JP2012028002A - 遠方トラック消去の影響を最小化するためのデータトラックへの書き込みの可変増分計数手段を備えたディスクドライブ - Google Patents
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Abstract
【課題】遠方トラック消去の影響を最小化するためのデータトラックへの書き込みの可変増分計数手段を備えたディスクドライブを提供する。
【解決手段】ハードディスクドライブは、データトラックへの書き込みの回数を数え、各トラック上のFTEの既知の影響に基づきカウンタをインクリメントすることにより遠方トラック消去(FTE)の影響を最小化する。書き込み中のトラックの所定の範囲のトラック内のトラック毎にFTE影響の程度を決定し、当該範囲内のすべてのトラックの相対的FTE影響に基づき、当該範囲内の各トラック毎に計数増分(CI)を決定する。カウンタはトラック毎に維持される。トラックへの書き込み毎に、書き込み中のトラックの範囲内の各トラックの計数が当該範囲内のトラック番号に関連するCI値だけ増加される。トラックの計数値が所定の閾値に達すると、データが当該トラックから読み出され、再書き込みされる。
【選択図】図4
【解決手段】ハードディスクドライブは、データトラックへの書き込みの回数を数え、各トラック上のFTEの既知の影響に基づきカウンタをインクリメントすることにより遠方トラック消去(FTE)の影響を最小化する。書き込み中のトラックの所定の範囲のトラック内のトラック毎にFTE影響の程度を決定し、当該範囲内のすべてのトラックの相対的FTE影響に基づき、当該範囲内の各トラック毎に計数増分(CI)を決定する。カウンタはトラック毎に維持される。トラックへの書き込み毎に、書き込み中のトラックの範囲内の各トラックの計数が当該範囲内のトラック番号に関連するCI値だけ増加される。トラックの計数値が所定の閾値に達すると、データが当該トラックから読み出され、再書き込みされる。
【選択図】図4
Description
本発明は一般的には磁気記録ハードディスクドライブ(HDD)に関し、具体的には、書き込み中に遠方トラック消去(FTE:far track erasure)の影響を最小化するためにデータトラックへの書き込み回数を数えるHDDに関する。
高データトラック密度を有するためには高データ密度を有するHDDが必要とされ、これは同心データトラックを互いに近接して詰め込むことを意味する。高トラック密度は、隣接トラック消去(ATE:adjacent track erasure)とも呼ばれる隣接トラック侵害(adjacent track encroachment)の問題を大きくする。書き込みヘッドからの書き込み磁場は一般的にはデータトラックより広いので、書き込みヘッドがトラックに書き込むと、書き込み磁場の外側部分(フリンジ磁場と呼ぶ)が書き込み中のトラックに隣接するトラック上に重なる。この重なりは、追加雑音となり隣接トラック上のデータの劣化をもたらすATEである。ATEは、書き込み中のトラックに隣接するトラックに格納された古いデータがデータトラックへの多くの書き込み後に劣化すると、発生する。ATEは通常、ビット誤り率(BER:bit error rate)の増加に形を変え、HDDの性能と信頼性の劣化をもたらす。
ATE問題に対処する一手法は各トラックへの書き込みの回数を数えることである。トラックが所定の回数だけ書き込まれると、そのトラックとその両側の1つまたは複数の隣接トラックが読み出され次に再書き込みされることになる。ATEの影響は、単一トラックの著しい繰り返し書き込みが回避されるので累加することはない。この手法は、本出願と同じ譲受人に委譲された特許((特許文献1)参照)に記載される。
