JP2012029106A - 電気音響変換器 - Google Patents

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Yuichiro Kishinami
雄一郎 岸波
Yasuharu Onishi
康晴 大西
Atsushi Kuroda
淳 黒田
Motoyoshi Komoda
元喜 菰田
Yukio Murata
行雄 村田
Shigeo Sato
重夫 佐藤
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Abstract

【課題】可聴音が復調される範囲の奥行きを制御することを可能とする電気音響変換器を提供する。
【解決手段】発振装置10と、発振装置10が有する第1の振動面に設けられ、開口端50を有する導波路30と、発振装置10が有する第1の振動面とは逆の面により構成される第2の振動面に設けられ、開口端52を有する導波路32と、を備え、発振装置10は、第1の振動面から導波路30に向けて、第2の振動面から導波路32に向けて、それぞれ超音波40、45を発し、導波路30は、内側領域110と、外側領域120により構成されており、導波路32は、内側領域112と、外側領域122により構成されており、外側領域120を開口端50側に延伸した線と、外側領域122を開口端52側に延伸した線が、互いに交わるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波を利用した電気音響変換器に関する。
携帯機器などの電気音響変換器として、圧電型電気音響変換器がある。圧電型電気音響変換器は、圧電振動子に電界を印加することにより発生する伸縮運動を利用して、振動振幅を発生させるものである。圧電型電気音響変換器は、振動振幅を発生させるために多数の部材を必要とせず、薄型化に有利である。
圧電型電気音響変換器は、超音波を利用したパラメトリックスピーカとして用いられる場合がある。パラメトリックスピーカとは、変調した超音波から、空気の疎密現象を利用して可聴音を復調するというものである。超音波を利用しているため、通常のスピーカと比べて高い指向性を実現できる。
パラメトリックスピーカに関する技術として、特許文献1及び2に記載のものが挙げられる。特許文献1に記載の技術は、空気層を膨張及び収縮させることで超音波を発生させるというものである。特許文献2に記載の技術は、携帯電話のスピーカにおいて、可聴音の再生にパラメトリック現象を利用するというものである。
特開2004−147311号公報 特開2005−45516号公報
パラメトリックスピーカを利用することにより、高い指向性をもった電気音響変換器の実現が可能となる。一方で、超音波の有する高い指向性を利用して、可聴音が復調される範囲の奥行きを制御することを可能とする電気音響変換器の開発が求められている。
本発明の目的は、可聴音が復調される範囲の奥行きを制御することを可能とする電気音響変換器を提供することにある。
本発明によれば、発振装置と、
前記発振装置が有する第1の振動面に設けられ、第1の開口端を有する第1の導波路と、
前記発振装置が有する前記第1の振動面とは逆の面により構成される第2の振動面に設けられ、第2の開口端を有する第2の導波路と、
を備え、
前記発振装置は、前記第1の振動面から前記第1の導波路に向けて、前記第2の振動面から前記第2の導波路に向けて、それぞれ超音波を発し、
前記第1の導波路は、前記発振装置側を構成する第1の内側領域と、前記第1の開口端側を構成する第1の外側領域により構成されており、
前記第2の導波路は、前記発振装置側を構成する第2の内側領域と、前記第2の開口端側を構成する第2の外側領域により構成されており、
前記第1の外側領域を前記第1の開口端側に延伸した線と、前記第2の外側領域を前記第2の開口端側に延伸した線が、第1の交点において互いに交わるように構成されている電気音響変換器が提供される。
本発明によれば、可聴音が復調される範囲の奥行きを制御することを可能とする電気音響変換器を提供することができる。
