JP2012023276A - 基板の部品固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の部品を基板に固定するネジの本数を少なくすることができる基板の部品固定構造を提供する。
【解決手段】基板の部品固定構造1Aは、基板2と、コネクタブロック3A,4Aと、ヒューズ端子ホルダ5Aと、ECU接続コネクタ6Aと、ネジ10と、で構成されている。ヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aは、その一端部がコネクタブロック3Aの両端部近傍に配置され、その他端部がコネクタブロック4Aの両端部近傍に配置されている。ヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aは、ネジ取付部52,62にネジ10が通されて基板2にネジ固定されており、コネクタブロック3A,4Aは、基板2にネジ固定されたヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aの第2の固定部53,54,63,64と基板2との間に一対の第1の固定部32,33,42,43が挟まれることにより基板2に固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の部品が基板に固定された基板の部品固定構造に関するものである。
自動車には多種多様な電子機器が搭載されている。これら多種多様な電子機器に電力供給及び信号伝達を行うために、前記自動車には、適宜箇所に電気接続箱が配置されている。また、本発明では、ジャンクションブロック(ジャンクションボックスとも言う。)、ヒューズブロック(ヒューズボックスとも言う。)、リレーブロック(リレーボックスとも言う。)を、総称して以下電気接続箱と呼ぶ。
この電気接続箱は、車種によりいろいろな構造のものが用いられているが、例えば、図9に示す「基板の部品固定構造301」を備えたものがある(特許文献1を参照。)。
上記基板の部品固定構造301は、図9に示すように、基板2と、基板2に固定された複数の端子ブロック304,305,306,307と、これら複数の端子ブロック304,305,306,307を基板2に固定するネジ10と、で構成されている。
また、端子ブロック304は、複数の端子342と、該複数の端子342を保持したハウジング340と、で構成されている。この端子ブロック304は、各端子342にヒューズが装着されることから、一般的に、「ヒューズ端子ホルダ」と呼ばれている。また、端子ブロック305,306は、複数の端子352,362と、該複数の端子352,362を保持したハウジング350,360と、で構成されている。この端子ブロック305,306は、ワイヤハーネスのコネクタが嵌合されることから、一般的に「コネクタブロック」と呼ばれている。また、端子ブロック307は、複数の端子372と、該複数の端子372を保持したハウジング370とで構成されている。この端子ブロック307は、ECUのコネクタが嵌合されることから、一般的に「ECU接続コネクタ」と呼ばれている。
このような端子ブロック304,305,306,307は、ハウジング340,350,360,370の両端部に設けられたネジ取付部341,351,361,371にネジ10が通されて基板2に取り付けられている。また、端子ブロック304,305,306,307は、端子342,352,362,372の一端部が基板2のスルーホールに通されて基板2の回路パターンにはんだ付けされる。
特開2006−333583号公報
上述した従来の基板の部品固定構造301においては、端子342,352,362,372のはんだ付け時や前記電気接続箱の使用時に基板2が高温になることから、基板2に直接接するネジ10を高価な耐熱性材料で形成する必要があり、コスト高になってしまうという問題があった。また、この問題は、端子ブロック304,305,306,307以外の部品が基板に固定された「基板の部品固定構造」においても同様に生じる問題である。
また、複数の端子ブロックを一体で形成し、この一体物を基板に取り付ける技術が特開2006−60970号公報に示されているが、複数の端子ブロックを一体で形成した一体物は、端子の数が多極であるため、これら多極の端子を同時に基板のスルーホールに通すことが困難であるという問題があった。
さらに、互いに別体で形成された複数の端子ブロックを連結させ、この連結体を基板に取り付ける技術が特開2008−53079号公報に示されているが、複数の端子ブロックを連結した連結体は、端子の数が多極であるため、これら多極の端子を同時に基板のスルーホールに通すことが困難であるという問題があった。