しかしながら、フリンジ磁場によるデータ劣化は隣接トラックに限定されることはなく、書き込み中のトラックから比較的離れたある範囲のトラックに渡って広がり得ることが発見された。この影響は、広域トラック消去(WATER:wide−area track erasure)、あるいは遠方トラック侵略または消去(FTE:far track encroachment or erasure)と呼ばれることがある。FTEは、側面遮蔽手段を有する垂直書き込みヘッドに特に顕著である。FTEは、書き込み中のトラックの両側でトラックに対称的に影響を与えないかもしれない。片側のトラックが、書き込みヘッド遮蔽設計または読み出し/書き込みヘッドスキューにより、より顕著なFTE影響に遭遇する可能性がある。FTEについては、(非特許文献1)に記載されている。
したがって、FTEの問題に効果的に対処するやり方でデータトラックへの書き込み回数を数えるHDDが必要とされている。
Liu et al.,"Characterization of Skip or Far Track Erasure in a Side Shield Design",IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS,VOL.45,NO.10,OCTOBER 2009,pp.3660−3663
Zhihao Li et al.,"Adjacent Track Erasure Analysis and Modeling at High Track Density",IEEE TRANSACTIONS ON MAGNETICS,VOL.39,NO.5,SEPTEMBER 2003),pp.2627−2629
本発明は、データトラックへの書き込み回数を数え各トラックへのFTEの既知の影響に基づきカウンタをインクリメントすることによりFTEの影響を最小化あるいはほぼ除去するHDDに関する。書き込み中のトラックの所定の範囲のトラック内の各トラックのFTE影響の程度を決定し、その範囲内のすべてのトラックの相対的FTE影響に基づき、各トラック毎に計数増分(CI:count increment)を決定する。当該範囲内のCI値とその関連トラック番号をメモリ内に表として格納することができる。カウンタはトラック毎に維持される。トラックへの書き込み毎に、書き込み中のトラックの所定範囲内の各トラックの計数が、この範囲内のトラック番号に関連するCI値だけ増加される。トラックの計数値が所定の閾値に達すると、データがそのトラックから読み出され、再書き込みされる(好ましくは同じトラックに)。HDDは通常、複数のディスク面を含み、それぞれが関連する読み出し/書き込みヘッドを有するので、そしてすべてのヘッドが同じ正確な書き込みプロフィールを有するとは限らないので、表は各ヘッドとその関連するディスク面に対し起こされてよい。また、各ディスク面上に複数の環状データゾーンを有するゾーンビット記録方式(ZBR:zone−bit−recording)HDDに関しては、表は各データゾーン毎に維持されてよい。
本発明の性質と利点をより十分に理解するためには、添付図面と併せて以下の詳細な説明を参照しなければならない。
図1は本発明による磁気記録ハードディスクドライブ(HDD)10のブロック図である。HDD10は、マイクロコントローラまたはマイクロプロセッサを含んでよいおよび/またはマイクロコントローラまたはマイクロプロセッサにより実施されてよいハードディスク制御装置(HDC)12を含む。コントローラ12は、メモリ14内に格納され以下にさらに説明される論理およびアルゴリズムを具現するコンピュータプログラムを実行する。メモリ14は、コントローラ12から分離されてもよいし、あるいはコントローラチップ上に埋込まれたメモリであってもよい。コンピュータプログラムはまた、マイクロコードで実施されてもよいし、あるいはコントローラ12にアクセス可能な他のタイプのメモリ内に実装されてもよい。
コントローラ12はホストコンピュータ18と通信を行うホストインターフェース16に接続される。ホストコンピュータ18はバッテリ電源で動作可能な携帯型コンピュータであってもよい。ホストインターフェース16は、シリアルATA(アドバンストテクノロジーアタッチメント)またはSCSI(スモールコンピュータシステムインタフェース)等の任意の従来のコンピュータ−HDDインターフェースであってよい。
図1の平面図は単一ディスク24および関連する読み出し/書き込みヘッド22だけを示しているが、HDD10は通常、スピンドル23上に搭載されスピンドルモータ(図示せず)により回転されるディスク24の積層物を含み、各ディスク面はヘッド22の1つと関連付けられる。読み出し/書き込みヘッド22は通常、誘導書き込みヘッドと磁気抵抗読み出しヘッドとの組み合わせであり、ヘッドキャリヤ(またはスライダ)30の後縁すなわち端面に配置される。スライダ30は、ディスク24が矢印130の方向に回転するにつれディスク24により生成される空気軸受上でスライダ30が「上下動する」および「転がる」ことを可能にするサスペンション32によりアクチュエータアーム31上に支持される。アクチュエータアーム31は旋回軸29を中心に回転する回転アクチュエータ28に取り付けられる。したがってアクチュエータ28が旋回すると、読み出し/書き込みヘッド22が取り付けられたスライダ30の経路はディスク半径に位置合わせされるのではなく、円弧状経路(後述のサーボセクタ120により示されるもののような)である。したがって読み出し/書き込みヘッド22を支持するスライダ30の端面はディスク半径と角度(スキュー角度と呼ぶ)をなす。スキュー角度はディスク半径としたがってトラック番号との公知の関数である。
ディスク24は半径方向に離間された同心データトラックを有する。その1つをトラック101で示す。各データトラックはトラックの始まりを示す参照インデックス121を有する。HDD10は、データトラックが多数の環状データバンドまたはゾーンに半径方向にグループ化されるので、ゾーンビット記録方式(ZBR:zone−bit−recording)HDDとして示される。その内の3つをゾーン151、152、153として示すが、本発明はZBRを使用しないHDD(HDDは単一データゾーンだけを有するであろう)に十分に適用可能である。各ゾーン内では、トラックはまた、半径方向外側データゾーン内の典型的なデータセクタ164などの多数の隣接物理データセクタに円周方向に分割される。各データセクタ164に先行して典型的なsyncフィールド163などの同期(sync)フィールドがある。データセクタ164内のデータビットの読み出しおよび書き込みの同期を可能にするsyncフィールド163は読み出しヘッドにより検知可能である。syncフィールド163は、各時間データがその関連データセクタ164に書き込まれる毎に磁化されるディスク上の非データ領域である。
各データトラックはまた、複数の円周方向すなわち角度方向に離間されたサーボセクタ120(読み出しヘッドにより検知可能なヘッド22を所望のデータトラックに移動させてデータトラック上にヘッド22を維持するための位置決め情報を含む)を含む。半径方向に向いたサーボセクタ120により表されるように、各トラック内のサーボセクタは通常は半径方向のトラック全体に広がるように他のトラック内のサーボセクタと円周方向に位置合わせされる。サーボセクタ120は、通常はディスクの製造またはフォーマット中に一回磁化されるディスク上の非データ領域であり、HDDの通常動作中に消去されることを目的としない。各トラックでは、各サーボセクタ120は、サーボセクタの始まりを示すサーボタイミングマーク(STM:servo timing mark)とも呼ばれるサーボ識別(SID)マークを有する。通常、サーボセクタ間に配置された複数のデータセクタ164が存在する。
HDD10に関連する電子回路はまたサーボ電子回路40を含む。HDD10の動作中、読み出し/書き込みチャネル20はヘッド22から信号を受信し、サーボセクタ120からのサーボ情報をサーボ電子回路40に渡し、データセクタ164からのデータ信号をコントローラ12に渡す。サーボ電子回路40は通常、制御信号を生成する制御アルゴリズムを実行するためにサーボセクタ120からのサーボ情報を使用するサーボ制御プロセッサを含む。制御信号は、アクチュエータ28を駆動してヘッド22を位置決めする電流に変換される。HDD10の動作中、インターフェース16はデータセクタ164に対する読み出しまたは書き込み要求をホストコンピュータ18から受信する。コントローラ12は、要求されたデータセクタのリストをインターフェース16から受信し、ディスク面、トラック、およびデータセクタを一意的に特定する一組の数値に変換する。数値は、適切なデータセクタ164に対するヘッド22の位置決めを可能にするためにサーボ電子回路40に渡される。
