JP2012024211A - 補助便座掛け - Google Patents
補助便座掛け Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012024211A JP2012024211A JP2010164425A JP2010164425A JP2012024211A JP 2012024211 A JP2012024211 A JP 2012024211A JP 2010164425 A JP2010164425 A JP 2010164425A JP 2010164425 A JP2010164425 A JP 2010164425A JP 2012024211 A JP2012024211 A JP 2012024211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet seat
- auxiliary toilet
- hanger
- auxiliary
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明に係る補助便座掛け1は、基部3と、基部3に立設された支柱部5と、支柱部5から支柱部5に対して交差方向に延出して補助便座を保持するハンガー部7とを備えてなり、ハンガー部7は、補助便座の開口部周壁を支持することで補助便座を保持すると共に、ハンガー部7に補助便座を保持した状態で補助便座の下端が基部3に当接しない位置に配置されていることを特徴とするものである。
【選択図】 図1
Description
幼児用補助便座は幼児が用を足すときに使用するため、幼児の使用後は便座から取り外して保管する必要がある。しかし、補助便座は基本的には大人サイズの便座を小さくしたような形状であるため、トイレ内の壁に立て掛けておくとしても、不安定であり、また、補助便座は尿の付着などがあり汚れているため不用意に保管すると不潔である。
特許文献1に記載された子供用補助便座収納マットは、洗濯可能な防水性に優れた材質の生地を利用したマットの上部に平布を取り付けて、平布の中央折り返し部分とマット上部中央に面ファスナーを取り付けたものである(特許文献1の請求項1参照)。
上記子供用補助便座収納マットを使用する際には、マットの上端部をペーパーホルダーのフタカバーに取り付けることでマットをペーパーホルダーに取り付ける。そして、平布を折り返して、折り返し部分に子供用補助便座を引掛けるようにして保持する。
また、特許文献1のものは洗濯可能な防水性の材質の生地を使用しているが、このことは洗濯することを前提としていることを意味しており、洗濯の手間がかかるという問題もある。
該ハンガー部に補助便座の開口部周壁を掛けた状態で補助便座の下端が前記基部に当接しない位置に前記ハンガー部が配置されていることを特徴とするものである。
本実施の形態に係る補助便座掛け1は、基部3と、基部3に立設された支柱部5と、該支柱部5から該支柱部5と交差方向に延出したハンガー部7とを備えてなるものである。
各部の構造を詳細に説明する。
基部3は金属製の線材を屈曲して略矩形状に形成されており、前辺9と後辺11が短辺であり、両側辺13が長辺となっている。本明細書において、方向を示す用語として「前」とは、ハンガー部7が支柱部5から延出する延出方向をいい、「後」とはその逆方向をいう。
基部3の四隅近傍には滑り止めとしてのゴムチューブ15が設置されている(図1〜図6参照)。なお、ゴムチューブ15を設ける位置や数は図1〜図6に示したものに限定されず、例えば、図7〜図9に示すように、前辺9側に2個設けるようにしてもよい。
基部3における前辺9は前方に出っ張るように湾曲する湾曲部17を有している(図1〜図6参照)。前方に出っ張る湾曲部17を設けることで、補助便座50を保持した状態での安定度が増す。もっとも、湾曲部17を設けることは必須ではなく、例えば図7〜図9に示すように、前辺9に湾曲部17を設けないようにしてもよい。
基部3の両側辺13に跨るように門型の突出部19が設けられている。突出部19は補助便座50を保持したときに補助便座50の下端部に当接して補助便座50の下端部が前方に動くのを防止する。
基部3の奥行き、すなわち両側辺13の長さは、140mm〜160mmに設定されている。後辺11をトイレ室の壁に当接させたときに、前方に出っ張る長さをできるだけ短くすると共に補助便座を掛けたときに安定するようにするためである。
また、本実施の形態の基部3は略矩形状に形成しているが、本発明の基部3の形状は矩形状に限定されるものではなく、例えば円形、楕円形、正方形、菱形などその他の形状であってもよい。
支柱部5は、基部3と同様に金属製の線材を屈曲して形成され、基部3に溶接にて接合されている。支柱部5は、基部3における後辺11側に偏った位置に立設されている。
支柱部5の形状をより具体的に説明する。支柱部5は、下端側が基部3に接合されて上方に延びる棒材からなり、その上端部が内側に屈曲して、さらにその端部が下方に屈曲している。そして、屈曲した先端部にハンガー部7が線材を屈曲して形成されている。ハンガー部7は支柱部5における下方に屈曲した先端部に形成されているので、支柱部5の上端部には、ハンガー部7よりも上方に延出する上端延出部21が形成されている。
ハンガー部7は、基部3及び支柱部5と同様に金属製の線材を屈曲して形成され、支柱部5と交差方向に支柱部5から延出して設けられている。ハンガー部7の具体的形状は、平面視で略U字状であり、前述したように支柱部5の先端部に形成されている。
本実施の形態のハンガー部7は、支柱部5に対してほぼ直角で、前方に向う方向、換言すれば基部3の中心側に向かう方向に延出している。
ハンガー部7の先端部は、斜め上方に向って屈曲されている(図1、図4参照)。ハンガー部7の先端部の横辺23には滑り止めとしての塩ビチューブ25が設置されている。
