JP2012026625A - 送風制御装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】微生物数の余裕度合に応じて空調機や送風機の空気搬送動力を節約する。
【解決手段】送風制御装置は、被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測部1と、微生物数に対して第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理部2と、微生物数に対して第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理部3と、各風量に対応する微生物低減能力を記憶する微生物低減能力記憶部4と、第1の平滑化処理部2の処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第1の風量判断部5と、第2の平滑化処理部3の処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第2の風量判断部6と、第1、第2の風量判断部5,6が選択した風量に基づいて被制御空間への風量を決定する風量決定部7とから構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、衛生的であることが要求される食品工場や医薬品工場あるいは病院などにおいて、被制御空間に存在する細菌などの微生物を低減させる空調システムに係り、特に被制御空間への風量を制御する送風制御装置および方法に関するものである。
食品工場や医薬品工場あるいは病院などの衛生的な施設では、浮遊菌および付着菌が人や物の出入りに伴って室内に侵入する可能性があり、侵入した浮遊菌および付着菌が室内の壁面や装置等に付着して増殖することにより、室内が汚染されるという問題があった。室内の汚染があると、製品の品質悪化につながり、また食品の場合には食中毒の原因となり問題である。
従来、この問題の対策として、循環空気および外気を空気浄化フィルタで濾過してから室内に吹き込む方法が多く採用されている。
また、別の方法として、循環ダクトと給気ダクトの各々に微生物低減手段として紫外線照射装置と抗菌剤噴霧装置とを設け、空気中の菌を紫外線殺菌すると共に、室内に抗菌剤を散布して抗菌雰囲気に保持するようにした空調システムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−106296号公報
上記のように空気を空気浄化フィルタで濾過してから室内に吹き込む換気を行なう場合、空調機の搬送動力を消費することになる。従来は、微生物の確実な除去を優先して、十分に余裕のある高めの風量に設定して運用している。この場合、実際には微生物が十分に少ない状況であっても、高めの風量で運用することになるので、実質的には搬送動力の浪費が生じていることになる。しかしながら、微生物数の変化は、計測可能な要因に伴って増減するものではないので、搬送動力を節約するために風量を低めに設定するのは困難である。
また、特許文献1に開示された空調システムのように微生物低減手段を採用する場合であっても、送風量の設定に際しては、搬送動力の浪費を認識しながらも、微生物の確実な除去を優先して高めに設定することは避けられない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、微生物低減手段を備えた空調システムにおいて、微生物数の余裕度合に応じて、換気のための空調機や減菌装置のための送風機などの空気搬送動力を節約することができる送風制御装置および方法を提供することを目的とする。
本発明の送風制御装置は、被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測手段と、前記微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理手段と、前記微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理手段と、前記被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶手段と、この微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第1の平滑化処理手段の処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第1の風量判断手段と、前記微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第2の平滑化処理手段の処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第2の風量判断手段と、前記第1の風量判断手段が選択した風量と前記第2の風量判断手段が選択した風量とに基づいて前記被制御空間への風量を決定する風量決定手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の送風制御装置は、被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測手段と、前記微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理手段と、前記微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理手段と、前記被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶手段と、前記第1の平滑化処理手段の処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第1の到達時間推定手段と、前記第2の平滑化処理手段の処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第2の到達時間推定手段と、前記微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第1の到達時間推定手段が推定した時間と前記第2の到達時間推定手段が推定した時間とから予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択し、選択した風量を前記被制御空間への風量とする風量決定手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の送風制御装置の1構成例において、前記微生物低減能力は、前記被制御空間の微生物数を上限微生物数から所定の割合へ減少させるまでの所要時間で表されることを特徴とするものである。
