジ型のスイッチング回路31は、4つのスイッチング素子(例えば、電界効果トランジスタ、以下「FET」という。)31a〜31dを有し、入力コンデンサ21の両電極間に、FET31a、ノードN2及びFET31bが直列に接続されると共に、FET31c、ノードN1及びFET31dが直列に接続されている。
FET31a,31bは、駆動パルスS24−1,24−2により相補的にオン/オフ動作し、更に、FET31c,31dも、駆動パルスS24−3,S24−4により相補的にオン/オフ動作する。各FET31a〜31dのドレイン・ソース間には、図示しないが、それぞれ寄生容量等が存在している。
スイッチング回路31のノードN1,N2には、太陽電池モジュール50側と電力系統60側とを絶縁するための変圧器(以下「トランス」という。)32の1次巻線32aが接続されている。トランス32の2次巻線32bには、整流回路33が接続されている。整流回路33は、トランス32の2次巻線32bから出力されるAC電力をDC電力に整流する回路であり、ダイオードブリッジ回路等により構成され、この出力側に、フィルタ回路34が接続されている。
フィルタ回路34は、整流回路33の出力電圧に含まれる高周波成分の除去と平滑を行う回路であり、LC回路等により構成され、この出力側に、DC/AC変換用のスイッチング回路35が接続されている。DC/AC変換用のスイッチング回路35は、フィルタ回路34から出力されるDC電力を、電力系統60と同一の周波数を有する低周波のAC電力に変換する回路であり、駆動パルスS24−5〜S24−8によりオン/オフ動作する4つのスイッチング素子等により構成されている。
このように構成される電力変換主回路部30は、図2に示すように、制御回路23及びドライブ回路24等によって出力電力が周波数制御される。制御回路23は、電力変換主回路部30から出力される出力電圧値や出力電流値等を目標値と比較してその誤差をゼロにするためのスイッチング周波数を決定し、そのスイッチング周波数に応じた制御パルスS23をドライブ回路24へ出力し、検出回路40から停止信号S45が与えられると、その制御パルスS23の出力を停止する回路である。ドライブ回路24は、制御回路23から与えられる制御パルスS23を駆動し、電力変換主回路部30内のスイッチング素子をオン/オフ動作させるための複数の駆動パルスS24−1〜S24−4,S24−5〜S24−8を電力変換主回路部30内のスイッチング回路31,35へ与える回路である。
検出回路40は、例えば、電子回路により構成されており、入力電圧検出手段(例えば、入力電圧検出部)41と、入力電流検出手段(例えば、入力電流検出部)42とを有している。入力電圧検出部41は、電力変換主回路部30内のスイッチング回路31に入力される入力電圧を検出し、その検出した入力電圧Vinを出力するものであり、例えば、2つの分圧抵抗41a,41bにより構成されている。2つの分圧抵抗41a,41bは、開閉器13−1の出力電極とグランドGNDとの間に直列に接続され、2つの分圧抵抗41a,41bの接続点であるノードN3から、検出した入力電圧Vinを出力する。入力電流検出部42は、スイッチング回路31に入力される入力電流を検出し、その検出した入力電流Iinを出力するものであり、ホール素子を応用したホール変流器(HCT)、又は電流検出用の抵抗であるシャント抵抗等により構成されている。
ノードN3には、電圧比較手段(例えば、コンパレータ等で構成された電圧比較器)43が接続され、更に、入力電流検出部42の出力側にも、電流比較手段(例えば、コンパレータ等で構成された電流比較器)44が接続されている。電圧比較器43は、ノードN3から出力された入力電圧Vinと閾値電圧ALM_Vとの大小を比較し、電圧比較結果を求める回路である。電流比較器44は、入力電流検出部42から出力された入力電流Iinと閾値電流ALM_Iとの大小を比較し、電流比較結果を求める回路である。これらの電圧比較器43及び電流比較器44の出力側には、電力変換主回路部30内のスイッチング回路31における短絡状態の有無を判定する判定手段(例えば、論理積回路、以下「AND回路」という。)45が接続されている。
AND回路45は、電圧比較器43から出力される電圧比較結果と、電流比較器44から出力される電流比較結果との論理積を求め、短絡判定条件として、
