JP2012028729A - 電極のフリードーピングシステム及びこれを用いる電極のフリードーピング方法 - Google Patents

電極のフリードーピングシステム及びこれを用いる電極のフリードーピング方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電極のフリードーピングシステム及びこれを用いる電極のフリードーピング方法を提供する。
【解決手段】電極120にリチウムイオンをドーピングするドーピング工程を行うドーピング手段110と、開路電位を測定する測定工程を行う測定手段140と、該ドーピング工程及び該測定工程のうちのいずれか一つを選択して行う切換え部130と、該ドーピング手段110、該測定手段140及び該切換え部130を制御して、測定手段140で測定された該開路電位を取得する制御部150とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、電極のフリードーピングシステムに関するもので、開路電位(Open−circuit potential)を測定する測定手段を備える電極のフリードーピングシステム及びこれを用いる電極のフリードーピング方法に関するものである。
一般に、電気化学的エネルギー保存装置は、全ての携帯用情報通信機器、電子機器に必須で用いられる完成品機器の核心部品である。また、電気化学的エネルギー保存装置は、未来型電気自動車、携帯用電子装置等に適用可能な新再生エネルギー分野の高品質エネルギー源として必須で用いられるはずである。
電気化学的エネルギー保存装置のうち電気化学キャパシタは、電気二重層の原理を用いる電気二重層キャパシタ(Electrical double layer)と電気化学的酸化−還元反応を用いるハイブリッドスーパーキャパシタ(Hybrid super capacitor)とに大別される。
該電気二重層キャパシタは、高出力エネルギー特性を必要とする分野で多く用いられているが、小容量の問題を有している。これに比べて、ハイブリッドスーパーキャパシタは電気二重層キャパシタの容量特性を改善する新たな対案として多くの研究が進められてきている。特に、ハイブリッドスーパーキャパシタのうちリチウムイオンキャパシタ(Lithium ion capacitor:LIC)は、電気二重層キャパシタに比べて3〜4倍程度の蓄積容量を有することができる。
リチウムイオンキャパシタを形成するための工程は、シート形態を有する陽極、分離膜及び陰極を順次に積層して電極積層体を形成する積層工程と、陽極の端子と陰極の端子とを各々溶接する容接工程と、陰極にリチウムイオンをフリードーピングするための前処理ドーピング工程と、電極積層体をアルミニウムでシールするシール工程とを含むことができる。
該陰極にリチウムイオンをフリードーピングするための工程は、電極積層体の最上端層及び最下端層に各々リチウム金属膜を設けた後、電解質溶液に沈漬させることによって行われることができる。このようなフリードーピング工程は、電解液内で陽極及び陰極に電圧を印加して充電する工程と、陽極とリチウム金属との間に放電する工程とを数回行うので、外部電流/電圧を印加するための装置を構築しなければならないと共に、リチウムイオンが電極積層体の内部に設けられた陰極に均一にドーピングされるまでの期間が20日程度を要して、量産への適用に難しさがあるという不都合がある。
この時、積層工程前に陰極にフリードーピング工程を行った後、陰極、セパレータ及び陽極の積層工程を行うことによって、フリードーピング工程時間を短縮することができる。
特開2008−16199号公報
しかしながら、高容量のリチウムイオンキャパシタに積層される電極の個数が増加するようになって、各々の陰極にドーピング工程を行わなければならないため、制限された高容量のリチウムイオンキャパシタを製造するための工程時間が増加するという問題があった。
また、リチウムイオンのドーピングされた陰極は、水分に非常に敏感で取扱が容易なことでないため、ドーピング工程中及び工程後の組立工程において陰極のドーピングレベルを確認するに難しく、リチウムイオンキャパシタの信頼性を確保するに難しいと共に、量産に適用するのに限界があった。
そのため、リチウムイオンキャパシタの量産性を向上させるために、積層前に陰極にフリードーピング工程を行いようとしたが、実に陰極に対してフリードーピング工程を制御することができなかった。