また、本発明の送風制御方法は、被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測ステップと、前記微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理ステップと、前記微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理ステップと、前記被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第1の平滑化処理ステップの処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第1の風量判断ステップと、前記微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第2の平滑化処理ステップの処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第2の風量判断ステップと、前記第1の風量判断ステップで選択した風量と前記第2の風量判断ステップで選択した風量とに基づいて前記被制御空間への風量を決定する風量決定ステップとを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の送風制御方法は、被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測ステップと、前記微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理ステップと、前記微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理ステップと、前記第1の平滑化処理ステップの処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第1の到達時間推定ステップと、前記第2の平滑化処理ステップの処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第2の到達時間推定ステップと、前記被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第1の到達時間推定ステップで推定した時間と前記第2の到達時間推定ステップで推定した時間とから予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択し、選択した風量を前記被制御空間への風量とする風量決定ステップとを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、異なる平滑化時間指標による平滑化処理に基づき、実質的に複数の判断を行なうことになるので、微生物数の変化速度のばらつきを考慮した風量決定を行うことができ、微生物数の余裕度合に応じて、空調機や送風機の空気搬送動力の節約を安全に実施することができる。本発明では、常に最大風量が選ばれるような空気搬送動力の浪費も抑制することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る送風制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態に係る送風制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態において微生物低減能力記憶部に記憶された情報の1例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る送風制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態に係る送風制御装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における微生物数実測値と平滑処理結果の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における到達予測時間の算出例を示す図である。
[発明の原理]
本発明では、米国バイオビジラントシステムズ(BioVigilant Systems)社が開発したリアルタイム細菌ディテクタ(長谷川倫男他,「気中微生物リアルタイム検出技術とその応用」,株式会社山武,azbil Technical Review 2009年12月号,p.2−7,2009年)を室内に配置し、微生物数を計測する。微生物数は、季節、温度、湿度、空間内の在室者数などによりランダムに変化する。
本発明で実行するのは空調機の換気送風制御や送風機の送風制御であることから、モデル予測制御の概念を採用し、微生物数の増加を予測して換気や減菌が遅れないように判断することが考えられる。ただし、微生物数についてはモデル予測のためのモデル作成が難しく、特に難しいのは微生物数の変化速度の絞込みである。
そこで、本発明では、送風制御の風量を、省エネモードを含む少なくとも2段階に分ける。そして、各風量における微生物低減能力を予め調査し、登録しておく。例えば、風量Am3/minでは、N個/m3minの低減能力というような数値化されたものになる。
次に、微生物数の計測データを平滑化する手法を採用するわけであるが、複数の異なる平滑化時間指標(平滑化処理が1次遅れフィルタ処理であれば時定数)に分けて処理する。この際、微生物数の変化速度のばらつきを考慮して、平滑化時間指標を設定する。例えば、微生物数が最速で変化する場合に減菌が追従できるように過去のデータから定められた平滑化時間指標と、微生物数が統計的に信頼度が高い緩やかな速度で変化する場合に減菌が追従できるように過去のデータから定められた平滑化時間指標に分ける。
