JP2010279167A - 電力変換装置および電力変換装置の故障検出方法 - Google Patents

電力変換装置および電力変換装置の故障検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】装置内の故障を検出することが可能な電力変換装置を得ること。
【解決手段】並列接続されたスイッチング素子Q2及びバイパスリレーRy2を含み、直流電源1から印加される直流電圧を降圧する降圧コンバータ3と、並列接続されたスイッチング素子Q1及びリレーRy1を含み、直流電源1と降圧コンバータ3との間に直列に接続され、降圧コンバータ3の後段の回路を保護する保護回路2と、を備え、降圧コンバータ3または保護回路2の少なくとも一方が故障していることを検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源から出力される電力を変換する電力変換装置および電力変換装置の故障検出方法に関するものである。
従来、太陽電池モジュール等の直流電源から出力される電力を変換する電力変換装置が用いられている。そのような電力変換装置として、例えば、下記の特許文献1に示されたものがある。
特許文献1に示された電力変換装置では、直流電源の直流電力を交流電力に変換する単相インバータの交流側を複数直列接続し、上記複数の単相インバータの各発生電圧の総和により出力電圧を制御する電力変換装置において、第2の直流電源と、該第2の直流電源の電圧を降圧する降圧回路とを備え、上記複数の単相インバータのうち電圧が最大である第1のインバータの直流電源電圧は、上記第2の直流電源から上記降圧回路を介して生成されるようにしている。
特開2007−166783号公報
しかしながら、上記従来の電力変換装置では、降圧回路が故障した場合、第2の直流電源の電圧が降圧されずに第1のインバータに印加され、第1のインバータが連鎖故障することが起こり得るという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、上記のような連鎖故障が起こることを防止するとともに、装置内の故障を検出することが可能な電力変換装置および電力変換装置の故障検出方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる電力変換装置は、直流電源から供給される電力を変換する電力変換装置であって、第1のスイッチング素子および前記第1のスイッチング素子に並列に接続された第1のリレーを含んで構成され、前記直流電源から印加される直流電圧を降圧する降圧回路と、第2のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子に並列に接続され前記第1のリレーよりも絶縁耐圧が低い第2のリレーを含んで構成され、前記直流電源と前記降圧回路との間に直列に接続され、前記降圧回路の出力電圧が印加される後段の回路を保護する保護回路と、を備え、前記降圧回路は、前記直流電圧が前記後段の回路に印加されることを防いで前記後段の回路を保護することを兼ねた回路であり、前記保護回路は、前記降圧回路による前記後段の回路の保護に加えて、前記直流電圧が前記後段の回路に印加されることを防いで前記後段の回路を保護する多重保護回路であり、前記降圧回路または前記保護回路の少なくとも一方が故障していることを検出することを特徴とする。
本発明によれば、降圧回路が故障した場合であっても、降圧回路の後段の回路が故障することを防止することができるとともに、装置内の故障を検出することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1にかかる電力変換装置の構成を示す図である。 図2は、実施の形態1にかかる電力変換装置の故障検出方法を示すフローチャートである。 図3は、実施の形態1にかかる電力変換装置の故障検出方法を示すフローチャートである。 図4は、実施の形態1にかかる電力変換装置の故障検出方法を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる電力変換装置の構成を示す図である。この電力変換装置の直流入力端には、直流電源1(例えば、太陽電池モジュール等)が接続されている。直流電源1の出力端には、コンデンサC1が並列に接続されており、コンデンサC1は、直流電源1の出力電圧を平滑化する。コンデンサC1の電圧Vsは、Vs検出部6によって検出される。
直流電源1の後段には、コンデンサC1を介して、降圧回路としての降圧コンバータ3と昇圧回路としての昇圧チョッパ4とが直列接続されている。直流電源1と降圧コンバータ3との間には、降圧コンバータ3の出力電圧が印加される降圧コンバータ3の後段の回路を保護する保護回路2が直列に接続されている。インバータ回路5の入力となるコンデンサC2は、直流電源1から降圧コンバータ3と昇圧チョッパ4とを介して充電される。コンデンサC2の電圧Viiは、Vii検出部8によって検出される。