上記の設置位置を180mm〜410mmに設定した理由を以下説明する。
現在市販されている補助便座に関し、図7に示すように、便座開口部51の後側(ハンドル53が設置されるのと反対側)の周壁と便座前端部との距離A、便座開口部51の前側(ハンドル53が設置される側)の周壁と補助便座後端部との距離Bを計測したところ、距離Aは230mm〜288mmであり、距離Bは263mm〜292mmである。補助便座の端部に掛環が設けられているものも市販されており、そのようなタイプのものでは掛環から他方の端部までの最大長さは400mmである。
なお、補助便座をハンガー部7に横向きに掛けることもでき、その場合、補助便座におけるハンガー部7に引掛ける周壁と該周壁に対向する便座側端部との距離C(図7参照)が問題になるが、市販の補助便座における距離Cを測定したところ、174mm〜202.5mmであった。
以上のように、現在市販されている補助便座をハンガー部7に引掛けることを想定すると、補助便座におけるハンガー部7に引掛けた部位と補助便座の下端との距離は、最も短い場合が174mmであり、最も長い場合が400mmとなる。
そこで、ハンガー部7の支柱部5に対する設置位置としては、上記の寸法に若干の余裕をみて、180mm〜410mmの範囲に設定することにした。ハンガー部7の支柱部5に対する設置位置を、使用する補助便座との関係で前記範囲内の適宜の位置に設定すればよい。
なお、市販されているどの補助便座を掛けても補助便座の下端が基部3に当接しないようにするには、ハンガー部7の支柱部5に対する設置位置を405mm以上に設定すればよい。
補助便座掛け1はトイレ室内に設置するのが通常である。その場合、基部3の後辺11を壁面に当接させて床面に載置する。その状態で、例えば図7、図8に示すように、補助便座50の後方部を上にして、補助便座50の開口部にハンガー部7を挿入して、ハンガー部7における前方に延びる辺部27に補助便座50の開口部後方側の壁面を載置する。このとき、図7、図8に示すように、補助便座50の前部に幼児が持つハンドル53が取り付けられているような場合は、補助便座50の前部の重量が重く、補助便座50をハンガー部7に保持させたときに前部が後方側に振れるが、図8に示すように、補助便座50の下部が支柱部5に当接して略垂直状態で保持される。他方、補助便座50の上部は前方に移動しようとするが、ハンガー部7の先端が斜め上方に向って屈曲しているので、屈曲部でその移動が阻止され、補助便座50は安定して保持される。
また、支柱部5の上端部には、ハンガー部7よりも上方に延出する上端延出部21を有しており、この上端延出部21は補助便座50が後方側に移動するのを阻止して補助便座50がハンガー部7から外れるのを防止する。
ハンガー部7は、基部3に対して後方寄り設置された支柱から前方方向に延出して設けられているので、ハンガー部7における補助便座50を保持する位置が平面視したときに基部3の中心近傍になる。そのため、補助便座50をハンガー部7に安定的に保持することができる。
また、補助便座50の保持態様は図7〜図9に示したものに限られず、例えば補助便座50を横向きにして保持するようにしてもよい。
また、補助便座掛け1が金属製の線材で形成されているので、汚れ難く、仮に汚れたとしても掃除が簡単である。
さらに、本実施の形態の補助便座掛け1は、補助便座50をハンガー部7に引掛けるだけでよいので、簡単な動作でよく、きわめて便利である。
3 基部
5 支柱部
7 ハンガー部
9 前辺
11 後辺
13 側辺
15 ゴムチューブ
17 湾曲部
19 突出部
21 上端延出部
23 横辺
25 塩ビチューブ
27 辺部
50 補助便座
51 便座開口部
52 ストッパ部材
53 ハンドル
Claims (5)
- 基部と、基部に立設された支柱部と、該支柱部から該支柱部に対して交差方向に延出して補助便座を保持するハンガー部とを備えてなり、
該ハンガー部に補助便座の開口部周壁を掛けた状態で補助便座の下端が前記基部に当接しない位置に前記ハンガー部が配置されていることを特徴とする補助便座掛け。 - 前記支柱部は、前記基部の中心位置よりも片側に偏って立設されると共に、前記ハンガー部は前記基部の中心側に向かって延出していることを特徴とする請求項1記載の補助便座掛け。
- 前記ハンガー部は延出方向の先端部が上方に向けて屈曲していることを特徴とする請求項1又は2に記載の補助便座掛け。
- 前記ハンガー部における屈曲した先端部に滑り止め防止部材を設置したことを特徴とする請求項3に記載の補助便座掛け。
- 前記基部、前記支柱部又は前記ハンガー部は金属製の線材を屈曲して形成してなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の補助便座掛け。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010164425A JP5539084B2 (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 補助便座掛け |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010164425A JP5539084B2 (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 補助便座掛け |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012024211A true JP2012024211A (ja) | 2012-02-09 |
JP5539084B2 JP5539084B2 (ja) | 2014-07-02 |
Family