そして、微生物低減能力が、微生物数の変化速度のばらつきを考慮した複数の平滑化処理の結果から予測される微生物数の増加に対応できるか否かに基づき、送風制御の風量を増減させれば、不必要に過剰な空気搬送動力を節約することが可能になる。
[第1の実施の形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の実施の形態は、細菌などの微生物を完全にゼロにする空間において使用されるのではなく、通常はその空間に隣接あるいは連続する周辺の空間において使用される。すなわち、医薬品工場などにおいて完全無菌化空間を作るためには、周辺に準無菌化空間が必要になるわけであり、以下の実施の形態はそのような準無菌化空間が適用対象になると考えるのが好ましい。このような準無菌化空間では、前述したように、人や物の出入りなどに伴って室内の微生物数が増加し得る。しかし、出入りする人や物の量に正比例して微生物数が増加するというわけではないので、微生物数を計測せずに微生物数を把握するのは困難である。以下の実施の形態は、微生物低減手段として、換気を濾過する空気浄化フィルタを用いるものとする。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る送風制御装置の構成を示すブロック図である。送風制御装置は、被制御空間の微生物数をリアルタイムで計測する微生物数計測部1と、微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理部2と、微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理部3と、被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶部4と、微生物低減能力記憶部4を参照して、第1の平滑化処理部2の処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第1の風量判断部5と、微生物低減能力記憶部4を参照して、第2の平滑化処理部3の処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第2の風量判断部6と、第1の風量判断部5が選択した風量と第2の風量判断部6が選択した風量とに基づいて被制御空間への風量を決定する風量決定部7とから構成される。
図2は本実施の形態の送風制御装置の動作を示すフローチャートである。微生物低減能力記憶部4には、空気浄化フィルタで濾過する換気における空調機の送風制御の風量Vi[m3/min]と、風量Viに対応する微生物低減能力として、上限微生物数NUから微生物数を半減させるまでの所要時間Si[min]が、予め調査され記憶されている。図3に微生物低減能力記憶部4に記憶された情報の1例を示す。風量が少ないほど搬送動力の消費は少なく、省エネルギーになるが、微生物数を半減させる能力は低くなる。
微生物数計測部1は、空調機や送風機で換気を行う被制御空間(上記の準無菌化空間)における特定のタイミングTjで検出される単位容積および単位時間(例えば1分)あたりの微生物の数をNj[個/m3]として計測する(図2ステップS100)。微生物数計測部1としては、リアルタイム細菌ディテクタが利用できる。微生物数計測部1が計測対象とする空気は、例えば準無菌化空間内の代表的な位置の空気である。
第1の平滑化処理部2は、微生物数計測部1が計測した微生物数Njに対して、第1の平滑化時間指標T1によって定まる第1の平滑化処理を行う(ステップS101)。第1の平滑化時間指標T1は、過去のデータから想定される状況として微生物数が最速で変化する場合に変化の検出が追従できるように予め決定されたものである。すなわち、危険な増加傾向でありかつ現実的な数値として認め得るものを確実に検出することを目的とする。ここでは、第1の平滑化処理を1次遅れフィルタ処理とし、第1の平滑化時間指標T1を1次遅れフィルタの時定数T1=41[min]とする。このT1=41[min]は、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間S3=41[min]と同じ値である。第1の平滑化処理部2による処理結果をD1とする。
第2の平滑化処理部3は、微生物数計測部1が計測した微生物数Njに対して、第2の平滑化時間指標T2によって定まる第2の平滑化処理を行う(ステップS102)。第2の平滑化時間指標T2は、過去のデータから統計的に信頼度が高い緩やかな速度で微生物数が変化する場合の変化を反映できるように予め決定されたものである。すなわち、増加傾向の頭打ちなどを不用意に安全側で判断してしまわないように堅実に検出することを目的とする。ここでは、第2の平滑化処理を1次遅れフィルタ処理とし、第2の平滑化時間指標T2を1次遅れフィルタの時定数T2=298[min]とする。このT2=298[min]は、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間S1=298[min]と同じ値である。第2の平滑化処理部3による処理結果をD2とする。
第1の風量判断部5は、第1の平滑化処理を実行した結果D1の変化率ΔD1を算出する(ステップS103)。第1の平滑化処理部2の前回の処理結果をD1OLDとすれば、変化率ΔD1は(D1−D1OLD)/単位時間(例えば1分)により算出することができる。第1の風量判断部5は、ステップS103で算出した変化率ΔD1が前回算出した変化率に比べて増加傾向であるとき(ステップS104においてYES)、この変化率ΔD1が継続すると仮定して、微生物数が上限微生物数NUに到達するまでの時間R1を算出する(ステップS105)。現在の微生物数を示すD1とその変化率ΔD1が既知であれば、時間R1を算出できることは言うまでもない。
第1の風量判断部5は、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間Siのうちα1×R1(α1は所定の設計係数)よりも小さい所要時間の中で最大となる所要時間に対応する風量Vi_1を微生物低減能力記憶部4から取得する(ステップS106)。上記の微生物低減能力は、上限微生物数NUから微生物数を半減させるまでの所要時間で与えられているので、α1=1.0程度に設計しておけば、十分に問題のない風量が選ばれることになる。なお、ステップS104において変化率ΔD1が増加傾向にない場合は、ステップS105,S106による風量Vi_1の更新は実行されず、最低風量が選ばれることになる(ステップS107)。