したがって、本発明は、複数の部品を基板に固定するネジの本数を少なくすることができる基板の部品固定構造を提供することを第1の目的とし、複数の部品を基板に固定するネジの本数を少なくすることができ、かつ、複数の部品の各端子を基板のスルーホールにスムーズに通すことができる基板の部品固定構造を提供することを第2の目的とする。
上記第1の目的を達成するために請求項1に記載された発明は、複数の部品が基板に固定された基板の部品固定構造において、前記複数の部品が、少なくとも第1の部品と第2の部品と第3の部品とで構成され、前記第2の部品及び前記第3の部品が、前記第1の部品の両端部近傍に配置され、前記第1の部品の両端部に一対の第1の固定部が設けられ、前記第2の部品及び前記第3の部品のそれぞれに、前記基板にネジ固定されるネジ取付部と、前記第1の固定部を前記基板との間に挟んで前記第1の部品を固定する第2の固定部と、が設けられ、かつ、前記基板にネジ固定された前記第2の部品及び前記第3の部品の前記第2の固定部と前記基板との間に前記一対の第1の固定部が挟まれることにより、前記第1の部品が前記基板に固定されていることを特徴とする基板の部品固定構造である。
上記第2の目的を達成するために請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記第1の部品と前記第2の部品と前記第3の部品とが、それぞれ、前記基板のスルーホールに通される端子を備えていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記第2の固定部に、当該第2の固定部の前記基板側の底面から前記基板と離れる側に凹に形成されるとともに、前記底面側から見た平面形状がT字型またはL字型に形成された凹部が設けられ、前記第1の固定部が、前記凹部に嵌まるT字型またはL字型に形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1または請求項2に記載された発明において、前記第1の固定部に、当該第1の固定部の前記基板から離れた上面から前記基板側に凹に形成されるとともに、前記上面側から見た平面形状がT字型またはL字型に形成された凹部が設けられ、前記第2の固定部が、前記凹部に嵌まるT字型またはL字型に形成されていることを特徴とするものである。
請求項1に記載された発明によれば、前記複数の部品が、少なくとも第1の部品と第2の部品と第3の部品とで構成され、前記第2の部品及び前記第3の部品が、前記第1の部品の両端部近傍に配置され、前記第1の部品の両端部に一対の第1の固定部が設けられ、前記第2の部品及び前記第3の部品のそれぞれに、前記基板にネジ固定されるネジ取付部と、前記第1の固定部を前記基板との間に挟んで前記第1の部品を固定する第2の固定部と、が設けられ、かつ、前記基板にネジ固定された前記第2の部品及び前記第3の部品の前記第2の固定部と前記基板との間に前記一対の第1の固定部が挟まれることにより、前記第1の部品が前記基板に固定されているので、第1の部品を基板に固定するネジを省くことができる。よって、複数の部品を基板に固定するネジの本数を少なくすることができる基板の部品固定構造を提供することができる。
請求項2に記載された発明によれば、前記第1の部品と前記第2の部品と前記第3の部品とが、それぞれ、前記基板のスルーホールに通される端子を備えており、第1の部品を基板に重ねた後に第2の部品及び第3の部品を基板に重ねることで第2の固定部と基板との間に一対の第1の固定部を挟むことができるので、複数の部品の各端子を基板のスルーホールにスムーズに通すことができる。よって、複数の部品を基板に固定するネジの本数を少なくすることができ、かつ、複数の部品の各端子を基板のスルーホールにスムーズに通すことができる基板の部品固定構造を提供することができる。
請求項3に記載された発明によれば、前記第2の固定部に、当該第2の固定部の前記基板側の底面から前記基板と離れる側に凹に形成されるとともに、前記底面側から見た平面形状がT字型またはL字型に形成された凹部が設けられ、前記第1の固定部が、前記凹部に嵌まるT字型またはL字型に形成されているので、第1の部品を高精度に位置決めして固定することができる。