入力電圧Vin<閾値電圧ALM_V、且つ入力電流Iin>閾値電流ALM_I
の場合には、スイッチング回路31が短絡しているとの短絡判定結果を出力し(例えば、停止信号S45を出力し)、それ以外の場合には、スイッチング回路31が短絡していないとの非短絡判定結果を出力する(即ち、停止信号S45を出力しない)。AND回路45から停止信号S45が出力されると、制御回路23は、制御パルスS23の出力を停止し、遮断信号S23aを開閉器13−1,13−2へ送出すると共に、異常信号S23bを外部へ送出する。
開閉器13−1,13−2は、遮断信号S23aが与えられると、スイッチング回路31から太陽電池モジュール50を切り離す入力切り離し手段として機能する。
(実施例1の電源装置の保護方法)
図4は、図1中の太陽電池モジュール50における出力電流−出力電圧特性(以下「IV特性」という。)を示す図である。
太陽電池モジュール50は、IV特性曲線51,52に示すように、出力側が短絡している場合、DC出力電圧が略0Vで、DC出力電流が規定された短絡電流Isc1,Isc2となるIV特性を有している。太陽電池モジュール50のIV特性は、日射で変動する。日射が少ない場合は、IV特性曲線51に示すように、最大出力電圧V1及び最大出力電流(即ち、短絡電流Isc1)が小さく、日射が多い場合は、IV特性曲線52に示すように、最大出力電圧V2及び最大出力電流(即ち、短絡電流Isc2)が大きい。
IV特性曲線51では、DC出力電圧が0Vから最大出力電圧V1までの間、略一定のDC出力電流(≒Isc1)が出力される。同様に、IV特性曲線52では、DC出力電圧が0Vから最大出力電圧V2までの間、略一定のDC出力電流(≒Isc2)が出力される。
図4において、DC出力電圧<閾値電圧ALM_V、且つ、DC出力電流>閾値電流ALM_Iの網線で囲まれた範囲が、スイッチング回路31における短絡状態の有無を検出するための検出範囲53である。
以下、電源装置10の正常動作(1)と、電源装置10内部に短絡故障が生じた場合の保護動作(2)と、について説明する。
(1) 電源装置10の正常動作
図1中の太陽電池モジュール50が日射を受けて正常に動作している場合は、図4のIV特性曲線51,52に示されるようなDC出力電圧及びDC出力電流からなるDC電力が、太陽電池モジュール50から出力される。太陽電池モジュール50のDC出力電圧及びDC出力電流は、日射により変動する。
太陽電池モジュール50のDC出力電圧及びDC出力電流は、図1及び図2の電源装置10の入力端子11(=11−1,11−2)へ供給され、電源装置10内の開閉器13(=13−1,13−2)及び電力変換部20内の入力コンデンサ21を介して、電力変換主回路部30へ入力される。
図3の電力変換主回路部30において、入力されたDC電力は、スイッチング回路31によりスイッチングされて、高周波のAC電力に変換される。変換されたAC電力は、トランス32を介して、整流回路33によりDC電力に整流される。整流されたDC電力は、フィルタ回路34により高周波成分が除去されると共に平滑され、更に、スイッチング回路35により低周波のAC電力に変換された後、出力コンデンサ22を介して出力端子12(=12−1,12−2)から出力され、電力系統60や図示しない負荷へ供給される。
図2中の制御回路23は、電力変換主回路部30から出力される出力電圧値や出力電流値等を目標値と比較してその誤差をゼロにするためのスイッチング周波数を決定し、そのスイッチング周波数に応じた制御パルスS23をドライブ回路24へ出力する。ドライブ回路24では、制御回路23から与えられる制御パルスS23を駆動し、複数の駆動パルスS24−1〜S24−4,S24−5〜S24−8を電力変換主回路部30内のスイッチング回路31,35へ与える。これにより、スイッチング回路31,35内のFET31a〜31d等がオン/オフ制御され、電力変換主回路部30から出力されるAC出力電圧やAC出力電流が目標値になるように定電圧制御や定電流制御等が行われる。
(2) 電源装置10内部に短絡故障が生じた場合の保護動作
電力変換主回路部30内の入力側のスイッチング回路31において、例えば、FET31a〜31dの故障等によって短絡した場合、その短絡箇所に大電流が流れると共に、その短絡箇所の電圧が低下する。これにより、電力変換主回路部30へのDC入力電流も増加すると共に、DC入力電圧も低下する。