ID=45777910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010164425A Active JP5539084B2 (ja) | 2010-07-22 | 2010-07-22 | 補助便座掛け |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5539084B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103405189A (zh) * | 2013-09-05 | 2013-11-27 | 易欣 | 一种具有可翻折支架的多用儿童排便装置及儿童坐具 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6295699U (ja) * | 1985-12-04 | 1987-06-18 | ||
JPS62142934U (ja) * | 1986-03-04 | 1987-09-09 | ||
JPH0880276A (ja) * | 1994-09-14 | 1996-03-26 | Sekisui Chem Co Ltd | トイレ用手すりフレーム |
JPH09131281A (ja) * | 1995-11-08 | 1997-05-20 | Inax Corp | トイレの手摺り構造 |
JP3157985U (ja) * | 2009-03-27 | 2010-03-11 | 麗華 林 | 歩行器 |
-
2010
- 2010-07-22 JP JP2010164425A patent/JP5539084B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6295699U (ja) * | 1985-12-04 | 1987-06-18 | ||
JPS62142934U (ja) * | 1986-03-04 | 1987-09-09 | ||
JPH0880276A (ja) * | 1994-09-14 | 1996-03-26 | Sekisui Chem Co Ltd | トイレ用手すりフレーム |
JPH09131281A (ja) * | 1995-11-08 | 1997-05-20 | Inax Corp | トイレの手摺り構造 |
JP3157985U (ja) * | 2009-03-27 | 2010-03-11 | 麗華 林 | 歩行器 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103405189A (zh) * | 2013-09-05 | 2013-11-27 | 易欣 | 一种具有可翻折支架的多用儿童排便装置及儿童坐具 |
CN103405189B (zh) * | 2013-09-05 | 2015-07-15 | 易欣 | 一种具有可翻折支架的多用儿童排便装置及儿童坐具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5539084B2 (ja) | 2014-07-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5539084B2 (ja) | 補助便座掛け | |
JP6876410B2 (ja) | 椅子 | |
JP2008029430A (ja) | カウンター兼椅子部材を備えた浴室の構造 | |
JP4439278B2 (ja) | 幼児用便座収納具、及び、幼児用便座セット | |
JP2005185562A (ja) | 台所用のラック | |
US2390874A (en) | Soap saver tray | |
JP4425670B2 (ja) | 洋式便器 | |
JP6566435B2 (ja) | 壁面取付用整理用具 | |
JP2008073154A (ja) | 台所用具の傾斜保持方法とそれに使用される傾斜保持用の水切りフック | |
JP4407286B2 (ja) | 浴室用ラック | |
JP3107553U (ja) | 便座ガード | |
JP2006249747A (ja) | 小便器用尿滴跳ね返り防止受具 | |
JP6252726B2 (ja) | 握りバー | |
JP6214245B2 (ja) | ポータブルトイレ | |
JP6349017B1 (ja) | コップおよび歯ブラシ立て | |
JP5848214B2 (ja) | スプーン付き容器 | |
CN215513826U (zh) | 一种儿童座椅及其装配该儿童座椅的购物车 | |
JPH09328204A (ja) | ゴミ袋ホルダー | |
JPH0415112Y2 (ja) | ||
KR20130000083U (ko) | 욕실용품 거치대 | |
KR20220001003U (ko) | 컵 걸이 | |
JP2013244235A (ja) | 線材のみで構成する歯ブラシスタンド | |
JP6315935B2 (ja) | 洗面化粧台 | |
JP2006320683A (ja) | 吸盤付き保持具。 | |
JP3112788U (ja) | 前掛け |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130508 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140422 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5539084 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140430 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |