JP2012027812A - オーダエントリシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンディ端末を所持する接客スタッフの手隙の状態を正確に把握し、手隙のハンディ端末に配膳を指示することである。
【解決手段】ハンディ端末20A,20Bは、オーダ開始及びオーダ情報送信の入力に応じて、オーダ開始情報、オーダ終了情報及びオーダ内容情報をコントローラ10に送信する。厨房端末30は、入力された出来上がったアイテムの伝票の識別情報をコントローラ10に送信する。コントローラ10は、オーダ開始情報、オーダ終了情報及びオーダ内容情報を受信しオーダ状況情報を更新して記憶し、オーダ内容情報の伝票の識別情報及びテーブルの識別情報を当該ハンディ端末の識別情報に対応付けて記憶し、伝票の識別情報を厨房端末30から受信すると、オーダ状況情報に応じて、オーダ中でないハンディ端末の識別情報を抽出し、抽出された識別情報のハンディ端末に配膳指示情報を送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オーダエントリシステムに関する。
従来、レストラン等の飲食店の店舗において、注文されて出来上がった料理を接客スタッフが顧客に配膳する2つの配膳方法が知られている。
前提として、店舗がホール及びキッチンを有し、接客スタッフがホールに配置され、調理スタッフがキッチンに配置されているものとする。また、接客スタッフが顧客のオーダをとり、そのオーダ内容を調理スタッフに通し、調理スタッフが調理を行うものとする。従来の第1の配膳方法では、オーダ後に、接客スタッフは、目視によりキッチンを確認して、料理が出来上がると、この出来上がった料理を顧客に配膳していた。
また、従来の第2の配膳方法では、テーブル番号を表示可能な表示板と、呼び鈴と、をキッチンに設置するものとする。オーダ後に、調理スタッフは、料理が出来上がると、その料理に対応するテーブル番号を表示板に表示させるとともに、呼び鈴を鳴らす。接客スタッフは、聴覚により料理の出来上がりの呼び鈴音を確認し、目視によりテーブル番号を確認し、このテーブル番号のテーブルに料理を配膳していた。
しかし、従来の第1の配膳方法では、接客スタッフが料理の出来上がりに気づかないおそれがあった。従来の第2の配膳方法では、接客スタッフが料理の出来上がりに気付かないことはないが、接客スタッフの状況が把握できず、1人の接客スタッフに配膳業務が重複してしまい、顧客へのサービス低下につながるおそれがあった。
このため、接客スタッフがオーダをとるためのハンディ端末を所持し、このハンディ端末を介して料理の出来上がりを接客スタッフに通知するオーダエントリシステムが知られている。例えば、ハンディ端末(PHS(Personal Handy Phone System)端末)及び全店内制御装置を備え、料理が出来上がったときに、全店内制御装置が手の空いている接客スタッフを自動的に捜して通知するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。全店内制御装置は、捜した接客スタッフのハンディ端末に配膳準備OKの情報を送信して表示させる。その接客スタッフは、配膳準備OKの情報を目視により確認して、配膳の後、配膳完了を全店内制御装置に送信する。
また、ハンディ端末及びオーダコントローラを備え、複数の注文が同時にある場合に、オーダコントローラが手隙の接客スタッフを自動的に捜し通知するシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。つまり、接客スタッフがある顧客の注文を受けている最中に、別の顧客から新オーダがある場合に、新オーダがある旨をオーダコントローラに送信する。オーダコントローラは、各ハンディ端末からの情報により、現在手隙のハンディ端末にオーダ依頼の情報を送信する。
また、ハンディ端末、店舗サーバ及びキッチンプリンタを備え、料理が出来上がったときに、店舗サーバが注文を受けたハンディ端末に通知するシステムが知られている(例えば、特許文献3参照)。ハンディ端末は、接客スタッフから注文内容、注文番号、テーブル番号及びオーダ端末を注文データとして入力を受け付け、キッチンプリンタに送信して印刷させることにより、調理を指示する。料理が出来上がったときに、キッチンプリンタは、店舗サーバを介して、調理完了の旨を注文データ送信元のハンディ端末に送信する。
特開2001−134673号公報 特開2003−67848号公報 特開2009−37281号公報
しかし、従来の配膳情報通知のシステムでは、接客スタッフの手隙の状態を正確に把握できなかった。具体的には、ハンディ端末での注文入力完了時のみに、オーダ情報をサーバに送信するので、各接客スタッフが現在オーダ中であるか否かを把握できなかった。
本発明の課題は、ハンディ端末を所持する接客スタッフの手隙の状態を正確に把握し、手隙のハンディ端末に配膳を指示することである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明のオーダエントリシステムは、
複数のハンディ端末と、厨房端末と、コントローラと、が通信接続されたオーダエントリシステムであって、
前記ハンディ端末は、
テーブル毎のオーダ開始、オーダ内容情報及びオーダ終了の入力を受け付ける第1の操作部と、
前記オーダ開始の入力に応じて、オーダ開始情報を前記コントローラに送信し、前記オーダ終了の入力に応じて、オーダ終了情報及びオーダ内容情報を前記コントローラに送信するオーダ情報送信部と、を備え、
前記厨房端末は、
出来上がったアイテムの伝票の識別情報の入力を受け付ける第2の操作部と、
前記入力された伝票の識別情報を前記コントローラに送信する伝票情報送信部と、を備え、
前記コントローラは、
ハンディ端末がオーダ中か否かを示すオーダ状況情報をハンディ端末の識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
前記オーダ開始情報、前記オーダ終了情報及び前記オーダ内容情報を前記ハンディ端末から受信し、当該オーダ開始情報及び当該オーダ終了情報に応じて前記記憶された当該ハンディ端末のオーダ状況情報を更新し、前記オーダ内容情報の伝票の識別情報及びテーブルの識別情報を当該ハンディ端末の識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶する管理部と、
前記伝票の識別情報を前記厨房端末から受信すると、前記記憶されたオーダ状況情報に応じて、前記記憶されたハンディ端末の識別情報からオーダ中でないハンディ端末の識別情報を抽出する抽出部と、
前記厨房端末から受信した伝票の識別情報に対応する前記記憶されたテーブルの識別情報に応じて、当該伝票のアイテムを当該テーブルへ配膳する配膳指示情報を、前記抽出された識別情報のハンディ端末に送信する配膳指示部と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のオーダエントリシステムにおいて、
前記抽出部は、オーダ中でないハンディ端末の識別情報が無い場合に、前記厨房端末から受信した伝票の識別情報に対応する前記記憶されたハンディ端末の識別情報を抽出する。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のオーダエントリシステムにおいて、
前記管理部は、配膳済数をハンディ端末の識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、
前記抽出部は、オーダ中でないハンディ端末の識別情報が複数ある場合に、前記記憶されたオーダ中でない複数のハンディ端末の識別情報のうち、最も配膳済数が少ないハンディ端末の識別情報を抽出する。
本発明によれば、ハンディ端末を所持する接客スタッフの手隙の状態を正確に把握でき、手隙のハンディ端末に配膳を指示できる。
本発明の実施の形態のオーダエントリシステムの構成を示すブロック図である。 コントローラの機能構成を示すブロック図である。 ハンディ端末の機能構成を示すブロック図である。 厨房端末の機能構成を示すブロック図である。 送信情報を示す図である。 ハンディ端末管理ファイルを示す図である。 チェックトラッキングファイルを示す図である。 ハンディ端末で実行されるオーダ入力処理を示すフローチャートである。 コントローラで実行される管理処理を示すフローチャートである。 管理処理のオーダ情報受信処理を示すフローチャートである。 管理処理のハンディ端末検出処理を示すフローチャートである。 管理処理の確認済情報受信処理を示すフローチャートである。 厨房端末で実行される出来上がり入力処理を示すフローチャートである。 ハンディ端末で実行される出来上がり表示処理を示すフローチャートである。 配膳されるトレイを示す図である。 ハンディ端末の第1の検出例を示す図である。 別のハンディ端末管理ファイルを示す図である。 ハンディ端末の第2の検出例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1〜図4を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。先ず、図1を参照して、本実施の形態のオーダエントリシステム1の全体構成を説明する。図1に、本実施の形態のオーダエントリシステム1の構成を示す。
オーダエントリシステム1は、レストラン等の飲食店の店舗に設置されるシステムである。オーダエントリシステム1は、ウエイター等の接客スタッフにより顧客の注文したアイテム(料理、ドリンク等)のアイテム名及び数量のオーダ情報が入力され、そのオーダ情報をキッチンの調理スタッフに通知し、アイテムの出来上がりを接客スタッフに通知する。図1に示すように、オーダエントリシステム1は、店舗2に設置されている。店舗2は、調理スタッフが調理を行う場所であるキッチンと、顧客が食事を行い且つ接客スタッフが配置されている場所であるホールと、を有する。ホールには、顧客が着席するためのテーブル(図示略)が設置されている。
オーダエントリシステム1は、コントローラ10と、ハンディ端末20A,20B,20C,20D,20E,20Fと、厨房端末30と、プリンタ40と、HUB50と、ECR(Electronic Cash Resister)60と、を備える。コントローラ10と、プリンタ40とは、通信接続されている。ハンディ端末20A,20B,20C,20D,20E,20Fは、コントローラ10と、無線LAN(Local Area Network)接続されている。また、コントローラ10、厨房端末30、ECR60は、HUB50を介して、通信ネットワークNに接続されている。通信ネットワークNは、有線LAN等である。
コントローラ10、厨房端末30、プリンタ40、HUB50は、店舗2のキッチンに設置されている。ECR60は、店舗2のホールに設置されている。ハンディ端末20A〜20Fは、店舗2のホールに配置された接客スタッフに所持されている。
コントローラ10は、オーダエントリシステム1における情報の管理装置である。
ハンディ端末20A〜20Fは、それぞれ、接客スタッフがオーダ情報を入力するOES(Order Entry System)端末である。ハンディ端末20A〜20Fは、接客スタッフ1人が1台所持するものとする。ハンディ端末20Aは、操作部22と、表示部24と、を有する。操作部22は、各種情報の入力を受け付けるキー群である。操作部22は、オーダ開始指示を入力するためのオーダ開始キー221と、オーダ終了情報送信指示を入力するためのオーダ送信キー222と、を含む。表示部24は、各種情報を表示する。