本発明は上記の問題点に鑑みて成されたものであって、開路電位を測定する測定手段を備えて、電極のフリードーピング工程を制御可能な電極のフリードーピングシステム及びこれを用いる電極のフリードーピング方法を提供するに、その目的がある。
上記目的を解決するために、本発明による電極のフリードーピングシステムは、電極にリチウムイオンをドーピングするドーピング工程を行うドーピング手段と、前記開路電位を測定する測定工程を行う測定手段と、前記ドーピング工程及び前記測定工程のうちのいずれか一つを選択して行う切換え部と、前記ドーピング手段、前記測定手段及び前記切換え部を制御して、前記測定手段で測定された前記開路電位を取得する制御部と、を含むことができる。
前記ドーピング手段は、前記電極を含浸する電解液を収容するドーピング槽と、前記電極と共に前記電解液に含浸され前記リチウムイオンを供給する金属と、を含むことができる。
また、前記電極と対向する前記金属の一面にセパレータを備えることができる。
また、前記切換え部は、前記リチウムイオンの供給源と電気的に接続される共通接点と接続される一側端子と、前記電極と電気的に接続される第1の接点または前記測定手段を介して前記電極と電気的に接続される第2の接点に選択的に接続する他側端子と、を含むことができる。
また、前記電極は、集電体と、該集電体の少なくとも一面に配置され、前記リチウムイオンを可逆的にドーピング及び脱ドーピングする活物質層とを含むことができる。
また、前記ドーピング手段の温度を制御する温度制御部をさらに含むことができる。
また、前記温度制御部により前記ドーピング手段を加熱する加熱手段をさらに含むことができる。
また、前記ドーピング手段に、前記電極及び前記リチウムイオン供給源を投入及び排出する移動手段をさらに含むことができる。
また、前記移動手段は、前記電極及び前記リチウムイオンの供給源を載置して移動するキャリアと、前記キャリアの移動をガイドするスライディングレールと、前記スライディングレール上に前記キャリアを移動させる駆動部と、を含むことができる。
また、前記リチウムイオンの供給源は、前記電極と対向して配置されたリチウムイオンを含む金属を含むことができる。
上記目的を解決するために、本発明の他の好適な実施形態による電極のフリードーピングシステムは、電解液を収容するドーピング槽と、該ドーピング槽に収容された電解液に電極及び金属を含浸または排出するキャリアと、該キャリアの移動をガイドするスライディングレールと、該スライディングレール上に前記キャリアを移動させる駆動部と、前記開路電位を測定する測定手段と、前記電極、前記金属及び前記測定手段を選択的に接続させる切換え部と、を含むことができる。
該前記切換え部は、前記金属と電気的に接続される共通接点と接続される一側端子と、前記電極と電気的に接続される第1の接点または前記測定手段を介して前記電極と電気的に接続される第2の接点に選択的に接続する他側端子と、を含むことができる。
また、前記駆動部は、駆動力を発生する駆動モータと、前記駆動力により回転するタイミングベルトと、該タイミングベルトの回転で前記キャリアを移動させる送りネジと、を含むことができる。
また、前記ドーピング槽の下部に配置され、前記電解液の温度を調節する加熱手段をさらに含むことができる。
また、前記開路電位をリアルタイムで出力するディスプレイ装置をさらに含むことができる。
また、前記ディスプレイ装置は、前記駆動部、前記測定手段及び前記切換え部を操作する操作信号を入力する入力装置をさらに含むことができる。
また、前記入力装置は、タッチパネルを含むことができる。
また、前記電極と対向する前記金属の一面にセパレータを設けることができる。
また、前記電極の端子は、前記電解液から露出されることができる。
また、前記電極は、集電体と、該集電体の少なくとも一面に配置され、前記リチウムイオンを可逆的にドーピング及び脱ドーピングする活物質層とを含むことができる。
また、上記目的を解決するために、本発明のさらに他の好適な実施形態による電極のフリードーピング方法は、電解液に金属及び電極を含浸するステップと、前記金属から前記電極にリチウムイオンをドーピングするステップと、前記開路電位を測定するステップと、前記開路電位が設定値に到達するまでに前記ドーピングステップ及び前記測定ステップを繰返して行うステップと、を含むことができる。
前記開路電位を測定するステップは、前記電極のドーピング工程を中止した後、行われてもよい。
