JP2012023917A - 駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】振動アクチュエータの起動又は停止に伴う衝撃音を低減する駆動装置を提供する。
【解決手段】駆動装置は、圧電素子に複数の周期駆動信号を印加することで駆動力を得る振動アクチュエータと、振動アクチュエータとともに移動する移動部と、移動部の位置を検出する位置検出手段と、移動部の目標位置を生成する目標位置発生手段と、複数の周期駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、複数の周期駆動信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段と、移動部の目標位置と位置検出手段により検出された移動部の位置との差異に基づいて、移動部を停止させるか否かを判定する停止判定手段とを有し、停止判定手段の判定に基づいて移動部が停止した場合、デューティ制御手段は、デューティ比が時間に応じて減少するように制御し、駆動信号生成手段は、デューティ比が減少している間、複数の周期駆動信号の位相差をゼロにした定在波制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動アクチュエータの駆動装置に関する。
従来から、弾性体や高摩擦材に圧電素子をバネ等により押圧し、複数の駆動信号を印加して圧電素子に振動を励起することで推力を得る振動アクチュエータ及びこれを用いた駆動装置が知られている。振動アクチュエータは、小型で高トルクかつ高応答性であるという特徴を有する。振動アクチュエータは、圧電素子に印加される複数の駆動信号の振幅やデューティ比、周波数、又は、複数の駆動信号間の位相差等を変更することでその振動状態が変化する。
特許文献1では、圧電素子に印加される駆動信号のデューティ比を徐々に増減させることで、圧電素子に加わる電荷を制御して駆動速度を徐々に加速又は減速させる駆動機構が開示されている。特許文献2では、更に、目標とする駆動速度に達するまでの起動時間及び停止時間を短縮する駆動回路が開示されている。
特開平9―191676号公報 特開2004―056951号公報
しかしながら、振動アクチュエータを起動又は停止する際、駆動信号をオン/オフすると、振動アクチュエータの圧電素子に加わる圧接力に急反発して衝撃音が発生するという問題がある。また、フィードバック系において、振動アクチュエータの停止中に目標値とフィードバック値の差分である偏差が僅かでも存在すると、その偏差が累積されて過大な制御信号が発生する場合がある。このとき、圧電素子の振動開始と同時に急激な振動が励起され、衝撃音が発生するという問題がある。
そこで本発明は、振動アクチュエータの起動又は停止に伴う衝撃音を低減する駆動装置を提供する。
本発明の一側面としての駆動装置は、圧電素子に複数の周期駆動信号を印加することで駆動力を得る振動アクチュエータと、前記振動アクチュエータとともに移動する移動部と、前記移動部の位置を検出する位置検出手段と、前記移動部の目標位置を生成する目標位置発生手段と、前記複数の周期駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、前記複数の周期駆動信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段と、前記移動部の前記目標位置と前記位置検出手段により検出された前記移動部の位置との差異に基づいて、前記移動部を停止させるか否かを判定する停止判定手段とを有し、前記停止判定手段の判定に基づいて前記移動部が停止した場合、前記デューティ制御手段は、前記デューティ比が時間に応じて減少するように制御し、前記駆動信号生成手段は、該デューティ比が減少している間、前記複数の周期駆動信号の位相差をゼロにした定在波制御を行う。
