JP2012027004A - 検査装置および検査方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】平板電極の短絡の検査を精度良く行うための技術を提供することを目的とする。
【解決手段】対向して配置された第1と第2の電極を有する平板電極を検査するための検査装置であって、第1の電極と電気的に接続される端子と、第2の電極と電気的に接続される複数のプローブであって、それぞれが互いに絶縁されて設けられている複数のプローブと、複数のプローブと電気的に接続される集電板と、端子と集電板との間に所定の電圧を印加するための電源部と、各プローブと集電板との間をそれぞれ流れる電流を検出するための複数の電流センサと、各電流センサの各検出値に基づいて平板電極の短絡を検査する短絡検査部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、対向して配置された第1と第2の電極を有する平板電極の短絡を検査するための検査装置、および、検査方法に関する。
燃料電池は、平板状の電解質膜の両面に第1と第2の電極が対向して配置されている膜電極接合体を有する。第1の電極に酸化剤ガスとしての空気を流通させ、第2の電極に燃料ガスとしての水素ガスを流通させることで、電気化学的反応により電力が生じる。
膜電極接合体に短絡部位が存在すると、燃料電池の発電効率が低下する等の種々の不具合が生じる。そこで、第1の電極(平板電極EL1)の隅部に配置された電流供給点Aと、第2の電極(平板電極EL2)の隅部に配置された電流供給点Bとの間に直流定電流を連続的に供給し、平板電極EL1上の測定点の電圧値から算出した電圧勾配に基づいて電圧極小点を検出する方法が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の技術では、検出された電圧極小点がショート位置となる。
特開2003−215190号公報 特開2006−250547号公報 特開2009−14387号公報
しかしながら、例えば特許文献1のように、平板電極の面内方向に電流を流し、電圧極小点を検出することで短絡を検査する方法では、短絡を正確に検査できない場合があった。例えば、電流供給点付近に短絡部位がある場合、電圧極小点が現れず短絡部位を特定できず、短絡なしとの誤判定が生じる場合がある。また、例えば、平板電極の面内方向の抵抗が一様でない場合、面内方向に電流が一様に流れず短絡部位を正しく特定できない場合がある。このような問題は、燃料電池に用いる平板電極に限らず、対向して配置された第1と第2の電極を有する平板電極の短絡を検査する場合に共通する問題であった。
従って、本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、平板電極の短絡の検査を精度良く行うための技術を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することができる。
[適用例1]対向して配置された第1と第2の電極を有する平板電極を検査するための検査装置であって、前記第1の電極の面のうち前記第2の電極と対向する面とは反対の面と接触することで、前記第1の電極と電気的に接続される端子と、前記第2の電極の面のうち前記第1の電極と対向する面とは反対の面と接触することで、前記第2の電極と電気的に接続される複数のプローブであって、それぞれが互いに絶縁されて設けられている複数のプローブと、前記複数のプローブと電気的に接続される集電板と、前記端子と前記集電板との間に所定の電圧を印加するための電源部と、前記各プローブに対応して設けられ、前記所定の電圧が印加されることで、前記各プローブと前記集電板との間をそれぞれ流れる電流を検出するための複数の電流センサと、前記各電流センサの各検出値に基づいて前記平板電極の短絡を検査する短絡検査部と、を備える、検査装置。
適用例1の検査装置によれば、端子及び第1の電極のうち端子と接触している領域の面内方向について、電位の勾配が殆ど無いことから、平板電極のある特定の地点(例えば、隅部)に電流供給点を設け面内方向に電流を流して短絡を検査するよりも精度良く短絡の検査を行うことができる。
[適用例2]適用例1に記載の検査装置であって、前記端子は、互いが絶縁されて複数備えられ、前記各端子は、前記平板電極を挟んで前記各プローブに対向して配置され、前記検出装置は、さらに、前記各端子を選択的に前記電源部に接続するためのスイッチを備える、検査装置。