また、前記電極のドーピング工程の前に、前記電解液の温度を調節するステップをさらに含むことができる。
本発明の実施形態による電極のフリードーピングシステムによれば、開路電位を測定する測定手段を備え、電極のドーピングレベルを検証可能で、リチウムイオンキャパシタの信頼性及びサイクル特性を向上させることができる。
また、本発明による電極のフリードーピングシステムによれば、測定手段を備えて、電極のフリードーピング工程を制御可能で、工程設計で量産に容易に適用することができる。
また、本発明による電極のフリードーピングシステムによれば、温度制御部をさらに備えて、ドーピング工程の速度を制御することができる。
本発明の第1の実施形態による電極のフリードーピングシステムの概念図である。 同じく、電極のフリードーピングシステムの具体的な形態を示す側断面図である。 図2中の電極のフリードーピングシステムの上面図である。 本発明の第3の実施形態による電極のフリードーピング工程を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態は図面を参考にして詳細に説明する。次に示される各実施の形態は当業者にとって本発明の思想が十分に伝達されることができるようにするために例として挙げられるものである。従って、本発明は以下示している各実施の形態に限定されることなく他の形態で具体化されることができる。そして、図面において、装置の大きさ及び厚さなどは便宜上誇張して表現されることができる。明細書全体に渡って同一の参照符号は同一の構成要素を示している。
図1は、本発明の第1の実施形態による電極のフリードーピングシステムの概念図である。
図1を参照して、本発明の第1の実施形態による電極のフリードーピングシステム100は、ドーピング手段110と、切換え部130と、測定手段140と、制御部150とを含むことができる。
電極のフリードーピングシステム100は、リチウムイオンキャパシタを製造するための陽極、セパレータ及び陰極の積層工程の前に、陰極にリチウムイオンをドーピングするための装置であってもよい。
ドーピング手段110は、電極120にドーピング工程を行う役割をすることができる。ドーピング手段110はドーピング槽111及び金属113を含むことができる。
該ドーピング槽111は電解液112を収容するもので、開口された上面を備えることができる。これにより、ドーピング槽111の内部へ電極120及び金属113を容易に投入して排出させることができる。電解液112は、リチウムイオンを移動させることができる媒質の役割をするもので、高電圧で電気分解を起こさなくてリチウムイオンを安定して存在させるような材料から成ることができる。例えば、電解液112はリチウム塩が溶解された溶媒を含むことができる。リチウム塩の例としては、LiPF、LiBF4、LiClO等が挙げられる。また、溶媒の例としては、非プロトン性有機溶媒が挙げられる。本発明の実施形態では、電解液112の材料に対して限定するのではない。
また、金属113は、電極120にドーピングされるリチウムイオン供給源の役割をすることができる。すなわち、金属113はリチウムイオンを含有している材料であってもよい。該金属材料の例としては、リチウム及びリチウム合金が挙げられる。金属113と電極120とがショートされる場合、金属113と電極120との間の電位差によって、リチウムイオンは、電極120にドーピングされることができる。
該電極120と対向する金属113の一面に、セパレータ114をさらに設けることができる。該セパレータ114は、金属113と直接接触するのを防止する役割をすることができる。これは、金属113と電極120との直接的な接触によりドーピング工程が行われることになり、ドーピング工程の制御が難しくなり、電極120に対して均一なドーピング工程を行うことができないためである。すなわち、セパレータ114は電極120のドーピング工程を安定化させる役割をすることができる。
切換え部130は、電極120のドーピング工程及び電極120の開路電位(Open−circuit potential)を測定する測定工程のうちのいずれか一つを選択する役割をすることができる。切換え部130はリレイスイッチを含むことができる。例えば、切換え部130は共通接点131と接続される一側端子と、第1及び第2の接点132、133のうちのいずれか一つを選択して接続する他側端子とを含むことができる。共通接点131は金属113と電気的に接続されてもよい。また、第1の接点132は電極120と電気的に接続されてもよい。また、第2の接点133は測定手段140を介して電極120と電気的に接続されてもよい。