本発明の他の一側面としての駆動装置は、圧電素子に複数の周期駆動信号を印加することで駆動力を得る振動アクチュエータと、前記振動アクチュエータとともに移動する移動部と、前記移動部の位置を検出する位置検出手段と、前記振動アクチュエータの駆動開始を指示し、該駆動開始の指示に基づいて前記移動部の目標位置を生成する目標位置発生手段と、前記複数の周期駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、前記複数の周期駆動信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段とを有し、前記目標位置発生手段が前記振動アクチュエータの駆動開始の指示をした場合、前記デューティ制御手段は、前記デューティ比が時間に応じて増加するように制御し、前記駆動信号生成手段は、該デューティ比が増加している間、前記複数の周期駆動信号の位相差をゼロにした定在波制御を行う。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
本発明によれば、振動アクチュエータの起動又は停止に伴う衝撃音を低減する駆動装置を提供することができる。
本実施例における駆動装置の要部断面図及び制御ブロック図である。 本実施例において、駆動回路から出力される周期駆動信号の波形図である。 本実施例において、振動アクチュエータの駆動開始時の処理を示すフローチャートである。 本実施例において、振動アクチュエータの振動停止状態から振動を開始するまでの処理を示すフローチャートである。 本実施例において、振動アクチュエータが駆動状態から振動を停止するまでの処理を示すフローチャートである。 本実施例において、停止判定時におけるデューティ制御のフローチャートである。 本実施例において、デジタルフィルタで構成した積分部のブロック図である。 本実施例において、振動アクチュエータの駆動停止及び駆動開始時における駆動信号のデューティ比の時間的変化を示す図である。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
まず、本発明の実施例1における駆動装置について説明する。図1は、本実施例における駆動装置の要部断面図及び制御ブロック図を示す。駆動装置100は、レンズを駆動する位置決め装置を備えて構成され、ビデオカメラ等の撮影装置に適して用いられる。図1において、101は固定鏡筒、102は摩擦材(固定子)、103はPZT等を用いて構成された圧電素子(振動子)である。摩擦材102は、高摩擦係数と摩擦耐久性を兼ね備えた材料(摩擦材)で形成されている。摩擦材102と圧電素子103が加圧状態にて互いに接触することで、振動アクチュエータが構成される。このように、振動アクチュエータは、振動を発生する圧電素子103と圧電素子103に接触する摩擦材102とを備える。駆動回路122により圧電素子103に対して複数の周期的な電気信号(複数の周期駆動信号)が印加されることで、圧電素子103と摩擦材102との接触点等に楕円運動が励振され、圧電素子103が所望の方向に駆動される。なお、摩擦材102と圧電素子103との配置関係を逆にしても、同様の振動アクチュエータを構成することが可能である。
104はレンズホルダであり、例えばフォーカスレンズや変倍レンズ等のレンズ群105を保持する。またレンズホルダ104は、圧電素子103に固定されている。106はレンズホルダ104と一体となって形成されたスリーブである。スリーブ106は、保持バー107と係合することで、図1中の矢印方向(左右方向)への直進駆動を可能としている。
位置検出センサ109は、振動アクチュエータの駆動力により(振動アクチュエータとともに)移動するレンズ群105(移動部)の位置(基準位置に対する相対位置)を検出する位置検出手段である。位置検出センサ109としては、例えばレンズホルダ104と一体に構成された移動部に取り付けられた光学式スケールに対して、固定鏡筒101側に配置された発光部と受光部により、光学式スケールに刻まれたパターンを光学的に検出する位置センサがある。また、所定ピッチで着磁された磁気パターンを磁気抵抗素子の変化を検出して位置検出を行うセンサや、High/Lowの繰り返しパターンを異なる位相で複数出力するパルスエンコーダ等がある。位置検出センサ109から出力される検出信号は、複数の方形波や正弦波の繰り返し信号である。AD変換器110は、位置検出センサ109から出力される検出信号を、アナログ信号からデジタル信号に変換する。111は位置演算部であり、位置検出センサ109からAD変換器110を介して得られた信号(デジタル信号)をレンズ位置(レンズ群105の位置)と等価の位置データに変換する信号処理部である。