保護回路2は、スイッチング素子Q1と、スイッチング素子Q1に並列に接続されたリレーRy1と、を含んで構成されている。なお、スイッチング素子Q1は、一方向導通回路(例えば、ダイオード等)を逆並列に接続した開閉回路(例えば、IGBT等のトランジスタ等)を含んで構成するようにしても良い。スイッチング素子Q1は、制御部7内の直流電圧変換回路制御部7aによって制御され、リレーRy1は、制御部7内の故障検知部7bによって制御される。スイッチング素子Q1が、第2のスイッチング素子を構成し、リレーRy1が、第2のリレーを構成する。
降圧コンバータ3は、スイッチング素子Q2と、リアクトルL1と、スイッチング素子Q2とリアクトルL1との接続点にカソードが接続されたダイオードD1と、スイッチング素子Q2をバイパスするバイパスリレーRy2と、を含んで構成されている。なお、スイッチング素子Q2は、一方向導通回路を逆並列に接続した開閉回路を含んで構成するようにしても良い。スイッチング素子Q2は、直流電圧変換回路制御部7aによって制御され、バイパスリレーRy2は、故障検知部7bによって制御される。スイッチング素子Q2が、第1のスイッチング素子を構成し、バイパスリレーRy2が、第1のリレーを構成する。
昇圧チョッパ4は、降圧コンバータ3に兼用して用いられるリアクトルL1と、整流用素子としてのダイオードD2と、リアクトルL1とダイオードD2との接続点に接続されたスイッチング素子Q3と、を含んで構成されている。なお、スイッチング素子Q3は、一方向導通回路を逆並列に接続した開閉回路を含んで構成するようにしても良い。スイッチング素子Q3は、直流電圧変換回路制御部7aによって制御される。
インバータ回路5は、最大(瞬時値)でコンデンサC2の電圧Viiまで出力することができる。例えば、インバータ回路5が200Vの交流電力(実効値)を出力するために必要なコンデンサC2の電圧Viiは約282Vである。このため、コンデンサC2の電圧Viiが約282V以上であれば、電力変換装置は200Vの交流出力を行うことが可能である。インバータ回路5の交流出力は、リアクトルL2,L3およびコンデンサC3を含んで構成されるフィルタ回路並びにリレーRy3,Ry4を介して、系統(または負荷)11に供給されている。
電力変換装置の起動時には、保護回路2内のスイッチング素子Q1が制御部7によってオン状態に制御された後にリレーRy1が制御部7によって導通状態に制御され、降圧コンバータ3または昇圧チョッパ4が制御部7によって制御され動作を開始する。
直流電源1が太陽電池モジュール等の場合、無負荷運転時等に直流電源1の出力電圧が定格電圧より高くなる場合がある。例えば、システム起動時に無負荷の場合、直流電源1の出力電圧が700V程度になることがある。このように直流電源1の出力電圧が定格電圧を上回っていて降圧が必要である場合には、降圧コンバータ3が、直流電源1の出力電圧を所望の電圧(例えば、定格電圧等)に降圧してコンデンサC2の電圧Viiを生成する。この場合、昇圧チョッパ4が昇圧を行う必要はないので、昇圧チョッパ4内のスイッチング素子Q3はオフ状態に制御される。この観点から、降圧コンバータ3は、直流電源1の直流電圧が降圧コンバータ3の後段の回路(本実施の形態1においては、昇圧チョッパ4(特には、スイッチング素子Q3)、コンデンサC2、およびインバータ回路5)に印加されることを防いで後段の回路を保護することを兼ねた回路となっている。また、保護回路2は、降圧コンバータ3による降圧コンバータ3の後段の回路の保護に加えて、直流電源1の出力電圧が降圧コンバータ3の後段の回路に印加されることを防いで降圧コンバータ3の後段の回路を保護する多重保護回路となっている。これにより、昇圧チョッパ4、コンデンサC2、インバータ回路5は、定格電圧に適した、即ち耐電圧が低い素子で構成することができ、損失が低減された効率の良い回路となる。
上述したように、直流電源1の出力電圧が定格電圧を上回っていて降圧が必要である場合、降圧コンバータ3が、制御部7によって制御され、直流電源1の出力電圧の降圧を行う。即ち、バイパスリレーRy2が制御部7内の故障検知部7bによって開放状態に制御され、降圧コンバータ3内のスイッチング素子Q2が制御部7内の直流電圧変換回路制御部7aによってオンオフ制御される。これにより、バイパスリレーRy2ではアークを発生することなく遮断することができ、降圧コンバータ3に降圧動作を開始させることができる。