厨房端末30は、料理の出来上がりを入力する端末である。厨房端末30は、操作部32と、表示部34と、を有する。操作部32は、各種情報の入力を受け付けるキー群である。操作部32は、テーブル番号等の数字入力を受け付ける数字キーと、出来上がり情報送信のトリガ入力を受け付ける送信キーと、を含む。表示部34は、各種情報を表示する。
プリンタ40は、コントローラ10の指示に応じて、伝票等を印刷出力するサーマルプリンタ等のプリンタである。HUB50は、通信ネットワークNの集線装置である。ECR60は、顧客の食事の精算処理を行う装置である。ECR60は、コントローラ10から精算用の情報を受信する機能、お釣り用の金銭や顧客が支払った金銭を収納する機能、レシートを印刷して発行する機能、売上データを登録する機能等を有する。
なお、ハンディ端末の台数は、6台に限定されるものではなく、1〜5台又は7台以上としてもよい。
次いで、図2を参照して、コントローラ10の内部の機能構成を説明する。図2に、コントローラ10の機能構成を示す。
図2に示すように、コントローラ10は、管理部、抽出部、配膳指示部としてのCPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、ROM(Read Only Memory)15と、抽出部としての通信部16と、記憶部としてのフラッシュメモリ17と、管理部、配膳指示部としての無線通信部18と、I/F(InterFace)部19と、を備える。CPU11、操作部12、RAM13、表示部14、ROM15、通信部16、フラッシュメモリ17、無線通信部18、I/F部19は、バス19aを介して接続されている。
CPU11は、コントローラ10の各部を中央制御する。CPU11は、各種プログラムのうち指定されたプログラムをROM15から読み出してRAM13に展開し、展開されたプログラムとの協働で各種処理を実行する。
CPU11は、ROM15に記憶された管理プログラム151に従い、オーダ開始情報、オーダ終了情報及びオーダ内容情報をハンディ端末20A〜20Fから受信し、オーダ開始情報、オーダ終了情報及びオーダ内容情報に応じてフラッシュメモリ17に記憶されたハンディ端末管理ファイル80を更新して管理する。そして、CPU11は、伝票番号を厨房端末30から受信すると、ハンディ端末管理ファイル80のステータス82に応じて、ハンディ端末番号81からオーダ中でないハンディ端末番号を抽出し、厨房端末30から受信した伝票番号に対応するハンディ端末管理ファイル80のテーブル番号841〜84nに応じて、当該伝票番号の伝票のアイテムを当該テーブル番号のテーブルへ配膳する配膳指示情報を、前記抽出されたハンディ端末番号のハンディ端末に送信する。
操作部12は、各種設定処理の入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。RAM13は、揮発性の半導体メモリであり、各種データ及び各種プログラムを格納するワークエリアを有する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成され、CPU11から入力される表示情報に応じて各種表示を行う。ROM15は、各種データ及び各種プログラムを記憶する読み出し専用のメモリである。ROM15には、管理プログラム151が記憶されている。
通信部16は、ネットワークカード等で構成され、HUB50に有線接続されて通信ネットワークN上の機器との通信を行う。
フラッシュメモリ17は、各種データ及び各種プログラムを読み出し及び書き込み可能に記憶する不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ17には、後述するハンディ端末管理ファイル80と、チェックトラッキングファイル90と、が記憶される。
無線通信部18は、アンテナ、変調部、復調部、信号処理部等を備え、ハンディ端末20A〜20Fと無線通信を行う。無線通信部18は、送信する情報の信号を信号処理部で信号処理し、変調部により変調してアンテナから無線電波としてハンディ端末20A〜20Fに出力する。また、無線通信部18は、アンテナによりハンディ端末20A〜20Fから受信した無線電波の受信信号を復調部により復調し、信号処理部で信号処理して受信情報を得る。
次いで、図3を参照して、ハンディ端末20Aの内部の機能構成を説明する。ハンディ端末20B〜20Fは、ハンディ端末20Aと同様の構成であり、その説明を省略する。図3に、ハンディ端末20Aの機能構成を示す。
図3に示すように、ハンディ端末20Aは、オーダ情報送信部としてのCPU21と、第1の操作部としての操作部22と、RAM23と、表示部24と、ROM25と、オーダ情報送信部としての無線通信部26と、フラッシュメモリ27と、電源部28と、を備える。CPU21、操作部22、RAM23、表示部24、ROM25、無線通信部26、フラッシュメモリ27は、バス29を介して接続されている。
CPU21、RAM23、表示部24、ROM25、無線通信部26、フラッシュメモリ27は、コントローラ10のCPU11、RAM13、表示部14、ROM15、無線通信部18、フラッシュメモリ17と同様の構成であり、異なる部分を主として説明する。
ROM25には、オーダ入力プログラム251と、出来上がり表示プログラム252と、が記憶されている。CPU21は、ROM25に記憶されているオーダ入力プログラム251に従い、操作部22を介してオーダ開始、オーダ内容情報及びオーダ終了の入力を受け付け、オーダ開始の入力に応じて、オーダ開始情報をコントローラ10に送信し、オーダ終了の入力に応じて、オーダ終了情報及びオーダ内容情報をコントローラ10に送信する。
操作部22は、オーダ開始キー221、オーダ送信キー222を含むキー群を備え、各キーを介して入力された操作情報をCPU21に出力する。