これにより、切換え部130の切り換えによりドーピング手段110がドーピング工程を行うか、または測定手段140が電極120の開路電位を測定する測定工程を選択的に行うことができる。
測定手段140は、電極120の開路電位(Open−circuit potential)を測定する。該電極120の開路電位は、電解液112内で電極120と金属113とがオープンされた時、電解液112内に沈漬された基準電極、すなわち金属113を測定手段140に接続して測定された電極120の電位値であってもよい。該電極120にドーピングされたリチウムイオンのドーピング量によって、電極120の開路電位は変化されることができる。例えば、電極120にリチウムイオンのドーピング量が増加するほど、電極120の開路電位は減少される。これにより、ドーピングレベルは、測定手段140で測定された電極120の開路電位で判断されることができる。
制御部150はドーピング工程及び測定工程を制御し、測定手段140で測定された電極120の開路電位に対する情報を取得する。制御部150は切換え部130と接続され、制御命令によって切換え部130を制御して、ドーピング工程及び測定工程のうちのいずれか一つを選択して行うことができる。
また、制御部150は測定手段140と接続され、測定手段140に電極120の開路電位を測定するための測定信号を印加する。また、制御部150は測定信号によって測定手段140で測定されたデータ、すなわち電極120の開路電位に対する情報を取得する。
また、電極のフリードーピングシステム100は、ドーピング工程の速度を制御するために、ドーピング手段110の温度、すなわちドーピング槽111に収容された電解液112の温度を制御する温度制御部150をさらに含むことができる。これは、ドーピング速度は、電解液112の温度により影響を受けるので、電解液112の温度によってドーピング速度を制御することができる。
温度制御部150は、制御部150と接続されてもよい。温度制御部150は制御部150から与えられた温度制御命令によってドーピング手段110の温度を制御することができる。また、温度制御部150はドーピング手段110の温度情報を制御部150に与え、制御部150はドーピング手段110の温度環境に対する情報に基づいて温度制御部150に温度制御命令を生成することができる。
また、電極のフリードーピングシステム100は、ドーピング手段110へ電極120を投入または排出する移動手段をさらに含むことができる。該移動手段は、ドーピング手段110内に電極120と共に金属113を投入することができる。移動手段は、電極120を載置して移動するキャリアと、該キャリアの移動をガイドするスライディングレールと、スライディング上でキャリアを移動させる駆動部とを含むことができる。
また、電極のフリードーピングシステム100は、制御部150から電極120の開路電位を受けてリアルタイムで出力するディスプレイ装置をさらに含むことができる。
また、電極のフリードーピングシステム100を操作するための操作信号を入力する入力装置をさらに含むことができる。入力装置を通じて、作業者は電極のフリードーピングシステムの作動を操作することができる。該入力装置は、ディスプレイ装置内に設置されたタッチパネルの形態であってもよい。
一方、電極120はリチウムイオンキャパシタの陰極であってもよい。
電極120は、集電体121と、該集電体121の少なくとも一面に配置され、リチウムイオンを可逆的にドーピングまたは脱ドーピング可能な活物質層122とを含むことができる。該集電体121は金属メッシュまたは金属ホイルから成ることができる。該金属の例としては、銅及びニッケルのうちのいずれか一つが挙げられ、これに限定するものではない。また、活物質層122は、リチウムイオンを可逆的にドーピング及び脱ドーピング可能な炭素材料、例えばグラファイト(graphite)を含むことができる。
また、電極120は集電体121の一端から延びて外部回路部と電気的に接続する端子123をさらに含むことができる。該端子123は、集電体121から延びて突設されていることができる。すなわち、端子123は集電体121と一体にから成ることができる。