コントローラ12は、ヘッド22によるディスク24への書き込みのために書き込みデータのブロックをホストコンピュータ18から読み出し/書き込みチャネル20を介し転送するとともに読み出しデータのブロックをディスク24からホストコンピュータ18へ転送して戻すデータコントローラとして機能する。HDDは通常、回転ディスク記憶装置に加え、データがホストコンピュータとディスク記憶装置間で転送される前にデータを一時的に保持する固体メモリ(「キャッシュ」と呼ばれる)を含む。従来のキャッシュは、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)(非常に多くの書き込み/消去サイクルに耐えることができ高いデータ転送速度を有するメモリの揮発性形式)である。HDDはまた不揮発性メモリを含んでもよい。1つのタイプの不揮発性メモリは「フラッシュ」メモリであり、ブロック単位で電気的消去され再プログラム可能なフローティングゲートトランジスタ(「セル」と呼ばれる)のアレイ内に情報を格納する。したがってHDD10では、コントローラ12はまたデータバス54を介し揮発性メモリ50(DRAMとして示される)と任意の不揮発性メモリ52(FLASHとして示される)と通信を行う。
高データ密度を有するHDDに対する要求を満たすために、データトラック間隔すなわち「ピッチ」は減少してきており、このことは同心トラックが互いに近接して詰め込まれることを意味する。これは書き込まれたトラックの誤り率を増加させるだけでなく、隣接トラック侵略(隣接トラック消去(ATE)とも称する)の問題を大きくする。一般的に、ATEは、書き込み中のトラックに隣接するトラックに格納された古いデータがデータトラックへの多くの書き込み後に劣化すると、発生する。ATEは通常、ビット誤り率(BER)の増加に形を変え、ディスクドライブの性能の劣化をもたらす。いくつかの厳しいケースでは、悪いBERは回復不能なデータ誤りの著しい上昇をもたらす。ATEについては、(非特許文献2)に記載されている。
ATEの問題は、ディスク24および関連する読み出し/書き込みヘッド22の断面図である図2に概略的に示される。ディスク24は書き込みデータトラックn−1〜n+1を有する記録層24’と共に示される。読み出し/書き込みヘッド22の書き込み磁極60は、磁極60に位置合わせされたトラックnに向けられた書き込み磁場70を生成する。書き込み磁極60は垂直書き込みヘッドの書き込み磁極であってよく、このことは、書き込み磁場70が記録層24’の領域を記録層24’に垂直な方向に磁化することを意味する。しかしながら書き込み磁場70は通常,データトラックより広いので、書き込み磁極60がトラックnに書き込んでいるとき、書き込み磁場70の外側部分(フリンジ磁場と呼ぶ)は、少なくともトラックn+1とn−1(書き込み中のトラックのいずれかの側の単一トラック)上に重なる。この重なりがトラックn+1とn−1上のデータの追加雑音と劣化をもたらすATEである。ATEはまた、書き込み中のトラックから離れた2つ以上のトラック(例えば、2つのトラック)に発生する可能性がある。
しかしながらフリンジ磁場によるデータ劣化は隣接トラックに限定されることはなく、書き込み中のトラックから比較的離れたある範囲のトラック全体に広がり得ることが発見された。この影響は、時に、広域トラック消去(WATER:wide−area track erasure)、あるいは遠方トラック侵略または消去(FTE:far track encroachment or erasure)と呼ばれる。FTEは側面遮蔽手段を有する垂直書き込みヘッドに特に顕著である。FTEは書き込み中のトラックの両側でトラックに対称的に影響を与えないかもしれない。片側のトラックは、書き込みヘッド遮蔽設計または読み出し/書き込みヘッドスキューにより、より顕著なFTE影響に遭遇する可能性がある。FTEについては、(非特許文献1)に記載されている。