適用例2に記載の検査装置によれば、第1の電極の異なる位置に配置された複数の端子を選択的に電源部に接続できる。これにより、例えば、選択された端子に対向するプローブを流れる電流を検出することで、より精度良く短絡の検査を行うことができる。
[適用例3]適用例1又は適用例2に記載の検査装置であって、前記短絡検査部は、前記第2の電極の前記反対の面のうち、所定値以上の電流を示す検出値を出力した前記電流センサに対応した前記プローブと接触している部位を、前記平板電極の短絡部位として特定する、検査装置。
適用例3の検査装置によれば、所定値以上の電流を示す検出値を出力した電流センサに対応したプローブを特定することで、容易に平板電極の短絡部位を特定することができる。
[適用例4]適用例2に記載の検査装置であって、前記短絡検査部は、前記スイッチを切り換えて前記複数の端子を時分割で前記電源部に接続することで、前記集電板と前記複数の端子のうち前記電源部に接続された給電端子との間に所定の電圧を印加し、前記複数のプローブのうち前記給電端子に対向する対向プローブと、前記集電板との間を流れる電流を検出するための前記電流センサから、前記検出値である特定検出値を前記複数の端子毎に取得し、前記複数の特定検出値のうち所定値以上の電流を示す前記特定検出値を出力した前記電流センサを特定し、前記第2の電極の前記反対の面のうちで、前記特定した前記電流センサに対応した前記対向プローブと接触している部位を、前記平板電極の短絡部位として特定する、検査装置。
適用例4に記載の検査装置によれば、平板電極の積層方向について、平板電極の短絡部位に最も近い対向プローブに流れる電流と、短絡部位から離れた対向プローブに流れる電流の差をより大きくできる。これにより、短絡部位の特定をより精度良く行うことができる。
[適用例5]適用例1乃至適用例4のいずれか1つに記載の検査装置であって、前記複数のプローブは絶縁部材に配置され、それぞれが互いに絶縁されている、検査装置。
適用例5に記載の検査装置によれば、絶縁部材を用いて複数のプローブを互いに絶縁させていることから、各プローブを流れた電流に基づく短絡の検査をより一層精度良く行うことができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、上述した検査装置だけでなく、短絡を検査するための検査方法としての態様等で実現可能である。さらには、それらの装置や方法を構築するためのコンピュータプログラムとしての態様や、そのようなコンピュータプログラムを記録した記録媒体としての態様など、種々の態様で実現することも可能である。
検査装置100と平板電極20を説明するための図である。 図1のA−A断面図である。 検査装置100と平板電極20とで構成される電気回路の等価回路を示す図である。 検査処理のフローを説明するための図である。 第2実施例の検査装置100aを説明するための図である。 図5のB−B断面図である。 第2実施例の検査装置100aを用いた検査処理のフローを説明するための図である。 第2実施例の効果を説明するための第1の図である。 第2実施例の効果を説明するための第2の図である。
次に、本発明の実施の形態を以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の第1実施例における検査装置100と、検出対象物の平板電極20を説明するための図である。平板電極20は、略矩形状の電解質膜10と、電解質膜10の両面にそれぞれ配置された略矩形状の第1と第2の触媒層12、14と、第1と第2の触媒層12、14の面のうち電解質膜10と接する面とは反対側の面にそれぞれ配置された略矩形状の第1と第2のガス拡散層16、18とを有する。平板電極20は、いわゆるMEGA(Membrane-Electrode&Gas. Diffusion Layer Assembly)20である。すなわちMEGA20は、第1の触媒層12と第1のガス拡散層16とを有する第1の電極15と、第2の触媒層14と第2のガス拡散層18とを有する第2の電極19とを備える。言い換えれば、MEGA20は、電解質膜10を介して対向して配置された第1と第2の電極15,19を有する。