無線通信部26は、コントローラ10と無線通信を行う。電源部28は、リチウム電池等の二次電池であり、ハンディ端末20Aの各部に電源供給を行う。また、フラッシュメモリ27には、自機を識別するハンディ端末番号が記憶されているものとする。
次いで、図4を参照して、厨房端末30の内部の機能構成を説明する。図4に、厨房端末30の機能構成を示す。
図4に示すように、厨房端末30は、伝票情報送信部としてのCPU31と、第2の操作部としての操作部32と、RAM33と、表示部34と、ROM35と、伝票情報送信部としての通信部36と、フラッシュメモリ37と、を備える。CPU31、操作部32、RAM33、表示部34、ROM35、通信部36、フラッシュメモリ37は、バス38を介して接続されている。
CPU31、操作部32、RAM33、表示部34、ROM35、通信部36、フラッシュメモリ37は、コントローラ10のCPU11、RAM13、表示部14、ROM15、通信部16、フラッシュメモリ17と同様の構成であり、異なる部分を主として説明する。
ROM35には、出来上がり入力プログラム351が記憶されている。CPU31は、出来上がり入力プログラム351に従い、操作部32を介して出来上がったアイテムの伝票番号の入力を受け付け、前記入力された伝票番号をコントローラ10に送信する。
操作部32は、数字キー、送信キーを含むキー群を備え、各キーを介して入力された操作情報をCPU31に出力する。通信部36は、コントローラ10のI/F部19に接続され、コントローラ10と通信を行う。
次に、図5〜図7を参照して、オーダエントリシステム1で扱う情報を説明する。図5に、送信情報70を示す。図6に、ハンディ端末管理ファイル80を示す。図7に、チェックトラッキングファイル90を示す。
図5に示す送信情報70は、ハンディ端末20A〜20Fで作成されてコントローラ10に送信される情報である。送信情報70は、ハンディ端末番号71と、ステータス72と、テーブル番号73と、伝票番号74と、のフィールドを有する。ハンディ端末番号71は、自機のハンディ端末を識別するための識別情報である。ハンディ端末20A〜20Fに対応するハンディ端末番号を、順に1〜6とする。
ステータス72は、ハンディ端末番号71のハンディ端末がオーダ中か否かを示す情報である。オーダ中とは、顧客の注文に応じてオーダ情報を入力している状態であり、オーダ情報送信の状態を含むものとする。オーダ中は、具体的には、接客スタッフがハンディ端末のオーダ開始キー221の押下から、ハンディ端末のオーダ送信キー222の押下までの間の状態である。ステータス72は、オーダ中である場合に1に設定され、オーダ中以外である場合に0に設定される。
テーブル番号73は、ハンディ端末番号71のハンディ端末で注文を受けた顧客のテーブルを識別する識別情報である。伝票番号74は、ハンディ端末番号71のハンディ端末及びテーブル番号73のテーブルで受けた注文の伝票を識別する識別情報である。
図6に示すハンディ端末管理ファイル80は、ハンディ端末20A〜20Fの管理情報のファイルであり、コントローラ10のフラッシュメモリ17に記憶される。ハンディ端末管理ファイル80は、ハンディ端末番号81と、ステータス82と、配膳済数83と、テーブル番号841〜84n、伝票番号851〜85n(n:任意の整数)と、のフィールドを有する。
ハンディ端末番号81は、ハンディ端末20A〜20Fを識別するための識別情報である。ステータス82は、ハンディ端末番号81のハンディ端末がオーダ中か否かを示す情報である。配膳済数83は、ハンディ端末番号81のハンディ端末を所持する接客スタッフの一日の配膳済の料理の数である。
テーブル番号841〜84nは、ハンディ端末番号81のハンディ端末で注文を受けた顧客のテーブルを識別する識別情報である。伝票番号851〜85nは、ハンディ端末番号71のハンディ端末及びテーブル番号841〜84nで受けた注文の伝票を識別する識別情報である。テーブル番号841〜84n及び伝票番号851〜85nの最後の数字が同じ各組は、オーダを受けて配膳が完了していないテーブル及び伝票のテーブル番号及び伝票番号の組合せを表す。
図7に示すチェックトラッキングファイル90は、伝票の内容情報のファイルであり、コントローラ10のフラッシュメモリ17に記憶される。チェックトラッキングファイル90は、伝票番号91と、アイテム名92と、のフィールドを有する。
伝票番号91は、各伝票を識別する識別情報である。アイテム名92は、伝票番号91の伝票で注文されたアイテム(料理等)の名称である。
次に、図8〜図18を参照して、オーダエントリシステム1の動作を説明する。先ず、図8〜図14を参照して、オーダエントリシステム1における処理の流れを説明する。図8に、ハンディ端末20Aで実行されるオーダ入力処理を示す。図9に、コントローラ10で実行される管理処理を示す。図10に、管理処理のオーダ情報受信処理を示す。図11に、管理処理のハンディ端末検出処理を示す。図12に、管理処理の確認済情報受信処理を示す。図13に、厨房端末30で実行される出来上がり入力処理を示す。図14に、ハンディ端末20Aで実行される出来上がり表示処理を示す。
図8を参照して、ハンディ端末20Aで実行されるオーダ入力処理を説明する。ここでは、ハンディ端末20Aで実行されるケースを説明するが、ハンディ端末20B〜20Fでも同様であり、その説明を省略する。
先ず、顧客が店舗2のホールに入り、テーブルに着席しているものとする。そして、あるテーブルの顧客から新規又は追加の注文のための呼び出しがなされ、ハンディ端末20Aを所持した接客スタッフが呼び出しのあるテーブルに着く。そして、ハンディ端末20Aにおいて、接客スタッフから操作部22のオーダ開始キー221が押下されたことをトリガとして、CPU21は、ROM25から読み出されて適宜RAM23に展開されたオーダ入力プログラム251との協働で、オーダ入力処理を実行する。
