JP2012023877A - ケーブルガイド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方向に延びる底部1の幅方向両端縁に沿って、少なくとも先端部分が内側方向に傾斜又は屈曲した側壁2を形成し、この底部1と側壁2によりケーブル収容部3を構成する。その際、対向する側壁2の先端を一定間隔で離隔し、かつ側壁2が底部1よりも肉厚になるように、熱可塑性エラストマーにより底部1と側壁2とを一体で形成する。そして、ケーブル収容部3内から側壁2の先端部分(傾斜部2a)に対して0.044N/mm2の垂直荷重をかけたとき、側壁2と底部1のなす角度αの変化量が45°以下であるケーブルガイド10を得る。
【選択図】図1
Description
本発明においては、対向する側壁の先端が一定間隔で離隔し、上面が開口しているため、ケーブルの出し入れが容易である。また、側壁は、少なくとも先端部分が内側方向に傾斜又は屈曲しているため、ケーブル保持性に優れ、移動時にケーブルが脱落することがない。更に、底部及び側壁が熱可塑性エラストマーで一体形成されているため、移動時の変形に追従可能で、発塵を抑制することもでき、更には押出成形により容易にかつ低コストで製造することが可能である。更にまた、側壁に垂直荷重を付加したときの側壁と底部のなす角度の変化量を45°以下としているため、水平方向における撓みが少なく、ケーブル保持性に優れている。
このケーブルガイドは、少なくとも前記側壁の傾斜部又は屈曲部よりも底部側の部分を、前記底部よりも肉厚に形成することができる。
その場合、側壁全体が前記底部よりも肉厚に形成されていてもよい。
また、前記底部の裏面に、前記底部よりも肉厚のリブ部が一体で形成することもできる。
更に、前記ケーブル収容部における前記底部と前記側壁との境界部分を曲面又はC面で構成し、その曲率半径R又はC面寸法を3〜10mmとしてもよい。
又は、前記ケーブル収容部における前記底部と前記側壁との境界部分及び前記底部の裏面と前記リブ部の内面との境界部分の両方を曲面又はC面で構成し、その曲率半径R又はC面寸法を3〜10mmとすることもできる。
ここで、C面とは、立体を構成する2面の角部に形成される面であり、角部と平行でかつ角部から一定距離に設けられた二辺をつないだ傾斜面をいう。
先ず、本発明の第1の実施形態に係るケーブルガイドについて説明する。図1は本実施形態のケーブルガイドの構成を示す断面図であり、図2はその使用時の状態を示す側面図である。本実施形態のケーブルガイド10は、ケーブルが一段又は多段で収容されるものであり、図1及び図2に示すように、一方向に延びる底部1の幅方向両端縁に沿って、側壁2が設けられている、そして、この底部1及び側壁2により、ケーブル収容部3が構成されている。
前述した第1の実施形態では、側壁2に傾斜部2aが設けられたケーブルガイド10を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、側壁の先端部が内側に向かって屈曲していてもよい。また、図1に示すケーブルガイド10では、側壁2の全体を底部1よりも肉厚にしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、少なくとも底部1に対して垂直の部分が肉厚になっていればよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係るケーブルガイドについて説明する。図4は本実施形態のケーブルガイドの構成を示す断面図である。また、図5はその使用時の状態を示す側面図である。なお、図4及び図5においては、前述した第1の実施形態のケーブルガイド10の構成要素と同じものには、同じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図6は側壁と底部のなす角度の変化量を測定する方法を示す図である。図6に示すように、側壁32と底部31のなす角度αの変化量は、実施例及び比較例の各ケーブルガイドを長手方向に100mmの長さに切断し、更に、その一方の側壁32を幅が10mmになるように加工した試料30を用いて行った。
騒音の評価は、実施例及び比較例の各ケーブルガイドに直径10mmのウレタン被覆5連ケーブルを収容し、その状態で屈伸動作及び幅方向への移動動作を行い、その際発生する騒音の状態を確認した。その結果、ほとんど音が聞き取れなかったものを◎、非連続的な発生であり、小音量であったため、あまり気にならなかったものを○、非連続な発生であるが、やや耳障りであったものを△、連続的に音が発生し、耳障りであったものを×とした。
ケーブル飛び出しの評価では、先ず、実施例及び比較例の各ケーブルガイドを長さ1mに切断したものに、直径10mmのウレタン被覆5連ケーブル(1kg/m)を収容した。そして、その状態で、ケーブルガイドの両端を固定し、横方向に2Gの加速度で100往復させ、ケーブルの飛び出しの有無を確認した。
2、32 側壁
2a 傾斜部
3、13 ケーブル収容部
4 ケーブル
5 切り込み
6 リブ部
6a 切り欠き
10、11、20 ケーブルガイド
12a 屈曲部
12b 垂直部
14 ケーブル束
30 試料
32a 先端部分
Claims (6)
- 一方向に延びる底部と、該底部の幅方向両端縁に沿って設けられ、少なくとも先端部分が内側方向に傾斜又は屈曲した側壁とで構成されるケーブル収容部を有し、
該ケーブル収容部は、対向する側壁の先端が一定間隔で離隔すると共に、前記底部及び側壁が熱可塑性エラストマーにより一体で形成されており、
前記ケーブル収容部内から前記側壁の先端部分に対して0.044N/mm2の垂直荷重をかけたとき、前記側壁と底部のなす角度の変化量が45°以下であるケーブルガイド。 - 少なくとも前記側壁の傾斜部又は屈曲部よりも底部側の部分は、前記底部よりも肉厚に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のケーブルガイド。
- 側壁全体が前記底部よりも肉厚に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のケーブルガイド。
- 前記底部の裏面には、前記底部よりも肉厚のリブ部が一体で形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のケーブルガイド。
- 前記ケーブル収容部における前記底部と前記側壁との境界部分は曲面又はC面で構成されており、その曲率半径R又はC面寸法が3〜10mmであることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のケーブルガイド。
- 前記ケーブル収容部における前記底部と前記側壁との境界部分及び前記底部の裏面と前記リブ部の内面との境界部分はいずれも曲面又はC面で構成されており、その曲率半径R又はC面寸法が3〜10mmであることを特徴とする請求項4に記載のケーブルガイド。
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