一方、第2の風量判断部6は、第2の平滑化処理を実行した結果D2の変化率ΔD2を算出する(ステップS108)。第2の平滑化処理部3の前回の処理結果をD2OLDとすれば、変化率ΔD2は(D2−D2OLD)/単位時間(例えば1分)により算出することができる。第2の風量判断部6は、ステップS108で算出した変化率ΔD2が前回算出した変化率に比べて増加傾向であるとき(ステップS109においてYES)、この変化率ΔD2が継続すると仮定して、微生物数が上限微生物数NUに到達するまでの時間R2を算出する(ステップS110)。現在の微生物数を示すD2とその変化率ΔD2が既知であれば、時間R2を算出できることは言うまでもない。
第2の風量判断部6は、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間Siのうちα2×R2(α2は所定の設計係数)よりも小さい所要時間の中で最大となる所要時間に対応する風量Vi_2を微生物低減能力記憶部4から取得する(ステップS111)。上記の微生物低減能力は、上限微生物数NUから微生物数を半減させるまでの所要時間で与えられているので、α2=1.0程度に設計しておけば、十分に問題のない風量が選ばれることになる。なお、ステップS109において変化率ΔD2が増加傾向にない場合は、ステップS110,S111による風量Vi_2の更新は実行されず、最低風量が選ばれることになる(ステップS112)。
風量決定部7は、第1の風量判断部5が決定した風量Vi_1と第2の風量判断部6が決定した風量Vi_2とのうち最大のものを、被制御空間への風量Viとして決定する(ステップS113)。
図示しない空調機は、被制御空間から戻される空気(還気)を冷却もしくは加熱するか、あるいは還気と外気との混合気を冷却もしくは加熱して、被制御空間へ送り出す。空調機または送風機から送り出される空気(給気)は、空気浄化フィルタを通過した後に被制御空間へ送り出される。風量決定部7は、給気風量がステップS113で決定した値Viとなるように、空調機または送風機のファン回転数を制御する。
送風制御装置は、以上の図2に示した処理を特定の周期(あるいは特定のタイミング)で繰り返し実行する。なお、温度・湿度制御のためなら換気を少なくするのが効率的であり、無菌化空間あるいは準無菌化空間における換気は、実質的に滅菌のためだけに換気を多くしていることになる。すなわち、微生物数のみに応じて風量を決定することが妥当であり、支障は生じない。
以上のように、本実施の形態では、異なる平滑化時間指標による平滑化処理に基づき、実質的に複数の判断を行なうことになるので、微生物数の変化速度のばらつきを考慮した風量決定を行うことができ、微生物数の余裕度合に応じて、空調機や送風機の空気搬送動力の節約を安全に実施することができる。本実施の形態では、常に最大風量が選ばれるような空気搬送動力の浪費も抑制することができる。
なお、微生物低減能力の数値は適宜調査して設定されるべきものである。また、微生物低減能力を、上限微生物数NUから微生物数を半減させるまでの所要時間Si[min]で表す与え方は一例に過ぎず、風量を適切に選択し得る微生物低減能力の与え方であれば、これに限られない。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図4は本発明の第2の実施の形態に係る送風制御装置の構成を示すブロック図であり、図1と同一の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の送風制御装置は、微生物数計測部1と、第1の平滑化処理部2と、第2の平滑化処理部3と、微生物低減能力記憶部4と、第1の平滑化処理部2の処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第1の到達時間推定部8と、第2の平滑化処理部3の処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第2の到達時間推定部9と、微生物低減能力記憶部4を参照して、第1の到達時間推定部8が推定した時間と第2の到達時間推定部9が推定した時間とから予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択し、選択した風量を被制御空間への風量とする風量決定部7aとから構成される。
図5は本実施の形態の送風制御装置の動作を示すフローチャートである。図5のステップS200〜S202の処理は、図2のステップS100〜S102と同じである。
第1の到達時間推定部8は、第1の平滑化処理を実行した結果D1の変化率ΔD1を算出する(ステップS203)。第1の到達時間推定部8は、ステップS203で算出した変化率ΔD1が前回算出した変化率に比べて増加傾向であるとき(ステップS204においてYES)、この変化率ΔD1が継続すると仮定して、微生物数が上限微生物数NUに到達するまでの時間R1を算出する(ステップS205)。このステップS203〜S205の処理は、図2のステップS103〜S105と同じである。なお、ステップS204において変化率ΔD1が増加傾向にない場合は、ステップS205による時間R1の算出は実行されず、時間R1は無限大相当の時間(例えば10000分)が設定されることになる(ステップS206)。
第2の到達時間推定部9は、第2の平滑化処理を実行した結果D2の変化率ΔD2を算出する(ステップS207)。第2の到達時間推定部9は、ステップS207で算出した変化率ΔD2が前回算出した変化率に比べて増加傾向であるとき(ステップS208においてYES)、この変化率ΔD2が継続すると仮定して、微生物数が上限微生物数NUに到達するまでの時間R2を算出する(ステップS209)。このステップS207〜S209の処理は、図2のステップS108〜S110と同じである。なお、ステップS208において変化率ΔD2が増加傾向にない場合は、ステップS209による時間R2の算出は実行されず、時間R2は無限大相当の時間(例えば10000分)が設定されることになる(ステップS210)。