本発明では、FTE影響を受けるトラックに対し可変増分計数(variable incremented counting)が行われる。書き込み中のトラックの所定の範囲のトラック内の各トラックのFTE影響の大きさを決定し、当該範囲内のすべてのトラックの相対的FTE影響に基づき、各トラックの計数増分(CI:count increment)を決定する。カウンタはトラック毎に維持され、データがトラックに書き込まれると、カウンタは、書き込み中のトラックからのトラックの数に基づき所定の増分だけ増加される。トラックの計数が所定の閾値に達すると、そのトラックは読み出され、次に再書き込みされる。データはFTE影響が累加する前に再書き込みされるので、データの信頼性が改善される。トラックはセグメントにグループ化(例えば、セグメント当たり4トラック)されてよく、セグメントの計数閾値に達するとセグメント内のすべてのトラックは読み出され再書き込みされる。これにより各トラックの計数を格納するのに必要なメモリの量を減らす。
書き込み中のトラックの所定の範囲のトラック内のトラックへの相対的FTE影響を決定する一手法では、計数増分を決定するために誤り率が使用される。トラック(トラック0に指定)から−N〜+Nトラックの範囲内のすべてのトラックには、所定のデータパターンが書き込まれる。次に、初期「ビット」誤り率(BER)が2N個のトラックの範囲内のトラック毎に測定される。BERを測定する1つの周知の手法では、HDDの誤り訂正回路が、例えば訂正対象の誤りの最大数の誤り訂正レジスタ内の値を零に設定することにより非活性化され、次にデータパターンは読み戻され、誤りのバイト数が数えられる。誤りのバイト毎に少なくとも1ビットの誤りが存在しなければならないので、これは当該範囲内の各トラックの初期BERである。次に、トラック0は非常に多い回数書き込まれる(例えば、100,000回の書き込み)。次に、当該範囲内の2N個すべてのトラックのBERが再び測定される。BERの劣化は、トラック0への書き込み後の測定BERと初期BERとの差である。図3は、垂直書き込みヘッドにより書き込まれた32個のトラックの範囲の測定BER劣化値のグラフである。図3のY軸は、書き込み後の測定BERの対数と初期BERの対数の差(Δlog(BER))である。このグラフはトラック−1と+1における予測ATE影響を示す。FTE影響は、トラック−9〜+15の高いBER値により明らかに示され、トラック0に近いトラック(トラック−2〜+8)のBER値より格段に高い。図3はまた、+2〜+16のトラックの極めて低いBER値によりFTEの非対称特性を示す。当該範囲内のすべてのトラックのFTEの相対的重みを表す測定BER劣化値から、当該範囲内のすべてのトラックに対し一組の計数増分を計算することができる。図4は、図3のBERデータを生成した垂直書き込みヘッドの−16〜+16トラックの範囲内の32個のトラックのトラック番号(TR#)、BER劣化値(対数)、および計算計数増分(CI)の表である。この例では、0.75のΔlog(BER)は任意の基準値(REF)であり、1の計数増分が割り当てられる(トラック−1により示すように)。次に、計数増分はトラックのBER劣化に基づきトラック毎に計算される。BER値は対数であるので、計数増分(CI)は次式に従ってトラック番号(TR#)毎に計算される。
本発明では、データトラックへの書き込み毎に、書き込み中のトラックの所定の範囲内の各トラックの計数は、CI値の表に基づくCIの値だけ増加される(例えば、図4の表の−16トラック〜+16トラック)。HDDの動作中、コントローラ(図1のHDC12)あるいはHDD内の別のコントローラまたはマイクロプロセッサは、データが書き込まれているトラックの番号を特定し、当該範囲内の各トラックのCI値を表から呼び出し、そして呼び出されたCI値だけ当該範囲内の各トラックのカウンタを増加させる。表とカウンタは、コントローラ12に関連するメモリ(例えば、コントローラ12内に埋め込まれてもよいメモリ14、揮発性メモリ50、または不揮発性メモリ52)に格納される。トラックの計数値が所定の閾値(T)に達すると、データがそのトラックから読み出され、再書き込みされる(好ましくは同じトラックに)。Tの値は、HDDの既知のトラック密度、HDDの所望の目的、所望の信頼性、および製造中に測定されるHDDのBERを含むいくつかの要素に基づき選択されてよい。したがってこれらの要素に依存するが、Tは比較的高い値(例えば、10,000を越える値)にされてもよいし、あるいは比較的低い値(例えば、数百未満)に選択されてもよい。