第1の実施形態に係る電気音響変換器を示す断面図である。 図1に示す電気音響変換器の変形例を示す断面図である。 図1に示す発振装置を示す断面図である。 図3に示す圧電振動子を示す断面図である。 第2の実施形態に係る電気音響変換器を示す断面図である。 第3の実施形態に係る電気音響変換器を示す断面図である。 第4の実施形態に係る電気音響変換器を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、第1の実施形態に係る電気音響変換器100を示す断面図である。電気音響変換器100は、発振装置10と、導波路30と、導波路32と、を備えている。電気音響変換器100は、例えば電子機器(携帯電話、ラップトップ型コンピュータ、小型ゲーム機器等)の音源として用いられる。図2は、図1に示す電気音響変換器100の変形例を示す断面図である。なお図1、図2、及び後述する図5〜7に記載される破線部分は、音波が伝搬する空間を示している。
導波路30は、発振装置10が有する第1の振動面に設けられている。また導波路30は、開口端50を有している。導波路32は、第1の振動面とは逆の面により構成される第2の振動面に設けられている。また導波路32は、開口端52を有している。発振装置10は、第1の振動面から導波路30に向けて超音波を発する。また発振装置10は、第2の振動面から導波路32に向けて超音波を発する。
導波路30は、発振装置10側を構成する内側領域110と、開口端50側を構成する外側領域120により構成されている。導波路32は、発振装置10側を構成する内側領域112と、開口端52側を構成する外側領域122により構成されている。そして外側領域120を開口端50側に延伸した線と、外側領域122を開口端52側に延伸した線が、交点130において互いに交わるように構成されている。以下図1〜図4を用いて、電気音響変換器100の構成について詳細に説明する。
図1に示すように、電気音響変換器100は、筐体20をさらに有している。筐体20は、発振装置10を内部に有している。開口端50と開口端52は、筐体20の表面に設けられている。なおこの場合の開口端50、52とは、それぞれ導波路30、32の少なくとも一部が筐体20の外部へ開放され始める部分を示している。
図3に示すように、発振装置10は、圧電振動子60と、振動部材80と、支持部材70とを有している。振動部材80は、圧電振動子60を拘束している。支持部材70は、振動部材80を支持している。また発振装置10は、制御部90と、信号生成部92と、をさらに備えている。信号生成部92は、圧電振動子60と接続しており、圧電振動子60に入力する電気信号を生成する。制御部90は、信号生成部92と接続しており、外部から入力された情報に基づいて、信号生成部92による信号の生成を制御する。発振装置10はスピーカとして使用されるため、制御部90に入力される情報は音声信号である。
本実施形態において、発振装置10は、パラメトリックスピーカとして使用される。このため、制御部90は信号生成部92を介してパラメトリックスピーカとしての変調信号を入力する。パラメトリックスピーカとして用いる場合、圧電振動子60は、20kHz以上、例えば100kHzの音波を信号の輸送波として用いる。発振装置10において、例えば圧電振動子60及び振動部材80は、アレイ状に複数組設けられている。これにより、発振装置10が発する超音波40、45の指向性を向上させることができる。
図4は、図3に示す圧電振動子60を示す断面図である。図4に示すように、圧電振動子60は、圧電体62、上部電極64、下部電極66からなる。また圧電振動子60は、例えば円形、楕円形、又は矩形を有する。圧電体62は、上部電極64と下部電極66に挟まれている。圧電体62は、圧電効果を有する材料により構成され、例えばジルコン酸チタン酸鉛(PZT)、又はチタン酸バリウム(BaTiO)等により構成される。また圧電体62の厚みは、10um〜1mmであることが好ましい。厚みが10um未満である場合、圧電体62は脆性材料により構成されるため、破損等が生じやすい。一方、厚みが1mmを超える場合、圧電体62の電界強度が低減する。従ってエネルギー変換効率の低下を招く。
上部電極64、及び下部電極66は、例えば銀、又は銀/パラジウム合金等によって構成される。上部電極64、及び下部電極66の厚みは、1〜50umであることが好ましい。厚みが1um未満の場合、均一に成形することが難しくなる。一方、50umを超える場合、上部電極64、又は下部電極66が圧電体62に対して拘束面となり、エネルギー変換効率の低下を招く。
振動部材80は、セラミック材料に対して高い弾性率を持つ材料によって構成され、例えばリン青銅、又はステンレス等によって構成される。振動部材80の厚みは、5〜500umであることが好ましい。また振動部材80の縦弾性係数は、1〜500GPaであることが好ましい。振動部材80の縦弾性係数が過度に低い、又は高い場合、機械振動子としての特性や信頼性を損なうおそれがある。