108は基準位置検出センサである。基準位置検出センサ108は、レンズ群105の絶対位置を求める際の基準となる基準位置を検出する。基準位置検出センサ108としては、フォトインタラプタ等が挙げられる。レンズホルダ104等の光学レンズ(レンズ群105)と一体となって移動する移動部材に遮光部を設け、固定鏡筒101等の固定部にフォトインタラプタのような基準位置検出センサ108を配置する。この構成によれば、移動部材の移動に応じて遮光部がフォトインタラプタの光路を遮ることで、センサ出力がHighからLowまたはLowからHighに変化する。
114は基準位置検出回路である。基準位置検出回路114は、例えば、シュミットトリガ機能の付いたバッファ回路等を備え、基準位置検出センサ108の出力信号を検出するための回路である。115は基準位置を演算する基準位置演算部、116は基準位置を記憶するための基準位置記憶部である。レンズ群105の絶対位置を計測する場合、例えば、フォトインタラプタのHighからLowへの立下りエッジを検出し、そのとき位置演算部111から算出される位置を基準位置として基準位置記憶部116に記憶する。以後、この基準位置と位置演算部111で逐次得られる位置データとの差分を算出することで絶対位置を求めることが可能である。また、エッジを検出した際の位置データを基準位置記憶部116で記憶している所定の基準位置で置き換え、以後検出される位置データは置換え後の位置データに加算又は減算することでも絶対位置を得ることができる。なお、位置検出センサがポテンショメータ等の絶対位置を検出可能なセンサである場合には、基準位置を検出するためのセンサ及び制御部は必要ない。
113はレンズ群105を所望の位置に移動(駆動)するための目標位置を生成する目標位置発生部(目標位置発生手段)である。目標位置発生部113は、操作スイッチ124が操作されると、その操作に従ってレンズ群105の目標位置を生成する。112は位置演算部111で算出した現在のレンズ位置(レンズ群105の現在位置)と目標位置発生部113で生成した目標位置(レンズ群105の目標位置)との差分を演算し、偏差信号を生成する減算器である。減算器112で生成された偏差信号は、積分部117、位相補償演算部118及びゲイン部119を介して、駆動信号を得るための制御信号に変換される。振動アクチュエータにおける制御信号は、駆動周波数や複数の駆動信号の位相差等の情報を含む信号である。駆動周波数や位相差を変更することで、振動アクチュエータの推力や速度が制御される。積分部117は、主に、停止時に発生する偏差を小さくし、また、衝撃等の外乱が入力された後でも目標位置に追従可能にする処理を行う。位相補償演算部118は、主に、位相遅れにより発生する駆動装置100の発振現象を抑制する処理を行う。また、ゲイン部119は、主に、係数変換や駆動装置100の応答性や安定性の微調整の処理を行う。
123は停止判定部(停止判定手段)である。停止判定部123は、位置演算部111により算出された現在のレンズ群105の位置と、目標位置発生部113により生成された目標位置とを比較し、レンズ群105が目標位置に到達したか否かを判定する。すなわち、停止判定部123は、レンズ群105の目標位置と位置検出センサ109により検出されたレンズ群105の位置との差異に基づいて、レンズ群105を停止させるか否かを判定する。停止判定部123によってレンズ群105が目標位置に到達したと判定された場合、圧電素子103の振動を停止させる。121は複数の周期駆動信号のデューティ比を制御するデューティ制御部(デューティ制御手段)である。これらの詳細な動作については後述する。
駆動信号生成部120は、複数の周期駆動信号を生成する駆動信号生成手段である。駆動信号生成部120は、制御信号(ゲイン部119からの出力信号)及びデューティ制御部121により決定されるデューティ比に基づいて、圧電素子103を駆動するための正弦波信号やパルス信号の周波数、位相差、及び、デューティ比を生成する。そして、所定の周波数、位相差、及び、デューティ比を有する駆動信号を駆動回路122へ出力する。駆動信号生成部120からの出力信号は圧電素子103を駆動するには不十分な電圧であるため、駆動回路122は駆動信号生成部120からの出力信号の電圧増幅を行って圧電素子103に駆動信号を供給し、圧電素子103を駆動する。