HDDは通常、それぞれが関連する読み出し/書き込みヘッドを有する複数のディスク面を含むので、そしてすべてのヘッドが同じ正確な書き込みプロフィールを有するとは限らないので、図4に示すような表は各ヘッドとその関連するディスク面毎に起こされてよい。また、ヘッドスキューのために、書き込みプロフィールとしたがって特定のヘッドのFTE影響はヘッドの半径の位置に依存して変化することがある。したがって図4の表のような複数の表がヘッドの半径の位置に依存してヘッド毎に維持されてもよい。例えば、図1に示されるもののようなZBR HDDでは、表はデータゾーン毎に維持されてもよい。
本発明は、データトラック毎のカウンタが存在する実装について説明された。HDDは多数のトラック(例えば数十万)を有することがあるので、トラック毎に計数を格納するためにかなりの量のメモリが必要とされる可能性がある。したがって本発明の変形実施形態では、トラックはマルチトラックデータセグメントにグループ化されてよく、各セグメントは書き込み中のトラックを含むセグメントの所定の範囲内に存在し、各セグメントは関連する所定の計数増分を有する。セグメントの計数が所定の閾値に達すると、そのセグメント内のすべてのトラックは読み出され、次に再書き込みされる。
図5は、図3、4の例のグラフ表示であり、データトラックはデータセグメントにグループ化され、各セグメントはM個のトラックを有する(図5の例ではM=4)。セグメント0は、図4の表のトラック−1〜+3に対応し、したがってセグメント0は5のCI(図4の表のトラック−1〜+3のCI値の合計)を有する。したがって各セグメントのCIはセグメント内のすべてのトラックのBER劣化値の合計と関係する。図5の例では、下向き矢印はセグメント0のトラック1である書き込み中のトラックを表し、各セグメントのトラックには番号0〜M−1が付けられる。したがって例えば、セグメント−2は図4の表のトラック−7〜−10を含み、セグメント−2の計数増分(CI)はトラック−7〜+10のCI値の合計である28である。したがってセグメント0内のトラック1の書き込みは、28のCIだけ増加されるセグメント−2の計数をもたらすであろう。本発明のこの変形実施形態では、セグメント内のどのトラックが書き込まれているかに依存した個別の表が存在する。セグメント内にM個のトラックを有する実装に関しては、M個の表が存在するであろう。例えば、書き込み中のトラックがセグメント0内のトラック1よりはむしろトラック3であれば、当該範囲内のセグメントへのFTE影響には2トラックのずれが生じるであろう。セグメント−2は今や、書き込み中のトラックからトラック−7〜−10よりもむしろトラック−9〜−12である。したがって、109のCI(トラック−9〜−12のCI値の合計)を有する異なる表が指定されるであろう。したがってセグメント0内のトラック3の書き込みは109のCIだけ増加されるセグメント−2の計数をもたらすであろう。
マルチトラックセグメントを使用した実施態様では、コントローラ(図1のHDC12)は、データが書き込まれているトラックの番号としたがって当該セグメント内のセグメント数とトラック番号とを特定し、アクセスのためにどの表を選択するかを決定し、選択された表から、データが書き込まれるトラックを含むセグメントの範囲内の各セグメントのCI値を呼び出し、呼び出されたCI値だけこの範囲内の各セグメントのカウンタを増加させる。コントローラはまた、このセグメンのCI(図5の例ではセグメント0のCI=5)だけ書き込み中のトラックを含むセグメントのカウンタを増加させる。表とカウンタは、コントローラ12内に埋め込まれてもよいコントローラ12に関連するメモリ(例えばメモリ14)、揮発性メモリ50、または不揮発性メモリ52内に格納される。セグメントの計数値が所定の閾値(T)に達すると、データはそのセグメント内のすべてのトラックから読み出され、再書き込みされる(好ましくは同じトラックに)。