MEGA20は、その両側をセパレータで挟持されて燃料電池を構成する。本実施例のMEGA20は、第1の電極15に燃料ガスとして例えば水素ガスを流通させ、第2の電極19に酸化剤ガスとして例えば空気を流通させて発電を行う固体高分子型燃料電池に用いられる。具体的には、セパレータを介してMEGA20を複数積層した燃料電池スタックを製造し、該燃料電池スタックを車両等の各種移動体に搭載し、移動体の動力源として利用する。なおセパレータは、ガス透過性が低く導電性の良好な材料で形成されており、例えば樹脂に導電材料を混入して成形したものが用いられる。セパレータには、第1の電極15又は第2の電極に燃料ガス又は酸化剤ガスを供給するための流路(例えば溝流路)が形成されている。
電解質膜10は、プロトン伝導性を有する固体高分子電解質で形成されている。このような電解質としては、例えばナフィオン(デュポン社の登録商標)を用いることができる。電解質膜10は、湿潤状態で良好なイオン伝導性を示す。第1と第2の触媒層12,14は、触媒を担持した材料で形成されている。このような材料としては、例えば、白金を担持したカーボンブラックと、電解質とを混ぜたペーストを用いることができる。第1と第2のガス拡散層16,18は、ガス透過性を有するとともに導電性の良好な材料で形成される。このような材料としては、例えば、カーボンペーパーやカーボンクロスが用いられる。
検査装置100は、電源部22と、端子32と、複数の短絡測定機構48と、絶縁部材30と、集電板50と、制御部60とを備える。
平板電極20は、端子32とプローブ40によって一定の力で挟持される。そして、導線23を介して端子32と集電板50に電気的に接続された電源部22により、端子32と集電板50間に所定の電圧が印加される。なお、短絡検査の際には、乾燥した電解質膜10が用いられる。すなわち、短絡を検査する際には、イオン電導性が低下した状態にある電解質膜10が用いられる。
端子32は、平板状であり、外形は略矩形状である。端子32は、第1の電極15の面のうち第2の電極19と対向する面とは反対側の面全域と接して配置されている。端子32には、導電性を有する部材(例えば、真鋳などの金属)が用いられる。後述する電源部22から所定の電圧が印加された場合に、端子32の面内方向において同電位となるように、端子32には電気抵抗がより低い部材(例えば、銅やアルミニウムや鉄)を用いることが好ましい。また、端子32の面のうち少なくとも第1の電極15と接する面には金メッキ等の電気抵抗を低くするための表面処理を行っても良い。
複数の短絡測定機構48はそれぞれ、プローブ40と、シャフト42と、シャフト42に設置された電流センサ44とを備える。プローブ40は、第2の電極19の面上に一定間隔をあけて複数配置され、第2の電極19と電気的に接続されている。具体的には、プローブ40は、第2の電極19の面上に格子状に配置されている。各プローブ40には、導電性を有する部材(例えば、真鋳など金属)が用いられる。なお、短絡検査をより精度良く行うために、各プローブは電気抵抗がより低い部材(例えば、銅やアルミニウムや鉄)を用いることが好ましい。
図2は、図1のA−A断面図である。図2に示すように、複数のプローブ40は互いに絶縁された状態をより確実に維持するために、絶縁部材30内に配置されている。絶縁部材30は、例えば合成樹脂や天然樹脂により作成されている。
図1に戻って、短絡測定機構48の説明を続ける。シャフト42には、導電性を有する部材(例えば、真鋳などの金属)が用いられている。シャフト42は、各プローブ40と集電板50との間に配置され、後述する各プローブ40を流れた各電流が各シャフト42を通って集電板50に流れる。シャフト42は、電気抵抗がより低い部材(例えば、銅やアルミニウムや鉄)を用いることが好ましい。こうすることで、各プローブ40から流れ出た電流を後述する電流センサ44により検出し、電流センサ44の検出値に基づく短絡検査をより精度良く行うことができる。
各シャフト42の途中には電流センサ44が配置されている。各電流センサ44には、
磁場の変化を高感度で計測可能なホール素子を利用したセンサを用いている。すなわち、各電流センサ44は。各シャフト42に流れる電流に応じて変化する磁場に応じた電流検出値(出力電圧)を電気信号Ia,Ib,Ic・・・Ix(xは、電流センサ44に数に応じて決まる。)として出力する。シャフト42に流れる電流が大きくなるにつれ、電流検出値(出力電圧)は大きくなる。なお、電流センサ44は、ホール素子を用いたセンサに限らず、電流値を測定するための各種電流センサを用いることができる。
集電板50は、端子32と同様に平板状であり、外形は略矩形状である。集電板50は、各シャフト42の一端側と接触し、各シャフト42を介して各プローブ40と電気的に接続されている。集電板50には、導電性を有する部材(例えば、真鋳などの金属)が用いられる。端子32と同様に、電気抵抗がより低い部材(例えば、銅やアルミニウムや鉄)を用いても良い。