以上の一連の動作を繰り返すフィードバック制御を行うことで、レンズ群105を目標位置に駆動することが可能となる。このような駆動制御は、主に、制御CPU125の内部で行われる。
次に、図2を参照して、デューティ比の概念について説明する。図2は、駆動回路122から出力される周期駆動信号の波形図である。本実施例では、例えば、圧電素子103に対して、図2に示されるようなA相、B相のパルス波形を入力することで振動アクチュエータを駆動する。このとき、A相、B相のパルス波形の周期をT、High期間をTH、とすると、デューティ比Dは、以下の式(1)のように表される。
D=T/T×100[%] … (1)
圧電素子103の振動を停止させる場合には、デューティ比Dを0%又は100%に設定すればよい。一方、圧電素子103に振動を励起する場合には、デューティ比Dをそれ以外の値(0<D<100)に設定すればよい。本実施例では、デューティ比Dが0%である場合を振動停止状態、デューティ比Dが50%を駆動状態と定義する。
図8は、振動アクチュエータの駆動停止及び駆動開始時における駆動信号のデューティ比の時間的変化を示す。図8(a)はデューティ比の変化期間が比較的短い場合、図8(b)はデューティ比の変化期間が比較的長い場合である。時間T0、T1、…Tnは、目標位置の発生タイミングを示しており、撮影装置の画像取り込み周期や表示装置の垂直同期周期等などに相当する。ただし本実施例はこれに限定されるものではなく、目標位置の発生タイミングを任意の周期に設定してもよい。
期間Pは、振動アクチュエータの駆動停止時におけるデューティ比の減少処理期間であり、期間Pにおいてデューティ比は駆動状態である50%から振動停止状態である0%へ線形的に減少する。期間POFFは停止期間であり、デューティ比は常に振動停止状態である0%となっている。期間Pは、デューティ比の増加処理期間であり、期間Pにおいてデューティ比は振動停止状態である0%から駆動状態である50%へ線形的に増加する。
振動アクチュエータの駆動開始及び駆動停止を迅速に行うために、デューティ比の変化期間(デューティ比の増加処理期間及び減少処理期間)は、目標位置の発生タイミングの期間(例えば、T2−T1)より短くなるように設定することが好ましい(図8(a))。ただし、デューティ比の急激な変化により駆動開始及び駆動停止時の衝撃音が十分に軽減しない場合には、数回の目標位置の発生タイミングの期間(例えば、T2−T0)に渡ってデューティ比を変更してもよい。
次に、図3を参照して、振動アクチュエータの駆動開始時における処理について説明する。図3は、振動アクチュエータの駆動開始時の処理を示すフローチャートであり、振動アクチュエータが停止状態から振動を開始し、目標位置を生成するまでの処理を示す。これらの一連の処理は、制御CPU125の指示に基づいて実行される。まずステップS201において、操作スイッチ124の状態を検出することで、操作スイッチ124が操作されているか否かが判定される。操作スイッチ124が操作されている場合にはステップS202に進み、操作されていない場合には、図3に示される処理を終了する。
操作スイッチ124が操作されている場合には、振動アクチュエータを起動させる必要がある。このため、ステップS202において、目標位置発生部113は駆動開始の指示信号をデューティ制御部121に出力する。このように、目標位置発生部113は、振動アクチュエータの駆動開始を指示する。目標位置発生部113は、デューティ比Dを変更している間(0<D<50)には目標位置を生成しないように構成されている。このためステップS203において、目標位置発生部113は、デューティ制御部121から目標位置の生成許可が得られているか否か、すなわちデューティ比Dが50%に到達しているか否かを判定する。目標位置の生成許可が得られていない場合には、ステップS203を繰り返す。一方、目標位置の生成許可が得られている場合には、ステップS204に進む。このような処理により、操作スイッチ124が操作された場合でも、デューティ比が50%に到達するまでは、目標位置の生成許可が得られない期間が存在する。すなわち、振動アクチュエータの駆動が僅かに遅れることになる。しかし、その期間は、画像の取り込み周期や表示映像の垂直同期周期等の十分に短い期間であるため、実際には問題にならない。