上述のHDDの動作は、メモリに格納されHDCなどのプロセッサまたはHDD内の別個のコントローラまたはマイクロプロセッサにより実行可能な一組のコンピュータプログラム命令として実装されてもよい。コントローラはメモリに格納されたプログラム命令に基づき論理算術演算を実行し、したがって上述のおよび添付図面に表された機能を実行することができる。
本発明は好ましい実施形態を参照し具体的に示され説明されたが、形式と詳細の様々な変更が本発明の精神および範囲を逸脱することなくなされ得ることは当業者により理解されるだろう。したがって、開示された発明は、単に例示的であり、そして添付の特許請求範囲に規定される範囲内においてのみ限定されるものと考えるべきである。
10:HDD
12:HDC
14:メモリ
16:ホストインターフェース
18:ホストコンピュータ
20:読み出し/書き込みチャネル
22:読み出し/書き込みヘッド
23:スピンドル
24:ディスク
24’:記録層
28:回転アクチュエータ
29:旋回軸
30:スライダ
31:アクチュエータアーム
32:サスペンション
40:サーボ電子回路
50:揮発性メモリ
52:不揮発性メモリ
54:データバス
60:磁極
70:書き込み磁場
101:トラック
120:サーボセクタ
121:参照インデックス
151、152、153:ゾーン
163:syncフィールド
164:データセクタ
BER:ビット誤り率
12:HDC
14:メモリ
16:ホストインターフェース
18:ホストコンピュータ
20:読み出し/書き込みチャネル
22:読み出し/書き込みヘッド
23:スピンドル
24:ディスク
24’:記録層
28:回転アクチュエータ
29:旋回軸
30:スライダ
31:アクチュエータアーム
32:サスペンション
40:サーボ電子回路
50:揮発性メモリ
52:不揮発性メモリ
54:データバス
60:磁極
70:書き込み磁場
101:トラック
120:サーボセクタ
121:参照インデックス
151、152、153:ゾーン
163:syncフィールド
164:データセクタ
BER:ビット誤り率
Claims (15)
- データの格納のためにディスク表面に複数の同心のデータトラックを有する磁気記録ディスクと、
前記データトラックへデータを書き込むための書き込み磁場を生成する、前記ディスク表面に関連する書き込みヘッドと、
前記データトラックに書き込まれたデータを読み出すための読み出しヘッドと、
前記書き込みヘッドによる前記データトラックへのデータの書き込みを制御するためのコントローラと、
前記コントローラに結合されたメモリであって、データが書き込まれるデータトラックを基準とする所定範囲内のデータトラックに対する書き込み磁場の侵略の影響を最小化するための前記コントローラにより読み出し可能な命令のプログラムを含む、メモリと、
を含むディスクドライブであって、
前記命令のプログラムは、
(a)前記メモリ内に前記各々のデータトラックの計数を維持する工程と、
(b)前記データトラックへのデータの書き込み毎に、前記データが書き込まれるデータトラックを基準とする前記所定範囲内のデータトラック毎に所定の増分だけ前記計数を増加させる工程であって、前記所定の増分は、前記データが書き込まれるデータトラックと前記計数が増加されるデータトラックとの間のデータトラックの数から決定される、工程と、
(c)前記計数が所定の閾値に達すると、前記計数が閾値に達したデータトラックからデータを読み出し、前記読み出されたデータを再書き込みする工程と、
を含む方法を行う、ディスクドライブ。 - 前記所定範囲は、前記データが書き込まれるデータトラックを0とした、−N〜+Nの範囲であり、
−N〜+Nの範囲の番号を有する2N個のデータトラックと、これらに対応する2N個の増分値との表を前記メモリ内にさらに含み、