すると、そのDC入力電圧が図2中の入力電圧検出部41により検出され、検出された入力電圧Vinが電圧比較器43へ出力される。更に、DC入力電流が入力電流検出部42により検出され、検出された入力電流Iinが電流比較器44へ出力される。
電圧比較器43では、入力電圧検出部41から出力された入力電圧Vinと、閾値電圧ALM_Vとの大小を比較し、その電圧比較結果をAND回路45へ出力する。更に、電流比較器44でも、入力電流検出部42から出力された入力電流Iinと、閾値電流ALM_Iとの大小を比較し、その電流比較結果をAND回路45へ出力する。
AND回路45では、電圧比較器43から出力される電圧比較結果と、電流比較器44から出力される電流比較結果との論理積を求め、
入力電圧Vin<閾値電圧ALM_V、且つ入力電流Iin>閾値電流ALM_I
の場合(即ち、図4の検出領域53内の場合)には、スイッチング回路31が短絡しているとの短絡判定結果である停止信号S45を制御回路23へ出力し、それ以外の場合には、スイッチング回路31が短絡していないとの非短絡判定結果として停止信号S45を制御回路23へ出力しない。
制御回路23では、AND回路45から停止信号S45が与えられると、制御パルスS23の出力を停止し、遮断信号S23aを開閉器13(=13−1,13−2)へ送出すると共に、異常信号S23bを外部へ送出する。制御パルス23の出力が停止されると、ドライブ回路24から駆動パルスS24−1〜S24−4,S24−5〜S24−8が出力されないので、電力変換主回路部30の運転が停止される。更に、開閉器13(=13−1,13−2)が遮断されて、スイッチング回路31から太陽電池モジュール50が切り離されると共に、外部へ送出された異常信号S23bにより短絡故障が報知される。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、太陽電池モジュール50の特性を利用して、電力変換主回路部30内の入力側のスイッチング回路31へ入力される検出された入力電圧Vinが閾値電圧ALM_Vよりも小さく、且つ検出された入力電流Iinが閾値電流ALM_Iよりも大きい場合には、スイッチング回路31が短絡していると判定し、電力変換主回路部30の運転を停止させると共に、スイッチング回路31から太陽電池モジュール50を切り離し、更に、異常信号S23bを外部へ送出するようにしている。そのため、電源装置10における入力側のスイッチング回路31の短絡故障時の2次災害を防止できる。その上、異常信号S23bによって短絡故障が外部へ報知されるので、修復作業を速やかに行え、電源装置10における運用停止期間の短縮化が可能になる。
実施例1では、図1中の検出回路40を電子回路で構成しているが、本発明の実施例2では、その検出回路40をデジタルシグナルプロセッサ(以下「DSP」という。)等のプロセッサにより構成している。
(実施例2の構成)
図5は、図1中の検出回路40をプロセッサで構成した場合の構成例を示す機能ブロック図であり、実施例1を示す図2中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2の検出回路40Aを構成するプロセッサは、図示しないが、例えば、制御プログラムを格納したプログラムメモリと、その制御プログラムに従い演算及び制御処理を行う中央処理装置(以下「CPU」という。)と、そのCPUのプログラム処理により制御される入力部及び出力部等を有している。
本実施例2の検出回路40Aでは、実施例1と同様の入力電圧検出部41及び入力電流検出部42と、その入力電圧検出部41の出力側に接続された実施例1とは異なる電圧比較手段43Aと、その入力電流検出部42の出力側に接続された実施例1とは異なる電流比較手段44Aと、その電圧比較手段43A及び電流比較手段44Aの出力側に接続された実施例1とは異なる判定手段45Aとを有している。
電圧比較手段43Aは、入力電圧検出部41により検出された入力電圧Vinを閾値電圧ALM_Vと比較して電圧比較結果を求める機能を有し、CPUのプログラム処理によりその機能が実行される。電流比較手段44Aは、入力電流検出部42により検出された入力電流Iinを閾値電流ALM_Iと比較して電流比較結果を求める機能を有し、CPUのプログラム処理によりその機能が実行される。