先ず、CPU21は、オーダ開始の旨の情報のオーダ開始情報を作成し、無線通信部26を介してコントローラ10に送信する(ステップS11)。ステップS11で、CPU21は、フラッシュメモリ27からハンディ端末番号を読み出し、このハンディ端末番号と、ステータス(=1(オーダ中))と、を含むオーダ開始情報を作成する。
そして、CPU21は、操作部22を介して、オーダ内容(注文アイテムのアイテム名、数量)、テーブル番号の入力を受け付ける(ステップS12)。
そして、CPU21は、操作部22のオーダ送信キー222の押下入力を受け付ける(ステップS13)。そして、CPU21は、オーダ終了の旨の情報のオーダ終了情報を作成し、ステップS12で入力されたオーダ内容情報とともに、無線通信部26を介してコントローラ10に送信し(ステップS14)、オーダ入力処理を終了する。オーダ終了情報は、図5に示す送信情報70を含む。ハンディ端末番号71は、フラッシュメモリ27から読み出される。ステータス72は、0(オーダ中以外)に設定される。テーブル番号73は、ステップS12で入力された値とする。
伝票番号74は、ハンディ端末20Aで作成され、他の伝票番号と重ならない値とする。しかし、これに限定されるものではなく、コントローラ10側で伝票番号が作成されてハンディ端末に送信される構成としてもよい。
次いで、図9〜図12を参照して、コントローラ10で実行される管理処理を説明する。コントローラ10において、電源が入力されたことをトリガとして、CPU11は、ROM15から読み出されて適宜RAM13に展開された管理プログラム151との協働で、管理処理を実行する。
先ず、CPU11は、通信部16又は無線通信部18を介して、情報をハンディ端末20A〜20F又は厨房端末30から受信したか否かを判別する(ステップS20)。情報を受信していない場合(ステップS20;NO)、ステップS20に移行される。
情報を受信した場合(ステップS20;YES)、CPU11は、ステップS20で、オーダ入力処理のステップS11又はS14に対応して、無線通信部18を介して、オーダ開始情報又はオーダ終了情報をハンディ端末20A〜20Fから受信したか否かを判別する(ステップS21)。オーダ開始情報又はオーダ終了情報を受信した場合(ステップS21;YES)、CPU11は、オーダ情報受信処理を実行し(ステップS22)、ステップS20に移行される。オーダ情報受信処理は、詳細に後述される。
オーダ開始情報又はオーダ終了情報を受信していない場合(ステップS21;NO)、CPU11は、ステップS20で、通信部16を介して、アイテム(料理等)の出来上がりを示す出来上がり情報(配膳指示情報)を厨房端末30から受信したか否かを判別する(ステップS23)。出来上がり情報を受信した場合(ステップS23;YES)、CPU11は、ハンディ端末検出処理を実行し(ステップS24)、ステップS20に移行される。ハンディ端末検出処理は、詳細に後述される。
出来上がり情報を受信しない場合(ステップS23;NO)、ステップS20で、無線通信部18を介して、アイテム(料理等)の出来上がりの確認済情報をハンディ端末20A〜20Fから受信している。このとき、CPU11は、確認済情報受信処理を実行し(ステップS25)、ステップS20に移行される。確認済情報受信処理は、詳細に後述される。
図10を参照して、図9に示す管理処理のステップS22のオーダ情報受信処理を説明する。CPU11は、管理処理のステップS20でオーダ開始情報を受信したか否かを判別する(ステップS31)。オーダ開始情報を受信した場合(ステップS31;YES)、CPU11は、受信したオーダ開始情報のステータス=1を、フラッシュメモリ17に記憶されたハンディ端末管理ファイル80のオーダ開始情報のハンディ端末番号81のレコードのステータス82に格納する(ステップS32)。
そして、CPU11は、図9のステップS20でオーダ終了情報を受信したか否かを判別する(ステップS33)。オーダ開始情報を受信していない場合(ステップS31;NO)、ステップS33に移行される。オーダ終了情報を受信していない場合(ステップS33;NO)、オーダ情報受信処理を終了する。
オーダ終了情報を受信した場合(ステップS33;YES)、CPU11は、受信したオーダ終了情報の送信情報70を、フラッシュメモリ17に記憶されたハンディ端末管理ファイル80のオーダ終了情報のハンディ端末番号81のレコードに格納する(ステップS34)。具体的には、ステータス72(=0)、テーブル番号73、伝票番号74が、ハンディ端末番号71=ハンディ端末番号81のレコードのステータス82、テーブル番号841〜84n及び伝票番号851〜85nの空きフィールドの組に格納される。
そして、CPU11は、図8に示すオーダ入力処理のステップS14に対応して、無線通信部18を介して、オーダ内容情報をハンディ端末20A〜20Fから受信する(ステップS35)。そして、CPU11は、ステップS35で受信したオーダ内容情報を、伝票番号とともにフラッシュメモリ17内のチェックトラッキングファイル90に格納する(ステップS36)。具体的には、受信したオーダ終了情報の伝票番号、オーダ内容情報のアイテム名及び数量が、チェックトラッキングファイル90の伝票番号91、アイテム名92、及びアイテム名92の数として格納される。
そして、CPU11は、ステップS36で格納したチェックトラッキングファイル90をフラッシュメモリ17から読み出し、このチェックトラッキングファイル90に応じて伝票5をプリンタ40に印刷させ(ステップS37)、オーダ情報受信処理を終了する。印刷された伝票5は、伝票番号91、アイテム名92(及びその数)を含み、調理スタッフに参照される。