前記(b)の工程は、前記所定範囲内の各データトラックの番号を決定することと、前記メモリ内の前記表から前記対応する増分値を呼び出すことと、を含む、
請求項1に記載のディスクドライブ。 - 前記2N個の増分値のそれぞれは、対応するデータトラックの測定された誤り率と関係する、
請求項2に記載のディスクドライブ。 - 前記ディスク表面は、それぞれが複数の同心のデータトラックを有する複数の環状のゾーンを有し、
前記命令のプログラムは、前記ゾーン毎に前記(a)から(c)の工程を行うことを含む、
請求項1に記載のディスクドライブ。 - 前記ディスクドライブは、それぞれが複数の同心のデータトラックを有する複数のディスク表面と、これらに関連付けられた複数の書き込みヘッドと、を有し、
前記命令のプログラムは、前記ディスク表面毎に前記(a)から(c)の工程を行うことを含む、
請求項1に記載のディスクドライブ。 - 前記書き込みヘッドは垂直書き込みヘッドである、
請求項1に記載のディスクドライブ。 - 前記メモリは不揮発性メモリである、
請求項1に記載のディスクドライブ。 - データの格納のためにディスク表面に複数の同心のデータトラックを有する磁気記録ディスクと、
前記データトラックへデータを書き込むために書き込み磁場を生成する、前記ディスク表面に関連する書き込みヘッドと、
前記データトラックに書き込まれたデータを読み出すための読み出しヘッドと、
前記データトラックへの前記書き込みヘッドによるデータの書き込みを制御するためのコントローラと、
前記コントローラに結合されたメモリであって、複数のデータトラックをそれぞれ含むセグメント及び対応する計数増分値の表と、データが書き込まれるデータトラックを含むセグメントを基準とする所定範囲内のセグメントに対する書き込み磁場の侵略の影響を最小化するための前記コントローラにより読み出し可能な命令のプログラムと、を含むメモリと、
を含むディスクドライブであって、
前記命令のプログラムは、
(a)前記メモリ内に前記各々のセグメントの計数を維持する工程と、
(b)前記データトラックへのデータの書き込み毎に、前記メモリ内の前記表から前記所定範囲内の各セグメントの前記対応する計数増分値を呼び出し、前記呼び出された計数増分値だけ前記所定範囲内の各セグメントの前記計数を増加させる工程と、
(c)前記計数が所定の閾値に達すると、前記計数が閾値に達したセグメント内に含まれる全てのデータトラックからデータを読み出し、前記読み出されたデータを再書き込みする工程と、
を含む方法を行う、ディスクドライブ。 - 前記各セグメント内にはM個のデータトラックが存在し、
複数のデータトラックをそれぞれ含むセグメント及び対応する計数増分値のM個の表を前記メモリ内にさらに含み、
前記(b)の工程は、前記セグメントの0〜M−1データトラックのどれにデータが書き込まれているかに応じて、前記M個の表のうちの1つを最初に選択することを含む、
請求項8に記載のディスクドライブ。 - 前記Mは4に等しい、
請求項8に記載のディスクドライブ。 - 前記計数増分値のそれぞれは、対応するセグメント内のすべてのデータトラックの測定された誤り率の合計に関係する、
請求項8に記載のディスクドライブ。 - 前記ディスク表面は、それぞれが複数の同心のデータトラックを有する複数の環状のゾーンを有し、
前記命令のプログラムは、前記ゾーン毎に前記(a)から(c)の工程を行うことを含む、
請求項8に記載のディスクドライブ。 - 前記ディスクドライブは、それぞれが複数の同心のデータトラックを有する複数のディスク表面と、これらに関連付けられた複数の書き込みヘッドと、を有し、
前記命令のプログラムは、前記ディスク表面毎に前記(a)から(c)の工程を行うことを含む、
請求項8に記載のディスクドライブ。 - 前記書き込みヘッドは垂直書き込みヘッドである、
請求項8に記載のディスクドライブ。 - 前記メモリは不揮発性メモリである、
請求項8に記載のディスクドライブ。
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