該電極120にドーピング工程を行うために電解液112に含浸する場合、電極120の端子123は電解液112から露出される。これは、端子123が電解液112により汚染される場合、リチウムイオンキャパシタを形成するための端子123の溶着工程で溶着不良を引き起こす恐れがあるためである。
本発明の実施形態において、電極120のフリードーピング工程は、1つの電極120に対して行うことと示したが、これに限定されるのではなく、多数個の電極に対してフリードーピング工程を各々行ってもよい。
本発明の実施形態のように、電極のフリードーピングシステム100を利用して電極120にリチウムイオンをフリードーピングする場合、電極120のドーピングレベルをリアルタイムでモニターリングでき、電極120に実際にドーピングされた実ドーピング量が設定ドーピング量に比べて未達されるか、または超過するのを防止することができる。これにより、電極のフリードーピングシステム100を利用してフリードーピングされた陰極を利用してリチウムイオンキャパシタを製造する場合、リチウムイオンキャパシタの信頼性及びサイクル特性を向上させることができる。
また、本発明の実施形態による電極のフリードーピングシステム100は、電極120のドーピングレベルをリアルタイムで確認して、電極120のフリードーピング工程を制御することができる。これにより、電極のフリードーピングシステム100は工程設計を通じて量産に容易に適用することができる。
また、本発明の電極のフリードーピングシステム100は温度制御部150をさらに備えて、ドーピング工程の速度を制御することができる。
図2は、本発明の第1の実施形態による電極のフリードーピングシステムの具体的な形態を示す側断面図である。
図3は、図2の電極のフリードーピングシステムの上面図である。
図2及び図3を参照して、本発明の第1の実施形態による電極のフリードーピングシステム100はドーピング槽111、キャリア210、スライディングレール220、駆動部230、測定手段140及び切換え部130を含むことができる。
ドーピング槽111は、リチウムイオンの移動のための電解液112を収容する。ドーピング槽111は関口された上面を備えることができる。該開口された上面を通じてドーピング槽111内部へ投入された電極120及び金属113はドーピング槽111に収容された電解液112に含浸されることになる。
ドーピング槽111は、外側に配置されたフレーム300により固定される。
キャリア210は、電極120を載置して電極120を移動させる役割をすることができる。該電極120は集電体121と、該集電体121の少なくとも一面に配置され、リチウムイオンを可逆的にドーピングまたは脱ドーピング可能な活物質層122とを含むことができる。また、電極120は集電体121の一端から延びて外部回路部と電気的に接続する端子123をさらに含むことができる。
キャリア210は、金属113を載置して電極120と共に移動させることができる。該金属113はリチウムイオンの供給源である。金属113の例としては、リチウムまたはリチウム合金が挙げられる。また、電極120と対向する金属113の一面にセパレータを設けて、ドーピング工程を安定化させることができる。
キャリア210は、電極120の活物質層122と金属113とを互いに対向するように載置させることができる。例えば、電極120が集電体121の両面に活物質層122を備える場合、金属113は電極120の両面に各々対抗するように配置されることができる。
キャリア210は、電極120のドーピング工程を行うためにドーピング槽111上部から下部へ下降してドーピング槽111に収容された電解液112に電極120及び金属113を含浸させることができる。該電極120の端子123は、電解液112から露出するようにして、電極120の端子123が電解液112により汚染されるのを防止する。また、電極120のドーピング工程が完了する場合、キャリア210はドーピング槽111の下部から上部に上昇してドーピング槽111に収容された電解液112から電極120及び金属113を排出することができる。
スライディングレール220はキャリア210と接続されており、ドーピング槽111の外側に配置されている。該スライディングレール220は、フレーム300により固定されていることができる。該スライディングレール220はキャリア210の移動をガイドする役割をすることができる。