図11を参照して、図9に示す管理処理のステップS24のハンディ端末検出処理を説明する。先ず、図9に示す管理処理のステップS20で、アイテム(料理)の出来上がり情報が厨房端末30から受信されている。出来上がり情報には、出来上がったアイテム(料理等)の伝票番号が含まれている。CPU11は、出来上がり情報の伝票番号が、フラッシュメモリ17に記憶されたハンディ端末管理ファイル80の伝票番号851〜85nにあるか否かを判別する(ステップS42)。
伝票番号がハンディ端末管理ファイル80にない場合(ステップS42;NO)、CPU11は、エラー処理を実行し(ステップS43)、ハンディ端末検出処理を終了する。伝票番号がハンディ端末管理ファイル80にある場合(ステップS42;YES)、CPU11は、ハンディ端末管理ファイル80における出来上がり情報の伝票番号851〜85nがあったレコードのオーダ元のハンディ端末番号81を検出する(ステップS44)。
そして、CPU11は、ハンディ端末管理ファイル80におけるステップS44で検出されたオーダ元のハンディ端末番号81に対応するレコードのステータス82がオーダ中(=1)であるか否かを判別する(ステップS45)。オーダ元のハンディ端末番号81がオーダ中である場合(ステップS45;YES)、CPU11は、ハンディ端末管理ファイル80におけるステップS44で検出されたオーダ元のハンディ端末番号81以外のレコードのステータス82を参照する(ステップS46)。
そして、CPU11は、ステップS46で参照したステータス82のうち、オーダ中以外(=0)のレコードのハンディ端末番号81を検出する(ステップS47)。そして、CPU11は、ステップS47で検出されたハンディ端末番号81が(1以上)あるか否かを判別する(ステップS48)。
検出されたハンディ端末番号がある場合(ステップS48;YES)、CPU11は、ステップS47で検出されたハンディ端末番号81のレコードの配膳済数83を参照し、最小の配膳済数83のハンディ端末番号81を検出する(ステップS49)。そして、CPU11は、ステップS49で検出されたハンディ端末番号81が複数ある場合に、その中から最小のハンディ端末番号81を検出する(ステップS50)。
検出されたハンディ端末番号がない場合(ステップS48;NO)、CPU11は、ステップS44で検出されたオーダ元のハンディ端末番号81を検出設定する(ステップS51)。
そして、CPU11は、管理処理のステップS20で受信した出来上がり情報の伝票番号に対応するテーブル番号841〜84nを読み出して出来上がり情報に含め、無線通信部18を介して、新たな出来上がり情報(配膳指示情報)を、最後に検出したハンディ端末番号81のハンディ端末20A〜20Fの1つに無線送信し(ステップS52)、ハンディ端末検出処理を終了する。新たな出来上がり情報は、当該出来上がり情報に含められた伝票番号の伝票のアイテム(料理等)を、同じく当該出来上がり情報に含められたテーブル番号のテーブルへ配膳する配膳指示情報となる。オーダ元のハンディ端末番号81でオーダ中でない場合(ステップS45;NO)、ステップS52に移行される。
図12を参照して、図9に示す管理処理のステップS25の確認済情報受信処理を説明する。先ず、図9に示す管理処理のステップS20で、確認済情報がコントローラ10から受信されているものとする。CPU11は、フラッシュメモリ17に記憶されているハンディ端末管理ファイル80を参照し、ハンディ端末番号81が受信した確認済情報のハンディ端末番号であるレコードの配膳済数83を+1インクリメントする(ステップS61)。確認済情報には、出来上がりを確認したハンディ端末のハンディ端末番号、テーブル番号及び伝票番号が含まれている。
そして、CPU11は、ハンディ端末管理ファイル80のテーブル番号841〜84n及び伝票番号851〜85nのうち、受信した確認済情報のテーブル番号及び伝票番号のフィールドをクリア(値を0に)し(ステップS62)、確認済情報受信処理を終了する。
次いで、図13を参照して、厨房端末30で実行される出来上がり入力処理を説明する。調理スタッフは、オーダ情報受信処理のステップS37で印刷された伝票5を参照して、注文されたアイテム(料理等)の調理を行い完了し、調理済のアイテム(料理)を伝票5と一緒にカウンタに置く。厨房端末30において、調理スタッフから操作部32を介して出来上がり入力処理の実行指示が入力されたことをトリガとして、CPU31は、ROM35から読み出されて適宜RAM33に展開された出来上がり入力プログラムとの協働で、出来上がり入力処理を実行する。
先ず、CPU11は、操作部32を介して、調理スタッフからの出来上がった料理に対応する伝票番号の入力を受け付ける(ステップS71)。そして、管理処理のステップS20に対応して、ステップS71で入力された伝票番号を含む出来上がり情報を作成し、通信部36を介してコントローラ10に送信し(ステップS72)、出来上がり入力処理を終了する。
次いで、図14を参照して、ハンディ端末20Aで実行される出来上がり表示処理を説明する。ここでは、ハンディ端末20Aで実行されるケースを説明するが、ハンディ端末20B〜20Fでも同様であり、その説明を省略する。
ハンディ端末20Aにおいて、ハンディ端末検出処理のステップS52に対応して、無線通信部26を介して、出来上がり情報をコントローラ10から受信開始したことをトリガとして、CPU21は、ROM25から読み出されて適宜RAM23に展開された出来上がり表示プログラム252との協働で、出来上がり表示処理を実行する。
先ず、CPU21は、無線通信部26を介して、出来上がり情報をコントローラ10から受信完了する(ステップS81)。そして、CPU21は、ステップS81で受信した出来上がり情報に応じて、テーブル番号、伝票番号を含むアイテム(料理等)の出来上がりの旨のメッセージを作成して表示部24に表示する(ステップS82)。接客スタッフは、出来上がりのメッセージを目視により確認する。