制御部60は、検査装置100の種々の制御を行う。制御部60は、電源部22によって印加される電圧に関する情報や、各電流センサ44から出力される電流に関する情報(出力電圧)等の各種信号を受信する。制御部60は、短絡検査部62と表示部64とを有する。
短絡検査部62は、各電流センサ44によって検出された各電流検出値に基づいて平板電極20の短絡を検査する。すなわち、短絡検査部62は、平板電極20の短絡の発生の有無の判定、および、短絡部位の特定を行う。なお、短絡検査部62が行う平板電極20の短絡検査方法の詳細は後述する。表示部64は、外部(ユーザー)に対し短絡の発生の有無や短絡部位の位置を報知する。
図3は、検査装置100と平板電極20とで構成される電気回路の等価回路を示す図である。この等価回路は、主に内部抵抗Rc1と、接触抵抗Rc2と、第1の電極15及び第2の電極19の面沿抵抗Rfとで構成されている。電源部22によって所定の電圧が端子32と集電板50間に印加されると、平板電極20を貫く方向に電流が流れる。言い換えれば、電源部22から所定の電圧が端子32と集電板50間に印加されると、プローブ40を配置した数と同じ数だけの並列回路とそれらを接続するネットワーク回路が検査装置100と平板電極20により形成される。第1と第2の電極15,19の面沿抵抗Rfはほぼ均一のため、電源部22から所定の電圧を印加すると、端子32から各プローブ40に向かって並列かつほぼ均等に電流が流れる。平板電極20の部位のうち、短絡部位では、短絡していない部位よりも内部抵抗Rc1の値が小さくなるため大きな電流が流れる。すなわち、平板電極20の短絡部位と電気的に接続されたプローブ40からは、短絡していない部位と電気的に接続されたプローブ40よりも大きな電流がシャフト42に流れ出る。よって、電流センサ44からの電流値に関する電気信号に基づいて精度良く短絡検査を行うことができる。すなわち、平板電極20の短絡の発生位置によらず、短絡の発生の有無、及び、短絡部位の特定についての短絡検査を精度良く行うことができる。
図4は、第1実施例の検査装置100を用いた検査処理のフローを説明するための図である。各工程は、検査装置100の制御部60(図1)により実行される。まず、検査装置100にセットされた検査対象物である平板電極20に所定の電圧を印加する(ステップS10)。
次に、制御部60の短絡検査部62は、各電流センサ44から電流検出値を取得する(ステップS20)。そして取得した電流検出値がそれぞれ所定値以上の電流を示すかどうかを判断する(ステップS30)。すなわちステップS30では、各電流センサ44の検出値に基づいて、検査装置100と平板電極20により構成された並列回路の各回路のうち、ある電流値以上の電流が流れている回路があるかどうかを判断していることになる。
電流検出値が所定値以上の電流を示す電流センサ44が無い場合は(ステップS30:NO)、短絡検査部62は短絡部位なしと判定する(ステップS50)。この場合、制御部60は、表示部64に短絡部位なしの結果を示す表示を行う。
一方、電流検出値が所定値以上の電流を示す電流センサ44がある場合は(ステップS30:YES)、短絡検査部62は、平板電極20のうち、電流検出値が所定値以上の電流を示す電流センサ44に対応したプローブ40(「対応プローブ40」ともいう。)を特定する。そして、対応プローブ40が接触している部位(詳細には、平板電極20の積層方向について、平板電極20のうち対応プローブ40と重なる領域)を短絡部位として特定する(ステップS40)。すなわち、平板電極20の短絡部位では内部抵抗Rc1(図3)が極めて小さくなるため、所定の電圧を印加した場合、短絡部位が生じていない部位よりも大きな電流が流れる。よって、電流検出値が所定値以上の電流を示す電流センサ44があるかどうかを判定することで、短絡発生の有無及び短絡部位の特定を行うことができる。なお、短絡部位を特定した場合は、制御部60は、表示部64に特定した短絡部位の結果を示す表示を行う。例えば、予め付されたプローブ40の番号や座標を表示部64に表示する。