導波路30は、図1に示すように内側領域110と外側領域120の接合部において折れ曲がっている。また導波路30は、図2に示すように内側領域110と外側領域120を合わせた全体において湾曲している形状とすることもできる。導波路32は、図1に示すように内側領域112と外側領域122の接合部において折れ曲がっている。また導波路32は、図2に示すように内側領域112と外側領域122を合わせた全体において湾曲している形状とすることもできる。
発振装置10が発する超音波の波長はλである。導波路30と、開口端50から交点130までの直線経路とを合わせた長さと、導波路32と、開口端52から交点130までの直線経路とを合わせた長さとの差dは、例えば
(n+3/4)×λ<d<(n+5/4)×λ (nは整数)
である。また、この長さの差dは、他の数値範囲をとることもできる。
次に、可聴音が復調される範囲の奥行きを制御することが可能となる原理について説明する。本実施形態において、波長λを有する超音波40と超音波45は、発振装置10が有する第1の振動面と、第1の振動面とは逆の面により構成される第2の振動面からそれぞれ発せられる。このため、超音波40と超音波45は逆の位相を有している。すなわち超音波40と超音波45の位相は、λ/2ずれている。ここで、超音波40が交点130に到達するまでの長さと、超音波45が交点130に到達するまでの長さは互いに異なる。この長さの差dは、
(n+3/4)×λ<d<(n+5/4)×λ (nは整数)
である。このため、超音波40と超音波45は、交点130において干渉して、互いに消滅し、又は弱め合う。これにより図1に示すように、交点130よりも後方へ超音波40と超音波45が伝搬されることを防止することが可能となる。なお、交点130よりも後方へ音波が伝搬されることを防止する場合、長さの差dは、
d=λ
であることがより好ましい。
また、長さの差dは、他の数値範囲をとることもでき、例えば
(n+1/4)×λ<d<(n+3/4)×λ (nは整数)
とすることもできる。この場合、超音波40と超音波45は、交点130において干渉し合い、互いに強め合う。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態に係る電気音響変換器100では、外側領域120を開口端50側に延伸した線と、外側領域122を開口端52側に延伸した線とが交わるように構成されている。このため、超音波40と超音波45は、交点130で干渉しあう。交点130において超音波40と超音波45の位相が逆である場合、交点130において超音波40と超音波45は消滅し、交点130より後方には音波は伝搬されない。本実施形態によれば、このようにして可聴音が復調される範囲の奥行きを制御することが可能となる。
またこの場合図1に示すように、交点130より前方では、開口端50から交点130までの直線経路と、開口端52から交点130までの直線経路にのみ音波は伝搬し、他の領域には音波は伝搬しない。このため、より高度な音波の空間制御が可能となる。さらに、交点130における超音波40と超音波45の位相を調整することによって、交点130よりも後方における音圧を制御することができる。従って、さらに高度な音波の空間制御が可能となる。
また超音波は、可聴音波に比べて直進性に優れている。このため導波路30、35内において音波が乱れ、音波がキャンセリングされてしまうことを抑制できる。従って、音圧レベルの低減を抑制することができる。
図5は、第2の実施形態に係る電気音響変換器102を示す断面図であり、第1の実施形態に係る図1に対応している。本実施形態に係る電気音響変換器102は、導波路30、32において、それぞれ反射部材54、56を設けている点を除いて、第1の実施形態に係る電気音響変換器100と同様である。
導波路30は、内側領域110と外側領域120の接合部において折れ曲がっている。導波路32は、内側領域112と外側領域122の接合部において折れ曲がっている。反射部材54は、内側領域110と外側領域120の接合部に位置し、超音波40の進行方向を変える機能を有する。反射部材56は、内側領域112と外側領域122の接合部に位置し、超音波45の進行方向を変える機能を有する。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また導波路30、32の内部には、超音波40、45の進行方向を変更することができる反射部材54、56がそれぞれ設けられている。このため導波路30、32内における音波のキャンセリングを、より効果的に抑制できる。従って、より効果的に音圧レベルの低減を抑制することができる。
図6は、第3の実施形態に係る電気音響変換器104を示す断面図であり、第2の実施形態に係る図5に対応している。本実施形態に係る電気音響変換器104は、反射部材54、56を動かす駆動機構98と、駆動機構98を制御する制御部96を有している点を除いて、第2の実施形態に係る電気音響変換器102と同様である。
駆動機構98は、反射部材54及び反射部材56と接続している。駆動機構98は、例えばMEMSにより構成される。制御部96は、駆動機構98と接続している。制御部96は、駆動機構98を介して、反射部材54、56の角度を制御することができる。反射部材54、56の角度が変更されることで、超音波40と超音波45の放射角度を制御することができ、これにより交点130の位置を移動させることができる。なお、超音波40と超音波45の放射角度の範囲に合わせて、開口端50と開口端52の径を大きくしてもよい。
本実施形態においても、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また制御部96と駆動機構98によって、超音波40、45の放射角度を制御し、交点130の位置を移動させることができる。よって、より高度な音波の空間制御を行うことができる。
図7は、第4の実施形態に係る電気音響変換器106を示す断面図であり、第2の実施形態に係る図5に対応している。本実施形態に係る電気音響変換器106では、導波路34、36を設けている。また反射部材54、56に加え、半透過型の反射部材55、57を設けている。他の点については、第2の実施形態に係る電気音響変換器102と同様である。
図7に示すように、電気音響変換器106は、導波路34と、導波路34に形成されている反射部材55を備えている。また導波路36と、導波路36に形成されている反射部材57を備えている。導波路34は、発振装置10が有する第1の振動面に設けられている。また導波路34は、開口端51を有する。導波路36は、発振装置10が有する第2の振動面に設けられている。また導波路36は、開口端53を有する。
導波路34は、発振装置10側を構成する内側領域114と、開口端51側を構成する外側領域124により構成されている。導波路36は、発振装置10側を構成する内側領域116と、開口端53側を構成する外側領域126により構成されている。外側領域124は、外側領域120よりも発振装置10の近くに位置している。外側領域126は、外側領域122よりも発振装置10の近くに位置している。
反射部材55、57は、発振装置10が発する超音波40、45の一部を透過させるように構成されている。例えば透過孔を形成することで、半透過型の反射部材を構成する。反射部材54は、発振装置10からみて反射部材55の後方に位置する。反射部材56は、発振装置10からみて反射部材57の後方に位置する。
次に本実施形態に係る電気音響変換器106の動作について説明する。発振装置10から発せられた超音波40、45は、それぞれ反射部材55、57に到達する。反射部材55、57は半透過型の反射部材であるため、超音波40、45の一部は反射部材55、57を透過する。反射部材55、57を透過した超音波40、45の成分は、反射部材55、57の後方に位置する反射部材54、56によって反射され、開口端50、52からそれぞれ放射される。一方、反射部材55、57によって反射された超音波40、45の成分は、開口端51、53からそれぞれ放射される。すなわち、電気音響変換器106からは4つの超音波成分が放射されるため、超音波が干渉しあう交点を2つもつことができる。なお、導波路の数と反射部材の数は適宜増減することができる。導波路と反射部材を3つ以上有する場合、最も外側に位置する2つの反射部材以外の反射部材が、半透過型の反射部材となる。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態における電気音響変換器106では、3つ以上の超音波成分を放射されるため、超音波が干渉しあう交点を2つ以上有することができる。従って、さらに高度な音波の空間制御を行うことができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発振装置
20 筐体
30 導波路
32 導波路
34 導波路
36 導波路