風量決定部7aは、第1の到達時間推定部8が算出した時間R1と第2の到達時間推定部9が算出した時間R2とのうち最小のものを、到達予測時間RXとして決定する(ステップS211)。これにより、ばらつきを考慮した到達予測時間算出を行うことができる。そして、風量決定部7aは、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間Siのうちα×RX(αは所定の設計係数)よりも小さい所要時間の中で最大となる所要時間に対応する風量Viを微生物低減能力記憶部4から取得し、このViを被制御空間への風量Viとして決定する(ステップS212)。上記の微生物低減能力は、上限微生物数NUから微生物数を半減させるまでの所要時間で与えられているので、α=1.0程度に設計しておけば、十分に問題のない風量が選ばれることになる。
第1の実施の形態と同様に、図示しない空調機または送風機から送り出される空気(給気)は、空気浄化フィルタを通過した後に被制御空間へ送り出される。風量決定部7aは、給気風量がステップS212で決定した値Viとなるように、空調機または送風機のファン回転数を制御する。
送風制御装置は、以上の図5に示した処理を特定の周期(あるいは特定のタイミング)で繰り返し実行する。
図6、図7は本実施の形態の動作例を示す図であり、図6は300分間の微生物数実測値と平滑処理結果の例を示す図である。図6の600は微生物数計測部1による単位時間(1分)毎の微生物数実測値であり、0,1,2,3,4の整数で得られている。601は第1の平滑化処理部2による第1の平滑化処理結果D1であり、微生物数実測値に対して時定数T1=41[min]の1次遅れフィルタによる平滑化処理を行なった結果を示している。602は第2の平滑化処理部3による第2の平滑化処理結果D2であり、微生物数実測値に対して時定数T2=298[min]の1次遅れフィルタによる平滑化処理を行なった結果を示している。
図7は微生物数が上限微生物数NUに到達するまでの到達予測時間の算出例を示す図である。ただし、図7では、表示の都合により到達予測時間を逆数で示している。700は第1の風量判断部5が第1の平滑化処理結果D1に基づいて算出した到達予測時間R1の逆数である。701は第2の風量判断部6が第2の平滑化処理結果D2に基づいて算出した到達予測時間R2の逆数である。702は41分の逆数のボーダーラインを示し、703は126分の逆数のボーダーラインを示し、704は298分の逆数のボーダーラインを示している。
到達予測時間R1,R2の逆数が298分の逆数のボーダーライン未満の場合、すなわち到達予測時間R1,R2が298分より大の場合、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間Siのうち最大となる所要時間298分に対応する風量V1=0.50[m3/min]が選ばれる。
到達予測時間R1,R2の逆数が298分の逆数のボーダーライン以上で126分の逆数のボーダーライン未満の場合、すなわち到達予測時間R1,R2が298分以下で126分より大の場合、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間Siのうち298分よりも小さい所要時間の中で最大となる所要時間126分に対応する風量V2=1.50[m3/min]が選ばれる。
到達予測時間R1,R2の逆数が126分の逆数のボーダーライン以上で41分の逆数のボーダーライン未満の場合、すなわち到達予測時間R1,R2が126分以下で41分より大の場合、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間Siのうち126分よりも小さい所要時間の中で最大となる所要時間41分に対応する風量V3=4.50[m3/min]が選ばれる。
到達予測時間R1,R2の逆数が41分の逆数のボーダーライン以上の場合、すなわち到達予測時間R1,R2が41分以下の場合、微生物低減能力記憶部4に記憶されている所要時間Siのうち41分よりも小さい所要時間の中で最大となる所要時間15分に対応する風量V4=10.0[m3/min]が選ばれる。
図7において、時刻135分近傍までは、到達予測時間R1の逆数が到達予測時間R2の逆数よりも概ね大、すなわち到達予測時間R1が到達予測時間R2よりも概ね短くなっており、第1の風量判断部5が選んだ風量が第2の風量判断部6が選んだ風量よりも概ね大きくなる。このため、風量決定部7は、第1の風量判断部5が選んだ風量を被制御空間への風量Viとして決定する。
次に、時刻135分近傍から148分近傍までは、到達予測時間R2の逆数が到達予測時間R1の逆数よりも概ね大、すなわち到達予測時間R2が到達予測時間R1よりも概ね短くなっており、第2の風量判断部6が選んだ風量が第1の風量判断部5が選んだ風量よりも概ね大きくなる。このため、風量決定部7は、第2の風量判断部6が選んだ風量を被制御空間への風量Viとして決定する。
時刻148分近傍から200分近傍までは、到達予測時間R1の逆数が到達予測時間R2の逆数よりも概ね大、すなわち到達予測時間R1が到達予測時間R2よりも概ね短くなっている。このため、風量決定部7は、第1の風量判断部5が選んだ風量を被制御空間への風量Viとして決定する。
時刻200分以降は、到達予測時間R2の逆数が到達予測時間R1の逆数よりも概ね大、すなわち到達予測時間R2が到達予測時間R1よりも概ね短くなっている。このため、風量決定部7は、第2の風量判断部6が選んだ風量を被制御空間への風量Viとして決定する。
本実施の形態の動作は第1の実施の形態と実質的に同一であり、第1の実施の形態と同じ効果を得ることができる。
なお、第1、第2の実施の形態の送風制御装置は、CPU、記憶装置および外部とのインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。CPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って第1、第2の実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、微生物低減手段を備えた空調システムにおいて、空調機や送風機の空気搬送動力を節約する技術に適用することができる。