駆動部230は、ドーピング槽112の外側に配置されたフレーム300により固定されていることができる。該駆動部230は、駆動力を形成する駆動モータ231と、該駆動モータ231から与えられる駆動力により回転するタイミングベルト232と、該タイミングベルト232と接続され該タイミングベルト232の回転でキャリア210を昇降させる送りネジ233とを含むことができる。送りネジ233とスライディングレール220とは互いに平行し、ドーピング槽112の外側に配置されたフレーム300に固定される。
測定手段140はドーピング槽112の外側に配置されていることができる。該測定手段140はフレーム300の外部に配置されていることと示したが、望ましくは、フレーム300の内側に埋設されてもよい。
測定手段140は、電極120のドーピング工程を行う間に、電極120のドーピングレベルを確認するために電極120の開路電位を測定する役割をする。該測定手段140は電極120のドーピング工程を中止させた後測定工程を行ってもよい。測定手段140は金属113を基準電極として使用することができる。該測定手段140は金属113と電気的に接続され、電解液112に含浸されている電極120の電位を測定することができる。
続いて、測定手段140の測定工程が完了すれば、電極120と金属113とをショートして電極120のドーピング工程を再度行う。これにより、電極120のドーピング工程のうちに電極120の開路電位を測定することによって、ドーピングレベルをリアルタイムで確認することができる。
切換え部130は、フレーム300の外部に配置されたことに示したが、望ましくは、測定手段140と共にフレーム300の内側に埋設されてもよい。
切換え部130は、電極120、金属113及び測定手段140を選択的に接続させる。すなわち、切換え部130は電極のフリードーピングシステム100においてドーピング工程または測定工程を選択して行うことができる。該切換え部130はリレイスイッチであってもよい。例えば、切換え部130は共通接点131と接続される一側端子と、第1及び第2の接点132、133のうちのいずれか一つと選択的に接続される他側端子とを含むことができる。共通接点131は金属113と電気的に接続している。また、第1の接点132は電極120と電気的に接続され、第2の接点133は測定手段140を介して電極120と電気的に接続されてもよい。これにより、切換え部130の切り換えによりドーピング工程または測定工程が選択的に行われることができる。
また、電極のフリードーピングシステム100は、測定手段140で測定された電極120の開路電位をリアルタイムで出力するディスプレイ装置400をさらに含むことができる。作業者は、ディスプレイ装置400から与えられる電極120の開路電位をモニターリングして、電極120のフリードーピング工程を制御することができる。
また、作業者によって駆動部230、測定手段140及び切換え部130を操作するための操作信号を入力する入力装置をさらに含むことができる。該入力装置は、ディスプレイ装置400に設けられたタッチパネルで構成されることができる。
また、ディスプレイ装置400は、制御部、すなわちMCU(Micro ControlUnit)を備え、操作信号によって駆動部230、測定手段140及び切換え部130を制御する制御信号を出力する。
また、ドーピング槽111の下部に加熱手段170がさらに配置されることができる。該加熱手段170はドーピング槽111に収容された電解液112の温度を一定温度まで上昇させて、電極120のドーピング工程を極大化することができる。該一定温度は60℃であり、これに限定するものではない。
また、加熱手段170と接続されて加熱手段170を制御する温度制御部150がさらに備わることができる。該温度制御部150は、MCU(Micro Control Unit)から与えられる温度制御命令によって加熱手段170を制御して、電解液112の温度を調節することができる。また、温度制御部150は電解液112の温度をMCUに与える。該MCUは、電解液の温度環境に対する情報に基づいて温度制御部150に温度制御命令を下すことができる。これにより、電極120のドーピングレベルによって電極120のドーピング工程速度を調節でき、電極120の生産効率性を増大させることができる。
以下、図4を参照して、本発明の実施形態による電極のフリードーピング工程を詳細に説明するようにする。
図4は、本発明の第3の実施形態による電極のフリードーピング工程を示すフローチャートである。