ステップS204において、目標位置発生部113は、操作スイッチ124の操作に従って目標位置を生成し、減算器112に出力することで、位置フィードバックによりレンズ群105を所望の位置に追従させる。以上の処理を所定の周期で繰り返し行うことで、目標位置を逐次発生させ、レンズ群105の位置を制御することができる。
次に、図4を参照して、振動アクチュエータの駆動開始時における処理について詳述する。図4は、振動アクチュエータがデューティ比の制御を行い、振動停止状態から振動を開始するまでの処理を示すフローチャートである。図4に示される処理は、制御CPU125の指示に基づいて実行される。まずステップS301において、制御CPU125は、図3のフローチャートにおける駆動開始指示(ステップS202)がなされたか否かを判定する。駆動開始指示がない場合には、ステップS301を繰り返す。一方、駆動開始指示がなされた場合には、ステップS302に進む。
駆動開始指示がなされた場合にはステップS302において、制御CPU125は、駆動停止中に行っていた処理を解除し、通常の位置フィードバックを行うことができるように準備する。詳細については後述する。続いてステップS303において、デューティ制御部121は、デューティ比を増加させる。デューティ比の増加量(図8中の期間Pにおける直線の傾き)が大きすぎると、圧電素子103に加わる圧接力に反発する振動が大きくなるため衝撃音が発生する。一方、デューティ比の増加量が小さすぎると、デューティ比を所定量(本実施例では50%)まで増加させるのに必要な時間がかかる。このため、デューティ比の増加量は、実際の撮影装置(駆動装置)の動作を確認しつつ、適切な量に設定することが好ましい。次に、ステップS304において、駆動信号生成部120は、ステップS305でデューティ制御部121により決定されたデューティ比を用いて、圧電素子103を駆動するための複数のパルス信号を生成し、駆動回路122に出力する。
このように、目標位置発生部113が振動アクチュエータの駆動開始の指示をした場合、デューティ制御部121は、デューティ比が時間に応じて増加するように制御する。このとき駆動信号生成部120は、デューティ比が増加している間、複数の周期駆動信号の位相差をゼロにした定在波制御を行う。なお、定在波制御とは、レンズ群105の速度方向成分がゼロであるようにレンズ群105の駆動を行う(圧電素子を振動させる)制御である。このため、レンズ群105の速度方向成分がゼロになるように制御するものであれば、位相差が厳密にはゼロでない場合も含まれる。
続いて、ステップS305において、デューティ制御部121は、デューティ比が所定量(本実施例では50%)に到達したか否かを判定する。デューティ比が50%に到達していない場合には、ステップS307において所定時間待機した後、ステップS303〜S305を繰り返す。ステップS307にて所定時間待機した後、デューティ制御部121は、再び、ステップS303にてデューティ比を増加させる。ステップS307における待機時間は、目標位置の生成周期よりも十分に小さく設定される。これは、目標位置の生成タイミングとデューティ制御の制御周期が異ならせ、目標位置への追従動作と圧電素子の振動開始のタイミングを制御することで、迅速な駆動かつ衝撃音のない振動アクチュエータを提供することができるからである。
一方、ステップS305においてデューティ比が50%に到達した場合、駆動信号生成部120は定在制御を終了し、通常の駆動制御を行う。なおデューティ制御部121は、目標位置発生部113による目標位置の発生周期よりも短い期間内(例えば、T1とT2との間の期間)でデューティ比が0%から50%まで増加するように制御することが好ましい。続いてステップS306に進み、デューティ制御部121は、目標位置発生部113に対して、目標位置の生成を許可する。目標位置の生成が許可されると、位置フィードバックが行われ、停止していたレンズ群105(移動部)の移動が開始する。
次に、図5を参照して、振動アクチュエータの駆動停止時における処理について説明する。図5は、振動アクチュエータが駆動状態から振動を停止するまでの処理を示すフローチャートである。図5に示される処理は、制御CPU125内の停止判定部123により実行される。まずステップS401において、操作スイッチ124の状態を検出することで、操作スイッチ124が操作されているか否かを判定する。操作スイッチ124が操作されている場合には図5の処理は終了する。一方、操作スイッチ124が操作されていない場合にはステップS402に進む。