そして、CPU21は、操作部22を介して、接客スタッフから出来上がりのメッセージの確認済の旨が操作入力されたか否かを判別する(ステップS83)。確認済が操作入力されていない場合(ステップS83;NO)、ステップS83に移行される。確認済が操作入力された場合(ステップS83;YES)、CPU21は、管理処理のステップS25に対応し、無線通信部26を介して、フラッシュメモリ27に記憶されている自機のハンディ端末番号を読み出し、当該ハンディ端末番号、出来上がり情報のテーブル番号及び伝票番号を含む確認済情報をコントローラ10に無線送信し(ステップS84)、出来上がり表示処理を終了する。
次いで、図15を参照して、配膳の具体例を説明する。図15に、配膳されるトレイ3を示す。
図15に示すように、調理スタッフは、オーダ情報受信処理のステップS37で印刷された伝票5を参照して、料理4を調理する。伝票5は、伝票番号5aと、料理4のアイテム名(料理名)及び数量のオーダ内容情報5bと、を含む。料理4が出来上がると、調理スタッフにより料理4及び伝票5がトレイ3に載せられる。
ここで、ハンディ端末検出処理では、ハンディ端末20A(のハンディ端末番号)が検出され、コントローラ10から料理4の出来上がり情報がハンディ端末20Aに送信されて表示されたものとする。ハンディ端末20Aを所持する接客スタッフは、表示部24に表示された料理4の出来上がりのメッセージを目視で確認し、店舗2のキッチンに向かう。このとき、出来上がり表示処理のステップS83に対応して、接客スタッフにより確認操作がなされる。そして、出来上がった料理4及び伝票5を載せたトレイ3が、ハンディ端末20Aを所持する接客スタッフにより配膳対象の顧客のテーブルに配膳される。なお、配膳が終わった後に、出来上がり表示処理のステップS83に対応して、接客スタッフにより確認操作がなされることとしてもよい。
次いで、図16〜図18を参照して、管理処理のハンディ端末検出処理の具体的なハンディ端末(番号)の検出例を説明する。図16に、ハンディ端末の第1の検出例を示す。図17に、ハンディ端末管理ファイル80aを示す。図18に、ハンディ端末の第2の検出例を示す。
図16を参照して、ハンディ端末の第1の検出例を説明する。先ず、ハンディ端末20Aで実行されたオーダ入力処理により、料理のオーダが入力される。このとき、コントローラ10で実行された管理処理のオーダ情報受信処理により、図6に示されるハンディ端末管理ファイル80がフラッシュメモリ17に記憶されたものとする。
料理が出来上がると、図16に示すように、ハンディ端末20A,20D,20Fがオーダ中であるものとする。コントローラ10で実行された管理処理のハンディ端末検出処理のステップS45で、オーダ元のハンディ端末20Aのステータス82が1であり、ハンディ端末20Aがオーダ中であると判別される。そして、ステップS46,S47で、ハンディ端末20A以外のステータス82が0(オーダ以外)であるハンディ端末20B,20Cが検出される。そして、ステップS49で、ハンディ端末20B,20Cから、配膳済数83が最小で同数(=5)のハンディ端末20B,20Cが検出される。そして、最終的に、ステップS50で、ハンディ端末20B,20Cから、ハンディ端末番号81が最小(=2)のハンディ端末20Bが検出される。
次いで、図17及び図18を参照して、ハンディ端末の第2の検出例を説明する。図18に示すように、先ず、ハンディ端末20Aで実行されたオーダ入力処理により、料理のオーダが入力される。このとき、コントローラ10で実行された管理処理のオーダ情報受信処理により、図17に示されるハンディ端末管理ファイル80aがフラッシュメモリ17に記憶されたものとする。
料理が出来上がると、図18に示すように、ハンディ端末20A〜20Fがオーダ中であるものとする。コントローラ10で実行された管理処理のハンディ端末検出処理のステップS45,S46,S47で、全ハンディ端末20A〜20Fのステータス82が1であり、ハンディ端末20A〜20Fがオーダ中であると判別される。すると、空いているハンディ端末がなく、最終的に、ステップS51で、オーダ元のハンディ端末20Aが検出(設定)される。
以上、本実施の形態によれば、オーダエントリシステム1において、ハンディ端末20Aは、操作部22を介してオーダの開始、オーダ内容情報及びオーダ内容情報送信の入力を受け付け、前記オーダの開始の入力に応じて、オーダ開始情報をコントローラ10に送信し、前記オーダ終了の入力に応じて、オーダ終了情報及びオーダ内容情報をコントローラ10に送信する。コントローラ10は、ハンディ端末管理ファイル80をフラッシュメモリ17が記憶し、オーダ開始情報、オーダ終了情報及びオーダ内容情報をハンディ端末20Aから受信し、オーダ開始情報及びオーダ終了情報に応じてハンディ端末20Aのステータス82を更新し、オーダ内容情報のテーブル番号841〜84n及び伝票番号851〜85nをハンディ端末20Aのハンディ端末番号81に対応付けてハンディ端末管理ファイル80に格納する。厨房端末30は、操作部32を介して出来上がったアイテムの伝票番号の入力を受け付けてコントローラ10に送信する。
コントローラ10は、伝票番号を厨房端末30から受信すると、記憶されたステータス82に応じて、記憶されたハンディ端末番号81からオーダ中でないハンディ端末番号を抽出し、厨房端末30から受信した伝票番号に対応するテーブル番号841〜84nに応じて、当該伝票のアイテムを当該テーブルへ配膳する配膳指示情報を、前記抽出されたハンディ端末番号81のハンディ端末に送信する。このため、オーダ開始からオーダ終了までの間にあるオーダ中のハンディ端末のオーダ状況を把握できるので、ハンディ端末を所持する接客スタッフの手隙の状態を正確に把握でき、手隙のハンディ端末に配膳を指示できる。