請求項4に記載された発明によれば、前記第1の固定部に、当該第1の固定部の前記基板から離れた上面から前記基板側に凹に形成されるとともに、前記上面側から見た平面形状がT字型またはL字型に形成された凹部が設けられ、前記第2の固定部が、前記凹部に嵌まるT字型またはL字型に形成されているので、第1の部品を高精度に位置決めして固定することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる基板の部品固定構造の分解図である。 図1に示された基板の部品固定構造の概略図である。 図1に示された基板の部品固定構造の第1の固定部及び第2の部品に設けられた第2の固定部を示す部分斜視図である。 図1に示された基板の部品固定構造の第1の固定部及び第3の部品に設けられた第2の固定部を示す部分斜視図である。 本発明の第2の実施形態にかかる基板の部品固定構造の分解図である。 図5に示された基板の部品固定構造の概略図である。 図5に示された基板の部品固定構造の第1の固定部及び第2の部品に設けられた第2の固定部を示す部分斜視図である。 図5に示された基板の部品固定構造の第1の固定部及び第3の部品に設けられた第2の固定部を示す部分斜視図である。 従来の基板の部品固定構造を示す概略図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態にかかる「基板の部品固定構造」を図1〜図4を参照して説明する。
図1及び図2に示す「基板の部品固定構造1A」は、自動車に搭載されて前記自動車に搭載された電子機器に対して電力供給及び信号伝達を行う電気接続箱を構成するものである。
上記基板の部品固定構造1Aは、基板2と、「第1の部品」としてのコネクタブロック3Aと、「第1の部品」としてのコネクタブロック4Aと、「第2の部品」としてのヒューズ端子ホルダ5Aと、「第3の部品」としてのECU接続コネクタ6Aと、部品5A,6Aを基板2に固定する4本のネジ10と、で構成されている。
上記基板2は、矩形の絶縁板の表面に回路パターンが印刷されたプリント基板である。この基板2には、4つの部品3A,4A,5A,6Aの他に各種電子部品19が搭載されている。また、基板2には、4つの部品3A,4A,5A,6Aの端子31,41,51,61が通されて電気接続されるスルーホール21と、ネジ10が取り付けられるネジ穴22と、が設けられている。
上記ネジ10は、端子31,41,51,61のはんだ付け時や前記電気接続箱の使用時に基板2が高温になることから、高価な耐熱性材料で形成されている。
上記4つの部品3A,4A,5A,6Aは、図2に示すように、基板2の各辺に沿うように配置されて基板2に固定されている。また、コネクタブロック3A及びコネクタブロック4Aは、互いに対向する位置に配置されている。また、ヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aは、互いに対向する位置に配置されている。また、ヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aは、その一端部がコネクタブロック3Aの両端部近傍に配置され、その他端部がコネクタブロック4Aの両端部近傍に配置されている。
上記コネクタブロック3Aは、複数のL字型の端子31と、該複数の端子31を保持した合成樹脂製のハウジング30と、ハウジング30の両端部それぞれから延設された一対の第1の固定部32,33と、で構成されている。前記端子31は、その一端部が基板2のスルーホール21に通されており、その他端部がハウジング30内に収容されている。このコネクタブロック3Aには、ワイヤハーネスのコネクタが嵌合される。
上記コネクタブロック4Aは、コネクタブロック3Aと同様の構成であり、複数のL字型の端子41と、該複数の端子41を保持した合成樹脂製のハウジング40と、ハウジング40の両端部それぞれから延設された一対の第1の固定部42,43と、で構成されている。前記端子41は、その一端部が基板2のスルーホール21に通されており、その他端部がハウジング40内に収容されている。このコネクタブロック4Aには、ワイヤハーネスのコネクタが嵌合される。
上記ヒューズ端子ホルダ5Aは、複数のL字型の端子51と、該複数の端子51を保持した合成樹脂製のハウジング50と、ハウジング50の外表面から延設された一対のネジ取付部52と、ハウジング50の両端部それぞれから延設された一対の第2の固定部53,54と、で構成されている。前記端子51は、その一端部が基板2のスルーホール21に通されており、その他端部にヒューズが装着される。
上記ECU接続コネクタ6Aは、複数の端子61と、該複数の端子61を保持した合成樹脂製のハウジング60と、ハウジング60の外表面から延設された一対のネジ取付部62と、ハウジング60の両端部それぞれから延設された一対の第2の固定部63,64と、で構成されている。前記端子61は、その一端部が基板2のスルーホール21に通されており、その他端部がハウジング60内に収容されている。このECU接続コネクタ6Aには、ECUのコネクタが嵌合される。