なお、電力変換装置に求められる安全規格(例えば、電気用品安全法、IEC等)は、降圧コンバータ3およびバイパスリレーRy2によって満たされれば良い。そのため、保護回路2内のスイッチング素子Q1としてスイッチング素子Q2よりも耐電圧の低い小型のものを利用することができ、リレーRy1としてバイパスリレーRy2よりも絶縁耐圧が低い(絶縁距離が短い)小型のものを利用することができる。先に説明したように直流電源1の出力電圧が700V程度になり得る場合には、電力変換装置に求められる安全規格を満たすため、バイパスリレーRy2として、接点距離が5.6ミリメートル程度のリレーを用いる。一方、リレーRy1は、電力変換装置の何処かで異常が発生した場合に、電力変換装置を停止させる制御を行うことが可能な時間を稼げる程度のリレーであれば良い。例えば、リレーRy1として、AC1000Vを1分間程度保たせることが可能な接点距離が1.5ミリメートル程度のリレーを用いることができる。この場合、リレーRy1の大きさをバイパスリレーRy2の4分の1程度の大きさにすることができる。これにより、電力変換装置が大きくなることをできるだけ抑制しながら、保護回路2を備えることができる。
また、直流電源1の出力電圧が定格電圧を下回り、さらに所定の電圧(例えば、200V等)以下になると、昇圧チョッパ4が、直流電源1の出力電圧を昇圧してコンデンサC2の電圧Viiを生成する。この場合、降圧コンバータ3が降圧を行う必要はないので、降圧コンバータ3はバイパスされる。即ち、バイパスリレーRy2が制御部7によって導通状態に制御される。そして、スイッチング素子Q3が制御部7内の直流電圧変換回路制御部7aによってオンオフ制御され、直流電源1の出力電圧が所望の電圧(例えば、定格電圧等)に昇圧される。このように、バイパスリレーRy2が導通状態に制御されることで、スイッチング素子Q2での損失発生を防止することができると共に、昇圧チョッパ4による昇圧動作を実現することができる。
また、直流電源1の出力電圧が定格電圧を含む所定の範囲(例えば、200V〜定格電圧等)である場合、降圧コンバータ3および昇圧チョッパ4の両方の動作を停止させることができる。この場合、バイパスリレーRy2が制御部7内の故障検知部7bによって導通状態に制御され、電流はバイパスリレーRy2を流れる。
また、電力変換装置の稼働中に昇圧チョッパ4またはインバータ回路5に異常が発生し、それによりコンデンサC2の電圧Viiが所望の電圧(例えば、定格電圧等)より高電圧になった場合、バイパスリレーRy2が制御部7によって遮断状態に制御され、その後スイッチング素子Q2が制御部7内の直流電圧変換回路制御部7aによってオフ状態に制御され、その後リレーRy1が制御部7によって遮断状態に制御され、その後スイッチング素子Q1が制御部7内の直流電圧変換回路制御部7aによってオフ状態に制御される。
また、電力変換装置の稼働中に降圧コンバータ3に異常が発生し、それにより直流電源1の出力電圧が定格電圧を上回っているにもかかわらず降圧コンバータ3による降圧が行われずに、コンデンサC2の電圧Viiが所望の電圧(例えば、定格電圧等)より高電圧になった場合、リレーRy1が制御部7内の故障検知部7bによって遮断状態に制御され、その後スイッチング素子Q1が制御部7によってオフ状態に制御される。これにより、直流電源1の出力電圧が降圧コンバータ3の後段の回路に印加されることを防いで、降圧コンバータ3の後段の回路を保護することができる。なお、保護回路2をスイッチング素子Q1と、スイッチング素子Q1に並列接続されたリレーRy1と、で構成しているので、保護回路2が遮断状態に制御される際に、リレーRy1でアークを発生させることなく、保護回路2が確実に遮断状態に制御される。
また、電力変換装置の稼働中に保護回路2に異常が発生した場合、電力変換装置に求められる安全規格は降圧コンバータ3およびバイパスリレーRy2によって満たされているので、電力変換装置の稼働を継続することも可能ではあるものの、安全をより確実なものとするために、バイパスリレーRy2が制御部7によって遮断状態に制御され、その後スイッチング素子Q2が制御部7によってオフ状態に制御されるようにしても良い。
以上のように、本実施の形態1においては、降圧コンバータ3を備え、直流電源1の出力電圧が定格電圧を上回っている場合に降圧コンバータ3が直流電源1の出力電圧を所望の電圧(例えば、定格電圧等)に降圧するようにしたので、昇圧チョッパ4(特には、スイッチング素子Q3)、コンデンサC2、およびインバータ回路5を耐電圧の低い素子で構成することができる。半導体スイッチング素子は耐圧が高くなるほど導通損失が大きくなる傾向があるので、昇圧チョッパ4、インバータ回路5を耐電圧の低い素子で構成することにより、損失が低減された変換効率の高い電力変換装置を実現することができる。
また、保護回路2を備え、電力変換装置の稼働中に降圧コンバータ3に異常が発生し、それにより直流電源1の出力電圧が定格電圧を上回っているにもかかわらず降圧コンバータ3による降圧が行われずに、コンデンサC2の電圧Viiが所望の電圧(例えば、定格電圧等)より高電圧になった場合、リレーRy1が遮断状態に制御され、その後スイッチング素子Q1がオフ状態に制御される。これにより、直流電源1の出力電圧が降圧コンバータ3の後段の回路に印加されることを防いで、降圧コンバータ3の後段の回路を多重保護することができる。