また、コントローラ10は、オーダ中でないハンディ端末番号81が無い場合に、厨房端末30から受信した伝票番号に対応するハンディ端末番号81を抽出する。このため、オーダ中でないハンディ端末が無い場合に、出来上がりアイテムのオーダを受けた好ましいハンディ端末に配膳を指示できる。
また、コントローラ10は、ハンディ端末管理ファイル80に配膳済数83を含めて管理し、オーダ中でないハンディ端末番号81が複数ある場合に、オーダ中でない複数のハンディ端末番号81のうち、最も配膳済数が少ないハンディ端末番号81を抽出する。このため、オーダ中でない複数のハンディ端末のうち、配膳済数が最も少ないハンディ端末に配膳を指示でき、接客スタッフ間の配膳の負荷の差を低減できる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係るオーダエントリシステムの一例であり、これに限定されるものではない。
上記実施の形態では、ハンディ端末20A〜20Fが、配膳指示情報(出来上がり情報)のメッセージを表示部24に表示して接客スタッフに報知する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、ハンディ端末が、バイブレータの振動、LED(Light Emitting Diode)の点灯(点滅)、音声出力等により、配膳指示情報を接客スタッフに報知する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、厨房端末30とコントローラ10とが有線通信接続されている構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、厨房端末30とコントローラ10とが無線通信接続されている構成としてもよい。このとき、厨房端末30としてハンディ端末を用いる構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、プリンタ40がコントローラ10に直接接続されている構成としたが、これに限定されるものではない。プリンタ40がネットワークプリンタであり、HUB50に接続されている構成としてもよい。
また、上記実施の形態におけるオーダエントリシステムの各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
1 オーダエントリシステム
10 コントローラ
11 CPU
12 操作部
13 RAM
14 表示部
15 ROM
16 通信部
17 フラッシュメモリ
18 無線通信部
19 I/F部
19a バス
20A,20B,20C,20D,20E,20F ハンディ端末
21 CPU
22 操作部
221 オーダ開始キー
222 オーダ送信キー
23 RAM
24 表示部
25 ROM
26 無線通信部
27 フラッシュメモリ
28 電源部
29 バス
30 厨房端末
31 CPU
32 操作部
33 RAM
34 表示部
35 ROM
36 通信部
37 フラッシュメモリ
38 バス
40 プリンタ
50 HUB
60 ECR
N 通信ネットワーク

Claims (3)

  1. 複数のハンディ端末と、厨房端末と、コントローラと、が通信接続されたオーダエントリシステムであって、
    前記ハンディ端末は、
    テーブル毎のオーダ開始、オーダ内容情報及びオーダ終了の入力を受け付ける第1の操作部と、
    前記オーダ開始の入力に応じて、オーダ開始情報を前記コントローラに送信し、前記オーダ終了の入力に応じて、オーダ終了情報及びオーダ内容情報を前記コントローラに送信するオーダ情報送信部と、を備え、
    前記厨房端末は、
    出来上がったアイテムの伝票の識別情報の入力を受け付ける第2の操作部と、
    前記入力された伝票の識別情報を前記コントローラに送信する伝票情報送信部と、を備え、
    前記コントローラは、
    ハンディ端末がオーダ中か否かを示すオーダ状況情報をハンディ端末の識別情報に対応付けて記憶する記憶部と、
    前記オーダ開始情報、前記オーダ終了情報及び前記オーダ内容情報を前記ハンディ端末から受信し、当該オーダ開始情報及び当該オーダ終了情報に応じて前記記憶された当該ハンディ端末のオーダ状況情報を更新し、前記オーダ内容情報の伝票の識別情報及びテーブルの識別情報を当該ハンディ端末の識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶する管理部と、
    前記伝票の識別情報を前記厨房端末から受信すると、前記記憶されたオーダ状況情報に応じて、前記記憶されたハンディ端末の識別情報からオーダ中でないハンディ端末の識別情報を抽出する抽出部と、
    前記厨房端末から受信した伝票の識別情報に対応する前記記憶されたテーブルの識別情報に応じて、当該伝票のアイテムを当該テーブルへ配膳する配膳指示情報を、前記抽出された識別情報のハンディ端末に送信する配膳指示部と、を備えるオーダエントリシステム。
  2. 前記抽出部は、オーダ中でないハンディ端末の識別情報が無い場合に、前記厨房端末から受信した伝票の識別情報に対応する前記記憶されたハンディ端末の識別情報を抽出する請求項1に記載のオーダエントリシステム。
  3. 前記管理部は、配膳済数をハンディ端末の識別情報に対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記抽出部は、オーダ中でないハンディ端末の識別情報が複数ある場合に、前記記憶されたオーダ中でない複数のハンディ端末の識別情報のうち、最も配膳済数が少ないハンディ端末の識別情報を抽出する請求項1又は2に記載のオーダエントリシステム。
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