上記のように、本実施例の検査装置100は、平板電極20のうち、第2の電極19の面上に複数配置されたプローブ40と第1の電極間に所定の電圧を印加し、各プローブ40を流れた電流に基づいて短絡を検査するため、プローブ40を配置した第2の電極19面上の隅に電流供給点を設ける必要がない。本実施例では、端子32が第1の電極15の面全域と接触して配置されることで、端子32から第1の電極15に電流が供給される。すなわち、第1の電極15のうち端子32と接触している領域は、面内方向について電位の勾配が殆ど無い。よって、本実施例は、第1と第2の電極15,19のそれぞれの隅に電流供給点を設けて面内方向に電流を流して電極面内の電圧分布(電圧勾配)に基づいて短絡検査を行うよりも精度良く短絡検査を行うことができる。また、各プローブ40に流れた電流(電流センサ44が出力した電流検出値)が所定値以上の電流を示すかどうかに基づき短絡検査行うことで、短絡発生の有無の判定や短絡部位の特定を容易に行うことができる。
また、各プローブ40は絶縁部材30によって互いに絶縁されていることから、各プローブ40を流れた電流に基づく短絡の検査をより一層精度良く行うことができる。特に、1回の検査(図4のステップS10〜S50)でより精度良く平板電極20の短絡検査を行うためには、より密にプローブ40を平板電極20の一方の電極面上に配置する必要がある。本実施例の場合、より密にプローブ40を配置した場合でも各プローブ40間は絶縁部材30によって絶縁されることから、隣り合うプローブ40同士が導通し誤判定が生じる可能性を低減することができる。
B.第2実施例:
図5及び図6を用いて第2実施例の検査装置100aについて説明する。図5は、第2実施例の検査装置100aを説明するための図である。図6は、図5のB−B断面図である。第1実施例との違いは、端子32aを複数備えた点と、セレクタスイッチ70を新たに備えた点である。その他の構成については第1実施例と同様の構成であるため、同様の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。
図5に示すように、検査装置100aは、第1の電極15面上に複数の端子32aが一定の間隔をあけて配置されている。具体的には、図6に示すように複数の端子32aは、第1の電極15面上に格子状に配置されている。また、各端子32aは平板電極20を挟んで各プローブ40(図2、図5)に対向している。また、複数の端子32aは互いに絶縁された状態をより確実に維持するために、絶縁部材80内に配置されている。絶縁部材80は、例えば合成樹脂や天然樹脂により作成されている。さらに、図5に示すように、検査装置100aは、各端子32aを選択的に電源部22に接続するためのセレクタスイッチ70を備える。
図7は、第2実施例の検査装置100aを用いた検査処理のフローを説明するための図である。各工程は、検査装置100aの制御部60a(図5)により実行される。また、短絡検査は、図5に示すように検査対象物である平板電極20に複数の端子32aと複数のプローブ40を挟むように配置して行われる。
まず、セレクタスイッチ70を制御し、複数の端子32aの1つを選択する。すなわち、セレクタスイッチ70によって1つの端子32aを電源部22に接続する。ここで、セレクタスイッチ70により選択された端子32aを給電端子32apとも呼ぶ。そして給電端子32apと集電板50との間に所定の電源を印加する(ステップS10a)。次に、短絡検査部62a(図5)は、平板電極20を挟んで給電端子32apと対向するプローブ40(「対向プローブ40」とも呼ぶ。)と、集電板50との間を流れる電流の電流検出値(「特定電流検出値」とも呼ぶ。)を、給電端子32apと集電板50とをつなぐシャフト42に配置された電流センサ44(「特定電流センサ44p」とも呼ぶ。)から取得する(ステップS20a)。
ステップS10a,S20aを複数の端子32a全てについて行う。すなわち、制御部60aは、複数の端子32aの全てについてステップS10a,S20aが行われたかどうかを判断し(ステップS25a)、全ての端子32aについてステップS10a,S20aが行われていないと判断した場合は(ステップS25a:No)、複数の端子32aから給電端子32apとして選択されていない端子32aの1つをセレクタスイッチ70によって電源部22に接続する。そして新たな給電端子32apについてステップS10a,S20aを行う。
全ての端子32aについてステップS10a,S20aが行われたと判断した場合は(ステップS25:YES)、取得した複数の特定電流検出値がそれぞれ所定値以上の電流を示すかどうかを判断する(ステップS30a)。所定値以上の電流を示す特定電流センサ44pが無い場合は(ステップS30a:NO)、短絡検査部62aは短絡部位なしと判定する(ステップS50a)。この場合、制御部60aは、表示部64に短絡部位なしの結果を示す表示を行う。