また、バイパスリレーRy2を備え、直流電源1の出力電圧の降圧が不要な場合に降圧コンバータ3内のスイッチング素子Q2をバイパスすることができるようにしたので、直流電源1の出力電圧の降圧が不要な場合に降圧コンバータ3内のスイッチング素子Q2で損失が発生することを防止することができ、さらに損失低減を図ることができる。
また、本実施の形態1においては、直流電源1の出力電圧に応じて、昇圧チョッパ4による昇圧動作、降圧コンバータ3による降圧動作のどちらかを選択的に動作させるか、あるいは双方動作させないでコンデンサC2の電圧Viiを生成するので、コンデンサC2の電圧Viiを安定して生成でき、安定した交流出力を信頼性良く得ることができる。
次に、本実施の形態1の電力変換装置の故障検出方法について説明する。図2は、本実施の形態1の電力変換装置の故障検出方法の処理を示すフローチャートである。図2のフローチャートに示す処理は、電力変換装置の起動時(投入時)または再起動時(再投入時)に実行されるものとする。
まず、制御部7は、スイッチング素子Q2を第1のデューティ比tでオン制御する(ステップS1)。ここで、第1のデューティ比tは、(コンデンサC1の電圧Vs)×(第1のデューティ比t)が素子(例えば、ダイオードD1、スイッチング素子Q3、コンデンサC2、インバータ回路5を構成する素子等)の耐圧以下となる値とする。
そして、制御部7は、Vii検出部8によって検出されるコンデンサC2の電圧Viiが第1の電圧閾値(例えば、この故障検出方法開始時点での電圧Vii等でも良い。)以下であるか否かを判定する(ステップS2)。もしリレーRy1およびスイッチング素子Q1が短絡故障していないのであれば、保護回路2は非導通状態(遮断状態)であり、スイッチング素子Q2を第1のデューティ比tでオン制御してもコンデンサC1の電圧VsがコンデンサC2に印加されることはないので、コンデンサC2の電圧Viiが上昇することはない。一方、もしリレーRy1またはスイッチング素子Q1が短絡故障しているのであれば、保護回路2は導通状態であり、スイッチング素子Q2を第1のデューティ比tでオン制御すると、コンデンサC1の電圧Vsが降圧コンバータ3によって降圧されコンデンサC2に印加されるので、コンデンサC2の電圧Viiが上昇することになる。
制御部7は、電圧Viiが第1の電圧閾値以下ではないと判定した場合(ステップS2:No)、リレーRy1またはスイッチング素子Q1が短絡故障していると判定し(ステップS3)、電力変換装置をエラー停止させる(ステップS4)。
また、制御部7は、電圧Viiが第1の電圧閾値以下であると判定した場合(ステップS2:Yes)、リレーRy1およびスイッチング素子Q1が短絡故障していないと判定する(ステップS5)。
次に、制御部7は、スイッチング素子Q1を第2のデューティ比tでオン制御する(ステップS6)。ここで、第2のデューティ比tは、(コンデンサC1の電圧Vs)×(第2のデューティ比t)が素子(ダイオードD1等)の耐圧以下となる値とする。
そして、制御部7は、電圧Viiが第2の電圧閾値(例えば、この故障検出方法開始時点での電圧Vii等でも良い。)以下であるか否かを判定する(ステップS7)。もしバイパスリレーRy2およびスイッチング素子Q2が短絡故障していないのであれば、降圧コンバータ3は非導通状態であり、スイッチング素子Q1を第2のデューティ比tでオン制御してもコンデンサC1の電圧VsがコンデンサC2に印加されることはないので、コンデンサC2の電圧Viiが上昇することはない。一方、もしバイパスリレーRy2またはスイッチング素子Q2が短絡故障しているのであれば、スイッチング素子Q1を第2のデューティ比tでオン制御すると、コンデンサC1の電圧Vsが降圧されコンデンサC2に印加されるので、コンデンサC2の電圧Viiが上昇することになる。
制御部7は、電圧Viiが第2の電圧閾値以下ではないと判定した場合(ステップS7:No)、バイパスリレーRy2またはスイッチング素子Q2が短絡故障していると判定し(ステップS8)、電力変換装置をエラー停止させる(ステップS9)。
また、制御部7は、電圧Viiが第2の電圧閾値以下であると判定した場合(ステップS7:Yes)、バイパスリレーRy2およびスイッチング素子Q2が短絡故障していないと判定する(ステップS10)。
このステップS10の処理が終了した時点で、リレーRy1,Ry2、スイッチング素子Q1,Q2の4個全てが短絡故障していないことが検出できたことになる。そこで、以降のステップでは、リレーRy1,Ry2、スイッチング素子Q1,Q2の開放故障の検出を行う。なお、以降のステップでは、リレーRy1,Ry2、スイッチング素子Q1,Q2の4個全てが短絡故障していないことが前提である。