操作スイッチ124が操作されている場合、ステップS402において、目標位置Pを目標位置発生部113から取得する。続いて、ステップS403において、検出位置Pを位置演算部111から取得する。次に、ステップS404では、目標位置Pと検出位置Pとの差の絶対値を所定の許容値と比較する。目標位置Pと検出位置Pとの差の絶対値が所定の許容値より大きい場合には、ステップS404の処理を繰り返す。一方、この絶対値が所定の許容値以下である場合にはステップS405に進む。このとき、目標位置P=検出位置Pであるか否かにより停止判定を行うことも可能である。ただし、一般的には、位置検出のノイズの影響や位置検出分解能、振動アクチュエータの駆動性能や駆動部分のガタを考慮して許容値が設定される。
ステップS405では、回数カウンタをカウントアップする。続いて、ステップS406において、回数カウンタが所定回数以上であるか否かを判定する。回数カウンタが所定回数未満である場合には、ステップS401に戻る。一方、回数カウンタが所定回数以上である場合には、ステップS407に進む。このように、目標位置Pと検出位置Pとの差の絶対値が所定の許容値以下となった回数をカウントすることで、レンズ位置がオーバーシュート等の過渡的な状況下で許容値以下となるような停止誤判定を回避することができる。なお、許容値以下となった回数に代えて、許容値以下の状態が所定時間継続したか否かにより判定してもよい。ステップS407では、レンズ群105が略目標位置に到達して停止したと判定する。この停止判定に基づいて、デューティ比の変更及び停止中の各種処理が行われる。
次に、図6を参照して、停止判定時におけるデューティ制御について説明する。図6は、停止判定時におけるデューティ制御のフローチャートであり、駆動状態から振動を停止するまでの処理を示す。図6に示される処理は、制御CPU125の指示に基づいて実行される。まずステップS501において、デューティ制御部121は、停止判定部123によりレンズ群105(移動部)が停止したか否かを判定する。レンズ群105が停止していないと判定された場合には、ステップS501を繰り返す。一方、レンズ群105が停止していると判定された場合(レンズ群105が停止している場合)には、ステップS502に進む。
デューティ制御部121は、ステップS502において、デューティ比を減少させる。デューティ比の減少量(図8中の期間Pにおける直線の傾き)が大きすぎると、圧電素子103に加わる圧接力に反発する振動が大きくなるため衝撃音が発生する。一方、デューティ比の減少量が小さすぎると、デューティ比を0%まで減少させるのに必要な時間がかかる。このため、デューティ比の減少量は、実際の撮影装置(駆動装置)の動作を確認しつつ、適切な量に設定することが好ましい。また、デューティ比の増加量と減少量は同量に設定してもよい。次にステップS503において、駆動信号生成部120は、ステップS502で決定したデューティ比にて圧電素子103を駆動するため、複数の周期駆動信号であるパルス信号を生成して、駆動回路122に出力する。このとき、レンズ群105は停止しているため、駆動信号生成部120は、複数の周期駆動信号の位相差をゼロにした定在波制御を行う。
このように、停止判定部123の判定に基づいてレンズ群105が停止した場合、デューティ制御部121は、デューティ比が時間に応じて減少するように制御する。このとき駆動信号生成部120は、デューティ比が減少している間、複数の周期駆動信号の位相差をゼロにした定在波制御を行う。
続いてステップS504において、デューティ制御部121は、デューティ比が0%に到達したか否かを判定する。デューティ比が0%に到達していない場合には、再びデューティ比を減少させるため、ステップS506に進む。ステップS506において、デューティ制御部121は、所定時間待機した後、再びステップS502にてデューティ比を減少させる。この待機時間は、目標位置の生成周期(例えば、T1とT2の間の期間)よりも十分に小さくように設定される。これは、目標位置の生成タイミングとデューティ制御の制御周期が異ならせ、目標位置への追従動作と圧電素子の振動停止のタイミングを適切に制御することで、迅速な停止動作かつ衝撃音のない振動アクチュエータを提供することができるからである。