一方、所定値以上の電流を示す特定電流センサ44pがある場合は(ステップS30a:YES)、短絡検査部62aは、平板電極20のうち、所定値以上の電流を示す特定電流センサ44pに対応した対向プローブ40が接触している部位(詳細には、平板電極20の積層方向について、平板電極20のうち対応プローブ40と重なる領域)を短絡部位として特定する(ステップS40a)。
なお、上記に説明した検査方法について、1つずつの給電端子32apについてステップS10a〜ステップS50aの工程を行っても良い。すなわち、1つの給電端子32apについてステップS10a〜ステップS50aの工程を行った後に、他の端子32aを給電端子32apとしステップ10a〜ステップS50aの工程を行っても良い。
次に、第2実施例の効果について説明する。図8は、第2実施例の効果を説明するための第1の図である。図8(A)は、第1実施例の検査装置100を示す図であり、図8(B)は、第2実施例の検査装置100aを示す図である。図8(A),(B)に示す平板電極20のうち、丸印を付した部位は短絡部位90である。また、図8(A),(B)に示すプローブ40や、図8(B)に示す端子32aは、短絡部位90と同一平面上に位置しているものとする。以下では、短絡部位90から離れた位置に配置されたプローブ40kを通る電流について説明する。
図8(A)に示すように、第1実施例の検査装置100では、電源部22によって端子32と集電板50との間に所定の電圧が印加された場合、複数のプローブ40のうちプローブ40kに向かう電流は、端子32のうち短絡部位90の直近位置から短絡部位90を通過し、第2のガス拡散層18を面内方向(面沿方向)に流れプローブ40kに到達する。また、プローブ40kを通過した電流は、プローブ40kに対応して配置された電流センサ44kにより検出される。
第2実施例の検査装置100aでは、図8(B)に示すように、例えばプローブ40kに対向して配置された端子32akを電源部22に接続し、端子32akと集電板50との間に所定の電圧を印加したとする。この場合、プローブ40kに向かう電流は、第1のガス拡散層16を面内方向(面沿方向)に流れ、短絡部位90を通過し、第2のガス拡散層18を面内方向(面沿方向)に流れプローブ40kに到達する。また、プローブ40kを通過した電流は、プローブ40kに対応して配置された電流センサ44kにより検出される。
一般に、第1のガス拡散層16や第2のガス拡散層18の面沿抵抗Rf(図3)は、端子32,32aやシャフト42や集電板50の抵抗に比べはるかに大きい。よって、第1のガス拡散層16や第2のガス拡散層18の面沿方向を流れる電流の道筋が長い程、端子32,端子32akからプローブ40kまでに至る電路の抵抗は大きくなる。すなわち、同じ電圧を印加した場合に、図8(B)の電流センサ44kによって検出される電流値は、図8(A)の電流センサ44kによって検出される電流値はよりも小さくできる。
図9は、第2実施例の効果を説明するための第2の図である。図9(A)は、第1実施例の検査装置100を示す図であり、図9(B)は、第2実施例の検査装置100aを示す図である。図9(A),(B)に示す平板電極20のうち、丸印を付した部位は短絡部位90である。また、図9(A),(B)に示すプローブ40や、図9(B)に示す端子32aは、短絡部位90と同一平面上に位置しているものとする。以下では、短絡部位90から最も近い位置に配置されたプローブ40h(すなわち、短絡部位90に対向して配置されたプローブ40h)を通る電流について説明する。
図9(A)に示すように、第1実施例の検査装置100では、電源部22によって端子32と集電板50との間に所定の電圧が印加された場合、端子32のうち短絡部位90の直近位置から短絡部位90を通過し、プローブ40hに到達する。また、プローブ40hを通過した電流は、プローブ40hに対応して配置された電流センサ44hにより検出される。すなわち、第1実施例の検査装置100では、プローブ40hに流れる電流は、平板電極20を積層方向に進むことになる。
第2実施例の検査装置100aでは、図9(B)に示すように、短絡部位90から最も近い位置に配置されたプローブ40hに対向して配置された端子32ahを電源部22に接続し、端子32ahと集電板50との間に所定の電圧を印加したとする。この場合、プローブ40hに流れる電流は、図9(A)に示す電路と同様の電路を流れる。よって、第1のガス拡散層16や第2のガス拡散層18を面内方向(面沿方向)に電流が流れず、電流センサ44hによって検出された電流値は、第1実施例の電流センサ44hによって検出された電流値と同程度の大きさとなる。
以上のように、第2実施例の検査装置100aを用いた短絡検査では、端子32aを時分割で給電端子32apとして設定し、各給電端子32apに対向する各プローブ40(対向プローブ40)に対応する各電流センサ44によって検出された電流検出値が所定値以上の電流かどうかを判断する(図7のステップS30a)。よって、短絡部位90の直近にある対向プローブ40を流れる電流の電流値と、それ以外の対向プローブ40を流れる電流の電流値との差は、第1実施例よりも大きくできる。よって、第1実施例に比べ、より精度良く平板電極20の短絡部位を検査できる。
C.変形例:
なお、上記実施例における構成要素の中の、特許請求の範囲の独立項に記載した要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、本発明の上記実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
C−1.第1変形例:
上記実施例では、検査装置100,100aは絶縁部材30を備えていたが、絶縁部材30を備えていなくても良い。すなわち、各プローブ40は互いに隙間を空けて配置されていても良い。また、上記第2実施例では、検査装置100aは絶縁部材80を備えていたが、絶縁部材を備えていなくても良い。すなわち、各端子32aは互いに隙間を空けて配置されていても良い。このようにしても、各プローブ40を流れる電流に基づいて短絡検査を精度良く行うことができる。また、こうすることで検査装置100,100aの部品点数を低減させることができる。
C−2.第2変形例:
上記実施例では、検査装置100,100aで検査を行う検査対象物はMEGA20を用いたが、これに限定されるものではない。例えば、第1と第2のガス拡散層16、18を有さない膜電極接合体(電解質膜10と、第1と第2の触媒層12,14)を検査対象物としても良いし、各種平板電極を検査対象物としても良い。また、例えば、外部からの反応ガスを第1の触媒層12や第2の触媒層14に流通させるためのセパレータをMEGA20の両側に配置した検査対象物について短絡検査を行っても良い。また、例えば、電解質膜10と、その両側に配置された第1と第2の触媒層12,14と、第1と第2の触媒層12,14の両側に配置された第1と第2のガス拡散層16,18及び第1と第2のセパレータの少なくともいずれか一方と、を備える燃料電池を検査対象物としても良い。なお、セパレータについても、第1と第2の電極15,19と同様に、端子32,32aよりも大きな面沿方向の抵抗を有する。よって、セパレータで挟持した検査対象物においても、第1実施例よりも第2実施例の検査装置100aを用いた短絡検査の方が、より精度良く短絡部位90を検査できる。
C−3.第3変形例:
上記実施例では、所定値以上の電流を示す電流検出値の有無により短絡検査を行っていたが、各電流センサ44の電流検出値の大小を比較することで短絡検査を行っても良い。例えば、各電流センサ44のうち最も高い電流検出値を示す電流センサ44と接する部位を短絡発生部位として判定しても良い。
C−4.第4変形例:
上記実施例では、端子32と集電板50間に所定の電圧を印加し、各電流センサ44の電流検出値に基づいて短絡検査を行ったが(図1、図4)、これに限定されるものではない。同じ数のプローブ40を用いてより精度良く短絡検査を行うために、平板電極20の面全域を各プローブ40によって検査できるようにしても良い。例えば、第1実施例において、所定の電圧を印加し、短絡発生の有無の判定及び短絡部位の特定を行った後に(図4のステップS10〜S50)、各プローブ40の平板電極20に対する位置をずらして再度(複数回)ステップS10〜S50を行っても良い。
10…電解質膜
12…第1の触媒層
14…第2の触媒層
15…第1の電極
16…第1のガス拡散層
18…第2のガス拡散層
19…第2の電極
20…平板電極
22…電源部
23…導線
30…絶縁部材
32…端子
32a…端子
32ap…給電端子
40…プローブ
42…シャフト
44…電流センサ
48…短絡測定機構
50…集電板
60…制御部
60a…制御部
62…短絡検査部
62a…短絡検査部
64…表示部
90…短絡部位
100…検査装置
100a…検査装置
Rc1…内部抵抗
Rc2…接触抵抗

Claims (7)