図4を参照して、本発明の第3の実施形態による電極のフリードーピング工程を行うために、まず電解液の温度が効率よく電極のフリードーピング工程を行うように設定された温度かを判断する。該電解液の設定温度は60℃であるが、これを限定するのではない。該電解液の設定温度は、電極のフリードーピング工程の工程因子、例えば電極の形態、電極のドーピングレベル、電解液の種類等によって変更されてもよい(S10)。
該電解液の温度が設定温度に到達しない場合、該電解液の温度を調節する。該電解液の温度は、電解液を収容したドーピング槽の下部に配置された加熱手段によって調節され得る。ステップS11の後、加熱手段により電解液の温度が調節されると、再度電解液の温度が設定温度に到達したかを判断する(S10)。
電解液の温度が設定温度に到達する場合、金属と電極とを電解液に含浸する。該金属は、リチウムイオンを含有しているもので、リチウムイオンの供給源としての役割をする。金属と電極との活物質層は、互いに対向するように配置されるようにする(S20)。
続いて、電解液に含浸された金属と電極とをショートさせる。金属と電極とは電位差によって、金属のリチウムイオンは電極にドーピングされることになる。続いて、電極にリチウムイオンをドーピングする工程を行う(S30)
続いて、ドーピング工程、すなわち金属と電極とのショートは、設定された時間まで維持した後(S40)、金属と電極とをオープンさせる。金属と電極とがオープンされることによって、電極のドーピング工程は中断されることになる(S50)。
金属と電極とをオープンさせた後、開路電位を測定する。該開路電位は、金属を基準電極として使用して測定され得る。該開路電位は、電極のドーピング量によって減少されることができる。すなわち、開路電位を測定することによって、電極のドーピングレベルを判断することができる(S60)。
電極の開路電位を測定した後、該開路電位が設定された開路電位と一致するかを判断する(S70)。
該開路電位が設定された開路電位に到達できない場合、電極と金属とをショートするステップ(S30)と、電極と金属とのショートを一定時間維持するステップ(S40)と、電極と金属とをオープンするステップ(S50)と、開路電位を測定するステップ(S60)とを再度反復して行う。
開路電位が設定された開路電位に到達した場合、電極を電解液から排出することによって(S80)、電極のフリードーピング工程を終了する。該金属は、電極と共に電解液から排出されることができる。
したがって、本発明の実施形態のように、電極のフリードーピング工程は、開路電位を測定して、ドーピング工程中にリアルタイムで電極のドーピングレベルを確認することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、前記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 電極のフリードーピングシステム
110 ドーピング手段
111 ドーピング槽
112 電解液
113 金属
114 セパレータ
120 電極
130 切換え部
140 測定手段
150 制御部
160 温度制御部
170 加熱手段
210 キャリア
220 スライディングレール
230 駆動部
300 フレーム
400 ディスプレイ装置

Claims (23)

  1. 電極にリチウムイオンをドーピングするドーピング工程を行うドーピング手段と、
    前記開路電位を測定する測定工程を行う測定手段と、
    前記ドーピング工程及び前記測定工程のうちのいずれか一つを選択して行う切換え部と、
    前記ドーピング手段、前記測定手段及び前記切換え部を制御して、前記測定手段で測定された前記開路電位を取得する制御部
    とを含む電極のフリードーピングシステム。
  2. 前記ドーピング手段は、
    前記電極を含浸する電解液を収容するドーピング槽と、
    前記電極と共に前記電解液に含浸され、前記リチウムイオンを供給する金属
    とを含む請求項1に記載の電極のフリードーピングシステム。
  3. 前記電極と対向する前記金属の一面にセパレータを設ける請求項2に記載の電極のフリードーピングシステム。
  4. 前記切換え部は、
    前記リチウムイオンの供給源と電気的に接続される共通接点と接続される一側端子と、