上述したヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aは、ネジ取付部52,62にネジ10が通されて基板2にネジ固定されている。また、上述したコネクタブロック3A,4Aは、基板2にネジ固定されたヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aの第2の固定部53,54,63,64と基板2との間に一対の第1の固定部32,33,42,43が挟まれることにより、基板2に固定されている。このように、本発明の基板の部品固定構造1Aにおいては、コネクタブロック3A,4Aを基板2に固定するネジを省くことができ、ネジ10の使用本数を少なくすることができる。
次に、第1の固定部32,33,42,43、及び、第2の固定部53,54,63,64の詳細な構成について説明する。
ヒューズ端子ホルダ5Aに設けられた一対の第2の固定部53,54は、図1〜図3に示すように、基板2の表面に当接する底面53a,54aと、底面53a,54aと対向する上面53b,54bと、複数の側面と、を備えた直方体状に形成されている。さらに、第2の固定部53,54には、基板2側の底面53a,54aから基板2と離れる上面53b,54b側に凹に形成されるとともに、底面53a,54a側から見た平面形状がT字型に形成された凹部55,56が設けられている。また、凹部55,56は、コネクタブロック3A,4Aと相対する側面53c,54cに開口している。
コネクタブロック3A,4Aのヒューズ端子ホルダ5A側の端部に設けられた第1の固定部32,42は、上述したヒューズ端子ホルダ5Aの一対の第2の固定部53,54の凹部55,56に嵌まるT字型に形成されている。
ECU接続コネクタ6Aに設けられた一対の第2の固定部63,64は、図1,図2,図4に示すように、基板2の表面に当接する底面63a,64aと、底面63a,64aと対向する上面63b,64bと、複数の側面と、を備えた直方体状に形成されている。さらに、第2の固定部63,64には、基板2側の底面63a,64aから基板2と離れる上面63b,64b側に凹に形成されるとともに、底面63a,64a側から見た平面形状がL字型に形成された凹部65,66が設けられている。また、凹部65,66は、コネクタブロック3A,4Aと相対する側面63c,64cに開口している。
コネクタブロック3A,4AのECU接続コネクタ6A側の端部に設けられた第1の固定部33,43は、上述したECU接続コネクタ6Aの一対の第2の固定部63,64の凹部65,66に嵌まるL字型に形成されている。
続いて、上述した基板の部品固定構造1Aを組み立てる手順について説明する。まず、コネクタブロック3A,4Aを基板2に重ねるとともにコネクタブロック3A,4Aの端子31,41の一端部を基板2のスルーホール21に通す。次に、コネクタブロック3A,4Aの第1の固定部32,42が第2の固定部53,54の凹部55,56に嵌まるように、ヒューズ端子ホルダ5Aを基板2に重ねるとともにヒューズ端子ホルダ5Aの端子51の一端部を基板2のスルーホール21に通す。また、コネクタブロック3A,4Aの第1の固定部33,43が第2の固定部63,64の凹部65,66に嵌まるように、ECU接続コネクタ6Aを基板2に重ねるとともにECU接続コネクタ6Aの端子61の一端部を基板2のスルーホール21に通す。最後に、ヒューズ端子ホルダ5Aのネジ取付部52、及び、ECU接続コネクタ6Aのネジ取付部62を基板2にネジ固定して、基板の部品固定構造1Aの組み立てが完了する。
このように本発明の基板の部品固定構造1Aにおいては、コネクタブロック3A,4Aを基板2に重ねた後にヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aを基板2に重ねることで、第2の固定部53,54,63,64と基板2との間に第1の固定部32,33,42,43を挟むことができる。また、端子31,41,51,61を基板2のスルーホール21に通す作業には精度が要求されるが、本発明の基板の部品固定構造1Aにおいては、ヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aの第2の固定部53,54,63,64の凹部55,56,65,66をコネクタブロック3A,4Aの第1の固定部32,33,42,43に合わせるだけで、端子51,61とスルーホール21とが位置合わせされるので、端子51,61を基板2のスルーホール21に通す作業を容易に行うことができる。よって、ネジ10の使用本数を少なくすることでコストダウンを図ることができ、かつ、端子を基板2のスルーホール21にスムーズに通すことができる組み付け性の良い、基板の部品固定構造1Aを提供することができる。