一方、ステップS504でデューティ比が0%に到達している場合には、駆動信号生成部120は定在波制御を停止する。これにより、圧電素子の振動が停止する。なおデューティ制御部121は、目標位置発生部113による目標位置の発生周期よりも短い期間内(例えば、T1とT2との間の期間)でデューティ比が50%から0%まで減少するように制御することが好ましい。続いて、ステップS505に進み、停止中処理が行われる。ステップS505において、制御CPU125は、停止中に行う処理を実行する。この処理は、目標位置と検出位置とに偏差がある場合に、積分部により偏差信号が累積されてしまうことを回避するための処理である。詳細については後述する。
次に、デューティ比を0%とし、振動アクチュエータの停止状態における処理について説明する。目標位置に到達したか否かを判定する際、上述したように、装置のガタ、位置センサの検出分可能や検出ノイズ、振動アクチュエータの駆動性能を考慮して、ある程度の偏差を許容する。そのため、偏差信号がフィードバック制御系に残存することとなり、積分部により偏差信号が累積されることで、停止中に過大な制御信号が発生する。その状態で振動アクチュエータの駆動を開始すると、急激に起動するという問題がある。
このような問題を解決するための最も簡単な方法は、積分部117を含むフィードバック系の演算自身を停止する方法である。すなわち、デューティ制御部121がデューティ比を制御して圧電素子の振動を停止させている間、フィードバック系の制御を停止させる。これにより、積分部117において偏差信号が累積されないため、異常な制御信号が生成されずにスムーズな起動が可能となる。
フィードバック系の演算を停止できない場合には、例えば、不図示のフィードバック制御手段を設けることもできる。フィードバック制御手段は、デューティ制御部121がデューティ比を制御することで圧電素子の振動を停止させている間、積分部117(積分手段)を含むフィードバック系の制御信号がゼロとなるように制御する。例えばフィードバック制御手段は、フィードバック系の制御信号をゼロにするために擬似的な偏差を生成する擬似偏差生成手段を備える。また、フィードバック制御手段は、フィードバック系の制御信号をゼロとするように、積分部117の制御パラメータを変更する変更手段を備えるように構成してもよい。
図7は、デジタルフィルタ(IIRフィルタ)で構成した積分部117である。Xは偏差信号(入力)、Yは積分後の出力である。積分部117は、数kHzから数十kHz程度の十分に早いサンプリング周期にて繰り返し演算されているものとする。A1、B0、B1は、積分部117の特性を決定する積分パラメータである。また、W1は1サンプリング前のW0の値であり、Z−1は1サンプリング前のW0を格納するためのRAMエリアである。入力Xと出力Yの関係は、以下の式(2)で表される。
X=((B0+B1Z−1)/(1+A1Z−1))Y … (2)
停止中は、積分パラメータのB0、B1をゼロとすることで、偏差信号が累積されなくなる。また、RAMエリアZ−1をサンプリング周期毎にクリアすることでも、偏差信号の累積を止めることができる。
また、偏差信号を強制的にゼロとするために、目標位置=検出位置となるように目標位置又は検出位置のいずれか一方を補正する方法がある。さらに、停止中にのみ、積分部117の入力を偏差信号ではなく、固定値(ゼロ)を入力するようにスイッチを設けても、異常な制御信号の発生を改善することが可能である。
本実施例では、位置フィードバック制御系について説明したが、速度フィードバック制御系にも同様の構成で適用可能である。その場合、目標速度に到達したか否かを判定し、目標速度に到達した場合にデューティ比を減少させることで圧電素子の振動を停止し、駆動開始の指示があった際に再びデューティ比を所定量まで増加させて目標とする速度に追従させればよい。
以上のとおり、圧電素子に印加する駆動信号のデューティ比を制御することで、振動アクチュエータの迅速な起動及び停止を行いつつ、起動及び停止に伴う衝撃音を低減した駆動装置を提供することができる。また、振動アクチュエータの停止中におけるフィードバック制御系の処理を最適化することで、振動アクチュエータの起動時の圧電素子への不要な駆動信号を抑制し、静粛に起動可能な駆動装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