  1. 対向して配置された第1と第2の電極を有する平板電極を検査するための検査装置であって、
    前記第1の電極の面のうち前記第2の電極と対向する面とは反対の面と接触することで、前記第1の電極と電気的に接続される端子と、
    前記第2の電極の面のうち前記第1の電極と対向する面とは反対の面と接触することで、前記第2の電極と電気的に接続される複数のプローブであって、それぞれが互いに絶縁されて設けられている複数のプローブと、
    前記複数のプローブと電気的に接続される集電板と、
    前記端子と前記集電板との間に所定の電圧を印加するための電源部と、
    前記各プローブに対応して設けられ、前記所定の電圧が印加されることで、前記各プローブと前記集電板との間をそれぞれ流れる電流を検出するための複数の電流センサと、
    前記各電流センサの各検出値に基づいて前記平板電極の短絡を検査する短絡検査部と、
    を備える、検査装置。
  2. 請求項1に記載の検査装置であって、
    前記端子は、互いが絶縁されて複数備えられ、
    前記各端子は、前記平板電極を挟んで前記各プローブに対向して配置され、
    前記検出装置は、さらに、
    前記各端子を選択的に前記電源部に接続するためのスイッチを備える、検査装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の検査装置であって、
    前記短絡検査部は、
    前記第2の電極の前記反対の面のうち、所定値以上の電流を示す検出値を出力した前記電流センサに対応した前記プローブと接触している部位を、前記平板電極の短絡部位として特定する、検査装置。
  4. 請求項2に記載の検査装置であって、
    前記短絡検査部は、
    前記スイッチを切り換えて前記複数の端子を時分割で前記電源部に接続することで、前記集電板と前記複数の端子のうち前記電源部に接続された給電端子との間に所定の電圧を印加し、前記複数のプローブのうち前記給電端子に対向する対向プローブと、前記集電板との間を流れる電流を検出するための前記電流センサから、前記検出値である特定検出値を前記複数の端子毎に取得し、
    前記複数の特定検出値のうち所定値以上の電流を示す前記特定検出値を出力した前記電流センサを特定し、
    前記第2の電極の前記反対の面のうちで、前記特定した前記電流センサに対応した前記対向プローブと接触している部位を、前記平板電極の短絡部位として特定する、検査装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の検査装置であって、
    前記複数のプローブは絶縁部材に配置され、それぞれが互いに絶縁されている、検査装置。
  6. 対向して配置された第1と第2の電極を有する平板電極を検査するための検査方法であって、
    (a)前記第1の電極の面のうち前記第2の電極と対向する面とは反対の面と接触し、前記第1の電極と電気的に接続する端子と、前記第2の電極の面のうち前記第1の電極と対向する面とは反対の面と接触し前記第2の電極と電気的に接続する複数のプローブと電気的に接続された集電板と、の間に所定の電圧を印加する工程と、
    (b)前記電圧の印加により前記各プローブと前記集電板との間を流れる各電流を検出する工程と、
    (c)前記検出した各検出値に基づいて前記平板電極の短絡を検査する工程と、を備える、検査方法。
  7. 請求項6に記載の検査方法であって、
    前記端子は複数備えられ、前記各端子は前記平板電極を挟んで前記複数のプローブに対向して配置され、
    前記工程(a)は、
    (a1)前記複数の端子のうちの1つである給電端子と、前記集電板との間に所定の電圧を印加する工程と、
    (a2)前記工程(a1)を前記複数の端子について行う工程と、を含み、
    前記工程(b)は、
    (b1)前記工程(a1)を行っている際に、前記複数のプローブのうち前記給電端子に対向する対向プローブと前記集電板との間を流れる電流である特定電流を検出する工程と、
    (b2)前記工程(b1)を前記複数のプローブについて行う工程と、を含み、
    前記工程(c)は、
    (c1)前記工程(b)により得られる前記複数の特定電流の検出値である複数の特定検出値に基づいて、前記平板電極の短絡を検査する工程を含む、検査方法。
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