また、本発明の基板の部品固定構造1Aにおいては、コネクタブロック3A,4Aの第1の固定部32,33,42,43を、ヒューズ端子ホルダ5A及びECU接続コネクタ6Aの第2の固定部53,54,63,64で基板2の上から押さえ込んでいるため、コネクタブロック3A,4Aを基板2に強固に固定することができる。即ち、コネクタブロック3A,4Aを、図1のZ軸方向に強固に固定することができる。また、コネクタブロック3A,4AにおけるX軸方向,Y軸方向の固定は、T字型またはL字型に形成された第2の固定部53,54,63,64の凹部55,56,65,66、及び、第1の固定部32,33,42,43によって行われる。このように、本発明の基板の部品固定構造1Aにおいては、コネクタブロック3A,4Aを高精度に位置決めして固定することができる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態にかかる「基板の部品固定構造」を図5〜図8を参照して説明する。また、図5〜図8において、前述した第1の実施形態と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
図5及び図6に示す「基板の部品固定構造1B」は、自動車に搭載されて前記自動車に搭載された電子機器に対して電力供給及び信号伝達を行う電気接続箱を構成するものである。
上記基板の部品固定構造1Bは、基板2と、「第1の部品」としてのコネクタブロック3Bと、「第1の部品」としてのコネクタブロック4Bと、「第2の部品」としてのヒューズ端子ホルダ5Bと、「第3の部品」としてのECU接続コネクタ6Bと、部品5B,6Bを基板2に固定する4本のネジ10と、で構成されている。
上記コネクタブロック3Bは、前述した第1の固定部32,33の代わりに第1の固定部34,35が設けられていること以外はコネクタブロック3Aと同一の構成である。
上記コネクタブロック4Bは、前述した第1の固定部42,43の代わりに第1の固定部44,45が設けられていること以外はコネクタブロック4Aと同一の構成である。
上記ヒューズ端子ホルダ5Bは、前述した第2の固定部53,54の代わりに第2の固定部57,58が設けられていること以外はヒューズ端子ホルダ5Aと同一の構成である。
上記ECU接続コネクタ6Bは、前述した第2の固定部63,64の代わりに第2の固定部67,68が設けられていること以外はECU接続コネクタ6Aと同一の構成である。
上述したヒューズ端子ホルダ5B及びECU接続コネクタ6Bは、ネジ取付部52,62にネジ10が通されて基板2にネジ固定されている。また、上述したコネクタブロック3B,4Bは、基板2にネジ固定されたヒューズ端子ホルダ5B及びECU接続コネクタ6Bの第2の固定部57,58,67,68と基板2との間に一対の第1の固定部34,35,44,45が挟まれることにより、基板2に固定されている。このように、本発明の基板の部品固定構造1Bにおいては、コネクタブロック3B,4Bを基板2に固定するネジを省くことができ、ネジ10の使用本数を少なくすることができる。
次に、第1の固定部34,35,44,45、及び、第2の固定部57,58,67,68の詳細な構成について説明する。
コネクタブロック3B,4Bのヒューズ端子ホルダ5B側の端部に設けられた第1の固定部34,44は、図5〜図7に示すように、基板2の表面に当接する底面34a,44aと、底面34a,44aと対向する上面34b,44bと、複数の側面と、を備えた直方体状に形成されている。さらに、第1の固定部34,44には、基板2から離れた上面34b,44bから基板2側、即ち底面34a,44a側、に凹に形成されるとともに、上面34b,44b側から見た平面形状がT字型に形成された凹部36,46が設けられている。また、凹部36,46は、ヒューズ端子ホルダ5Bと相対する側面34c,44cに開口している。
ヒューズ端子ホルダ5Bの一対の第2の固定部57,58は、上述したコネクタブロック3B,4Bの第1の固定部34,44の凹部36,46に嵌まるT字型に形成されている。
コネクタブロック3B,4BのECU接続コネクタ6B側の端部に設けられた第1の固定部35,45は、図5及び図8に示すように、基板2の表面に当接する底面35aと、底面35aと対向する上面35b,45bと、複数の側面と、を備えた直方体状に形成されている。さらに、第1の固定部35,45には、基板2から離れた上面35b,45bから基板2側、即ち底面35a側、に凹に形成されるとともに、上面35b,45b側から見た平面形状がL字型に形成された凹部37,47が設けられている。また、凹部37,47は、ECU接続コネクタ6Bと相対する側面35c,45cに開口している。
ECU接続コネクタ6Bの一対の第2の固定部67,68は、上述したコネクタブロック3B,4Bの第1の固定部35,45の凹部37,47に嵌まるL字型に形成されている。