制御部7は、リレーRy1をオン(導通状態)制御し、スイッチング素子Q2を第3のデューティ比tでオン制御する(ステップS11)。ここで、第3のデューティ比tは、(コンデンサC1の電圧Vs)×(第3のデューティ比t)が素子(ダイオードD1等)の耐圧以下となる値とする。
そして、制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第3のデューティ比t)であるか否かを判定する(ステップS12)。もし、リレーRy1およびスイッチング素子Q2が開放故障していないのであれば、スイッチング素子Q2を第3のデューティ比tでオン制御すると、コンデンサC1の電圧VsがリレーRy1〜スイッチング素子Q2という経路を経由して降圧されコンデンサC2に印加されるので、コンデンサC2の電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第3のデューティ比t)になる。一方、もしリレーRy1またはスイッチング素子Q2が開放故障しているのであれば、スイッチング素子Q2を第3のデューティ比tでオン制御しても、コンデンサC1の電圧VsがコンデンサC2に印加されることはないので、コンデンサC2の電圧Viiが上昇することはない。
制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第3のデューティ比t)ではないと判定した場合(ステップS12:No)、リレーRy1またはスイッチング素子Q2が開放故障していると判定し(ステップS13)、電力変換装置をエラー停止させる(ステップS14)。
また、制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第3のデューティ比t)であると判定した場合(ステップS12:Yes)、リレーRy1およびスイッチング素子Q2が開放故障していないと判定する(ステップS15)。
次に、制御部7は、バイパスリレーRy2をオン(導通状態)制御し、スイッチング素子Q1を第4のデューティ比tでオン制御する(ステップS16)。ここで、第4のデューティ比tは、(コンデンサC1の電圧Vs)×(第4のデューティ比t)が素子(ダイオードD1等)の耐圧以下となる値とする。
そして、制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第4のデューティ比t)であるか否かを判定する(ステップS17)。もし、バイパスリレーRy2およびスイッチング素子Q1が開放故障していないのであれば、スイッチング素子Q1を第4のデューティ比tでオン制御すると、コンデンサC1の電圧Vsがスイッチング素子Q1〜バイパスリレーRy2という経路を経由して降圧されコンデンサC2に印加されるので、コンデンサC2の電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第4のデューティ比t)になる。一方、もしバイパスリレーRy2またはスイッチング素子Q1が開放故障しているのであれば、スイッチング素子Q1を第4のデューティ比tでオン制御しても、コンデンサC1の電圧VsがコンデンサC2に印加されることはないので、コンデンサC2の電圧Viiが上昇することはない。
制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第4のデューティ比t)ではないと判定した場合(ステップS17:No)、バイパスリレーRy2またはスイッチング素子Q1が開放故障していると判定し(ステップS18)、電力変換装置をエラー停止させる(ステップS19)。
また、制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第4のデューティ比t)であると判定した場合(ステップS17:Yes)、バイパスリレーRy2およびスイッチング素子Q1が開放故障していないと判定する(ステップS20)。
このステップS20の処理が終了した時点で、リレーRy1,Ry2、スイッチング素子Q1、Q2の4個全てが短絡故障も開放故障もしていないことが検出できたことになる。そこで、制御部7は、電力変換装置を起動し(ステップS21)、直流電源1の出力電力を変換して系統(または負荷)11に供給する。
なお、第1〜第4のデューティ比t〜tは、同じであっても良いし、異なっていても良い。また、第1、第2の電圧閾値は、同じであっても良いし、異なっていても良い。
ところで、図2のフローチャートに示す処理が電力変換装置の再起動時(再投入時)に実行される場合、コンデンサC2に電荷が残っていることがあり得る。その場合には、コンデンサC2に残っている電荷またはその電荷により生ずる電圧Viiを考慮して故障検出を行う必要がある。例えば、コンデンサC2に残っている電荷により生ずる電圧Viiを考慮して、第1、第2の電圧閾値を設定する必要がある。そこで、図2のフローチャートに示す処理の実行に先立って、インバータ回路制御部10が、インバータ回路5を駆動してコンデンサC2の電荷を放電し、電圧Viiをゼロにするステップを実行すると好適である。このようにすれば、コンデンサC2に残っている電荷を考慮する必要なく、故障検出処理を行うことができる。