    前記電極と電気的に接続される第1の接点または前記測定手段を介して前記電極と電気的に接続される第2の接点に選択的に接続される他側端子
    とを含む請求項1に記載のフリードーピングシステム。
  5. 前記電極は、集電体と、該集電体の少なくとも一面に配置され、前記リチウムイオンを可逆的にドーピング及び脱ドーピングする活物質層とを含む請求項1に記載の電極のフリードーピングシステム。
  6. 前記ドーピング手段の温度を制御する温度制御部を、さらに含む請求項1に記載の電極のフリードーピングシステム。
  7. 前記温度制御部により前記ドーピング手段を加熱する加熱手段を、さらに含む請求項6に記載の電極のフリードーピングシステム。
  8. 前記ドーピング手段に前記電極及び前記リチウムイオン供給源を投入及び排出する移動手段を、さらに含む請求項1に記載の電極のフリードーピングシステム。
  9. 前記移動手段は、
    前記電極及び前記リチウムイオンの供給源を載置して移動するキャリアと、
    前記キャリアの移動をガイドするスライディングレールと、
    前記スライディングレール上に前記キャリアを移動させる駆動部
    とを含む請求項8に記載の電極のフリードーピングシステム。
  10. 前記リチウムイオンの供給源は、前記電極と対向して配置されたりチウムイオンを含む金属を含む請求項1に記載の電極のフリードーピングシステム。
  11. 電解液を収容するドーピング槽と、
    前記ドーピング槽に収容された電解液に電極及び金属を含浸または排出するキャリアと、
    前記キャリアの移動をガイドするスライディングレールと、
    前記スライディングレール上に前記キャリアを移動させる駆動部と、
    前記開路電位を測定する測定手段と、
    前記電極、前記金属及び前記測定手段を選択的に接続させる切換え部
    とを含む電極のフリードーピングシステム。
  12. 前記切換え部は、前記金属と電気的に接続される共通接点と接続される一側端子と、
    前記電極と電気的に接続される第1の接点または前記測定手段を介して前記電極と電気的に接続される第2の接点に選択的に接続する他側端子
    とを含む請求項11に記載の電極のフリードーピングシステム。
  13. 前記駆動部は、
    駆動力を発生する駆動モータと、
    前記駆動力により回転するタイミングベルトと、
    前記タイミングベルトの回転で前記キャリアを移動させる送りネジ
    とを含む請求項11に記載の電極のフリードーピングシステム。
  14. 前記ドーピング槽の下部に配置され、前記電解液の温度を調節する加熱手段をさらに含む請求項11に記載の電極のフリードーピングシステム。
  15. 前記開路電位をリアルタイムで出力するディスプレイ装置を、さらに含む請求項11に記載の電極のフリードーピングシステム。
  16. 前記ディスプレイ装置は、前記駆動部、前記測定手段及び前記切換え部を操作するための操作信号を入力する入力装置を、さらに含む請求項15に記載の電極のフリードーピングシステム。
  17. 前記入力装置は、タッチパネルを含む請求項16に記載の電極のフリードーピングシステム。
  18. 前記電極と対向する前記金属の一面にセパレータを備える請求項11に記載の電極のフリードーピングシステム。
  19. 前記電極の端子は、前記電解液から露出する請求項11に記載の電極のフリードーピングシステム。
  20. 前記電極は、集電体と、該集電体の少なくとも一面に配置され、前記リチウムイオンを可逆的にドーピング及び脱ドーピングする活物質層とを含む請求項11に記載の電極のフリードーピングシステム。
  21. 電解液に金属及び電極を含浸するステップと、
    前記金属から前記電極にリチウムイオンをドーピングするステップと、
    前記開路電位を測定するステップと、
    前記開路電位が設定値に到達するまでに前記ドーピングステップ及び前記測定ステップを繰返して行うステップ
    とを含む電極のフリードーピング方法。
  22. 前記開路電位を測定するステップは、前記電極のドーピング工程を中止した後行う請求項21に記載の電極のフリードーピング方法。
  23. 前記電極のドーピング工程の前に、前記電解液の温度を調節するステップを、さらに含む請求項21に記載の電極のフリードーピング方法。
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