続いて、上述した基板の部品固定構造1Bを組み立てる手順について説明する。まず、コネクタブロック3B,4Bを基板2に重ねるとともにコネクタブロック3B,4Bの端子31,41の一端部を基板2のスルーホール21に通す。次に、コネクタブロック3B,4Bの第1の固定部34,44の凹部36,46に第2の固定部57,58が嵌まるように、ヒューズ端子ホルダ5Bを基板2に重ねるとともにヒューズ端子ホルダ5Bの端子51の一端部を基板2のスルーホール21に通す。また、コネクタブロック3B,4Bの第1の固定部35,45の凹部37,47に第2の固定部67,68が嵌まるように、ECU接続コネクタ6Bを基板2に重ねるとともにECU接続コネクタ6Bの端子61の一端部を基板2のスルーホール21に通す。最後に、ヒューズ端子ホルダ5Bのネジ取付部52、及び、ECU接続コネクタ6Bのネジ取付部62を基板2にネジ固定して、基板の部品固定構造1Bの組み立てが完了する。
このように本発明の基板の部品固定構造1Bにおいては、第1の固定部34,35,44,45に、上面34b,35b,44b,45bから基板2側に凹に形成された凹部36,37,46,47が設けられているので、第2の固定部57,58,67,68を第1の固定部34,35,44,45の凹部36,37,46,47に嵌める際に、凹部36,37,46,47を目視でき、第2の固定部57,58,67,68を凹部36,37,46,47に嵌める作業を容易に行うことができる。
また、上述した第1,第2の実施形態では、ヒューズ端子ホルダ5A,5B及びECU接続コネクタ6A,6Bにネジ取付部52,62を設けて、これらヒューズ端子ホルダ5A,5B及びECU接続コネクタ6A,6Bでコネクタブロック3A,3B,4A,4Bを上から押さえ込んで基板2に固定していたが、本発明の「基板の部品固定構造」は、コネクタブロック3A,3B,4A,4Bにネジ取付部を設けて、これらコネクタブロック3A,3B,4A,4Bでヒューズ端子ホルダ5A,5B及びECU接続コネクタ6A,6Bを上から押さえ込んで基板2に固定する構成であっても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1A,1B 基板の部品固定構造
2 基板
3A,3B コネクタブロック(第1の部品)
4A,4B コネクタブロック(第1の部品)
5A,5B ヒューズ端子ホルダ(第2の部品)
6A,6B ECU接続コネクタ(第3の部品)
21 スルーホール
31,41,51,61 端子
32,33,34,35,42,43,44,45 第1の固定部
36,37,46,47 凹部
53,54,57,58,63,64,67,68 第2の固定部
55,56,65,66 凹部

Claims (4)

  1. 複数の部品が基板に固定された基板の部品固定構造において、
    前記複数の部品が、少なくとも第1の部品と第2の部品と第3の部品とで構成され、
    前記第2の部品及び前記第3の部品が、前記第1の部品の両端部近傍に配置され、
    前記第1の部品の両端部に一対の第1の固定部が設けられ、
    前記第2の部品及び前記第3の部品のそれぞれに、前記基板にネジ固定されるネジ取付部と、前記第1の固定部を前記基板との間に挟んで前記第1の部品を固定する第2の固定部と、が設けられ、かつ、
    前記基板にネジ固定された前記第2の部品及び前記第3の部品の前記第2の固定部と前記基板との間に前記一対の第1の固定部が挟まれることにより、前記第1の部品が前記基板に固定されている
    ことを特徴とする基板の部品固定構造。
  2. 前記第1の部品と前記第2の部品と前記第3の部品とが、それぞれ、前記基板のスルーホールに通される端子を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の基板の部品固定構造。
  3. 前記第2の固定部に、当該第2の固定部の前記基板側の底面から前記基板と離れる側に凹に形成されるとともに、前記底面側から見た平面形状がT字型またはL字型に形成された凹部が設けられ、
    前記第1の固定部が、前記凹部に嵌まるT字型またはL字型に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板の部品固定構造。
  4. 前記第1の固定部に、当該第1の固定部の前記基板から離れた上面から前記基板側に凹に形成されるとともに、前記上面側から見た平面形状がT字型またはL字型に形成された凹部が設けられ、
    前記第2の固定部が、前記凹部に嵌まるT字型またはL字型に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板の部品固定構造。
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