更に、判定手段45Aは、短絡判定条件として、電圧比較手段43Aから与えられる電圧比較結果が(入力電圧Vin<閾値電圧ALM_V)で、且つ、電流比較手段44Aから与えられる電流比較結果が(入力電流Iin>閾値電流ALM_I)の場合には、電力変換主回路部30内の入力側のスイッチング回路31が短絡しているとの短絡判定結果である停止信号S45Aを出力し、それ以外の場合には、スイッチング回路31が短絡していないとの非短絡判定結果を出力する機能(即ち、停止信号S45Aを出力しない機能)を有し、その機能がCPUのプログラム処理により実行される。その他の構成は、実施例1と同様である。
(実施例2の保護方法)
図6は、図5の検出回路40Aの動作を示すフローチャートである。
以下、図6のフローチャートを参照しつつ、本実施例2における電源装置10の保護方法を説明する。
スイッチング回路31に対する内部短絡検出処理が開始されると、入力検出処理を行うステップST1において、入力電圧検出部41は、スイッチング回路31のDC入力電圧を検出し、その検出した入力電圧Vinを電圧比較手段43Aへ出力し、比較処理を行うステップST2へ進む。ステップST2において、電圧比較手段43Aは、入力電圧検出部41から与えられた入力電圧Vinと、閾値電圧ALM_Vとの大小を比較し、その電圧比較結果がVin<ALM_Vでない場合には(No)、ステップST1に戻り、その電圧比較結果がVin<ALM_Vの場合には(Yes)、その電圧比較結果を判定手段45Aへ出力して、入力検出処理を行うステップST3へ進む。
ステップST3において、入力電流検出部42は、スイッチング回路31のDC入力電流を検出し、その検出した入力電流Iinを電流比較手段44Aへ出力し、比較処理を行うステップST4へ進む。ステップST4において、電流比較手段44Aは、入力電流検出部42から与えられた入力電流Iinと、閾値電流ALM_Iとの大小を比較し、その電流比較結果がIin>ALM_Iでない場合には(No)、ステップST1に戻り、Iin<ALM_Iの場合には(Yes)、その電流比較結果を判定手段45Aへ出力して、判定処理を行うステップST5へ進む。
ステップST5において、判定手段45Aは、電圧比較結果(=入力電圧Vin<閾値電圧ALM_V)と、電流比較結果(=入力電流Iin>閾値電流ALM_I)とから、図4中の検出領域53内であるから、スイッチング回路31が短絡していると判定し、その短絡判定結果に基づき、停止信号S45Aを図2中の制御回路23へ出力する。制御回路23では、判定手段45Aから停止信号S45Aが与えられると、制御パルスS23の出力を停止し、遮断信号S23aを開閉器13(=13−1,13−2)へ送出すると共に、異常信号S23bを外部へ送出する。制御回路23からの制御パルスS23の出力が停止されると、図2中のドライブ回路24から駆動パルスS24−1〜S24−4,S24−5〜S24−8が出力されないので、電力変換主回路部30の運転が停止される。更に、入力切り離し処理によって開閉器13(=13−1,13−2)が遮断され、スイッチング回路31から太陽電池モジュール50が切り離されると共に、外部へ送出された異常信号S23bにより短絡故障が報知される。これにより、図6の処理が終了する。
(実施例2の効果)
本実施例2によれば、実施例1と同様の効果がある。しかも、検出回路40Aをプロセッサにより構成しているので、制御プログラムを変更するだけで、短絡判定条件を容易に変更でき、特性の異なる種々の太陽電池モジュール50に対して容易に対応することができる。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。その利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)、(b)のようなものがある。
(a) 実施例1、2では、電源装置10として太陽光PCSの例を説明したが、本発明は、燃料電池等の高インピーダンス入力の他の電力源にも適用できる。この場合、電力源の特性に応じて短絡判定条件を変更し、それに伴い、電力変換部20及び検出回路40,40Aの構成も変更すればよい。
