JP2012025500A - 記録装置の制御方法、及び記録装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ターゲットを支持する支持手段と、記録手段と、ターゲットを巻き掛ける第1駆動ローラーと、ターゲットを巻き掛ける第2駆動ローラーと、を備えた記録装置の制御方法である。ターゲットを搬送する場合において、第1駆動ローラーを回転量制御によって駆動するとともに、第2駆動ローラーを第1〜第4の管理トルク値に基づくトルク制御によって駆動し、第4の管理トルク値T1,T2,T3,T4は、ターゲットの搬送停止時における第1の管理トルク値T1よりも低く、第2の管理トルク値T2は第1の管理トルク値T1よりも高く、第3の管理トルク値T3は第1の管理トルク値T1よりも高く且つ第2の管理トルク値T2よりも低く設定される。
【選択図】図6
Description
この構成によれば、第1駆動ローラーが回転を開始するタイミングよりも早く第2駆動ローラーが回転を開始するので、第1駆動ローラー及び第2駆動ローラー間において支持手段の長さ分だけ生じるトルク伝達の遅れを解消することができる。よって、第2駆動ローラーのトルクをターゲットに伝達させた状態で第1駆動ローラーによる送り出し動作を行うことができる。よって、搬送開始時においてターゲットに弛みが生じることを防止できる。
この構成によれば、第2駆動ローラーが第2の管理トルク値から第3の管理トルク値による回転駆動に切り替わるタイミングよりも第1駆動ローラーが減速動作を早く開始するので、第1駆動ローラーと第2駆動ローラーとの間でターゲットに搬送速度差が生じることを防止し、ターゲットに弛みを生じさせることなく、搬送動作を終了することができる。
第2搬送ローラー対33は、第2搬送モーター(図3参照)34に対して動力伝達可能に連結された第2駆動ローラー33aと、該第2駆動ローラー33aに対して連続紙12を挟んで対向するように配置された第2従動ローラー33bとによって構成されている。
図3に示すように、プリンター11には、装置全体の駆動状態を制御するコントローラー(駆動制御部)44が設けられている。コントローラー44は、中央処理装置となるCPU45、ROM46、及びRAM47を備えている。ROM46には、図4、5にフローチャートで示される印刷処理及び搬送処理に関する処理ルーチンのプログラム等が記憶されている。また、RAM47には、CPU45の演算結果が一時的に記憶されたり、外部入力装置48から入力される印刷データなどが一時記憶されたりする。
(1)上記実施形態に係るプリンター11の制御方法及びプリンター11では、第2搬送モーター34が第2駆動ローラー33aを第1〜第4の管理トルク値T1〜T4に基づくトルク制御によって駆動することにより、第2駆動ローラー33aから連続紙12に付与される張力の大きさを調整することができる。そのため、プラテン28に支持されつつ搬送される連続紙12を確実に搬送経路に沿って張られた状態にすることができる。また、所定の張力が付与された状態で連続紙12を搬送できるので、連続紙12に負荷をかけず、第1、第2駆動ローラー25a,33aと連続紙12との間にすべり等の位置ズレが生じることを防止でき、連続紙12を搬送する際の位置制御を精度良く行うことができる。
上記実施形態において、プラテン28の支持面PLに対して連続紙12を吸着させる吸着手段として、プラテン28の支持面PLに対して連続紙12を静電吸着させる静電吸着装置を採用してもよい。なお、この場合、静電吸着装置は、連続紙12の印刷処理時には、第1の静電吸着力で連続紙12をプラテン28の支持面PLに静電吸着させ、連続紙12の搬送処理時には、第1の静電吸着力よりも小さい第2の静電吸着力で連続紙12をプラテン28の支持面PLに静電吸着させる構成とすることが望ましい。
上記実施形態では、記録装置をインクジェット式プリンターに具体化したが、この限りではなく、インク以外の他の液体(機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体を含む)を噴射したり吐出したりする液体噴射装置に具体化することもできる。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体(液状体)を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置、ゲル(例えば物理ゲル)などの液体(流状体)を噴射する液体噴射装置であってもよい。そして、これらのうち何れか一種の液体噴射装置に本発明を適用することができる。
Claims (4)
- 長尺状のターゲットを該ターゲットの長さ方向に沿う搬送経路に沿わせて支持する支持手段と、前記支持手段により支持された状態にある前記ターゲットに対して記録処理を施す記録手段と、前記搬送経路上における前記支持手段の上流側端部の近傍位置において前記ターゲットを巻き掛ける第1駆動ローラーと、前記搬送経路上における前記支持手段の下流側端部の近傍位置において前記ターゲットを巻き掛ける第2駆動ローラーと、を備えた記録装置の制御方法であって、
前記ターゲットを搬送する場合において、
前記第1駆動ローラーを回転量制御によって駆動するとともに、前記第2駆動ローラーを第1の管理トルク値、第2の管理トルク値、第3の管理トルク値、及び第4の管理トルク値に基づくトルク制御によって駆動し、
前記第4の管理トルク値は、前記ターゲットの搬送停止時における前記第1の管理トルク値よりも低く設定され、
前記第2の管理トルク値は、前記第1の管理トルク値よりも高く設定され、
前記第3の管理トルク値は、前記第1の管理トルク値よりも高く且つ前記第2の管理トルク値よりも低く設定されることを特徴とする記録装置の制御方法。 - 前記第2の管理トルク値は、前記ターゲットの搬送を開始する際に前記第1駆動ローラーの回転数を上昇させる加速期間に対応しており、
前記加速期間においては、前記第1駆動ローラーが回転を開始するタイミングよりも早く前記第2駆動ローラーの回転を開始させることを特徴とする請求項1に記載の記録装置の制御方法。 - 前記第4の管理トルク値は、前記ターゲットの搬送を終了する際に前記第1駆動ローラーの回転数を下降させる減速期間に対応しており、
前記減速期間においては、前記第2駆動ローラーが前記第2の管理トルク値から前記第3の管理トルク値による回転駆動に切り替わるタイミングよりも前記第1駆動ローラーの減速を早く開始させることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録装置の制御方法。 - 長尺状のターゲットを該ターゲットの長さ方向に沿う搬送経路に沿わせて支持する支持手段と、
前記支持手段により支持された状態にある前記ターゲットに対して記録処理を施す記録手段と、
前記搬送経路上における前記支持手段の上流側端部の近傍位置において前記ターゲットを巻き掛ける第1駆動ローラーと、
前記搬送経路上における前記支持手段の下流側端部の近傍位置において前記ターゲットを巻き掛ける第2駆動ローラーと、
前記ターゲットを搬送する場合において、第1駆動手段を用いて前記第1駆動ローラーを回転量制御によって駆動するとともに、第2駆動手段を用いて前記第2駆動ローラーを第1の管理トルク値、第2の管理トルク値、第3の管理トルク値、及び第4の管理トルク値に基づくトルク制御によって駆動する駆動制御部と、を備え、
前記第4の管理トルク値は、前記ターゲットの搬送停止時における前記第1の管理トルク値よりも低く設定され、
前記第2の管理トルク値は、前記第1の管理トルク値よりも高く設定され、
前記第3の管理トルク値は、前記第1の管理トルク値よりも高く且つ前記第2の管理トルク値よりも低く設定されることを特徴とする記録装置。
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