また、図2のステップS13において、制御部7が、リレーRy1またはスイッチング素子Q2が開放故障していると判定した場合に、リレーRy1、スイッチング素子Q2のどちらが開放故障しているのかを更に判定することもできる。
図3は、制御部7が、リレーRy1またはスイッチング素子Q2が開放故障していると判定した場合に、リレーRy1、スイッチング素子Q2のどちらが開放故障しているのかを判定する処理を示すフローチャートである。図3のフローチャートに示す処理は、図2のフローチャートのステップS13に代えてまたはステップS13の後もしくはステップS14の後に実施すると好適である。
まず、制御部7は、スイッチング素子Q1をオンし、スイッチング素子Q2を第5のデューティ比tでオン制御する(ステップS31)。ここで、第5のデューティ比tは、(コンデンサC1の電圧Vs)×(第5のデューティ比t)が素子(例えば、ダイオードD1等)の耐圧以下となる値とする。
そして、制御部7は、Vii検出部8によって検出されるコンデンサC2の電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第5のデューティ比t)であるか否かを判定する(ステップS32)。もし、スイッチング素子Q2が開放故障していないのであれば、スイッチング素子Q2を第5のデューティ比tでオン制御すると、コンデンサC1の電圧Vsがスイッチング素子Q1〜スイッチング素子Q2という経路を経由して降圧されコンデンサC2に印加されるので、コンデンサC2の電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第5のデューティ比t)になる。一方、もしスイッチング素子Q2が開放故障しているのであれば、スイッチング素子Q2を第5のデューティ比tでオン制御しても、コンデンサC1の電圧VsがコンデンサC2に印加されることはないので、コンデンサC2の電圧Viiが上昇することはない。
制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第5のデューティ比t)ではないと判定した場合(ステップS32:No)、スイッチング素子Q2が開放故障していると判定する(ステップS33)。
また、制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第5のデューティ比t)であると判定した場合(ステップS34:Yes)、リレーRy1が開放故障していると判定する(ステップS34)。
同様に、図2のステップS18において、制御部7が、バイパスリレーRy2またはスイッチング素子Q1が開放故障していると判定した場合に、バイパスリレーRy2、スイッチング素子Q1のどちらが開放故障しているのかを更に判定することもできる。
図4は、制御部7が、バイパスリレーRy2またはスイッチング素子Q1が開放故障していると判定した場合に、バイパスリレーRy2、スイッチング素子Q1のどちらが開放故障しているのかを判定する処理を示すフローチャートである。図4のフローチャートに示す処理は、図2のフローチャートのステップS18に代えてまたはステップS18の後もしくはステップS19の後に実施すると好適である。
まず、制御部7は、スイッチング素子Q2をオンし、スイッチング素子Q1を第6のデューティ比tでオン制御する(ステップS41)。ここで、第6のデューティ比tは、(コンデンサC1の電圧Vs)×(第6のデューティ比t)が素子(例えば、ダイオードD1等)の耐圧以下となる値とする。
そして、制御部7は、Vii検出部8によって検出されるコンデンサC2の電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第6のデューティ比t)であるか否かを判定する(ステップS42)。もし、スイッチング素子Q1が開放故障していないのであれば、スイッチング素子Q1を第6のデューティ比tでオン制御すると、コンデンサC1の電圧Vsがスイッチング素子Q1〜スイッチング素子Q2という経路を経由して降圧されコンデンサC2に印加されるので、コンデンサC2の電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第6のデューティ比t)になる。一方、もしスイッチング素子Q1が開放故障しているのであれば、スイッチング素子Q1を第6のデューティ比tでオン制御しても、コンデンサC1の電圧Vsが降圧されコンデンサC2に印加されることはないので、コンデンサC2の電圧Viiが上昇することはない。
制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第6のデューティ比t)ではないと判定した場合(ステップS42:No)、スイッチング素子Q1が開放故障していると判定する(ステップS43)。