1…微生物数計測部、2…第1の平滑化処理部、3…第2の平滑化処理部、4…微生物低減能力記憶部、5…第1の風量判断部、6…第2の風量判断部、7,7a…風量決定部、8…第1の到達時間推定部、9…第2の到達時間推定部。

Claims (6)

  1. 被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測手段と、
    前記微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理手段と、
    前記微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理手段と、
    前記被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶手段と、
    この微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第1の平滑化処理手段の処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第1の風量判断手段と、
    前記微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第2の平滑化処理手段の処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第2の風量判断手段と、
    前記第1の風量判断手段が選択した風量と前記第2の風量判断手段が選択した風量とに基づいて前記被制御空間への風量を決定する風量決定手段とを備えることを特徴とする送風制御装置。
  2. 被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測手段と、
    前記微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理手段と、
    前記微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理手段と、
    前記被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶手段と、
    前記第1の平滑化処理手段の処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第1の到達時間推定手段と、
    前記第2の平滑化処理手段の処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第2の到達時間推定手段と、
    前記微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第1の到達時間推定手段が推定した時間と前記第2の到達時間推定手段が推定した時間とから予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択し、選択した風量を前記被制御空間への風量とする風量決定手段とを備えることを特徴とする送風制御装置。
  3. 請求項1または2記載の送風制御装置において、
    前記微生物低減能力は、前記被制御空間の微生物数を上限微生物数から所定の割合へ減少させるまでの所要時間で表されることを特徴とする送風制御装置。
  4. 被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測ステップと、
    前記微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理ステップと、
    前記微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理ステップと、
    前記被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第1の平滑化処理ステップの処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第1の風量判断ステップと、
    前記微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第2の平滑化処理ステップの処理結果から予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択する第2の風量判断ステップと、
    前記第1の風量判断ステップで選択した風量と前記第2の風量判断ステップで選択した風量とに基づいて前記被制御空間への風量を決定する風量決定ステップとを備えることを特徴とする送風制御方法。
  5. 被制御空間の微生物数を計測する微生物数計測ステップと、
    前記微生物数に対して第1の平滑化時間指標によって定まる第1の平滑化処理を行う第1の平滑化処理ステップと、
    前記微生物数に対して第2の平滑化時間指標によって定まる第2の平滑化処理を行う第2の平滑化処理ステップと、
    前記第1の平滑化処理ステップの処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第1の到達時間推定ステップと、
    前記第2の平滑化処理ステップの処理結果から微生物数が上限微生物数に到達するまでの時間を推定する第2の到達時間推定ステップと、
    前記被制御空間への各風量に対応する微生物低減手段の微生物低減能力を予め記憶する微生物低減能力記憶手段を参照して、前記第1の到達時間推定ステップで推定した時間と前記第2の到達時間推定ステップで推定した時間とから予測される微生物数の増加に対応できる微生物低減能力に適した風量を選択し、選択した風量を前記被制御空間への風量とする風量決定ステップとを備えることを特徴とする送風制御方法。
  6. 請求項4または5記載の送風制御方法において、
    前記微生物低減能力は、前記被制御空間の微生物数を上限微生物数から所定の割合へ減少させるまでの所要時間で表されることを特徴とする送風制御方法。
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