(b) 実施例1、2では、電源装置10における入力部として、スイッチング回路31の例を説明したが、電源装置10の内部構成が図示のものと異なれば、それに応じた入力部に対しても、本発明を適用できる。
10 電源装置
13 開閉器
20 電力変換部
23 制御回路
30 電力変換主回路部
31,35 スイッチング回路
40,40A 検出回路
41 入力電圧検出部
42 入力電流検出部
43 電圧比較器
43A 電圧比較手段
44 電流比較器
44A 電流比較手段
45 AND回路
45A 判定手段
50 太陽電池モジュール
Iin 入力電流
S23a 遮断信号
S23b 異常信号
S45,S45A 停止信号
Vin 入力電圧

Claims (4)

  1. 高インピーダンスの電力源から出力される直流電力を入力し、前記直流電力をスイッチングして交流電力に変換する入力部を有し、前記入力部で変換された前記交流電力に対して所定の電力変換を行って出力する電源装置の保護方法であって、
    前記入力部に入力される前記直流電力における入力電圧及び入力電流を検出する入力検出処理と、
    前記入力検出処理により検出された前記入力電圧を閾値電圧と比較して電圧比較結果を求めると共に、前記入力検出処理により検出された前記入力電流を閾値電流と比較して電流比較結果を求める比較処理と、
    前記電圧比較結果が(前記入力電圧<前記閾値電圧)で、且つ前記電流比較結果が(前記入力電流>前記閾値電流)の場合には、前記入力部が短絡しているとの短絡判定結果を出力し、それ以外の場合には、前記入力部が短絡していないとの非短絡判定結果を出力する判定処理と、
    前記短絡判定結果が出力された場合には、前記入力部から前記電力源を切り離す入力切り離し処理と、
    を有することを特徴とする電源装置の保護方法。
  2. 前記電源装置は、
    開閉器を介して前記直流電力を入力し、前記直流電力をスイッチングして第1の前記交流電力に変換する前記入力部を有し、前記入力部により変換された前記第1の交流電力に対して整流した後に所定の第2の交流電力に変換して出力する装置であり、
    前記入力切り離し処理では、
    前記判定処理により、前記短絡判定結果が出力された場合には、前記開閉器をオフ状態にして前記入力部から前記電力源を切り離す処理を行うことを特徴とする請求項1記載の電源装置の保護方法。
  3. 高インピーダンスの電力源から出力される直流電力を入力し、前記直流電力をスイッチングして交流電力に変換する入力部を有し、前記入力部で変換された前記交流電力に対して所定の電力変換を行って出力する電源装置であって、
    前記入力部に入力される前記直流電力における入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、
    前記入力部に入力される前記直流電力における入力電流を検出する入力電流検出手段と、
    前記入力電圧検出手段により検出された前記入力電圧を閾値電圧と比較して電圧比較結果を求める電圧比較手段と、
    前記入力電流検出手段により検出された前記入力電流を閾値電流と比較して電流比較結果を求める電流比較手段と、
    前記電圧比較結果が(前記入力電圧<前記閾値電圧)で、且つ前記電流比較結果が(前記入力電流>前記閾値電流)の場合には、前記入力部が短絡しているとの短絡判定結果を出力し、それ以外の場合には、前記入力部が短絡していないとの非短絡判定結果を出力する判定手段と、
    前記短絡判定結果が出力された場合には、前記入力部から前記電力源を切り離す入力切り離し手段と、
    を有することを特徴とする電源装置。
  4. 前記電源装置は、
    開閉器を介して前記直流電力を入力し、前記直流電力をスイッチングして第1の前記交流電力に変換する前記入力部を有し、前記入力部により変換された前記第1の交流電力に対して整流した後に所定の第2の交流電力に変換して出力する装置であり、
    前記入力切り離し手段は、
    前記判定手段により、前記短絡判定結果が出力された場合には、前記開閉器をオフ状態にして前記入力部から前記電力源を切り離すことを特徴とする請求項3記載の電源装置。
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