100 駆動装置
103 圧電素子
109 位置検出センサ
120 駆動信号生成部
121 デューティ制御部
123 停止判定部

Claims (8)

  1. 圧電素子に複数の周期駆動信号を印加することで駆動力を得る振動アクチュエータと、
    前記振動アクチュエータとともに移動する移動部と、
    前記移動部の位置を検出する位置検出手段と、
    前記移動部の目標位置を生成する目標位置発生手段と、
    前記複数の周期駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
    前記複数の周期駆動信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段と、
    前記移動部の前記目標位置と前記位置検出手段により検出された前記移動部の位置との差異に基づいて、前記移動部を停止させるか否かを判定する停止判定手段と、を有し、
    前記停止判定手段の判定に基づいて前記移動部が停止した場合、前記デューティ制御手段は、前記デューティ比が時間に応じて減少するように制御し、前記駆動信号生成手段は、該デューティ比が減少している間、前記複数の周期駆動信号の位相差をゼロにした定在波制御を行うことを特徴とする駆動装置。
  2. 圧電素子に複数の周期駆動信号を印加することで駆動力を得る振動アクチュエータと、
    前記振動アクチュエータとともに移動する移動部と、
    前記移動部の位置を検出する位置検出手段と、
    前記振動アクチュエータの駆動開始を指示し、該駆動開始の指示に基づいて前記移動部の目標位置を生成する目標位置発生手段と、
    前記複数の周期駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
    前記複数の周期駆動信号のデューティ比を制御するデューティ制御手段と、を有し、
    前記目標位置発生手段が前記振動アクチュエータの駆動開始の指示をした場合、前記デューティ制御手段は、前記デューティ比が時間に応じて増加するように制御し、前記駆動信号生成手段は、該デューティ比が増加している間、前記複数の周期駆動信号の位相差をゼロにした定在波制御を行うことを特徴とする駆動装置。
  3. 前記デューティ制御手段は、前記目標位置発生手段による前記目標位置の発生周期よりも短い期間内で前記デューティ比が減少するように制御することを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記デューティ制御手段は、前記目標位置発生手段による前記目標位置の発生周期よりも短い期間内で前記デューティ比が増加するように制御することを特徴とする請求項2に記載の駆動装置。
  5. 前記デューティ制御手段が前記デューティ比を制御することで前記圧電素子の振動を停止させている間、積分手段を含んで構成されるフィードバック系の制御信号がゼロとなるように制御するフィードバック制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駆動装置
  6. 前記フィードバック制御手段は、前記フィードバック系の前記制御信号をゼロとするための擬似的な偏差を生成する擬似偏差生成手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の駆動装置
  7. 前記フィードバック制御手段は、前記フィードバック系の前記制御信号をゼロとするように、前記積分手段の制御パラメータを変更する変更手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の駆動装置
  8. 前記デューティ制御手段が前記デューティ比を制御することで前記圧電素子の振動を停止させている間、積分手段を含んで構成されるフィードバック系の制御を停止させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の駆動装置。
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