また、制御部7は、電圧Viiが(コンデンサC1の電圧Vs)×(第6のデューティ比t)であると判定した場合(ステップS42:Yes)、スイッチング素子Q1が開放故障しておらず、バイパスリレーRy2が開放故障していると判定する(ステップS44)。
なお、第5、第6のデューティ比t〜tは、第1〜第4のデューティ比t〜tと同じであっても良いし、異なっていても良い。
以上説明したように、本実施の形態によれば、リレーRy1,Ry2、スイッチング素子Q1,Q2の短絡故障、開放故障を検出することができる。
以上のように、本発明にかかる電力変換装置は、直流電源から出力される電力を変換する電力変換装置に有用である。
1 直流電源
2 保護回路
3 降圧コンバータ
4 昇圧チョッパ
5 インバータ回路
6 Vs検出部
7 制御部
7a 直流電圧変換回路制御部
7b 故障検知部
8 Vii検出部
10 インバータ回路制御部
C1、C2、C3 コンデンサ
D1、D2 ダイオード
L1、L2、L3 リアクトル
Q1、Q2、Q3 スイッチング素子
Ry1、Ry3、Ry4 リレー
Ry2 バイパスリレー

Claims (19)

  1. 直流電源から供給される電力を変換する電力変換装置であって、
    第1のスイッチング素子および前記第1のスイッチング素子に並列に接続された第1のリレーを含んで構成され、前記直流電源から印加される直流電圧を降圧する降圧回路と、
    第2のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子に並列に接続され前記第1のリレーよりも絶縁耐圧が低い第2のリレーを含んで構成され、前記直流電源と前記降圧回路との間に直列に接続され、前記降圧回路の出力電圧が印加される後段の回路を保護する保護回路と、
    を備え、
    前記降圧回路は、前記直流電圧が前記後段の回路に印加されることを防いで前記後段の回路を保護することを兼ねた回路であり、
    前記保護回路は、前記降圧回路による前記後段の回路の保護に加えて、前記直流電圧が前記後段の回路に印加されることを防いで前記後段の回路を保護する多重保護回路であり、
    前記降圧回路または前記保護回路の少なくとも一方が故障していることを検出することを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記第2のリレーまたは前記第2のスイッチング素子の少なくとも一方が短絡故障していることを検出することを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記第1のスイッチング素子を第1のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が第1の電圧閾値以下ではない場合に、前記第2のリレーまたは前記第2のスイッチング素子の少なくとも一方が短絡故障していることを検出することを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記降圧回路の出力電圧を測定した値を保持した後、前記第1のスイッチング素子を第1のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が前記値と等しくない場合に、前記第2のリレーまたは前記第2のスイッチング素子の少なくとも一方が短絡故障していることを検出することを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  5. 前記第1のリレーまたは前記第1のスイッチング素子の少なくとも一方が短絡故障していることを検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  6. 前記第2のスイッチング素子を第2のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が第2の電圧閾値以下ではない場合に、前記第1のリレーまたは前記第1のスイッチング素子の少なくとも一方が短絡故障していることを検出することを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
  7. 前記降圧回路の出力電圧を測定した値を保持した後、前記第2のスイッチング素子を第2のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が前記値と等しくない場合に、前記第1のリレーまたは前記第1のスイッチング素子の少なくとも一方が短絡故障していることを検出することを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
  8. 前記第2のリレーまたは前記第1のスイッチング素子の少なくとも一方が開放故障していることを検出することを特徴とする請求項5に記載の電力変換装置。