40 超音波
45 超音波
50 開口端
51 開口端
52 開口端
53 開口端
54 反射部材
55 反射部材
56 反射部材
57 反射部材
60 圧電振動子
62 圧電体
64 上部電極
66 下部電極
70 支持部材
80 振動部材
90 制御部
92 信号生成部
96 制御部
98 駆動機構
100 電気音響変換器
102 電気音響変換器
104 電気音響変換器
106 電気音響変換器
110 内側領域
112 内側領域
114 内側領域
116 内側領域
120 外側領域
122 外側領域
124 外側領域
126 外側領域
130 交点

Claims (9)

  1. 発振装置と、
    前記発振装置が有する第1の振動面に設けられ、第1の開口端を有する第1の導波路と、
    前記発振装置が有する前記第1の振動面とは逆の面により構成される第2の振動面に設けられ、第2の開口端を有する第2の導波路と、
    を備え、
    前記発振装置は、前記第1の振動面から前記第1の導波路に向けて、前記第2の振動面から前記第2の導波路に向けて、それぞれ超音波を発し、
    前記第1の導波路は、前記発振装置側を構成する第1の内側領域と、前記第1の開口端側を構成する第1の外側領域により構成されており、
    前記第2の導波路は、前記発振装置側を構成する第2の内側領域と、前記第2の開口端側を構成する第2の外側領域により構成されており、
    前記第1の外側領域を前記第1の開口端側に延伸した線と、前記第2の外側領域を前記第2の開口端側に延伸した線が、第1の交点において互いに交わるように構成されている電気音響変換器。
  2. 請求項1に記載の電気音響変換器において、
    前記発振装置が発する前記超音波の波長はλであり、
    前記第1の導波路と、前記第1の開口端から前記第1の交点までの直線経路とを合わせた長さと、前記第2の導波路と、前記第2の開口端から前記第1の交点までの直線経路とを合わせた長さとの差dは、
    (n+3/4)×λ<d<(n+5/4)×λ (nは整数)
    である電気音響変換器。
  3. 請求項1または2に記載の電気音響変換器において、
    前記発振装置と接続する信号生成部と、
    前記信号生成部と接続し、前記信号生成部による信号の生成を制御する制御部と、
    をさらに備える電気音響変換器。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の電気音響変換器において、
    前記発振装置は、圧電振動子と、前記圧電振動子を拘束する振動部材と、前記振動部材を支持する支持部材と、を有している電気音響変換器。
  5. 請求項1ないし4いずれか1項に記載の電気音響変換器において、
    内部に前記発振装置を有する筐体をさらに備え、
    前記第1の開口端と前記第2の開口端は、前記筐体の表面に設けられている電気音響変換器。
  6. 請求項1ないし5いずれか1項に記載の電気音響変換器において、
    前記第1の導波路は、前記第1の内側領域と前記第1の外側領域の接合部において折れ曲がっており、
    前記第1の導波路の前記接合部において、前記超音波の進行方向を変える第1の反射部材が設けられている電気音響変換器。
  7. 請求項6に記載の電気音響変換器において、
    前記第1の反射部材を動かす駆動機構と、
    前記駆動機構を制御する制御部と、
    をさらに備える電気音響変換器。
  8. 請求項7に記載の電気音響変換器において、
    前記駆動機構は、MEMSである電気音響変換器。
  9. 請求項6ないし8いずれか1項に記載の電気音響変換器において、
    前記発振装置が有する前記第1の振動面に設けられ、第3の開口端を有する第3の導波路と、
    前記第3の導波路に形成されている第2の反射部材と、
    をさらに備え、
    前記第3の導波路は、前記発振装置側を構成する第3の内側領域と、前記第3の開口端側を構成する第3の外側領域により構成されており、
    前記第3の外側領域は、前記第1の外側領域よりも前記発振装置の近くに位置しており、
    前記第1の反射部材は、前記発振装置からみて前記第2の反射部材の後方に位置しており、
    前記第2の反射部材は、前記発振装置が発する前記超音波の一部を透過させるように構成されている電気音響変換器。
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