  9. 前記第2のリレーを導通状態に制御し、前記第1のスイッチング素子を第3のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が前記直流電圧と前記第3のデューティ比とに基づいて算出される電圧と等しくない場合に、前記第2のリレーまたは前記第1のスイッチング素子の少なくとも一方が開放故障していることを検出することを特徴とする請求項8に記載の電力変換装置。
  10. 前記第1のリレーまたは前記第2のスイッチング素子の少なくとも一方が開放故障していることを検出することを特徴とする請求項5または8に記載の電力変換装置。
  11. 前記第1のリレーを導通状態に制御し、前記第2のスイッチング素子を第4のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が前記直流電圧と前記第4のデューティ比とに基づいて算出される電圧と等しくない場合に、前記第1のリレーまたは前記第2のスイッチング素子の少なくとも一方が開放故障していることを検出することを特徴とする請求項10に記載の電力変換装置。
  12. 前記第2のリレーまたは前記第1のスイッチング素子のいずれが開放故障しているかを検出することを特徴とする請求項8または9に記載の電力変換装置。
  13. 前記第2のスイッチング素子をオン制御し、前記第1のスイッチング素子を第5のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が前記直流電圧と前記第5のデューティ比とに基づいて算出される電圧と等しい場合に、前記第2のリレーが開放故障していることを検出することを特徴とする請求項12に記載の電力変換装置。
  14. 前記第2のスイッチング素子をオン制御し、前記第1のスイッチング素子を第5のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が前記直流電圧と前記第5のデューティ比とに基づいて算出される電圧と等しくない場合に、前記第1のスイッチング素子が開放故障していることを検出することを特徴とする請求項12または13に記載の電力変換装置。
  15. 前記第1のリレーまたは前記第2のスイッチング素子のいずれが開放故障しているかを検出することを特徴とする請求項10または11に記載の電力変換装置。
  16. 前記第1のスイッチング素子をオン制御し、前記第2のスイッチング素子を第6のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が前記直流電圧と前記第6のデューティ比とに基づいて算出される電圧と等しい場合に、前記第1のリレーが開放故障していることを検出することを特徴とする請求項15に記載の電力変換装置。
  17. 前記第1のスイッチング素子をオン制御し、前記第2のスイッチング素子を第6のデューティ比でオン制御し、前記降圧回路の出力電圧が前記直流電圧と前記第6のデューティ比とに基づいて算出される電圧と等しくない場合に、前記第2のスイッチング素子が開放故障していることを検出することを特徴とする請求項15または16に記載の電力変換装置。
  18. 前記降圧回路の後段に並列に接続されたコンデンサを備え、
    前記降圧回路の出力電圧によって前記コンデンサにチャージされた電荷を放電した後に、前記降圧回路または前記保護回路の故障を検出することを特徴とする請求項1〜17のいずれか1つに記載の電力変換装置。
  19. 第1のスイッチング素子および前記第1のスイッチング素子に並列に接続された第1のリレーを含んで構成され、直流電源から印加される直流電圧を降圧する降圧回路と、第2のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子に並列に接続され前記第1のリレーよりも絶縁耐圧が低い第2のリレーを含んで構成され、前記直流電源と前記降圧回路との間に直列に接続され、前記降圧回路の出力電圧が印加される後段の回路を保護する保護回路と、を備え、前記降圧回路は、前記直流電圧が前記後段の回路に印加されることを防いで前記後段の回路を保護することを兼ねた回路であり、前記保護回路は、前記降圧回路による前記後段の回路の保護に加えて、前記直流電圧が前記後段の回路に印加されることを防いで前記後段の回路を保護する多重保護回路である電力変換装置が実行する方法であって、
    前記第1のスイッチング素子または前記第2のスイッチング素子を或るデューティ比でオン制御するステップと、
    前記降圧回路の出力電圧に基づいて、前記降圧回路または前記保護回路の少なくとも一方の故障を検出するステップと、
    を含むことを特徴とする電力変換装置の故障検出方法。
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